JP2005086722A - Ip電話装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 子機ごとにISPサーバーがプリセット可能であるとともに、必要に応じて自局IP電話番号を指定して発信することができるIP電話装置を提供する。
【解決手段】 2以上の子機2を有し、2以上のISPサーバー4a〜4cに対して発信要求を送信可能なIP電話装置10であって、ISPサーバーを識別するための自局IP電話番号22を子機に対応付けて記憶するサーバー識別符号記憶部19と、発信操作が行われた子機を識別する子機識別制御部52と、この子機識別結果に基づいてサーバー識別符号記憶部19から自局IP電話番号を読み出し、ISPサーバーを選択するサーバー選択制御部57と、選択されたISPサーバーに対して発信要求を送信するVoIP処理部15により構成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、IP電話装置に係り、さらに詳しくは、2以上の子機を有し、2以上のISPサーバーに対して発信要求を送信可能なIP電話装置の改良に関する。
近年、IP(Internet Protocol)網を利用して音声通信を行うIP電話の進展が著しい。IP網は、インターネット、または、通信事業者がIP電話用に設けた専用回線網であり、この様なIP網を介して行われるIP電話を実現するための技術は、VoIP(Voice over IP)と呼ばれている。VoIPでは、デジタル符号化されるとともに、パケット化された音声データ(VoIPパケット)が端末間で伝送される。例えば、ユーザが契約したプロバイダーが管理するISP(Internet Service Provider)サーバーを介して、各端末がIP網と接続されている場合、ISPサーバーを介してVoIPパケットを順次に伝送することによって、端末間で通話をリアルタイムに行うことができる。
この様なIP電話において、ユーザが電話をかける場合に通話相手を指定する番号として、050で始まる電話番号、いわゆるIP電話番号を各端末に割り当てて接続を行うサービスが開始されようとしている。通常、1つの端末には1つのIP電話番号が割り当てられ、電話をかける場合にこのIP電話番号に対応する1つのISPサーバーに対して発信処理が行われる。しかし、近い将来、1つの端末から複数のISPサーバーにアクセス可能となり、このため、1つの端末に対してISPサーバーごとのIP電話番号を割り当てることが可能となると考えられる。
その様な複数のISPサーバーにアクセス可能な従来のIP電話装置では、IP電話をかけようとすると、ISPサーバーを指定するための操作入力をユーザが発信ごとに行わなければならないという問題があった(例えば、特許文献1〜3)。
特開平11−3317号公報 特開2001−285518号公報 特開2002−149521号公報
上述した通り、従来のIP電話装置では、ISPサーバーを指定するための操作入力をユーザが発信ごとに行わなければならず、操作性が良くないという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、操作性を向上させたIP電話装置を提供することを目的としている。特に、発信要求を送信するISPサーバーを子機ごとにプリセット可能なIP電話装置を提供することを目的としている。また、必要に応じて自局IP電話番号を指定して発信することができるIP電話装置を提供することを目的としている。
本発明によるIP電話装置は、2以上の子機を有し、2以上のISPサーバーに対して発信要求を送信可能であり、上記ISPサーバーを識別するためのサーバー識別符号を子機に対応付けて記憶するサーバー識別符号記憶手段と、発信操作が行われた子機を識別する子機識別手段と、この子機識別結果に基づいて上記サーバー識別符号記憶手段からサーバー識別符号を読み出し、ISPサーバーを選択するサーバー選択手段と、選択されたISPサーバーに対して発信要求を送信するVoIP発信処理手段により構成される。
すなわち、発信操作が行われた子機が識別され、子機の識別結果に基づいてサーバー識別符号記憶手段からサーバー識別符号が読み出されるので、ユーザは、子機において発信操作を行うことによって、当該子機に対応するISPサーバーを選択指定して発信することができる。つまり、サーバー識別符号を子機に対応付けて予め記憶させておくことによって、子機ごとにISPサーバーをプリセットすることができるので、ISPサーバーを指定するための操作入力を必要とすることなく、例えば、子機から発信先の電話番号を入力するだけで、ISPサーバーを自動的に選択して発信させることができる。
本発明によるIP電話装置は、2以上の子機と、これらの子機と無線通信により接続され、2以上のISPサーバーに対して発信要求を送信可能なIP電話装置本体とを備え、上記子機は、ユーザによる発信操作に基づいて子機識別符号を含む発信要求をIP電話装置本体へ送信し、上記IP電話装置本体は、上記ISPサーバーを識別するためのサーバー識別符号を子機に対応付けて記憶するサーバー識別符号記憶手段と、子機からの発信要求に含まれる上記子機識別符号を抽出する子機識別符号抽出手段と、抽出された子機識別符号に基づいて子機を識別する子機識別手段と、この子機識別結果に基づいて上記サーバー識別符号記憶手段からサーバー識別符号を読み出し、ISPサーバーを選択するサーバー選択手段と、選択されたISPサーバーに対して発信要求を送信するVoIP発信処理手段とからなる。
この様な構成によれば、子機からIP電話装置本体へ送信される発信要求に基づいて子機の識別が行われるので、ISPサーバーを子機により選択指定することができる。
本発明によるIP電話装置は、上記構成に加え、上記子機が、上記子機識別符号を記憶する子機識別符号記憶手段と、ユーザによる発信操作に基づいて発信要求を生成する発信要求生成手段と、生成された発信要求をIP電話装置本体へ送信する送信手段とを備え、上記発信要求生成手段が、ユーザにより上記ISPサーバーを選択するためのサーバー選択符号が入力されなかった場合、上記子機識別符号記憶手段から読み出した子機識別符号に基づいて発信要求を生成するように構成される。
この様な構成によれば、発信操作時にユーザがサーバー選択符号を入力しなかった場合には、子機識別符号がIP電話装置本体に対して自動的に送信されるので、子機識別のための操作入力が不要となり、操作性を向上させることができる。
本発明によるIP電話装置は、上記構成に加え、上記発信要求生成手段が、ユーザにより上記サーバー選択符号が入力された場合に、このサーバー選択符号を子機識別符号として含む発信要求を生成するように構成される。この様な構成によれば、子機においてユーザがサーバー選択符号を入力することによって、ISPサーバーを選択指定することができる。つまり、ユーザは、必要に応じてサーバー選択符号を入力することで、子機に対応付けられたISPサーバー以外のISPサーバーを選択指定して発信要求を送信させることができる。
本発明によるIP電話装置は、上記構成に加え、上記サーバー識別符号記憶手段が、自局に割り当てられた2以上の自局IP電話番号をサーバー識別符号として記憶し、上記サーバー選択手段が、サーバー識別符号記憶手段から自局IP電話番号を読み出し、この自局IP電話番号に基づいてISPサーバーを選択し、上記VoIP発信処理手段が、読み出された自局IP電話番号を発信元IP電話番号とする発信要求を送信するように構成される。
この様な構成によれば、自局IP電話番号が子機に対応付けて記憶され、自局IP電話番号に基づいて発信要求の送信が行われるので、自局IP電話番号を選択指定して発信することができる。特に、1つのISPサーバーについて2以上の自局IP電話番号が割り当てられている場合、ユーザが子機を選択することによって、複数の自局IP電話番号のいずれか1つを発信元IP電話番号に指定して発信することができる。
本発明によるIP電話装置は、上記構成に加え、上記IP電話装置本体が、PSTNに対して発信要求を送信するPSTN発信処理手段を備え、上記サーバー識別符号記憶手段が、PSTNに対する発信を指示するためのPSTN指示符号を特定の子機に対応付けて記憶し、上記サーバー選択手段が、子機識別結果に基づいて上記PSTN指示符号を読み出し、上記PSTN発信処理手段が、PSTN指示符号が読み出された場合に、発信要求を送信するように構成される。
この様な構成によれば、特定の子機に対応付けられたPSTN指示符号が読み出された場合には、PSTNに対して発信要求が送信されるので、ユーザは、この特定の子機を用いることによって、常にPSTNに対して発信要求を送信させることができる。
本発明によるIP電話装置は、2以上の子機を有し、2以上の自局IP電話番号が割り当てられたIP電話装置において、上記自局IP電話番号を子機に対応付けて記憶する自局IP電話番号記憶手段と、発信操作が行われた子機を識別する子機識別手段と、この子機識別結果に基づいて上記自局IP電話番号記憶手段から自局IP電話番号を読み出し、自局IP電話番号を選択する発信元IP電話番号選択手段と、選択された自局IP電話番号を発信元IP電話番号とする発信要求を送信するVoIP発信処理手段により構成される。
この様な構成によれば、発信操作が行われた子機が識別され、子機の識別結果に基づいて、ISPサーバーではなく自局IP電話番号を発信元IP電話番号として指定して発信することができる。従って、例えば、1つのISPサーバーについて2以上の自局IP電話番号が割り当てられている場合に、発信元IP電話番号を指定することができる。
本発明のIP電話装置によれば、子機ごとにISPサーバーをプリセット可能であるので、子機における発信操作によって、当該子機に対応するISPサーバーを選択指定して発信することができる。従って、ISPサーバーを指定するための操作入力を必要とすることなく、ISPサーバーを自動的に選択して発信要求を送信することができるので、操作性を向上させることができる。また、サーバー選択符号を入力することによって、ISPサーバーを選択指定することができるので、ユーザは、ISPサーバーごとに割り当てられた自局IP電話番号を必要に応じて指定して発信要求を送信させることができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るIP電話システムの一構成例を示した図である。このIP電話システムは、本実施の形態によるIP電話装置10と、IP電話装置10を2以上のISPサーバー4a〜4c及びPSTN(Public Switched Telephone Network:公衆電話交換網)8に接続し、呼制御の中継を行う交換局3と、各ISPサーバー4a〜4cがそれぞれ接続されるIP網5と、ISPサーバー6を介してIP網5に接続される通話相手のIP電話装置7とからなる。IP電話装置10は、上記各ISPサーバー4a〜4cに対して発信要求が送信可能であり、上記交換局3と接続するIP電話装置本体1と、このIP電話装置本体1と無線通信により接続される2以上の子機2とを有する。
このIP電話装置10では、ユーザがいずれかの子機2を選択して発信操作を行うことによって、ISPサーバー4a〜4cを自動的に指定して発信要求を送信することができる。また、ユーザは、子機2に予め対応付けられているISPサーバー以外のISPサーバーを選択指定して発信要求を送信させることもできる。
子機2は、オフフックを含む発信操作と、通話を行うためのものであり、IP電話装置本体1との間で音声信号などの送受信を行っている。ここでは、この様な子機2が4つあるものとする。これらの子機2のいずれか1つにおいて、ユーザにより発信操作が行われると、IP電話装置本体1に対して発信要求が送信される。IP電話装置本体1は、いずれかの子機2から発信要求を受信すると、子機2の識別を行い、ISPサーバー4a〜4cをいずれかに選択指定して発信要求を送信する。この発信要求は、選択指定されたISPサーバーに交換局3を介して伝送される。
ISPサーバー4a〜4cは、ユーザが契約したプロバイダーが管理するサーバーであり、交換局3を介して伝送されたIP電話装置10からの発信要求をIP網5へ送信している。ここでは、ユーザが契約する3つの異なるプロバイダーに対応して、3つのISPサーバー4a〜4cがあり、これらのいずれかを介して通話相手のISPサーバー6に接続されるものとする。
つまり、ユーザが子機2から発信操作を行うことによって、IP電話装置本体1からISPサーバー4a〜4cを選択指定して発信要求が送信され、選択指定されたISPサーバーを介して通話相手のIP電話装置7に接続される。ここでは、発信操作として、通話相手のIP電話番号(発信先IP電話番号、例えば、「050−3333−4567」)などが入力されるものとする。なお、子機2においてPSTN電話番号が入力された場合には、PSTN8に対して発信要求が送信され、発信先PSTN電話番号に対応する端末との通話はPSTN8を介して行われる。また、IP網5を介して行われる通話時には、デジタル符号化されるとともに、パケット化された音声信号(VoIPパケット)が送受信される。
図2は、本発明の実施の形態1によるIP電話装置本体の概略構成の一例を示したブロック図である。IP電話装置本体1は、スプリッタ11、PSTN処理部12、切替回路13、親機14、VoIP処理部15、主制御部16、無線通信処理部17、ユーザインターフェース(I/F)18及びサーバー識別符号記憶部19により構成される。
このIP電話装置本体1では、子機2から送信された発信要求を受信し、受信した発信要求に基づいてISPサーバー4a〜4cまたはPSTN8を選択指定して発信要求の送信を行うことができる。
スプリッタ11は、交換局3から1つの電話線を介して伝送された信号をPSTN処理部12及びVoIP処理部15に対して出力する分離回路である。また、PSTN処理部12及びVoIP処理部15からの信号は、上記電話線に対して出力される。
PSTN処理部12は、PSTN8に対する発信要求の送信処理と、PSTN8を介して行われる音声通信の通話処理と、PSTN8を介して受信される発信要求(着信信号)の着信処理を行っている。発信要求の送信処理は、子機2またはユーザインターフェース18から主制御部16を介して入力される発信先電話番号に基づいて行われ、スプリッタ11を介して発信要求が交換局3へ送信される。また、通話処理は、スプリッタ11を介して受信された音声信号を切替回路13に対して出力することにより行われる。また、着信処理は、スプリッタ11を介して受信される発信要求(着信信号)に基づいて着信検出信号を生成することにより行われ、着信検出信号は、主制御部16を介して子機2及び親機14に出力される。子機2及び親機14では、この着信検出信号に基づいて、着信音などが出力される。
VoIP処理部15は、IP網5に対する発信要求の送信処理と、IP網5を介して行われる音声通信の通話処理と、IP網5を介して受信される発信要求の着信処理を行っている。発信要求の送信処理は、子機2またはユーザインターフェース18から主制御部16を介して入力される発信先電話番号及び自局IP電話番号22に基づいて行われ、スプリッタ11を介して交換局3へ発信要求が送信される。この発信要求に基づいて通話相手のIP電話装置7とのセッションが確立されると、通話が開始される。通話処理は、スプリッタ11を介して受信されたVoIPパケットを復号復元し、アナログ化された音声信号を生成することにより行われる。アナログ化された音声信号は切替回路13へ順次に出力され、子機2または親機14において出力される。また、通話処理は、子機2または親機14から切替回路13を介して入力された音声信号をデジタル符号化するとともに、パケット化することにより行われ、VoIPパケットがスプリッタ11を介して交換局3へ順次に送信される。着信処理は、スプリッタ11を介して受信される発信要求に基づいて行われ、発信元端末とのセッションが確立すると通話が開始される。
切替回路13は、PSTN処理部12及びVoIP処理部15からの音声信号を親機14、または、主制御部16及び無線通信処理部17を介して子機2に対して出力している。また、親機14及び子機2からの音声信号をPSTN処理部12またはVoIP処理部15のいずれかを択一的に選択して出力している。この様な切替処理は、主制御部16の制御に基づいて行われる。
親機14は、IP電話装置本体1において通話を行う場合に用いられるものであり、音声の入力部及び出力部を有するハンドセット14aと、ハンズフリーで通話を行う際や、着信音の出力などに用いられるスピーカ14bとを備えている。
無線通信処理部17は、各子機2との間で音声信号などを無線伝送するための通信処理を行っている。この通信処理では、発信時に、子機2を識別するための子機識別符号21と、発信先の電話番号とを含む発信要求が子機2から受信され、主制御部16に対して出力される。通話時には、子機2からの音声信号が受信され、主制御部16へ出力されるとともに、主制御部16から入力された音声信号が子機2に対して送信される。
ユーザインターフェース18は、主制御部16から入力されるデータに基づいて表示を行う表示部(図示せず)と、ユーザにより操作入力が行われ、主制御部16に対してデータ入力を行う操作入力部(図示せず)とを有するインターフェースである。上記表示部は、ユーザが操作入力部において入力した文字情報などを画面表示するLCDと、着信表示やエラー表示などを行うためのLED表示装置とにより構成される。また、上記操作入力部は、多数の入力キーからなるキーパネルにより構成される。ここでは、これらの表示部及び操作入力部がIP電話装置本体1内に搭載されるものとして説明しているが、例えば、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置をIP電話装置1に外部装置として接続することによって、主制御部16から入力されるデータの表示と、主制御部16に対するデータ入力を行うようなものであっても良い。
サーバー識別符号記憶部19は、子機識別符号21に対応付けて自局IP電話番号22を記憶する記憶手段である。ここでは、各子機2に対して、子機2ごとに異なる符号「#1」、「#2」、…が子機識別符号21として割り振られており、この子機識別符号21に対応付けて自局IP電話番号22が格納されているものとする。また、自局IP電話番号22は、ISPサーバー4a〜4cに対応してISPサーバーごとにIP電話装置本体1に割り当てられているものとする。これらの自局IP電話番号22は、ISPサーバー4a〜4cに対応付けられるので、ISPサーバー4a〜4cを識別するためのサーバー識別符号として用いることができる。つまり、これらの自局IP電話番号22が子機2に対応付けて記憶されており、発信時に入力される子機識別符号21に基づいて、自局IP電話番号22を発信元IP電話番号としてISPサーバー4a〜4cを選択指定して発信要求が送信される。
子機識別符号21と自局IP電話番号22との対応関係を示すテーブルは、ユーザにより予め登録されており、必要に応じて書き換え可能である。なお、子機識別符号21は、IP電話装置本体1に接続可能な子機数に応じて増設番号が予め割り当てられているような場合、この増設番号に基づいて自動的に割り振られるようなものであっても良い。
主制御部16は、子機2から入力される発信要求に含まれる子機識別符号21に基づいて、サーバー識別符号記憶部19から自局IP電話番号22を読み出し、VoIP処理部15に対して発信要求の送信指示を行っている。また、主制御部16は、サーバー識別符号記憶部19に対して自局IP電話番号22の登録処理を行っている。
図3は、図2のIP電話装置本体における要部の一構成例を示したブロック図であり、PSTN処理部12の詳細を示している。PSTN処理部12は、回線捕捉回路31、スピーチネットワーク32、ダイヤル回路33、着信検出回路34及び発信元電話番号抽出回路35により構成され、PSTN8に対する発信要求の送信処理と、PSTN8を介して行われる音声通信の通話処理と、PSTN8を介して受信される発信要求の着信処理とが行われる。
回線捕捉回路31は、ダイヤル回路33からの制御信号に基づいてPSTN回線の閉結及び開放を行っており、この回線状態を示す信号がダイヤル回路33を介して主制御部16へ出力される。スピーチネットワーク32は、回線捕捉回路31から入力されたPSTN回線経由の受話信号を切替回路13に対して出力するとともに、回線捕捉回路31を介して切替回路13からの送話信号をPSTN8に対して出力している。また、スピーチネットワーク32は、ダイヤル回路33により生成されたDTMF(Dual Tone Multi Frequency)信号を回線捕捉回路31に対して出力している。
ダイヤル回路33は、回線捕捉回路31にPSTN回線の開閉を行わせてダイヤルパルスを発生させるか、またはDTMF信号を生成してスピーチネットワーク32に対して出力している。着信検出回路34は、PSTN回線経由で受信するCAR信号またはIR信号に基づいて着信の検出を行っており、検出結果を着信検出信号として主制御部16へ出力している。発信元電話番号抽出回路35は、スピーチネットワーク32を介して受信した信号を復調し、発信元の電話番号(通話相手のPSTN電話番号)情報の抽出を行っている。この様な発信元電話番号情報は、主制御部16を介して子機2及びユーザインターフェース18へ出力される。
つまり、PSTN処理部12では、PSTN8に対する発信時に、主制御部16から入力される発信先の電話番号に基づいてダイヤル回路33によりDTMF信号が生成され、スピーチネットワーク32及び回線捕捉回路31を介してPSTN8に発信要求として送信することにより発呼制御が行われる。また、PSTN8を介して行われる通話時には、回線捕捉回路31及びスピーチネットワーク32を介して音声信号が伝送される。また、PSTN8からの着信時には、着信検出回路34により着信が検出されるとともに、着信信号から発信元電話番号情報が抽出される。
図4は、図2のIP電話装置本体における要部の一構成例を示したブロック図であり、VoIP処理部15の詳細を示している。VoIP処理部15は、モデム41、モデム41の制御を行っているモデム制御部42、VoIP制御部43、DSP制御部44及びDSP制御部44により制御されるDSPコーデック45により構成され、IP網5に対する発信要求の送信処理と、IP網5を介して行われる音声通信の通話処理と、IP網5を介して受信される発信要求の着信処理とが行われる。
モデム41は、ADSLモデムや光モデムなどの変復調手段であり、IP網5を介して受信したデジタル信号を復調し、モデム制御部42を介してVoIP制御部43に出力する。また、モデム41は、モデム制御部42を介してVoIP制御部43から入力されたデジタル信号を変調してIP網5に出力する。
VoIP制御部43は、モデム制御部42を介してモデム41から伝送された復調信号(VoIPパケット)を順次に復元してDSP制御部44を介してDSPコーデック45に出力する。また、VoIP制御部43は、DSP制御部44を介してDSPコーデック45から入力された信号を順次にパケット化してモデム制御部42を介してモデム41に出力する。また、発信及び着信時には、IP網5に対する呼制御を行うとともに、ダイヤルアップ接続する際などにISPサーバー4a〜4cとのPPP(Point to Point Protocol)セッション確立のための接続制御や、IP網5を介して行われる通話相手のIP電話装置7との呼制御を中継するVoIPサーバーに対する認証制御を行っている。
DSP(Digital Signal Processor)コーデック45は、DSP制御部44を介してVoIP制御部43から入力された復元信号をデコードし、アナログ化された音声信号を切替回路13に出力する。また、DSPコーデック45は、切替回路13から入力された音声信号をデジタル符号化してDSP制御部44を介してVoIP制御部43に出力している。
つまり、VoIP処理部15では、IP網5に対する発信時に、主制御部16から入力された発信先の電話番号と、ISPサーバー4a〜4cを指定する自局IP電話番号22とに基づいて、モデム制御部42及びモデム41を介してIP網5に対する発呼制御が行われる。また、IP網5を介して行われる通話時には、切替回路13からの音声信号がデジタル符号化及びパケット化され、VoIPパケットとしてIP網5に順次に送信されるとともに、IP網5から受信したVoIPパケットは、順次に復号化されて切替回路13に出力される。
図5は、図2のIP電話装置本体における要部の一構成例を示したブロック図であり、主制御部16の詳細を示している。主制御部16は、CPU51、子機識別部52、表示制御部53、入力制御部54、発信回線判定部55、サーバー選択制御部56及び子機識別符号抽出部57により構成され、PSTN処理部12、VoIP処理部15、切替回路13及び無線通信処理部17に対する制御や、ユーザインターフェース18に対する入出力制御、サーバー識別符号記憶部19に対する制御が行われる。
子機識別符号抽出部57は、子機2からの発信要求から子機識別符号21の抽出を行っている。子機識別部52は、この抽出結果に基づいて子機2の識別を行っている。子機2の識別結果は、CPU51に出力され、サーバー選択制御部56による自局IP電話番号22の読み出しに用いられる。
表示制御部53は、ユーザインターフェース18に対する表示制御を行っている。入力制御部54は、ユーザインターフェース18における入力操作を監視し、入力データをCPU51に対して出力している。発信回線判定部55は、CPU51から入力される発信先電話番号に基づいて、発信要求の送信処理を行う回線をCPU51に対して指示する。例えば、発信先電話番号が「050」で始まる電話番号であれば、IP電話番号であるとみなされ、IP網5に対する発信処理が指示される。一方、「050」で始まる電話番号以外の電話番号であれば、PSTN電話番号であるとみなされ、PSTN8に対する発信処理が指示される。
サーバー選択制御部56は、サーバー識別符号記憶部19に対する自局IP電話番号22の登録制御を行うとともに、サーバー識別符号記憶部19から自局IP電話番号22の読み出しを行っている。この自局IP電話番号22の読み出しは、子機識別部52による子機識別結果に基づいて行われる。
図6は、図1のIP電話装置における要部の一構成例を示したブロック図であり、子機2の詳細を示している。子機2は、メモリ制御部63により制御されるプリセット電話番号メモリ62と、表示制御部65により制御される表示部64と、入力制御部67により制御される操作入力部66と、通信制御部68により制御される無線通信処理部69と、通話回路70と、子機識別符号記憶部72と、発信要求生成部73と、各制御部、通話回路70及び子機識別符号記憶部72を制御する子機主制御部61により構成される。
プリセット電話番号メモリ62は、通話相手の電話番号をプリセット番号に対応付けて記憶する記憶装置である。ユーザは、このプリセット電話番号メモリ62に通話相手の電話番号を予め記憶させておくことによって、プリセット番号を操作入力部66において入力するだけで、当該プリセット番号に対応する通話相手端末に発信することができる。表示部64は、入力された電話番号や、着信時における発信元電話番号などの文字情報を画面表示する出力装置である。操作入力部66は、電話番号などの入力やオフフック操作を行う入力装置である。
無線通信処理部69は、IP電話装置本体1と無線通信により音声信号などを送受信している。通話回路70は、ハンドセットとしてスピーカ70a及びマイク70bと、ハンズフリー通話用のスピーカ71とを備え、子機主制御部61による制御に基づいて、無線通信処理部69に対する音声信号の入出力を行っている。
子機識別符号記憶部72は、子機2を識別するための子機識別符号21を記憶する記憶装置であり、自局(子機)に対応する子機識別符号21が予め記憶されている。自局(子機)に割り振られた子機識別符号21は、当該子機において発信操作が行われると、発信先の電話番号とともに発信要求としてIP電話装置本体1に対して送信される。
発信要求生成部73は、操作入力部66における発信操作に基づいて発信要求を出力している。この発信要求は、ISPサーバー4a〜4cを選択指定するためのサーバー選択符号がユーザにより入力されず、発信先の電話番号のみが入力された場合、子機識別符号記憶部72に格納されている子機識別符号21を読み出し、読み出した子機識別符号21と、発信先電話番号とから生成される。一方、サーバー選択符号がユーザにより入力された場合には、入力されたサーバー選択符号を子機識別符号21として含む発信要求が生成される。つまり、ユーザがISPサーバー4a〜4cを選択指定するためにサーバー選択符号を入力した場合には、このサーバー選択符号を子機識別符号21として発信要求が生成され、サーバー選択符号を入力しなかった場合には、予め子機2に割り当てられている子機識別符号21に基づいて発信要求が生成される。IP電話装置本体1では、子機2から受信した発信要求に含まれる子機識別符号21を抽出することによって、子機2を識別することができる。ここでは、子機識別符号21をサーバー選択符号として用いるものとし、子機識別符号21は発信時に必要に応じて発信先電話番号とともに入力されるものとする。なお、子機識別符号21は、発信先電話番号の入力より先にプレフィックス番号として入力される。
図7(a)及び(b)は、図1のIP電話装置に割り当てられた自局電話番号の一例を示した図である。ユーザは、1つのPSTN回線と、3つの異なるISPに加入しており、IP電話装置10には、1つのPSTN電話番号と、上記ISPから取得した3つのIP電話番号とが自局電話番号として割り当てられている。
図7(a)には、PSTN回線及びISPサーバーa〜cと、端末(回線)に割り当てられた各自局電話番号との対応関係が示されている。これらの自局電話番号は、IP電話装置本体1に接続された子機2に対応付けてサーバー識別符号記憶部19に記憶されている。図7(b)には、このような対応付けを表すテーブルが示されており、子機識別符号21「#1」〜「#4」に対応付けて、自局IP電話番号22がそれぞれ格納されている。例えば、子機「#1」には、ISPサーバーaに対応する「050−1111−1234」がプリセットされている。
図8のステップS101〜S111は、図6の子機における発信動作の一例を示したフローチャートである。まず、入力制御部67は、操作入力部66においてユーザによる発信操作を検出すると、子機主制御部61に対してIP電話装置本体1との通信開始を指示する(ステップS101)。通信制御部68は、子機主制御部61による制御に基づいて無線通信処理部69に対して通信開始要求の制御を行い、IP電話装置本体1との無線通信が開始される(ステップS102)。
このとき、通信制御部68は、IP電話装置本体1との無線通信が可能でなければ、表示部64に通信不可を示すエラー表示を行わせるとともに、スピーカ71からエラー音を出力させる(ステップS103,S110)。この場合、発信動作処理は終了し、待ち受け状態に移行する。一方、無線通信が可能であれば、子機主制御部61が、当該子機2にプリセットされている発信先電話番号がユーザにより操作指定されたか否かを判別する(ステップS104)。
子機主制御部61は、プリセットの電話番号が選択指定されず、オフフック操作だけが行われた場合、電話番号の入力待ち状態に移行し、プリセットの電話番号が選択指定された場合には、選択指定された電話番号と、子機識別符号記憶部72から読み出された子機識別符号21とを含む発信要求がIP電話装置本体1に送信され、送信後に電話番号の入力待ち状態に移行する(ステップS111)。
次に、子機主制御部61は、電話番号の入力待ち状態において、ユーザにより通話相手の発信先電話番号が入力されると、子機識別符号21がIP電話装置本体1に送信済みであるか否かを判別し、送信済みでなければ、自局に割り当てられた子機識別符号21を送信してから発信先電話番号を送信する(ステップS105〜S109)。一方、子機識別符号21がユーザにより既に入力され、送信済みである場合には、発信先電話番号が送信される。子機主制御部61は、所定時間が経過すると、電話番号の入力待ち状態を解除し、発信動作処理は終了する。
図9及び図10のステップS201〜S212は、図2のIP電話装置本体における発信動作の一例を示したフローチャートである。まず、主制御部16は、子機2からの通信開始要求を受信すると、当該子機2と無線通信を開始するための制御を無線通信処理部17に対して行う(ステップS201,S202)。このとき、主制御部16は、子機2との無線通信が可能でなければ、スピーカ14bからエラー音を出力させ、この発信動作処理を終了させる(ステップS203,S207)。一方、子機2との無線通信が可能であれば、子機2から無線通信により伝送される発信要求の入力待ち状態に移行する。
次に、主制御部16は、子機2からの発信要求が入力されると、この発信要求から発信先電話番号及び子機識別符号21を抽出し、主制御部16内の一時記憶メモリに格納する(ステップS204〜S206)。主制御部16は、所定時間が経過すると、発信要求の入力待ち状態を解除し、上記一時記憶メモリに格納された子機識別符号21に基づいて、サーバー識別符号記憶部19から自局IP電話番号22を読み出す(ステップS208)。
主制御部16は、子機識別符号21に対応する自局IP電話番号22が未登録であれば、未登録時の処理へ移行する(ステップS209)。一方、登録されている場合には、その自局IP電話番号22に基づいて、ISPサーバー4a〜4cを指定して発信処理が行われる(ステップS210)。
主制御部16は、この発信処理において、当該ISPサーバーに対して接続不可である場合、接続不可時の処理へ移行する(ステップS211)。一方、接続不可でなければ、IP網5に対して発呼制御が行われ、発信動作処理は終了する(ステップS212)。
図11のステップS301〜S304は、図2のIP電話装置本体における発信動作を示したフローチャートであり、自局IP電話番号22がサーバー識別符号記憶部19に未登録である時の処理手順の一例を示している。まず、主制御部16は、子機識別符号21に対応する自局IP電話番号22がサーバー識別符号記憶部19に登録されていない場合、未登録時の動作設定データを主制御部16内のメモリから読み出す(ステップS301)。このとき、動作設定データとして、所定のISPサーバーを指定して発信処理を行うように設定されていれば、所定のISPサーバーを指定して発信処理が行われ(ステップS302,S303)、図10のステップS211へ移行する。一方、PSTN8を指定して発信処理を行うように設定されていれば、PSTN8に対して発信処理が行われ、この未登録時の処理は終了する(ステップS304)。
図12のステップS401〜S407は、図2のIP電話装置本体における発信動作を示したフローチャートであり、ISPサーバー4a〜4cに接続不可である時の処理手順の一例を示している。まず、主制御部16は、発信処理において、ISPサーバー4a〜4cに対して接続不可である場合、接続不可時の動作設定データを主制御部16内のメモリから読み出す(ステップS401)。このとき、動作設定データとして、他のISPサーバーを指定して接続処理を行うように設定されていれば、他のISPサーバーを指定して発信処理が行われ(ステップS402,S403)、図10のステップS211へ移行する。また、PSTN8に対して発信するように設定されていれば、PSTN8を指定して発信処理が行われ、この接続不可時の処理は終了する(ステップS404,S405)。また、子機2に通知するように設定されていれば、子機2に接続不可である旨が通知され(例えば、ビジートーン信号が子機2に対して送信される)、接続不可時の処理は終了する(ステップS406,S407)。
本実施の形態によれば、子機2から発信先のIP電話番号を入力することによって、当該子機2に対応するISPサーバーを選択指定して発信することができる。つまり、サーバー識別符号として自局IP電話番号22を子機2に対応付けて予め記憶させておくことによって、子機2ごとにISPサーバーをプリセットすることができるので、ISPサーバーを指定するための操作入力を必要とすることなく、子機2から通話相手のIP電話番号を入力するだけで、ISPサーバーを自動的に選択して発信させることができる。従って、ISPサーバーごとに子機2を使い分けることができる。例えば、通話品質及び通話料金によってプロバイダーを使い分けたい場合には、子機2ごとにプロバイダーを割り振って子機2を使い分けることができる。
また、ユーザは、子機2において子機識別符号21を入力することにより、ISPサーバーを必要に応じて指定して発信することができる。つまり、当該子機2に対応付けてプリセットされたISPサーバー以外のISPサーバーを指定して発信することもできるので、操作性に優れる。例えば、特定のプロバイダーでは通話できないエリアがあり、このエリア内に通話相手がいる場合などにイレギュラーなプロバイダーを選択することができるので便利である。特に、通話相手と同じプロバイダーを指定すれば、通話料金を安くすることができる。
また、子機識別符号21に対応付けて記憶された自局IP電話番号22に基づいて発信処理が行われるので、必要に応じて子機識別符号21を入力することによって、ユーザは、子機2にかかわらず、所望の自局IP電話番号22を発信元IP電話番号に選択指定して発信することができる。このため、例えば、複数のユーザのそれぞれに子機2が割り振られているような場合、他人の子機2であっても、子機識別符号21を入力すれば、自分の子機2に対応付けられている自局IP電話番号22で発信することができる。つまり、自分が他人の子機2を用いて電話をかけていても通話相手にそのことを意識させないようにすることができる。
なお、本実施の形態では、ISPサーバー4a〜4cごとに割り当てられた自局IP電話番号22がユーザの操作入力によってサーバー識別符号記憶部19に登録される場合の例について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、ISPサーバーに対するダイヤルアップ接続時に、ISPサーバーから自局IP電話番号を自動的に取得するようなものであっても良い。このようにすれば、自局IP電話番号をIP電話装置本体に登録する手間を省くことができる。
また、PSTN8に対する発信を指示するためのPSTN指示符号を特定の子機2に対応付けてサーバー識別符号記憶部19に記憶させ、このPSTN指示符号に基づいて発信要求の送信処理が行われるようにすれば、ユーザは、この特定の子機2をPSTN回線に対する発信用として用いることができる。従って、ユーザは、特定の子機2だけを「110」や「119」などの緊急時の発信番号専用の端末として用いることができる。
本発明の実施の形態1に係るIP電話システムの一構成例を示した図である。 本発明の実施の形態1によるIP電話装置本体の概略構成の一例を示したブロック図である。 図2のIP電話装置本体における要部の一構成例を示したブロック図である。 図2のIP電話装置本体における要部の一構成例を示したブロック図である。 図2のIP電話装置本体における要部の一構成例を示したブロック図である。 図1のIP電話装置における要部の一構成例を示したブロック図である。 図1のIP電話装置に割り当てられた発信者電話番号の一例を示した図である。 図6の子機における発信動作の一例を示したフローチャートである。 図2のIP電話装置本体における発信動作の一例を示したフローチャートである。 図2のIP電話装置本体における発信動作の一例を示したフローチャートである。 図2のIP電話装置本体における発信動作を示したフローチャートである。 図2のIP電話装置本体における発信動作を示したフローチャートである。
符号の説明
1 IP電話装置本体
2 子機
3 交換局
4a〜4c,6 ISPサーバー
5 IP網
7 IP電話装置
8 PSTN
10 IP電話装置
11 スプリッタ
12 PSTN処理部
13 切替回路
14 親機
14a ハンドセット
14b スピーカ
15 VoIP処理部
16 主制御部
17 無線通信処理部
18 ユーザインターフェース
19 サーバー識別符号記憶部
21 子機識別符号
22 自局IP電話番号
31 回線捕捉回路
32 スピーチネットワーク
33 ダイヤル回路
34 着信検出回路
35 発信元電話番号抽出回路
41 モデム
42 モデム制御部
43 VoIP制御部
44 DSP制御部
45 DSPコーデック
51 CPU
52 子機識別部
53 表示制御部
54 入力制御部
55 発信回線判定部
56 サーバー選択制御部
57 識別符号抽出部
61 子機主制御部
62 プリセット電話番号メモリ
63 メモリ制御部
64 表示部
65 表示制御部
66 操作入力部
67 入力制御部
68 通信制御部
69 無線通信処理部
70 通話回路
70a,71 スピーカ
70b マイク
72 子機識別符号記憶部
73 発信要求生成部

Claims (7)

  1. 2以上の子機を有し、2以上のISPサーバーに対して発信要求を送信可能なIP電話装置において、
    上記ISPサーバーを識別するためのサーバー識別符号を子機に対応付けて記憶するサーバー識別符号記憶手段と、
    発信操作が行われた子機を識別する子機識別手段と、
    この子機識別結果に基づいて上記サーバー識別符号記憶手段からサーバー識別符号を読み出し、ISPサーバーを選択するサーバー選択手段と、
    選択されたISPサーバーに対して発信要求を送信するVoIP発信処理手段とを備えたことを特徴とするIP電話装置。
  2. 2以上の子機と、
    これらの子機と無線通信により接続され、2以上のISPサーバーに対して発信要求を送信可能なIP電話装置本体とを備え、
    上記子機は、ユーザによる発信操作に基づいて子機識別符号を含む発信要求をIP電話装置本体へ送信し、
    上記IP電話装置本体は、上記ISPサーバーを識別するためのサーバー識別符号を子機に対応付けて記憶するサーバー識別符号記憶手段と、
    子機からの発信要求に含まれる上記子機識別符号を抽出する子機識別符号抽出手段と、
    抽出された子機識別符号に基づいて子機を識別する子機識別手段と、
    この子機識別結果に基づいて上記サーバー識別符号記憶手段からサーバー識別符号を読み出し、ISPサーバーを選択するサーバー選択手段と、
    選択されたISPサーバーに対して発信要求を送信するVoIP発信処理手段とからなることを特徴とするIP電話装置。
  3. 上記子機は、上記子機識別符号を記憶する子機識別符号記憶手段と、
    ユーザによる発信操作に基づいて発信要求を生成する発信要求生成手段と、
    生成された発信要求をIP電話装置本体へ送信する送信手段とを備え、
    上記発信要求生成手段は、ユーザにより上記ISPサーバーを選択するためのサーバー選択符号が入力されなかった場合、上記子機識別符号記憶手段から読み出した子機識別符号に基づいて発信要求を生成することを特徴とする請求項2に記載のIP電話装置。
  4. 上記発信要求生成手段は、ユーザにより上記サーバー選択符号が入力された場合に、このサーバー選択符号を子機識別符号として含む発信要求を生成することを特徴とする請求項3に記載のIP電話装置。
  5. 上記サーバー識別符号記憶手段は、自局に割り当てられた2以上の自局IP電話番号をサーバー識別符号として記憶し、
    上記サーバー選択手段は、サーバー識別符号記憶手段から自局IP電話番号を読み出し、この自局IP電話番号に基づいてISPサーバーを選択し、
    上記VoIP発信処理手段は、読み出された自局IP電話番号を発信元IP電話番号とする発信要求を送信することを特徴とする請求項1または2に記載のIP電話装置。
  6. 上記IP電話装置本体は、PSTNに対して発信要求を送信するPSTN発信処理手段を備え、
    上記サーバー識別符号記憶手段は、PSTNに対する発信を指示するためのPSTN指示符号を特定の子機に対応付けて記憶し、
    上記サーバー選択手段は、子機識別結果に基づいて上記PSTN指示符号を読み出し、
    上記PSTN発信処理手段は、PSTN指示符号が読み出された場合に、発信要求を送信することを特徴とする請求項2に記載のIP電話装置。
  7. 2以上の子機を有し、2以上の自局IP電話番号が割り当てられたIP電話装置において、
    上記自局IP電話番号を子機に対応付けて記憶する自局IP電話番号記憶手段と、
    発信操作が行われた子機を識別する子機識別手段と、
    この子機識別結果に基づいて上記自局IP電話番号記憶手段から自局IP電話番号を読み出し、自局IP電話番号を選択する発信元IP電話番号選択手段と、
    選択された自局IP電話番号を発信元IP電話番号とする発信要求を送信するVoIP発信処理手段とを備えたことを特徴とするIP電話装置。
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