JP4829801B2 - 情報処理端末の出力音設定システム - Google Patents

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Description

本発明は、IP(インターネット・プロトコル)を使用する電話システムにおいて、その電話端末となる情報処理端末での発信音、呼出し音、又は話中音のようなコール・プログレス・トーン(以後、呼接続過程出力音と略称する)の設定又は更新が容易な情報処理端末の出力音設定システムに関するものである。
従来型の回線交換網アーキテクチャからインターネットアーキテクチャへの転換が急速に進展しつつある。現在、このための通信プロトコルとしてSIP(セッション・イニシエイション・プロトコル)を使用することが、VoIP(ボイスオーバーIP)を応用したインターネット電話に普及している。すなわち、SIPは、エンドツーエンド制御とネットワーク及びサービスの緩く柔軟な管理とにより、ユーザがアプリケーション又はサービスの選択を自由に行うことができる通信プロトコルとして提供されている。しかし、構内交換機又はキーテレホンシステムといったいわゆるオフィス向け電話システムおいて、通信網を形成するシステム内での統一されたサービスの提供を考えた場合に、エンドツーエンド制御のアーキテクチャでは実現できない既存サービスがある。
例えば、本発明の焦点である電話端末でのメディアセッション確立以前のユーザに提供する呼接続過程出力音については、回線交換網アーキテクチャであれば、その制御上、そのサービスは電話交換機が有する集中制御装置で管理される。従って、発信音(DT:ダイヤルトーン)又は呼出し音(RBT:リングバックトーン)といった呼接続過程出力音は、電話端末同士のセッションが確立する前に集中制御装置と電話端末間で音声チャネルが形成されるので、集中制御装置の生成する信号音によりユーザが聴取できる。しかし、SIPのようなエンドツーエンド制御アーキテクチャでは、呼出し先相手が応答して通話セッションを確立するまで音声チャネルが形成されない。呼の制御は通信プロトコルによりテキスト型のメッセージで行われ、通話セッションの時点では、集中制御装置が介在しないため、呼接続過程出力音は、電話端末で生成することになる。どのような音を送出するかは、電話端末で自由に選択できるが、システム内での統一された音を送出させたい場合には、交換装置と電話端末間で統一された仕様によりそれぞれ設計を行っているので、その処理が面倒である。
このような問題を解決するため、通信プロトコルをSIPで行うオフィス向け電話システムにおいては、交換機能を有する電話主装置をSIPUA(SIPユーザ・エージェント)としたB2BUA(バック・ツー・バック・ユーザ・エージェント)方式を拡張している。それは、電話主装置と発呼側端末・着呼側端末がそれぞれ通信し、互いの音声チャネルを電話主装置内で接続する方式である。この場合、呼接続過程出力音は、電話主装置と電話端末間の通話セッションを確立させ、電話主装置の生成する出力音を電話端末で聴取させる。しかし、電話端末側のSIPのセッション状態が実際の通信セッションの状態と異なるため、SIPを利用したクライアント・アプリケーションに対する設計の自由を著しく奪う。
この改善策として、例えば、特開2004−312357号公報(特許文献1)によるインターネット電話システムがある。この特許文献1では、インターネットに接続する電話装置が、インターネットに接続する音声サーバから音声データのストリーミング配信を受け、電話端末から出力している。このストリーミング配信では、ネットワークのトラフィックが高い場合にパケット到達遅延が発生し易く、音声サーバへのアクセス集中によりストリーミング配信処理負荷が高まる場合にトーン音声の頭切れ又は途中切れが発生する懸念がある。
このような出力音の途切れを解消するため、電話交換装置であるIP電話主装置とIP電話端末とからなるシステムをパッケージ化した製品とすることが製造者側では有効な手段である。すなわち、システム内部で、電話端末がDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)を搭載し、IP電話交換装置からIP電話端末へのその時々の通信制御指示の中で出力音を構成するパラメータ情報を通知することによりIP電話端末内で動的に出力音を作成し出力することが可能なためである。その構成には、IP電話交換装置から通知される出力音情報と対応する音声ファイルの管理テーブル及び予想される全ての音声ファイルをIP電話端末内に予め用意する必要がある。
然しながら、呼接続過程出力音はその国又は地域により周波数又は周期といった鳴動仕様が異なるため、IP電話主装置が設置される国又は地域により出力音仕様を変更する必要がある。IP電話端末側は、IP電話主装置の出力音仕様に合わせて、音声ファイルを国又は地域別にしたアプリケーションに再構成しなければならない。具体的には、IP電話アプリケーションは音声ファイルを含んだインストール・イメージを端末ユーザに提供するため、IP電話主装置及びIP電話アプリケーションの提供ベンダーが異なる場合には、IP電話交換装置の提供ベンダーの仕様変更発生にIP電話アプリケーション提供ベンダーが追従しインストール・イメージを再構成して用意する必要が生じる。
また、IP電話主装置で新規に出力音情報を追加した場合、IP電話端末側はその出力音に対応する音声ファイルを持たないため、IP電話端末は新規出力音の出力する通信制御指示を受けた場合に出力音の出力が行えない。通常、このような状況を回避するため、予備の出力音情報をあらかじめ設けておき、新しい音声ファイルをIP電話アプリケーション・ベンダーに提供して、インストール・イメージを再構成して対応することになる。しかし、予備の用意が少なければ対応に制限が発生し、そもそもIP電話アプリケーション・ベンダーが、新しい音声ファイルを追加したインストール・イメージを再構成しなければならない状況については、上述同様に解決できない。
特開2004−312357号公報(図1)
解決しようとする課題は、IPを用いる電話交換機能を有する電話主装置と電話端末とをネットワークで接続して組み合わせVoIP(ボイス・オーバーIP)を用いて通信制御するシステムに関する。そして、その従来のシステムでは、呼接続過程出力音は電話主装置が設置される様々な国又は地域により出力音仕様を変更する必要があるが、その容易な対応が簡潔な構成ではできないことである。
本発明による情報処理端末の出力音設定システムは、簡潔な構成であって、かつ、所望の呼接続過程出力音を情報処理端末から出力しユーザに聴取させることが容易にできることを目的とする。そのため、その設定システムは、SIPを用いてネットワークを介し接続する少なくとも一つのSIPサーバと複数の情報処理端末とを備え、SIPサーバ及び情報処理端末それぞれには、当該情報処理端末での出力音種別とその識別符号との対応を記録する管理テーブル記録領域とその識別符号それぞれに対応する複数の音声ファイルを記録する音声ファイル保存領域とを備え、前記情報処理端末が、所定時期にSIPサーバの対応領域にある記録データを取得して自己の記録データと照合し一致するように更新する手段を有することを主要な特徴とする。
このような構成により、SIPサーバの管理テーブル記録領域及び音声ファイル保存領域に、定義されたトーン管理テーブル及びそのテーブルに挙げられる音声ファイルを予め記録保存しているならば、情報処理端末は、使用する出力音に対応するデータをSIPサーバに要求することにより記録されたデータを取得することができる。また、情報処理端末では、使用される出力音の音声ファイルをSIPサーバから所定時期に受けて保存している。このため、通話セッション以前にSIPサーバからSIPメッセージで出力音識別符号を受けた際に、音声ファイル保存領域から対応の音声ファイルを取り出して音声出力することが可能である。
すなわち、前記所定時期は、前記情報処理端末が前記SIPサーバに登録要求した際、又は、前記SIPサーバで当該SIPサーバの音声ファイル保存領域に音声ファイルが新規登録されて管理テーブルが更新された際に、前記SIPサーバが関連の前記管理テーブル及び音声ファイルを対象の前記情報処理端末に通知する時点であることが好ましい。このため、情報処理端末ではユーザが所望する音声ファイルを個別登録する手間が不要である。更にこのような更新により、常時、SIPサーバと情報処理端末との間で同期が保持されるので出力音の一元管理が可能である。
上記管理テーブルは、SIPサーバにおいて複数の情報処理端末それぞれに対応して備える一方、各情報処理端末においてそれぞれで使用される音声ファイルにのみ対応することが、情報処理端末の出力音を個別に設定できるので好ましい。
また、SIPサーバ及び情報処理端末それぞれには、出力音識別符号に対応して、音声ファイルに加えテキストファイル及びマルチメディアファイル並びにその保存領域を備えることが、出力音以外に文字及び画像の少なくとも一方で可視表示できるので、騒音環境などでの呼接続過程出力音送出に好ましい。
また、前記複数のSIPサーバの一つを音声ファイル提供サーバとして、複数の音声ファイルを保存する音声ファイル保存領域を複数備え、残りのSIPサーバをトーン管理サーバとして情報処理端末それぞれに対応する管理テーブル記録領域を備え、当該トーン管理サーバが、情報処理端末対応の音声ファイルを前記音声ファイル提供サーバから取り出して当該情報処理端末に送達することができる。このため、トーン管理サーバは、環境の異なる情報処理端末それぞれに対して、適切な管理テーブルに基づく音声ファイルを音声ファイル提供サーバから容易に選択して対応する情報処理端末それぞれに送達することができる。
特に、前記残りのSIPサーバと当該SIPサーバに関連の前記情報処理端末とをLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)で接続する複数のシステムに形成して備え、これ等複数のシステムを前記音声ファイル提供サーバとインターネットで相互接続することもできる。この場合、音声ファイル提供サーバが、様々な地域又は国別に対応する出力音それぞれの音声ファイルを複数の音声ファイル保存領域から選択して情報処理端末へ出力できるので、その設定及び更新は容易である。
上記SIPサーバは電話交換機能を制御するIP電話主装置又はIP構内交換装置、また上記情報処理端末はIP電話端末とすることができる。
本発明による情報処理端末の出力音設定システムは、IP電話端末としての情報処理端末がIP電話主装置としてのSIPサーバに登録要求した際、SIPサーバから管理テーブル及びそれに対応する音声ファイルのデータ転送が実行される。従って、情報処理端末が、初期状態で管理テーブル及びそれに対応する音声ファイルの保存がなくても、その記録データを取得し自己の保存領域に記録し保存できる。そのため、ユーザ又は設置工事者が端末側でデータを地区何時ロードすることはない。
また、SIPサーバでSIPサーバの音声ファイル保存領域に音声ファイルが新規登録されて管理テーブルが更新された際にも、SIPサーバから管理テーブル及びそれに対応する音声ファイルのデータ転送が実行される。従って、情報処理端末が、その記録データを取得し自己の保存領域の記録データと照合して一致するように更新できる。そのため、情報処理端末に保存される音声ファイルをSIPサーバの最新のデータに更新でき、その一元化が容易であると共に確実である。
その結果、システムの設定当初に、SIPサーバから各情報処理端末へ最小範囲の音声ファイルの転送が容易にできると共に、SIPサーバ側から各情報処理端末の出力音を制御できる。従って、情報処理端末ではユーザに多大の手間をかけさせることもなくかつアプリケーションの再構築も不要である。
本発明は、IP電話端末となる情報処理端末の出力音設定の際に、その設定システムが簡潔な構成で容易に所望の呼接続過程出力音(コール・プログレス・トーン)をIP電話端末から出力しユーザに聴取させることを目的とする。そのため、出力音の設定システムは、SIPを用いてネットワークを介し接続する少なくとも一つのSIPサーバをIP電話主装置として、かつ複数の情報処理端末をIP電話端末として備える。IP電話主装置であるSIPサーバ及び電話端末としての情報処理端末それぞれには、出力音種別とその識別符号との対応を定義して記録する管理テーブル領域とその識別符号それぞれに対応する複数の音声ファイルを記録する音声ファイル保存領域とが備えられ、情報処理端末が、所定時期にSIPサーバの対応領域にある記録データを取得して自己の記録データと照合し一致するように更新することにより実現した。
以下に、図面を参照して本発明について説明する。図面では、本発明に係る部分以外は必須の機能でも図示されないものがある。図面による説明の便宜上、サーバ側のテーブル記録領域は単にテーブル、また、ファイル保存領域は単にファイルと略称することがある。また、上記管理テーブルは以下の説明でトーン管理テーブルと呼称する。また、SIPクライアント・アプリケーションは利用者により活用されるものとして「利用者活用」と略称することとする。なお、ブロック機能の分割・併合による組合せの変更、手順の前後移動などの変更は本発明の有する機能を満たす限り自由であり、以下の説明が本発明を限定するものではない。
本発明の実施例1について図1を参照して説明する。
図1は、本発明によるシステムの実施の一形態をブロックで示す説明図である。
図示される出力音設定システムは、一つのSIPサーバ1、複数の情報処理端末2−1〜2−n、及びLAN3により構成される。LAN3は例えばイーサナット(登録商標)であり、SIPサーバ1及び情報処理端末2−1〜2−nのそれぞれはLAN3に接続してSIP(セッション・イニシエイション・プロトコル)を用いて相互通信を可能としている。従って、その制御シーケンスにはSIPメッセージが用いられる。
SIPサーバ1は、IP電話主装置として稼動し、LANIFS11、SIP制御部12、トーン管理テーブル13、ファイル転送制御部14、及び音声ファイル15を有する。それは、各情報処理端末2に対して、SIPメッセージを中継するプロキシサーバ、及びテーブル及びファイルの登録・更新を行うレジスト・サーバの役割を担う。
各情報処理端末2は、IP電話端末として稼動し、LANIFT21、トーン管理テーブル領域22、音声ファイル保存領域23、トーン出力部24、及び利用者活用部30を有する。利用者活用部30は、クライアント・アプリケーション部署であり、SIP制御部31、ファイル転送制御部32、及び音声ファイル再生制御部33を有する。
LANIFS11は、サーバ側のLANIF(インタフェース)であり、一方をLAN3、他方をSIP制御部12及びファイル転送制御部14に接続する。SIP制御部12は、一方にLANIFS11、他方にトーン管理テーブル13を接続し、出力音送出場面で情報処理端末2の利用者活用部30におけるSIP制御部31との間でSIPメッセージを中継するプロキシサーバとして動作する。その動作は後に図面を参照して詳細を説明する。トーン管理テーブル13は、SIPサーバ1における管理テーブル記録領域であり、例えば、図2A及び図2Bに示されるような、情報処理端末2−1、2−2それぞれに対応する管理テーブル13−1、13−2が記録されている。
ファイル転送制御部14は、一方にLANIFS11、他方に音声ファイル15を接続し、情報処理端末2のファイル転送制御部32との間でファイル転送セッションを実行する。ファイル転送セッションは、音声ファイル15の情報処理端末2へのダウンロードのセッションであり、例えば、FTP(ファイル・トランスファー・プロトコル)を用いる。音声ファイル15はSIPサーバ1における音声ファイル保存領域であり、例えば図3に示されるように、システム内で使用が想定される全ての音声ファイルが記録されている。
LANIFT21は、端末側のLANインタフェースであり、一方をLAN3、他方を利用者活用部30に接続する。トーン管理テーブル領域22は、情報処理端末2における管理テーブル記録領域であり、利用者活用部30に接続する。それは、SIPサーバ1のトーン管理テーブル13から取得されるものであり、例えば、情報処理端末2−1では、図2Aに示される管理テーブル13−1が、また、情報処理端末2−2では、図2Bに示される管理テーブル13−2が、それぞれ記録される。音声ファイル保存領域23は、情報処理端末2における音声ファイル保存領域であり、例えば、図3に示されるSIPサーバ1の音声ファイル15から情報処理端末2−1〜2−nそれぞれの管理テーブルに対応する音声ファイルを取得し記録する。トーン出力部24は、利用者活用部30に接続し、利用者活用部30でSIPサーバ1から指定を受けた送出音を可聴音声に再生して送出する。
利用者活用部30は、情報処理端末2の汎用OS(オペレーション・システム)上にインストールされて動作する。そして、利用者活用部30は、SIPサーバ1がプロシキ・サーバ及びレジスト・サーバとして動作するのに対して、SIPUA(SIPユーザ・エージェント)として動作する。
利用者活用部30は、SIPサーバ1への登録(レジスト)制御を行う。すなわち、ユーザからの登録データ取得要求又はSIPサーバ1の登録動作でSIPサーバ1から登録データの送信を受ける。その登録の都度、利用者活用部30は、SIPサーバ1へ登録のデータを自己のトーン管理テーブル領域22に記録すると共に、記録されたデータを更新する。また、SIPサーバ1でトーン管理テーブル13の更新があった場合、利用者活用部30は、その都度、SIPサーバ1から更新データを受け取るので、自己のトーン管理テーブル領域22で記録されたデータを更新する。
具体的には、利用者活用部30は、SIPサーバ1からSIPメッセージにより、
トーン管理テーブル13のデータの通知を受けた際、通知されたトーン管理テーブル13のデータにより、自己に対応するトーン管理テーブル領域22の記録データの情報を更新する。このように、トーン管理テーブル領域22の記録データ更新は、登録要求の都度、及び、SIPサーバ1にてトーン管理テーブル13の更新の都度行われるため、利用者活用部30は、初期状態でトーン管理テーブルのデータを持つ必要がない。
また、利用者活用部30は、SIPサーバ1で定義された出力音情報を共有した状態となり、同じトーン管理テーブルにより一意に出力音を決定することが可能となる。 その出力音定義の変更は、SIPサーバ1のトーン管理テーブル13の変更を行うだけでよい。それにより、SIPサーバ1に登録されるすべての情報処理端末2−1〜2−nで出力音の一元管理が可能となる。
また、利用者活用部30は、トーン管理テーブル領域22のデータ更新の際に、音声ファイル保存領域23にトーン管理テーブル13で定義された音声ファイル15が保存されているか確認する。その際に未取得の音声ファイルがある場合、ファイル転送制御部32により、SIPサーバ1のファイル転送制御部14とファイル転送セッションを開始し、SIPサーバ1から音声ファイル15のダウンロードを行う。この際の差分チェック制御は後の動作で説明する。ファイル転送制御部32とファイル転送制御部14とのファイル転送セッションは例えばFTP(ファイル・トランスファー・プロトコル)により行われる。
トーン管理テーブル13の更新の都度、不足の音声ファイル15のダウンロードを行うため、利用者活用部30はあらかじめ出力音の音声ファイルを持つ必要がない。音声ファイルの変更もまた、SIPサーバ1の音声ファイルの変更を行うだけであるため、SIPサーバ1に登録されるすべての情報処理端末2−1〜2−nで出力音の一元管理が可能となる。
次いで、出力音送出場面では、SIPサーバ1のSIP制御部12は、上述したように、利用者活用部30のSIP制御部31のSIPメッセージを中継するプロキシサーバとして動作している。SIP制御部12は、中継するSIPメッセージを解釈して出力音の出力が必要な場合に、SIP制御部31に対し、SIPメッセージにより出力音の送出指示を行う。この指示には、トーン管理テーブル13で出力音識別子として定義されたトーンIDがパラメータとして含まれる。これを受けたSIP制御部31は、トーン管理テーブル領域22から通知されたトーンIDに対応する音声ファイルを決定し、音声再生制御部33に音声ファイルの再生を指示する。音声再生制御部33は、その指示により、トーン出力部24を駆動してSIPサーバ1から指定された出力音を音声出力する。
また、利用者活用部30は、通信セッションに直接関連しない端末操作イベントについてもSIPサーバ1のSIP制御部12に通知する。SIPサーバ1は通知を受けたイベントに対してトーン出力指示が必要な場合には、SIP制御部12から利用者活用部30のSIP制御部31へトーン出力指示を行う。従って、上述同様、音声再生制御部33が、その指示により、トーン出力部24を駆動してSIPサーバ1から指定された出力音を音声出力する。
この具体的な例としては、電話端末がオフフックしたときの「発信音出力」が、図6Aを参照して後に説明される。
次に、図2A及び図2Bを参照して管理テーブル13−1、13−2それぞれについて説明する。図2Aの管理テーブル13−1は、例えば情報処理端末2−1に対応する。また、図2Bの管理テーブル13−2は、例えば情報処理端末2−2に対応する。
そのテーブル構成は、各端末における出力音種別(トーン種別)に対し付与される識別子(トーンID)と音声ファイルをそれぞれ対応させて定義する。トーン種別には、発信音(DT)、特殊発信音(SDT)、呼出し音(RBT)、話中音(BT)、呼出信号(RING)、及び特殊音(S−TONE)が列挙され、呼出信号(RING)及び特殊音(S−TONE)は複数のそれぞれ異なる出力音に対応させている。図示される音声ファイルは、Windows(登録商標)の標準であるWAV形式であるとして表示されている。しかし、音声ファイルは、情報処理端末2の音声ファイル再生制御部33で再生し、トーン出力部24から音声出力可能な形式であればどのような形式でもよい。
図3では、SIPサーバ1の音声ファイル(保存領域)15に保存される音声ファイル一覧が示され、この中から管理テーブル13−1、13−2に対して、それぞれに含まれる音声ファイルが選択される。トーン管理テーブル13に新規の出力音種別が追加された場合、音声ファイル15もその種別に対応する音声ファイルが追加され、関連する情報処理端末2のトーン管理テーブル領域22及び音声ファイル保存領域23の登録更新が実行される。
関連する情報処理端末2の登録更新の場合、利用者活用部30が、トーン管理テーブル領域22のテーブル内容にSIPサーバ1のトーン管理テーブル13で定義された音声ファイルが保存されているかを確認し、未取得の音声ファイルがある場合には、ファイル転送制御部32により、SIPサーバ1のファイル転送制御部14とファイル転送セッションを開始し、SIPサーバ1から必要な音声ファイルのダウンロードを行う。
次に、図4のフローチャートに図1のブロック図を併せ参照して、関連する情報処理端末2におけるトーン管理テーブル領域22及び音声ファイル保存領域23の登録及びその更新の具体的な動作手順について説明する。
各情報処理端末2で最初の登録をする場合、利用者活用部30は、SIP制御部31で設置工事業者又はユーザからの登録要求を受けて、SIPサーバ1へ管理テーブルの登録要求(手順S1のYES)を行う。SIPサーバ1では、SIP制御部12がこれを受けてトーン管理テーブル13に登録すると共に、登録されたテーブルデータをその情報処理端末2へその最新管理データとして通知(手順S2)する。
一方、SIPサーバ1で、トーン管理テーブル13又は音声ファイル15の登録およびその更新が自動的に実行できる。この場合、上記手順S2同様、SIP制御部12がこれを受けてトーン管理テーブル13に登録又はその更新をすると共に、登録されたテーブルデータを関連の情報処理端末2へその最新管理データとして通知する。
利用者活用部30では、上記手順S1が「NO」で管理テーブルの登録要求をしていない場合でも、SIP制御部31が、上記手順S2によりSIPサーバ1からテーブルデータの最新情報を取得した場合には、登録の制御を開始(手順S3)する。すなわち、SIP制御部31は、取得のテーブルデータをトーン管理テーブル領域22のデータと比較(手順S4)して、一致(手順S5のNO)の場合にはそこで手順は終了する。
その手順S5が「YES」で不一致の場合、SIP制御部31は、内蔵のトーン管理テーブル領域22のデータを取得データで更新(手順S6)して音声ファイル保存領域23に保存されるファイルリストをトーン管理テーブル領域22の更新テーブルの定義と比較(手順S7)する。その結果、未取得ファイルなし(手順S8のNO)の場合にはそこで手順は終了する。しかし、その手順S8が「YES」で未取得ファイルありの場合、SIP制御部31は、SIPサーバ1のファイル転送制御部14に要求してその未取得ファイルを取得(手順S9)して上記手順S7に手順を戻し、テーブルの再確認を実行する。
次いで、図5のシーケンスチャートに図1のブロック図を併せ参照して上記音声ファイルのダウンロード手順について説明する。すなわち、情報処理端末2のユーザが利用者活用部30を起動してログイン又はログオンにより所定の操作可能状態にした後、SIPサーバ1からトーン管理テーブル13と音声ファイル15を取得するまでの制御手順についてである。ここでは、SIPメッセージがLAN3を介して各機能ブロック間に伝達されるものとする。
ユーザが利用者活用部30を起動して所定の操作可能状態にした際、SIP制御部31がREGISTERメッセージをSIPサーバ1のSIP制御部12に送信して登録を要求(手順S11)する。このメッセージは、パラメータに例えば情報処理端末2−1のユーザを識別する情報とそのSIPユーザ・エージェントが利用者活用部30であるとの情報を含む。SIP制御部12は、この「ユーザA」が利用者活用部30を利用してシステムを操作可能状態にしたと記憶し、REGISTERメッセージ正常受信確認の返答である200OKメッセージを返送(手順S12)する。
従って、SIP制御部31は、この200OKメッセージを受けた際には、SUBSCRIBEメッセージをSIP制御部12に送信して、システムの端末として動作するために必要な端末情報の通知を要求(手順S13)する。具体的には、このパラメータにより、トーン管理テーブル13のデータ取得要求を行う。
SIP制御部12は、SUBSCRIBEメッセージの正常受信を200OKメッセージの返送で通知し、トーン管理テーブル13から該当する管理テーブルデータを読出し、NOTIFYメッセージのパラメータにより要求元のSIP制御部31に送出(手順S14)する。
SIP制御部31は、NOTIFYメッセージの正常受信を200OKメッセージの返送で通知すると共に、トーン管理テーブル領域22のテーブルデータを取得したデータにより更新する。このNOTIFYメッセージのパラメータであるトーン管理テーブルデータは、XML(エクステンシブル・マークアップ言語)を使ったメッセージ・サマリ・フォーマットを利用することにより構造化されたデータとして通知できるため、トーン管理テーブル領域22のデータ更新処理を容易に行うことが可能である。
次いで、SIP制御部31は、更新した管理テーブルの音声ファイルが音声ファイル保存領域23に保存されているか調査し、不足の場合には、初回登録の場合と同様、ファイル転送制御部32に対して音声ファイル取得の指示(手順S15)を行う。ファイル転送制御部32は、音声ファイル取得指示を受け、ダウンロードを受ける準備を完了してファイル転送セッションの開始をSIPサーバ1のファイル転送制御部14に対し要求(手順S16)する。この結果、ファイル転送セッションが確立するので、SIPサーバ1の音声ファイル15から音声ファイル保存領域23へ音声ファイルのダウンロード(手順S17)が行われる。ファイル転送制御部32は、ファイルのダウンロードが完了してファイルが音声ファイル保存領域23に記録保存されたことにより、ファイル転送セッションを終了させ、ファイル転送制御部14に終了を通知(手順S18)してファイル転送セッションを終了する。
次に、図6Aから図6Cまでのシーケンスチャートに図1のブロック図並びに図2及び図3を併せ参照して情報処理端末2−1から発呼し、情報処理端末2−2に着呼する場合の応答そして通話開始するまでの手順について説明する。ここで、情報処理端末2−1の構成要素は、利用者活用部30−1、SIP制御部31−1、及び音声ファイル再生制御部33−1とする。同様に、情報処理端末2−2の構成要素は、利用者活用部30−2、SIP制御部31−2、及び音声ファイル再生制御部33−2とする。
まず、情報処理端末2−1のユーザによるハンドセット等のオフフック操作により、SIP制御部31−1は、発呼受付けを、NOTIFYメッセージによりSIPサーバ1のSIP制御部12に通知(手順S21)する。このメッセージのパラメータには、利用者活用部30−1がユーザのオフフックを検知したことの通知を含む。通知を受けたSIP制御部12は、NOTIFYメッセージの正常受信を発呼受付け確認により200OKメッセージでSIP制御部31−1へ返送(手順S22)する。更に、IP制御部12は、ユーザに発信音(DT:ダイヤルトーン)を聴取させるべくNOTIFYメッセージをSIP制御部31−1に送出して発信音の送出を指示(手順S23)する。このメッセージのパラメータには、トーン出力指示として管理テーブル13−1に定義される出力音種別DTに対応するトーンIDを通知する。ユーザは「ユーザA」として情報処理端末2−1を操作可能状態にしているので、図2Aに示される管理テーブル13−1から読み出されるトーン種別「DT」に相当するトーンID「1」がパラメータとして通知される。
SIP制御部31−1は、NOTIFYメッセージを受けた際、その正常受信を発信音送出確認として200OKメッセージでSIP制御部12へ返送(手順S24)する。一方、SIP制御部31−1は、受けたNOTIFYメッセージのパラメータがトーン出力指示であるので、取得済みの管理テーブル13−1から指示された出力音に対応する音声ファイルを決定し選択する。すなわち、SIP制御部31−1は、トーンID「1」により、トーン管理テーブル領域22−1を参照し、対応する音声ファイルを取得する。管理テーブル13−1のように定義されている場合、トーンID「1」に対応する音声ファイルが「DT_JPN.WAV」であるので、SIP制御部31−1は、音声ファイル再生制御部33−1に音声ファイル再生を指示(手順S25)して「DT_JPN.WAV」の再生を要求する。
音声ファイル再生制御部33−1は、音声ファイル保存領域23からダウンロード済みの音声ファイル「DT_JPN.WAV」を選択取得し、発信音のトーン音声を出力処理してトーン出力部24−1からその再生音を送出(手順S26)する。トーン出力部91がハンドセットであれば、ハンドセットの受話口よりユーザは発信音を聴取することとなる。
発信音を聴取して確認したユーザはダイヤル番号により被呼者の呼出しを行う。すなわち、SIP制御部31−1は、ユーザから宛先のダイヤル番号を含む通話先情報を取得して発呼情報としINVITEメッセージとしてSIP制御部12へ通知(手順S27)する。宛先のダイヤル番号などの通話先情報を発呼の際に受けている場合には、発信音の受信で自動的にSIP制御部12へ通知することもできる。SIP制御部12は、このINVITEメッセージに対してプロキシサーバとして動作し、INVITEメッセージを通話先情報処理端末2−2における利用者活用部30−2のSIP制御部31−2に宛てて中継する。
すなわち、SIPサーバ1は、情報処理端末2−2のユーザに呼出信号(リンガ)による着信音を聴取させるべくSIP制御部12からNOTIFYメッセージをSIP制御部31−2に送出して着信音送出指示(手順S28)を行う。このメッセージのパラメータには、トーン出力指示としてトーン管理テーブル13に定義される設定済みの着信音「RING」に対応するトーンIDを通知する。情報処理端末2−2に対して管理テーブル13−2のように定義されている場合、そのユーザは「ユーザB」として操作可能状態にあり、着信音を「RING−B」として設定してあるので、「RING−B」に相当するトーンID「8」がパラメータとして通知される。
SIP制御部31−2は、NOTIFYメッセージを受けた際、その正常受信を着信音送出確認として200OKメッセージでSIP制御部12へ返送する。一方、SIP制御部31−2は、受けたNOTIFYメッセージのパラメータがトーン出力指示であるので取得済みの管理テーブル13−2から指示された出力音に対応する音声ファイルを決定し選択する。すなわち、SIP制御部31−2は、トーンID「1」により、トーン管理テーブル領域22−2を参照し、対応する音声ファイルを取得する。管理テーブル13−2のように定義されている場合、トーンID「8」に対応する音声ファイルが「RING_B.WAV」であるので、SIP制御部31−2は、音声ファイル再生制御部33−2に音声ファイル再生を指示(手順S29)して「RING_B.WAV」の再生を要求する。
音声ファイル再生制御部33−2は、音声ファイル保存領域23−2からダウンロード済みの音声ファイル「RING_B.WAV」を選択取得し、発信音のトーン音声を出力処理してトーン出力部24−2からその再生音を送出(手順S30)する。トーン出力部24−2がスピーカであれば、そのスピーカからユーザは着信音を聴取することとなる。着信音は、その「RING」の種別によりベルの鳴動音にもできる。
一方、上記手順S27のINVITEメッセージに対してSIP制御部12は、発呼情報受付け確認としてSIP制御部31−1へ100TRYINGメッセージを送出(手順S31)する。また、更に、SIP制御部12は、プロキシサーバとして動作し、上記手順S27のINVITEメッセージで発呼情報を着呼情報として宛先情報処理端末2−2のSIP制御部31−2へ転送(手順S32)する。SIP制御部31−2は、受けたINVITEメッセージに対し、180RINGINGメッセージをSIP制御部12に返送(手順S33)する。SIP制御部12は、プロキシサーバとして、180RINGINGメッセージを180RINGINGメッセージとして利用者活用部30−1のSIP制御部31−1へ中継転送(手順S34)する。
このとき同時に、SIPサーバ1は、情報処理端末2−1の発呼ユーザに呼出し音(RBT:リングバックトーン)を聴取させるべくSIP制御部12からNOTIFYメッセージをSIP制御部31−1へ呼出し音送出指示として送出(手順S35)する。このメッセージのパラメータには、トーン出力指示としてトーン管理テーブル13に定義される呼出し音に対応するトーンIDを通知する。「ユーザA」の管理テーブル13−1のように定義されている場合、呼出し音に相当するトーンID「3」がパラメータとして通知される。
SIP制御部31−1は、NOTIFYメッセージを受けた際、その正常受信を呼出し音送出指示確認として200OKメッセージでSIP制御部12へ返送(手順S36)する。その一方、SIP制御部31−1は、NOTIFYメッセージを受け、そのパラメータがトーン出力指示であるので、取得済み管理テーブル13−1から指示された出力音に対応する音声ファイルを決定の選択処理を行う。すなわち、トーンIDが「3」であるので、トーン管理テーブル領域23−1を参照し、トーンID「3」に対応する音声ファイルは「RBT_JPN.WAV」が選択される。SIP制御部31−1は、音声ファイル再生制御部33−1に音声ファイル再生を指示(手順S37)して「RBT_JPN.WAV」の再生を要求する。
音声ファイル再生制御部33−1は、音声ファイル保存領域23−1からダウンロード済みの音声ファイル「RBT_JPN.WAV」を選択取得し、呼出し音のトーン音声を出力処理してトーン出力部24−1からその再生音を送出(手順S38)する。トーン出力部24−1がハンドセットの受話口であれば、その受話口からユーザは呼出し音を聴取することとなる。
着信音を聴取した被呼ユーザは例えばオフフックにより応答する。すなわち、SIP制御部31−2は、ユーザから応答を受けた際にSIPサーバ1のSIP制御部12へ200OKメッセージを送出(手順S41)し、SIP制御部12は、プロキシサーバとして200OKメッセージをSIP制御部31−1へ転送中継(手順S42)する。SIP制御部31−1は200OKメッセージを受信した際に呼出し音の送出を停止して応答の受信確認としてACKメッセージをSIP制御部12へ返送(手順S43)する。SIP制御部12は、プロキシサーバとしてそのACKメッセージを通信先のSIP制御部31−2へ転送(手順S44)する。この結果、SIP制御部31−1,31−2間のメディアセッションが確立し、通信制御(手順S45)が可能となるので、情報処理端末2−1、2−2それぞれのユーザ間で通話開始できる。
次に、図7のシーケンスチャートに図1のブロック図並びに図2及び図3を併せ参照して、情報処理端末2−1と情報処理端末2−2とのユーザが上記図6の手順に従って通話状態になり、その後、終話により通話路が解放されるまでの手順について説明する。
情報処理端末2−1の発呼ユーザがハンドセットのオンフック等により終話操作を行った際、メディアセッションを終了するため、利用者活用部30−1は、SIP制御部31−1からSIPサーバ1のSIP制御部12へBYEメッセージを送出して切断の受付けを通知(手順S51)する。SIP制御部12は、プロキシサーバとしてそのBYEメッセージを利用者活用部30−2のSIP制御部31−2へ中継転送(手順S52)する。
このとき、SIPサーバ1は情報処理端末2−2の着呼ユーザに話中音(BT:ビジートトーン)を聴取させるべく、SIP制御部12がNOTIFYメッセージをSIP制御部31−2に転送(手順S53)する。このメッセージのパラメータには、トーン出力指示としてトーン管理テーブルに定義される出力音種別「BT」に対応するトーンIDを通知する。従って、「ユーザB」の管理テーブル13−2から、出力音種別「BT」に相当するトーンID「4」がパラメータとして通知される。
SIP制御部31−2は、BYEメッセージを受信した際に、200OKメッセージをSIP制御部12に返送して話中音送出指示の正常受信確認(手順S54)し、メディアセッションを終了する。更に、SIP制御部31−2は、受けたNOTIFYメッセージのパラメータがトーン出力指示であるので、指示された出力音に対応する音声ファイルを取得済み管理テーブル13−2から決定する処理を行う。すなわち、トーンIDが「4」であるので、トーン管理テーブル領域22−2を参照し、トーンID「4」に対応する音声ファイルは「BT_JPN.WAV」が選択される。SIP制御部31−2は、音声ファイル再生制御部33−2に音声ファイル再生を指示(手順S55)して「BT_JPN.WAV」の再生を要求する。
音声ファイル再生制御部33−2は、音声ファイル保存領域23−2からダウンロード済みの音声ファイル「BT_JPN.WAV」を選択取得し、話中音のトーン音声を出力処理してトーン出力部24−2からその再生音を送出(手順S56)する。トーン出力部24−2がハンドセットの受話口であれば、その受話口からユーザは話中音を聴取し、着呼ユーザは発呼ユーザにより終話が行われたことを認識する。
ここで、着呼ユーザのオンフックを検出したSIP制御部31−2は解放の受付けを200OKメッセージでSIP制御部12に通知(手順S57)する。200OKメッセージを受けたSIP制御部12は、プロキシサーバとして、200OKメッセージを発呼側のSIP制御部31−1へ転送(手順S58)して手順を終了する。
なお、以上の説明では、本発明のトーン出力制御について説明したもので、出力したトーンを停止する制御については割愛した。これについても、発信音送出のシーケンス説明で示されたように、利用者活用部30が、SIP制御部31−1、31−2からSIPサーバ1のSIP制御部12へ操作イベントを通知することとなる。これにより、利用者活用部30が、SIP制御部12からのNOTIFYメッセージでトーン出力停止指示を受け取り、音声ファイル再生制御部33−1、33−2へ音声ファイル再生停止指示を行ってもよい。又は、利用者活用部30のSIP制御部31−1、31−2が自状態の変更によりトーン送出停止を判断し、音声ファイル再生制御部33−1、33−2へ音声ファイル再生停止指示を行うこととしてもよい。
上記説明では、二つの情報処理端末2−1,2−2が異なる管理テーブル13-1,13-2それぞれを用いるとしたが、一つのテーブルに統一することがシステム構成の簡素化に役立つ。例えば、設置工事の際には統一された標準管理テーブルで出力音を定義し、設置工事者が全ての情報処理端末で同一のトーン管理テーブル及び音声ファイルを保存する。その後、運用に際して出力音の定義変更のためトーン管理テーブルの登録を変更するが、上述したように、変更は容易にできる。従って、SIPサーバに多種類の音声ファイルを予め用意することにより、ユーザが自身で管理テーブルの登録変更とその更新をすることができる。すなわち、出力音変更に対する融通性を高めることができる。
また、上記説明では、主に接続過程出力音の送出を例として説明を行った。しかし、SIPサーバのSIP制御部が利用者活用部の特定のサービス利用を情報処理端末のSIP制御部から通知される場合がある。この場合も、システム独自のサービストーンをSIP制御部からNOTIFYメッセージによるトーン出力指示で利用者活用部の音声ファイル再生制御部から、トーン管理テーブルで定義された音声ファイルを再生させ、トーン出力部から音声送出させることが可能である。
このような構成を採用したので、構内電話交換網において、情報処理端末によるIP電話端末が、SIPサーバとなるIP電話主装置への登録制御を行う際及びIP電話主装置でトーン定義が変更された際に、IP電話主装置からトーン管理テーブルのデータを取得し、IP電話端末内に保存しているトーン管理テーブルおよび音声ファイルの記録を更新できる。このため、常にIP電話主装置とIP電話端末との間でトーン定義の同期を保つことができる。従って、IP電話主装置にてIP電話端末に送出させる出力音を一元管理することができる。
また、複数のIP電話端末は出力音を定義するテーブル及び使用する音声ファイルを保存する領域を用意するのみで、そのデータは一つのIP電話主装置に持たせ、要求したIP電話端末がそのデータを取得して保存する。従って、ユーザ又は設置工事者によるデータインストールが簡単かつ容易であるという効果も生じる。
本発明の実施例2について図8A,図8B及び図9を参照して説明する。
上記実施例の管理テーブルでは、Windows(登録商標)標準の音声ファイル形式であるWAVEファイルで統一された音声ファイルを図示したが、この実施例では、音声ファイルを情報処理端末のタイプ別にしている。
図8Aには、電話端末を対象にWAVEファイルで統一された音声ファイルが定義されている。図8Bには、映像データ圧縮方式によるMP3ファイルによる圧縮された音声ファイルが定義されている。このMP3ファイルにより呼接続過程をパーソナルコンピュータで画面表示可能となる。また、図8BのトーンID「2」に示されるように、音声ファイルに米国のトーン種別「SDT_USA_B.MP3」が含まれてもよい。図9では、これ等のファイル一覧が提示されている。
音声種別「MP3」の指定は、トーン管理テーブルの登録要求の際に上記手順S13の情報処理端末が送出するSUBSCRIBEメッセージの端末情報に含まれる。これによって、NOTIFYメッセージによりSIPサーバからMP3指定の音声ファイルを取得することができる。
このような構成により、端末タイプごとに同じトーン出力指示でも別種のトーンを出力されることが可能になるだけでなく、例えば、図1に示される音声ファイル再生制御部が異なる音声ファイルフォーマットの再生をサポートしていた場合、又は音声ファイル保存領域で音声ファイル保存のための十分な保存エリアを有しておらず、高圧縮音型の音声ファイルフォーマットの音声ファイルを利用する場合などの解決手段として効果がある。
本発明の実施例3について図10から図12までに図1を併せ参照して説明する。
この実施例と図1に示される実施例との相違は、トーン送出に関連した文言の表示のため、音声ファイルに加えて、テキストファイル又は圧縮データのトーン送出に関連した映像若しくは画像の表示のためのマルチメディアファイルを持っていることである。
図10に示されるように、SIPサーバ1Bは、LANIFS11、SIP制御部12B、トーン管理テーブル13B、ファイル転送制御部14B、及び音声ファイル15Bに加えて、テキストファイル16B及びマルチメディアファイル17Bを有する。情報処理端末2Bは、LANIFT21、トーン管理テーブル領域22、音声ファイル保存領域23、トーン出力部24B、及び利用者活用部30Bに加えて、テキストファイル保存領域25B、マルチメディアファイル保存領域26B、及びGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)表示出力部27Bを有する。利用者活用部30Bは、SIP制御部31B、ファイル転送制御部32B、及び音声ファイル再生制御部33に加えてテキストファイル表示制御部34B及びマルチメディアファイル表示制御部35Bを有する。
図11に示されトーン管理テーブル13BではトーンIDそれぞれで、Windows(登録商標)標準の音声形式によるWAVファイル、テキスト形式によるTXT(テキスト)ファイル、及び音声付き動画形式によるAVI(オーディオ・ビデオ・インタリービング)ファイルが含まれる。図12は、これ等の一覧ファイルが提示されている。
上記説明では、音声ファイル、テキストファイル、及びマルチメディアファイルがそれぞれのブロックにより区分されているが、一つの音声ファイルに混合保存することができる。従って、音声再生及び画像表示による出力も一つの再生制御部により制御されるとして図示することができる。この場合、そのシステム構成は上記実施例1と同様になる。
従って、上述した制御手順で、音声ファイルダウンロードを行う際に、トーン管理テーブルで定義されたファイルを取得する制御で、その対象を音声ファイルと限定せず、トーン管理テーブルに定義されたファイルそれぞれを取得することになる。また、音声ファイル再生指示が、選択されたファイルそれぞれに対応する再生又は表示を行うための指示となり、また、情報処理端末でユーザへのトーン送出表現を音声だけでなく、文字表示又は画像・映像表示によっても行うこととなる。
このような構成により、情報処理端末の出力音を、受話器、スピーカなどから得られる音声による可聴信号だけでなく、画面で得られる文字、画像による可視信号で発生させ、ユーザに通知することができる。
本発明による実施例4について、図13及び図14に図1及び図5を併せ参照して説明する。
この実施例の図13と図1に示される実施例との相違は、SIPサーバが複数であり、その一つがファイル提供サーバ1A、かつ、残りがトーン管理サーバ1−1,1−2となっていることである。図示されるように、トーン管理サーバ1−1,1−2それぞれは、LANIFS11、SIP制御部12、及びトーン管理テーブル13を含む。ファイル提供サーバ1Aは、LANIFS11、ファイル転送制御部14A、及び音声ファイル15−1,15−2,15−3を有する。
図14と図5との相違は、ファイル転送制御部14Aがファイル転送制御部14から変更されファイル提供サーバ1Aに含まれ、SIP制御部12がトーン管理サーバ1−1に含まれることである。それ以外の手順は手順S61から手順S68までを上述の手順S11から手順S18までのそれぞれに読み替えればよい。従って、その説明は省略する。
このような構成のため、例えば、SIPサーバにおいて音声ファイルの格納エリアが十分確保できない場合、音声ファイルを十分確保可能なファイル提供サーバを用意することにより、それが可能になる。
本発明による実施例5について、図15に図13を併せ参照して説明する。
この実施例による図15と図13に示される実施例との相違は、ファイル提供サーバ1Aが、インターネット4に接続されていることである。そのため、トーン管理サーバ1−J,1−U及び情報処理端末2−J,2−UもLANからITN(インターネット)ルータ5−J,5−Uそれぞれを介してインターネット4に接続されている。
例えば、図示される複数の情報処理端末2−Jは、LANを介してITNルータ5−J及びSIPサーバ1−Jと接続され、日本国内の一つのプライベート電話システムを形成している。複数の情報処理端末2−Uは、LANを介してITNルータ5−U及びSIPサーバ1−Uと接続され、米国内の一つのプライベート電話システムを形成している。従って、ファイル提供サーバ1Aは、日本国用の音声ファイル15−J、米国用の音声ファイル15−Uなど、各国別のファイルを有することとなる。
図示されるブロックの機能及びその発揮する効果は、これまでの説明と同様であり、その説明を省略する。
このような構成のため、トーン管理サーバ1−J,1−Uは、それぞれの国に適合した出力音を定義できる。また、ファイル提供サーバ1Aが各国共通に各種ファイルを一括して保存することが、ファイルの一元管理に有効である。
本発明によれば、IPネットワークでSIPを用いてサーバに一括登録した出力音のファイルを情報処理端末から要求して取得することができる。このため、簡潔な構成にかかわらず、ユーザによる情報処理端末でのファイル管理が容易であり、サーバとのファイルの一元管理をすることが、国際的な様々な地域に対しても可能になる。従って、電話交換装置をサーバとし、電話端末を情報処理端末として接続する場合、通信制御をSIPと限定せずに、ネットワークを介して授受するメッセージに音声ファイルを含ませて伝送する電話システムであれば本発明を適用可能である。
本発明による情報処理端末の出力音設定システムの実施の一形態をブロックで示した説明図である。(実施例1) 図1におけるトーン管理テーブルデータの実施の一形態を表で示した説明図である。(実施例1) 図2Aと異なるトーン管理テーブルデータの実施の一形態を表で示した説明図である。(実施例1) 図1における音声ファイルの実施の一形態を一覧で示した説明図である。(実施例1) 図1における利用者活用部30の主要動作手順の実施の一形態をフローチャートで示した説明図である。(実施例1) 図1における出力音設定システムの音声ファイルダウンロードに係る動作手順の実施の一形態をシーケンスチャートで示した説明図である。(実施例1) 図1における出力音設定システムの発呼手順で、発信音聴取までの動作手順の実施の一形態をシーケンスチャートで示した説明図である。(実施例1) 図6Aに続く出力音設定システムの接続手順で、被呼者応答までの動作手順の実施の一形態をシーケンスチャートで示した説明図である。(実施例1) 図6Bの途中の出力音設定システムの接続手順で、発呼者が呼出し音聴取までの動作手順の実施の一形態をシーケンスチャートで示した説明図である。(実施例1) 図1における出力音設定システムの接続手順で、通話終了に伴う動作手順の実施の一形態をシーケンスチャートで示した説明図である。(実施例1) 図2A、図2Bとは異なるトーン管理テーブルデータの実施の一形態を表で示した説明図である。(実施例2) 図2A、図2B、及び図8Aと異なるトーン管理テーブルデータの実施の一形態を表で示した説明図である。(実施例2) 図8A及び図8Bにおけるトーン管理テーブルに対応する音声ファイルの実施の一形態を一覧で示した説明図である。(実施例2) 本発明による情報処理端末の出力音設定システムの実施の一形態をブロックで示した説明図である。(実施例3) 図10におけるトーン管理テーブルデータの実施の一形態を表で示した説明図である。(実施例3) 図10における各種ファイルの実施の一形態を一覧で示した説明図である。(実施例3) 本発明による情報処理端末の出力音設定システムの実施の一形態をブロックで示した説明図である。(実施例4) 図13における出力音設定システムの音声ファイルダウンロードに係る動作手順の実施の一形態をシーケンスチャートで示した説明図である。(実施例4) 本発明による情報処理端末の出力音設定システムの実施の一形態をブロックで示した説明図である。(実施例5)
符号の説明
1、1B SIPサーバ
1−1、1−2、1−J、1−U トーン管理サーバ
1A ファイル提供サーバ
2、2−1、2−2、2−n、2−J、2−U 情報処理端末
5−J、5−U ITNルータ
11 LANIFS
11A ITNIF
12、12B、31、31B SIP制御部
13、13B トーン管理テーブル
13−1、13−2、13A−1、13A−2 管理テーブル
14、14A、14B、32、32B ファイル転送制御部
15、15A、15B、15−J、15−U 音声ファイル
16B テキストファイル
17B マルチメディアファイル
21 LANIFT
22 トーン管理テーブル領域
23 音声ファイル保存領域
24 トーン出力部
25B テキストファイル保存領域
26B マルチメディアファイル保存領域
27B GUI表示出力部
30、30B 利用者活用部
33 音声ファイル再生制御部
34B テキストファイル表示制御部
35B マルチメディアファイル表示制御部

Claims (7)

  1. SIP(セッション・イニシエイション・プロトコル)を用いてネットワークを介し接続する少なくとも一つのSIPサーバと複数の情報処理端末とを備え、前記SIPサーバ及び情報処理端末それぞれには、当該情報処理端末での出力音種別とその識別符号との対応を記録する管理テーブル記録領域とその識別符号それぞれに対応する複数の音声ファイルを記録する音声ファイル保存領域とを備え、前記情報処理端末が、所定時期にSIPサーバの対応領域にある記録データを取得して自己の記録データと照合し一致するように更新する手段を有することを特徴とする情報処理端末の出力音設定システム。
  2. 請求項1に記載の情報処理端末の出力音設定システムにおいて、前記所定時期は、前記情報処理端末が前記SIPサーバに登録要求した際、又は、前記SIPサーバで当該SIPサーバの音声ファイル保存領域に音声ファイルが新規登録されて管理テーブルが更新された際に、前記SIPサーバが関連の前記管理テーブル及び音声ファイルを対象の前記情報処理端末に通知する時点であることを特徴とする情報処理端末の出力音設定システム。
  3. 請求項1に記載の情報処理端末の出力音設定システムにおいて、前記管理テーブルが、前記SIPサーバにおいては複数の前記情報処理端末それぞれに対応して備えられ、各情報処理端末においてはそれぞれで使用される音声ファイルにのみ対応して備えられることを特徴とする情報処理端末の出力音設定システム。
  4. 請求項1に記載の情報処理端末の出力音設定システムにおいて、前記SIPサーバ及び前記情報処理端末それぞれには、前記出力音識別符号に対応して、音声ファイルに加え、テキストファイル及びマルチメディアファイル並びにその保存領域を備えることを特徴とする情報処理端末の出力音設定システム。
  5. 請求項1に記載の情報処理端末の出力音設定システムにおいて、前記複数のSIPサーバの一つをファイル提供サーバとして、複数の音声ファイルを保存する音声ファイル保存領域を複数備え、かつ、残りのSIPサーバをトーン管理サーバとして情報処理端末それぞれに対応する管理テーブル記録領域を備え、当該トーン管理サーバが、情報処理端末対応の音声ファイルを前記音声ファイル提供サーバから取り出して当該情報処理端末に送達することを特徴とする情報処理端末の出力音設定システム。
  6. 請求項5に記載の情報処理端末の出力音設定システムにおいて、前記トーン管理サーバと当該サーバに関連の前記情報処理端末とをLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)で接続する複数のシステムを形成し、当該複数システムを前記音声ファイル提供サーバとインターネットで接続することを特徴とする情報処理端末の出力音設定システム。
  7. 請求項1から請求項6までのうちの一つに記載の情報処理端末の出力音設定システムにおいて、前記SIPサーバを電話交換機能制御のIP電話主装置、かつ、前記情報処理端末をIP電話端末とすることを特徴とする情報処理端末の出力音設定システム。
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