JP2004289677A - 通信端末装置および通信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】アナログ電話とIP電話の双方の機能をもつ通信端末装置を提供する。
【解決手段】本発明による通信端末装置では、発信先のIP電話が使用中である場合に、一旦、アナログ電話用の回線を接続し(S20)、IP電話用の回線が空いた場合に(S22)、発信先からIP電話の接続可能情報を受け付け(S24)、IP電話用の回線を接続する(S32)。これにより、通話を担保しながら、状況に応じてユーザが希望する回線に切り替えることが可能となる。
【選択図】 図4
【解決手段】本発明による通信端末装置では、発信先のIP電話が使用中である場合に、一旦、アナログ電話用の回線を接続し(S20)、IP電話用の回線が空いた場合に(S22)、発信先からIP電話の接続可能情報を受け付け(S24)、IP電話用の回線を接続する(S32)。これにより、通話を担保しながら、状況に応じてユーザが希望する回線に切り替えることが可能となる。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は通信技術に関し、とくにアナログ電話とIP電話の双方の機能をもつ通信端末装置およびその通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットが広く普及し、ネットワークのインフラの整備も進みつつある現在、通話音声信号を符号化したデータをパケット化し、インターネットなどのネットワークを介して送受信するIP(Internet Protocol)電話装置が注目を集めている。このIP電話は、一般にインターネット電話と呼ばれることもある。通話音声と同時にビデオ映像を送ることにより、ビデオ電話装置として利用することも可能であり、従来のアナログ電話装置に取って代わる次世代の電話装置として期待されている。例えば、IP電話装置に関する技術として、ダイアルアップ接続時に、VoIP(Voice over IP)通話可否情報をもとに、回線交換による通話とVoIP通話を選択する通話方式を提案するものがある(特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−251440号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
アナログ電話を利用した長距離電話や国際電話なども近時安くなっているとはいえ、IP電話を使用してIPネットワーク経由で通話することができれば、コスト面での削減は比較にならないほど大きい。近年では、安価にインターネットに常時接続できる環境も整いつつあり、そのため、IP電話の普及が一層促進されることが予想される。
【0005】
アナログ電話とIP電話の双方の機能をもち、さらに親機と子機の関係にある複数の受話器を有する通信端末装置は、アナログ電話用の回線とIP電話用の回線の双方に同時に接続することができ、したがって複数のユーザが別個の回線で電話を同時に使用することができる。そのため、発信側からIP電話をかけた場合に、発信先すなわち着信側でIP電話を使用中であれば、発信側はアナログ電話をかけることにより、相手方と通話することができる。しかしながらアナログ電話はIP電話よりもコストがかかり、また発信者は、安価なIP電話を使用できないというストレスも感じることが予想される。
【0006】
本発明は、そうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、アナログ電話とIP電話の双方の機能をもつ通信端末装置が効率よくアナログ電話とIP電話を活用できる技術を提供することにある。また別の目的は、着信側の回線状況に応じて、接続回線をユーザの望む電話回線に切り替えることのできる技術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のある態様は、アナログ電話とIP電話の双方の機能をもつ通信端末装置に関する。この通信端末装置は、一方の電話用の回線を接続する第1インタフェース部と、他方の電話用の回線の接続可能情報を受け付ける受付部と、接続可能情報をもとに、他方の電話用の回線の接続を指示する回線設定部と、回線設定部による接続指示により、他方の電話用の回線を接続する第2インタフェース部とを備える。一方の電話用の回線とは、アナログ電話用の回線またはIP電話用の回線のいずれかであり、他方の電話用の回線とは、IP電話用の回線またはアナログ電話用の回線のいずれか他方である。この態様の通信端末装置によると、一方の電話用の回線の接続後、他方の電話用の回線が使用可能になったことを示す接続可能情報を取得して、回線を切り替えることができ、ユーザのニーズに応じた回線接続が可能となる。
【0008】
第1インタフェース部は、第2インタフェース部により他方の電話用の回線が接続するのを待って、一方の電話用の回線の接続を切断してもよい。これにより、回線切替時に一方の電話用の回線を切断することに伴う不快な無音期間を低減することが可能となる。
【0009】
第1インタフェース部が一方の電話用の回線を接続する前に、第2インタフェース部が他方の電話用の回線の接続を試み、それが失敗に終わった場合に、第1インタフェース部が一方の電話用の回線を接続してもよい。また、発信先すなわち着信側である通信端末装置がアナログ電話とIP電話の双方の機能をもち、且つ、アナログ電話からの発信とIP電話からの発信のそれぞれを着信可能な複数の端末をもっており、発信先において他方の電話用の回線が通話中であったために第1インタフェース部が一方の電話用の回線を接続した場合、受付部は、発信先から他方の電話用の回線が空いたことを示す接続可能情報を受け付けてもよい。複数の端末とは、それぞれ受話器などを有する装置を意味し、例えば、親子電話における親機と子機などが、これに相当する。
【0010】
本発明の別の態様は、一方の電話用の回線を接続するステップと、他方の電話用の回線の接続可能情報を受け付けるステップと、接続可能情報をもとに、他方の電話用の回線を接続するステップとを備える通信方法を提供する。
【0011】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の形態に係る通話システム1の全体構成を示す。通話システム1において、複数の通信端末装置10aおよび10b(以下、総称する場合は「通信端末装置10」と呼ぶ)が、それぞれアナログ回線網14およびIPネットワーク16とに接続される。通信端末装置10は、アナログ電話とIP電話の双方の機能を有し、自身のアナログ電話番号とIP電話番号とを保持している。
【0013】
アナログ回線網14は例えば公衆交換電話網などの加入電話回線ネットワークであってよく、末端にアナログ電話装置をつないで、回線交換方式で交換機12aおよび12bを介して相手に接続することにより、音声通話を実現することができる。一方、IPネットワーク16は、インターネットやイントラネットなどのインターネットプロトコル上で通信を可能とするネットワークであり、末端にIP電話装置をつないで、ルータを介して相手に接続することにより、音声通話を実現することができる。したがって、通信端末装置10は、アナログ回線網14およびIPネットワーク16に接続することにより、アナログ電話とIP電話の双方を利用することができる。IPネットワーク16には、通信などを管理する管理サーバ20が接続される。
【0014】
なお実施の形態では、アナログ電話用の回線としてアナログ回線網14を例に示すが、これに限定するものではなく、要はアナログ電話を使用するための回線であればよい。したがって別の例では、アナログ回線網14の代わりに、ISDNなどのデジタル回線網であってもよく、その場合には、通信端末装置10がターミナルアダプタなどを介してデジタル回線網に接続することにより、アナログ電話の機能を実現することになる。また、図示のごとく、アナログ回線網14とIPネットワーク16とはゲートウェイ18を介して接続されてもよい。
【0015】
実施の形態において通信端末装置10は、複数の機器から構成されてもよい。例えば、アナログ電話機とIP電話機とが端末接続装置に接続し、端末接続装置が、アナログ回線網14およびIPネットワーク16に接続した構成をとってもよい。しかしながらユーザの利便性に配慮すると、通信端末装置10は、アナログ電話およびIP電話の機能を一体にした機器として構成されることが好ましい。その形態には様々なものが考えられるが、例えば、アナログ電話装置がIP電話機能を持つようにしてもよいし、また、PC(パーソナルコンピュータ)がアナログ電話機能とIP電話機能の双方を持つようにしてもよい。
【0016】
なお、本実施の形態において、少なくとも着信側の通信端末装置10は、例えば親機と子機の関係にあるような受話器を有する端末を複数もち、端末のそれぞれがアナログ電話からの発信とIP電話からの発信を着信可能とする。したがって、1つの端末がアナログ電話にて通話中である場合に、同時に別の端末がIP電話にて通話することも可能である。
【0017】
図2は、本実施の形態の通信端末装置10の構成を示す。通信端末装置10は、番号入力部30、番号取得部32、格納部34、回線設定部36、アナログ回線網インタフェース部38、IPネットワークインタフェース部40、受付部42および切替スイッチ44を備える。番号入力部30は、電話番号を入力するための操作入力を受け付ける数字キーやボタンなどであってよい。格納部34は、発信先のアナログ電話番号とIP電話番号とを対応付けたリストを保持する。なお図示しないが、通信端末装置10は受話器を構成するマイクやスピーカを有し、また、アナログ電話およびIP電話として機能するために必要な構成を有している。以下、ユーザが発信時に、安価なIP電話の利用を試みる場合を例にとる。
【0018】
本実施の形態において、まず、ユーザが番号入力部30からIP電話番号を入力する。番号取得部32は、IP電話番号を受け取り、回線設定部36に伝達する。回線設定部36はIP電話番号を受け取ると、IP電話用回線の接続が要求されていることを認識し、IP電話番号をIPネットワークインタフェース部40に伝達する。IPネットワークインタフェース部40は、IP電話用の回線の接続を試みるべく、IP電話番号を用いて発信する。
【0019】
発信先のIP電話が通話中である場合には、IP電話用の回線が接続できず、IPネットワークインタフェース部40は、回線の接続が失敗に終わったことを回線設定部36に伝達する。回線設定部36は、入力されたIP電話番号に対応するアナログ電話番号を格納部34に記憶したリストから取得するように、番号取得部32に指示する。
【0020】
図3は、格納部34に記憶されるアナログ電話番号とIP電話番号とを対応付けたリストを示す。このリストは、図示のごとく、通信端末装置10以外の通信端末装置、すなわち発信先となる通信端末装置10のアナログ電話番号とIP電話番号とを対応付けて記録したものである。このリストは、ユーザにより作成されてもよく、また、管理サーバ20から供給されてもよい。
【0021】
番号取得部32は、格納部34に記憶されたリストを検索して、対応するアナログ電話番号を抽出する。抽出した場合には、そのアナログ電話番号を回線設定部36に伝達する。なお、対応するアナログ電話番号がリストにない場合、番号取得部32は、ユーザに対して、対応するアナログ電話番号を番号入力部30から入力するように指示する。この指示は、図示しないディスプレイやスピーカなどから視覚的または聴覚的にユーザが認識できるように行われる。ユーザはこの指示を受けると対応するアナログ電話番号を入力し、番号取得部32は、そのアナログ電話番号を回線設定部36に伝達する。
【0022】
回線設定部36はアナログ電話番号を受け取ると、アナログ電話用回線の接続が要求されていることを認識し、アナログ電話番号をアナログ回線網インタフェース部38に伝達する。アナログ電話網インタフェース部38は、アナログ電話用の回線の接続を試みるべく、アナログ電話番号を用いて再発信する。アナログ用の回線が接続すると、発信者と着信者との間でアナログ電話による通話が行われる。
【0023】
本実施の形態では、アナログ電話による通話中、着信側において別のユーザによるIP電話の通話が終了した場合に、着信側の通信端末装置からIP電話用の回線の接続が可能になったことを示す情報が発信される。この接続可能情報は、IPネットワーク16を介して送信され、IPネットワークインタフェース部40で受信される。IPネットワークインタフェース部40は、接続可能情報を受付部42に供給する。
【0024】
受付部42は、接続可能情報を受け付け、回線設定部36に伝達する。受付部42による受付機能は、回線設定部36に設けられてもよい。回線設定部36は接続可能情報を受けて、IP電話用の回線が空きになったことを認識する。回線設定部36は、図示しないディスプレイやスピーカを介して、ユーザに、IP電話が使用可能になったことを報告する。ユーザが、回線の切替スイッチ44を押すと、回線設定部36が切替スイッチ44の押下げを認識し、IPネットワークインタフェース部40に回線の接続を指示する。IPネットワークインタフェース部40は、接続指示により、IP電話用の回線を接続する。なお、回線設定部36は、接続可能情報を受けると、自動的に回線切替を行ってもよい。
【0025】
アナログ回線網インタフェース部38は、IPネットワークインタフェース部40によりIP電話用の回線が接続するのを待って、アナログ電話用の回線の接続を切断する。すなわち、IP電話用の回線が接続されるまで、アナログ電話用の回線は接続された状態を維持し、通信端末装置10間では、アナログ電話による通話が引き続き行われている。このように、一時的にアナログ電話用の回線とIP電話用の回線とを同時に接続状態にすることにより、回線切断に伴う不快な無音期間を避けることが可能となる。以上により、回線切替をスムーズに行うことができ、発信者は、発信当初の希望通りにIP電話を使用することが可能となる。
【0026】
なお、IP電話の音質はIPネットワーク16の環境などによって悪化する場合もあるが、アナログ電話の音質は一般に安定しているため、状況に応じて低料金のIP電話よりも、安定した音質が期待されるアナログ電話に切り替えたい要望も存在すると考えられる。本実施の形態では、アナログ電話用の回線確立後に、アナログ電話から低料金のIP電話に切り替える例について説明したが、IP電話からアナログ電話に切り替える場合であっても、本発明の技術を利用できることは言うまでもない。
【0027】
上記の例とは逆に、アナログ電話用の回線が使用中のため、IP電話を使用して通話を行い、IP電話の通話中にアナログ電話用の回線が空いたことを受けて、接続回線をアナログ電話用の回線に切り替えることも可能である。また、IP電話の使用中に音質が悪化した場合に、着信側からアナログ電話用回線の接続可能情報を発信側に送信し、その接続可能情報をもとにアナログ電話用の回線に切り替えることも可能である。
【0028】
回線確立後のアナログ電話からIP電話への切替と、IP電話からアナログ電話への切替の双方を想定した場合、アナログ電話用の回線からIP電話用の回線への切替にかかる時間は、IP電話用の回線からアナログ電話用の回線への切替にかかる時間よりも短くてよい。これは、交換機12を介するためにアナログ電話用の回線の接続確立が、IP電話用の回線の接続確立よりも時間を要するためである。したがって、回線の切替時間を両者で同一にする必要はなく、結果として、アナログ電話用回線からIP電話用回線の切替時間を、IP電話用回線からアナログ電話用回線の切替時間よりも短くすることが可能である。
【0029】
図4は、本実施の形態における回線接続処理のシーケンス図を示す。図4では、発信側の通信端末装置10aと着信側の通信端末装置10bとの間で回線接続を行う例を示す。着信側の通信端末装置10bは親機と子機を有し、親機がIP電話を使用中である状況を前提とする。
【0030】
まず、発信者であるユーザが安価なIP電話を利用するべく、通信端末装置10aから通信端末装置10bのIP電話番号に発信する(S10)。通信端末装置10bのIP電話が通話中のとき(S12)、通信端末装置10aは、自動的にまたはユーザからの指示に基づいて、通信端末装置10bのアナログ電話番号に発信する(S14、S16)。通信端末装置10bでは、親機がIP電話を使用中であるため、空いている子機に着信する(S18)。なお、キャッチホンサービスに加入している場合には、親機にも着信用の音声信号が発信されてもよい。以上の処理により、通信端末装置10aと、通信端末装置10bの子機との間でアナログ電話用の回線が接続される(S20)。
【0031】
アナログ電話による通話中に、通信端末装置10bの親機によるIP電話の通話が終了したとする(S22)。通信端末装置10bは、IPネットワーク16を介してIP電話用の回線が接続可能であることを示す接続可能情報を通信端末装置10aに発信する(S24)。通信端末装置10aでは、図示しないディスプレイに、着信側の通信端末装置10bがIP電話を使用可能であることを表示する(S26)。この表示により、ユーザは、IP電話に切り替えられることを認識する。ユーザが回線の切替を指示すると(S28)、通信端末装置10aは、通信端末装置10bのIP電話番号に発信する(S30)。なお、この例ではユーザからの切替指示を契機として回線の切替を行うこととするが、着信側の通信端末装置10bからIP電話の接続可能情報の通知があった時点で、自動的に切替作業を行ってもよい。
【0032】
IP電話番号に発信すると、通信端末装置10aと通信端末装置10bとの間でIP電話用の回線が接続される(S32)。着信側では、IP電話用の回線を親機に接続することもできるし、また子機に接続することもできる。子機に接続する場合、まだアナログ電話用の回線も接続されているため、この段階では通話はアナログ電話にて行われている。続いて、アナログ電話用の回線を切断する(S34)。これにより、通話がIP電話にて行われることになる。以上のように、本実施の形態による回線接続処理方法によれば、回線接続当初に希望する回線が繋がらない場合であっても別の回線を利用して通話を行い、希望する回線が空いた場合に、迅速に回線を切り替えることが可能となる。これにより、通話を担保しながら状況に応じてユーザの回線に対するニーズに応えることが可能となる。
【0033】
以上、本発明を複数の実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、アナログ電話とIP電話の双方の機能をもつ通信端末装置がアナログ電話とIP電話を効率よく活用できる技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る通話システムの全体構成を示す図である。
【図2】通信端末装置の構成を示す図である。
【図3】格納部に記憶されるアナログ電話番号とIP電話番号とを対応付けたリストを示す図である。
【図4】回線接続処理のシーケンス図である。
【符号の説明】
1・・・通話システム、10・・・通信端末装置、12・・・交換機、14・・・アナログ回線網、16・・・IPネットワーク、18・・・ゲートウェイ、20・・・管理サーバ、30・・・番号入力部、32・・・番号取得部、34・・・格納部、36・・・回線設定部、38・・・アナログ回線網インタフェース部、40・・・IPネットワークインタフェース部、42・・・受付部、44・・・切替スイッチ。
【発明の属する技術分野】
本発明は通信技術に関し、とくにアナログ電話とIP電話の双方の機能をもつ通信端末装置およびその通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットが広く普及し、ネットワークのインフラの整備も進みつつある現在、通話音声信号を符号化したデータをパケット化し、インターネットなどのネットワークを介して送受信するIP(Internet Protocol)電話装置が注目を集めている。このIP電話は、一般にインターネット電話と呼ばれることもある。通話音声と同時にビデオ映像を送ることにより、ビデオ電話装置として利用することも可能であり、従来のアナログ電話装置に取って代わる次世代の電話装置として期待されている。例えば、IP電話装置に関する技術として、ダイアルアップ接続時に、VoIP(Voice over IP)通話可否情報をもとに、回線交換による通話とVoIP通話を選択する通話方式を提案するものがある(特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−251440号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
アナログ電話を利用した長距離電話や国際電話なども近時安くなっているとはいえ、IP電話を使用してIPネットワーク経由で通話することができれば、コスト面での削減は比較にならないほど大きい。近年では、安価にインターネットに常時接続できる環境も整いつつあり、そのため、IP電話の普及が一層促進されることが予想される。
【0005】
アナログ電話とIP電話の双方の機能をもち、さらに親機と子機の関係にある複数の受話器を有する通信端末装置は、アナログ電話用の回線とIP電話用の回線の双方に同時に接続することができ、したがって複数のユーザが別個の回線で電話を同時に使用することができる。そのため、発信側からIP電話をかけた場合に、発信先すなわち着信側でIP電話を使用中であれば、発信側はアナログ電話をかけることにより、相手方と通話することができる。しかしながらアナログ電話はIP電話よりもコストがかかり、また発信者は、安価なIP電話を使用できないというストレスも感じることが予想される。
【0006】
本発明は、そうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、アナログ電話とIP電話の双方の機能をもつ通信端末装置が効率よくアナログ電話とIP電話を活用できる技術を提供することにある。また別の目的は、着信側の回線状況に応じて、接続回線をユーザの望む電話回線に切り替えることのできる技術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のある態様は、アナログ電話とIP電話の双方の機能をもつ通信端末装置に関する。この通信端末装置は、一方の電話用の回線を接続する第1インタフェース部と、他方の電話用の回線の接続可能情報を受け付ける受付部と、接続可能情報をもとに、他方の電話用の回線の接続を指示する回線設定部と、回線設定部による接続指示により、他方の電話用の回線を接続する第2インタフェース部とを備える。一方の電話用の回線とは、アナログ電話用の回線またはIP電話用の回線のいずれかであり、他方の電話用の回線とは、IP電話用の回線またはアナログ電話用の回線のいずれか他方である。この態様の通信端末装置によると、一方の電話用の回線の接続後、他方の電話用の回線が使用可能になったことを示す接続可能情報を取得して、回線を切り替えることができ、ユーザのニーズに応じた回線接続が可能となる。
【0008】
第1インタフェース部は、第2インタフェース部により他方の電話用の回線が接続するのを待って、一方の電話用の回線の接続を切断してもよい。これにより、回線切替時に一方の電話用の回線を切断することに伴う不快な無音期間を低減することが可能となる。
【0009】
第1インタフェース部が一方の電話用の回線を接続する前に、第2インタフェース部が他方の電話用の回線の接続を試み、それが失敗に終わった場合に、第1インタフェース部が一方の電話用の回線を接続してもよい。また、発信先すなわち着信側である通信端末装置がアナログ電話とIP電話の双方の機能をもち、且つ、アナログ電話からの発信とIP電話からの発信のそれぞれを着信可能な複数の端末をもっており、発信先において他方の電話用の回線が通話中であったために第1インタフェース部が一方の電話用の回線を接続した場合、受付部は、発信先から他方の電話用の回線が空いたことを示す接続可能情報を受け付けてもよい。複数の端末とは、それぞれ受話器などを有する装置を意味し、例えば、親子電話における親機と子機などが、これに相当する。
【0010】
本発明の別の態様は、一方の電話用の回線を接続するステップと、他方の電話用の回線の接続可能情報を受け付けるステップと、接続可能情報をもとに、他方の電話用の回線を接続するステップとを備える通信方法を提供する。
【0011】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の形態に係る通話システム1の全体構成を示す。通話システム1において、複数の通信端末装置10aおよび10b(以下、総称する場合は「通信端末装置10」と呼ぶ)が、それぞれアナログ回線網14およびIPネットワーク16とに接続される。通信端末装置10は、アナログ電話とIP電話の双方の機能を有し、自身のアナログ電話番号とIP電話番号とを保持している。
【0013】
アナログ回線網14は例えば公衆交換電話網などの加入電話回線ネットワークであってよく、末端にアナログ電話装置をつないで、回線交換方式で交換機12aおよび12bを介して相手に接続することにより、音声通話を実現することができる。一方、IPネットワーク16は、インターネットやイントラネットなどのインターネットプロトコル上で通信を可能とするネットワークであり、末端にIP電話装置をつないで、ルータを介して相手に接続することにより、音声通話を実現することができる。したがって、通信端末装置10は、アナログ回線網14およびIPネットワーク16に接続することにより、アナログ電話とIP電話の双方を利用することができる。IPネットワーク16には、通信などを管理する管理サーバ20が接続される。
【0014】
なお実施の形態では、アナログ電話用の回線としてアナログ回線網14を例に示すが、これに限定するものではなく、要はアナログ電話を使用するための回線であればよい。したがって別の例では、アナログ回線網14の代わりに、ISDNなどのデジタル回線網であってもよく、その場合には、通信端末装置10がターミナルアダプタなどを介してデジタル回線網に接続することにより、アナログ電話の機能を実現することになる。また、図示のごとく、アナログ回線網14とIPネットワーク16とはゲートウェイ18を介して接続されてもよい。
【0015】
実施の形態において通信端末装置10は、複数の機器から構成されてもよい。例えば、アナログ電話機とIP電話機とが端末接続装置に接続し、端末接続装置が、アナログ回線網14およびIPネットワーク16に接続した構成をとってもよい。しかしながらユーザの利便性に配慮すると、通信端末装置10は、アナログ電話およびIP電話の機能を一体にした機器として構成されることが好ましい。その形態には様々なものが考えられるが、例えば、アナログ電話装置がIP電話機能を持つようにしてもよいし、また、PC(パーソナルコンピュータ)がアナログ電話機能とIP電話機能の双方を持つようにしてもよい。
【0016】
なお、本実施の形態において、少なくとも着信側の通信端末装置10は、例えば親機と子機の関係にあるような受話器を有する端末を複数もち、端末のそれぞれがアナログ電話からの発信とIP電話からの発信を着信可能とする。したがって、1つの端末がアナログ電話にて通話中である場合に、同時に別の端末がIP電話にて通話することも可能である。
【0017】
図2は、本実施の形態の通信端末装置10の構成を示す。通信端末装置10は、番号入力部30、番号取得部32、格納部34、回線設定部36、アナログ回線網インタフェース部38、IPネットワークインタフェース部40、受付部42および切替スイッチ44を備える。番号入力部30は、電話番号を入力するための操作入力を受け付ける数字キーやボタンなどであってよい。格納部34は、発信先のアナログ電話番号とIP電話番号とを対応付けたリストを保持する。なお図示しないが、通信端末装置10は受話器を構成するマイクやスピーカを有し、また、アナログ電話およびIP電話として機能するために必要な構成を有している。以下、ユーザが発信時に、安価なIP電話の利用を試みる場合を例にとる。
【0018】
本実施の形態において、まず、ユーザが番号入力部30からIP電話番号を入力する。番号取得部32は、IP電話番号を受け取り、回線設定部36に伝達する。回線設定部36はIP電話番号を受け取ると、IP電話用回線の接続が要求されていることを認識し、IP電話番号をIPネットワークインタフェース部40に伝達する。IPネットワークインタフェース部40は、IP電話用の回線の接続を試みるべく、IP電話番号を用いて発信する。
【0019】
発信先のIP電話が通話中である場合には、IP電話用の回線が接続できず、IPネットワークインタフェース部40は、回線の接続が失敗に終わったことを回線設定部36に伝達する。回線設定部36は、入力されたIP電話番号に対応するアナログ電話番号を格納部34に記憶したリストから取得するように、番号取得部32に指示する。
【0020】
図3は、格納部34に記憶されるアナログ電話番号とIP電話番号とを対応付けたリストを示す。このリストは、図示のごとく、通信端末装置10以外の通信端末装置、すなわち発信先となる通信端末装置10のアナログ電話番号とIP電話番号とを対応付けて記録したものである。このリストは、ユーザにより作成されてもよく、また、管理サーバ20から供給されてもよい。
【0021】
番号取得部32は、格納部34に記憶されたリストを検索して、対応するアナログ電話番号を抽出する。抽出した場合には、そのアナログ電話番号を回線設定部36に伝達する。なお、対応するアナログ電話番号がリストにない場合、番号取得部32は、ユーザに対して、対応するアナログ電話番号を番号入力部30から入力するように指示する。この指示は、図示しないディスプレイやスピーカなどから視覚的または聴覚的にユーザが認識できるように行われる。ユーザはこの指示を受けると対応するアナログ電話番号を入力し、番号取得部32は、そのアナログ電話番号を回線設定部36に伝達する。
【0022】
回線設定部36はアナログ電話番号を受け取ると、アナログ電話用回線の接続が要求されていることを認識し、アナログ電話番号をアナログ回線網インタフェース部38に伝達する。アナログ電話網インタフェース部38は、アナログ電話用の回線の接続を試みるべく、アナログ電話番号を用いて再発信する。アナログ用の回線が接続すると、発信者と着信者との間でアナログ電話による通話が行われる。
【0023】
本実施の形態では、アナログ電話による通話中、着信側において別のユーザによるIP電話の通話が終了した場合に、着信側の通信端末装置からIP電話用の回線の接続が可能になったことを示す情報が発信される。この接続可能情報は、IPネットワーク16を介して送信され、IPネットワークインタフェース部40で受信される。IPネットワークインタフェース部40は、接続可能情報を受付部42に供給する。
【0024】
受付部42は、接続可能情報を受け付け、回線設定部36に伝達する。受付部42による受付機能は、回線設定部36に設けられてもよい。回線設定部36は接続可能情報を受けて、IP電話用の回線が空きになったことを認識する。回線設定部36は、図示しないディスプレイやスピーカを介して、ユーザに、IP電話が使用可能になったことを報告する。ユーザが、回線の切替スイッチ44を押すと、回線設定部36が切替スイッチ44の押下げを認識し、IPネットワークインタフェース部40に回線の接続を指示する。IPネットワークインタフェース部40は、接続指示により、IP電話用の回線を接続する。なお、回線設定部36は、接続可能情報を受けると、自動的に回線切替を行ってもよい。
【0025】
アナログ回線網インタフェース部38は、IPネットワークインタフェース部40によりIP電話用の回線が接続するのを待って、アナログ電話用の回線の接続を切断する。すなわち、IP電話用の回線が接続されるまで、アナログ電話用の回線は接続された状態を維持し、通信端末装置10間では、アナログ電話による通話が引き続き行われている。このように、一時的にアナログ電話用の回線とIP電話用の回線とを同時に接続状態にすることにより、回線切断に伴う不快な無音期間を避けることが可能となる。以上により、回線切替をスムーズに行うことができ、発信者は、発信当初の希望通りにIP電話を使用することが可能となる。
【0026】
なお、IP電話の音質はIPネットワーク16の環境などによって悪化する場合もあるが、アナログ電話の音質は一般に安定しているため、状況に応じて低料金のIP電話よりも、安定した音質が期待されるアナログ電話に切り替えたい要望も存在すると考えられる。本実施の形態では、アナログ電話用の回線確立後に、アナログ電話から低料金のIP電話に切り替える例について説明したが、IP電話からアナログ電話に切り替える場合であっても、本発明の技術を利用できることは言うまでもない。
【0027】
上記の例とは逆に、アナログ電話用の回線が使用中のため、IP電話を使用して通話を行い、IP電話の通話中にアナログ電話用の回線が空いたことを受けて、接続回線をアナログ電話用の回線に切り替えることも可能である。また、IP電話の使用中に音質が悪化した場合に、着信側からアナログ電話用回線の接続可能情報を発信側に送信し、その接続可能情報をもとにアナログ電話用の回線に切り替えることも可能である。
【0028】
回線確立後のアナログ電話からIP電話への切替と、IP電話からアナログ電話への切替の双方を想定した場合、アナログ電話用の回線からIP電話用の回線への切替にかかる時間は、IP電話用の回線からアナログ電話用の回線への切替にかかる時間よりも短くてよい。これは、交換機12を介するためにアナログ電話用の回線の接続確立が、IP電話用の回線の接続確立よりも時間を要するためである。したがって、回線の切替時間を両者で同一にする必要はなく、結果として、アナログ電話用回線からIP電話用回線の切替時間を、IP電話用回線からアナログ電話用回線の切替時間よりも短くすることが可能である。
【0029】
図4は、本実施の形態における回線接続処理のシーケンス図を示す。図4では、発信側の通信端末装置10aと着信側の通信端末装置10bとの間で回線接続を行う例を示す。着信側の通信端末装置10bは親機と子機を有し、親機がIP電話を使用中である状況を前提とする。
【0030】
まず、発信者であるユーザが安価なIP電話を利用するべく、通信端末装置10aから通信端末装置10bのIP電話番号に発信する(S10)。通信端末装置10bのIP電話が通話中のとき(S12)、通信端末装置10aは、自動的にまたはユーザからの指示に基づいて、通信端末装置10bのアナログ電話番号に発信する(S14、S16)。通信端末装置10bでは、親機がIP電話を使用中であるため、空いている子機に着信する(S18)。なお、キャッチホンサービスに加入している場合には、親機にも着信用の音声信号が発信されてもよい。以上の処理により、通信端末装置10aと、通信端末装置10bの子機との間でアナログ電話用の回線が接続される(S20)。
【0031】
アナログ電話による通話中に、通信端末装置10bの親機によるIP電話の通話が終了したとする(S22)。通信端末装置10bは、IPネットワーク16を介してIP電話用の回線が接続可能であることを示す接続可能情報を通信端末装置10aに発信する(S24)。通信端末装置10aでは、図示しないディスプレイに、着信側の通信端末装置10bがIP電話を使用可能であることを表示する(S26)。この表示により、ユーザは、IP電話に切り替えられることを認識する。ユーザが回線の切替を指示すると(S28)、通信端末装置10aは、通信端末装置10bのIP電話番号に発信する(S30)。なお、この例ではユーザからの切替指示を契機として回線の切替を行うこととするが、着信側の通信端末装置10bからIP電話の接続可能情報の通知があった時点で、自動的に切替作業を行ってもよい。
【0032】
IP電話番号に発信すると、通信端末装置10aと通信端末装置10bとの間でIP電話用の回線が接続される(S32)。着信側では、IP電話用の回線を親機に接続することもできるし、また子機に接続することもできる。子機に接続する場合、まだアナログ電話用の回線も接続されているため、この段階では通話はアナログ電話にて行われている。続いて、アナログ電話用の回線を切断する(S34)。これにより、通話がIP電話にて行われることになる。以上のように、本実施の形態による回線接続処理方法によれば、回線接続当初に希望する回線が繋がらない場合であっても別の回線を利用して通話を行い、希望する回線が空いた場合に、迅速に回線を切り替えることが可能となる。これにより、通話を担保しながら状況に応じてユーザの回線に対するニーズに応えることが可能となる。
【0033】
以上、本発明を複数の実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、アナログ電話とIP電話の双方の機能をもつ通信端末装置がアナログ電話とIP電話を効率よく活用できる技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る通話システムの全体構成を示す図である。
【図2】通信端末装置の構成を示す図である。
【図3】格納部に記憶されるアナログ電話番号とIP電話番号とを対応付けたリストを示す図である。
【図4】回線接続処理のシーケンス図である。
【符号の説明】
1・・・通話システム、10・・・通信端末装置、12・・・交換機、14・・・アナログ回線網、16・・・IPネットワーク、18・・・ゲートウェイ、20・・・管理サーバ、30・・・番号入力部、32・・・番号取得部、34・・・格納部、36・・・回線設定部、38・・・アナログ回線網インタフェース部、40・・・IPネットワークインタフェース部、42・・・受付部、44・・・切替スイッチ。
Claims (5)
- アナログ電話とIP電話の双方の機能をもつ通信端末装置であって、
一方の電話用の回線を接続する第1インタフェース部と、
他方の電話用の回線の接続可能情報を受け付ける受付部と、
前記接続可能情報をもとに、他方の電話用の回線の接続を指示する回線設定部と、
前記回線設定部による接続指示により、他方の電話用の回線を接続する第2インタフェース部と、を備えることを特徴とする通信端末装置。 - 前記第1インタフェース部は、前記第2インタフェース部により他方の電話用の回線が接続するのを待って、一方の電話用の回線の接続を切断することを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
- 前記第1インタフェース部が一方の電話用の回線を接続する前に、前記第2インタフェース部が他方の電話用の回線の接続を試み、それが失敗に終わった場合に、前記第1インタフェース部が一方の電話用の回線を接続することを特徴とする請求項1または2に記載の通信端末装置。
- 発信先である通信端末装置がアナログ電話とIP電話の双方の機能をもち、且つ、アナログ電話からの発信とIP電話からの発信のそれぞれを着信可能な複数の端末をもっており、発信先において他方の電話用の回線が通話中であったために前記第1インタフェース部が一方の電話用の回線を接続した場合、
前記受付部は、発信先から他方の電話用の回線が空いたことを示す接続可能情報を受け付けることを特徴とする請求項3に記載の通信端末装置。 - 一方の電話用の回線を接続するステップと、
他方の電話用の回線の接続可能情報を受け付けるステップと、
前記接続可能情報をもとに、他方の電話用の回線を接続するステップと、を備えることを特徴とする通信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003081410A JP2004289677A (ja) | 2003-03-24 | 2003-03-24 | 通信端末装置および通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003081410A JP2004289677A (ja) | 2003-03-24 | 2003-03-24 | 通信端末装置および通信方法 |
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JP2004289677A true JP2004289677A (ja) | 2004-10-14 |
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Family Applications (1)
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JP2003081410A Pending JP2004289677A (ja) | 2003-03-24 | 2003-03-24 | 通信端末装置および通信方法 |
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JP (1) | JP2004289677A (ja) |
-
2003
- 2003-03-24 JP JP2003081410A patent/JP2004289677A/ja active Pending
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