JP3838937B2 - 台間機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、隣接するパチンコ台等の遊戯台で使用するパチンコ玉などの遊戯媒体の貸し出しを行う台間機に関するものである。さらに詳しくは、本発明は、遊戯台の隣接位置に取り付けたホルダに対して台間機本体が着脱可能に取り付けられた構成の台間機において、そのメンテナンス、レイアウト変更などを簡単に行い得るようにした改良技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、パチンコホール等の遊技場では複数列の遊戯島が配置されており、各遊戯島は、複数台の遊戯台と、各遊戯台の間に配置された台間機から構成されている。台間機は隣接配置されている遊戯台で使用するパチンコ玉、メダル等の遊戯媒体を投入されたプリペイドカードや現金等の有価証券の額に応じて貸し出すためのものであり、遊戯者は遊戯台に正対して座ったままで遊戯媒体の貸し出しを受けることができるので便利である。
【0003】
この台間機としては、一般に、投入された金額に応じて直接に遊戯媒体を貸し出す方式のもの(玉貸機、メダル貸機などと呼ばれるもの)と、遊戯台との間で通信を行って遊戯台から遊戯媒体を貸し出させる方式のもの(ユニットと呼ばれるもの)とが知られている。
【0004】
ここで、台間機は遊戯台の間等における限られたスペースに設置する必要があるので、遊戯台間の狭いスペースを有効利用できるように、縦長で奥行きのある上下に細長い直方体形状とされている。また、故障時の修理や、定期的な保守点検作業を簡単に行うことができるように、遊戯台間に配置されたホルダと、このホルダに対して着脱可能に取り付けた台間機本体とを備えた構成とされている。台間機本体を着脱式とすることにより、故障時などにおいては、台間機本体をホルダから遊戯台の手前側に引き出すことにより当該台間機本体をホルダから抜き取って修理などを行うことができ、修理後には、ホルダに対して遊戯台手前側か奥に向けて台間機本体を押し込むことにより、修理後の台間機本体をホルダに取り付けることができる。
【0005】
台間機本体を着脱式とした構成の台間機は、例えば、特開2002−11238公報に開示されている。この公開公報に開示されている台間機では、台間機本体の裏面に後向きにコネクタが取り付けられ、ホルダ側には前向きにコネクタが取り付けられており、台間機本体をホルダに差し込むと、コネクタ同士の接続状態が自動的に形成されるので、給電用配線などの手間を不要にできるという特徴を備えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来における台間機本体を着脱式とした構成の台間機では次のような問題がある。
【0007】
まず、台間機は遊戯台の間の狭い空間を有効利用するために、台間機本体を遊戯台とほぼ同一の高さ寸法として、その中に制御部、電源部、カードリーダライタなどの必要な機構部を収納した構成となっている。このように縦長の台間機本体を遊戯台の間の奥に配置されているホルダに差し込む作業では、左右の遊戯台を傷つけないように、上下に長い台間機本体を縦長の狭い遊戯台間の隙間に位置決めし、注意しながらそこに差し込む必要があるので、簡単ではなく、作業性が悪い。同様に、台間機本体をホルダから取り外す作業においても、遊戯台間の狭い隙間から縦長の台間機本体を左右の遊戯台に当たらないように慎重に引き出す必要があるので、作業性が悪い。
【0008】
また、台間機は、その設計段階からその仕様が特定されるので、設置後の仕様変更は基本的に不可能であり、台間機を新しい仕様により設計したものと交換する必要がある。例えば、使用可能な貨幣の種類が特定された状態で設計された貨幣識別機が搭載されている台間機において、後に異なる貨幣を使用可能にするためには貨幣識別機のみを交換することはできず、台間機全体を交換する必要がある。また、硬貨識別機のみが搭載されている台間機を、硬貨および紙幣の双方を使用可能なものとするためには、台間機全体のレイアウト等を変更して別機種として製品化しなければならない。さらには、貨幣や紙幣の識別機の代わりにカードを使用可能とする変更の場合にも同様である。
【0009】
このように、従来の着脱式の台間機では、そのメンテナンス時等における台間機本体の着脱作業の作業性が悪く、また、仕様変更は台間機全体の設計変更が必要であるので経済的でないという問題がある。
【0010】
本発明の課題は、このような点に鑑みて、台間機本体が着脱式となっている台間機において、台間機本体の着脱作業を簡単で迅速に行い得るようにすることにある。
【0011】
また、本発明の課題は、台間機本体が着脱式となっている台間機において、台間機全体の設計変更を行うことなく、その仕様変更などを行い得るようにすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は遊戯台の隣接位置に取り付けられているホルダと、このホルダに対して着脱可能に取り付けられている台間機本体とを有し前記台間機本体は、遊戯台上下方向に分割された複数の台間機本体部分から構成され各台間機本体部分は、前記ホルダに対して独立して着脱できるように取り付けられている台間機において、前記ホルダには、一台の第1の台間機本体部分と、同一形状および同一寸法の部分を備えた複数台の第2の台間機本体部分の中から選択された一台の第2の台間機本体部分とが装着されており、前記第1の台間機本体部分は制御器およびカードリーダライタを備えており、前記ホルダに取り付けられている中継器を介して、前記第1の台間機本体部分と前記第2の台間機本体部分とが電気的に接続されて、前記第1の台間機本体部分に備わっている前記制御器によって前記第2の台間機本体部分が制御され、前記第2の台間機本体部分を差し替えると台間機仕様が変更されることを特徴としている。
【0013】
ここで、本発明では、前記第2の台間機本体部分は、紙幣識別機、硬貨識別機、灰皿、空気清浄機、および動画表示装置のうちの少なくとも一つを備えたもの、または、ダミー用の台間機本体部分であること特徴としている。
【0018】
このようにすれば、目標とする仕様に対応する台間機本体部分を選択して、それらをホルダの各装着部に取り付ければよいので、従来のように一部の仕様が変更になった場合でも台間機全体を別機種として設計し直す必要が無くなるので、汎用的な台間機を実現でき、また、それを経済的に実現できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明を適用した台間機の一例を説明する。
【0020】
(全体構成)
図1は本例の台間機を示す正面図、側面図および背面図である。本例の台間機1は、遊戯島のパチンコ台などの遊戯台の隣接位置において遊戯島の骨組を構成している木枠(図示せず)に固定されるホルダ2と、このホルダ2に対して着脱可能に取り付けられた台間機本体3と、ホルダ2の背面に取り付けた外部通信用の中継器4から構成されている。
【0021】
ホルダ2は上側ホルダ5と下側ホルダ6から構成されており、台間機本体3も上側台間機本体部分7と下側台間機本体部分8から構成されており、上側ホルダ5には上側台間機本体部分7が着脱可能な状態で取り付けられ、下側ホルダ6には下側台間機本体部分8が同じく着脱可能な状態で取り付けられている。従って、上側台間機本体部分7および下側台間機本体部分8はそれぞれ別個にホルダ2に対して着脱することが可能である。
【0022】
(台間機本体)
図2および図3は、それぞれ、台間機本体3を構成している上側台間機本体部分7および下側台間機本体部分8を示す正面図、側面図および背面図である。図1ないし図3を参照して説明すると、本例の上側台間機本体部分7は、前面が開放した縦長の扁平な直方体形状をしたユニットケース71と、このユニットケース71の前面に取り付けた前面パネル72と、ユニットケース71の内部に搭載された紙幣識別機73および硬貨識別機74とを備えている。
【0023】
本例では紙幣識別機73が上側に配置されており、この紙幣識別機73に対峙している前面パネル72の部位には紙幣挿入口72aが形成されている。前面パネル72における紙幣挿入口72aの下側の部位には硬貨挿入口72bが形成されており、ここから硬貨識別機74までの間には硬貨を硬貨識別機74に導くためのシュート74aが形成されている。また、前面パネル72の下端部分には硬貨排出口72cが形成されており、硬貨識別機74の下側には排出すべき硬貨を硬貨排出口72cに導く排出用シュート74bおよび回収すべき硬貨を台間機1の背面側に配置されている硬貨搬送路(図示せず)に導く回収用シュート74cが形成されている。
【0024】
ユニットケース71の背面71aには、紙幣識別機73に取り込まれた紙幣を台間機1の背面側に配置されている紙幣搬送路(図示せず)に導くための紙幣回収用スリット71bおよび、硬貨を回収用シュート74cから不図示の硬貨搬送路に導くための硬貨回収用スリット71cが形成されている。また、背面71aには配線用のコネクタ75が後向きの状態で取り付けられており、このコネクタ75の先端面は背面71aとほぼ同一位置とされている。さらに、このコネクタ75の上下には位置決め用のピン孔76a、76bが形成されている。コネクタ75は給電用配線および、下側台間機本体部分8との間の通信用配線のためのものである。
【0025】
次に、下側台間機部分8は、前面が開放した縦長の扁平な直方体形状をしたユニットケース81と、このユニットケース81の前面に取り付けた前面パネル82と、ユニットケース81の内部に搭載された制御器83およびカードリーダライタ84とを備えている。
【0026】
制御器83は、カードリーダライタ84、上側台間機本体部分7の紙幣識別機73および硬貨識別機74の駆動を制御する制御回路部と、これらに対して電力を供給する電源回路部と、外部の上位側コンピュータ、例えば遊戯店のホストコンピュータとの間で通信を行うための通信制御部とを備えている。この制御器83に対峙している前面パネル82の部位にはテンキーおよび表示器が備わった操作部82aが取り付けられている。また、カードリーダライタ84に対峙している前面パネル82の部位にはカード挿入・排出口82bが形成されている。さらに、ユニットケース81の背面81aにおける制御器83に対峙した部位には配線用のコネクタ85が後向きの状態で取り付けられており、このコネクタ85の先端面は背面81aとほぼ同一位置とされている。このコネクタ85の上下には位置決め用のピン孔86a、86bが形成されている。コネクタ85は、給電用配線、上側台間機本体部分7への給電用配線、上側台間機本体部分7との間の通信用配線、並びに外部に対する通信用配線のためのものである。なお、本例の台間機本体3を構成している上側台間機本体部分7および下側台間機本体部分8のユニットケース71、81は同一形状、同一寸法とされている。
【0027】
(ホルダおよび中継器)
次に、図4は中継器4が取り付けられたホルダ2を示す側面図および背面図であり、図5は上側ホルダ5および下側ホルダ6を示す側面図、並びに中継器4を示す側面図である。図1、図4および図5を参照して説明すると、上側ホルダ5は、前側に開口した溝形断面の垂直金属枠51と、この垂直金属枠51の上端から前方に水平に延びている下側に開口した溝形断面の上側水平金属枠52と、垂直金属枠51の下端から前方に水平に延びている上側に開口した溝形断面の下側水平金属枠53から構成されている。これらの金属枠51、52、53は金属板をプレス加工することにより製作したものであり、下側水平金属枠53の左右の側板部分53a、53bの後端部分が、垂直金属枠51の左右の側板部分51a、51bの下端部分の内面に対してスポット溶接により固着されている。これに対して、上側水平金属枠52は、垂直金属枠51の左右の側板部分51a、51bの間に挟持されており、上下にスライド可能となっている。
【0028】
下側ホルダ6は上側ホルダ5と同一寸法のものであり、前側に開口した溝形断面の垂直金属枠61と、この垂直金属枠61の上端から前方に水平に延びている下側に開口した溝形断面の上側水平金属枠62と、垂直金属枠61の下端から前方に水平に延びている上側に開口した溝形断面の下側水平金属枠63から構成されている。これらの金属枠61、62、63は金属板をプレス加工することにより製作したものであり、下側水平金属枠63は、左右の側板部分63a、63bが、垂直金属枠61の左右の側板部分61a、61bの内面に対してスポット溶接により固着されている。同様に、上側水平金属枠62の左右の側板部分62a、62bも、垂直金属枠61の左右の側板部分61a、61bの内面にスポット溶接により固着されている。
【0029】
このように構成された上側ホルダ5および下側ホルダ6は、上側ホルダ5の下側水平金属枠53の底板部分53cと、下側ホルダ6の上側水平金属枠62の天板部分62cとがスポット溶接によって相互に固着されて一体化して、ホルダ2を構成している。
【0030】
ホルダ2の背面に取り付けられている中継器4は、ホルダ2の背面を構成している上下のホルダ5、6の垂直金属枠51、61の背面板部分51c、61cとほぼ同一の幅の縦長の直方体形状をしており、その上半部分が上ホルダ5の背面に固定され、その下半部分が下ホルダ6の背面に固定されている。また、中継器4の前面4aにおける上下対称の位置には、それぞれ上側コネクタ41および下側コネクタ42が前向きに取り付けられている。各コネクタ41、42の上下にはそれぞれ、位置決め用のピン43a、43bおよび44a、44bが前方に水平に突出している。
【0031】
ここで、上ホルダ5の背面(垂直金属枠51の背面板部分51c)および下ホルダ6の背面(垂直金属枠61の背面板部分61c)には、上下対称の状態で同一寸法の矩形開口51d、51eおよび61d、61eが形成されている。中継器4を取り付けた状態では、矩形開口51eおよび61dを介して、コネクタ41およびピン43a、43b、コネクタ42およびピン44a、44bがホルダ2の背面から前方に突出した状態になる。なお、中継器4には、回収された硬貨を遊戯島の硬貨搬送路に導くための矩形の切り欠き45が形成されている。
【0032】
このように、本例のホルダ2を構成している上ホルダ5および下ホルダ6は、上ホルダ5の上側水平金属枠52がスポット溶接されていないという点を除いて、同一形状および同一寸法である。
【0033】
(実施例の作用効果)
本例の台間機1では、上ホルダ5および下ホルダ6を製作し、これらを上下に結合してホルダ2を構成する。ホルダ2の背面に中継器4を取り付けた後に、遊戯台の隣接位置において遊戯島の骨組みを構成している木枠(図示せず)に対してホルダ2の上下の水平金属枠51、水平金属枠62を固定する。遊戯島の上下の木枠間隔にばらつきがあっても、上側の水平金属枠51を上下にスライドさせることにより対応できる。
【0034】
ホルダ2を取り付けた後は、前側から、上側台間機本体部分7をホルダ2の上側ホルダ5における上下の水平金属枠52、53によって規定される部分(装着部)に差し込み、そのユニットケース71の背面を上側ホルダ5の垂直金属枠51の背面板部分51cに当たる状態を形成する。この時、背面板部分51cから前方に突出している上下一対のピン43a、43bが、差し込まれた上側ホルダ5の背面に形成されているピン孔76a、76bに嵌る。これにより、ホルダ2側の上側コネクタ41と上側台間機本体部分7の側のコネクタ75が位置決めされて、相互に結合される。
【0035】
同様に、下側台間機本体部分8をホルダ2の下側ホルダ6における上下の水平金属枠62、63によって規定される部分(装着部)に差し込むことにより、当該下側ホルダ6に取り付ける。下側台間機本体部分8を差し込むことにより、そのコネクタ85がホルダ2の側の下側コネクタ42に差し込まれて相互に結合する。
【0036】
この結果、図1に示すように、ホルダ2に台間機本体3が取り付けられた状態が形成される。この状態では、ホルダ2の背面に取り付けられている中継器4は、上側コネクタ41および上側台間機本体部分7のコネクタ75を介して、紙幣識別機73および硬貨識別機74に接続され、下側コネクタ42および下側台間機本体部分8のコネクタ85を介して、制御器83およびカードリーダライタ84に接続されている。
【0037】
中継器4にはその背面側から電力供給配線が接続され、また、外部のホストコンピュータなどとの間で通信を行うためのケーブル配線が接続される。この結果、中継器4を介して、上下に分割されている上側台間機本体部分7および下側台間機本体部分8が電気的に相互に接続され、また、中継器4を介してこれらの台間機部分7、8が外部のホストコンピュータなどに電気的に接続された状態が形成される。
【0038】
遊戯台の隣接位置に設置された台間機1によるパチンコ玉等の遊戯媒体の貸し出し動作は、例えば、次のように行われる。台間機1の前面パネル(72、82)に形成されているカード挿入・排出口82bからプリペイドカードを挿入して、操作部のキー操作を行って希望交換金額を入力する。制御器83は入力信号に基づき、カードリーダライタ84を制御して挿入されたカードの記憶金額を減算して書き換え処理を行いカードを返却させる。また、貸し出すべき遊戯媒体の数に関する情報を隣接する遊戯台の側に中継器4を介して送信すると共にホストコンピュータの側にも送信する。遊戯台の側では受信内容に基づき遊戯媒体の貸し出しを行う。紙幣あるいは硬貨が投入された場合にも、制御器4の制御の下に、上側台間機本体部分7に収納されている紙幣識別機73あるいは硬貨識別機74によって投入金額が検出され、これに対応する数の遊戯媒体の貸し出しが、隣接の遊戯台において行われる。
【0039】
本例の台間機1では、そのホルダ2に着脱可能に取り付けられている台間機本体3が上下に二分割された構成となっており、また、双方を個別に着脱することが可能である。従って、上下に長い台間機本体を着脱する場合に比べて、台間機本体3の着脱作業を簡単に行うことができる。
【0040】
また、本例では下側台間機本体部分8に制御器83およびカードリーダライタ84を収納し、磁気カードあるいはICカードなどのプリペイドカードを用いて遊戯媒体の貸し出しを行うことを基本としている。従って、上側台間機本体部分7として、紙幣識別機73のみが内蔵されたユニット、硬貨選別機74のみが内蔵されたユニット、あるいは灰皿を備えたユニット、空気清浄機を備えたユニット、テレビやタッチパネル式モニタが収納されたユニットなどに変更することができる。さらには玉通路、玉計数器、玉貸ノズルなどを備えたユニットを用意すれば、遊戯台に玉を貸し出す台間玉貸機にも変更することができ、遊戯媒体の投入口や計数器、後部排出口などを備えたユニットを用意すれば貯玉、貯メダル機能を備えたユニットに変更することもできる。
【0041】
すなわち、上側台間機本体部分7のユニットケース71と同一形状および寸法のユニットケースと、中継器4の上側コネクタ41に接続可能なコネクタとを備えた各種の上側台間機本体部分を用意しておけば、希望に応じて、各種のユニットに交換することができる。また、カードリーダライタ84のみが必要な場合には、ユニットケースと前面パネルのみからなるダミーの上側台間機本体部分を用意しておき、これを取り付ければよい。
【0042】
勿論、カードリーダライタを基本とする代わりに、例えば紙幣識別機を基本とすることもできる。この場合には、制御器と紙幣識別機を下側台間機本体部分8あるいは上側台間機本体部分7に収納した構成とし、他方の台間機本体部分として各種のものを用意しておけばよい。
【0043】
また、本例では、上下に分割された台間機本体3の背面に単一の中継器4を取り付け、この中継器4に配置した上下のコネクタ41、42を介して、各台間機本体部分7、8との電気的な接続をとるようにしている。従って、ホルダ2に上下の台間機本体部分7、8を差し込むだけでこれらの間が電気的に接続されるので、上下に分割した台間機3の配線を簡単に形成できる。
【0044】
さらに、中継器4を介して、下側台間機本体部分8に収納されている制御器83と上側台間機本体部分7に収納されている紙幣識別機73および硬貨識別機74との間の電気的接続も形成される。よって、単一の制御器83を用いて上下に分割された台間機部分7、8に収納されている各機構部(73、74、84)を制御できるので便利である。
【0045】
次に、本例の台間機1では、ホルダ2も上下に分割した構成としてある。従って、上下に長いホルダ2の構成枠をプレス成形する場合に比べて、半分の長さの垂直枠51、61をプレス成形すればよいので、プレス金型のコストを低減できるという利点がある。また、分割された上ホルダ5および下ホルダ6を同一形状および同一寸法として、その構成部品を共通化してあるので、プレス金型の種類を増やす必要がなく、部品管理も容易であり、上下のホルダ製作も容易になる。
【0046】
(その他の実施の形態)
上記の例は、台間機本体を上下に二分割すると共にホルダも同様に上下に二分割した構造のものであるが、台間機本体およびホルダを上下に三分割以上とすることも可能である。また、ホルダを分割せずに、台間機本体のみを上下に分割して、ホルダには分割した台間機本体部分を装着可能な装着部を形成することも可能である。
【0047】
また、台間機本体を三分割以上とする場合に、単一の中継器4を用いる場合には、当該中継器4に対応する数のコネクタを取り付け、これらのコネクタに接続可能なコネクタを各台間機本体部分に取り付ければよい。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の台間機では、その台間機本体が上下に複数に分割された台間機本体部分から構成され、各台間機本体部分が個別にホルダに対して着脱可能となっている。従って、上下に細長い台間機をホルダに対して着脱する従来の場合に比べて、台間機本体の着脱作業を簡単に行うことができる。
【0049】
また、本発明では、ホルダに同一の装着部を複数形成し、これらの装着部に着脱可能に装着できるように各台間機本体部分には同一寸法の部分を形成してある。従って、異なる機能を備えた各種の台間機本体部分を用意しておけば、必要な機能を備えた台間機本体部分を選択してホルダの各装着部に装着することにより、所望の台間機を簡単に実現できる。従って、本発明によれば汎用性が高く、レイアウトや仕様変更を簡単に行うことのできる台間機を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)および(c)は、本発明を適用した台間機を示す正面図、側面図および背面図である。
【図2】(a)、(b)および(c)は、図1の台間機における台間機本体を構成している上側台間機本体部分を示す正面図、側面図および背面図である。
【図3】(a)、(b)および(c)は、図1の台間機における台間機本体を構成している下側台間機本体部分を示す正面図、側面図および背面図である。
【図4】(a)および(b)は、図1の台間機における中継器が取り付けられた状態のホルダを示す側面図および背面図である。
【図5】(a)および(b)は、図4のホルダを構成している上側ホルダを示す側面図および下側ホルダを示す側面図であり、(c)はホルダに取り付けられている中継器を示す側面図である。
【符号の説明】
1 台間機
2 ホルダ
3 台間機本体
4 中継器
41、42 コネクタ
43a、43b、44a、44b 位置決め用のピン
5 上側ホルダ
6 下側ホルダ
51、61 垂直金属枠
52、62 上側水平金属枠
53、63 下側水平金属枠
7 上側台間機本体部分
71 ユニットケース
72 前面パネル
73 紙幣識別機
74 硬貨識別機
75 コネクタ
8 下側台間機本体部分
81 ユニットケース
82 前面パネル
83 制御器
84 カードリーダライタ
85 コネクタ

Claims (2)

  1. 遊戯台の隣接位置に取り付けられているホルダと、このホルダに対して着脱可能に取り付けられている台間機本体とを有し、前記台間機本体は遊戯台上下方向に分割された複数の台間機本体部分から構成され、各台間機本体部分は前記ホルダに対して独立して着脱できるように取り付けられている台間機において、
    前記ホルダには、一台の第1の台間機本体部分と、同一形状および同一寸法の部分を備えた複数台の第2の台間機本体部分の中から選択された一台の第2の台間機本体部分とが装着されており、
    前記第1の台間機本体部分は制御器およびカードリーダライタを備えており、
    前記ホルダに取り付けられている中継器を介して、前記第1の台間機本体部分と前記第2の台間機本体部分とが電気的に接続されて、前記第1の台間機本体部分に備わっている前記制御器によって前記第2の台間機本体部分が制御され、
    前記第2の台間機本体部分を差し替えると台間機仕様が変更されることを特徴とする台間機。
  2. 請求項1において、
    前記第2の台間機本体部分は、紙幣識別機、硬貨識別機、灰皿、空気清浄機、および動画表示装置のうちの少なくとも一つを備えたもの、または、ダミー用の台間機本体部分であることを特徴とする台間機。
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