JP5199549B2 - 遊技台用台間機 - Google Patents

遊技台用台間機

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Description

本発明は、パチンコ玉などの遊技媒体の貸し出しを行う遊技台用台間機に関するものである。さらに詳しくは、遊技島取付枠に固定された台間機ホルダに台間機本体を差し込むことにより、台間機ホルダ側の通信用のコネクタに台間機本体側の通信用のコネクタが差し込み固定された状態が形成される遊技台用台間機の改良に関するものである。
パチンコ台などの遊技台の間には、紙幣、硬貨、磁気カード、ICカード等によりパチンコ玉などの遊技媒体を貸し出す遊技台用台間機(本明細書においては、単に「台間機」という場合もある。)が設置されている。台間機は、遊技島を構成している遊技島取付枠に取り付けられた遊技台に隣接配置されている。
台間機の紙幣識別機、硬貨識別機などは、紙幣、硬貨の搬送機構、選別機構などの機械的な駆動部分を備えており、紙幣詰まり、硬貨詰まり等に対処できるように、簡単な操作によって取り外せることが望ましい。このような観点から、台間機は、一般に、遊技島取付枠に固定された台間機ホルダと、ここに前側から着脱可能な状態で差込固定された台間機本体から構成され、ロック機構を解除することにより、台間機電源ユニットが取り付けられている台間機ホルダの側から、台間機本体を簡単に外せるようになっている。
この構造の台間機では、台間機ホルダの側に通信用の中継器が取り付けられており、台間機本体を台間機ホルダに差し込み固定した後に、台間機本体と台間機ホルダ側の中継器との配線接続作業が行われる。これにより、台間機本体に搭載されている台間機制御器と外部との間の通信が可能になり、また、台間機ホルダ側の台間機電源ユニットから台間機本体側への給電が可能になる。
かかる配線接続作業を簡単に行うための機構として、台間機本体を台間機ホルダに差し込むと、台間機ホルダの中継器側のコネクタに台間機本体側のコネクタが自動的に差し込まれて配線接続状態が形成される機構(以下、「プラグイン方式のコネクタ接続機構」と呼ぶ。)が知られている。特許文献1、2には、このような機構を備えた台間機が開示されている。
特開2002−11238号公報 特開2005−342236号公報
ここで、このような構造の中継器は、外部に引き出される通信ケーブル接続部、台間機本体側のコネクタに接続されるコネクタ、台間機電源ユニットからの給電用ケーブルの接続部などの各種の各接続用部品が必要である。したがって、部品点数が多く、これらを搭載するための中継基板として大きな寸法のものを用いる必要がある。
また、中継器の寸法が大きいと、台間機ホルダおよび台間機本体の製造誤差、コネクタの取り付け位置の誤差、遊技島取付枠に対する台間機ホルダの取り付け位置の誤差などが原因となって、プラグイン方式のコネクタの間に、大きな位置ずれが生ずる可能性がある。そこで、一方のコネクタを差し込み方向に直交する方向にスライド可能としておき、双方のコネクタの位置合わせを行うなどの対策が必要である。このようなスライド機構を設けると、中継器の寸法が更に大きくなり、その部品点数も増加してしまう。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、外部通信用の大型の中継器を配置することなく、メンテナンスなどの作業を簡単に行うことができる遊技台用台間機を提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の遊技台用台間機は、
台間機ホルダと、
台間機本体とを有し、
前記台間機本体は、前記台間機ホルダに固定されている第1ユニットと、当該台間機ホルダに対して前方から着脱可能な状態で差し込み固定されている第2ユニットとを備え、前記第1ユニットには台間機制御器および台間機電源ユニットが搭載されており、
前記台間機制御器から外部通信用ケーブルが引き出されており、
前記台間機ホルダは、前記第1ユニットの前記台間機制御器に電気的に接続されたホルダ側コネクタを備え、このホルダ側コネクタは前方を向いており、
前記第2ユニットは、後方を向くユニット側コネクタを備え、
前記第2ユニットを前記台間機ホルダに差し込むと、前記ユニット側コネクタが前記ホルダ側コネクタに差し込み固定された状態が形成され
前記第2ユニットには、紙幣処理機、硬貨処理機、カード状記憶媒体処理機、コイン状記憶媒体処理機のうちの少なくとも一つの処理機が搭載されており、
前記第1ユニットの内部において、前記台間機電源ユニットから前記台間機制御器への給電用のケーブルが配置されており、
前記第1ユニットは前記台間機ホルダの下半部分に、上方に移動可能な状態で固定されており、
前記第2ユニットは前記台間機ホルダの上半部分に、前後方向にスライド可能な状態で差し込み固定されており、
前記第1ユニットは、前記第2ユニットによって上方に移動不可の状態に保持されており、
前記第2ユニットはロック機構により前記台間機ホルダから引き抜き不可の状態に保持されており、
前記第1ユニットは、上方に移動すると前記台間機ホルダに対する固定状態が解除可能となっていることを特徴としている。
本発明の遊技台用台間機では、台間機制御器および台間機電源ユニットが搭載されている第1ユニットが台間機ホルダに固定され、これ以外の部分が搭載されている第2ユニットのみが着脱可能な状態で台間機ホルダに取り付けられている。また、固定側の第1ユニットの台間機制御器と第2ユニットの間の電気的な接続は、プラグイン方式のコネクタ接続機構によって形成される。さらに、台間機制御器は固定されているので、そこから直接に外部通信用のケーブルを引き出すことができる。
したがって、台間機ホルダに外部通信用の中継器を配置する必要がない。また、第1ユニットおよび第2ユニットを接続するためのプラグイン方式のコネクタ接続機構は、台間機ホルダ側のコネクタと、第2ユニット側のコネクタからなる単純な構造のものでよいので、少ない部品点数で小型にすることができる。よって、遊技台用台間機の小型化、低コスト化に有利である。
ここで、本発明では、前記第2ユニットには、紙幣処理機、硬貨処理機、カード状記憶媒体処理機、コイン状記憶媒体処理機のうちの少なくとも一つの処理機が搭載されている。これらの処理機は機械的な駆動部分を含んでいる。例えば、紙幣処理機は紙幣を搬送する搬送機構、識別した紙幣を仕訳する仕訳機構などが搭載されており、紙幣詰まり等が発生する可能性がある。このため、このような機械的な駆動部分を備えた紙幣処理機などの処理機を、着脱可能な第2ユニットに搭載しておけば、紙幣詰まりの回復作業、定期的な保守点検作業が簡単になる。
また、本発明では、前記第1ユニットの内部において、前記台間機電源ユニットから前記台間機制御器への給電用のケーブルが配置されている。
台間機電源ユニットのみが台間機ホルダの側に固定され、それ以外の部分が台間機本体に搭載されて着脱可能な状態で台間機ホルダに装着されている場合には、台間機電源ユニットからの給電用のケーブルを、台間機ホルダに取り付けた中継器に接続しておき、ここを経由して、台間機本体側に給電する必要がある。このため、給電用のケーブルが台間機ホルダの背面側に露出した状態で引き回されるので、その設置スペースを確保する必要がある。また、場合によっては、隣接の電子機器に電磁的な悪影響が及ばないようにケーブルをシールドする必要がある。
本発明では、第1ユニット内において給電用のケーブルが引き回されているので、台間機の背面側にケーブル引き回し用のスペースを確保する必要がない。また、ユニット内において電磁シールド構造を簡単に構成できる。
更に、本発明では、前記第1ユニットを前記台間機ホルダの下半部分に、上方に移動可能な状態で固定し、前記第2ユニットを前記台間機ホルダの上半部分に前後方向にスライド可能な状態で差し込み固定している。そして、前記第1ユニットを、前記第2ユニットによって上方に移動不可の状態に保持し、前記第2ユニットをロック機構により前記台間機ホルダから引き抜き不可の状態に保持しておき、前記第1ユニットを、上方に移動すると前記台間機ホルダに対する固定状態が解除されて、前記台間機ホルダから外れるように構成している。また、本発明において、前記第2ユニットが前記台間機ホルダに差し込み固定され、前記ロック機構により前記第2ユニットが前記台間機ホルダから引き抜き不可の状態になると、前記第1ユニットが前記台間機ホルダに対する固定状態になると共に、前記第1ユニットと前記第2ユニットが電気的に接続状態になるように構成することができる。
従って、本発明では、第1ユニットを台間機ホルダから外して点検などを行う必要がある場合には、第2ユニットを外した後に、第1ユニットに接続されている通信用ケーブルなどを外し、しかる後に第1ユニットを持ち上げると、台間機ホルダから当該第1ユニットを外すことができる。ボルトなどの締結用金具によって第1ユニットが台間機ホルダに固定されている場合に比べて、第1ユニットの保守点検作業を簡単に行うことができる。
本発明の遊技台用台間機では、台間機本体を、台間機制御器および台間機電源ユニットが搭載されている第1ユニットと、それ以外の部分が搭載されている第2ユニットに分け、第2ユニットのみを着脱可能な状態で台間機ホルダに差し込み固定している。したがって、台間機ホルダに外部通信用の大型の中継器を配置する必要が無く、第1および第2ユニットの間を接続するプラグイン方式のコネクタ接続機構を配置するだけでよい。したがって、本発明によれば、遊技台用台間機の小型化、低コスト化に有利である。また、機械的な駆動部分を備えた紙幣処理機などの処理機を、着脱可能な第2ユニットに搭載しているため、紙幣詰まりの回復作業、定期的な保守点検作業が簡単である。更に、第1ユニット内において給電用のケーブルが引き回されているので、台間機の背面側にケーブル引き回し用のスペースを確保する必要がない。また、ユニット内において電磁シールド構造を簡単に構成できる。加えて、第2ユニットを外した後に、第1ユニットに接続されている通信用ケーブルなどを外し、しかる後に第1ユニットを持ち上げると、台間機ホルダから当該第1ユニットが外れるため、ボルトなどの締結用金具によって第1ユニットが台間機ホルダに固定されている場合に比べて、第1ユニットの保守点検作業を簡単に行うことができる。
以下に、図面を参照して本発明を適用した遊技台用台間機を備えた遊技システムを説明する。
(全体構成)
図1は本実施の形態に係る遊技システムを示す部分正面図である。本実施の形態に係る遊技システム1の基本的な構成は一般的なものであり、遊技島2を構成するための遊技島取付枠3と、この遊技島取付枠3に沿って取り付けられた複数の遊技ユニット4とを有している。各遊技ユニット4は、パチンコ台やスロット台などの遊技台5と、遊技台5の左側に隣接配置されている台間機6とを備えている。
(台間機)
図2(a)、(b)および(c)は台間機6の正面図、側面図および裏面図である。また、図3は台間機ホルダから台間機本体の上側の第2ユニットを引き抜いた状態を示す側面図であり、図4は台間機の内部構造を示す説明図である。
これらの図を参照して説明すると、台間機6は、台間機ホルダ10と台間機本体20から構成されており、台間機ホルダ10は遊技島取付枠3に固定されている。台間機本体20は、下側の第1ユニット30と上側の第2ユニット50を備えており、上側の第2ユニット50は台間機ホルダ10に対して前方から水平に差し込み可能であり、ロック機構70によって台間機ホルダ10から引き抜き不可の状態に保持されている。これに対して、下側の第1ユニット30は上側の第2ユニット50が引き抜かれた状態においてのみ、台間機ホルダ10から取り外し可能な状態で、台間機ホルダ10に固定されている。
台間機ホルダ10は、垂直に延びる前方に開口しているコの字状断面の縦枠11と、この縦枠11の上端から前方に水平に延び、下方に開口しているコの字状断面の上側水平ガイド枠12と、縦枠11の下端から前方に水平に延び、上方に開口しているコの字状断面の下側水平ガイド枠13を備えている。
台間機本体20の下側の第1ユニット30は、上下に細長い偏平な直方体形状をしたユニットケース31を備え、この内部には、下側には台間機電源ユニット32が配置され、上側には台間機制御器33が配置されている。台間機電源ユニット32には電源ケーブル34を介して外部から電力が供給される。また、ユニットケース31の内部において台間機電源ユニット32と台間機制御器33の間に配置した電源ケーブル35を介して台間機制御器33の側に駆動電力が供給されるようになっている。
ユニットケース31の前面には下側前面パネル36が取り付けられている。本例の下側前面パネル36には、その上側から、液晶表示部37、テンキー群38、非接触型ICカードの読み取り部39が配置されている。これらの各部から引き出された配線37a、38a、39aが、それぞれ、台間機制御器33の側の入出力端子に接続されている。
台間機制御器33の背面には、通信ポート40、41、外部通信用のコネクタ42などが配置されており、これらの各部は、台間機ホルダ10の縦枠11の背板部分11aに形成されている開口部11bから背面側に露出している。これらの通信ポート40、41、コネクタ42には外部から引き込まれた通信用のケーブル(図示せず)が接続される。
また、第1ユニット30内の台間機制御器33からは通信用および給電用のケーブル45が引き出されている。このケーブル45は、ユニットケース31の上端面の後ろ側の縁から上方に引き出されている。台間機ホルダ10における第1ユニット30の真上の部位には、ケーブル接続用のホルダ側コネクタ46が前向き姿勢で取り付けられている。
ここで、ユニットケース31の背面における上下の端部には、その一方の側縁から背面側に向けてフック43、44が突出している。台間機ホルダ10の縦枠11の背板部分11aには、これらのフック43、44を通すことのできる長さのスリット11c、11dが形成されている。第1ユニット30は、一対のフック43、44をスリット11c、11dに通した後に下方に落とすことにより、その下面が台間機ホルダ10の下側水平ガイド枠13に乗る。この状態では、フック43、44がスリット11c、11dの下側縁部分に当り、第1ユニット30を台間機ホルダ10から外すことができない。
次に、上側の第2ユニット50も、上下に細長い偏平なユニットケース51を備えている。本例では、この内部に、上側から紙幣処理機52およびICコイン(コイン状IC記憶媒体)処理機53が配置されている。下側のICコイン処理機53の制御基板54からは、通信用および給電用のケーブル55が引き出されている。また、制御基板54と上側の紙幣処理機52の制御基板56の間も通信用および給電用のケーブル57によって接続されている。
ここで、ユニットケース51の背面側の下端部は前方に窪んでおり、この部分には、後向きの姿勢でユニット側コネクタ58が取り付けられている。このユニット側コネクタ58にケーブル55が接続されている。
ユニットケース51の前面には上側前面パネル59が取り付けられており、この上側前面パネル59には、その上側から紙幣入口60、多機能ランプ61、およびICコイン入口62およびICコイン出口63が配置されている。ICコイン出口63の下側部分は、第2ユニット50を引き出すための引き手64となっている。
第2ユニット50は、台間機ホルダ10の上側水平ガイド枠12と、下側に装着されている第1ユニット30の上端面に取り付けた水平ガイド枠47の間に、前方から差し込み可能であり、これらに案内されて、その背面が台間機ホルダ10の縦枠11の背板部分11aに当る位置まで押し込むことが可能となっている。
台間機ホルダ10の側には、ホルダ側コネクタ46が前向き姿勢で取り付けられている。第2ユニット50の背面に取り付けた後向きのユニット側コネクタ58は、第2ユニット50を台間機ホルダ10に押し込むと、ホルダ側コネクタ46に差し込まれる位置に配置されている。これらのコネクタ46、58によって、第2ユニット50を差し込むと、コネクタ46にコネクタ58が差し込まれて接続状態になり、第2ユニット50を引き抜くと、コネクタ58がコネクタ46から引き抜かれるプラグイン方式のコネクタ接続機構が構成されている。
次に、台間機ホルダ10に差し込まれた第2ユニット50を引き抜き不可の状態にロックしているロック機構70を説明する。ロック機構70は、台間機ホルダ10の縦枠11の背板部分11aの背面に固定したケース71を備え、このケース71には、上下方向にスライド可能な状態で前方に水平に突出しているフック72が配置されている。フック72は、引張りコイルばね73によって常に下方に引張られている。フック72にはケーブル74の後端が接続されている。ケーブル74はシース75に覆われた状態で、台間機ホルダ10の背面側からその上側を通って、前側の所定位置の所まで引き出されている。ケーブル74を引くと、フック72が上方にスライドし、ケーブル74を離すと、フック72は再び下側に戻る。
第2ユニット50のユニットケース51の背面には、フック72を通すことのできるスリット76が形成されている。第2ユニット50を台間機ホルダ10に差し込む際には、スリット76の下端縁がフック72を押し上げながら、第2ユニット50が差し込まれる。第2ユニット50が完全に差し込まれると、フック72がスリット76の下端縁を乗り越えて、その前側に移動し、引張りコイルばね73のばね力によって下方にスライドする。これにより、第2ユニット50が引き抜き不可の状態にロックされる。
このように構成した遊技台用台間機6では、その台間機本体20が上下に分割され、上側の第2ユニット50はケーブル74を引くという簡単な操作によって、台間機ホルダ10から前方に引き抜くことが可能であり、着脱可能な状態で台間機ホルダ10に取り付けられている。これに対して、下側の第1ユニット30を台間機ホルダ10から外すためには、まず、上側の第2ユニット50を引き抜き、次に、隣接配置されている遊技台の扉を開けて、当該第1ユニット30の背面側に手を回して、電源ケーブル34、通信用のケーブルなどを外し、しかる後に、当該第1ユニット30を持ち上げて上下のフック43、44を台間機ホルダ10の側から外す必要がある。したがって、実質的に台間機ホルダ10に固定されている。
着脱式の上側の第2ユニット50には、機械的な駆動部分を含む紙幣処理機52およびICコイン処理機53が搭載されている。したがって、紙幣詰まりが発生した場合、ICコイン詰まりが発生した場合などにおいては、その回復作業を簡単に行うことができる。
また、固定されている下側の第1ユニット30には台間機電源ユニット32および台間機制御器33が搭載されている。固定されている台間機制御器33の背面から直接に外部通信用のケーブルを引き出して外部機器に接続でき、台間機ホルダ10に通信用の中継器を配置する必要がない。また、台間機制御器33と上側の着脱式の第2ユニット50との間の通信用および給電用のケーブル45、55の接続機構は、ホルダ側コネクタ46とユニット側コネクタ58からなる小型で単純な構造のもので済む。したがって、従来のように台間機ホルダに通信用の大きな中継器を配置してある場合に比べて、台間機6の小型化、低コスト化に有利である。
これに加えて、固定側の第1ユニット30の内部に、台間機電源ユニット32および台間機制御器33が配置されているので、台間機電源ユニット32から引き出される電源ケーブル35を、ユニット外に引き出す必要がない。よって、電源ケーブル35を引き回すためのスペースを台間機6の背面側に確保する必要がない。また、周辺の電子機器に電磁障害が発生しないように電源ケーブル35などをシールドすることも簡単である。したがって、これらの点からも、台間機の小型化、低コスト化に有利である。
(その他の実施の形態)
上記の例では、第2ユニット50に紙幣処理機52およびICコイン処理機53が搭載されている。硬貨処理機、カード状記憶媒体処理機が備わっている場合には、これらを第2ユニット50に搭載すればよい。換言すると、台間機6における機械的な駆動部分を含む部位を着脱式の第2ユニット50の側に搭載すればよい。
また、上記の例では、第1ユニット30を下側に配置してあるが、これを上側に配置し、第2ユニット50を下側に配置することも可能である。この場合には、例えば、台間機ホルダ10の縦枠11の上下方向の中ほどの部位から前方に水平に延びるガイド枠を設け、このガイド枠と下側水平ガイド枠13の間に第2ユニット50をスライド可能な状態で差し込むようにすればよい。
本発明を適用した遊技システムを示す部分正面図である。 (a)、(b)および(c)は台間機の正面図、側面図および裏面図である。 台間機ホルダから台間機本体の上側の第2ユニットを引き抜いた状態を示す側面図である。 台間機の内部構造を示す説明図である。
符号の説明
1 遊技システム
2 遊技島
3 遊技島取付枠
4 遊技ユニット
5 遊技台
6 台間機
10 台間機ホルダ
11 縦枠
11a 背板部分
12 上側水平ガイド枠
13 下側水平ガイド枠
20 台間機本体
30 第1ユニット
32 台間機電源ユニット
33 台間機制御器
34 電源ケーブル
35 電源ケーブル
42 外部通信用のコネクタ
43、44 フック
45 ケーブル
46 ホルダ側コネクタ
50 第2ユニット
52 紙幣処理機
53 ICコイン処理機
55 ケーブル
58 ユニット側コネクタ
70 ロック機構

Claims (2)

  1. 遊技島枠などに固定される台間機ホルダと、
    台間機本体とを有し、
    前記台間機本体は、前記台間機ホルダに固定されている第1ユニットと、当該台間機ホルダに対して前方から着脱可能な状態で差し込み固定されている第2ユニットとを備え、前記第1ユニットには台間機制御器および台間機電源ユニットが搭載されており、
    前記台間機制御器から外部通信用ケーブルが引き出されており、
    前記台間機ホルダは、前記第1ユニットの前記台間機制御器に電気的に接続されたホルダ側コネクタを備え、このホルダ側コネクタは前方を向いており、
    前記第2ユニットは、後方を向くユニット側コネクタを備えており、
    前記第2ユニットを前記台間機ホルダに差し込むと、前記ユニット側コネクタが前記ホルダ側コネクタに差し込み固定された状態が形成され
    前記第2ユニットには、紙幣処理機、硬貨処理機、カード状記憶媒体処理機、コイン状記憶媒体処理機のうちの少なくとも一つの処理機が搭載されており、
    前記第1ユニットの内部において、前記台間機電源ユニットから前記台間機制御器への給電用のケーブルが配置されており、
    前記第1ユニットは前記台間機ホルダの下半部分に、上方に移動可能な状態で固定されており、
    前記第2ユニットは前記台間機ホルダの上半部分に、前後方向にスライド可能な状態で差し込み固定されており、
    前記第1ユニットは、前記第2ユニットによって上方に移動不可の状態に保持されており、
    前記第2ユニットはロック機構により前記台間機ホルダから引き抜き不可の状態に保持されており、
    前記第1ユニットは、上方に移動すると前記台間機ホルダに対する固定状態が解除可能となっている遊技台用台間機。
  2. 請求項1において、
    前記第2ユニットが前記台間機ホルダに差し込み固定され、前記ロック機構により前記第2ユニットが前記台間機ホルダから引き抜き不可の状態になると、前記第1ユニットが前記台間機ホルダに対する固定状態になると共に、前記第1ユニットと前記第2ユニットが電気的に接続状態になる遊技台用台間機。
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