JP2002066111A - 遊技設備及びそれに用いられる台間貸機 - Google Patents

遊技設備及びそれに用いられる台間貸機

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JP2002066111A
JP2002066111A JP2000266454A JP2000266454A JP2002066111A JP 2002066111 A JP2002066111 A JP 2002066111A JP 2000266454 A JP2000266454 A JP 2000266454A JP 2000266454 A JP2000266454 A JP 2000266454A JP 2002066111 A JP2002066111 A JP 2002066111A
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JP
Japan
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machine
medal
ball
selection button
payout
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JP2000266454A
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English (en)
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Atsuhito Takagai
篤人 高貝
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Oizumi Corp
Original Assignee
Oizumi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者の利便性を低下させることなく、貸機
を削減することのできる遊技設備及びそれに用いられる
台間貸機を提供し、遊技機の稼働を維持しつつ、設備コ
ストを低減する。 【解決手段】 玉又はメダルの異なる遊技媒体が使用さ
れるパチンコ機3とパチスロ機5とを交互に並設する。
隣接するパチンコ機3とパチスロ機5との間の一つおき
に、紙幣又はカードを識別する一つの識別機を有し且つ
この識別機に紙幣又はカードが挿入されることで玉又は
メダルの両方を選択的に払い出しする台間貸機7を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台の遊技機が
並設される遊技設備及びそれに用いられる台間貸機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、遊技場には、玉を遊技媒体と
して使用するパチンコ機と、メダルを遊技媒体として使
用するパチスロ機とが設けられている。これらパチンコ
機とパチスロ機とは、同じもの同士が複数並設されて、
同じ遊技機群の所謂、島を構成している。近年、これら
パチンコ機の島及びパチスロ機の島では、それぞれの遊
技機1台に対し、1機の遊技媒体貸機が設置される傾向
にある。即ち、パチンコ機の間には、玉を専用に貸し出
しする玉用台間貸機が設置され、パチスロ機の間には、
メダルを専用に貸し出しするメダル用台間貸機が設置さ
れる。この場合、貸機は、隣接する左右の遊技機の間に
設置される。各遊技機の操作性から、パチンコ機の場合
には、左側の貸機が使用され、パチスロ機の場合には、
右側の貸機が使用される。このように、各遊技機1台に
対し、貸機を1機設置すると、遊技者の利便性が向上さ
れ、その結果遊技機の稼働を高めることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遊技媒
体貸機を遊技機と同じ数だけ設ければ、設備コストが高
くなる。特に、貸機に内蔵される紙幣又はカードの識別
機は高価であり、これらを多数使用することが、設備コ
ストを増大させる要因となっていた。本発明は上記状況
に鑑みてなされたもので、遊技者の利便性を低下させる
ことなく、貸機を削減することのできる遊技設備及びそ
れに用いられる台間貸機を提供し、もって、遊技機の稼
働を維持しつつ、設備コストの低減を図ることを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る請求項1記載の遊技設備は、玉又はメダ
ルの異なる遊技媒体が使用されるパチンコ機とパチスロ
機とを交互に並設し、隣接するパチンコ機とパチスロ機
との間の一つおきに、紙幣又はカードを識別する一つの
識別機を有し且つ該識別機に紙幣又はカードが挿入され
ることで前記玉又はメダルの両方を選択的に払い出しす
る台間貸機が設けられたことを特徴とする。
【0005】この遊技設備では、パチンコ機とパチスロ
機とが交互に並設され、隣接するパチンコ機とパチスロ
機との間の一つおきに、紙幣又はカードを識別する一つ
の識別機を有し且つ紙幣又はカードが挿入されることで
玉又はメダルの両方を選択的に払い出しする台間貸機が
設けられたので、遊技機2台に対し1機の台間貸機しか
設置しないにもかかわらず、遊技機1台に対して台間貸
機1機を設置したのと同様の利便性が得られ、専用の台
間貸機を設けた場合と同様に、遊技機の稼働が向上す
る。これにより、台間貸機の設置台数削減が可能にな
り、設備コストの低減が可能になる。
【0006】請求項2記載の遊技設備は、前記台間貸機
が、右側にパチンコ機、左側にパチスロ機が位置する遊
技機間に設置されることを特徴とする。
【0007】パチンコ機は、左側に台間貸機が位置する
ことで操作性が良好となり、パチスロ機は、右側に台間
貸機が位置することで操作性が良好となる。従って、台
間貸機がパチンコ機とパチスロ機との間の一つおきに設
置する場合においても、右側にパチンコ機、左側にパチ
スロ機が位置する遊技機間に設置されることで、異なる
双方の遊技機の操作性が同時に向上することになる。
【0008】請求項3記載の台間貸機は、玉又はメダル
の異なる遊技媒体が使用される隣接のパチンコ機とパチ
スロ機との間に設置され、前記玉又はメダルの両方を選
択的に払い出しする台間貸機であって、紙幣又はカード
を識別する一つの識別機と、前記玉を払い出しする玉払
出機、及び前記メダルを払い出しするメダル払出機と、
玉を選択する玉選択ボタン、及びメダルを選択するメダ
ル選択ボタンと、前記識別機に紙幣又はカードが挿入さ
れた信号を受けて該玉選択ボタン、及び該メダル選択ボ
タンの使用を可能にし且つ該玉選択ボタンが選択操作さ
れた操作信号を受けて前記玉払出機から玉を払い出しさ
せ、該メダル選択ボタンが選択操作された操作信号を受
けて前記メダル払出機からメダルを払い出しさせる制御
手段とを具備したことを特徴とする。
【0009】この台間貸機では、高価な識別機を一つの
み用いて玉又はメダルの両方を選択的に払い出しするこ
とが可能になる。一種の遊技機、例えばパチンコ機のみ
を並設し、このパチンコ機との間の一つおきに、従来の
パチンコ機用台間貸機を設置しても、台間貸機の設置台
数は削減されるが、この場合には、同一の遊技媒体を使
用する遊技者が一台の台間貸機を共用することになり、
遊技媒体別の各遊技者に対する専用の台間貸機として機
能しない。これに対し、本発明に係る台間貸機では、左
右に隣接する異なる遊技媒体を使用する遊技機に対して
それぞれ異なる遊技媒体の供給が可能になることから、
遊技媒体別の各遊技者に対して専用の台間貸機として機
能し、遊技機1台に対して台間貸機1機を設置したのと
同様の利便性が得られる。
【0010】請求項4記載の台間貸機は、前記玉払出機
の払出口とパチンコ機の遊技媒体受け皿とが玉用供給路
で接続され、前記メダル払出機の払出口とパチスロ機の
遊技媒体受け皿とがメダル用供給路で接続されたことを
特徴とする。
【0011】この台間貸機では、玉払出機の払出口から
払い出された玉が玉用供給路を介してパチンコ機の遊技
媒体受け皿へ供給され、メダル払出機の払出口から払い
出されたメダルがメダル用供給路を介してパチスロ機の
遊技媒体受け皿へ供給され、利便性が高められる。
【0012】請求項5記載の台間貸機は、カード用の前
記識別機が一体に設けられ、紙幣用の前記識別機が別体
となって付設されたことを特徴とする。
【0013】この台間貸機では、紙幣用の識別機が別体
となることで、紙幣識別機が設けられた場合に必要とな
る金庫スペースが不要になる。この分、台間貸機がコン
パクト化可能となる。また、紙幣識別機が別体となるこ
とで、紙幣識別機への紙幣搬送手段の接続が容易にな
り、紙幣搬送システムが構築し易くなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る遊技設備及び
それに用いられる台間貸機の好適な実施の形態を図面を
参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る遊技設備
の正面図、図2は図1に示した台間貸機の正面図、図3
は図2の内部を透視した側面図である。
【0015】本実施の形態に係る遊技設備1は、玉を遊
技媒体として使用するパチンコ機3と、メダルを遊技媒
体として使用するパチスロ機5とが交互に並設されてい
る。隣接するパチンコ機3とパチスロ機5との間の一つ
おきには、玉又はメダルの両方を選択的に払い出しする
台間貸機7が設けられている。台間貸機7は、右側にパ
チンコ機3、左側にパチスロ機5が配置される遊技機間
に設けられる。
【0016】従って、右側にパチスロ機5、左側にパチ
スロ機5が配置される遊技機間の間隙は、塞ぎ板9等に
よって塞がれる。
【0017】台間貸機7には、紙幣又はカードを識別す
る図3に示す一つの識別機11が内蔵されている。この
実施の形態では、紙幣を識別する紙幣識別機11が使用
されている。この他、台間貸機7は、カード(磁気カー
ド又はICカードなど)のみを識別(読み書き)する識
別機、或いは紙幣又はカードの両方を識別する識別機が
設けられてもよい。但し、同じ識別対象(例えば紙幣)
を識別する1台以上(例えば2台)の識別機が設けられ
ることはない。
【0018】識別機11は、台間貸機7の上部に設けら
れ、紙幣挿入口13が、台間貸機7の前面上部に露出さ
れている。識別機11には、金庫部が設けられ、紙幣挿
入口13から挿入された紙幣は、この金庫部に仮保管さ
れる。
【0019】識別機11の下方には、玉を払い出しする
玉払出機15が内蔵されている。玉払出機15には台間
貸機7の外部より導入される玉供給チューブ17が接続
されている。玉払出機15は、供給された玉を、内蔵の
計数機により計数して、外部の玉払出口15aから払い
出すようになっている。
【0020】さらに、玉払出機15の下方には、メダル
を払い出しするメダル払出機19が内蔵されている。メ
ダル払出機19の上部には供給シュート19aが接続さ
れ、供給シュート19aは台間貸機7の外部背面で開口
されている。この供給シュート19aには、島単位で設
けられた図示しないメダル補給手段からメダルが補給さ
れる。このメダル払出機19は、供給されたメダルを、
内蔵の計数機により計数して、外部のメダル払出口19
bから払い出すようになっている。
【0021】玉払出機15の玉払出口15aと、パチン
コ機3の遊技媒体受け皿3aとは、玉用供給路21で接
続されている。また、メダル払出機19のメダル払出口
19bと、パチスロ機5の遊技媒体受け皿5aとは、メ
ダル用供給路23で接続されている。従って、それぞれ
の玉払出機15、メダル払出機19から払い出された玉
又はメダルは、それぞれパチンコ機3又はパチスロ機5
へ自動的に供給されるようになっている。
【0022】台間貸機7の前面には、玉を選択する玉選
択ボタン25と、メダルを選択するメダル選択ボタン2
7とが設けられている。これら選択ボタンのスイッチ接
点は、後述の制御手段に接続されている。また、これら
玉選択ボタン25及びメダル選択ボタン27は、照光手
段を内蔵し、制御手段からの点灯制御信号によって、点
灯、消灯、点滅されるようになっている。
【0023】台間貸機7の上部には表示部29が設けら
れ、表示部29は後述の制御手段に接続されている。表
示部29には、制御手段からの表示信号によって、挿入
金額、払い出し玉数、払い出しメダル数のそれぞれが切
替え表示されるようになっている。
【0024】台間貸機7の下部には、上記の識別機1
1、玉払出機15、メダル払出機19、玉選択ボタン2
5、メダル選択ボタン27、表示部29と電気的に接続
され、これら装置からの信号を受け、又は制御のための
信号を送出する制御手段31が設けられている。制御手
段31は、図示しないCPU、ROM、RAM、インタ
ーフェースなどから構成されている。
【0025】この制御手段31は、以下の基本的な動作
を制御する。即ち、紙幣の挿入された識別機11からの
信号を受けて、玉選択ボタン25及びメダル選択ボタン
27を点灯し、その使用を可能にする。また、これらの
玉選択ボタン25又はメダル選択ボタン27の押下され
た操作信号を受けて、玉選択ボタン25又はメダル払出
機19の点滅、消灯制御を行うとともに、玉払出機15
又はメダル払出機19から、玉又はメダルを払い出しさ
せる。さらに、これらの紙幣挿入時、及び遊技媒体払い
出し時には、挿入金額、遊技媒体払い出し数を表示部2
9に表示させる。
【0026】次に、上記のように構成された台間貸機7
の動作手順を説明する。図4、図5、図6は本発明に係
る台間貸機の動作手順を説明するフローチャート
(1)、(2)、(3)である。なお、図4、図5、図
6に記したA、B、C、D、Eの同一符号同士は処理の
流れが接続されることを示す。
【0027】台間貸機7は、紙幣挿入待機状態(ステッ
プ1)から、紙幣の挿入が判断されると(ステップ
3)、紙幣の挿入を禁止し、メダル選択ボタン27及び
玉選択ボタン25を点灯し、これらのボタンを使用可能
状態とする(ステップ5)。
【0028】この状態で、メダル選択ボタン27が押下
されると(ステップ7)、制御手段31からの信号によ
りメダル選択ボタン27が点滅及び使用不可状態になる
とともに、玉選択ボタン25が消灯及び使用不可状態と
なり、メダルの払い出しが開始され、同時に紙幣挿入待
機状態となる(ステップ9)。
【0029】この状態で、紙幣の挿入されたか否かが判
断され(ステップ11)、紙幣の挿入がない場合には、
金額相当のメダル数を払い出したか否かが判断される
(ステップ13)。金額相当のメダル数が払い出しされ
ると、メダルの払い出しが停止されるとともに、メダル
選択ボタン27が消灯され(ステップ15)、再びステ
ップ1の状態へと処理が戻される。
【0030】ステップ11において、紙幣が挿入された
場合には、紙幣の挿入が禁止され、玉選択ボタン25が
点灯及び使用可能状態となる(ステップ17)。この状
態で、玉選択ボタン25が押下されたか否かが判断され
(ステップ19)、押下がされない場合には、金額相当
メダル数を払い出したか否かが判断される(ステップ2
1)。金額相当メダル数が払い出された場合には、メダ
ルの払い出しが停止され、メダル選択ボタン27が点灯
及び使用可状態となり(ステップ23)、ステップ7の
直前に処理が戻される。即ち、ステップ7〜ステップ2
3までは、メダル選択ボタン27のみが押下されたとき
の処理となる。
【0031】ステップ19において、玉選択ボタン25
が押下された場合には、玉選択ボタン25が点滅及び使
用不可状態となり、玉の払い出しが開始される(ステッ
プ25)。次いで、金額相当メダル数を払い出したか否
かが判断され(ステップ27)、金額相当メダル数の払
い出しがない場合には金額相当玉数を払い出したか否か
が判断される(ステップ29)。金額相当玉数が払い出
された場合には、玉払い出しが停止され、玉選択ボタン
25が消灯されるとともに、紙幣挿入待機状態となり
(ステップ31)、ステップ11の直前に処理が戻され
る。
【0032】ステップ27において、金額相当メダル数
が払い出された場合には、メダル払い出しが停止され、
メダル選択ボタン27が消灯されるとともに、紙幣挿入
待機状態となり(ステップ33)、ステップ39の直前
に処理が進む。
【0033】一方、ステップ7において、メダル選択ボ
タン27が押下されない場合には、玉選択ボタン25が
押下されたか否かが判断され(ステップ35)、玉選択
ボタン25が押下されると、制御手段31からの信号に
よりメダル選択ボタン27が消灯及び使用不可状態にな
るとともに、玉選択ボタン25が点滅及び使用不可状態
となり、玉の払い出しが開始され、同時に紙幣挿入待機
状態となる(ステップ37)。
【0034】この状態で、紙幣の挿入されたか否かが判
断され(ステップ39)、紙幣の挿入がない場合には、
金額相当の玉を数を払い出したか否かが判断される(ス
テップ41)。金額相当の玉数が払い出しされると、玉
の払い出しが停止されるとともに、玉選択ボタン25が
消灯され(ステップ43)、再びステップ1の状態へと
処理が戻される。
【0035】ステップ39において、紙幣が挿入された
場合には、紙幣の挿入が禁止され、メダル選択ボタン2
7が点灯及び使用可能状態となる(ステップ45)。こ
の状態で、メダル選択ボタン27が押下されたか否かが
判断され(ステップ47)、押下がされない場合には、
金額相当玉数を払い出したか否かが判断される(ステッ
プ49)。金額相当玉数が払い出された場合には、玉の
払い出しが停止され、玉選択ボタン25が点灯及び使用
可状態となり(ステップ51)、ステップ7の直前に処
理が戻される。即ち、ステップ35〜ステップ51まで
は、玉選択ボタン25のみが押下されときの処理とな
る。
【0036】ステップ47において、メダル選択ボタン
27が押下された場合には、メダル選択ボタン27が点
滅及び使用不可状態となり、メダルの払い出しが開始さ
れる(ステップ53)。次いで、金額相当メダル数を払
い出したか否かが判断され(ステップ55)、金額相当
メダル数の払い出しがない場合には金額相当玉数を払い
出したか否かが判断される(ステップ57)。金額相当
玉数が払い出された場合には、玉払い出しが停止され、
玉選択ボタン25が消灯されるとともに、紙幣挿入待機
状態となり(ステップ59)、ステップ11の直前に処
理が戻される。
【0037】ステップ55において、金額相当メダル数
が払い出された場合には、メダル払い出しが停止され、
メダル選択ボタン27が消灯されるとともに、紙幣挿入
待機状態となり(ステップ61)、ステップ39の直前
に処理が戻される。
【0038】従って、上記の遊技設備によれば、パチン
コ機3とパチスロ機5の遊技機2台に対し1機の台間貸
機7しか設置しないにもかかわらず、遊技機1台に対し
て台間貸機1機を設置したのと同様の利便性が得られ、
専用の台間貸機を設けた場合と同様に、遊技機の稼働を
向上させることができる。これにより、台間貸機の設置
台数を削減でき、設備コストを低減させることができ
る。
【0039】また、パチンコ機3は、左側に台間貸機が
位置することで操作性が良好となり、パチスロ機5は、
右側に台間貸機が位置することで操作性が良好となる。
従って、台間貸機をパチンコ機3とパチスロ機5との間
の一つおきに設置する場合においても、本実施の形態の
ように、台間貸機7を、右側にパチンコ機3、左側にパ
チスロ機5が位置する遊技機間に設置することで、異な
る左右の遊技機の操作性を同時に向上させることができ
る。
【0040】さらに、上記の台間貸機7によれば、高価
な識別機11を一つのみ用いて玉又はメダルの両方を選
択的に払い出しすることが可能になる。一種の遊技機、
例えばパチンコ機3のみを並設し、このパチンコ機3と
の間の一つおきに、従来のパチンコ機用台間貸機を設置
しても、台間貸機の設置台数は削減されるが、この場合
には、同一の遊技媒体を使用する遊技者が一台の台間貸
機を共用することになり、遊技媒体別の各遊技者に対す
る専用の台間貸機として機能しない。これに対し、本発
明に係る台間貸機7では、左右に隣接する異なる遊技媒
体を使用する遊技機に対してそれぞれ異なる遊技媒体の
供給が可能になることから、遊技媒体別の各遊技者に対
する専用の台間貸機7として機能し、遊技機1台に対し
て台間貸機1機を設置したのと同様の利便性が得られ
る。
【0041】また、玉払出機15の払出口15aから払
い出された玉が玉用供給路21を介してパチンコ機3の
遊技媒体受け皿3aへ供給され、メダル払出機19の払
出口19aから払い出されたメダルがメダル用供給路2
3を介してパチスロ機5の遊技媒体受け皿5aへ直接供
給されるので、利便性を高めることができる。
【0042】なお、上記の実施の形態では、識別機11
が台間貸機7に内蔵される場合を例に説明したが、台間
貸機7は、図1の二点鎖線で示すように、紙幣用の識別
機11aを台間貸機7と別体に設けてもよい。この場
合、台間貸機7には、カード用の識別機を設けることが
好ましく、これにより、カードの認識が可能になるとと
もに、以下の効果が生じる。即ち、紙幣用の識別機11
aが別体となることで、識別機11が内蔵される場合に
必要となる金庫スペースが台間貸機7に不要になる。こ
の分、台間貸機7がコンパクト化可能となる。また、紙
幣用の識別機11aが別体となることで、紙幣搬送手段
の接続が容易になり、紙幣搬送システムが構築し易くな
るという効果が生じる。
【0043】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る遊技設備によれば、パチンコ機とパチスロ機とを交互
に並設し、隣接するパチンコ機とパチスロ機との間の一
つおきに、紙幣又はカードを識別する一つの識別機を有
し且つこの識別機に紙幣又はカードが挿入されることで
玉又はメダルの両方を選択的に払い出しする台間貸機を
設けたので、遊技機2台に対し1機の台間貸機しか設置
しないにもかかわらず、遊技機1台に対して台間貸機1
機を設置したのと同様の利便性が得られ、遊技機の稼働
を向上させることができる。この結果、台間貸機の設置
台数削減が可能になり、設備コストを低減することがで
きる。
【0044】本発明に係る台間貸機によれば、紙幣又は
カードを識別する一つの識別機と、玉払出機及びメダル
払出機と、玉選択ボタン及びメダル選択ボタンと、識別
機に紙幣又はカードが挿入された信号を受け且つ玉選択
ボタン又はメダル選択ボタンの操作信号を受けて玉払出
機又はメダル払出機から玉又はメダルを払い出しさせる
制御手段とを設けたので、高価な識別機を一つのみ用い
て玉又はメダルの両方を選択的に払い出しすることがで
き、遊技媒体別の各遊技者に対する専用の台間貸機とし
て機能させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技設備の正面図である。
【図2】図1に示した台間貸機の正面図である。
【図3】図2の内部を透視した側面図である。
【図4】本発明に係る台間貸機の動作手順を説明するフ
ローチャート(1)である。
【図5】本発明に係る台間貸機の動作手順を説明するフ
ローチャート(2)である。
【図6】本発明に係る台間貸機の動作手順を説明するフ
ローチャート(3)である。
【符号の説明】
1…遊技設備、3…パチンコ機、3a…パチンコ機の遊
技媒体受け皿、5…パチスロ機、5a…パチスロ機の遊
技媒体受け皿、7…台間貸機、11…識別機、15…玉
払出機、15a…玉払出機の払出口、19…メダル払出
機、19a…メダル払出機の払出口、21…玉用供給
路、23…メダル用供給路、25…玉選択ボタン、27
…メダル選択ボタン、31…制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A63F 5/04 512 A63F 5/04 512S 512U

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玉又はメダルの異なる遊技媒体が使用さ
    れるパチンコ機とパチスロ機とを交互に並設し、 隣接するパチンコ機とパチスロ機との間の一つおきに、
    紙幣又はカードを識別する一つの識別機を有し且つ該識
    別機に紙幣又はカードが挿入されることで前記玉又はメ
    ダルの両方を選択的に払い出しする台間貸機が設けられ
    たことを特徴とする遊技設備。
  2. 【請求項2】 前記台間貸機が、右側にパチンコ機、左
    側にパチスロ機が位置する遊技機間に設置されることを
    特徴とする請求項1記載の遊技設備。
  3. 【請求項3】 玉又はメダルの異なる遊技媒体が使用さ
    れる隣接のパチンコ機とパチスロ機との間に設置され、
    前記玉又はメダルの両方を選択的に払い出しする台間貸
    機であって、 紙幣又はカードを識別する一つの識別機と、 前記玉を払い出しする玉払出機、及び前記メダルを払い
    出しするメダル払出機と、 玉を選択する玉選択ボタン、及びメダルを選択するメダ
    ル選択ボタンと、 前記識別機に紙幣又はカードが挿入された信号を受けて
    該玉選択ボタン、及び該メダル選択ボタンの使用を可能
    にし且つ該玉選択ボタンが選択操作された操作信号を受
    けて前記玉払出機から玉を払い出しさせ、該メダル選択
    ボタンが選択操作された操作信号を受けて前記メダル払
    出機からメダルを払い出しさせる制御手段とを具備した
    ことを特徴とする台間貸機。
  4. 【請求項4】 前記玉払出機の払出口とパチンコ機の遊
    技媒体受け皿とが玉用供給路で接続され、前記メダル払
    出機の払出口とパチスロ機の遊技媒体受け皿とがメダル
    用供給路で接続されたことを特徴とする請求項3記載の
    台間貸機。
  5. 【請求項5】 カード用の前記識別機が一体に設けら
    れ、紙幣用の前記識別機が別体となって付設されたこと
    を特徴とする請求項3又は請求項4記載の台間貸機。
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