JP3838534B2 - 電子機器 - Google Patents
電子機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3838534B2 JP3838534B2 JP17953699A JP17953699A JP3838534B2 JP 3838534 B2 JP3838534 B2 JP 3838534B2 JP 17953699 A JP17953699 A JP 17953699A JP 17953699 A JP17953699 A JP 17953699A JP 3838534 B2 JP3838534 B2 JP 3838534B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guard member
- connector
- electrical board
- connectors
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ、またはそれらの複合機などの画像形成装置、その他の電子機器に適用することができる。詳しくは、機器内に備える電装基板を板状のガード部材で被う電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置などの電子機器では、外装の隙間などから機器内に異物が入り込み、機器内に備える電装基板上に落下することがあった。このとき、異物が導電性を有する場合には、回路を短絡して故障を生ずることがあった。電装基板上の回路に大きな電流が流れている場合には、最悪のとき、発煙発火するおそれもあった。
【0003】
このため、この種の従来の電子機器では、図1に示すように、機器内に備える電装基板1を、金属製や樹脂製の板状のガード部材5で被うことがひろく一般的に行われている。
【0004】
図1において、電装基板1には、第1のコネクタ2〜4を取り付ける。一方、板状のガード部材5には、逃げ孔5a〜5cをあける。
【0005】
そして、逃げ孔5a〜5c内に第1のコネクタ2〜4を入れて電装基板1にガード部材5を被せ、ガード部材5の四隅を機器内の固定ダボ11上に載せて専用のねじ6でねじ止め固定する。第1のコネクタ2〜4には、それぞれハーネス12〜14に取り付けた第2のコネクタ7〜9をはめ付けていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような従来の構造では、専用のねじ6でねじ止めしてガード部材5を固定するから、組立時の工数が増加してコスト高となる問題があった。また、電装基板1の交換時などには、専用のねじ6をドライバを用いて取り外さなければならないから、メンテナンスに時間がかかる問題があった。
【0007】
そこで、この発明の課題は、機器内に備える電装基板を板状のガード部材で被う電子機器において、組立時の工数を削減してコストダウンを図るとともに、メンテナンス時間を短縮して保守コストを低減することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そのため、この発明は、機器内に備える電装基板を板状のガード部材で被う電子機器において、電装基板に取り付けた第1のコネクタに、ハーネスに取り付けた第2のコネクタをはめ付け、それら第1および第2のコネクタの一方または双方でガード部材の移動を規制するものであり、電装基板をガード部材で被うとき第1のコネクタが緩みなくはまり込む嵌合孔をガード部材にあけるとともに、電装基板をガード部材で被ってから第1のコネクタに第2のコネクタをはめ付けたときその第2のコネクタでガード部材を押さえてなる、ことを特徴とする。
【0009】
ガード部材を、透明または半透明の樹脂材料で形成するとよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態について説明する。
図2には、この発明による電子機器で、機器内に備える電装基板部分の組み付け斜視図を示す。
【0011】
図2中符号1が、電装基板である。電装基板1には、抵抗・コンデンサ等の電装品15とともに、第1のコネクタ2〜4を取り付ける。一方、板状のガード部材5は、透明または半透明の樹脂材料で形成し、第1のコネクタ2〜4と対応する位置に、それらがそれぞれ緩みなくはまり込む嵌合孔5a〜5cをあけてなる。
【0012】
そして、嵌合孔5a〜5c内に第1のコネクタ2〜4を入れて電装基板1上にガード部材5を被せ、嵌合孔5a〜5cと第1のコネクタ2〜4間の隙間以上にガード部材5が移動することを規制して第1のコネクタ2〜4でガード部材5の面方向の動きを規制する。
【0013】
その後、嵌合孔5a〜5cから突出する第1のコネクタ2〜4に、それぞれハーネス12〜14に取り付けた第2のコネクタ7〜9をはめ付ける。第2のコネクタ7〜9は、対応する嵌合孔5a〜5cよりもわずかに大きくつくる。そして、第2のコネクタ7〜9で押さえてガード部材5の厚さ方向の動きも規制する。
【0014】
なお、第2のコネクタ7〜9は、対応する嵌合孔5a〜5cよりもわずかに小さくつくり、図示第2のコネクタ8のように、突部10を設けてその突部10で押さえてガード部材5の厚さ方向の動きを規制するようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したとおり、この発明によれば、機器内に備える電装基板を板状のガード部材で被う電子機器において、電装基板に取り付けた第1のコネクタに、ハーネスに取り付けた第2のコネクタをはめ付け、それら第1および第2のコネクタの一方または双方でガード部材の移動を規制するから、ねじ等の締結部材を用いずにガード部材の動きを規制し、組立時の工数を削減してコストダウンを図るとともに、メンテナンス時間を短縮して保守コストを低減し、安価な構成で安全性を確保することができる。
【0016】
また、電装基板をガード部材で被うとき第1のコネクタが緩みなくはまり込む嵌合孔をガード部材にあけるとともに、電装基板をガード部材で被ってから第1のコネクタに第2のコネクタをはめ付けたときその第2のコネクタでガード部材を押さえるから、嵌合孔とコネクタの寸法を管理するだけで上記の効果を達成することができる。
【0017】
請求項2に係る発明によれば、ガード部材を、透明または半透明の樹脂材料で形成するから、ガード部材取り付け後もガード部材を透して電装基板を視認可能とし、外部よりパターン異常などの基板の状態を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電子機器で、機器内に備える電装基板部分の組み付け斜視図である。
【図2】この発明による電子機器で、同じく機器内に備える電装基板部分の組み付け斜視図である。
【符号の説明】
1 基板
2〜4 第1のコネクタ
5 ガード部材
5a〜5c 嵌合孔
7〜9 第2のコネクタ
10 突部
12〜14 ハーネス
15 電装品
Claims (2)
- 機器内に備える電装基板を板状のガード部材で被う電子機器において、
前記電装基板に取り付けた第1のコネクタに、ハーネスに取り付けた第2のコネクタをはめ付け、
それら第1および第2のコネクタの一方または双方で前記ガード部材の移動を規制するものであり、
前記電装基板を前記ガード部材で被うとき前記第1のコネクタが緩みなくはまり込む嵌合孔を前記ガード部材にあけるとともに、前記電装基板を前記ガード部材で被ってから前記第1のコネクタに前記第2のコネクタをはめ付けたときその第2のコネクタで前記ガード部材を押さえてなる、電子機器。 - 前記ガード部材を、透明または半透明の樹脂材料で形成してなる、請求項1に記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17953699A JP3838534B2 (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-25 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16021099 | 1999-06-07 | ||
JP11-160210 | 1999-06-07 | ||
JP17953699A JP3838534B2 (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-25 | 電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001057486A JP2001057486A (ja) | 2001-02-27 |
JP3838534B2 true JP3838534B2 (ja) | 2006-10-25 |
Family
ID=26486763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17953699A Expired - Fee Related JP3838534B2 (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-25 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3838534B2 (ja) |
-
1999
- 1999-06-25 JP JP17953699A patent/JP3838534B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001057486A (ja) | 2001-02-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3749735B2 (ja) | 電気的な制御装置 | |
EP2671434A1 (de) | Elektrisches gerät | |
GB2197131A (en) | Enclosed circuit board assembly | |
JP3838534B2 (ja) | 電子機器 | |
JPH08274486A (ja) | 電子機器 | |
JP5848653B2 (ja) | 電子装置 | |
JP6940391B2 (ja) | 数値制御装置 | |
JP2012134352A (ja) | Dinレール取付け形ターミナルボード | |
JP3966967B2 (ja) | 電気自動車の電池管理装置 | |
JPH0227591Y2 (ja) | ||
JPH081990B2 (ja) | 電子機器用筺体 | |
JP2006222304A (ja) | 電子機器及びその防火エンクロージャ | |
JPH10173349A (ja) | 配線基板収納用ケース、及び電子機器 | |
JPS6018858Y2 (ja) | プリント基板取付装置 | |
JPH0629193U (ja) | ファンユニット | |
JPH0623029Y2 (ja) | 付加ユニツトの装着構造 | |
JP6874603B2 (ja) | 電気機器の製造方法 | |
JP4096417B2 (ja) | 小型電子機器 | |
JPH0635495Y2 (ja) | プリントボードの組立構造 | |
JP4454963B2 (ja) | 機器の取付機構 | |
JPH0743809A (ja) | 機器の外装部材取付け構造 | |
JPH0117684Y2 (ja) | ||
JPH0311909Y2 (ja) | ||
JPH0547510Y2 (ja) | ||
JPH058704Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060512 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060705 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060728 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060728 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090811 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110811 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110811 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120811 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120811 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130811 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |