JP3836680B2 - アニリド類のフリーデル・クラフツアシル化反応方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この出願の発明は、アニリド類のフリーデル・クラフツアシル化反応方法に関するものである。さらに詳しくは、この出願の発明は、生理活性化合物やその合成中間体等として有用なケトアニリド類を高い反応収率において触媒的反応により合成することのできる、新しいフリーデル・クラフツアシル化反応方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】
フリーデル・クラフツアシル化反応は芳香族ケトンを調製する基本的かつ有用な方法であることが知られている。フリーデル・クラフツアシル化反応においては触媒量のルイス酸が使用されるが、アシル化反応では、通常、化学量論的量以上のAlCl3などのルイス酸が必要とされている。しかしながら、AlCl3に由来する多量のアルミニウム残渣は、特に産業規模のプロセスにおいていくつかの環境問題を誘発するとの考慮すべき問題が存在する。このような問題を解決するために、数種の優れた触媒が開発され、アニソール、キシレン、およびトルエンなどの活性化ベンゼンの触媒アシル化反応が実現された。だが、ベンゼン、およびクロロベンゼンなどの非活性化ベンゼンの触媒フリーデル・クラフツアシル化反応は、なおも実現することが困難であった。このような状況において、近年、Dubac et al.やこの出願の発明者らのグループが、Bi(OTf)3,Hf(OTf)4等はベンゼンおよび非活性ベンゼンのフリーデル・クラフツアシル化反応の有効な触媒であることを見出し、これを次の文献において報告している。
【0003】
【表1】
Figure 0003836680
【0004】
【表2】
Figure 0003836680
また、ごく最近になって、発明者らは、さらに、ガリウム触媒、特にガリウム・トリ(パーフルオロアルカンスルフォネート)がフリーデル・クラフツアシル化反応において最も高い活性を示すことを見出している(Matsuo, J.;Odashima,K.;Kobayahi, S.Synlett 2000, 403.)。
【0005】
一方、ケトアニリン構造がしばしば、生物的に活性な化合物やファインケミカルにおいて重要であることが見出され、これらの構造を制御し、かつ効率的に合成することが重要な課題になっている。しかしながら、アニリン誘導体のフリーデル・クラフツアシル化反応は、ベンゼン環へのアシル基の結合導入の方法として、簡単かつ明瞭な方法であって、しかも前記のとおりの芳香族ケトン合成のための新しいフリーデル・クラフツアシル化反応方法が発明者らによって実現されてきているとは言え、発明者の知るかぎりでは、触媒的反応の実例は報告されていない。
【0006】
そこで、この出願の発明は、以上のとおりの背景を踏まえて、生理活性化合物やその合成中間体等として有用なケトアニリン誘導体を、高い反応収率において、触媒的反応により合成することのできる、新しいフリーデル・クラフツアシル化反応方法を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この出願の発明は、上記の課題を解決するものとして、第1には、Ga,SbおよびBiのうちのいずれかの元素のトリス(パーフルオロアルカンスルフォネート)化合物を触媒として、アニリド類をアシル化剤と反応させ、ベンゼン環にアシル基を結合させることを特徴とするアニリド類のフリーデル・クラフツアシル化反応方法を提供する。
【0008】
また、この出願の発明は、上記方法について、第2には、過塩素酸塩が添加されたニトロアルカン溶媒、もしくはハロゲン化炭化水素溶媒中において反応させることを特徴とするアニリド類のフリーデル・クラフツアシル化反応方法、第3には、過塩素酸塩がアルカリ金属過塩素酸塩であることを特徴とするアニリド類のフリーデル・クラフツアシル化反応方法を、第4には、アシル化剤が、酸無水物、酸ハロゲン化物、およびカルボン酸のうちのいずれかであることを特徴とするアニリド類のフリーデル・クラフツアシル化反応方法を提供する。
【0009】
さらに、この出願の発明は、第5には、(1)
【0010】
【化4】
Figure 0003836680
(式中のR1およびR2は、各々、水素原子、置換基を有していてもよい炭化水素基、または、Ra−CO−,Ra−SO2−、もしくはRa−OCO−で示されて、Raが置換基を有していてもよい炭化水素基を示すアシル基であって、R1
およびR2の少くともいずれかは前記アシル基を示し、R3は、ベンゼン環に結合する置換基を示し、R3は存在しなくてもよいことを示す)
で表わされるアニリド類を、次式(2)
【0011】
【化5】
Figure 0003836680
(式中のR4は、置換基を有していてもよい炭化水素基を示し、R5は、−O−CO−Rbで示されて、Rbが置換基を有していてもよい炭化水素基を示すか、またはハロゲン原子、もしくは−OH基を示す)
で表わされるアシル化剤と反応させ、次式(3)
【0012】
【化6】
Figure 0003836680
(式中のR1,R2,R3、およびR4は、前記のものを示す)
で表わされるアシルアニリド類を合成することを特徴とする前記いずれかのアニリド類のフリーデル・クラフツアシル化反応方法を提供する。
【0013】
アニリン誘導体のフリーデル・クラフツアシル化反応の困難性は、アニリン誘導体のアミノ基の塩基性窒素により生じるルイス酸触媒の低活性化、つまり失活に帰するものと考えられる。実際、従来の多量のAlCl3を用いた反応でも、アシル化はわずかに生起しているにすぎない。
【0014】
これに対し、前記のとおりのこの出願の発明によって、劇的に反応収率が向上し、アニリン誘導体としてのアニリド類へのアシル基の結合導入を極めて容易としている。
【0015】
【発明の実施の形態】
この出願の発明は、上記のとおりの特徴をもつものであるが、以下に、その実施の形態について説明する。
【0016】
この出願の発明においては、アニリド類、すなわち、アニリンのアミノ基に少くとも一つのアシル基が結合した化合物に対して、アシル化剤を反応させて、ベンゼン環にアシル基を結合させる。
【0017】
このアシル化反応において触媒として使用されるのが、Ga,SbおよびBiのうちのいずれかの元素のトリス(パーフルオロアルカンスルフォネート)化合物である。パーフルオロアルカンスルフォネートとしては、炭素数が1〜10程度のパーフルオロアルカンスルフォネート、たとえば、トリフルオロメタンスルフォネート(−OTf)、ノナフルオロブタンスルフォネート(−ONf)等が例示される。
【0018】
なかでも、好ましい触媒化合物としては、Gaトリス(パーフルオロアルカンスルフォネート)、Sbトリス(パーフルオロアルカンスルフォネート)、Biトリス(パーフルオロアルカンスルフォネート)、がたとえば例示され、特に、Ga(OTf)3 、Ga(ONf)3 等のGaトリス(パーフルオロアルカンスルフォネート)が高活性な触媒化合物として挙げられる。以上のような触媒化合物は、その使用量はまさに触媒量であってよく、通常は、反応基質に対し、1〜50モル%、より好ましくは、5〜20モル%で用いることが考慮される。
【0019】
触媒化合物とともに、この出願の発明においては、溶媒の存在が考慮される。無溶媒下での反応でもよいが、この発明のアシル化反応のための溶媒としては、過塩素酸塩が添加されたニトロアルカン溶媒、もしくはハロゲン化炭化水素溶媒が好適に使用される。
【0020】
ニトロアルカン溶媒としては、ニトロメタン、ニトロエタン等の各種のものが考慮されるが、これらは単独でもよいし、混合してもよい。ただ、ニトロアルカンだけでは、所望の反応活性は期待できない。ニトロアルカン溶媒を使用する場合には、前記のとおり、過塩素酸塩を添加した状態において使用する。この添加により反応収率は、劇的に増加することになる。
【0021】
過塩素酸塩としては、この出願の発明では、アルカリ金属の過塩素酸塩、たとえばLiClO4 ,KClO4 ,NaClO4等が好ましい。なかでも、LiClOは、優れた効果を発揮する。
【0022】
これらの過塩素酸塩については、アルカリ金属塩の場合、通常は、1〜10Mニトロアルカン溶液として使用することが考慮される。
【0023】
ハロゲン化炭化水素溶媒としては、たとえば1,2−ジクロルエタン等のものが使用される。これらのハロゲン化炭化水素溶媒については、特に、アシル化剤として、酸ハロゲン化合物を用いた場合に優れた効果を発揮し、高いアシル化反応収率をもたらすことができる。
【0024】
反応基質としてのアニリド類については、アニリンのアミノ基に結合するアシル基は、カルボニル基(−CO−)だけでなく、スルフォニル基(−SO2−)等の各種のものを包含している。
【0025】
また、反応に使用するアシル化剤としては、酸無水物、酸ハロゲン化物、エステル、あるいはカルボン酸等の各種のものであってよい。酸ハロゲン化物の場合には、前記のとおり、ハロゲン化炭化水素溶媒を効果的に用いることができる。また、カルボン酸の場合には、無水トリフルオロ酢酸の添加が効果的でもある。
【0026】
この出願の発明の方法によって、各種のアシル化アニリド類が高い反応収率で合成されるが、具体的には、たとえば前記のとおりの式(1)のアニリド類と、式(2)のアシル化剤との反応によって式(3)で表わされるアシル化アニリド類が合成されることになる。
【0027】
式(1)のアニリド類において、式中のR1,R2,Raが置換基を有していてもよい炭化水素基である場合、炭化水素基は、脂肪族、脂環式、あるいは芳香族の炭化水素基であってよく、アシル化反応を阻害しない限り、各種の置換基を有していてもよい。このことは、アシル化剤を示す式(2)のR4,Rbについても同様である。
【0028】
また、式(1)のアニリド類のベンゼン環への置換基を示すR3は、存在しなくてもよいし、アシル化反応を阻害することのない各種の置換基、たとえば炭化水素基、アルコキシ基等であってよい。これらは同一または別種の複数のものがベンゼン環に結合されていてもよい。
【0029】
この出願の発明の方法においては、この置換基R3の存在、そして、R1およびR2の選択によって、アシル基の結合を、アニリド類のパラ位、あるいはメタ位等に選択的に生成させることができる。
【0030】
反応基質としてのアニリド類とアシル化剤との比率については、モル比として、通常は、アニリド類/アシル化剤が1/10〜10/1、よりも好ましくは、2/10〜10/5の範囲とし、反応温度は、ニトロアルカン溶媒の場合には、5〜60℃程度、ハロゲン化炭化水素溶媒の場合には、還流温度までの範囲とすることが考慮される。反応は、大気圧、もしくは加圧状態であってもよい。雰囲気として、N2やAr等の不活性ガス雰囲気としてもよい。
【0031】
そこで以下に実施例を示し、さらに詳しく、この出願の発明について説明する。もちろん、以下の例によって説明が限定されることはない。
【0032】
【実施例】
<実施例1>
次の反応式
【0033】
【化7】
Figure 0003836680
に従って、Ga触媒を用いて、アセトアニリドのフリーデル−クラフツアシル化反応を行った。その結果を表3に示した。
【0034】
反応操作について、代表例としての表3のエントリーNo. 3について説明すると次のとおりである。
【0035】
すなわち、アセトアニリド(108mg、0.80ミリモル)LiClO4(1.28mg,12.0ミリモル)、無水酢酸(168mg,1.65ミリモル)およびニトロメタン(2.0mL)を攪拌した溶液に反応基質アセチルアニリドに対し10モル%のGa(OTf)3(41.5mg,0.08ミリモル)を一度に加えた。混合物を50℃で24時間攪拌した後、反応混合物を飽和水性NaHCO3(10mL)で冷却した。水性層をCH3Cl2(3×15mL)にて抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4上で乾燥し、濃縮した残査シリカゲルのカラムクロマトグラフィー(50:1CHCl3/MeOH)にかけて、無色固体の生成物2a(131mg,93%)を得た。
【0036】
【表3】
Figure 0003836680
表3に示したように、10モル%のGa(OTf)を使用してのアセトアニリド(1a)と無水酢酸との反応では、ニトロメタン(MeNO2)へのリチウム過塩素酸塩(LiClO4)の添加は劇的に反応収率を増加させることがわる。LiClO4の量が増加するに従い、反応生成物2aの収率が増加して、エントリーNo. 3の結果のように、6.0M MeNO2−LiClO 溶液中で収率93%のアセチル化生成物2aを得る。
【0037】
エントリーNo. 5のように、ガリウム・トリス(ノナフルオロブタンスルフォネート)(Ga(ONf)3 )もまた効果的に触媒として作用することが確認された。しかしながらGaCl3の触媒活性は低かった。
【0038】
なお、前記のアシル化反応生成物2aの同定物性値は次のとおりである。
【0039】
【表4】
Figure 0003836680
<実施例2>
実施例1と同様にして、Sb(OTf)3、Bi(OTf)3の触媒を用いてアシル化反応を行った。その結果を表5に示した。実施例と同様のアセチル化生成物2aを得ている。
【0040】
なお、比較例としてのフリーデル・クラフツアシル化反応の代表的なルイス酸であるAlCl3は有効でなかった。MeNO2−LiClO4溶液中では、化学量論的量以上のAlCl3ですら、ほとんど反応活性を示さなかった。これとは別に、1,2−ジクロロエタン中で3.2当量のAlCl3の存在下に、50℃で12時間、無水酢酸と反応させた場合には、収率9%にてアセチル化生成物を得た。
【0041】
【表5】
Figure 0003836680
<実施例3>
実施例1と同様にして、各種のアニリド類とアシル化剤を用いてアシル化反応を実施した。触媒には、Ga(OTf)3、Ga(ONf)3を用いた。その結果を表6に示した。
【0042】
【表6】
Figure 0003836680
この表6においては、反応生成物の2a,2b,2c,2d,2e,2f,2i,2j,2kは、いずれもアシル基R4−CO−がベンゼン環のp−(パラ)位に結合されたものである。一方、反応生成物2gは、次のとおり、2g’との混合物である。
【0043】
【化8】
Figure 0003836680
また、反応生成物2h,2lは次のものを示している。
【0044】
【化9】
Figure 0003836680
すべての事例で、反応はMeNO2−LiClO4中の触媒量のガリウム化合物の存在下にスムースに進行し、優れた収率を得た。アセトアニリド(1a)のみならず、ベンズアニリド(1b)の場合もまたいくつかの無水酢酸と反応して高い収率にて対応するアシル化生成物を得た。
【0045】
また、N−メタンスルフォニル(M)−N−メチルアニリン(1c)の場合には、10モル%のGa(OTf)3の存在下に無水酢酸と反応して、収率97%にてアシル化生成物2eが得られた。いくつかのo−,およびm−置換アニリン誘導体もまた、触媒量のGa(OTf)3またはGa(ONf)3の存在下に高収率でアシル化生成物を与えた。
【0046】
ベンゾイル化反応では、1cおよび1kが1,2−ジクロロエタン中で塩化ベンゾイルと還流下に24時間、スムースに反応して、高収率にて所望の生成物(2mおよび2n)を与えた。カルボン酸をアシル化剤とする場合には、無水トリフルオロ酢酸を添加することで、トリフルオロアセチル化付加物を生成することなく、所望のアシル化生成物(2b)を優れた収率にて得た。
【0047】
なお、反応生成物としての化合物2b〜2nの同定物性値は次の表7、表8および表9のとおりであった。
【0048】
【表7】
Figure 0003836680
【0049】
【表8】
Figure 0003836680
【0050】
【表9】
Figure 0003836680
【0051】
【発明の効果】
以上詳しく説明したとおり、この出願の発明によって、生理活性化合物やその合成中間体等として有用なケトアニリン誘導体を、高い反応収率において、触媒的反応により合成することのできる、新しいフリーデル・クラフツアシル化反応方法を提供することができる。

Claims (5)

  1. Ga,SbおよびBiのうちのいずれかの元素のトリス(パーフルオロアルカンスルフォネート)化合物を触媒として、アニリド類をアシル化剤と反応させ、ベンゼン環にアシル基を結合させることを特徴とするアニリド類のフリーデル・クラフツアシル化反応方法。
  2. 過塩素酸塩が添加されたニトロアルカン溶媒、もしくはハロゲン化炭化水素溶媒中において反応させることを特徴とする請求項1のアニリド類のフリーデル・クラフツアシル化反応方法。
  3. 過塩素酸塩がアルカリ金属過塩素酸塩であることを特徴とする請求項2のアニリド類のフリーデル・クラフツアシル化反応方法。
  4. アシル化剤が、酸無水物、酸ハロゲン化物、およびカルボン酸のうちのいずれかであることを特徴とする請求項1から3のいずれかのアニリド類のフリーデル・クラフツアシル化反応方法。
  5. 次式(1)
    Figure 0003836680
    (式中のR1およびR2は、各々、水素原子、置換基を有していてもよい炭化水素基、または、Ra−CO−,Ra−SO2−、もしくはRa−OCO−で示されて、Raが置換基を有していてもよい炭化水素基を示すアシル基であって、R1およびR2の少くともいずれかは前記アシル基を示し、R3は、ベンゼン環に結合する置換基を示し、R3は存在しなくてもよいことを示す)
    で表わされるアニリド類を、次式(2)
    Figure 0003836680
    (式中のR4は、置換基を有していてもよい炭化水素基を示し、R5は、−O−CO−Rbで示されて、Rbが置換基を有していてもよい炭化水素基を示すか、またはハロゲン原子、もしくは−OH基を示す)
    で表わされるアシル化剤と反応させ、次式(3)
    Figure 0003836680
    (式中のR1,R2 ,R3、およびR4は、前記のものを示す)
    で表わされるアシルアニリド類を合成することを特徴とする請求項1から4のいずれかのアニリド類のフリーデル・クラフツアシル化反応方法。
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