JP3834349B2 - 着色された高輝度の金属光沢熱転写記録媒体 - Google Patents

着色された高輝度の金属光沢熱転写記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は金属光沢を呈する印像を形成するための着色された金属光沢熱転写記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、基材の片面上に、着色インク層、蒸着保護層、金属蒸着層および接着層をこの順序で設けた金属光沢熱転写記録媒体が知られている。
【0003】
前記着色インク層は通常各種の着色顔料で着色されており、金属蒸着層に固有の金属光沢色に限定されない各種色相の金属光沢色を呈するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の着色された金属光沢熱転写記録媒体においては、着色インク層に含有される顔料により着色インク層の光透過性が阻害され、その結果金属蒸着層に固有の高輝度な金属光沢が劣化され、必らずしも充分な金属光沢色がえられないという問題があった。
【0005】
そのため、着色インク層の着色剤として染料を用いるものもあるが、耐光性が劣り、実用的でない。
【0006】
本発明は前記の点に鑑みて、顔料を含有する着色インク層を有する金属光沢熱転写記録媒体において、着色インク層を設けない金属光沢熱転写記録媒体と同程度の高輝度の金属光沢色を呈する着色された金属光沢熱転写記録媒体を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は基材の片面上に、少なくとも、着色インク層、蒸着保護層、金属蒸着層および接着層がこの順序で設けられている金属光沢熱転写記録媒体であって、前記着色インク層がグラビアコーティング法で設けられたものであり、(1)着色インク層が網点状のインクドットが相互に分離して形成されているか、(2)網点状のインクドットが薄いインク塗布部で相互につながっており、インクドットの厚さに対して、薄いインク塗布部の最小厚さが10%以下であるもので、(1)、(2)のインクドットの総面積は着色インク層が設けられる領域の総面積に対する比率が5〜70%であることを特徴とする着色された高輝度の金属光沢熱転写記録媒体に関する。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の着色された高輝度の金属光沢熱転写記録媒体においては、着色インク層を網点状に設けることにより、インクドット同士の間にインクの未塗布部またはインクドットの厚さに対して、薄いインク塗布部が存在することになり、この部分で高輝度の金属光沢が呈せられるので、均一な厚さの顔料含有着色インク層を設ける従来例にくらべて全体として優れた着色された高輝度の金属光沢色を呈する。
【0011】
つぎに本発明を図面を参照して説明する。
【0012】
図1は本発明の着色された高輝度の金属光沢熱転写記録媒体の一実施例を示す概略部分断面図であり、図2は他の実施例を示す概略部分断面図である。
【0013】
図1において、1は基材であり、基材1上に離型層2、網点状の着色インク層3、蒸着保護層4、金属蒸着層5および接着層6がこの順序で設けられている。網点状の着色インク層3はインクドット3aで構成されており、インクドット3a同士の間にはインク未塗布部3cが存在している。該インク未塗布部3cは蒸着保護層4の材料で埋められている。
【0014】
図2の実施例においては、網点状の着色インク層3はやはりインクドット3aで構成されているが、インクドット3a同士が薄いインク塗布部3bで相互につながっている。
【0015】
前記離型層2は基材1の離型性がよいばあいは省略することができる。
【0016】
前記基材1としては熱転写記録媒体の基材として一般的に用いられているフィルムやシートがいずれも使用でき、たとえばポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリカーボネートフィルムなどのプラスチックフィルムやコンデンサー紙などの薄い紙類があげられる。基材の厚さは1〜10μm程度が適当である。基材の背面には、必要により、サーマルヘッドのスティックを防止するために耐熱保護層を設けてもよい。
【0017】
必要に応じて設けられる離型層2は、熱転写時にサーマルヘッドなどからの熱信号により溶融し、加熱部の転写層(着色インク層3、蒸着保護層4、金属蒸着層5および接着層6からなる)の基材1からの剥離を容易にする機能を有する。離型層はワックス類を主成分とするものであり、必要により、基材1または着色インク層3との接着性を調整するため熱可塑性樹脂(エラストマーを含む)を配合してもよい。
【0018】
前記ワックス類としては、たとえば木ロウ、ミツロウ、ラノリン、カルナバワックス、キャンデリラワックス、モンタンワックス、セレシンワックスなどの天然ワックス;パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックスなどの石油系ワックス;酸化ワックス、エステルワックス、低分子量ポリエチレンワックス、フィッシャートロプシュワックス、α−オレフィン−無水マレイン酸共重合ワックスなどの合成ワックス;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸などの高級脂肪酸;ステアリルアルコール、ドコサノールなどの高級脂肪族アルコール;高級脂肪酸モノグリセリド、ショ糖の脂肪酸エステル、ソルビタンの脂肪酸エステルなどのエステル類;オレイルアミドなどのアミド類およびビスアミド類などの1種もしくは2種以上が使用できる。
【0019】
前記熱可塑性樹脂としては、たとえばポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル系共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−マレイン酸系共重合体、ポリビニルブチラール、α−オレフィン−無水マレイン酸系共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル系共重合体、低分子量スチレン系樹脂、エチレン−スチレン系共重合体、スチレン−ブタジエン系共重合体、石油系樹脂、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、アイオノマー樹脂などの1種または2種以上が使用できる。
【0020】
離型層は、前記ワックス類、必要に応じて前記樹脂を適宜の溶剤(水を含む)に溶解または分散したものを基材上に塗布、乾燥することによって形成できる。またホットメルトコーティングによって形成できる。離型層の塗布量(乾燥後塗布量、以下同様)は0.5〜2g/m2程度が適当である。
【0021】
インク層3は、バインダーと着色剤を主要成分とするインクの網点で構成される層である。
【0022】
前記バインダーとしては熱可塑性樹脂および/またはワックス類が使用できる。
【0023】
前記熱可塑性樹脂(エラストマーを含む)としては、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル系共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル系共重合体、ポリプロピレン系樹脂、石油系樹脂、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂などの1種または2種以上が好ましく使用できる。
【0024】
前記ワックス類としては、たとえば木ロウ、ミツロウ、ラノリン、カルナバワックス、キャンデリラワックス、モンタンワックス、セレシンワックスなどの天然ワックス;パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックスなどの石油系ワックス;酸化ワックス、エステルワックス、低分子量ポリエチレンワックス、フィッシャートロプシュワックス、α−オレフィン−無水マレイン酸共重合ワックスなどの合成ワックス;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸などの高級脂肪酸;ステアリルアルコール、ドコサノールなどの高級脂肪族アルコール;高級脂肪酸モノグリセリド、ショ糖の脂肪酸エステル、ソルビタンの脂肪酸エステルなどのエステル類;オレイルアミドなどのアミド類およびビスアミド類などの1種もしくは2種以上が使用できる。
【0025】
着色剤としては有機顔料、無機顔料のいずれも使用できる。色相の調整のために染料を併用してもよい。着色剤のインク中での含有量は5〜40重量%程度が適当である。
【0026】
前記顔料としては、たとえばイエロー顔料、マゼンタ顔料、シアン顔料、レッド顔料、グリーン顔料、ブルー顔料、ブラック顔料などを含めて、すべての有彩色、無彩色の着色顔料が使用できる。これら顔料は単独で使用してもよく、また2種以上を併用してもよい。これら顔料は透明性のものが好ましい。
【0027】
前記イエロー顔料としては、たとえばジスアゾイエローHR、ナフトールイエローS、ハンザイエロー5G、ハンザイエロー3G、ハンザイエローG、ハンザイエローGR、ハンザイエローA、ハンザイエローRN、ハンザイエローR、ベンジジンイエロー、ベンジジンイエローG、ベンジジンイエローGR、パーマネントイエローNCG、キノリンイエローレーキなどの1種または2種以上が用いられる。
【0028】
前記マゼンタ顔料としては、たとえばキナクリドンレッド、パーマネントカーミンF5B、パーマネントレッド4R、ブリリアントファストスカーレット、ブリリアントカーミンBS、パーマネントカーミンFB、リソールレッド、パーマネントレッドF5R、ブリリアントカーミン6B、ピグメントスカーレット3B、ローダミンレーキB、ローダミンレーキY、アリザリンレーキなどの1種または2種以上が用いられる。
【0029】
前記シアン顔料としては、たとえばビクトリアブルーレーキ、無金属フタロシニアニンブルー、フタロシニアニンブルー、フアストスカイブルーなどの1種または2種以上が用いられる。
【0030】
着色インク層3は、前記バインダーを適宜の溶剤(水を含む)に溶解または分散し、これに着色剤を分散して調製した着色インクを基材1または離型層2上に網点状に塗布し、乾燥することにより形成できる。
【0031】
塗布方法としては、グラビアコーティング法などが使用できる。
【0032】
本発明の前記網点状の着色インク層3においては、図1に示されるごとく、インクドット3同士の間にインク未塗布部3cが存在するのが好ましい。このようなインク未塗布部3cが存在することによって、高輝度の金属光沢色がえられる。さらに本発明においては、図2に示されるごとく、インクドット3a同士の間に薄いインク塗布部3bが存在してもよく、そのばあいはインクドット3aの厚さTaに対して、該薄いインク塗布部3bの最小厚さTbが10%以下であれば良好な金属光沢色がえられる。インクドット3aの厚さTaは、所望の色相の金属光沢色をうる観点から、0.5〜2.0μmが好ましい。
【0033】
なお、所望の光沢と色相を併せもつ金属光沢色をうる観点から、網点状の着色インク層3が設けられる領域の総面積(インクドット3aの総面積とインク未塗布部3cまたはインク塗布部3bの総面積を合わせた面積をいう)に対するインクドット3aの総面積の比率(以下、面積率という)が5〜70%、なかんづく5〜50%であるのが好ましい。面積率が前記範囲を超えると、均一な厚さの着色インク層を設けたばあいとそれほど変らず、所期の光沢の金属光沢色がえられない傾向がある。一方面積率が前記範囲未満では、着色の効果が弱くなり、所望の色相の金属光沢色がえられない傾向がある。
【0034】
蒸着保護層4は、主に金属蒸着層のアンカー層として機能するものであり、熱可塑性樹脂(エラストマーを含む)を主体とする層であって、通常未着色の透明性の層である。
【0035】
前記熱可塑性樹脂としては、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル系共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル系共重合体、(メタ)アクリル系樹脂、スチレン−ブタジエン系共重合体、石油系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、アイオノマー樹脂などの1種または2種以上が使用できる。蒸着保護層はこれらの樹脂を適宜の溶剤(水を含む)に溶解または分散したものを前記網点状の着色インク層上に塗布、乾燥することによって形成できる。蒸着保護層の塗布量は転写性の点からは少ない方がよいが、網点状着色インク層3の凹凸を埋め、金属蒸着層5を設ける側の面を平坦にする点から、通常0.3〜2.5g/m2程度が適当である。
【0036】
金属蒸着層5の金属としては、アミルニウム、亜鉛、錫、ニッケル、クロム、チタン、銅、銀、金、白金などの単体、混合物、合金などが使用できるが、通常アルミニウムが好ましい。金属蒸着層5は真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法などの物理蒸着法や化学蒸着法により形成できる。金属蒸着層5の厚さは、高輝度の金属光沢をうる点から、10〜100nm、なかんづく20〜40nmの範囲が好ましい。
【0037】
接着層6は接着剤樹脂を主成分とするものである。この接着剤樹脂としては、たとえば、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル系共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル系共重合体、石油系樹脂、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂などの1種または2種以上があげられる。接着層の軟化点は転写性の点から、45〜65℃の範囲が好ましい。
【0038】
接着層の軟化点を前記のごとく低くすると、ブロッキングや地汚れが発生しやすくなるから、粒子を配合するのが好ましい。この粒子としては、シリカ、タルク、炭酸カルシウム、沈降性硫酸バリウム、アルミナ、クレー、炭酸マグネシウム、カーボンブラック、酸化錫、酸化チタンなどの1種または2種以上が使用できる。粒子の大きさは平均粒径で0.1〜1μmの範囲が好ましい。粒子の接着層中の含有量は、ブロッキングや地汚れ防止の点から5重量%以上が好ましく、接着性の点から50重量%以下が好ましい。
【0039】
前記接着層6は前記接着剤樹脂を適宜の溶剤(水を含む)に溶解または分散し、必要に応じてこれに粒子を分散したものを金属蒸着層5上に塗布、乾燥することによって形成できる。接着層の塗布量は0.5〜1.5g/m2程度が適当である。
【0040】
【実施例】
つぎに実験例をあげて本発明を説明する。
【0041】
実験例1〜6
背面にシリコーン樹脂系耐熱保護層を形成した厚さ3.5μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの表面側に、下記処方の離型層用組成物をホットメルト塗工して塗布量1.0g/m2の離型層を形成した。
【0042】
Figure 0003834349
前記離型層上に下記処方の着色インクをグラビアコーターで塗布し、乾燥して網点状の着色インク層を形成した。インクドット3aの厚さTaは1μmとし、インクドット3aの面積率、およびインクドット3aの厚さTaに対するインク塗布部3bの最小厚さTbの比Tb/Taは表1に示す通りとした。
【0043】
Figure 0003834349
前記着色インク層上に下記処方の蒸着保護層用塗工液を塗布、乾燥して塗布量0.5g/m2の蒸着保護層を形成した。
【0044】
Figure 0003834349
前記蒸着保護層上に真空蒸着法で厚さ20nmのアルミニウム蒸着層を形成し、その上に下記処方の接着層用塗工液を塗布、乾燥して塗布量0.5g/m2の接着層を形成した。
【0045】
Figure 0003834349
前記でえられた各熱転写記録媒体を用い、熱転写プリンタ(日本電気(株)製文豪ミニ5)で受像紙(ゼロックス社製ゼロックス#4024)にベタ印字し、下記の方法で光沢および色相を評価した。結果を表1に示す。
【0046】
<光沢>
ベタ印字部の光沢度(60度光沢度)を光沢度計((株)村上色彩技術研究所製デジタル光沢度計 GM−260型)で測定し、光沢をつぎの基準で評価した。
【0047】
○…光沢度70以上
×…光沢度70未満
<色相>
ベタ印字部を目視で観察し、その色相をつぎの基準で評価した。
【0048】
○…所期の濃度の色がえられる。
【0049】
×…所期の濃度の色がえられない。
【0050】
【表1】
Figure 0003834349
【0051】
表1の結果から明らかなように、網点状の着色インク層において、インクドット3a同士の間にインク未塗布部3cを設けたばあい[実験例1、2(Tb/Ta=0/10)]またはインクドット3a同士の間にインク塗布部3bを設けてもTb/Ta=0.5/10であるばあい(実験例3)はすぐれた光沢がえられた。これに対して、Tb/Ta=3/10であるばあい(実験例4)は充分な光沢がえられなかった。またインク未塗布部3cを設けたばあいでも、インクドット3aの面積率が2%(実験例5)では所望の色相がえられず、一方インクドットの面積率が80%(実験例6)では所望の光沢がえられなかった。
【0052】
【発明の効果】
本発明の着色された高輝度の金属光沢熱転写記録媒体は、顔料を含有する着色インク層を有するにもかかわらず、着色インク層を設けない金属光沢熱転写記録媒体と同程度の高輝度の金属光沢色を呈する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の着色された高輝度の金属光沢熱転写記録媒体の一実施例を示す概略部分断面図である。
【図2】本発明の着色された高輝度の金属光沢熱転写記録媒体の他の実施例を示す概略部分断面図である。
【符号の説明】
1 基材
2 離型層
3 網点状着色インク層
3a インクドット
3b 薄いインク塗布部
3c インク未塗布部
4 蒸着保護層
5 金属蒸着層
6 接着層

Claims (1)

  1. 基材の片面上に、少なくとも、着色インク層、蒸着保護層、金属蒸着層および接着層がこの順序で設けられている金属光沢熱転写記録媒体であって、前記着色インク層がグラビアコーティング法で設けられたものであり、(1)着色インク層が網点状のインクドットが相互に分離して形成されているか、(2)網点状のインクドットが薄いインク塗布部で相互につながっており、インクドットの厚さに対して、薄いインク塗布部の最小厚さが10%以下であるもので、(1)、(2)のインクドットの総面積は着色インク層が設けられる領域の総面積に対する比率が5〜70%であることを特徴とする着色された高輝度の金属光沢熱転写記録媒体。
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