JP3640722B2 - 金属光沢熱転写記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サーマルヘッドなどの発熱記録体を用いて金属光沢を有する印像を形成するための金属光沢熱転写記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、このような金属光沢熱転写記録媒体として、基材の片面に着色または無着色インク層、金属蒸着層および接着層をこの順序で設けた構成のものが知られている。
【0003】
このような構成の金属光沢熱転写記録媒体でプリンターの高速化、低エネルギー化に対応するために、接着層の軟化点を低下させるなどして転写感度を上げることが行なわれたが、接着層の低軟化点化は、ブロッキングや地汚れなどの不具合の発生につながった。このため、従来は、低軟化点の接着層に顔料、粉子などを加えて接着層表面に凹凸を持たせ、前記不具合の発生を防止していた。
【0004】
しかしながら、低軟化点の接着層表面に凹凸を持たせると、熱転写により印像を形成する際に、前記接着層表面の凹凸が金属蒸着層側に現れることとなり、それにより金属蒸着層にクラックが発生するなどして、えられる印像の光沢が低下するなどの問題が生じた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記従来技術の問題点に鑑みて、基材の片面上に着色または無着色インク層、金属蒸着層および接着層がこの順序で設けられている金属光沢熱転写記録媒体において、高速印字、低エネルギー印字に対応すべく、接着層の高感度化を図っても、保存性(耐ブロッキング性)、印像の光沢が低下しない金属光沢熱転写記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、(1)基材の片面上に、少なくとも、着色または無着色インク層、金属蒸着層および接着層がこの順で設けられている金属光沢熱転写記録媒体であって、前記接着層に樹脂バインダーと粘着付与剤と吸油性成分を主要成分とし、接着層の中の粘着付与剤中の低融点分を吸収するための吸油量が60ml/100g以上、平均粒径が0.6μm以下の吸油性成分のカーボンブラックが20〜60重量%含有されていることを特徴とする金属光沢熱転写記録媒体に関する。
【0007】
さらに本発明は、(2)前記接着層の軟化点が40〜60℃であることを特徴とする前記(1)項記載の金属光沢熱転写記録媒体に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】
接着層の高感度化を図るためには、粘着付与剤などを配合して接着力を向上する必要があるが、このばあい粘着付与剤などに低融点成分が存在し、この低融点成分が熱転写記録媒体を高温環境下で保存するばあいにブロッキングの要因になったり、印字時の地汚れの要因になったりする。
【0010】
本発明においては、接着層に吸油量が60ml/100g以上の吸油性成分のカーボンブラックを配合することによって、前記低融点成分を吸収せしめ、ブロッキングや地汚れを防止する。
【0011】
また前記吸油性成分の平均粒径を0.6μm以下にすることによって、接着層表面に凹凸が生じないようにし、印像の光沢劣化を防止する。
【0012】
つぎに本発明を詳細に説明する。
【0013】
本発明の金属光沢熱転写記録媒体は、基材の片面上に、着色または無着色インク層、金属蒸着層および接着層をこの順序で設けた構成を基本とするものである。
【0014】
必要に応じて、基材とインク層との間に離型層を設けてもよく、および/または、インク層と金属蒸着層との間に蒸着保護層(蒸着アンカー層)を設けてもよい。
【0015】
前記基材としては熱転写記録媒体の基材として一般的に用いられているフィルムやシートがいずれも使用でき、たとえばポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリカーボネートフィルムなどのプラスチックフィルムやコンデンサー紙などの薄い紙類があげられる。基材の厚さは1〜10μm程度が適当である。基材の背面には、必要により、サーマルヘッドのスティックを防止するために耐熱保護層を設けてもよい。
【0016】
必要に応じて設けられる離型層は、熱転写時にサーマルヘッドなどからの熱信号により溶融し、加熱部の転写層(インク層、金属蒸着層および接着層からなるか、あるいはインク層、蒸着保護層、金属蒸着層および接着層からなる)の基材からの剥離を容易にする機能を有する。離型層はワックス類を主成分とするものであり、必要により、基材またはインク層との接着性を調整するため熱可塑性樹脂(エラストマーを含む)を配合してもよい。
【0017】
前記ワックス類としては、たとえば木ロウ、ミツロウ、ラノリン、カルナバワックス、キャンデリラワックス、モンタンワックス、セレシンワックスなどの天然ワックス;パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックスなどの石油系ワックス;酸化ワックス、エステルワックス、低分子量ポリエチレンワックス、フィッシャートロプシュワックス、α−オレフィン−無水マレイン酸共重合ワックスなどの合成ワックス;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸などの高級脂肪酸;ステアリルアルコール、ドコサノールなどの高級脂肪族アルコール;高級脂肪酸モノグリセリド、ショ糖の脂肪酸エステル、ソルビタンの脂肪酸エステルなどのエステル類;オレイルアミドなどのアミド類およびビスアミド類などの1種もしくは2種以上が使用できる。
【0018】
前記熱可塑性樹脂としては、たとえばポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル系共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−マレイン酸系共重合体、ポリビニルブチラール、α−オレフィン−無水マレイン酸系共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル系共重合体、低分子量スチレン系樹脂、エチレン−スチレン系共重合体、スチレン−ブタジエン系共重合体、石油系樹脂、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、アイオノマー樹脂などの1種または2種以上が使用できる。
【0019】
離型層は、前記ワックス類、必要に応じて前記樹脂を適宜の溶剤(水を含む)に溶解または分散したものを基材上に塗布、乾燥することによって形成できる。またホットメルトコーティングによって形成できる。離型層の塗布量(乾燥後塗布量、以下同様)は0.5〜5g/m2程度が適当である。
【0020】
インク層は、通常金属蒸着層に固有の金属光沢色に限定されない各種色相の金属光沢をうるために設けるものであり、バインダーと着色剤を主要成分とする着色インク層である。金属蒸着層に固有の金属光沢色をそのまま所望するばあいは着色剤を配合しない無着色インク層であってもよい。
【0021】
前記バインダーとしては熱可塑性樹脂および/またはワックス類が使用できる。
【0022】
前記熱可塑性樹脂(エラストマーを含む)としては、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル系共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル系共重合体、ポリプロピレン系樹脂、石油系樹脂、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂などの1種または2種以上が好ましく使用できる。
【0023】
前記ワックス類としては、たとえば木ロウ、ミツロウ、ラノリン、カルナバワックス、キャンデリラワックス、モンタンワックス、セレシンワックスなどの天然ワックス;パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックスなどの石油系ワックス;酸化ワックス、エステルワックス、低分子量ポリエチレンワックス、フィッシャートロプシュワックス、α−オレフィン−無水マレイン酸共重合ワックスなどの合成ワックス;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸などの高級脂肪酸;ステアリルアルコール、ドコサノールなどの高級脂肪族アルコール;高級脂肪酸モノグリセリド、ショ糖の脂肪酸エステル、ソルビタンの脂肪酸エステルなどのエステル類;オレイルアミドなどのアミド類およびビスアミド類などの1種もしくは2種以上が使用できる。
【0024】
着色剤としては有機顔料、無機顔料のいずれも使用できる。色相の調整のために染料を併用してもよい。着色剤の着色層中での含有量は5〜40重量%程度が適当である。
【0025】
前記顔料としては、たとえばイエロー顔料、マゼンタ顔料、シアン顔料、レッド顔料、グリーン顔料、ブルー顔料、ブラック顔料などを含めて、すべての有彩色、無彩色の着色顔料が使用できる。これら顔料は単独で使用してもよく、また2種以上を併用してもよい。これら顔料は透明性のものが好ましい。
【0026】
イエロー顔料としては、たとえばジスアゾイエローHR、ナフトールイエローS、ハンザイエロー5G、ハンザイエロー3G、ハンザイエローG、ハンザイエローGR、ハンザイエローA、ハンザイエローRN、ハンザイエローR、ベンジジンイエロー、ベンジジンイエローG、ベンジジンイエローGR、パーマネントイエローNCG、キノリンイエローレーキなどの1種または2種以上が使用できる。
【0027】
マゼンタ顔料としては、たとえばキナクリドンレッド、パーマネントカーミンF5B、パーマネントレッド4R、ブリリアントファストスカーレット、ブリリアントカーミンBS、パーマネントカーミンFB、リソールレッド、パーマネントレッドF5R、ブリリアントカーミン6B、ピグメントスカーレット3B、ローダミンレーキB、ローダミンレーキY、アリザリンレーキなどの1種または2種以上が使用できる。
【0028】
シアン顔料としては、たとえばビクトリアブルーレーキ、無金属フタロシニアニンブルー、フタロシニアニンブルー、フアストスカイブルーなどの1種または2種以上が使用できる。
【0029】
ブラック顔料としては、カーボンブラック、アニリンブラックなどの1種または2種以上が使用できる。
【0030】
インク層は前記バインダーを適宜の溶剤(水を含む)に溶解または分散し、これに必要に応じて着色剤を分散したものを基材または離型層上に塗布、乾燥することにより形成できる。またはホットメルトコーティングにより形成できる。着色層の塗布量は0.5〜5g/m2程度が適当である。
【0031】
必要に応じて設けられる蒸着保護層は、主に金属蒸着層のアンカー層として機能するものであり、熱可塑性樹脂(エラストマーを含む)を主体とする層であって、通常着色しない透明性の層である。
【0032】
前記熱可塑性樹脂としては、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル系共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル系共重合体、(メタ)アクリル系樹脂、スチレン−ブタジエン系共重合体、石油系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、アイオノマー樹脂などの1種または2種以上が使用できる。蒸着保護層はこれらの樹脂を適宜の溶剤(水を含む)に溶解または分散したものをインク層上に塗布、乾燥することによって形成できる。蒸着保護層の塗布量は保護機能を有する限り転写性の点から少ない方がよく、通常0.1〜1g/m2程度が適当である。
【0033】
金属蒸着層の金属としては、アミルニウム、亜鉛、錫、ニッケル、クロム、チタン、銅、銀、金、白金などの単体、混合物、合金などが使用できるが、通常アルミニウムが好ましく用いられる。金属蒸着層は真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法などの物理蒸着法や化学蒸着法により形成できる。
【0034】
金属蒸着層の厚さは、高輝度の金属光沢をうる点から、10〜100nm、なかんづく20〜40nmの範囲が好ましい。
【0035】
本発明の特徴とする接着層は、樹脂バインダー、転写感度を上げるための粘着付与剤および接着層の中の粘着付与剤中の低融点分を吸収するための吸油量が60ml/100g以上で、平均粒径が0.6μm以下の吸油性成分のカーボンブラックを主要成分とするものである。
【0036】
前記樹脂バインダーとしては、たとえば、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル系共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル系共重合体などの1種または2種以上があげられる。転写性の点から、主バインダーとしてエチレン−酢酸ビニル共重合体を用いるのがとくに好ましい。
【0037】
粘着付与剤としては、石油系樹脂、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、フェノール系樹脂、ポリスチレン、ポリビニルトルエンなどのスチレン系樹脂、スチレン−マレイン酸共重合体樹脂などの1種または2種以上があげられる。
【0038】
樹脂バインダーに対する粘着付与剤の配合量は、樹脂バインダー、粘着付与剤の種類によって異なるが、通常樹脂バインダー100部(重量部、以下同様)に対して粘着付与剤5〜30部の範囲が好ましい。
【0039】
本発明において、吸油量とはジブチルフタレートに対する吸油量であり、DIN53601に規定される方法で測定されるものである。吸油性成分の吸油量の上限値はとくに制限されないが、通常180ml/100g程度である。吸油性成分の平均粒径の下限値はとくに制限されないが、通常0.1μm程度である。
【0040】
吸油性成分としては、たとえばカーボンブラック、シリカ、デンプン、ケイソウ土、炭酸カルシウム、有機顔料などがあげられるが、本発明においては、吸油性能の点からカーボンブラックを使用する
【0041】
吸油性成分のカーボンブラックは、前記低融点成分を充分に吸収せしめる点から、接着層中に20%(重量%、以下同様)以上含有せしめるのが好ましい。吸油性成分のカーボンブラックの含有量が多すぎると、転写感度が低下するので、60%以下が好ましい。
【0042】
接着層には、吸油性成分を良好に分散させるためにさらに分散剤を配合するのが好ましい。
【0043】
接着層の軟化点は転写感度の点から、40〜60℃の範囲が好ましい。
【0044】
前記接着層は、前記樹脂バインダーおよび粘着付与剤を適宜の溶剤(水を含む)に溶解または分散し、これに吸油性成分を分散した塗工液を金属蒸着層上に塗布、乾燥することによって形成できる。接着層の塗布量は0.5〜1.5g/m2程度が適当である。
【0045】
【実施例】
つぎに実施例をあげて本発明を説明する。
【0046】
実施例1および比較例1〜3
背面にシリコーン樹脂系耐熱保護層を形成した厚さ3.5μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの表面側に、パラフィンワックス(融点75℃)をホットメルト塗工して塗布量1.0g/m2の離型層を形成した。
【0047】
前記離型層上に下記処方の着色インク層用塗工液を塗布、乾燥して塗布量1.0g/m2の着色インク層を形成した。
【0048】
Figure 0003640722
【0049】
前記着色インク層上に真空蒸着法で厚さ20nmのアルミニウム蒸着層を形成し、その上に表1に示される処方の接着層用組成物(固形分)を溶剤塗布し、乾燥して塗布量0.5g/m2の接着層を形成した。なお、接着層用組成物はトルエン10%溶液として塗布した。
【0050】
前記でえられた各熱転写記録媒体について、下記方法で耐ブロッキング性およびえられる印像光沢を評価した。結果を表1に示す。
【0051】
<耐ブロッキング性>
各熱転写記録媒体(幅12.7mmにスリットしたもの)を巻回したパンケーキを50℃、85%RHの条件下で96時間保存した後、パンケーキから記録媒体を引き出す力をテンションバネで測定し、耐ブロッキング性をつぎの基準で評価した。
【0052】
○…引き出し力4g以下
△…引き出し力4gより大きく、7gより小さい
×…引き出し力7g以上
【0053】
<光沢>
各熱転写記録媒体を用い、熱転写プリンター(日本電気(株)製 文豪ミニ5)で受像紙(十條製紙(株)製 熱転写用紙TRW−7)にベタ印字し、えられたベタ印字部の光沢度(60度光沢度)を光沢度計((株)村上色彩技術研究所製デジタル光沢度計 GM−260型)で測定し、光沢をつぎの基準で評価した。
【0054】
○…光沢度70以上
△…光沢度40以上、70未満
×…光沢40未満
【0055】
【表1】
表1
Figure 0003640722
*1:酢酸ビニル含有量28%、軟化点50℃、メルトインデックス410
*2:軟化点50℃
*3:吸油量100ml/100g、平均粒径0.5μm
*4:吸油量15ml/100g、平均粒径2.0μm
*5:吸油量20ml/100g、平均粒径0.5μm
【0056】
【発明の効果】
金属光沢熱転写記録媒体において、高速印字、低エネルギー印字に対応すべく、接着層の高感度化を図っても、耐ブロッキング性などの保存性かつ印像の光沢が低下しない。

Claims (2)

  1. 基材の片面上に、少なくとも、着色または無着色インク層、金属蒸着層および接着層がこの順で設けられている金属光沢熱転写記録媒体であって、前記接着層に樹脂バインダーと粘着付与剤と吸油性成分を主要成分とし、接着層の中の粘着付与剤中の低融点分を吸収するための吸油量が60ml/100g以上、平均粒径が0.6μm以下の吸油性成分のカーボンブラックが20〜60重量%含有されていることを特徴とする金属光沢熱転写記録媒体。
  2. 前記接着層の軟化点が40〜60℃であることを特徴とする請求項1記載の金属光沢熱転写記録媒体。
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