JP3833420B2 - 貨幣処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は貨幣処理装置に関し、特に、繰出部から貨幣を繰出して識別し、識別結果に応じて集積部に貨幣を集積する貨幣処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、紙幣処理装置は、単一のメカ制御部にて装置全体のメカニズムを制御していた。また、搬送中の紙幣の状態を監視するために、搬送路上に光センサなどによる紙幣検知センサを設け、所定時間毎にタイマ割込みを発生させてこのタイマ割込みに応じたソフトウェア処理により上記検知センサによる紙幣検知情報をメモリに書込んでいた。ここで、搬送中の紙幣の状態をより正確に把握するには、検知情報の分解能を向上させる必要があるため、所定時間毎のタイマ割込みの割込み周期を短くしなければならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、単一のメカ制御部で装置全体を制御する場合は、割込み周期を短くすると次のような問題が発生した。即ち、
1)メカ制御部に過度な負荷がかかり、ジャム監視や搬送分岐爪の切替などの搬送制御等に遅れが発生して正常に制御できなくなる。
【0004】
2)紙幣検知センサによる紙幣検知情報のサンプリング周期がばらつく。
【0005】
3)割込みの重複により紙幣検知情報のメモリへの書込み処理に抜けが発生する。
【0006】
このように、単一のメカ制御部では搬送中における紙幣の状態監視の精度を向上させることが困難であった。
【0007】
そこで、装置全体を複数のユニットに分割して分散制御することにより、メカ制御部の負荷を軽減させることが考えられた。この場合は、搬送中の紙幣を複数のユニットで監視することとなり、搬送紙幣に関する情報を他のユニットに送信する必要がある。例えば、搬送路上の上流側のユニットは下流側のユニットに対し搬送監視情報として許容時間を送信し、これを受信した下流側ユニットは、この許容時間内に紙幣が到達するか否かを監視する。
【0008】
しかしながら、搬送監視情報を受信するまでに所定の時間を要し、特に、下流側ユニットが割込み処理を行っているときは受信完了がさらに遅れることとなり、搬送状態を正確に監視することが困難となる。
【0009】
また、搬送監視は、具体的には上流側の紙幣検知センサが紙幣により遮光されてから下流側の紙幣検知センサが紙幣により遮光されるまでの時間を監視することにより処理するが、紙幣検知センサで紙幣の前縁部分の到達による遮光を検知した後は、紙幣の後縁部分が通過するまでの紙幣長に相当する時間内の検知情報を利用することがなかった。このため、上流側の識別部において紙幣が正常であるという識別結果に基づいて集積すべき搬送先が一旦決定した後は、その後の搬送路内で紙幣に破損が生じた場合でも、搬送先を変更することができず、例えば出金処理において顧客に破損券が出金されてしまう、という事態が生ずることもあった。
【0010】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、紙幣検知センサによる検知情報の分解能を向上させることにより搬送中の紙幣の状態をより一層正確に把握するとともに、メカ制御部の負荷を軽減し、かつ、紙幣搬送監視における精度を向上させて破損券が顧客に出金されることを防止できる貨幣処理装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下の手段により上記課題の解決を図る。
【0012】
即ち、本発明の第1の態様によれば、
繰出部から貨幣を繰出して識別し、この識別結果に応じて集積すべき集積部を選択し、前記貨幣をセンサで監視しつつ搬送して選択された前記集積部に集積する貨幣処理装置において、
前記貨幣の搬送速度に同期したパルス信号を生成する搬送同期信号生成手段と、
前記センサにより検知された搬送路上での前記貨幣の有無の情報であるセンサ情報を格納する記憶手段と、
前記搬送同期信号生成手段から供給された前記パルス信号の数量を計数する計数手段と、
前記計数手段で計数した数量と前記センサ情報とを対応づけて前記記憶手段に所定回数分を循環して書込む書込手段とを備えることを特徴とする貨幣処理装置が提供される。
【0013】
上記書込手段が上記記憶手段内に上記センサ情報を展開するので、メカ制御部への負荷が大幅に軽減されるとともに、センサの分解能を高めることができる。これにより、静電気等に起因するノイズの影響を回避しつつ、上記貨幣の破損等を正確に検出することができる。
【0014】
また、貨幣の搬送速度に同期したパルス信号を生成してこれを利用するので、搬送速度の高低に拘らず、一定の分解能を保持することができる。これにより要求仕様に応じて搬送速度を変更しても、上記貨幣の破損等を確実に検出することができる。
【0015】
また、本発明の第2の態様によれば、
繰出部から貨幣を繰出してその真偽および金種を識別し、この識別結果に応じて集積すべき集積部を選択し、前記貨幣をセンサで監視しつつ搬送して選択された前記集積部に集積する貨幣処理装置において、
前記貨幣の搬送速度に同期したパルス信号を生成する搬送同期信号生成手段を備え、
複数のユニットに区分され、これらのユニットのうち少なくとも搬送路を有するユニットは、
前記搬送同期信号生成手段から前記パルス信号が共通に供給され、
供給された前記パルス信号の数量を計数する計数手段と、
前記センサにより検知された搬送路上での前記貨幣の有無の情報であるセンサ情報を格納する記憶手段と、
前記搬送同期信号生成手段から供給された前記パルス信号の数量を計数する計数手段と、
前記計数手段で計数した数量と前記センサ情報とを対応づけて前記記憶手段に所定回数分を循環して書込む書込手段と、
前記記憶手段から前記センサ情報と前記計数結果を読出し、前記計数手段から現在の計数結果を読出して前記センサ情報および前記計数結果に基づいて前記貨幣の搬送を制御する制御部と、
を含むことを特徴とする貨幣処理装置が提供される。
【0016】
上記貨幣処理装置は、複数のユニットに区分されて分散処理するので、メカ制御部への負荷がさらに軽減される。また、搬送速度に同期したパルス信号が各ユニットに共通に供給されるので、各ユニットは同一のカウンタ値を共有することができる。これにより、上記搬送路の上流側のセンサ情報を下流側のユニットに供給することが容易となり、上記貨幣の搬送においてより精密な制御が可能となる。この結果、静電気等に起因するノイズの影響を回避しつつ、上記貨幣の破損や汚損を正確に検出することができる。
【0017】
上記搬送路の上流側ユニットの上記制御部は、上記計数手段から読出した上記計数結果と予め与えられた上記センサ間の距離に基づいて上記貨幣の下流側センサへの到達許容時刻を算出して算出結果を下流側のユニットに供給し、下流側ユニットの上記制御部は、この到達許容時刻以前の上記センサ情報を読出すことにより上記センサ間で上記貨幣について搬送異常が発生したか否かを検出することが好ましい。
【0018】
このように、搬送路上での各ユニットのセンサ情報を上記共通のカウント値に対応づけて使用できるので、ユニット相互間において貨幣のジャムを正確に監視することができる。
【0019】
上記記憶手段は、少なくとも上記貨幣の前縁から後縁に至るまでのセンサ情報を格納し、上記制御部は、上記識別結果に応じて集積すべき搬送先が決定された上記貨幣について、上記記憶手段から読出した上記センサ情報と、上記計数手段から読出した上記計数結果に基づいて上記貨幣の異常の有無を検出するとともに、異常を検出した場合は、予め決定された上記搬送先を異常貨幣回収用の集積部へ切換えることが望ましい。
【0020】
上記記憶手段が上記貨幣の貨幣長に対応するセンサ情報を格納するので、紙幣の破損等による異常の発生を検出することができる。この結果、一旦正常紙幣と認識され集積する搬送先が決定された後であっても、その後の搬送路において異常が発生した場合は上記搬送先を異常貨幣回収用の集積部へ切換えることができる。これにより、例えば出金処理で識別部を通過した紙幣がその後の搬送路内で破損した場合は、出金口でなく、リジェクト用の集積部へ集積するので、顧客に対して破損券が出金されることを防止することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる貨幣処理装置の実施の一形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の各図において、同一の部分は、同一の参照番号を付してその説明を適宜省略する。
【0022】
図1は、本実施形態の紙幣処理装置10の略示断面図であり、また、図2は、図1に示す紙幣処理装置10の概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態の紙幣処理装置10は、第1上部U、第2上部U、識別部U、第1スタッカ部U、第2スタッカ部U、第3スタッカ部U、カセット部Uに区分された7つのユニットと、装置全体を制御する中央制御ユニットU(図2参照)とを備えている。7つのユニットは、紙幣Pを搬送する搬送路1の一部をいずれも含んでいる。
【0023】
第1上部Uは、顧客が各種の処理を指示する操作部2と、入金する際に紙幣Pを投入する入金口4と、出金する紙幣Pが集積される出金口6と、上部搬送第1部と、を備えている。入金口4には投入された紙幣Pを搬送路1に繰出す繰出ローラRが設けられている。この繰出ローラRは、入金処理において、請求項1および2における繰出部に相当する。
【0024】
第2上部Uは、上部搬送第2部の他、紙幣Pの表裏面のうち設定された面が上面となるように紙幣Pを反転する表裏反転部8を備えている。
【0025】
識別部Uは、入金される紙幣Pと出金される紙幣Pの双方についてその真偽と金種を識別する。
【0026】
スタッカ部U,U,Uは、出金に供する紙幣Pを金種別に収納するスタッカST,ST,STをそれぞれ備えている。スタッカ部U,U,Uには、それぞれ繰出ローラR〜Rが設けられている。これらの繰出ローラは、出金処理において、請求項1および2における繰出部に相当する。
【0027】
カセット部Uは、カセットCT,CTを備えている。カセットCTは、識別部Uにより偽物と判定された紙幣Pや後述するセンサにより各ユニットで検出された破損券、汚損券等を集積する。また、カセットCTは、入金された紙幣Pを一時的に集積する。
【0028】
出金処理において、第1上部Uの出金口6とカセット部のカセットCTが、請求項1および2にいう集積部に相当し、入金処理においてスタッカST,ST,ST,カセットCT、出金口6が集積部に相当する。
【0029】
各ユニットは、搬送路1に設けられた複数のセンサ(図示せず)を備えている。また、識別部を除く各ユニットは、設定された搬送方向へ紙幣Pを導く分離爪N〜NG2を備え、それぞれ図示しない分岐アクチュエータに係合されてこの分岐アクチュエータの動作に従い、分離方向がセットされる。
【0030】
ここで、紙幣Pの搬送経路について出金時を取上げて簡単に説明しておく。例えばスタッカSTに一万円札が収納されており、利用者が操作部2で操作することにより例えば10,000円の出金を指示した場合は、繰出しローラRによってスタッカST内の一万円札一枚が搬送路1に繰出され、ユニットU,U,Uを経由して識別部Uを通過する。この識別部Uがこの一万円札を真正であると判定した場合は、搬送先として出金口6が指定される。一般に出金口には、貨幣の表側または裏側のいずれかに揃えて出金するように設定されているため、この一万円札の表裏関係が設定値と異なる場合は、分岐爪NC1により表裏反転部8を経由して表裏反転処理が行われた後、カセット部Uへ搬送される。設定値と同一である場合は、そのまま直進し、分岐爪NC2によりカセット部Uへ搬送される。その後、分岐爪NG1により第1上部U側へ方向を制御されて搬送され、分岐爪Nを経て出金口6へ出金される。この一方、識別部Uがこの一万円札を偽物、または真正ではあるが破損・汚損が激しいと判定した場合は、搬送先としてカセットCTが指定され、第2上部Uを経由してカセット部Uへ搬送され、分岐爪NG1,NG2により搬送方向がカセットCT側へ制御されて搬送され、カセットCTへ回収される。
【0031】
図2のブロック図に示すように、中央制御ユニットUは、外部通信制御部とメイン制御部11とモジュール間制御部21を備えている。また、ユニットU,U,U,U,U,Uも、メカ制御部12〜17とモジュール間制御部22〜27をそれぞれ備えている。
【0032】
メイン制御部11は、メモリカードリーダ44に接続され、これを介してプログラムがダウンロードされる。メイン制御部11はまた、各ユニットのメカ制御部12〜17と接続され、外部通信制御部を介して外部のネットワークコンピュータ(図示せず)からの指令を受けて各ユニットに指令信号を供給し、この指令信号に基づいて各ユニットのメカ制御部が各ユニットを作動させる。さらに、モジュール間制御部21〜27が相互に接続され、メイン制御部11と各ユニットのメカ制御部12〜17との信号の送受信を制御している。このように、紙幣処理装置10は、分散制御に基づいて装置全体が動作するようになっている。
【0033】
識別部Uは、本実施形態において特徴的なロータリエンコーダ18を備えている。ロータリエンコーダ18は、紙幣Pの搬送速度に同期したパルス信号であるメカクロックMCKを生成し、各ユニットのメカ制御部に供給する。メカクロックMCKの機能については後に詳述する。
【0034】
なお、中央制御ユニットU、ユニットU,U,U,U,U,U,Uは、DC/DCコンバータ31〜37を介して電源46と接続されて電力の供給を受ける。
【0035】
次に、メカクロックMCKを用いてセンサ情報を処理する本実施形態において特徴的な機構について図3〜図7を参照しながら説明する。
【0036】
まず、各ユニットが備えるメカ制御部のより詳細な構成について図3を参照しながら説明する。ここでは、説明を簡単にするためカセット部Uを代表的に取上げるが、他のユニットのメカ制御部も同様の構成を有している。
【0037】
図3は、カセット部Uのメカ制御部14のより具体的な構成を含むブロック図である。同図に示すように、メカ制御部14は、CPU52とROM62とメモリ(RAM)64と、本実施形態において特徴的なカウンタ54、ダイレクトメモリアクセス(以下、DMAという)56およびパラレルI/O58とを備えている。ROM62はCPU52に接続され、CPU52は所定のプログラムをROM62から読取りながらプログラムを実行する。カウンタ54は、本実施形態における計数手段であり、CPU52および、識別部Uに備えられたロータリエンコーダ18に接続され、ロータリエンコーダ18から供給されるメカクロックMCKを計数し、CPU52はこの計数結果を読取る。
【0038】
DMA56は、本実施形態における書込手段であり、ロータリエンコーダ18およびCPU52に接続されるとともに、パラレルI/O58を介してメモリ64に接続されて、CPU52を介することなくメモリ64にセンサ情報を書込む。DMA56はまた、内部にアドレスカウンタを有する。パラレルI/O58は、カセット部U内に備えられたセンサSG1〜SG8に接続され、DMA56から供給される書込信号に基づいてこれらのセンサからパラレルに供給されるセンサ情報をメモリ64に供給する。メモリ64は、本実施形態のおける記憶手段であり、DMA56の書込信号に基づいてパラレルI/O58から供給されたセンサ情報を記憶するとともに、後述するソフト処理後データを転送データワークエリアに格納する。
【0039】
DMA56によるセンサ情報の書込手順は次のとおりである。
【0040】
まず、図示しない搬送モータの起動とともにロータリエンコーダ18がメカクロックMCKを生成し、カウンタ54およびDMA56に供給する。メカクロックMCKは、紙幣Pの搬送速度に同期している。本実施形態においては、搬送スピードは1600mm/sであり、メカクロックMCKは312.5μsの周期を有する。また、搬送モータの起動とともに各センサSG1〜SG8が起動し、センサ情報を生成してパラレルI/O58に供給する。
【0041】
DMA56は、ロータリエンコーダ18から供給されるメカクロックMCKの立ち下がりエッジにより起動されて、書込信号をパラレルI/O58に供給する。パラレルI/O58は、並列に供給されたセンサ情報をメモリ64に供給しこれによりセンサ情報がメモリ64に書込まれる。
【0042】
DMA56内部のアドレスレジスタには前回書込んだアドレスが記憶される。DMA56はこの前回書込んだアドレス内容に1を加算して最新アドレスであることを示す情報であるポインタとしてメモリ64内で次にセンサ情報を格納すべき領域として記憶させる。
【0043】
図3の紙面右下に示す表は、DMA56によってメモリ64内に展開されたセンサ情報の一具体例である。センサSG1〜SG8における遮光状態/透光状態を示すデータを2値で表示し、それに対応するメカクロックMckのカウント値をマトリクス状に示したものである。
【0044】
このように、本実施形態によれば、DMA56がメカクロックMCKの立ち下がりエッジで起動するので、CPU52を介在させることなくセンサ情報をメモリ64に書込むことができる。
【0045】
次に、図3を同様に参照しながら、CPU52によるセンサ情報の処理内容について説明する。
【0046】
CPU52は所定の周期の割込み信号を受けてメモリ64内のセンサ情報を読出し、所定のソフト処理を行うことによりセンサ状態の変化を認識する。ソフト処理においては、カウント値と、センサ情報と、ポインタとを読出し、センサ情報に対応させてカウント値を転送データワークエリアに書込む。さらに、転送データワークエリアに新たに書込まれたセンサ情報についてソフト認識処理を行う。
【0047】
図3の紙面左下に示す表は、同図右下に2進数(2値)で示したセンサ情報に対応する16進数で示した転送データとこれに基づくソフト認識処理結果の一具体例である。本実施形態においては、連続して4回同一の情報が続いた場合にセンサの状態が変化したものと認識する。従って、同図左下の表に示す例においては、ソフト認識データが変化するカウンタ値5、9でセンサ状態が変化したものと認識される。このように、同一情報が所定回数連続することにより初めてセンサ状態が変化したものと認識するので、ノイズによる誤検知を回避するとともに、紙幣Pに穴等による破損がある場合はこれを正確に検出することができる。
【0048】
前述したとおり、本実施形態の紙幣処理装置10によれば、メカクロックMCKが各ユニットのカウンタに同一のタイミングで共通に供給されるため、各ユニットが同一のカウンタ値を共有することができ、いわば共通の時計を持つことができる。このため、それぞれの搬送路1での紙幣搬送状態の検知において各センサ情報をこの共通のカウンタ値に対応させることにより同一タイミングでの紙幣検知情報を得ることができる。従って、この同一タイミングの紙幣検知情報を利用して各ユニット間で紙幣搬送状態を監視することができる。また、搬送路1中で破損等の異常が検知された場合は、搬送先を即座に変更して回収用集積部へ排出(リジェクト)することができる(以下、分岐爪イレギュラ処理という)。
【0049】
まず、メカクロックMCKを利用した紙幣搬送監視機能について図面を参照しながら説明する。
【0050】
図4は、本実施形態の紙幣処理装置10が有する紙幣搬送監視機能を説明する模式図である。ここでは、カセット部Uと上部第1部Uを代表的に取上げ、紙幣出金時におけるこれらのユニット間での監視方法について説明する。
【0051】
まず、図4(a)に示すように、紙幣Pの前縁がカセット部Uの最上流側に設置されたセンサSG1に到達してこれを遮光し、さらに、同図(b)に示すように、4メカクロック分以上センサSG1を遮光すると、所定のソフト処理により、ソフト認識処理で作成したソフト認識データに基づいてカセット部UのCPU52がこれを検知する。カセット部UのセンサSG1から下流側の上部第1部U内の最上流側に設置されたセンサSA1までの距離は所与のデータである。カセット部Uのメカ制御部14は、このセンサ間距離と現在のメカクロック値に基づいて紙幣Pの前縁がセンサSA1に到達する到達許容時刻を算出してこの情報を上部第1部Uに供給する。この到達許容時刻の情報は、具体的には次の(1)式に定義される紙幣到達メカクロック値の形態で供給する。
【0052】
紙幣到達メカクロック値=紙幣到達メカクロック数+現在のメカクロック値…(1)
ここで、搬送スピードが1600mm/s、メカクロックMCKの周期が312.5μsであるので、紙幣Pは1メカクロックあたり0.5mmだけ搬送される。スベリ等を考慮して10%の割増しを入れると、紙幣到達メカクロック数は、
紙幣到達メカクロック数=センサ間距離(mm)/0.5×1.1 …(2)
で与えられる。
【0053】
上部第1部Uは、カセット部Uから紙幣到達メカクロック値の供給を受け、メモリ内の搬送監視メカクロックエリア(図示せず)にこれをセットする。搬送到達監視メカクロックエリアに0以外の値がセットされることにより、上部第1部Uは、所定間隔で発生する割込み信号を受けて搬送到達監視メカクロック値と上部第1部U内のカウンタにより計数されたメカクロック値とを比較して搬送監視を行う。この搬送監視は、割込み信号の所定間隔毎に、かつ、搬送到達監視メカクロック値の供給を受けてから紙幣Pの前縁がセンサSA1を遮光するまで行われる。
【0054】
図4(c)に示すように、紙幣Pの前縁がセンサSA1を遮光すると、上部第1部Uのメカ制御部12がセンサSA1からのセンサ情報を前述したソフト処理にて検知する。上部第1部Uのメカ制御部12は、現実に紙幣Pが到達したときのカウンタ値としてソフト認識処理によって作成されたソフト認識データに対応するカウンタ値を読出し、既に搬送到達監視メカクロックエリアに格納された搬送到達監視メカクロック値と比較する。比較の結果、ソフト認識データに対応するカウンタ値の方が搬送到達監視メカクロック値よりも小さければ、タイムアップしなかったものとして当該紙幣PのユニットU−U間の監視を終了する。
【0055】
この一方、図4(d)に示すように、ユニットU−U間で紙幣Pのジャムが発生した場合は、紙幣PがセンサSA1を遮光する前に搬送到達監視メカクロック値のタイムアップ(比較オーバ)が発生する。このとき、上部第1部Uのメカ制御部12は、メイン制御部11に「計数ジャム(タイムアップエラー)発生」状態を示す信号を供給する。
【0056】
メイン制御部11は、この信号を受けてすべてのユニットに対し、ユニットU−U間での計数ジャムエラー発生を通知し、その後は所定のジャム処理に移行する。
【0057】
このように、各ユニットがそれぞれの搬送路上でのセンサ情報を共通のカウント値に対応づけて使用するので、メイン制御部に大きな負荷をかけることなくユニット相互で紙幣の搬送を正確に監視することができる。
【0058】
次に、メカクロックMCKを利用した分岐爪イレギュラ処理機構について図面を参照しながら説明する。
【0059】
図5は、本実施形態の紙幣処理装置10における分岐爪イレギュラ処理を説明する模式図である。ここでは、識別部U、上部第2部U、カセット部Uおよび上部第1部U相互間における、紙幣出金時でのイレギュラ処理について説明する。
【0060】
まず、図5(a)に示すように、紙幣Pが識別部Uを通過して識別センサDSにより正常紙幣であると識別されると、当該紙幣Pの行先が上部第1部Uと決定され、隣接する下流側の上部第2部Uへ識別結果に基づく搬送先情報(上部第1部U)とメカクロック値(搬送監視用)を供給する。
【0061】
紙幣Pが上部第2部UのセンサSC1を遮光すると(図示せず)、上部第2部Uのメカ制御部13は、搬送先情報(上部第1部U)とメカクロック値(搬送監視用)を隣接する下流側のカセット部Uへ供給する。
【0062】
ここで、紙幣Pが上部第2部UのセンサSC1を正常に通過した後、図5(b)に示すように、ユニットU−U間においてその中央で破損し、P’1とP’2に2分割されたものとする。
【0063】
カセット部UのセンサSG1をP’1が遮光する時点では、カセット部Uのメカ制御部14は、既に上部第2部Uから搬送先情報を受けているため、分岐爪NG1に対して分岐方向を上部第1部U側とする制御信号を出力する。
【0064】
次に、図5(c)に示すように、P’1の後縁からP’2の前縁までの間でセンサSG1が透光を検知すると、カセット部Uのメカ制御部14はP’1の長さが正常紙幣よりも短いことを検出し、この結果、紙幣Pが破損したものと判断する。これによりカセット部Uのメカ制御部14は、上部第1部UのセンサSA2行きの搬送先情報を取消し、分岐爪NG1に対して分岐方向をセンサSG2側(カセットCT1)とするよう、制御信号を出力する。カセット部Uの分岐爪NG2は、出金時においてカセットCT1側に固定されている。従って、破損した紙幣片P’1およびP’2は、分岐爪NG1によりその搬送方向が変更された後分岐爪NG2によりカセットCT1側へ搬送方向が制御され、異常紙幣として回収される。
【0065】
このように、各ユニットが同一のメカクロック値を共有するので、正常紙幣を集積する搬送先が一旦決定された後であっても、その後の搬送路において紙幣Pの状態が異常であると検出すると、搬送先を異常貨幣回収用の集積部(カセットCT)へ即座に切換えることができる。この結果、顧客に対して破損券が出金されることを防止することができる。
【0066】
次に、上述した紙幣搬送監視機能と分岐爪イレギュラ処理機構における分岐爪の各制御方法について図面を参照しながら説明する。
【0067】
図6は、紙幣搬送監視機構における分岐爪の制御方法を説明するタイミングチャートである。
【0068】
まず、時刻Tにおいて図示しない搬送モータが始動し、メカクロックMCKが生成されて各ユニットのカウンタにおいてカウンタ値ゼロから計数が開始されると、各ユニットのCPUは、時刻Tにおいて分岐制御BUSY信号をONとするための条件(4メカクロック連続でセンサ遮光)やアクチュエータ動作タイミングメカクロック数(64メカクロック)などを設定する(分岐爪を制御するハードウェアのイニシャライズ)。
【0069】
次に、時刻Tにおいて紙幣Pの前縁がカセット部UのセンサSG1を遮光し(図4(a)参照)、さらに4メカクロック分連続してセンサSG1が遮光されると(図4(b)参照)、分岐爪NG1の制御ハードウェアが紙幣Pの到達を検知し、時刻Tで分岐制御BUSY信号をONとする。この後のセンサSG1の遮光について、分岐爪NG1の制御ハードウェアは、分岐アクチュエータをON/OFFするまで無視する。
【0070】
次に、時刻Tにおいてソフト紙幣検知処理に移行する。即ち、所定の周期、ここでは約1.2ms周期で割込み信号(図6および図7の矢印)を発生させてソフト認識処理を行って、ソフト認識データを作成し、所定のソフト処理ではソフト認識処理で今回新しく作成したソフト認識データがセンサ遮光を示していれば、その遮光データのメカクロック値の時間にさかのぼって、紙幣Pが検知されたものと認識して紙幣搬送監視を開始する。また、時刻Tにおいては、識別部Uでの識別結果に応じた搬送先(SA1)へ紙幣Pが搬送されるよう、分岐爪NG1の方向指定を行う。
【0071】
次に、時刻Tに至り、分岐制御BUSY信号が時刻TでONとなってからのメカクロックMCKが予め設定した値になると、分岐爪NG1の制御ハードウエアが分岐アクチュエータON信号をONとして分岐アクチュエータのソレノイドを励磁する。これにより、分岐アクチュエータが動作して分岐爪NG1が時刻Tで設定した方向にセットされる。
【0072】
さらに、分岐アクチュエータが動作を開始した時刻Tから64メカクロック(20ms)経過後の時刻Tにおいて分岐アクチュエータON信号を分岐用の制御ハードウェアがOFFとし、ソレノイドの励磁がOFFとなり、同時に分岐制御BUSY信号もOFFとする。なお、センサSG1と分岐爪NG1間の距離によっては、紙幣Pなしを検知するタイミングが時刻T〜時刻Tの間にならない場合もある。
【0073】
図7は、イレギュラ処理における分岐爪の制御方法を説明するタイミングチャートである。同図における時間軸は図6に対応しており、ここでは図6の時刻Tから時刻Tまでは同一であるので省略し、主として時刻Tから時刻Tまでの各部の動作を説明する。
【0074】
即ち、時刻Tで紙幣Pの分岐方向を指定した後、前述した方法で紙幣Pの状態を監視する。処理時間毎の割込によりソフト認識処理を行い、所定のソフト処理によって時刻T5−1から時刻T5−3までの間で「紙幣Pなし」を検知し(図5(b)および(c)参照)、紙幣Pに穴が開いている、または紙幣Pが破損していると認識すると、この認識タイミングが時刻Tにおける分岐アクチュエータON信号を出力するまで、即ち時刻Tにおけるソフト紙幣検知ONから所定時間内であれば、例えば時刻T5−2において分岐爪方向ポート設定をSA1からSG2へ変更する。これにより、時刻Tにおいて分岐アクチュエータがONとなっても、分岐方向が上部第1部UのセンサSA1への方向でなくカセット部U内のセンサSG2への方向(リジェクト側)となっているので、異常が発生した紙幣Pが出金口6へ集積することを確実に防止することができる。
【0075】
以上、本発明の実施の一形態を出金処理について説明したが、本発明は上記形態に限るものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で入金処理等種々変形して適用することができる。上記実施形態では、本発明を紙幣処理装置に適用した形態について説明したが、硬貨処理機能を有する貨幣処理装置一般に適用できるのは勿論である。
【0076】
【発明の効果】
以上詳述したとおり、本発明は、以下の効果を奏する。
【0077】
即ち、本発明によれば、記憶手段内でセンサ情報を展開する書込手段を備えるので、メカ制御部への負荷が大幅に軽減されるとともに、センサの分解能を高めることができる。これにより、静電気等に起因するノイズの影響を回避しつつ、貨幣の破損等を正確に検出することができる。
【0078】
また、同一のパルス信号を装置内の各部で共有するので、単純な構成で紙幣の搬送をより高い精度で監視できるとともに、搬送経路内で紙幣に異常が発生した場合でも柔軟に対処することができる。また、上記パルス信号は、貨幣の搬送速度に同期して発生させるので、搬送速度の高低に拘らず、一定の分解能を保持することができる。これにより要求仕様に応じて搬送スピードを変更しても、装置内でデータ処理を共通化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる貨幣処理装置の実施の一形態を示す略示断面図である。
【図2】図1に示す紙幣処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示すメカ制御部のより詳細な構成を含むブロック図である。
【図4】図1に示す紙幣処理装置におけるジャム監視処理を説明する模式図である。
【図5】図1に示す紙幣処理装置におけるイレギュラ処理を説明する模式図である。
【図6】図4に示す紙幣搬送監視処理における分岐爪の制御方法を説明するタイミングチャートである。
【図7】図5に示すイレギュラ処理における分岐爪の制御方法を説明するタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 搬送路
6 出金口
10 紙幣処理装置
11 メイン制御部
12〜17 メカ制御部
18 ロータリエンコーダ
52 CPU
54 カウンタ
56 DMA
58 パラレルI/O
62 ROM
64 メモリ(RAM)
CT,CT カセット
DS 識別センサ
CK メカクロック
P 紙幣
,R,R,R 繰出しローラ
A1,SA2,SC1,SD1,SD2,SG1〜SG8 センサ
ST〜ST スタッカ
上部第1部
上部第2部
識別部
カセット部
,U,U スタッカ部
メイン部

Claims (4)

  1. 繰出部から貨幣を繰出して識別し、この識別結果に応じて集積すべき集積部を選択し、前記貨幣をセンサで監視しつつ搬送して選択された前記集積部に集積する貨幣処理装置において、
    前記貨幣の搬送速度に同期したパルス信号を生成する搬送同期信号生成手段と、
    前記センサにより検知された搬送路上での前記貨幣の有無の情報であるセンサ情報を格納する記憶手段と、
    前記搬送同期信号生成手段から供給された前記パルス信号の数量を計数する計数手段と、
    前記計数手段で計数した数量と前記センサ情報とを対応づけて前記記憶手段に所定回数分を循環して書込む書込手段とを備えることを特徴とする貨幣処理装置。
  2. 繰出部から貨幣を繰出してその真偽および金種を識別し、この識別結果に応じて集積すべき集積部を選択し、前記貨幣をセンサで監視しつつ搬送して選択された前記集積部に集積する貨幣処理装置において、
    前記貨幣の搬送速度に同期したパルス信号を生成する搬送同期信号生成手段を備え、
    複数のユニットに区分され、これらのユニットのうち少なくとも搬送路を有するユニットは、
    前記搬送同期信号生成手段から前記パルス信号が共通に供給され、
    供給された前記パルス信号の数量を計数する計数手段と、
    前記センサにより検知された搬送路上での前記貨幣の有無の情報であるセンサ情報を格納する記憶手段と、
    前記搬送同期信号生成手段から供給された前記パルス信号の数量を計数する計数手段と、
    前記計数手段で計数した数量と前記センサ情報とを対応づけて前記記憶手段に所定回数分を循環して書込む書込手段と、
    前記記憶手段から前記センサ情報と前記計数結果を読出し、前記計数手段から現在の計数結果を読出して前記センサ情報および前記計数結果に基づいて前記貨幣の搬送を制御する制御部と、
    を含むことを特徴とする貨幣処理装置。
  3. 前記搬送路の上流側ユニットの前記制御部は、前記計数手段から読出した前記計数結果と予め与えられた前記センサ間の距離に基づいて前記貨幣の下流側センサへの到達許容時刻を算出して算出結果を下流側のユニットに供給し、下流側ユニットの前記制御部は、この到達許容時刻以前の前記センサ情報を読出すことにより前記センサ間で前記貨幣について搬送異常が発生したか否かを検出することを特徴とする請求項2に記載の貨幣処理装置。
  4. 前記記憶手段は、少なくとも前記貨幣の前縁から後縁に至るまでのセンサ情報を格納し、
    前記制御部は、前記識別結果に応じて集積すべき搬送先が決定された前記貨幣について、前記記憶手段から読出した前記センサ情報と、前記計数手段から読出した前記計数結果に基づいて前記貨幣の異常の有無を検出するとともに、異常を検出した場合は、予め決定された前記搬送先を異常貨幣回収用の集積部へ切換えることを特徴とする請求項2または3に記載の貨幣処理装置。
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