JP3833044B2 - 内燃機関のバランサーユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関のバランサーユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
内燃機関のハウジング内に、クランクシャフトによって駆動される第1バランサーシャフトと、この第1バランサーシャフトによって駆動される第2バランサーシャフトとを回転自在に収容してなるバランサーユニットを設け、内燃機関で生じる振動を低減する技術が知られている。
【0003】
前記第1バランサーシャフト及び第2バランサーシャフトにはアンバランス質量部が設けられており、これら第1バランサーシャフト及び第2バランサーシャフトをクランクシャフトの回転数の2倍で回転させ、クランクシャフトに生じる慣性力と第1バランサーシャフト及び第2バランサーシャフトで生じる慣性力とを釣り合わせることによって内燃機関の振動を低減する。
【0004】
このため、前記バランサーユニットを組立てるに際して、前記クランクシャフトに対する第1バランサーシャフト及び第2バランサーシャフトの相対回転位置(アンバランス質量部の位置)を正確に位置あわせする必要がある。
【0005】
そこで、実開平3−17447号公報には、前記第1バランサーシャフト及び第2バランサーシャフトに断面が半円形状のアンバランス質量部を設け、これら第1バランサーシャフト及び第2バランサーシャフトを支持するハウジングの壁面に位置確認孔を設けて、この位置確認孔によって断面が半円形状のアンバランス質量部の傾きを視認することにより、第1バランサーシャフト及び第2バランサーシャフトの相対回転位置を確認できるようにした技術が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来例にあっては、前記ハウジングとしてのオイルパンに位置確認孔を形成しているため、第1バランサーシャフト及び第2バランサーシャフトの位置を確認した後、この位置確認孔を塞ぐ作業を必要とし、製造工数が嵩む虞がある。
【0007】
本発明は前記従来の実情に鑑みて案出されたもので、製造工数を増大させることなく、第1バランサーシャフト及び第2バランサーシャフトの相対回転位置を容易に確認可能な内燃機関のバランサーユニットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで、請求項1記載の発明は、クランクシャフトによって駆動される第1バランサーシャフトと、前記第1バランサーシャフトによって駆動される第2バランサーシャフトと、前記第1バランサーシャフト及び前記第2バランサーシャフトを回転可能に収容するハウジングと、前記第1バランサーシャフト及び前記第2バランサーシャフトの一端側は、前記ハウジングの同一面から貫通しており、前記同一面から貫通した前記第1バランサーシャフトの一端側と前記第2バランサーシャフトの一端側との位置合わせを行うための前記第1バランサーシャフトに固定された第1ギヤに設けられた第1の位置合わせマークと、前記第2バランサーシャフトに固定された第2ギヤに設けられた第2の位置合わせマークと、前記第2バランサーシャフトの他端側に設けられた第3の位置合わせマークと、前記第2バランサーシャフトの他端側の面を構成する前記ハウジングに設けられた第4の位置合わせマークとを有し、前記第1の位置合わせマークと前記第2の位置合わせマークとが一致している前記ハウジングの外周面とは反対面に、前記第3の位置合わせマークと前記第4の位置合わせマークとが一致した構成にしてある。
【0009】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、前記第1バランサーシャフトの他端側に設けられた第5の位置合わせマークとを有する構成にしてある。
【0010】
また、請求項3記載の発明は、請求項記載の発明の構成において、前記第5の位置合わせマークは、タイミングチェーンとの位置合わせを行う位置合わせマークである構成にしてある。
【0011】
また、請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、前記ハウジングが、前記第2バランサーシャフトの軸芯位置に基づいて2分割するように設けられた第1ハウジングと、前記第1ハウジングに重ね合わせて配置される第2ハウジングとからなり、前記第3の位置合わせマークは、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの合わせ目と平行した位置関係に設けられてな構成にしてあり、請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明の構成において、前記第3の位置合わせマークは、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの合わせ目によって形成される線とする構成にしてある。
【0012】
斯かる構成のバランサーユニットは、前記第1バランサーシャフト及び第2バランサーシャフトにアンバランス質量部が設けられており、これら第1バランサーシャフト及び第2バランサーシャフトをクランクシャフトの回転数の2倍で回転させ、クランクシャフトに生じる慣性力と第1バランサーシャフト及び第2バランサーシャフトで生じる慣性力とを釣り合わせることによって内燃機関の振動を低減する。
【0013】
斯かる構成によれば、前記第1バランサーシャフト及び第2バランサーシャフトを位置合わせした状態で連結し、ハウジング内に配置する。前記第1バランサーシャフトと第2バランサーシャフトとの相互の位置合わせは、第1バランサーシャフト及び第2バランサーシャフトに位置合わせマークを設けて、このマークを利用することによって容易に可能である。
【0014】
これと同時に、前記第1バランサーシャフトとクランクシャフトとを連結する。前記第1バランサーシャフトとクランクシャフトとの連結は、第1バランサーシャフト及びクランクシャフトにスプロケット、プーリ、ギヤ等が設けられていることにより、タイミングチェーン、タイミングベルト、アイドラギヤ等を用いることによって可能である。前記第1バランサーシャフトとクランクシャフトとの位置合わせは、第1バランサーシャフト及びクランクシャフト(タイミングチェーン、タイミングベルト、アイドラギヤ等)に位置合わせマークを設けておくことによって容易に可能である。
【0015】
このとき、前記第1バランサーシャフトの一端側と第2バランサーシャフトの一端側との一方または両方とハウジングの外面に設けた本発明の位置合わせマークを確認する。即ち、前記第1バランサーシャフトの一端側と第2バランサーシャフトの一端側との一方または両方とハウジングの外面に設けた位置合わせマークが所定の位置にあることを確認する。これによって、前記位置合わせマークが所定の位置、例えば同一直線上の位置にあることによって、第1バランサーシャフト及び第2バランサーシャフトが所定の相対回転位置で組立てられたことが確認される。
【0016】
前記第1バランサーシャフトの一端側と第2バランサーシャフトの一端側との一方または両方とハウジングの外面に設けた位置合わせマークは、位置合わせ確認後においてこれらを削除する等の格別な作業をする必要がなく、放置可能である。
【0017】
したがって、製造工数を増大させることなく、第1バランサーシャフト及び第2バランサーシャフトの相対回転位置を容易に確認可能な内燃機関のバランサーユニットが得られる。
【0018】
また、記位置合わせマークが、第2バランサーシャフトの一端側とハウジングの外面に形成することにより、第1バランサーシャフトの一端側がチェーンカバー等によって覆われる場合に、このチェーンカバー装着後の第1バランサーシャフト及び第2バランサーシャフトの相対回転位置を容易に確認することができる。
【0019】
また、記ハウジングが、第1ハウジングと第2ハウジングとからなり、ハウジングの外面に設けられた位置合わせマークが、第1ハウジングと第2ハウジングとの合わせ目に設けることにより、合わせ目によって形成される線を位置合わせの確認作業に利用することができ、位置合わせの確認作業を容易に行うことができる。
【0020】
また、記ハウジングが、第1ハウジングと第2ハウジングとからなり、ハウジングの外面に設けられた位置合わせマークが、第1ハウジングと第2ハウジングとの重ね合わせによって合わせ目に形成される線とすることにより、格別な位置合わせマークを設けることなく、合わせ目によって形成される線を利用して位置合わせの確認作業を容易に行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳述する。
【0022】
図1は本発明の実施の形態を示す内燃機関のバランサーユニットの正面図、図2は図1に示すバランサーユニットのチェーンカバーを取外した状態の正面図、図3は図2のA−A線断面図、図4は図3のA−A線断面図、図5は図2に示す第2バランサーシャフトのギヤを除いた側面図で、アンバランス質量部と位置合わせマークとの位置関係を示す図面である。
【0023】
図において、符番1で示されるのは内燃機関のハウジングである。前記ハウジング1はこの実施の形態において、上側の第1ハウジング2と、この第1ハウジング2に重ね合わせて配置される下側の第2ハウジング3とから構成してあり、これら第1ハウジング2と第2ハウジング3とをボルト1aによって一体に連結してある。
【0024】
前記ハウジング1内には、図外のクランクシャフトによって駆動される第1バランサーシャフト4と、この第1バランサーシャフト4によって駆動される第2バランサーシャフト5とが回転可能に収容してある。
【0025】
前記第1バランサーシャフト4と第2バランサーシャフト5のそれぞれには、軸方向に離れた位置に軸受け部6,7及び軸受け部8,9が形成してあると共に、軸受け部6の近傍及び軸受け部8の近傍に、互いに噛合するギヤ10及びギヤ11が設けてある。前記ギヤ10,11は、好ましくは互いに歯筋方向が異なるヘリカルギヤが採用され、第1バランサーシャフト4及び第2バランサーシャフト5のそれぞれに圧入固定してある。
【0026】
また、前記軸受け部7の軸方向両側及び軸受け部9の軸方向両側には、それぞれ一対のアンバランス質量部12,13及びアンバランス質量部14,15が形成してある。前記アンバランス質量部12,13,14,15はこの実施の形態において断面が半円形状に形成してある(図5参照)。
【0027】
前記第1バランサーシャフト4のギヤ10及び第2バランサーシャフト5のギヤ11には、第1バランサーシャフト4及び第2バランサーシャフト5が、アンバランス質量部12,13及びアンバランス質量部14,15が同一方向をもって組立てられることを容易に可能とするために、位置合わせマーク16,17が設けてある(図4参照)。
【0028】
前記第1バランサーシャフト4の一端側はハウジング1を貫通しており、この第1バランサーシャフト4の一端側端面にはスプロケット20がボルト21によって取付けてある。
【0029】
前記スプロケット20は、タイミングチェーン22が巻着されて図外のクランクシャフト(のタイミングスプロケット)と連結される。前記スプロケット20は図外のクランクシャフト(のタイミングスプロケット)に形成した歯の半数の歯20aを備えており、クランクシャフトの回転速度の2倍で回転するようになっている。また、前記スプロケット20にはタイミングチェーン22との位置合わせを可能にする位置合わせマーク23が設けてある。尚、前記タイミングチェーン22にも、スプロケット20の位置合わせマーク23に対応する位置合わせマーク(図示せず)が設けられる。
【0030】
前記第2バランサーシャフト5の一端側はハウジング1を貫通しており、この第1バランサーシャフト5の一側端面には、第1バランサーシャフト4と第2バランサーシャフト5との相対回転位置を確認可能な位置合わせマーク25が設けてある。前記位置合わせマーク25は、断面が半円形状のアンバランス質量部14,15の平面が形成する線分に一致する位置に設けてある(図5参照)。
【0031】
また、前記ハウジング1の外面には、第2バランサーシャフト5に設けた位置合わせマーク25と共に第1バランサーシャフト4と第2バランサーシャフト5との相対回転位置を確認可能な位置合わせマーク26が設けてある。前記位置合わせマーク26は、前記第1ハウジング2と第2ハウジング3との合わせ目に設けてある。尚、前記位置合わせマーク26は、ハウジング1が第1ハウジング2とこの第1ハウジング2に重ね合わせて配置される第2ハウジング3とからなる場合に、この第1ハウジング2と第2ハウジング3との重ね合わせによって合わせ目に形成される線を用いることが可能である。
【0032】
また、前記ハウジング1の外面には、第1バランサーシャフト4に取付けたスプロケット20及びタイミングチェーン22を覆うチェーンカバー28がボルト29によって取付けてある。
【0033】
斯かる構成のバランサーユニットは、前記第1バランサーシャフト4及び第2バランサーシャフト5がクランクシャフト(図示せず)の回転数の2倍で回転して、クランクシャフト(図示せず)に生じる慣性力と第1バランサーシャフト4及び第2バランサーシャフト5で生じる慣性力とを釣り合わせることによって内燃機関の振動を低減する。
【0034】
斯かる構成によれば、前記第1バランサーシャフト4及び第2バランサーシャフト5を位置合わせした状態で連結し、ハウジング1内に配置する。前記第1バランサーシャフト4と第2バランサーシャフト5との相互の位置合わせは、第1バランサーシャフト4のギヤ10に設けた位置合わせマーク16及び第2バランサーシャフト5のギヤ11に設けた位置合わせマーク17を利用することによって容易に可能である。
【0035】
これと同時に、前記第1バランサーシャフト4と図外のクランクシャフト(のタイミングスプロケット)とを連結する。前記第1バランサーシャフト4とクランクシャフト(のタイミングスプロケット)との連結は、第1バランサーシャフト4のスプロケット20に設けた位置合わせマーク23及びタイミングチェーン22に形成した位置合わせマーク(図示せず)を利用することによって容易に可能である。
【0036】
このとき、前記第2バランサーシャフト5の一端側端面とハウジング1に設けた位置合わせマーク25,26を確認する。即ち、前記第2バランサーシャフト5の一端側端面とハウジング1の外面に設けた位置合わせマーク25,26が所定の位置にあることを確認する。これによって、前記位置合わせマーク25,26が所定の位置、例えば同一直線上の位置にあることによって、第1バランサーシャフト4及び第2バランサーシャフト5が所定の相対回転位置で組立てられたことが確認される。
【0037】
前記第2バランサーシャフト5の一端側端面とハウジング1の外面に設けた位置合わせマーク25,26は、位置合わせ確認後においてこれらを削除する等の格別な作業をする必要がなく、放置可能である。
【0038】
したがって、製造工数を増大させることなく、第1バランサーシャフト4及び第2バランサーシャフト5の相対回転位置を容易に確認可能な内燃機関のバランサーユニットが得られる。
【0039】
また、前記位置合わせマーク25,26が、第2バランサーシャフト5の一端側とハウジング1の外面に形成してあるから、第1バランサーシャフト4の一端側を覆うチェーンカバー28を装着した後の第1バランサーシャフト4及び第2バランサーシャフト5の相対回転位置を容易に確認することができる。
【0040】
また、前記ハウジング1が、第1ハウジング2と第2ハウジング3とからなり、ハウジング1の外面に設けられた位置合わせマーク26が、第1ハウジング2と第2ハウジング3との合わせ目に設けられているから、合わせ目によって形成される線を位置合わせの確認作業に利用することができ、位置合わせの確認作業を容易に行うことができる。
【0041】
また、前記ハウジング1の外面に設けられた位置合わせマーク26を、第1ハウジングと第2ハウジングとの重ね合わせによって合わせ目に形成される線とすることも可能であり、この場合には、ハウジング1の外面に格別な位置合わせマークを設けることなく、合わせ目によって形成される線を利用して位置合わせの確認作業を容易に行うことができる。
【0042】
図6は本発明の別の実施の形態を示す図面で、この実施の形態が前記実施の形態と変わるところは、前記チェーンカバー28に、スプロケット20に形成した位置合わせマーク23を視認可能な窓31を形成した点である。尚、その他の構成は前記実施の形態と同一であるから、同一構成部分には同一符号を付し、その重複する説明を省略する。
【0043】
斯かる実施の形態においても、前記実施の形態で述べたと同様の作用及び効果が得られる。加えて、前記チェーンカバー28を装着した後に、窓31からスプロケット20に設けた位置合わせマーク23を確認して、スプロケット20とタイミングチェーン22との相対位置を確認することができる。
【0044】
以上、実施の形態を図面に基づいて説明したが、具体的構成はこの実施の形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
【0045】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、製造工数を増大させることなく、第1バランサーシャフト及び第2バランサーシャフトの相対回転位置を容易に確認可能な内燃機関のバランサーユニットが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す内燃機関のバランサーユニットの正面図である。
【図2】図1に示すバランサーユニットのチェーンカバーを取外した状態の正面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】図2に示す第2バランサーシャフトのギヤを除いた側面図で、アンバランス質量部と位置合わせマークとの位置関係を示す図面である。
【図6】本発明の別の実施の形態を示す、図1と同様な図面である。
【符号の説明】
1 ハウジング
2 第1ハウジング
3 第2ハウジング
4 第1バランサーシャフト
5 第2バランサーシャフト
25 位置合わせマーク
26 位置合わせマーク

Claims (5)

  1. クランクシャフトによって駆動される第1バランサーシャフトと、前記第1バランサーシャフトによって駆動される第2バランサーシャフトと、前記第1バランサーシャフト及び前記第2バランサーシャフトを回転可能に収容するハウジングと、前記第1バランサーシャフト及び前記第2バランサーシャフトの一端側は、前記ハウジングの同一面から貫通しており、前記同一面から貫通した前記第1バランサーシャフトの一端側と前記第2バランサーシャフトの一端側との位置合わせを行うための前記第1バランサーシャフトに固定された第1ギヤに設けられた第1の位置合わせマークと、前記第2バランサーシャフトに固定された第2ギヤに設けられた第2の位置合わせマークと、前記第2バランサーシャフトの他端側に設けられた第3の位置合わせマークと、前記第2バランサーシャフトの他端側の面を構成する前記ハウジングに設けられた第4の位置合わせマークとを有し、前記第1の位置合わせマークと前記第2の位置合わせマークとが一致している前記ハウジングの外周面とは反対面に、前記第3の位置合わせマークと前記第4の位置合わせマークとが一致していることを特徴とする内燃機関のバランサーユニット。
  2. 請求項1において、前記第1バランサーシャフトの他端側に設けられた第5の位置合わせマークとを有することを特徴とする内燃機関のバランサーユニット。
  3. 請求項2において、前記第5の位置合わせマークは、タイミングチェーンとの位置合わせを行う位置合わせマークであることを特徴とする内燃機関のバランサーユニット。
  4. 請求項1において、前記ハウジングは、前記第2バランサーシャフトの軸芯位置に基づいて2分割するように設けられた第1ハウジングと、前記第1ハウジングに重ね合わせて配置される第2ハウジングとからなり、前記第3の位置合わせマークは、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの合わせ目と平行した位置関係に設けられてなることを特徴とする内燃機関のバランサーユニット。
  5. 請求項4において、前記第3の位置合わせマークは、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの合わせ目によって形成される線であることを特徴とする内燃機関のバランサーユニット。
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