JP5226728B2 - 内燃機関のバランサ装置 - Google Patents
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Description
〔第1実施形態〕
内燃機関1のシリンダブロック2の下部には、図6〜図8に示すように、クランクシャフト3を軸支する軸受部を有するアルミ合金材からなるラダーフレーム4が固定されていると共に、該ラダーフレーム4の下部に、内部にエンジンオイルを貯留した上下分割型のオイルパン5が取り付けられている。また、前記内燃機関1は、エンジンルーム内のレイアウトの関係から図6中、右側が下がった傾斜状に形成されて、前記オイルパン5の下側オイルパン5aの傾斜状下面が水平になるように配置されている。
第1実施形態では、前記駆動側と従動側の各バランサシャフト9,10に一体的にそれぞれ設けられた前後一対の各バランスウエイト25、26と31、32は個々に同じ形状に形成されているが、前後で形状が異なる場合もある。
〔請求項a〕請求項1に記載された内燃機関のバランサ装置において、
前記一対のベアリングは、前記ハウジングの内側に一体に設けられた一対の軸受用突部にそれぞれ取り付けられ、
前記第1バランスウエイトと第2バランスウエイトとの間に設けられる前記一方のベアリングは、前記軸受用突部の軸方向の中心位置よりも第2バランスウエイト側にオフセット配置されていることを特徴とする内燃機関のバランサ装置。
前記ハウジングは、第1バランスウエイトと第2バランスウエイトとの間に設けられる前記軸受用突部の重力方向の上方側が内燃機関に取り付け固定されることを特徴とする内燃機関のバランサ装置。
前記ハウジングは、アッパーハウジングとロアーハウジングとによって構成され、前記アッパーハウジングとロアーハウジングの内側の対向した位置に、前記ベアリングを先端側の円弧状凹溝に沿って取り付け保持する一対の軸受用突部が対向して一体に設けられ、前記少なくとも一方の軸受用突部の円弧状凹溝の溝面に、潤滑油が供給される潤滑油供給溝が形成されている、一方、前記ベアリングに、前記潤滑油供給溝と前記バランスシャフトの外周面とを連通する連通孔が貫通形成されていることを特徴とする内燃機関のバランサ装置。
前記潤滑油供給溝は、前記軸受用突部の軸方向の中央から前記第2バランスウエイト側にオフセット配置されている一方、前記連通孔は、前記ベアリングの軸方向の中央位置に形成されていることを特徴とする内燃機関のバランサ装置。
2…シリンダブロック
3…クランクシャフト
4…ラダーフレーム
5…オイルパン
7…バランサ装置
8…ハウジング
9…駆動側バランサシャフト
9a〜9c・・・ジャーナル部
10…従動側バランサシャフト
10a・10b・・・ジャーナル部
11…駆動側ギア
12…従動側ギア
13…ロアーハウジング
13a・・・枠状デッキ部
13b〜13d・・・横梁デッキ部
14…アッパーハウジング
14a・・・枠状デッキ部
14b〜14d・・・横梁デッキ部
15・・・ボルト
19a、20a、21a…ロアーハウジング側の軸受凹溝
19b、20b、21b・・・アッパーハウジング側の軸受凹溝
25・26・・・駆動側バランサシャフトのバランスウエイト
22〜24・・・駆動側バランサシャフト側のプレーンベアリング
21a・21b…駆動側バランスウエイト
24a・24b…従動側バランスウエイト
27a・28a・・・ロアーハウジング側の軸受凹溝
27b・28b・・・アッパーハウジング側の軸受凹溝
29・30・・・従動側バランサシャフト側のプレーンベアリング
31・32・・・従動側バランサシャフトのバランスウエイト
33・・・潤滑油供給溝
34・・・油溝
35・・・連通孔
X・・・前後バランスウエイト間の中心
Y・・・後側プレーンベアリングの軸方向中心
Q・Q1・・・重心
Claims (3)
- 内燃機関に取り付けられたハウジングと、
該ハウジングの内側に設けられた少なくとも一対のベアリングと、
少なくとも前記一対のベアリングによってハウジングの内部で回転自在に支持されたバランサシャフトと、
該バランサシャフトに一体的に設けられ、前記一対のベアリング間に配置される第1バランスウエイトと、
前記一対のベアリングのうち一方のベアリングによって片持ち状態に支持されて、前記第1バランスウエイトと同重量の第2バランスウエイトと、
前記第1バランスウエイトと第2バランスウエイトとの間に位置する前記一方のベアリングの軸方向の中心位置を、前記第1バランスウエイトと第2バランスウエイトとの間の軸方向の中心位置よりも前記第2バランスウエイト側にオフセット配置したことを特徴とする内燃機関のバランサ装置。 - 内燃機関に取り付けられたハウジングと、
該ハウジングの内側に設けられた少なくとも左右各一対のベアリングと、
少なくとも前記各一対のベアリングによってハウジングの内部でそれぞれ回転自在に支持される駆動側バランサシャフト及び従動側バランサシャフトと、
該各バランサシャフトにそれぞれ一体的に設けられ、前記各一対のベアリング間に配置される第1バランスウエイトと、
前記一対のベアリングのうち一方のベアリングによって片持ち状態に支持されて、前記第1バランスウエイトと同重量の第2バランスウエイトと、
前記第1バランスウエイトと第2バランスウエイトとの間に位置する前記一方のベアリングの軸方向の中心位置を、前記第1バランスウエイトと第2バランスウエイトとの間の軸方向の中心位置よりも前記第2バランスウエイト側にオフセット配置したことを特徴とする内燃機関のバランサ装置。 - 内燃機関に取り付けられたハウジングと、
該ハウジングの内側に設けられた複数のベアリングと、
前記複数のベアリングによってハウジングの内部で回転自在に支持されるバランサシャフトと、
該バランサシャフトに一体的に設けられ、前記複数のベアリングに軸方向の両端側が支持される第1バランスウエイトと、
前記複数のベアリングのうち一つベアリングによって片持ち状態に支持された第2バランスウエイトと、
前記第2バランスウエイトを片持ち状態に支持する前記一つのベアリングの軸方向の中心位置を、前記第1バランスウエイトの重心点と第2バランスウエイトの重心点との間の軸方向の中心位置よりも前記第2バランスウエイト側にオフセット配置したことを特徴とする内燃機関のバランサ装置。
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