JP3831330B2 - メダル送り出し装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、スロットマシンを含む遊技機などで用いられるメダルの送り出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
スロットマシン等の遊技機にはメダルの投入口が設けられている。遊技者は所定の枚数のメダルを投入してゲームを楽しむことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の遊技機ではメダルを一枚づつ投入していった。これでは一度に多数のメダルを投入するときに手間がかかり不便である。しかし、一度に多数のメダルを投入できるようにすると、メダルが投入口あるいは排出口で詰まるという問題があった。また、回転型ホッパをメダル投入口に設けると水平方向に大きなスペースが必要という問題があった。
【0004】
そこで、本発明は、メダルを一度に投入することを可能にするとともに、メダルを確実に送り出すことができるメダル送り出し装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るメダル送り出し装置は、投入されたメダルが通過することのできる開口部を底部に設けたメダル受け部と、前記メダル受け部の下側に設けられ、前記開口部からメダルを受けてこれを搬送するベルトと、前記メダル受け部と前記ベルトの間に設けられ、複数のメダルが重なっている場合に該複数のメダルを分離することのできる分離手段とを備えている。そして、前記分離手段は、前記ベルト面と略平行に設けられたローラを備えている。そして、前記ローラは2つ設けられ、これらのローラの軸方向は互いに交差して、平面視において両ローラは「く」の字型を形成するとともに、「く」の字型の折れ曲がり部分が他の部分よりも搬送方向の下流側に位置するように配置されている。そして、両ローラはメダルを搬送する方向とは逆送する方向に回転し、この両ローラによってメダルを前記ベルトの中央方向に押し返していることを特徴とする。
【0006】
好ましくは、前記分離手段は、複数のメダルが重なっている場合に該複数のメダルの一部を分離する前段の分離手段と、前記前段の分離手段から送られたメダルが重なっている場合に該メダルを分離する後段の分離手段とを含む。
【0007】
好ましくは、前記メダル受け部の底部の開口部は、複数のメダルが同時に通過できるものである。
【0008】
好ましくは、前記ローラの表面に突起が設けられている。
【0009】
さらに、前記ベルトの終端に設けられ、搬送されたメダルを所定の方向に誘導するメダルガイドを備えるようにしてもよい。
【0010】
さらに、前記ベルトの上に設けられ、前記メダル受け部から投入されたメダルを前記ベルト上に誘導する第2のメダルガイドを備えるようにしてもよい。
【0011】
さらに、前記メダルが前記分離手段を通過する前に、前記ベルト上のメダルを振動させる振動手段が設けられていてもよい。
【0012】
好ましくは、前記振動手段は、前記ベルトを振動させて、前記メダルを振動させる。
【0013】
好ましくは、前記振動手段は、前記ベルトの表面に対して垂直方向に振動させる。
【0014】
好ましくは、前記振動手段は、前記ベルトと接し、かつ、突起部を有する回転体により構成されている。
【0015】
好ましくは、前記回転体は、前記ベルトの動きに追従して回転する。なお、回転体がベルトの動きに追従して回転するとは、回転体がベルトの応力を受けて回転することをいう。
【0016】
好ましくは、前記回転体は、駆動部により回転される。
【0017】
さらに、前記分離手段より前記メダル受け部側において、前記メダルを前記分離手段と前記ベルトとの間に案内する案内部が設けられていてもよい。
【0018】
好ましくは、前記案内部の案内面は、前記分離手段に近づくにつれて、前記ベルトに向かって傾斜している。
【0019】
好ましくは、前記案内部は、板状である。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施の形態と、本発明を理解するための参考例としての形態とをより具体的に説明する。
【0021】
発明を理解するための参考例としての形態1.
【0022】
発明を理解するための参考例としての形態に係るメダル送り出し装置について図面を参照して詳細に説明を加える。
【0023】
図1は発明を理解するための参考例としての形態に係るメダル送り出し装置の概要を示す図である。図1(a)は断面図、図1(b)は斜視図である。図1(a)(b)において駆動機構の表示を省略している。図1(b)において、メダル受け部1及び第2のメダルガイド5の表示を省略している。
【0024】
図1(a)(b)において、1は投入されたメダルが通過する開口部Aが底部に設けられ、投入されたメダルを開口部Aに案内する、例えば漏斗状の形状を有するメダル受け部、2は前記メダル受け部1の下側に設けられ、前記開口部Aからメダルを受けてこれを搬送するベルト、3は前記メダル受け部1と前記ベルト2の間に設けられ、投入された複数のメダルが重なっている場合に、その複数のメダルを分離するためのローラである。ローラ3は前記ベルト2と略平行に設けられている。ローラ3とベルト2の間には隙間bが設けられている。この隙間bは、メダルを1枚ずつ搬送するときはメダル1枚の厚さよりも多少広く、メダル2枚分の厚さより狭くなっている。この場合、ベルト2によりメダルが1枚ずつ搬送される。隙間bの大きさは搬送するメダルの厚さ及び搬送枚数に応じて定められる。
図中に矢印で示すように、隙間bにおいて、ローラ3は前記ベルト2の搬送方向と逆方向に動く。より詳しくは、ローラ3は、該ローラ3のベルト2の搬送方向に対向する側が、ローラ3に対向するベルト2の面の搬送方向とは逆方向に移動するように回転する。ローラ3がベルト2の搬送方向と逆方向に動くとは、このようなことをいう。
【0025】
4は前記ベルト2の終端に設けられ、搬送されたメダルを所定の方向に誘導するメダルガイドである。5は、前記ベルト2の上に設けられ、前記メダル受け部1から投入されたメダルを前記ベルト2上に誘導する第2のメダルガイドである。6はベルト2を駆動するためのローラである。
【0026】
図2は、図1のメダル送り出し装置100を遊技機(スロットマシン)に適用した例を示す。メダル送り出し装置100により投入されたメダルをメダルセレクタやホッパー等に送ることができる。
【0027】
スロットマシン10は、図2に示すように、四角箱状の筐体11を有する。前記筐体11の中央部及び上部には、遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓12が形成されている。そして、この中央部の表示窓12の中央には、三個の回転リール40の図柄61を見ることができる図柄表示窓13が形成されている。ベットスイッチ16は、回転リール40の下方に位置するスイッチであって、投入されたメダル数を記憶した数値からベットスイッチ操作によりベットした(賭けた)メダル数を減じてメダル投入に代える。精算スイッチ17は、回転リールの斜め下方に位置するスイッチであって、投入されたメダル数を記憶した数値(ベットによって減算されている場合はその減算された数値に相当する枚数の投入メダルを払い出す。スタートスイッチ30は回転リール40の斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ16の投入を条件に、リールユニット60の駆動を開始させる。ストップスイッチ50は、リールユニット60の駆動を停止させるためのものである。リールユニット60は、三個の回転リール40とから構成されている。そして、各回転リール40は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープ42とを備えている。このリールテープ42の外周面には、複数個(例えば21個)の図柄61が表示されている。
【0028】
図3はメダル送り出し装置100を斜め上から見た状態を示す。101はスタート/ストップスイッチである。このスイッチ101を操作することによりメダル送り出し装置100が動作/停止する。なお、メダルの有無を検出するセンサを設けて装置の動作/停止を自動的に行うようにしてもよい。遊戯者は多数のメダルをメダル受け部1に投入すると、メダルは、例えば漏斗状の形状を有するメダル受け部1の斜面を滑って開口部Aに到達し、そこからベルト2上に落下する。開口部Aの大きさは複数のメダルが容易に落下する程度に、やや大きめになっている。したがって、1、2枚程度のメダルを投入したときはもちろん、多数のメダルを同時に投入したときでも何枚かは確実にベルト2に落下し、搬送される。後述のように、開口部Aを通って複数のメダルがベルト2に落下してもメダルは1枚ずつ搬送される(メダルセレクタにおいてメダルを検査・選別したり、枚数を計数するために、メダルは1枚ずつ搬送されることが望ましい)。なお、メダル受け部1は着脱可能としてもよい。
【0029】
図4はメダル受け部1を外してメダル送り出し装置100の内部を見た図である。ベルト2、ローラ3、第2のメダルガイド5が2枚のフレーム9の間に取りつけられている。メダル受け部1の開口部Aを通ったメダルは図4で示されるベルト2の部分に落下する。図4において、3aはローラ3の回転軸に設けられたプーリー、6aはベルト用ローラの回転軸に設けられたプーリー、8はモーター軸、7はプーリー3a,6aとモーター軸8の間に設けられたプーリー(遊輪)、Bは図示しないモーターの動力をローラ3及びベルト用ローラ6に伝達するベルトである。
【0030】
図5はメダル送り出し装置100を背面から見た図である。2枚のフレーム9はスペーサSにより保持されている。メダルガイド4はネジでスロットマシン本体に固定されている。
【0031】
次に、上述したメダル送り出し装置の動作について説明する。図6〜図8は1枚のメダルMが投入された場合を示す。図6において、メダル受け部1の開口部Aを通ったメダルMはベルト2上に落下する。ベルト2は矢印の方向に動いているので、メダルMの先端も同じ方向に移動する。そして、図7に示すようにメダルMの他端もベルト2上に落下する。ベルト2とローラ3の隙間はメダル1枚の厚さよりも広いので、メダルMはベルト2により搬送され、ベルト2の端部に到達する。そして、図8に示すようにメダルMはベルト2の端部からメダルガイド4に沿って落下する。そして、図示しないメダルセレクタに導かれる。
【0032】
図9は複数(2枚)のメダルM、M’が投入された場合を示す。下側のメダルMは図6〜図8と同じように搬送されるが、メダルM’はベルト2に接触しない。代わりに上側のメダルM’はローラ3に接触し、やや上に持ち上げられるとともに矢印の方向に押し戻される。メダルM’は、メダルMが搬送される間、開口部A内にある。このようにメダルM’はメダルMと分離される。メダルMが搬送されると、メダルM’は少し落下して図6のメダルMと同じ状態になる。そして、メダルM’も同様に搬送される。
【0033】
ローラ3がない場合について考えてみる。メダルが2枚重なった場合に投入されると、そのままベルト2により搬送されてしまう。これではメダルセレクタにおいてメダルが詰まるおそれがある。ローラ3の代わりに板を用いてメダル1枚分の隙間を設ける場合について考えてみる。メダルが2枚重なった場合に投入されると、2枚一緒にベルトで搬送される。すると隙間部分でメダルが詰まるおそれがある。したがって、複数のメダルが同時に投入されたときメダル詰まりを起こすことなくメダルを1枚ずつ搬送するためには、例えば、ローラ3を設けることが望ましい。
発明を理解するための参考例としての形態2.
【0034】
上記発明を理解するための参考例としての形態1においてローラ3の回転軸はベルト用ローラ6の回転軸と平行であった。これに限らず、ローラ3の回転軸をベルト用ローラ6の回転軸と斜めに交差するように配置してもよい。また、ローラ3を2つに分け、ローラ3aと3bとから構成するようにしてもよい。この例を図10に示す。図10において、2つのローラ3a,3bは同軸で設けられていて、同じ方向に回転する。各ローラ3a,3bとベルト2との間の間隔はほぼ一定であり、この間隔は発明の実施の形態1の場合と同様にメダルMの1枚分の厚み程度である。なお、ローラの数は2つに限定されず、これ以上の数(=3,4,・・・)であってもよい。
発明の実施の形態3.
【0035】
上記発明を理解するための参考例としての形態2において2つのローラ3a,3bは同軸で設けられていた。これに限らず、ローラ3aの回転軸とローラ3bの回転軸を交差させるように配置してもよい。この例を図11に示す。図11において、2つのローラ3a,3bの回転軸は互いに交差し、同じ方向に回転する。そして、2つのローラ3a,3bは、図11に示すように、メダルを搬送する方向とは逆送する方向に回転し、この両ローラによってメダルを前記ベルトの中央方向に押し返している。図11(a)の平面図を見ればわかるように、ローラ3a,3bは平面視において「く」の字型に配列されている。図11(a)において、「く」の字型の折れ曲がり部分が、他の部分より搬送方向の下流側に位置するように配置され、すなわち「く」の字はメダルの搬送方向を向いているが、反対方向を向いていてもよい。各ローラ3a,3bとベルト2との間の間隔はほぼ一定であり、この間隔は発明を理解するための参考例としての形態1の場合と同様にメダルMの1枚分の厚み程度である。なお、ローラの数は2つに限定されず、これ以上の数(=3,4,・・・)であってもよい。
発明を理解するための参考例としての形態4.
【0036】
上記形態1〜3は、メダルの分離手段として1段のローラ3を用いていた。これに限らず、複数のローラを用いてメダル分離手段を多段に構成してもよい。この例を図12に示す。図12において、ローラ3−1は形態1のローラに相当する(形態2または3のローラに相当する)。ローラ3−2は、ローラ3−1の前段に設けられた第2のローラである。ベルト2によりメダルが1枚ずつ搬送されるように、ローラ3−1とベルト2の間には、メダル1枚の厚さよりも多少広く、メダル2枚分の厚さより狭い隙間bが設けられている。これに対して、ローラ3−2とベルト2の間には、メダル2枚の厚さよりも多少広く、メダル3枚分の厚さより狭い隙間b’が設けられている。
【0037】
多数のメダルが同時に投入されて3枚以上のメダルが重なったとき、ローラ3−2が3枚以上のメダルを排除する。したがって、ローラ3−1にはせいぜい2枚重なったメダルが送られる。ローラ3−1は重なったメダルのうち上のほうを容易に排除できる。すなわち、多数のメダルが重なった場合でも、前段のローラ3−2がメダルの重なりを最大2枚までに減らし、後段のローラ3−2がこれを1枚ずつに分離する。このように分離手段を多段構成することにより多数のメダルが重なった場合でも確実にメダルを1枚ずつに分離できる。
なお、前段の分離手段はローラに限定されない。例えば、後述の分離手段を適用できる。
発明を理解するための参考例としての形態5.
【0038】
ローラ3の表面に突起を設けてもよい。突起を設けることにより上に載ったメダルを確実に押し戻すことができる。この例を図13に示す。図13において、ローラ3には突起3’が設けられている。ローラ3の断面形状は概ね星型をしている。突起3’は直線状ではなく、いわばねじれた状態でローラ3上に配置されている。これは、突起3’がベルト2上を搬送される多数のメダルと同時に接触するとローラ3の駆動部に負荷がかかるのでそれを避けるためである。なお、突起3’は図13の形状に限定されない。例えば、棒状あるいは凸部がローラ3上に散在するものであってもよい。
【0039】
あるいは反対にローラ3の表面に溝を設けるなどして、凹みを設けるようにしてもよい。このように得られた表面もここでいう突起に含まれる。
発明を理解するための参考例としての形態6.
【0040】
上記形態1〜3及び5は、メダルの分離手段としてローラを用いていた。本形態はこれらに限定されない。例えば、回転板(円盤)を用いたものでもよい。この例を図14に示す。図14において、ベルト2上に所定の間隔bを空けて回転板10a,10bが設けられている。これら回転板10a,10bが分離手段を構成する。回転板10a,10bの回転面はベルト2と略平行であり、回転板10a,10bとベルト2の間の隙間bをメダルMが通過する。隙間bは形態1の場合と同様に設定されている。2つの回転板10a,10bは互いに逆回転している。ベルト2上を搬送されてきたメダル(重なったもののうち上の方)は回転板10a,10bの両方あるいは一方と接触し、ベルト2の外側の方に押し戻される。なお、メダルを回転板10a,10bの間に巻き込まないようにするために、図14(a)に示す回転方向が望ましい。
【0041】
この形態は、回転板10の縁10−1でメダルを押し戻すものである。図14(b)において、縁10−1はベルト2に対して垂直(回転板10が円柱状)であるが、これに限定されない。例えば、点線10−2で示すように回転板10の下側の直径を小さく、上側の直径を大きくして縁を傾斜させてもよい。逆に、点線10−3で示すように回転板10の下側の直径を大きく、上側の直径を小さくして縁を傾斜させてもよい。
発明を理解するための参考例としての形態7.
【0042】
上記形態1〜3及び5は、メダルの分離手段としてローラを用いていた。本形態はこれらに限定されない。例えば、棒状の阻止部を用いたものでもよい。この例を図15に示す。図15において、棒状の阻止部11aがベルト2上に所定の間隔を空けて設けられている。阻止部11aの底面はベルト2の表面と略平行である。阻止部11aの上側には遮蔽部11bが設けられている。阻止部11aと遮蔽部11bが分離部を構成する。阻止部11aが重なったメダルのうち上の方を押し返す。遮蔽部11bは押し返したメダルがその反動で阻止部11aを乗り越えることを防止するためのものである。
発明を理解するための参考例としての形態8.
【0043】
上記阻止部は図16に示すような断面形状のものでもよい。図16(a)に示されるように、この阻止部12は、先端が尖った爪部12aを備える。爪部12aは重なったメダルの間に割り込んで、上のメダルをすくいあげて分離するとともに、これを阻止部12本体が押し戻す。
発明を理解するための参考例としての形態9.
【0044】
上記阻止部は図17に示すような断面形状のものでもよい。図17(a)に示されるように、この阻止部13は、突起13aを備えるとともに軸13bを中心に回転可能に構成されている。突起13aを含む阻止部13はベルト2の搬送方向と反対側(図17(a)の軸13b周りの矢印の方向)に付勢されている。通常の状態において、図17(a)の実線で示すように突起13aは下を向いている(突起13aとベルト2の間隔が最小である)。メダルが重なった状態で搬送されると、上の方のメダルが突起13aに触れてこれを矢印と反対側に阻止部13を少し回転させるが、メダルの方は突起13aから反力を受けて押し戻される。
【0045】
阻止部13を回転可能に構成することにより、メダルが阻止部13とベルト2の間で詰まることを防止できる。阻止部13の回転を検出するセンサを設け、阻止部13が所定角度以上回転したとき処理能力以上のメダルが投入されたと判断して、メダル送り出し装置を停止するようにしてもよい。
発明を理解するための参考例としての形態10.
【0046】
阻止部材は直線状(ベルト用ローラ6の回転軸と平行)なものに限定されない。例えば、図18(a)に示すようにベルト2の上から見て円弧状の阻止部材14であってもよい。図18(a)の形状であればメダルMをベルト2の中央に集めることができる。
【0047】
阻止部材に複数の円弧を持たせるようにしてもよい。例えば、図19(a)の阻止部材15は2つの円弧をもつ。これら円弧はメダルMの形状及び大きさに対応している。
【0048】
阻止部材14,15の形状を円弧状にすることにより、メダルMとの接触面積を増やしてこれをしっかりと保持することができる。
発明を理解するための参考例としての形態11.
【0049】
図20に示すように、ベルト2にメダルMの形状及び/又は大きさに合わせた凹部2aを設けるとともに、棒状あるいは板状の阻止部材16を設けるようにしてもよい。凹部2aの深さはメダルMの厚み程度である。あるいはこれよりやや薄いあるいはやや深いものである。凹部2aはメダルMを1枚ずつしっかりと保持して搬送するためのものである。阻止部材16の機能は前述の場合と同様であるが、凹部2aの深さ分だけベルト2と阻止部材16の間隔は短くなっている。図20の凹部2aの形状は円形であるがこれに限定されず、矩形であってもよい。
発明を理解するための参考例としての形態12.
【0050】
上記形態に係る分離手段はいずれも物理的な接触によりメダルを分離するものであった。これに対し、図21は流体を噴出するノズル17を設け、ここから噴出される流体(例えば空気)により重なったメダルのうち上のメダルを押し戻すようにしてもよい。
発明を理解するための参考例としての形態13.
【0051】
図22に示すように、メダルMが分離手段3を通過する前に、ベルト2上のメダルMを振動させる振動手段20が設けられていてもよい。振動手段20によってベルト2上のメダルMを振動させることにより、分離手段3の前段階で、メダルMが重なっていた場合でも、メダルMをばらしたり、又は重なり枚数を低減することができる。その結果、分離手段3において、メダルMがつまるのを確実に防止することができる。
【0052】
振動手段20は、たとえば、ベルト2を振動させて、メダルMを振動させる構成とすることができる。このベルト2の振動は、ベルト2の表面に対して垂直方向に振動させてもよく、または、ベルト2の表面と平行方向に振動させてもよい。ベルト2をその表面に対して垂直方向に振動させる場合には、振動手段20は、たとえば、ベルト2と接し、かつ、断面形状が多角形(たとえば6角形、8角形)である回転体により構成されることができる。この回転体20が、図23(a)および図23(b)に示すようにベルト2の動きに追従して回転(ベルト2の応力を受けて回転)することにより、ベルト2をその表面に対して垂直方向(上下方向)に振動させることができる。その結果、ベルト2を介してメダルMを上下方向に振動させることができ、メダルMをばらしたり、又はメダルMの重なり枚数を低減することができる。したがって、分離手段3とベルト2との間に、メダルMがつまるのを確実に防止することができる。
【0053】
なお、駆動部たとえばモーター(図示せず)により、回転体20をベルト2と同一の回転方向に回転させてもよい。また、回転体20は、断面形状が多角形のものに限定されず、図24(a)〜図24(c)に示すように、突起部22が設けられていればよい。
発明を理解するための参考例としての形態.14
【0054】
図25に示すように、分離手段3よりメダル受け部1側において、メダルMを分離手段3とベルト2との間に案内する案内部30を設けてもよい。この案内部30の案内面30aは、分離手段3に近づくにつれて、ベルト2に向かって傾斜していることができる。この案内部30は、板状であることができる。
【0055】
このように案内部30を設けることにより、メダルMを確実に分離手段3とベルト2との間に導入することができる。
【0056】
本発明は、以上の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
【0057】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、メダルを一度に投入することを可能にするとともに、メダルを確実に送り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明を理解するための参考例としての形態1に係るメダル送り出し装置の概要図である。図1(a)は断面図、図1(b)は斜視図である。
【図2】発明を理解するための参考例としての形態1に係るメダル送り出し装置を遊技機(スロットマシン)に適用した例を示す図である。
【図3】発明を理解するための参考例としての形態1に係るメダル送り出し装置を斜め上から見た状態を示す図である。
【図4】発明を理解するための参考例としての形態1に係るメダル送り出し装置のメダル受け部を外した状態でその内部を見た図である。
【図5】発明を理解するための参考例としての形態1に係るメダル送り出し装置を背面から見た図である。
【図6】発明を理解するための参考例としての形態1に係るメダル送り出し装置の動作説明図である(メダル1枚の場合)。
【図7】発明を理解するための参考例としての形態1に係るメダル送り出し装置の動作説明図である(メダル1枚の場合)(続き)。
【図8】発明を理解するための参考例としての形態1に係るメダル送り出し装置の動作説明図である(メダル1枚の場合)(続き)。
【図9】発明を理解するための参考例としての形態1に係るメダル送り出し装置の動作説明図である(メダル2枚の場合)。
【図10】発明を理解するための参考例としての形態2に係るメダル送り出し装置の概略図である。
【図11】発明の実施の形態3に係るメダル送り出し装置の概略図である。
【図12】発明を理解するための参考例としての形態4に係るメダル送り出し装置の概略図である。
【図13】発明を理解するための参考例としての形態5に係るメダル送り出し装置の概略図である。
【図14】発明を理解するための参考例としての形態6に係るメダル送り出し装置の概略図である。
【図15】発明を理解するための参考例としての形態7に係るメダル送り出し装置の概略図である。
【図16】発明を理解するための参考例としての形態8に係るメダル送り出し装置の概略図である。
【図17】発明を理解するための参考例としての形態9に係るメダル送り出し装置の概略図である。
【図18】発明を理解するための参考例としての形態10に係るメダル送り出し装置の概略図である。
【図19】発明を理解するための参考例としての形態10に係る他のメダル送り出し装置の概略図である。
【図20】発明を理解するための参考例としての形態11に係る他のメダル送り出し装置の概略図である。
【図21】発明を理解するための参考例としての形態12に係るメダル送り出し装置の概略図である。
【図22】発明を理解するための参考例としての形態13に係るメダル送り出し装置の概略図である。
【図23】発明を理解するための参考例としての形態13に係るメダル送り出し装置の動作を示す概略図である。
【図24】発明を理解するための参考例としての形態13に係るメダル送り出し装置の回転体の変形例を示す概略図である。
【図25】発明を理解するための参考例としての形態14に係るメダル送り出し装置の概略図である。
【符号の説明】
1 メダル受け部
2 ベルト
3 ローラ
4 メダルガイド
5 第2のメダルガイド
6 ベルト用ローラ
7 プーリー
8 モーター軸
9 フレーム
10〜16 阻止部材
17 ノズル
20 振動手段
22 突起部
30 案内部
30a 案内面
100 メダル送り出し装置
101 スタート/ストップスイッチ
A メダル受け部の開口部
B ベルト
M メダル
S スペーサ
Claims (2)
- 投入されたメダルが通過することのできる開口部を底部に設けたメダル受け部と、前記メダル受け部の下側に設けられ、前記開口部からメダルを受けてこれを搬送するベルトと、前記メダル受け部と前記ベルトの間に設けられ、複数のメダルが重なっている場合に該複数のメダルを分離することのできる分離手段とを備えているメダル送り出し装置において、
前記分離手段は、前記ベルト面と略平行に設けられたローラを備え、
前記ローラは2つ設けられ、これらのローラの軸方向は互いに交差して、平面視において両ローラは「く」の字型を形成するとともに、「く」の字型の折れ曲がり部分が他の部分よりも搬送方向の下流側に位置するように配置され、両ローラはメダルを搬送する方向とは逆送する方向に回転し、この両ローラによってメダルを前記ベルトの中央方向に押し返していることを特徴とするメダル送り出し装置。 - 前記メダル受け部の底部の開口部は、複数のメダルが同時に通過できるものであることを特徴とする請求項1記載のメダル送り出し装置。
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