JP3831092B2 - サーバ - Google Patents

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    • H04L69/322Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
    • H04L69/329Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the application layer [OSI layer 7]

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介してクライアントに接続されたサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットでは、WWW(World Wide Web)など、サーバからクライアントに向けて一方向的に情報提供を行なう蓄積型情報サービスに加え、近年では、クライアントとサーバとの間で対話を行なう双方向情報サービスが盛んになってきている。このような対話型の双方向情報サービスの例としては、例えばチャットシステムや、各クライアントのオペレータの化身がコンピュータシステム内に構築された仮想世界に入り込んで互いに会話するコミュニケーションシステム等がある。このような対話型のサービス、例えばチャットシステムにおいては、1つのチャットルーム(そこに加わっている人どうしが相互に会話をかわす(通信を行なう)ことのできる仮想的な部屋)で同時に100人の人が会話しようとしても会話が輻輳してしまい、混乱を招くだけであり、このような対話型のサービスにおいては、同時に相互に会話をかわすことのできる人数に適正な人数が存在する。このことから1つのチャットルールに入ることのできる人数が制限されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のシステムでは、そのチャットルームに入ることのできる人数を単純に制限しているだけなので、そのチャットルームに入ろうとしたときに人数が定員に達していれば入れない、というような単純な処理を行なっており、そこに入るためには、暫らく時間をおいて再度そのチャットルームに入ることを試みるなど、場合によっても何度も試みる必要があり、不便なものであった。
【0004】
本発明は、参加人数が制限されている通信サービスが満杯(そこに参加している人数が上限に達している)であったときや再び空きが生じたときに、好適な処理を行なうことのできるサーバを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明のサーバは、ネットワークを介して複数のクライアントと接続され、それら複数のクライアントに向けて情報提供を行なうサーバにおいて、
クライアントに向けて一方向的に情報提供を行なう単方向通信モードと、クライアントに向けてメッセージを送信するとともに該クライアントから送信されてきたメッセージを受信する双方向通信モードとの間で、通信モードを各クライアント毎に切り替える通信モード切替手段を備えたことを備えたことを特徴とする。
【0006】
本発明では、上記のとおり、ネットワークを介して接続された複数のクライアントそれぞれに対し、単方向通信サービスと双方向通信サービスを行なう端末等をサーバと称している。
例えば一例として、あるソフトウェアハウスがサーバとなってそのソフトウェアハウスが開発したあるソフトウェアについて相談窓口を開設しているとする。双方向通信サービスの定員は5人と定められており、そのサーバのオペレータはそのソフトウェアの使用方法に関する、5人の各質問者(クライアント)からの質問に答えているとする。このときもう1人の質問者から質問要求があったとき、そのサーバは同時には5人の質問を受けてそれらに答えるのがせいいっぱいであるので、その6人目の質問者には、空きが出る(質問を行なっている5人の質問者のうちのいずれか1人の質問が終了する)まで待ってもらうことになる。このとき、その6人目の質問者には、単方向通信サービス、例えばそのソフトウェアに関する一般的な使い方の説明や、典型的な質問に対する質疑応答集等を一方的に提供する。このようにすることにより、6人目の質問者は待っている時間を有効に活用でき、その一方的な質疑応答集に自分の質問に対する解答が含まれていることも有り得る。
【0007】
このように、本発明のサーバは、単方向通信モードと双方向通信モードとの間で通信モードを各クライアント毎に切替える通信モード切替手段を備えたため、双方向通信サービスが満杯のときに双方向通信サービスの要求を行なったクライアントには単方向通信サービスを行なって待たせておき、双方向通信サービスに空きが出来たときに、双方向通信サービスに切り替えることができる。
【0008】
ここで、上記本発明のサーバは、各クライアントに関する通信モードを切り替えるための通信モード切替用操作子を備え、上記通信モード切替手段が、通信モード切替用操作子の操作に応じて各クライアントに関する通信モードを切り替えるものであってもよい。
この場合、サーバのオペレータにより任意のクライアントに対し双方向通信サービスを提供し、また任意のクライアントの双方向通信サービスを停止することができる。
【0009】
また、上記本発明のサーバにおいて、上記通信モード切替手段は、各クライアントに関し、単方向通信モードから双方向通信モードへ切り替えた時刻からの経過時間を計時する計時手段を有し、その計時手段で計時された経過時間が所定時間に達したことをもって、対応するクライアントに関する通信モードを、双方向通信モードから単方向通信モードに切り替えるものであってもよい。
【0010】
双方向通信サービスを提供する時間を制限することによって公平なサービスを行なうことができる。
また、上記本発明のサーバにおいて、上記通信モード切替手段は、各クライアントからの双方向通信サービス要求を受け付けて、双方向通信サービス提供要求を行なったクライアントを特定する情報を保持する要求保持手段を有し、その要求保持手段に保持された情報により特定されるクライアントの中から選択されたクライアントに関する通信モードを、単方向通信モードから双方向通信モードに切り替えるものであることが好ましい。
【0011】
上記要求保持手段を備えることにより、双方向通信サービス要求のあったクライアントが特定され、要求のない他のクライアントに誤ってサービスを提供するといったミスを防ぐことができる。
この要求保持手段を備えた場合に、この要求保持手段が、通信サービス提供要求を行なったクライアントを特定する情報とともに、各クライアントの、双方向通信サービス要求受付順をあらわす情報を保持するものであって、通信モード切替手段が、その要求保持手段に保持された情報により特定されるクライアントのうち双方向通信サービス要求受付順に最先のクライアントに関する通信モードを、単方向通信モードから双方向通信モードに切り替えるものであってもよく、あるいは、その要求保持手段が、双方向通信サービス要求を行なったクライアントを特定する情報とともに、各クライアントが双方向通信サービスを受けたことに対して支払う各クライアントごとの支払額をあらわす情報を保持するものであって、上記通信モード切替手段が、その要求保持手段に保持された情報により特定されるクライアントのうち支払額が最大のクライアントに関する通信モードを、単方向通信モードから双方向通信モードに切り替えるものであってもよく、あるいは、通信モード切替手段が、要求保持手段に保持された情報により特定されるクライアントの中から無作為に選択されたクライアントに関する通信モードを、単方向通信モードから双方向通信モードに切り替えるものであってもよい。
【0012】
このように、要求保持手段により特定されるクライアントの中から双方向通信サービスを提供するクライアントを選択するにあたり、何らかのルールを定めておくと、サーバのオペレータの手間が省かれる。
また、上記要求保持手段を有する形態において、各クライアントの、サーバの利用状況に関するプロファイルを格納しておくプロファイルデータベースを有し、上記通信モード切替手段が、上記要求保持手段に保持された情報により特定されるクライアントの中から上記プロファイルデータベースを参照して選択されたクライアントに関する通信モードを、単方向通信モードから双方向通信モードに切り替えるものであってもよい。
【0013】
具体例を挙げると、例えばプロファイルデータベースが、各クライアントがそのサーバからこれ迄に双方向通信サービスを受けた積算時間をあらわす情報を含み、通信モード切替手段が、要求保持手段に保持された情報により特定されるクライアントのうち上記積算時間が最長のクライアントに関する通信モードを、単方向通信モードから双方向通信モードに切り替えるものであってもよく、あるいは、例えば、上記プロファイルデータベースが、各クライアントがサーバから前回双方向通信サービスを受けた時刻をあらわす情報を含み、通信モード切替手段が、要求保持手段に保持された情報により特定されるクライアントのうち、前回双方向通信サービスを受けた時刻からの経過時間が最長のクライアントに関する通信モードを、単方向通信モードから双方向通信モードに切り替えるものであってもよい。
【0014】
ここで上記「経過時間」の開始時刻は、前回の双方向通信サービスの、開始時刻であってもよく、終了時刻であってもよく、その途中の代表的な時刻であってもよい。
このように、プロファイルデータを用意することにより、一層適切なクライアントを双方向通信サービスに切り替えることができる。
【0015】
また、上記要求保持手段を備えた形態において、その要求保持手段に保持された情報を表示する情報表示部と、要求保持手段に保持された情報により特定されるクライアントの中から通信モードを単方向通信モードから双方向通信モードに切り替えるクライアントを指定するためのクライアント指定操作子とを備え、
上記通信モード切替手段が、クライアント指定操作子の操作により指定されたクライアントに関する通信モードを単方向通信モードから双方向通信モードに切り替えるものであってもよい。
【0016】
この場合、サーバのオペレータは、要求保持手段に保持された情報、すなわち双方向通信サービスを要求しているクライアントを情報表示部に表示し、その表示を見ながら、そのオペレータの考えに沿うクライアントに対し双方向通信サービスを提供することができる。
この場合にさらに、上記要求保持手段が、各クライアントからの双方向通信サービス要求を受け付けるとともに、各クライアントが双方向通信サービスを受けたときにサーバに送信しようとするメッセージに対応する情報(例えばそのメッセージのタイトルや要約等)を受け付けて、双方向通信サービス要求を行なったクライアントを特定する情報とともに、各クライアントごとの、そのサーバに送信しようとするメッセージに対応する情報を保持するものであって、
上記情報表示部が、要求保持手段に保持された、双方向通信サービス要求を行なったクライアントを特定する情報とともに、その要求保持手段に保持された、サーバに送信しようとするメッセージに対応する情報を表示するものであることが好ましい。
【0017】
こうすることにより、サーバのオペレータは、双方向通信サービスを要求しているクライアントの中から双方向通信サービスを提供するクライアントをより適確に選択することができる。
あるいは、各クライアントの、サーバの利用状況に関するプロファイルを格納しておくプロファイルデータベースを有し、
上記情報表示部が、要求保持手段に保持された情報とともに、プロファイルデータベースに格納されたプロファイルを表示するものであってもよい。
【0018】
この場合、サーバのオペレータは、情報表示部に表示されたプロファイルを参照して、より適確なクライアントに双方向通信サービスを提供することができる。
さらに、上記要求保持手段を有する態様において、上記通信モード切替手段が、上記要求保持手段に保持された情報により特定されるクライアントの中から選択されたクライアントに関する通信モードを単方向通信モードから双方向通信モードに変更するに先立って、そのクライアントに双方向通信サービスの開始を予告する双方向通信サービス開始予告手段を有するものであることが好ましい。
【0019】
上記の予告を受け取ったクライアントは、双方向通信の準備が出来ていないときはその準備を行なうことができる。
その場合に、上記通信モード切替手段が、上記双方向通信サービス開始予告手段による双方向通信サービス開始の予告を受けたクライアントからの、双方向通信サービスを受ける準備が完了したことをあらわす準備完了通知を受け取った後に、そのクライアントに関する通信モードを、単方向通信モードから双方向通信モードに切り替えるものであることが好ましい。
【0020】
こうすることにより、準備が多少遅れても確実に準備が出来てから双方向通信サービスを受けることができる。
さらにその場合に、上記通信モード切替手段が、準備完了通知を発信したクライアントを特定する情報を保持する通知保持手段を有し、その通知保持手段に保持された情報により特定されるクライアントに関する通信モードを、単方向通信モードから双方向通信モードに切り替えるものであることがさらに好ましい。
【0021】
こうすることにより、例えば同時に複数の空きが生じた場合などに、あるクライアントに予告通知しそのクライアントからの準備完了通知の到着を待って別のクライアントに予告を通知するなどの煩雑な手続を経ることなく、複数のクライアントに同時に予告を通知し、準備完了通知があったクライアントから順に双方向通信サービスに切り替えることができる。
【0022】
また、上記要求保持手段を有する形態において、その要求保持手段が、双方向通信サービス要求を行なったクライアントを特定する情報に対応づけて、そのクライアントの、このサーバにアクセスしているアドレスを、更新自在に保持するものであることも好ましい形態である。
その都度その都度回線接続を確立する、いわゆるダイヤルアップ接続の場合、回線を一旦切断して次に回線を接続したときにそのクライアントに割り当てられるアドレス(IPアドレス)はその都度異なるものとなる。
【0023】
そこで、上記のように、そのクライアントがサーバにアクセスしているアドレスを更新自在に保持することにより、そのようなダイアルアップ接続の場合に途中で回線を一旦切断しても、その後再接続したとき、双方向通信サービスを再度要求することなく、回線切断前に行なった双方向通信サービス要求が引き続き有効となり、空きが出来たとき、そのクライアントに対し双方向通信サービスを提供することができる。
【0024】
さらに、上記要求保持手段を有する形態においては、要求保持手段が、双方向通信サービス要求を行なったクライアントを特定する情報に対応づけて、そのクライアントに対応する電話番号を保持するものであって、
通信モード切替手段が、要求保持手段に保持された情報により特定されるクライアントの中から選択されたクライアントに関する通信モードを変更しようとした時点で、そのクライアントとの間の、そのネットワーク上の接続が切断されていた場合に、そのクライアントに対応する電話番号に電話をかけて所定の音声メッセージを送信する音声メッセージ送信手段を有するものであることも好ましい形態である。
【0025】
この場合、双方向通信サービスを要求したクライアントは、その後そのネットワーク上の回線を切断した状態においても自分の番が回ってきたことを電話で知ることができる。
さらに、上記要求保持手段を有する形態において、その要求保持手段が、双方向通信サービス要求を行なったクライアントからの、その双方向通信サービス要求の取消しを受け付けて、その要求保持手段に保持された情報の中からその取消しを行なったクライアントを特定する情報を削除するものであることも好ましい形態である。
【0026】
一旦双方向通信サービスを要求しても、その後の事情の変化等により、取消す必要を生じる場合もあるからである。
さらに、上記要求保持手段を有する形態において、その要求保持手段に保持された情報をクライアントに提供する要求情報提供手段を備えることが好ましい。
こうすることにより、クライアントは、その情報の提供を受けて待ち状態を確認することにより、双方向通信サービスを要求するか否か判断することができる。
【0027】
また、上記本発明のサーバにおいて、双方向通信サービスを受けているクライアントとの間の対話内容を他のクライアントに提供する通信内容提供手段を備えることが好ましい。
双方向通信サービスを受けられずにいるクライアントは、他のクライアントとサーバとの間の対話内容を知ることにより参考になる点も多いからである。
【0028】
さらに、上記本発明のサーバが、クライアントからの双方向通信サービス要求を受け付ける代表サーバを含む、クライアントに双方向通信サービスを提供する複数のサーバの集合体からなり、
その代表サーバが、クライアントからの双方向通信サービス要求を上記集合体を構成する複数のサーバに分配する要求分配手段を備えることも好ましい形態である。
【0029】
ここで、上記要求分配手段は、例えば、上記複数のサーバそれぞれが双方向通信サービスを提供しているクライアントの数を参照して、双方向通信サービス要求の分配先を決定するものであってもよい。
このようなシステムを構築することにより、あるサーバには空きがあるのに他のサーバではクライアントが待っているという状態を避けることができ、上記複数のサーバが負荷を公平に分担することができるとともに、クライアントに対するサービスも向上する。
【0030】
さらに、上記本発明のサーバが、クライアントに双方向通信サービスを提供する複数のサーバの集合体からなり、それら複数のサーバ相互間で、同一のクライアントに対する双方向通信サービスを提供するサーバを交代するサービス提供者交代手段を備えることが好ましい。
例えば前述した、ソフトハウスがあるソフトウェアの相談窓口としてのサーバを開設している場合を挙げると、一般的な質問に広く答えることのできるゼネラリストとしてのオペレータと、一部の専門的な質問に答えることのできるスペシャリストとしてのオペレータがそれぞれのサーバを担当している場合に、上記のように構成して、例えば、ゼネラリストとしてのオペレータが極めて専門的な質問を受けたとき、その質問を行なったクライアントをその質問内容に詳しいオペレータが担当しているサーバに交代することができ、クライアントに対するサービス性が向上する。
【0031】
さらに、上記本発明のサーバにおいて、クライアントに送信するメッセージを入力するメッセージ入力手段と、そのメッセージ入力手段からのメッセージの入力状態(メッセージの入力なし、メッセージ入力中など)を監視する入力状態監視手段と、その入力状態監視手段で得られた、上記メッセージ入力手段からのメッセージの入力状態をクライアントに通知する入力状態通知手段とを備えることが好ましい。
【0032】
こうすることにより、クライアント側では、例えばサーバが質問に答えようとしてくれているかどうか等、サーバの様子をクライアント側で知ることができる。
さらに、上記本発明のサーバにおいて、サーバを操作するオペレータがクライアントとの対話が可能な状態にあるか否かをあらわす対話可否情報を入力操作するための状態入力操作子を有し、その状態入力操作子から入力された対話可否情報をクライアントに通知するオペレータ状態通知手段を備えることも好ましい。
【0033】
これにより、サーバのオペレータが、現在対話可能な状態にあるか否かをクライアント側で知ることができる。
さらに、上記本発明のサーバにおいて、双方向通信サービスを受けたクライアントとの対話内容を記録する対話内容記録手段を備えることが好ましい。
これにより、例えば前述のソフトハウスが開設したサーバを例に挙げると、後でその対話内容を編集して質疑応答集を充実させるなど、過去の対話内容の有効利用を図ることができる。
【0034】
上記目的を達成する本発明のクライアントのうちの第1のクライアントは、クライアントに向けて一方向的に情報を行なう単方向通信モードと、クライアントに向けてメッセージを送信するとともにそのクライアントから送信されてきたメッセージを受信する双方向通信モードとを各クライアント毎に使い分けるサーバにネットワークを介して接続されたクライアントにおいて、
サーバに向けて、双方向通信サービスを要求する双方向通信サービス要求手段を含み、上記サーバとの間のメッセージの送受信を担う、動作の停止、開始が自在なメッセージ送受信手段と、
サーバからの、双方向通信サービス開始通知を受け取るサービス開始通知受信手段と、
メッセージ送受信手段を起動するメッセージ送受信手段起動手段とを備えることが好ましい。
【0035】
上記本発明の第1のクライアントは、サーバからの双方向通信サービス開始通知を受け取って、メッセージ送受信手段を起動するように構成したため、メッセージ送受信手段は、常に動作可能な状態で待機していなくても、サービス開始通知受信手段およびメッセージ送受信手段起動手段のみ動作可能な状態にしておきさえすれば、サーバからの双方向通信サービス開始通知を受信したときにメッセージ送受信手段が起動されるため、それ迄の間、そのクライアントのオペレータは他の作業を行なっていることができる。
【0036】
ここで、上記本発明の第1のクライアントにおいて、そのクライアントの電源投入を受けてサービス開始通知受信手段およびメッセージ送受信手段起動手段が起動されるようにあらかじめ設定しておく設定手段を備えることが好ましい。
この場合、上記設定手段を一度動作させておけば、その後はクライアントに電源が投入されれば、サーバからの双方向通信サービス開始通知を受信できる状態となり、双方向通信サービス開始通知を受信すれば上記のメッセージ送受信手段が起動されることになる。
【0037】
この場合にさらに、サーバに、このクライアントに向けて既に双方向通信サービス開始通知が発せられたか否かの問合せを行うサービス開始通知問合せ手段を備え、
上記設定手段が、このクライアントの電源投入を受けて、サービス開始通知受信手段および前記メッセージ送受信手段起動手段に加え、さらに前記サービス開始通知問合せ手段が起動されるようにあらかじめ設定しておくものであって、
上記サービス開始通知問合せ手段が、起動時にその問合せを行なうものであることが好ましい。
【0038】
この形態の場合、クライアントがサーバに対し双方向通信サービスを要求した後電源が切られた場合に、電源が再び投入されると、サーバに対し、自分に向けて既に双方向通信サービス開始通知が発せられたか否か問い合わせが行なわれ、電源が切られていた間に自分に向けて双方向通信サービス開始通知が発せられていた場合に直ちに準備を整え、双方向通信サービスを受けることができる。
【0039】
また、上記目的を達成する本発明のクライアントのうちの第2のクライアントは、クライアントに向けて一方向的に情報提供を行なう単方向通信モードと、クライアントに向けてメッセージを送信するとともにそのクライアントから送信されてきたメッセージを受信する双方向通信モードとを各クライアント毎に使い分けるサーバにネットワークを介して接続されたクライアントにおいて、
サーバに向けて、双方向通信サービスを要求する双方向通信サービス要求手段と、
サーバからの、双方向通信サービス開始予告通知を受け取るサービス開始予告通知受信手段と、
サービス開始予告通知受信手段が双方向通信サービス開始予告通知を受け取ったことと、双方向通信サービスを受ける準備が完了したこととを条件に、サーバに、準備が完了したこをあらわす準備完了通知を送信する準備完了通知送信手段とを備えたことを特徴とする。
【0040】
この第2のクライアントを採用することにより、常に双方向通信サービスを受け得る状態で待機していなくても、自分が双方向通信サービスを受け得る順番が回ってきてからその準備を行なうことができる。
さらに、上記目的を達成する本発明のクライアントのうちの第3のクライアントは、クライアントに向けて一方向的に情報提供を行なう単方向通信モードと、クライアントに向けてメッセージを送信するとともにそのクライアントから送信されてきたメッセージを受信する双方向通信モードとを各クライアント毎に使い分けるサーバにネットワークを介して接続されたクライアントにおいて、
サーバに送信するメッセージを入力するメッセージ入力手段と、
メッセージ入力手段からのメッセージの入力状態(メッセージの入力なし、メッセージ入力中など)を監視する入力状態監視手段と、
入力状態監視手段で得られた、メッセージ入力手段からのメッセージの入力状態をサーバに通知する入力状態通知手段とを備えたことを特徴とする。
【0041】
本発明の第3のクライアントを採用すれば、サーバ側で、そのクライアントが質問しようとしているかどうか等、クライアントの様子を知ることができ、複数のクライアントそれぞれからの質問に応答している場合などに、効率的な時間配分を行なうことができる。
さらに、本発明のクライアントのうちの第4のクライアントは、クライアントに向けて一方向的に情報提供を行なう単方向通信モードと、クライアントに向けてメッセージを送信するとともにそのクライアントから送信されてきたメッセージを受信する双方向通信モードとを各クライアント毎に使い分けるサーバにネットワークを介して接続されたクライアントにおいて、
クライアントを操作するオペレータがサーバとの対話が可能な状態にあるか否かをあらわす対話可否情報を入力操作するための状態入力操作子を有し、その状態入力操作子から入力された対話可否情報をサーバに通知するオペレータ状態通知手段を備えたことを特徴とする。
【0042】
この形態のクライアントを採用すれば、そのクライアントのオペレータが現在対話可能な状態にあるか否かをサーバ側で知ることができる。
【0043】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明のサーバの一実施形態、および本発明のクライアントの一実施形態を含む通信システムの概念図である。
図1には、それぞれがコンピュータシステムからなる、2台のサーバ10,20と、3台のクライアント30,40,50が通信ネットワーク60を介して接続されている様子が示されている。
【0044】
サーバ10,20およびクライアント30,40,50のそれぞれを構成する各コンピュータシステムには、CPUや磁気ディスク等が内蔵された本体部11,21,31,41,51、表示画面12a,22a,32a,42a,52a上に画像を表示する画像表示部12,22,32,42,52、そのコンピュータシステムに各種のデータを入力するための操作子であるキーボード13,23,33,43,53、および表示画面12a,22a,32a,42a,52a上の任意の位置を指定することにより、そのコンピュータシステムに対し各種の指示を行なうマウス14,24,34,44,54が備えられている。
【0045】
さらに、本体部11,21,31,41,51には、可搬型記憶媒体の一種である光磁気ディスク(MO)15,25,35,45,55が装填、取出し自在に装填され、MO15,25,35,45,55に格納されたプログラムやデータを本体部11,21,31,41,51にアップロードしたり、本体部11,21,31,41,51内部のプログラムやデータを、その装填されたMO15,25,35,45,55にダウンロードするための、MOドライブ装置も内蔵されている。
【0046】
本実施形態では、図1に示すようなサーバ・クライアントシステムの形態で通信システムが構成されており、サーバ10,20は、クライアントに向けて一方向に情報提供を行なう単方向通信モードと、クライアントに向けてメッセージを送信するとともにそのクライアントから送信されてきたメッセージを受信する双方向通信モードとを、各クライアント10,20,30それぞれに対し使い分ける機能を有している。一方、各クライアント30,40,50は、各サーバ10,20が提供する一方向的な情報提供を受信したり、各サーバ10,20に対し双方向通信サービスを要求しその要求が受け入れられたときにそのサーバとの間でメッセージを相互に交換する機能を有している。
【0047】
以下、図2以降の各図を参照しながら、本発明のサーバおよびクライアントの各実施形態を含む通信システムの各種の例について説明するが、図2以降の各図において、サーバは図1に示すサーバ10で代表させ、クライアントは図1に示すクライアント30で代表させる。ただし、クライアントを複数台図示するときはクライアント30に次いでクライアント40を代表的に示す。
【0048】
図2は、通信システムの第1例を示す機能ブロック図である。
サーバ10は、サービス提供部110、外部入出力装置180、および外部入出力装置190から構成されている。ここで、外部入出力装置180および外部入出力装置190は機能上分かれるものであって、物理的には、同一の外部入出力装置であってもよく、具体的には、図1に示すサーバ10を構成する画像表示部12、キーボード13およびマウス14がこれに相当する。また、外部入出力装置180には通信モード切替用操作子191が備えられているが、この通信モード切替用操作子191は、キーボード13の、その機能が割り当てられたキー、あるいは、表示画面12a上のあるアイコンをクリックするうように仕向けられたマウス14がこれに相当する。
【0049】
外部入出力装置180は、クライアントとの間で交換されるメッセージの入力や表示を担っており、外部入出力装置190は、クライアントとの間の通信回線の接続や通信モードの変更のための制御コマンドの入力や、それに関連した表示等を担っている。
サービス提供部110には、サービス情報ファイル111、送信部112、受信部113、および接続制御部114が備えられている。
【0050】
サービス情報ファイル111はクライアント30,40に一方向に送信する情報や、クライアントとの間で交換される、あるいは交換されたメッセージが格納されるファイルであり、あらかじめ作成された情報は、例えばMO15に格納されこのサーバ10にアップロードされてサービス情報ファイル111に格納され、クライアントへの通信サービスに提供される。また、外部入出力装置180を構成するキーボード13等から入力されたメッセージも、このサービス情報ファイル111に格納されクライアントに向けて送信される。クライアントから受信したメッセージもこのサービス情報ファイル111に格納された後、外部入出力装置180を構成する画像表示部12の表示画面12a上にそのメッセージが表示される。
【0051】
送信部112は、クライアントに向けたメッセージ等の送信を担っており、受信部113は、クライアントから送られてきたメッセージ等の受信を担っている。接続制御部114は、クライアントとの間で制御情報を送受信して、送信部112,受信部113をクライアントに接続し、あるいはその接続を切る役割りを担っている。
【0052】
一方、クライアント30,40は、本体部310,410と外部入出力装置380,480を有している。本体部310,410は、図1に示すハードウェアとしての本体部31,41に対応しており、そのハードウェアとしての本体部31,41の中に、図2に示す本体部310,410の機能が構築されている。
外部入出力装置380,480は、サーバ10の場合と同様、それぞれ、図1に示すクライアント30,40を構成する画像表示部32,42、キーボード33,43、およびマウス34,44から構成されている。
【0053】
また、本体部310,410には、サービス情報処理部311,411、送信部312,412、受信部313,413、および接続制御部314,414が備えられている。
サービス情報処理部311,411は、外部入出力装置380,480を構成するキーボード33,43等から入力されたメッセージを受け取り通信用のフォーマットに変換して送信部312,412に送り、また、受信部313,413から通信用のフォーマットのメッセージを受け取り表示用のフォーマットのメッセージに変換して、外部入出力装置380,480を構成する画像表示部32,42に送る。画像表示部32,42では、その表示画面32a,42a上にそのメッセージが表示される。
【0054】
送信部312,412、受信部313,413は、それぞれサーバ10に向けたメッセージ等の送信、サーバ10から送られてきたメッセージ等の受信を担っており、接続制御部314,414は、サーバ10の接続制御部114との間で制御情報を送受信して、送信部312,412、受信部313,413をサーバに接続し、あるいはその接続を切る役割りを担っている。
【0055】
ここで、サーバ10は、現在、クライアント30に向けて一方向的に情報を提供する単方向通信サービスを提供しているものとする。このときは、サーバ10の送信部112とクライアント30の受信部313は接続状態にあり、サーバ10の受信部113とクライアント30の送信部312は非接続状態にある。この状態で、サーバ10のオペレータが外部入出力装置190の通信モード切替用操作子191を操作して、クライアント30との間の通信モードを、メッセージを相互に交換することのできる双方向通信モードに切り替えるべく制御コマンドを入力したとする。すると、その制御コマンドが接続制御部114に入力され、接続制御部114は、クライアント30の接続制御部314に向けて双方向通信を行なう旨通知するとともに、サーバ10の受信部113を、クライアント30からのメッセージを受信できる状態に制御する。一方、クライアント30の接続制御部314は、双方向通信を行なう旨の通知を受けて、クライアント30の送信部312を、サーバ10に向けてメッセージを送信できる状態に制御する。これにより、クライアント30の送信部312とサーバ10の受信部113とが接続され、サーバ10の送信部112とクライアント30の受信部313はもともと接続されていることから、サーバ10とクライアント30との間で双方向通信を行なうことができる状態となる。
【0056】
サーバ10では、以上のような、単方向通信サービスから双方向通信サービスへの切り替えは、各クライアントに対しそれぞれ行なうことができる。
図3は、通信システムの第2例を示す機能ブロック図である。
図2に示す第1例との相違点は、サーバ10のサービス提供部110に、送信者リスト115が明示されている点である。
【0057】
図2を参照して説明したようにして、あるクライアントについて単方向通信モードから双方向通信モードに切り替えると、接続制御部14によって、その双方向通信モードに切り替えられたクライアントがこの送信者リスト115に登録される。すなわち、この送信者リスト15は、双方向通信サービスを提供している(サーバに向けてメッセージを送信する資格のある)クライアントのリストである。
【0058】
この送信者リスト115は、接続制御部114を経由して外部入出力装置190に入力され、この外部入出力装置190を構成する、図1に示す画像表示部12の表示画面12a上に、その送信者リストが表示される。このサーバ10のオペレータは、その表示を見て、双方向通信サービスを終了させるクライアントを選択し、通信モード切替操作子191を操作してその選択したクライアントを双方向通信サービスから単方向通信サービスに移行させるべく制御コマンドを入力する。ここでは、クライアント30が双方向通信サービスを受けており、このクライアント30の双方向通信サービスを単方向通信サービスに移行させる制御コマンドが入力されたものとする。すると、接続制御部114は、クライアント30の接続制御部314に対し、単方向通信サービスへ移行することを通知するとともに、受信部113を、クライアント30からのメッセージを受信しないように制御し、さらにクライアント302を送信者リスト115から抹消する。一方、クライアント30の接続制御部314は、送信部312を、サーバ10に向けてメッセージを送信しないように制御する。これにより、クライアント30の送信部312とサーバ10の受信部113との間の接続が断たれ、サーバ10の送信部112とクライアント30の受信部313は引き続き接続されていることから、サーバ10からクライアント30に向けて一方向的に情報を提供する単方向通信サービスに移行したことになる。
【0059】
サーバ10では、以上のような、双方向通信サービスから単方向通信サービスへの切り替えは、送信者リスト115にリストアップされている各クライアントに対しそれぞれ行なうことができる。
図4は、通信システムの第3例を示す機能ブロック図である。
図3に示す第2例との相違点は、サーバ10の本体部310内に、接続制御部114によって参照される時計116が示されている点と、送信者リスト115に、接続開始時刻115aが示されている点である。この接続開始時刻115aは、送信者リスト115にリストアップされている各クライアントに対し双方向通信サービスを開始した時刻を示しており、図2を参照して説明したようにしてあるクライアントに関し単方向通信サービスから双方向通信サービスに移行すると、接続制御部114により、そのクライアントが送信者リスト115に登録されるとともに、時計116が参照されて、その時計116が参照された時点の時刻、すなわち双方向通信サービスに移行した時刻が取得され、その時刻が、今回送信者リストに登録されたクライアントに対応づけられて格納される。
【0060】
接続制御部114は、一定時間毎に、この送信者リスト115内の各クライアントの時刻を調べ、現時点までの間に所定の時間経過している時刻を見つけると、図2を参照して説明したようにして、ただしオペレータの操作を待たずに、その時刻に対応するクライアントについて双方向通信サービスを単方向通信サービスに移行させる。こうすることにより、特定のクライアントのみに長時間双方向通信サービスが提供され他のクライアントが長時間待たされるという事態を回避することができる。
【0061】
図5は、通信システムの第4例を示す機能ブロック図である。
図1に示す第1例との相違点は、サーバ10に接続管理部120が付加されているとともに、クライアント30,40の本体部310,410に接続依頼送信部315,415が付加されている点である。
クライアント30,40の本体部310,410に備えられた接続依頼送信部315,415は、クライアント30,40のオペレータの操作による、外部入出力装置380,480からの指示を受けて、サーバ10に向けて双方向通信サービスの要求(双方向通信サービス要求)を送る役割りを担っている。
【0062】
クライアント30,40から送信されてきた双方向通信サービス要求は、サーバ10の接続管理部120が受信し、その接続管理部120を構成する接続依頼保持部122に、その双方向通信サービスを要求したクライアントを特定するクライアントIDが保持される。双方向通信サービスを提供しているクライアントの数が既に定員に達していた場合、クライアント30,40からの双方向通信サービス要求があっても、それらのクライアント30,40は、空きが出るまで、単方向通信サービスのみ受けることができ、双方向通信サービスは暫く待たされることになる。
【0063】
ここで、双方向通信サービスに空きが生じると、サービス提供部110の接続制御部114が、接続管理部120に、次にどのクライアントに双方向通信サービスを提供するか問い合わせる。すると、接続管理部120を構成する選択部121は、接続依頼保持部122が保持しているクライアントの中から1つ(ここではクライアント30とする)を選択して接続制御部114に渡す。
【0064】
接続制御部114は、これを受けて、図2を参照して説明したようにして、クライアント30との間で双方向通信サービスのための接続を行なう。
又、選択部121は、接続制御部141に渡したクライアントIDを、接続依頼保持部122から抹消する。
図6は、通信システムの第5例を示す機能ブロック図である。
【0065】
図5に示す通信システムとの相違点は、接続依頼保持部122に、FIFO(First−in First−out Memory)122aが示されている点である。
図5を参照して説明したようにして、各クライアントからの双方向通信サービス要求があると、接続依頼保持部122には双方向通信サービス要求を行なってクライアントのクライアントIDが保持されるが、それととももに、FIFO122aに、複数のクライアントから双方向通信サービス要求があったときの、その要求を受け付けた順番が保持される。選択部121は、接続制御部114から次に双方向通信サービスを提供すべきクライアントの紹介依頼があると、接続依頼保持部に保持されているクライアントの中から双方向通信サービス要求を最初に受け付けたクライアントを接続制御部114に通知するとともに、接続依頼保持部122からそのクライアントを抹消する。その後の動作は、図5、図2を参照して説明したとおりである。
【0066】
図7は、通信システムの第6例を示す機能ブロック図である。
図6に示す通信システムとの相違点は、図6に示すFIFO122aに代えて、接続依頼保持部122に支払額記録領域122bが示されている点である。
クライアント30,40は、オペレータによる外部入出力装置380,480の操作に応じて、接続依頼送信部315,415が、サーバ10に対し双方向通信サービス要求を行なうが、オペレータは、その際、外部入出力装置380を操作して、今回双方向通信サービスを受け付ける対価としての支払額を入力する。この支払額をあらわす情報は、双方向通信サービス要求と一緒に情報依頼送信部315,415からサーバ10に送られる。サーバ10はその要求を受け付けて、その接続管理部120の接続依頼保持部122に、その双方向通信サービス要求を行なったクライアントのクライアントIDと支払額を登録する。双方向通信サービスに空きが生じると、選択部121は、接続制御部114からの依頼に応じて、接続依頼保持部122に保持されたクライアントIDの中から、支払額の最も大きなクライアントのクライアントIDを選び出して接続制御部114に通知するとともに、そのクライアントIDを接続依頼保持部122から抹消する。その後の処理は前述のとおりである。
【0067】
図8は、通信システムの第7例を示す機能ブロック図である。図5に示す通信システムとの相違点について説明する。
図8に示す通信システムは、図5に示す通信システムと比べ、サーバ10の接続管理部120に乱数発生部123が付加されている。
選択部121では、接続依頼保持部122に保持されたクライアントの中から1つのクライアントを選択するにあたり、乱数発生部123が参照され、その乱数発生部123から得られた数値に対応したクライアントIDが選択される。
【0068】
このように選択依頼保持部122に保持されたクライアントの中から双方向通信サービスを提供しようとするクライアントを選択するにあたり、上述のような何らかのルールを定めておくと、サーバのオペレータがマニュアルで選択する手間が省かれる。
図9は、通信システムの第8例を示す機能ブロック図である。図5に示す通信システムとの相違点について説明する。
【0069】
図9に示す通信システムは、図5に示す通信システムと比べると、ユーザプロファイル情報ファイル130が示されている点が異なっている。
このユーザプロファイル情報ファイル130には、各クライアント毎の、サーバ10の利用状況に関するプロファイル,例えば、このサーバクライアントシステムに参加した積算時間、前回双方向通信サービスを受けた日時、これまでの利用回数、支払金額等が格納されている。
【0070】
選択部121では、接続依頼保持部122に保持されたクライアントの中から1つのクライアントを選択するにあたり、ユーザプロファイル情報ファイル130が参照され、そこに格納されたプロファイルに基づいて、次に双方向通信サービスを提供するクライアントが選択される。
図10は、通信システムの第9例を示す機能ブロック図である。図9に示す通信システムとの相違点について説明する。
【0071】
図10に示す通信システムには、接続依頼保持部122に参加時間記憶領域122cが示されている。
接続依頼保持部122には、双方向通信サービス要求を行なったクライアントのクライアントIDを保持するにあたり、そのクライアントの過去の累積の、このシステムへの参加時間、すなわち、これ迄にそのクライアントに対し双方向通信サービスを提供した積算時間が、ユーザプロファイル情報ファイル130から読み出され、そのクライアントに対応づけられて格納される。
【0072】
選択部121では、接続依頼保持部122に保持されたクライアントの中から1つのクライアントを選択するにあたり、そこに保持されたクライアントごとの参加時間が参照され、その参加時間が最長のクライアントが選び出される。
図11は、通信システムの第10例を示す機能ブロック図である。図10に示す通信システムとの相違点について説明する。
【0073】
図11に示す通信システムには、図10に示す通信システムにおける参加時間記憶領域122aに代えて、接続依頼保持部122に、前回接続時刻記憶領域122dが示されている。
接続依頼保持部122は、双方向通信サービス要求を行なったクライアントのクライアントIDを保持するにあたり、そのクライアントに前回双方向通信サービスを提供した時刻(前回接続時刻)がユーザプロファイル情報ファイル130から読み出されて、そのクライアントに対応づけられて格納される。
【0074】
選択部121では、接続依頼保持部122に保持されたクライアントの中から双方向通信サービスを提供するクライアントを選択するにあたり、そこに保持された前回接続時刻が参照され、その前回接続時刻が最も古いクライアントが、すなわち、前回双方向通信サービスを提供してからの経過時間が最長のクライアントが、双方向通信サービス提供のために選択される。
【0075】
図12は、通信システムの第11例を示す機能ブロック図である。図5に示す通信システムとの相違点について説明する。
図12に示す通信システムには、図5に示す通信システムと比べ、外部入力装置190が明示されており、その外部入出力装置190に、情報表示部192とクライアント指定操作子193が示されている。情報表示部192は、ハードウェア上は図1に示す画像表示部12がこれに相当し、クライアント指定操作子193は、クライアントを指定すべく操作されるときのキーボード13もしくはマウス14がこれに相当する。
【0076】
接続依頼保持部122に複数のクライアントが登録されているとき、双方向通信サービスに空きができると、接続依頼保持部122に登録された複数のクライアントの中から双方向通信サービスが提供される1つのクライアントが選択されるが、その選択の際、選択部121は、接続依頼保持部122に登録されたクライアントのリストを読み出して外部入出力装置190に送り情報表示部192にそのリストを表示させる。サーバ10のオペレータは、そのリストを見て、次に双方向通信サービスを提供しようとするクライアントを選択し、クライアント指定操作子193を操作してそのクライアントを指定するコマンドを入力する。すると、選択部121は、そのコマンドにより指定されたクライアントを接続制御部114に通知する。
【0077】
図13は、通信システムの第12例を示す機能ブロック図である。図12に示す通信システムとの相違点について説明する。
図13に示す通信システムには、接続依頼保持部122にタイトル・コメントと記憶領域が示されている。
クライアント30,40では、そのクライアントのオペレータによる外部入出力装置380,480の操作に応じて、接続依頼送信部315,415がサーバ10に対し双方向通信サービス要求を行なうが、オペレータはその際、外部入出力装置380,480を操作して、双方向通信サービスを受けた場合に自分がサーバに対して送信したいメッセージのタイトルやそのメッセージの内容をあらわす簡単なコメント等を入力する。
【0078】
このタイトルやコメント等を表わす情報は、双方向通信サービス要求と一緒に接続依頼送信部315,415からサーバ10に送られる。サーバ10は、その要求を受け付けて、接続依頼保持部122に、その双方向通信サービス要求を行なったクライアントのクライアントIDとそのクライアントからその要求とともに送られてきたタイトルやコメント等を登録する。
【0079】
双方向通信サービスに空きができると、選択部122では、接続制御部114の依頼を受けて、接続依頼保持部122に登録されているクライアントやタイトル、コメント等を読み出して外部入出力装置190に送り、その情報表示部192に、そのクライアントと、タイトルやコメントのリストを表示させる。サーバ10のオペレータは、そのリスト、特にタイトルやコメントを見て、次に双方向通信サービスを提供しようとするクライアントを選択し、クライアント指定操作子193を操作してそのクライアントを指定するコマンドを入力する。選択部121は、そのコマンドにより指定されたクライアントを接続制御部114に通知する。
【0080】
図14は、通信システムの第13例を示す機能ブロック図である。図12に示す通信システムとの相違点について説明する。
図14に示す通信システムには、図12に示す通信システムに、さらにユーザプロファイル情報ファイル130が付加されている。このユーザプロファイル情報ファイル130には、各クライアントの、サーバ10の利用状況に関するプロファイル、すなわち、例えば、各クライアントがこのサーバ10からこれ迄に双方向通信サービスを受けた積算時間、双方向通信サービスを前回受けた日時、これ迄の利用回数、支払金額等をあらわす情報が格納されている。
【0081】
双方向通信サービスに空席ができると、選択部121は、接続制御部114の依頼を受けて、接続依頼保持部122に登録されているクライアントを読み出すとともに、ユーザプロファイル情報ファイル130に格納されている、それらのクライアントに対応するプロファイルを読み出して、外部入出力装置190に送り、その情報表示部192に、そのクライアントと各クライアントに対するプロファイルを表示させる。
【0082】
サーバ10のオペレータは、その表示を見て、双方向通信サービスを次に提供しようとするクライアントを選択し、クライアント指定操作子193を操作してそのクライアントを指定するコマンドを入力する。選択部121は、そのコマンドにより指定されたクライアントを接続制御部114に通知する。
図13に示す例では、タイトルやコメントにより、図14に示す例ではプロファイルにより、サーバのオペレータの意に沿った、一層適切なクライアントを選択することができる。
【0083】
図15は、通信システムの第14例を示す機能ブロック図である。図5に示す通信システムとの相違点について説明する。
図15に示す通信システムでは、サーバ10に、接続許可通知部125が付加されており、クライアント30,40に、接続許可受信部316,416が付加されている。
【0084】
選択部121により接続依頼保持部122に保持されているクライアントの中から、双方向通信サービスを次に提供しようとするクライアントが選択されると、その選択情報が接続許可通知部125に通知される。接続許可通知部125は、選択部121で選択されたクライアント(ここではクライアント30が選択されたものとする)に対し、双方向通信サービスの開始の予告をあらわす接続許可通知を発行する。クライアント30が接続許可通知を受け取ると、そのクライアント30のサービス情報処理部311では、外部入出力装置380を構成する画像表示部32の表示画面32aに、双方向通信サービスが開始される旨、表示する。
【0085】
サーバ10の選択部121は、選択したクライアントを特定する情報を、接続許可通知部125に通知するとともに、あらかじめ定められた時間を置いて接続制御部114に通知する。その後の双方向通信サービスのための接続方法は前述したとおりである。
図16は、通信システムの第15例を示す機能ブロック図である。図15に示す通信システムとの相違点について説明する。
【0086】
図16に示す通信システムには、図15に示す通信システムと比べ、クライアント30,40に準備完了通知送信部317,417が付加され、サーバ10に準備完了通知受信部117が付加されている。
クライアント30が接続許可通知を受信すると、サービス情報処理部311は、双方向通信サービスを受けることができる旨、外部入出力装置380の画像表示部32の表示画面32a(図1参照)に表示する。クライアント30のオペレータは必要なコマンドを入力し、双方向通信サービスを受ける態勢が整うと、準備完了通知送信部317からサーバ10に向けて準備完了通知を送信する。
【0087】
サーバの準備完了通知受信部117は、クライアント30からの準備完了通知を受け取ると、クライアント側の準備が完了した旨接続制御部114に通知する。接続制御部114は、クライアント30の準備が完了した旨の通知を受けて、前述のようにしてクライアント30との間の双方向通信サービスのための接続を行なう。
【0088】
このようにして、クライアントからの準備完了通知を待って双方向通信サービスを提供することにより、クライアント側での準備が多少遅れても確実に準備が出来てから双方向通信サービスを受けることができる。
図17は、通信システムの第16例を示す機能ブロック図である。図16に示す通信システムとの相違点について説明する。
【0089】
図17に示す通信システムには、図16に示す通信システムにおける準備完了通知受信部117に代えて、準備完了保持部118が備えられており、さらに選択部119が付加されている。
クライアント30で双方向通信サービスを受ける準備が整うとクライアント30の準備完了通知送信部317からサーバ10に向けて準備完了通知が送信され、サーバ10では、その送信されてきた準備完了通知を準備完了通知保持部118で受信してその準備完了通知を発信したクライアントを特定するクライアントIDを保持する。選択部119は、準備完了通知保持部118に保持されたクライアントIDの中から接続制御部114に渡すクライアントIDを選択して接続制御部114に渡し、その接続制御部114に渡したクライアントIDを準備完了通知保持部118から抹消する。接続制御部114は、選択部119から受け取ったクライアントIDが示すクライアントに対し、前述したようにして、双方向通信サービスのための通信回線の接続を行なう。
【0090】
図17に示す通信システムでは、準備完了通知保持部118および選択部119を備えたことから、例えば、双方向通信サービスに複数の空席が出来たとき、接続管理部120の選択部121では複数のクライアントを同時に選択し、接続許可通知部125からそれら同時に選択された複数のクライアントそれぞれに対し接続許可通知を発することが出来る。複数のクライアントから準備完了通知が戻ってきたとき、準備完了通知保持部118に保持しておいて選択部119で1つずつ取り出して接続制御部114に渡すことにより、準備完了通知を発行した複数のクライアントに対し双方向通信サービスのための回線接続が順次行なわれる。これに対し図16の通信システムの場合、仮に複数のクライアントに同時に接続許可通知が発せられ、それら複数のクライアントからほぼ同時に準備完了通知が届くと、複数制御部14は同時には1つのクライアントに対する回線接続しかできないため、僅かに遅れて受信された準備完了通知を発信したクライアントに対する回線接続が行なわない結果となってしまう。従って、図16の通信システムの場合、接続許可通知部125では、同時に複数の空席が生じた場合であっても、同時には1つのクライアントにのみ接続許可通知を発行し、そのクライアントに関する回線接続の完了を待って次のクライアントに接続許可通知が発せられる。
【0091】
図18は、通信システムの第17例を示す機能ブロック図である。図15に示す通信システムとの相違点について説明する。
図18に示す通信システムは、図15に示す通信システムと比べ、サーバ10にユーザ情報管理部130が付加されており、各クライアント30,40にユーザ情報送信部318,418が付加されている。
【0092】
代表的にクライアント30で説明する。クライアント30が、サーバ10から単方向通信サービスを受けるため、あるいは双方向通信サービスを要求するためにサーバ10にアクセスすると、ユーザ情報送信部318から、クライアント30のクライアントIDと、今回アクセスしたことに関するクライアント30のアドレス(IPアドレス)がサーバ10に送信され、サーバ10では、ユーザ情報登録部131によりその送信されたクライアントIDとIPアドレスが受け取られ、ユーザ端末情報ファイル132に登録される。
【0093】
サーバ10へのアクセスが終了し回線が一旦切断されると、ユーザ情報登録部131により、ユーザ端末情報ファイル132に登録されている、その回線が切断されたクライアントに関する情報が抹消され、サーバ10へのアクセスが再度行なわれると、上記と同様にして、ユーザ情報送信部318から、クライアント30のクライアントIDと、今回アクセスしたことに関するクライアント30のIPアドレスがサーバ10に通知され、サーバ10側で、この通知を基に、ユーザ端末情報ファイル内にクライアントとIPアドレスが再度登録される。
【0094】
クライアント30が双方向通信サービスを要求するとサーバ10の接続管理部120の接続依頼保持部122に、クライアント30のクライアントIDが登録される。双方向通信サービスに空席が出来て、選択部121により接続依頼保持部に保持されたクライアントIDの中からクライアント30のクライアントIDが選択されると、選択部121は、ユーザ情報管理部130の端末情報変換部133に、そのクライアントIDを持ったクライアント(ここではクライアント30)の現在のIPアドレスを問い合わせる。端末情報変換部133は、ユーザ端末情報ファイル132を参照して、そのクライアントIDを持ったクライアントのIPアドレスを取得し、そのIPアドレスを選択部121に通知する。選択部121は、その通知を受けたIPアドレスを接続許可通知部125および接続制御部114に通知し、接続許可通知部125は、その通知を受けたIPアドレスに対し接続許可通知を送り、接続制御部114は、その通知を受けたIPアドレスに対し双方向通信サービスのための回線接続を行なう。
【0095】
図18に示すように構成すると、例えばダイヤルアップ回線のように、接続するたびにIPアドレスが変化するような環境下でこの通信システムを稼働させる場合であっても、回線が切断、再接続されてもクライアントを混同することなく、適切なサービスが行なわれる。
図19は、通信システムの第18例を示す機能ブロック図である。図18に示す通信システムとの相違点について説明する。
【0096】
図19に示す通信システムは、図18に示す通信システムと比べ、サーバ10の接続管理部120に、公衆電話網を介して接続された電話機に向けて電話を掛けるダイヤラ126と、ダイヤラ126が電話をかけた相手に対し送信する音声情報(ここでは、双方向通信サービスを提供しようとしたが回線が切れているという趣旨の音声情報)が格納された通話メッセージファイル127が付加されている。
【0097】
クライアント30がサーバ10にアクセスすると、クライアント30のユーザ情報送信部318は、クライアント30のクライアントIDと、今回のアクセスによるIPアドレスと、さらにクライアント30のオペレータが受けることのできる電話の電話番号が、サーバ10のユーザ情報管理部130に通知され、ユーザ端末情報ファイル132に登録される。
【0098】
クライアント30からのアクセスが終了し回線が切断されるとユーザ情報登録部131は、ユーザ端末情報ファイル132中のクライアント30のクライアントIDに対応するIPアドレスの情報は抹消するが電話番号はそのまま残しておく。
端末情報変換部133が選択部121からの依頼を受けてクライアントIDを基にそのクライアントのIPアドレスを取得しようとしても、そのIPアドレスが見つからなかったとき、すなわち、そのクライアントとの接続が切られていた時は、そのクライアントIDに対応する電話番号を取得し、その電話番号を選択部121に通知する。選択部121は、サーバ10とクライアント30との間の回線が切られていることから、接続制御部114にはその旨通知し、接続許可通知部25へのIPアドレスの通知に代えてダイヤラ126にその電話番号を通知する。すると、ダイヤラ126は、その通知を受けた電話番号に電話をかけ、相手が電話に出ると、通話メッセージ127に格納された音声情報を送る。これにより、クライアント30のオペレータは、回線が切断されていて双方向通信サービスを受けることができない旨知ることができる。その後の処理としては、例えば、ある一定時間内に回線が再接続された場合にクライアント30に対し双方向通信サービスを提供してもよく、今回の双方向通信サービス要求は取消しとし、双方向通信サービスを受けたいときはクライアント30から再度双方向通信サービスを要求するようにしてもよい。
【0099】
図20は、通信システムの第19例を示す機能ブロック図である。図5に示す通信システムとの相違点について説明する。
図20に示す通信システムは、図5に示す通信システムと比べ、サーバ10の接続管理部120に依頼取消受付部128が付加されており、かつ、各クライアント30,40に依頼取消送信部319,419が付加されている。
【0100】
例えばクライアント30からサーバ10に双方向通信サービスを要求し、現在待機中であった場合において、何らかの都合で双方向通信サービス要求を取消そうとするときは、クライアント30のオペレータにより外部入出力装置380からその取消しを指示するコマンドが入力される。すると、依頼取消送信部319は、サーバ10に向けて一旦行なった双方向通信サービス要求の取消し要求を発信する。サーバ10では、この取消し要求を、接続管理部120の依頼取消受付部128で受け付け、この依頼取消受付部128は、この取消し要求を受け付けると、接続依頼保持部122に保持されている、その取消しを発信したクライアントのクライアントIDを削除する。
【0101】
図21は、通信システムの第20例を示す機能ブロック図である。図5に示す通信システムとの相違点について説明する。
図21に示す通信システムは、図5に示す通信システムと比べ、サーバ10の接続管理部120に処理状況送信部129が付加されており、かつ、各クライアント30,40に処理状況受信部320,420が付加されている。
【0102】
サーバ10の接続管理部120を構成する接続依頼保持部122には、双方向通信サービスを要求したクライアントを特定するクライアントIDが登録されている。処理状況送信部129は、接続依頼保持部122から、そこに登録されているクライアントIDのリストを読み出し、各クライアント30,40に向けて送信し、各クライアント30,40の処理状受信部320,420ではそのクライアントIDリストを受信する。各クライアント30,40ではその受信したリストを外部入出力装置380,480を構成する画像表示部32,42の表示画面32a,42aに表示することができ、各クライアント30,40のオペレータは、双方向通信サービスをサーバ10に依頼しようとしたとき、その表示されたリストを見て多数のクライアントIDが並んでいるときは双方向通信サービスの要求を見合わせるなどの処置をとることができる。
【0103】
図22は、通信システムの第21例を示す機能ブロック図である。図2に示す通信システムとの相違点について説明する。
図22に示す通信システムは、現在、サーバ10はクライアント30に対し双方向通信サービスを提供しており、クライアント40には単方向通信サービスを提供している。このような状況において、クライアント40に送信する情報にはサーバ10とクライアント30との間で交換しているメッセージも含まれる。
【0104】
双方向通信サービスを受けられずにいるクライアントは、他のクライアントとサーバとの間の対話内容を知ることにより参考になる点も多いからである。
図23は、通信システムの第22例を示す機能ブロック図である。
図23には、2台のサーバ10,20と1台のクライアント30のほか、図1には図示されていないサービス代表サーバ70が示されている。ここでは、クライアント30から見ると、2台のサーバ10,20とサービス代表サーバ70の集合体が1つのサーバとして観念される。
【0105】
サーバ20の構成は、サーバ10の構成と同一であって、サービス提供部210と外部入出力装置280とを有し、サービス提供部210には、サービス情報ファイル211、送信部212、受信部213、および接続制御部214が備えられている。またサービス代表サーバ70には、接続依頼受信部71、サーバ群管理部72、およびサーバ選択部73が備えられている。
【0106】
クライアント30は、双方向通信サービス要求を発行すると、その要求は、サービス代表サーバ70の接続依頼受信部71で受信される。接続依頼受信部71は、その要求を受信すると、サーバ選択部73に対しその要求を行なったクライアントの属性(例えば通信形式、通信速度など)を通知し、その属性に合った適当なサーバを選択するよう依頼する。サーバ群管理部70は、サービス代表サーバ70の管轄下にある複数のサーバ10,20の属性等を管理しており、サーバ選択部73は、接続依頼受信部71からの依頼を受けてサーバ群管理部72に登録されている複数のサーバの中から適切なサーバを選択し(ここではサーバ10が選択されるものとする)、その選択したサーバ10の接続制御部114に双方向通信サービス要求を行なったクライアントに関する情報を提供して、そのクライアントへの双方向通信サービスの提供を依頼する。接続制御部114は、この依頼を受けて、そのクライアントとの間の双方向通信サービスのための回線接続を行なう。
【0107】
図24は、通信システムの第23例を示す機能ブロック図である。図23に示す通信システムとの相違点について説明する。
図24に示す通信システムには、図23に示す通信システムと比べ、、各サーバ10,20に、処理状況通知部115,215が付加されている。
各サーバ10,20の処理状況通知116,216は、接続制御部114,214から各サーバ10,20の負荷状況、すなわち双方向通信サービスを提供しているクライアントの台数の情報を入手して、サービス代表サーバ70のサーバ群管理部72に送る。
【0108】
クライアントから双方向通信サービス要求があったとき、サーバ選択部73は、サーバ群管理部72から各サーバ10,20の負荷状況の情報を入手し、現在負荷が最も軽いサーバに対し、そのクライアントへの双方向通信サービスの提供を依頼する。
このような集合体としてのサーバを持ったシステムを構築すると、あるサーバには空きがあるのに他のサーバではクライアントが待っているという状態を極力避けることができ、複数のサーバ10,20が負荷を公平に分担できることともにクライアントに対するサービス性も向上する。
【0109】
なお、図23,図24に示す例では、サービス代表サーバ70は、クライアントからの要求を分配するだけの役割りを担っているが、クライアントからの要求を分配するとともに、自分自身も双方向通信サービスの提供を分担しもよい。
図25は、通信システムの第24例を示す機能ブロック図である。図23に示す通信システムとの相違点について説明する。
【0110】
図25に示す通信システムには、図23に示す通信システムにおけるサービス代表サーバ70は備えられておらず、したがって、図25に示す2台のサーバ10,20は、クライアントから見て一応独立したサーバとして作用するが、これら2台のサーバ10,20は、後に説明するような形態で連携動作を行なう。各サーバ10,20には、図23に示す通信システムにおける各サーバと比べ、転送制御部116,216が備えられている。さらに、図25に示す通信システムには、アドレス情報ファイル510および外部入出力装置580が付加されている。アドレス情報ファイル510は、複数のサーバ10,20に対し共通的に備えられていればよいため、共通的に1つのみ示したが、ハードウェア上は、アドレス情報ファイルを各サーバ10,20が別々に持っていて、それらのアドレス情報ファイルの内容が常に一致するように、アドレス情報ファイルの内容が書き替えられるときはサーバどうしでその書き替える内容を通知し合うように構成してもよく、いずれか1台のサーバがアドレス情報ファイルを管理し、他のサーバは、必要に応じて、そのアドレス情報ファイルを管理しているサーバにそのアドレス情報ファイルの内容を問い合わせるように構成してもよい。また、外部入出力装置580は、ハードウェア上は、そのシステムに応じて、複数のサーバそれぞれがアドレス情報ファイルを持つシステムの場合は、それら複数のサーバそれぞれの外部入出力装置と統合され、いずれか1台のサーバがアドレス情報ファイルを管理するシステムの場合は、例えば、そのアドレス情報ファイルを管理するサーバの外部入出力装置と統合される。
【0111】
アドレス情報ファイル510には相互に連携する複数のサーバ10,20のアドレスが登録されており、外部入出力装置580はそのアドレス情報ファイル510に登録されたアドレスの書替えや追加を担当している。
各サーバ10,20に備えられている転送制御部116,216は、自分が提供している双方向通信サービスを他のサーバに交替するときの転送を制御する。
【0112】
現在、サーバ10がクライアント30に対し双方向通信サービスを提供している場合に、サーバ20にこの双方向通信サービスを交代させようとする場合は、サーバ10の転送制御部116は、アドレス情報ファイル510からサーバ20のアドレスを入手し、そのサーバ20の接続制御部214に対しクライアント30のアドレスを知らせて、そのクライアント30に対し双方向通信サービスを提供するよう依頼するとともに、自分(サーバ10)の接続制御部114に対しクライアント30への双方向通信サービスを停止するように依頼する。
【0113】
すると、サーバ10の接続制御部114とクライアント30の接続制御部314との間で連絡をとり合って、サーバ10とクライアント30との間の回線を切り、次いでサーバ20の接続制御部214とクライアント30の接続制御部314との間で連絡をとり合って、サーバ20とクライアント30との間で双方向通信サービスのための回線を接続する。
【0114】
このように、サーバどうしでサービスを交代することができるようにシステムを構築すると、各サーバが提供するサービスに専門性を持たせることができ、クライアントに対するサービス性が向上する。
図26は、通信システムの第25例を示す機能ブロック図である。図2に示す通信システムとの相違点について説明する。
【0115】
図26には、1台のサーバ10と1台のクライアント30が図示されており、サーバ10には、図2に示す通信システムにおけるサーバと比べ、、サービス提供部110に、入力監視部117と状態通信部118が付加されており、さらに外部入出力装置160が付加されている。この外部入出力装置160には、状態表示部161と応答操作子162が備えられている。この外部入出力装置160は、ハードウェア上は、外部入出力装置180および外部入出力装置190と同一のものであってもよく、具体的には、図1に示すサーバ10の画像表示部12、キーボード13、およびマウス14がこれに相当する。このうち、外部入出力装置160を構成する状態表示部161は画像表示部72、応答操作子162はキーボード13もしくはマウス14に相当する。
【0116】
またクライアント30には、図2に示す通信システムにおけるクライアントと比べ、本体部310に入力監視部321と状態通信部が付加されており、さらに外部入出力装置360が付加されている。この外部入出力装置360には状態表示部361が備えられている。この外部入出力装置360は、サーバ10の場合と同様、ハードウェア上は、外部入出力装置380と同一のものであってもよい。
【0117】
サーバ10の入力監視部117は、外部入出力装置180からの、クライアント30に向けた新たなメッセージの入力が開始されたか否かを監視し、新たなメッセージの入力が開始されると、その旨、状態通信部118に通知し、状態通信部118は、クライアント30の状態通信部322に対し、メッセージ入力中であることを通知する。すると、クライアント30の外部入出力装置360の状態表示部361に、サーバ10が自分にあてたメッセージを入力中であることが表示され、クライアント30のオペレータは近々メッセージが送られてくることを知ることができる。その入力されたメッセージはサーバ10の送信部112、およびクライアント30の受信部313を経由してクライアント30に送られる。クライアント30でそのメッセージを受信すると、メッセージを受信したことが、入力監視部321および状態通信部322を経由して外部入出力装置360に伝えられ、メッセージを受信した旨、状態表示部36に表示される。
【0118】
また、クライアント30の入力監視部321は、このクライアント30がサーバ10から双方向通信サービスを受けているとき、外部入出力装置380からの、サーバ10に向けた新たなメッセージの入力が開始されたか否かを監視し、新たなメッセージの入力が開始されるとその旨状態通信部322に通知し、状態通信部322はサーバ10の状態通信部118に対し、メッセージ入力中であることを通知する。サーバ10の状態通信部118は、メッセージ入力中であることの通知を受け取ると、その通知を外部入出力装置160に送る。またクライアント30側でそのメッセージの入力が終了し、そのメッセージをサーバ10が受信すると、受信部113は、そのメッセージを受信した旨、入力監視部117および状態通知部118を経由して外部入出力装置160に送る。サーバ10の外部入出力装置160の状態表示部161には、双方向通信サービス提供中のクライアント毎に、メッセージ入力中であることが通知されたが、あるいは、メッセージが受信されたか、あるいはサーバ10側で未だメッセージ入力が開始されていない状態であるかが表示される。
【0119】
応答操作子162は、サーバ10のオペレータが状態表示部161の表示を確認したことを、サーバ10が双方向通信サービスを提供している各クライアント毎に入力するための操作子であり、状態表示部161が、あるクライアントからの新たなメッセージを受信したことを表示している状態において、応答操作子162により、そのメッセージが受信されたことを確認した旨入力されると、その表示を、メッセージ未入力の状態にリセットする。その後、再びメッセージ入力中あるいはメッセージ受信が通知されると、その旨表示が変更される。
【0120】
図27は、通信システムの第26例を示す機能ブロック図である。図2に示す通信システムとの相違点について説明する。
図27に示す通信システムには、サーバ10およびクライアント30の双方について、図26に示す通信システムにおける入力監視部117,321が省かれており、サーバ10の外部入出力装置160には、図26に示す外部入出力装置における応答操作子162に代わり、状態入力操作子163が備えられており、さらに、クライアント30の外部入出力装置360には、状態入力操作子363が付加されている。
【0121】
サーバ10がクライアント30に対し双方向通信サービスに提供している状態において、サーバ10のオペレータが席を一時離れる場合、あるいは他のクライアントとの間のメッセージ交換(対話)に専念していてクライアント30との間の対話を一時中断したい場合、サーバ10のオペレータは、状態入力操作子163から、今は対話不能である旨入力する。
【0122】
その入力情報は、サーバ10の状態通信部118から送信されクライアント30の状態通信部322で受信され、クライアント30の外部入出力装置360の状態表示部361にサーバ10のオペレータが今は対話不能である旨表示される。サーバ10のオペレータが再び対話可能な状態になり、サーバ10の外部入出力装置160を構成する状態入力操作子163からその旨入力されると、クライアント30の外部入出力装置360の状態表示部361の表示に反映される。
【0123】
クライアント30のオペレータが一時的にサーバ10との対話が不能になった場合、再び対話可能となった場合も上記と同様であり、クライアント30のオペレータの状態は状態入力操作子363から入力され、その入力された情報がクライアント30の状態通信部322からサーバ10の状態通信部118に送られ、サーバ10の状態表示部161に表示される。
【0124】
図28は、通信システムの第27例を示す機能ブロック図である。図2に示す通信システムとの相違点について説明する。
図28に示す通信システムには、図2に示す通信システムと比べ、ログ収集部1191、ログ情報ファイル140、ログ検索部1192、および外部入出力装置170が付加されている。外部入出力装置170は、ログ検索指示用のものであり、ハードウェア上は、外部入出力装置180,190と同一のものである。
【0125】
ログ収集部1191は、双方向通信サービスの中で行なわれたクライアントとの間の対話を収集し、クライアントID、発音時刻、サーバ10のオペレータが設定したキーワードとともにログ情報ファイル140に記録する。ログ検索部1192は、外部入出力装置170からの指示を受けてその外部入出力装置170にログ情報を出力したり、キーワードによるログ情報ファイルの検索を行なう。
【0126】
尚、ここでは、サーバ10の外部入出力装置170からの指示によるログ情報の検索やログ情報の出力を行なうシステムについて説明したが、クライアントからの要求に応じてログ情報の検索を行ない、クライアントに向けてログ情報を送るように構成してもよい。
このように、ログ情報をファイルしておくことにより、過去の対話内容の有効利用を図ることができる。
【0127】
図29は、通信システムの第28例を示す機能ブロック図である。図15に示す通信システムとの相違点について説明する。
各クライアント30,40には、接続許可受取部起動部323,423およびサービス視聴部制御部324,424が付加され、さらに、サービス情報処理部311,411、送信部312,412、受信部313,413、接続制御部314,414、接続依頼送信部315,415、および接続許可受取部起動部323,423が、サービス視聴部3110,4110としてまとめられており、さらに、接続許可受信部316,416とサービス視聴部制御部324,424が接続許可受取部3120,4120としてまとめられている。
【0128】
代表的にクライアント30について説明すると、クライアント30のオペレータが外部入出力装置380を操作して双方向通信サービスを要求するコマンドを入力すると、接続依頼送信部315はサーバ10に向けて双方向通信サービス要求を行なう。この要求は、前述のとおり、サーバ10の接続依頼保持部122に保持される。その後、クライアント30のオペレータは、外部入出力装置380を操作してサービス視聴部3110の動作を休止させアイコン化するなどの処理を行なう。このとき、接続許可受取部起動部323は、接続許可受取部3120を起動し、その後サービス視聴部3110は休止状態となる。こうしておくことにより、接続許可受取部3120という規模の小さな部分のみ起動されている状態となり、クライアント30のコンピュータシステムに、ここにいうクライアントとしての機能以外の処理を実行させることが可能となる。
【0129】
サーバ10から双方向通信サービスの開始を予告する接続許可通知が発せられると、その接続許可通知は接続許可受取部3120を構成する接続許可受信部316で受信される。サービス視聴部制御部324は、接続許可受信部316が接続許可通知を受信したことを受けてサービス視聴部3110を起動する。このように構成することにより、双方向通信サービスを要求してそれが許可されるまでの間、クライアント30のコンピュータシステムを他の目的に使用することができる。
【0130】
図30は、通信システムの第29例を示す機能ブロック図である。図29に示す通信システムとの相違点について説明する。
図30に示す通信システムには、図29に示す通信システムと比べ、各クライアント30,40のサービス視聴部3110,4110にセットアップァイル変更部325,425が追加されている。
【0131】
代表的にクライアント30について説明する。セットアップファイルは、そのクライアント30に電源が投入されたことを受けて起動されるファイルであり、セットアップファイル変更部325は、電源投入時に接続許可受取部3120が起動されるようにセットアップファイルを書き換える。
こうしておくと、サーバ10に対し双方向通信サービス要求を行なった後、クライアント30の電源を一旦切っても、電源を再投入すると接続許可受取部3120が起動されるため、サーバ10から接続許可通知が発せられると、その接続許可通知が発せられた時点でクライアント30に電源が入っている限りその接続許可通知が受信されサービス視聴部3110が起動され、双方向通信サービスを受けることができる。
【0132】
図31は、通信システムの第30例を示す機能ブロック図である。図30に示す通信システムとの相違点について説明する。
図31に示す通信システムには、図31に示す通信システムと比べ、クライアント40の図示が省略されており、サーバ10の接続管理部120に接続許可保持部1291が付加されており、さらにクライアント30の接続許可受取部3120に接続許可確認部326が付加されている。
【0133】
サーバ10の双方向通信サービスに空席が生じ、接続依頼保持部122に保持された空席待ちのクライアントの中から選択部121によりいずれかのクライアント(ここではクライアント30)が選択されたものとする。すると、接続許可通知部125からクライアント30に向けて接続許可通知が発行されるが、その時点でクライアント30の電源が切られていた場合、その接続許可通知はクライアント部30には届かない。その場合、クライアント30に既に接続許可通知が発行された旨、接続許可保持部1291に保持される。クライアント30は、電源が投入されると、その電源投入により接続許可受取部3120が起動され、接続許可確認部326は、サーバ10の接続許可保持部1291に対し、自分(クライアント30)に対する接続許可通知が既に発行されているか否か問い合わせる。自分に対する接続許可通知が既に発行されていたときは、サービス視聴部制御部324によりサービス視聴部3110が起動され、サーバ10の双方向通信サービスを受けることができる。
【0134】
これにより、電源の切断されている間に接続許可通知許可が通知されていたときであっても、それを取りこぼすことなく動作することができる。
【0135】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、参加人数が制限されている通信サービスが満席であったときや、再び空席が生じたときに好適な処理が行なわれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーバの一実施形態、および本発明のクライアント一実施形態を含む通信システムの概念図である。
【図2】通信システムの第1例を示す機能ブロック図である。
【図3】通信システムの第2例を示す機能ブロック図である。
【図4】通信システムの第3例を示す機能ブロック図である。
【図5】通信システムの第4例を示す機能ブロック図である。
【図6】通信システムの第5例を示す機能ブロック図である。
【図7】通信システムの第6例を示す機能ブロック図である。
【図8】通信システムの第7例を示す機能ブロック図である。
【図9】通信システムの第8例を示す機能ブロック図である。
【図10】通信システムの第9例を示す機能ブロック図である。
【図11】通信システムの第10例を示す機能ブロック図である。
【図12】通信システムの第11例を示す機能ブロック図である。
【図13】通信システムの第12例を示す機能ブロック図である。
【図14】通信システムの第13例を示す機能ブロック図である。
【図15】通信システムの第14例を示す機能ブロック図である。
【図16】通信システムの第15例を示す機能ブロック図である。
【図17】通信システムの第16例を示す機能ブロック図である。
【図18】通信システムの第17例を示す機能ブロック図である。
【図19】通信システムの第18例を示す機能ブロック図である。
【図20】通信システムの第19例を示す機能ブロック図である。
【図21】通信システムの第20例を示す機能ブロック図である。
【図22】通信システムの第21例を示す機能ブロック図である。
【図23】通信システムの第22例を示す機能ブロック図である。
【図24】通信システムの第23例を示す機能ブロック図である。
【図25】通信システムの第24例を示す機能ブロック図である。
【図26】通信システムの第25例を示す機能ブロック図である。
【図27】通信システムの第26例を示す機能ブロック図である。
【図28】通信システムの第27例を示す機能ブロック図である。
【図29】通信システムの第28例を示す機能ブロック図である。
【図30】通信システムの第29例を示す機能ブロック図である。
【図31】通信システムの第30例を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
10,20 サーバ
11,21 本体部
12,22 画像表示部
12a,22a 表示画面
13,23 キーボード
14,24 マウス
15,25 磁気ディスク(MO)
30,40,50 クライアント
31,41,51 本体部
32,42,52 画像表示部
32a,42a,52a 表示画面
33,43,53 キーボード
34,44,54 マウス
35,45,55 磁気ディスク(MO)
70 サービス代表サーバ
71 接続依頼受信部
72 サーバ群管理部
73 サーバ選択部
110,210 サービス提供部
111,211 サービス情報ファイル
112,212 送信部
113,213 受信部
114,214 接続制御部
115 送信者リスト
115a 接続開始時刻
116 時計
117 準備完了通知受信部
118 準備完了保持部
119 選択部
140 ログ情報ファイル
180 外部入出力装置
190 外部入出力装置
191 通信モード切替用操作子
192 情報表示部
193 クライアント指定操作子
120 外部入出力装置
121 選択部
122 接続依頼保持部
122a FIFO
122b 支払額記録領域
122c 参加時間記憶領域
122d 前回接続時刻記憶領域
122e タイトル・コメント記憶領域
123 乱数発生部
125 接続許可通知
126 ダイヤラ
127 通話メッセージファイル
128 依頼取消受付部
129 処理状況送信部
130 ユーザプロファイル情報ファイル
131 ユーザ情報登録部
132 ユーザ端末情報ファイル
133 端末情報変換部
160 外部入出力装置
161 状態表示部
162 応答操作子
163 状態入力操作子
310,410 本体部
311,411 サービス情報処理部
312,412 送信部
314,414 接続制御部
315,415 接続依頼送信部
316,416 接続許可受信部
317,417 準備完了通知送信部
318,418 ユーザ情報送信部
319,419 依頼取消送信部
320,420 処理状況受信部
321 入力監視部
322 状態通信部
323,423 接続許可受取部起動部
324,424 サービス視聴部制御部
325,425 セットアップファイル変更部
326 接続許可確認部
360 外部入出力装置
361 状態表示部
363 状態入力操作子
380,480 外部入出力装置
510 アドレス情報ファイル
580 外部入出力装置
1191 ログ収集部
1192 ログ検索部
1291 接続許可保持部
3110,4110 サービス視聴部
3120,4120 接続許可受取部

Claims (4)

  1. ネットワークを介して複数のクライアントと接続され、それら複数のクライアントに向けて情報提供を行なうサーバにおいて、
    クライアントに向けて一方向的に情報提供を行なう単方向通信モードと、クライアントに向けてメッセージを送信するとともに該クライアントから送信されてきたメッセージを受信する双方向通信モードとの間で、通信モードを各クライアント毎に切り替える通信モード切替手段を備え
    前記通信モード切替手段が、各クライアントからの双方向通信サービス要求を受け付けて、双方向通信サービス要求を行なったクライアントを特定する情報を保持する要求保持手段を有し、該要求保持手段に保持された情報により特定されるクライアントの中から選択されたクライアントに関する通信モードを、単方向通信モードから双方向通信モードに切り替えるものであり、
    前記要求保持手段が、双方向通信サービス要求を行なったクライアントを特定する情報とともに、各クライアントが双方向通信サービスを受けたことに対して支払う各クライアントごとの支払額をあらわす情報を保持するものであって、前記通信モード切替手段が、該要求保持手段に保持された情報により特定されるクライアントのうち支払額が最大のクライアントに関する通信モードを、単方向通信モードから双方向通信モードに切り替えるものであることを特徴とするサーバ。
  2. 各クライアントの、該サーバの利用状況に関するプロファイルを格納しておくプロファイルデータベースを有し、
    前記通信モード切替手段が、前記要求保持手段に保持された情報により特定されるクライアントの中から前記プロファイルデータベースを参照して選択されたクライアントに関する通信モードを、単方向通信モードから双方向通信モードに切り替えるものであり、さらに、
    前記プロファイルデータベースが、各クライアントがこのサーバから前回双方向通信サ
    ービスを受けた時刻をあらわす情報を含み、
    前記通信モード切替手段が、前記要求保持手段に保持された情報により特定されるクライアントのうち、前回双方向通信サービスを受けた時刻からの経過時間が最長のクライアントに関する通信モードを、単方向通信モードから双方向通信モードに切り替えるものであることを特徴とする請求項1記載のサーバ。
  3. 前記要求保持手段に保持された情報を表示する情報表示部と、前記要求保持手段に保持された情報により特定されるクライアントの中から通信モードを単方向通信モードから双方向通信モードに切り替えるクライアントを指定するためのクライアント指定操作子とを備え、
    前記通信モード切替手段が、該クライアント指定操作子の操作により指定されたクライアントに関する通信モードを単方向通信モードから双方向通信モードに切り替えるものであり、
    前記要求保持手段が、各クライアントからの双方向通信サービス要求を受け付けるとともに、該各クライアントが双方向通信サービスを受けたときにサーバに送信しようとするメッセージに対応する情報を受け付けて、双方向通信サービス要求を行なったクライアントを特定する情報とともに、各クライアントごとの、このサーバに送信しようとするメッセージに対応する情報を保持するものであって、
    前記情報表示部が、前記要求保持手段に保持された、前記通信サービス提供要求を行なったクライアントを特定する情報とともに、該要求保持手段に保持された、このサーバに送信しようとするメッセージに対応する情報を表示するものであることを特徴とする請求項1又は2記載のサーバ。
  4. 前記要求保持手段が、双方向通信サービス要求を行なったクライアントを特定する情報に対応づけて、該クライアントに対応する電話番号を保持するものであって、
    前記通信モード切替手段が、該要求保持手段に保持された情報により特定されるクライ アントの中から選択されたクライアントに関する通信モードを変更しようとした時点で該クライアントとの間の該ネットワーク上の接続が切断されていた場合に、該クライアントに対応する電話番号に電話をかけて所定の音声メッセージを送信する音声メッセージ送信手段を有するものであることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項記載のサーバ。
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