JP4025042B2 - データ転送システム、データ転送方法、通信管理サーバおよびプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、2台以上の電話端末の間でデータを転送可能としたデータ転送システム、データ転送方法、通信管理サーバおよびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
各種の電話端末のうち、特に携帯可能な電話端末では、他の電話端末と通話する機能以外にも非常に多くの機能が付加されている。これら電話端末は、音声データだけでなく、メール機能やインターネットアクセス機能を利用することにより、文字データ、画像データなどのマルチメディアデータの送受信も可能となっている。
【0003】
また、最近では、Java(登録商標)を用いた携帯電話端末も市販されている。Java(登録商標)の注目するところは、WWW(World Wide Web)によりプログラムを発信したり、プログラムをダウンロードすることが可能であり、携帯電話端末購入後に従来不可能であった種々の機能を容易に追加することが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のような電話端末は、種々の機能の付加により便利な面が多いにも拘らず、端末利用者にとって不便と感じられる面も存在する。
【0005】
その1つは、携帯電話端末と他の電話端末との通話は基本的には1対1のみの関係であり、その結果、3台以上の電話端末相互間での通話ができないという不便がある。従って、複数の電話端末による通話は各電話会社のサービスに依存せざるを得ないのが現状である。
【0006】
他の1つは、今まで所持する携帯電話端末から新しく携帯電話端末を購入して新しい電話番号に変更するような場合、通話を行っている友人,知人等に対し、個別的に電子メールや口頭などで電話番号を通知するしかなく、非常に手間と時間のかかる厄介な通知作業が必要であった。
【0008】
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたもので、電話端末の電話番号変更時に所要とする相手端末に容易に通知可能なデータ転送システム、データ転送方法を提供することにある。
【0009】
さらに、本発明の他の目的は、複数の電話端末間のデータを中継し管理する通信管理サーバおよびプログラムを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数の電話端末および通信管理サーバを備えたデータ転送システムであって、電話帳を含む各種の履歴データが格納され、通信管理サーバからダウンロードした電話番号変更プログラムの実行のもとに電話帳から取得する電話番号変更通知先電話端末の電話番号、電話番号変更に伴う必要関連データを含む電話番号変更要求を送信する変更元電話端末と、電話端末の電話番号と当該電話端末の利用者情報とを保持するデータベースサーバと、電話番号変更プログラムが格納され、変更元電話端末からの電話番号変更要求を受け付けると、必要関連データを保存するとともに、前記データベースサーバに前記電話番号変更通知先電話端末の電話番号、変更元電話端末の変更前後の電話番号を通知し、データベースサーバから当該電話番号変更通知先電話端末の電話番号に対応する利用者情報を取得し、これら電話番号変更通知先電話端末に対し、利用者情報に基づいて変更に関する必要情報とともに電話番号変更通知を行う前記通信管理サーバとを備えた構成である。
【0018】
この発明は以上のような構成とすることにより、電話変更元電話端末から電話番号変更通知先電話端末の電話番号、電話番号変更に伴う必要関連データを含む電話番号変更要求を要求すると、通信管理サーバは、必要関連データを保存する一方、データベースサーバから電話番号変更通知先電話端末の電話番号に対応する利用者情報を取得し、電話番号変更通知を行うので、必要な電話番号変更通知先電話端末に自動的に変更された電話番号を通知することが可能である。
【0019】
なお、通信管理サーバは、電話番号変更通知先電話端末に対して電話番号変更を通知するに際し、電話番号変更プログラムのアクセス先を指示する情報を含んで通知すれば、電話番号変更通知先電話端末がアクセス先をアクセスし、容易に電話番号変更プログラムをダウンロードし、電話帳データを自動更新することが可能である。
【0020】
また、本発明は、通信管理サーバに格納される電話番号変更プログラムを用いて電話番号の変更を行うデータ転送方法であって、変更元電話端末が前記通信管理サーバから電話番号変更プログラムをダウンロードし、当該電話番号変更プログラムの実行のもとに電話帳から取得する電話番号変更通知先電話端末の電話番号、電話番号変更に伴う必要関連データを含む電話番号変更要求を前記通信管理サーバに送信するステップと、この電話番号変更要求を受け付けた通信管理サーバが自身のデータ格納部に前記必要関連データを保存するとともに、電話端末の電話番号と当該電話端末の利用者情報とを保持するデータベースサーバに前記電話番号変更通知先電話端末の電話番号、自身の変更前後の電話番号を通知し、当該電話番号変更通知先電話端末の電話番号に対応する利用者情報を取得するステップと、通信管理サーバが取得した利用者情報に基づいて前記電話番号変更通知先電話端末に電話番号変更通知を行うステップと、この電話番号変更通知先電話端末が自らの電話帳データを更新する場合、前記通信管理サーバから電話番号変更プログラムをダウンロードし更新するステップとを有するデータ転送方法である。
【0021】
本発明は以上のような方法とすることにより、変更元電話端末が電話番号変更プログラムの実行のもとに電話帳から取得する電話番号変更通知先電話端末の電話番号の他、電話番号変更に伴う必要関連データを送信すれば、通信管理サーバでは、必要関連データを保存する一方、電話番号変更通知先電話端末に対して電話番号変更通知を行うので、必要な電話番号変更通知先電話端末に自動的に変更された電話番号を通知することが可能である。
【0022】
さらに、本発明に係わる通信管理サーバは、電話番号変更プログラムを格納するデータ格納手段と、電話番号変更元電話端末から自らの電話帳から取得する電話番号変更通知先電話端末の電話番号、電話番号変更に伴う必要関連データを含む電話番号変更要求を受け付け、必要関連データを保存するとともに、データベースサーバに前記電話番号変更通知先電話端末の電話番号、自身の変更前後の電話番号を通知し、当該データベースサーバから電話番号変更通知先電話端末の電話番号に対応する利用者情報を取得するデータ保存通知手段と、この手段により取得される前記利用者情報に基づき、電話番号変更通知先電話端末に対して電話番号変更通知を行う変更通知手段と、この変更通知手段による通知を受けた電話番号変更通知先電話端末から自らの電話帳データ更新のための前記電話番号変更プログラムの送信要求があったとき、前記電話番号変更プログラムを送信する手段とを備えた構成である。
【0023】
本発明は以上のような構成とすることにより、通信管理サーバが電話番号変更元電話端末から必要な複数の電話番号変更通知先電話端末の電話番号のもとに電話番号変更通知を行うので、従来のように利用者がメールや口頭で1台ずつ通知するといった手間を省くことが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0025】
図1は本発明に係わるデータ転送システムの一実施の形態を示す系統構成図である。
【0026】
このデータ転送システムは、音声による通話およびマルチメディアの送受信が可能な電話端末1と、この電話端末1からの要求を受付け、所要とする通信相手電話端末との通話路を確保し、音声データやマルチメディアデータの中継処理を実行する通信管理サーバ2と、データベースサーバ3とによって構成されている。
【0027】
電話端末1は、複数の電話端末相互間で音声による会話や会議、さらには文字データ、画像データの送受信を行う端末であって、Java(登録商標)などの電話会議プログラムや電話番号変更プログラムのダウンロード機能およびダウンロードしたプログラムの実行機能をもっている。携帯型が好ましいが、必ずしも携帯型である必要はなく、据え置き型であっても同様に適用可能である。
【0028】
この電話端末1は、各種の要求操作を行う操作部11、通常の通話履歴データ、電話会議履歴データ、電話帳データ、ダウンロードしたプログラム、web情報等のメディアデータその他必要なデータを格納するデータ格納部12、CPUで構成されるデータ処理制御部13、データ送受信部14およびデータ表示部15等が設けられている。
【0029】
操作部11は、通常の通話要求、電話会議要求、電話番号変更要求その他通信管理サーバ2から送られてくる各種の要求に対する応答等の操作を行うものであって、各要求に対する操作方法は種々考えられるが、例えばメニュー表示用所定キーの操作のもとにデータ表示部15に複数の要求メニューを表示し、所要とする要求を選択するとか、或いはコントロールキーまたは変換キーの操作のもとに予め各要求ごとに定められる個別キーを操作するなどし、要求内容を入力する。
【0030】
データ処理制御部13は、操作部11からの要求内容に応じてデータ格納部12に格納される所要の要求処理用プログラムに従って当該要求内容を処理制御する機能をもつものであって、例えば電話会議要求処理や電話番号変更通知要求処理については後記する。
【0031】
データ送受信部14は、データ処理制御部13からの制御指示のもとに通信管理サーバ2との間でデータの送受信を行い、受信されたデータはデータ格納部12に格納し、必要に応じてデータ表示部15に表示する。
【0032】
データ表示部15は、データ送受信部14で受信されるデータを表示するだけでなく、データ格納部12に格納される各種のデータ、利用者による電話端末自身の操作状況等の表示を行う機能をもっている。
【0033】
通信管理サーバ2は、電話端末1から送られてくる要求の受付け処理機能、電話端末と通信相手端末との間の通信回線確保機能、各種データの中継機能の他、データベースサーバ3から電話端末1の利用者情報を取得する機能をもっており、データ送受信部21、データ格納部22および通信制御部23および電話端末1からの電話会議要求や電話番号変更通知要求を受けたときに一連の処理を実行する電話会議処理用プログラムや電話番号変更処理用プログラムを格納するプログラムメモリ24などが設けられている。
【0034】
データ送受信部21は、電話端末1との間でデータの送受信を行う他、データベースサーバ3に必要情報の要求を行い、利用者情報を取り込む機能をもっている。
【0035】
データ格納部22は、例えば電話番号変更要求を受け付けた場合には、変更を行う電話端末1に格納されているマルチメディアデータを一時格納するとか、電話端末1や相手電話端末などに送信するためのJava(登録商標)言語で作成された電話会議プログラム、電話番号変更プログラム、データ更新プログラムなどが格納されている。なお、これら電話会議プログラム等はアクセスによりプログラムを発信したり、プログラムを送信したり、通信管理サーバ2を意識することなく通信可能な機能を持つものであれば、Java(登録商標)言語以外の言語による電話会議等のプログラムであってもよい。
【0036】
通信制御部23は、CPUで構成され、電話端末1から受け付けた要求に基づいてプログラムメモリ24に格納される例えば会議要求処理用プログラム等を用いて所定の処理をを実行し、また電話端末1からの通信要求に基づいて所要とする通信相手端末との通話路を確保し、音声データやマルチメディアデータの中継を行う機能をもっている。
【0037】
よって、通信管理サーバ2としては、例えば電話端末1から電話番号変更要求を受け付けたとき、電話端末1に格納されているマルチメディアデータをデータ格納部22に一時格納し、例えば新しく購入した電話端末1または電話番号を変更しようとする電話端末1にデータ転送する。また、必要に応じて電話端末1などからの要求に応じてJava(登録商標)プログラムの送信を行うものである。その結果、電話端末1と通信管理サーバ2との通信は例えばJava(登録商標)プログラムを介して行うことにより、利用者は通信管理サーバ2を意識することなく通信を行うことが可能となる。
【0038】
前記データベースサーバ3は、通信管理サーバ2との間でデータの送受信を行うデータ送受信部31と、通信制御部32と、電話端末1の電話番号と利用者情報とを対応付けて格納する利用者情報データベース33とによって構成されている。
【0039】
ここで、利用者情報とは、例えば要求元となる電話端末1の利用者名、要求先となる通信相手端末の利用者名、通信相手端末のメール機能の有無、メール機能無しの場合には電話番号などの情報である。
【0040】
通信制御部32は、通信管理サーバ2からの要求を処理し、電話端末1の利用者情報を通信管理サーバ2に送信する機能をもっている。
【0041】
次に、以上のように構成されたデータ転送システムを用いたデータ転送方法およびプログラムによる処理例について説明する。
【0042】
(A) Java(登録商標)プログラムの送信について(図2参照)。
【0043】
(1) 電話端末1の利用者は、予め定める操作手順に従って操作部11からJava(登録商標)プログラムの要求操作を行うと(ST1)、データ処理制御部13は、その要求操作に伴う要求内容を取り込み、データ送受信部14を介して要求内容を通信管理サーバ2に送信する(ST2)。
【0044】
(2) ここで、通信管理サーバ2は、データ送受信部21で受信された要求内容を受付け、データ格納部22からJava(登録商標)プログラムを読み出し、要求元電話端末1に送信する(ST3)。電話端末1は、送信されたJava(登録商標)プログラムをデータ格納部12に格納する(ST4)。
【0045】
(3) この状態においては、利用者は、Java(登録商標)プログラムを起動することにより(ST5)、通信管理サーバ2を意識することなく、電話会議要求,電話番号変更通知要求等の各種要求機能を実行することが可能となる(ST6)。
【0046】
(B) 複数の電話端末による電話会議について(図3〜図6参照)。
【0047】
(1) 利用者は、予め定める操作手順に基づき電話端末1の操作部11を操作すると、データ処理制御部13は、操作要求内容に従って図2に示すごとく通信管理サーバ2から既にダウンロードした電話会議プログラムを実行する。
【0048】
データ処理制御部13は図3に示すように、操作部11から会議相手とする全ての会議要求先電話端末1a〜1cの電話番号を入力するか、或いはデータ格納部12に格納される電話帳から会議相手とする会議要求先電話端末1a〜1cの電話番号を抽出することにより入力し(S1)、会議要求元電話端末1の電話番号および会議要求先電話端末1a〜1cの電話番号とともに電話会議要求を通信管理サーバ2に送信する(S2)。なお、電話会議要求の履歴は、データ格納部12に保存されているので、その履歴データから過去の電話会議要求に係わる電話番号をリダイヤルし、再度送信することも可能である。これらステップS1,S2は会議要求ステップである。ここで、データ処理制御部13は、電話会議要求の結果に対する返信待ちの状態となる(S3)。
【0049】
(2) 一方、通信管理サーバ2の通信制御部23は、電話会議に関し、図4に示すような機能ブロックで構成されている。すなわち、通信制御部23は、プログラムメモリ24に格納される電話会議プログラムに基づいて会議要求先情報取得手段201、会議依頼通知手段202、会議参加端末確認手段203および電話会議内容転送手段204を実現するものであり、詳しくは後記する。
【0050】
まず、通信管理サーバ2の通信制御部23は、図5に示すようにデータ送受信部21を介して電話会議要求を受付けると(S11)、会議要求先情報取得手段201を実行する。
【0051】
この会議要求先情報取得手段201は、会議要求元電話端末1および会議要求先電話端末1a〜1c全ての電話番号をデータベースサーバ3に通知し、データベースサーバ3から利用者情報を取得する(S12)。これらステップS11,S12は利用者情報取得ステップとなる。データベースサーバ3は、通信管理サーバ2から会議要求先電話端末1a〜1c等の電話番号を受けると、通信制御部33が利用者情報データベース32を検索し、各電話番号に対応する利用者情報(利用者名・メール機能の有無)を通信管理サーバ2に返信することになる。
【0052】
(3) ここで、通信管理サーバ2の通信制御部23は、会議依頼通知手段202を実行する。この会議依頼通知手段202は、データベースサーバ3から利用者情報を取得すると、電話端末1から要求のあった全ての会議相手端末1a〜1cへ電話会議依頼を通知する(S13:会議依頼通知ステップ)。会議要求先電話端末1a,…にメール機能があれば電子メールにより、またメール機能が無い場合にはオペレータによる音声による通知、或いは自動的に回線を閉結し電話番号を送信するなどにより、電話会議依頼を通知する。このときの通知内容には、会議要求元電話端末1の利用者名、要求先の会議相手端末1aの利用者名、電話会議プログラムへのアクセス先(メールならリンク先、音声または自動送信の場合には電話番号)を含ませる。これらの処理は全ての会議要求先電話端末1a〜1cに対して行う。
【0053】
(4) 電話会議依頼を受けた各会議要求先電話端末1a〜1cは、図6に示すように電話会議に参加可能な場合には、通信管理サーバ2に電話会議プログラムの送信を要求し、この送信された電話会議プログラムを実行し、電話会議を行う。つまり、各会議要求先電話端末1a〜1cは、通信管理サーバ2から電話会議依頼通知を受信すると(S31)、予め定める一定時間以内に受信を気づいたか否かを判断し(S32)、気づいた場合には会議に参加するか否かを判断する(S33)。会議参加の指示があれば、会議参加の通知を返信する(S34)。
【0054】
通信管理サーバ2は、会議参加通知に対する返信があると、電話会議プログラムの送信要求と判断し、当該通信管理サーバ2から電話会議プログラムをダウンロードするので(S35)、所定の格納エリアに保存し、会議の実行に入る(S36)。これら一連のステップは電話会議プログラム送信ステップを意味する。なお、ステップS33において会議不参加と判断すると、会議不参加の通知を返信する(S37)。
【0055】
なお、電話会議プログラムは、通信管理サーバ2から電子メールで電話会議依頼を受けた場合には、電子メールのリンク先に、また例えば音声で受けた場合には指定された電話番号にアクセスし、電話会議プログラムを送信する。
【0056】
電話会議依頼を受けた各会議要求先電話端末1a〜1cの利用者は、電話会議依頼を受信したが、参加する意思のない場合、或いは電話会議依頼を受けたことに気づかなかった場合、一定時間内に電話会議プログラムを送信しない場合には電話会議を実行しない。
【0057】
(5) そこで、通信管理サーバ2の通信制御部23は、図5に示すように電話会議依頼の通知後(S13)、会議参加端末有無確認手段203を実行する。この会議参加端末有無確認手段203は、会議要求先電話端末から会議参加有無の返事が有ったかを判断し(S14)、電話会議プログラムの送信要求有りの場合にはその返事が会議参加でると判断し(S15)、要求のあった電話会議プログラムを送信する(S16)。そして、全ての会議要求先電話端末から返事が届いたかを判断し(S17)、未だ返事が届いていない場合には、ステップS14に移行し同様の処理を繰り返し、未だ返事のない会議要求先電話端末についても返事の有無を判断する(S14)。ここで、返事無しが一定時間を経過したとき(S18)、他の電話要求先電話端末については会議不参加とみなす。
【0058】
そして、通信制御部23は、引き続き、電話会議内容転送手段204を実行する。電話会議内容転送手段204は、電話会議依頼を通知した複数の会議要求先電話端末1a〜1cのうち1台以上の電話端末が会議参加と判断したとき(S19)、電話会議に参加する各端末間の通信回線を確保し(S20)、電話会議を実行する。つまり、電話会議の実行は、会議要求元電話端末1や各会議要求先電話端末からの音声データ(会議内容)が全ての会議参加端末に転送される(S21)。これらステップS19〜S21は会議内容の転送ステップを意味する。そして、音声データを転送しながら、通話が終了した端末が有るか否かを判断し(S22)、通話終了端末があるとき、当該終了した端末へのデータ転送処理を終了する(S23)。全ての端末の通話が終了した時(S24)、電話会議は終了する。
【0059】
なお、ステップS19において1台以上の会議参加端末がないとき、会議要求元の電話端末1に参加者無しを通知し(S25)、同様に電話会議を終了とする。
【0060】
(6) 会議要求元の電話端末1は、図4に示すように電話会議要求を送信後(S2)、通信管理サーバ2から要求結果の返事有りかを判断し(S3)、返事有りの場合には会議参加端末有りかを判断し(S4)、有りと判断されたときには会議要求先電話端末との間で音声による通話データの送受信を行い、会議を実行する(S5)。そして、通信管理サーバ2からステップS24において全ての端末が通話を終了したことを受けると(S6)、各電話端末間の電話会議は終了する。
【0061】
従って、以上のようなデータ転送システムおよびデータ転送方法の実施の形態によれば、電話端末1が通信管理サーバ2にJava(登録商標)などのプログラムをダウンロードし、電話帳から会議相手となる会議要求先電話端末の電話番号を抽出し、通信管理サーバ2に電話会議要求を行うと、当該通信管理サーバ2では、データベースサーバ3から利用者情報を取得し、この利用者情報に含む電子メールなどで電話会議依頼を会議要求先電話端末1a〜1cに通知する。ここで、会議要求先電話端末から例えば電話会議プログラムの送信要求があれば、会議参加端末と判断し、会議要求元電話端末1と会議要求先電話端末との通信回線を確保するので、複数の電話端末間で同時に通話することが可能であり、ひいては複数人で電話会議を行うことができる。
【0062】
また、電話会議要求元電話端末1は、電話会議の要求時に、電話会議相手を任意に選択でき、非常に自由度の高い通話を行うことができる。
【0063】
また、通信管理サーバ2は、電話端末1から電話会議要求を受けると、その要求内容に含む電話番号に関連する利用者情報を取得するので、会議要求先電話端末の状況を容易に把握でき、しかも会議要求先電話端末に電話会議依頼を通知し、会議参加を条件にJava(登録商標)などの電話会議プログラムを提供し、かつ、会議要求元の電話端末を含む各会議参加端末間の通話回線を確保するので、通信管理サーバ2を意識させずに各電話端末間で電話会議を実行させることができる。
【0064】
(C) 次に、本発明に係わるデータ転送システムの要部となる電話番号変更通知について説明する(図7〜図10参照)。
【0065】
(1) 利用者は、予め定める操作手順に基づき電話端末1の操作部11を操作すると、データ処理制御部13は、図7に示すように操作要求内容に従って通信管理サーバ2から既にダウンロードされているJava(登録商標)などの電話番号変更プログラムを実行し(S41)、データ格納部12に格納されている電話帳から電話番号変更通知をしようとする変更通知先電話端末1a〜1cを選択し、或いは利用者が直接電話番号変更通知をしようとする変更通知先電話端末1a〜1cの電話番号を入力し(S42)、通信管理サーバ2に対して電話番号変更要求を送信する(S43)。これらステップS41〜S43は電話番号変更要求送信ステップを意味する。このとき、電話番号変更要求とともに、電話端末(旧)1のデータ格納部12に格納される通話履歴データ、電話会議履歴データ、マルチメディアデータ、電話帳データ、さらに新たに変更する新しい電話番号も通信管理サーバ2に転送する。
【0066】
この状態において、電話端末(新)(電話端末(旧)も含むこともある)1は、データ更新の通知を待つことになる(S44)。
【0067】
(2) 通信管理サーバ2は、電話番号変更通知に関し、図8に示すような機能ブロックで構成されている。すなわち、通信制御部23は、プログラムメモリ24に格納される番号変更処理用プログラムに基づいて、電話端末(旧)1の必要なデータを保存したり、データベースサーバ3に通知するデータ保存通知手段206、新しい電話番号を電話番号変更通知先電話端末1a〜1cに通知する変更通知手段207、通知先電話端末の要請を受けて電話帳データの変更などを自動的に行う例えばJava(登録商標)などの電話番号変更プログラムを送信する手段208、電話端末(旧)1から一時的に預かった必要関連データを電話端末(新)1に転送するための準備完了確認手段209およびこの準備完了確認後に必要関連データを転送するデータ転送手段210その他の必要な手段により構成され、詳しくは後記する。
【0068】
通信管理サーバ2の通信制御部23は、図9に示すようにデータ送受信部21を介して電話番号変更通知要求を受付けると(S51)、データ保存通知手段206を実行する。
【0069】
このデータ保存通知手段206は、電話端末(旧)1から転送されてくる電話番号変更時に必要な各種関連データをデータ格納部22に一時保存した後(S52)、電話番号変更要求元の電話端末(旧)1の旧電話番号、電話番号の変更を通知する全ての変更要求先電話端末1a〜1cの電話番号をデータベースサーバ3に通知する(S53)。このとき、新たに変更する新しい電話端末(新)1の電話番号も通知する。
【0070】
データベースサーバ3は、通信制御部33が利用者情報データベース32を検索し、通知された電話番号に対する利用者情報(利用者名・メール機能の有無)を通信管理サーバ2に返信する。また、変更要求元電話端末の利用者電話番号情報を更新する。これにより通信管理サーバ2は変更要求先電話端末1a〜1cの利用者情報を取得する(S54)。
【0071】
(3) 通信管理サーバ2の通信制御部23は、番号変更通知手段207を実行する。この番号変更通知手段207は、データベースサーバ3から変更要求先電話端末の利用者情報を取得した後(S54、電話端末(旧)1から変更要求先とされた全ての電話端末1a〜1cに電話番号変更通知を送信する(S55)。このとき、通知要求先の電話端末にメール機能があればメールで、メール機能がなければ音声による通知或いは自動的に回線を閉結し電話番号変更通知を送信する。このときの通知の内容には、要求元である電話端末(旧)1の利用者名、通知要求先の端末1a〜1cの利用者名、電話端末(新)1の電話番号、電話番号変更プログラムへのアクセス先(メールならリンク先、音声なら電話番号)を含ませる。
【0072】
(4) 変更要求先の電話端末例えば1aは、図10に示すように電話番号変更通知を受信し(S71)、この受信を一定時間以内に気づいたとき(S72)、自らのデータ格納部の電話帳のデータを更新する必要があるか否かを判断し(S73)、電話帳のデータを更新する必要がある場合には、通信管理サーバ2に更新の必要を含む電話番号変更通知を受けた旨の返事を返信し、通信管理サーバ2から電話番号更新プログラムをダウンロードする(S74)。そして、この電話番号更新プログラムを用いて電話帳データを更新する(S75)。
【0073】
(5) 一方、通信管理サーバ2は、プログラム送信手段208を実行する。このプログラム送信手段208は、全ての変更要求先電話端末1a〜1cに電話番号変更通知を送信した後(S55)、電話番号変更通知を受けた旨の返事が返ってきたかを判断し(S56)、返事が返ってきたと判断されたとき、その返事の中にデータ更新が有るか否かを判断し(S57)、データ更新有りの場合には該当端末に電話番号変更プログラムを送信する(S58)。そして、電話番号変更を通知した全ての端末から返事がきたかを判断し(S59)、未返事の端末が有ればステップS56に戻り、全て返事がきた場合には終了する。また、ステップS56において、返事が一定時間を経過しても来ない場合(S60)には次のステップに移る。
【0074】
(6) また、通信管理サーバ2は、準備完了確認手段209を実行する。この準備完了確認手段209は、電話端末(新)1に対しデータ更新の準備状態にあるかの通知をし(S61)、当該電話端末(新)1から準備完了の返事があるか否かを判断し(S62)、返事有りの場合には電話端末(新)1にJava(登録商標)によるデータ更新プログラムを送信した後(S63)、データ転送手段210を実行する。このデータ転送手段210は、データ更新プログラムの起動によってデータ要求を受けたとき、データ格納部22から必要関連データ、つまり電話端末(旧)1の通話履歴データ、電話会議履歴データ、マルチメディアデータ、電話帳データ、さらに新たに変更する新しい電話番号も転送する(S64)。
【0075】
なお、電話端末(新)1から準備完了の返事が無いときには一定時間を経過したか否かを判断し(S65)、一定時間を経過しても返事が無い時には、通信管理サーバ2の通信制御部23は、相手端末番号変更手段208を実行する。
【0076】
従って、以上のようなデータ転送システムおよびデータ転送方法によれば、電話番号変更元電話端末(旧)1が電話番号変更通知をしょうとする複数の端末の電話番号を電話帳等から抽出し、番号変更要求を行うと、通信管理サーバ2が複数の端末の電話番号に関連する利用者情報を取得し、適宜な通信手段を利用して変更要求先電話端末に電話番号変更通知を行うので、従来のように1台ずつメールや口頭で通知するような面倒がなく、複数の変更要求先に電話番号の変更を通知でき、変更通知の作業を簡単化することができる。
【0077】
また、電話端末(旧)から電話端末(新)に変更するために電話番号を変更する時、番号変更要求とともに、電話端末(旧)に格納される必要関連データを通信管理サーバ2に保存し、当該通信管理サーバ2から電話端末(新)に更新準備完了を確認した後、データ更新プログラムを送信し、必要関連データを転送するので、電話端末(旧)に格納されている全てのデータを電話端末(新)に更新することができる。従って、電話変更要求元電話端末の利用者は、変更前の電話端末と同様のデータ環境下で変更後の電話端末を利用できる。
【0078】
さらに、本発明の通信管理サーバ2は、電話番号変更要求受付け、変更要求先電話端末に電話番号変更通知、当該変更要求先電話端末による電話番号変更時の電話番号変更プログラムの送信等をサービスするので、変更要求先電話端末は比較的容易に通信管理サーバ2を意識させることなく複数の電話端末に変更電話番号を通知させることが可能である。
【0079】
なお、上記実施の形態では、電話会議要求先や変更要求先の電話端末1a〜1cとしては、一般に携帯型のものが使用されるが、据え置き型であってもよく、また音声通話機能を有するものであれば、ノート型を含む各種のコンピュータも含むものである。
【0080】
また、通信路の光ファイバ等の整備と音声出力機能をもつコンピュータ機器とを交えた環境を構築することにより、音声だけでなく、画像を含めたテレビ会議システムにも容易に利用可能であることは言うまでもない。
【0081】
その他、本願発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。また、各実施の形態は可能な限り組み合わせて実施することが可能であり、その場合には組み合わせによる効果が得られる。さらに、上記各実施の形態には種々の上位,下位段階の発明が含まれており、開示された複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得るものである。例えば問題点を解決するための手段に記載される全構成要件から幾つかの構成要件が省略されうることで発明が抽出された場合には、その抽出された発明を実施する場合には省略部分が周知慣用技術で適宜補われるものである。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、通信管理サーバを意識せずに複数の電話端末相互間でスムーズに会話や電話会議を実現できるデータ転送システム、データ転送方法を提供することができる。また、電話会議要求時に任意の複数の電話端末を選択し、非常に自由度をもった状態で電話会議を実現できる。
【0083】
また、本発明は、電話端末の電話番号変更時に所要とする複数の相手端末に選択し、電話番号の変更通知を行うことができるデータ転送システム、データ転送方法を提供できる。
【0084】
さらに、本発明は、電話会議要求元や電話番号変更元電話端末が複数の会議要求先や変更要求先電話端末を選択し、所要の要求を送信するだけで、各会議要求先や変更要求先電話端末に必要な電話会議プログラムや電話番号変更プログラムを提供し、所要とする要求を実現させることができる通信管理サーバおよびプログラムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わるデータ転送システムの系統構成図。
【図2】 電話端末の要求のもとに通信管理サーバからプログラムを送信する図。
【図3】 本発明に係わるデータ転送システムにて電話会議を実現するための会議要求元電話端末の動作手順図。
【図4】 本発明に係わるデータ転送システムにて電話会議を実現するための通信管理サーバの一実施形態を示す機能ブロック図。
【図5】 本発明に係わるデータ転送システムにて電話会議を実現するための通信管理サーバの動作手順図。
【図6】 本発明に係わるデータ転送システムにて電話会議を実現するための会議要求先電話端末の動作手順図。
【図7】 本発明に係わるデータ転送システムにて電話番号変更通知を実現するための会議要求元電話端末の動作手順図。
【図8】 本発明に係わるデータ転送システムにて電話番号変更通知を実現するための通信管理サーバの一実施形態を示す機能ブロック図。
【図9】 本発明に係わるデータ転送システムにて電話番号変更通知を実現するための通信管理サーバの動作手順図。
【図10】 本発明に係わるデータ転送システムにて電話番号変更通知を実現するための変更要求先電話端末の動作手順図。
【符号の説明】
1…電話端末(会議要求元・電話番号変更要求元)
1a,1b,1c…電話端末(会議要求先・電話番号変更要求先)
2…通信管理サーバ
3…フデータベースサーバ
22…データ格納部
23…通信制御部
24…プログラムメモリ
32…通信制御部
33…利用者情報データベース
Claims (7)
- 複数の電話端末および通信管理サーバを備えたデータ転送システムにおいて、
電話帳を含む各種の履歴データが格納され、前記通信管理サーバからダウンロードした電話番号変更プログラムの実行のもとに前記電話帳から取得する電話番号変更通知先電話端末の電話番号、電話番号変更に伴う必要関連データを含む電話番号変更要求を送信する変更元電話端末と、
前記電話端末の電話番号と当該電話端末の利用者情報とを保持するデータベースサーバと、
前記電話番号変更プログラムが格納され、前記変更元電話端末からの電話番号変更要求を受け付けると、前記必要関連データを保存するとともに、前記データベースサーバに前記電話番号変更通知先電話端末の電話番号、前記変更元電話端末の変更前後の電話番号を通知し、前記データベースサーバから当該電話番号変更通知先電話端末の電話番号に対応する利用者情報を取得し、この利用者情報に基づいて電話番号変更通知先電話端末に対して変更に関する必要情報とともに電話番号変更通知を行う前記通信管理サーバと
を備えたことを特徴とする電話端末を用いたデータ転送システム。 - 請求項1に記載のデータ転送システムにおいて、
前記通信管理サーバは、前記電話番号変更通知先電話端末に対して電話番号変更を通知するに際し、前記変更に関する必要情報として前記電話番号変更プログラムのアクセス先を指示する情報を含んでおり、
前記電話番号変更通知先電話端末が前記アクセス先にアクセスしたとき、前記電話番号変更プログラムを送信し、変更通知先電話端末の電話帳データを自動更新可能としたことを特徴とするデータ転送システム。 - 通信管理サーバに格納される電話番号変更プログラムを用いて電話番号の変更を行うデータ転送方法において、
変更元電話端末が前記通信管理サーバから電話番号変更プログラムをダウンロードし、当該電話番号変更プログラムの実行のもとに電話帳から取得する電話番号変更通知先電話端末の電話番号、電話番号変更に伴う必要関連データを含む電話番号変更要求を前記通信管理サーバに送信するステップと、
この電話番号変更要求を受け付けた通信管理サーバが自身のデータ格納部に前記必要関連データを保存するとともに、電話端末の電話番号と当該電話端末の利用者情報とを保持するデータベースサーバに前記電話番号変更通知先電話端末の電話番号、前記変更元電話端末の変更前後の電話番号を通知し、当該電話番号変更通知先電話端末の電話番号に対応する利用者情報を取得するステップと、
前記通信管理サーバが取得した利用者情報に基づいて前記電話番号変更通知先電話端末に対して変更に関する必要情報とともに電話番号変更通知を行うステップとを有することを特徴とするデータ転送方法。 - 請求項3に記載のデータ転送方法において、
旧電話端末から新電話端末に電話番号を変更する場合、前記通信管理サーバが新電話端末に対して前記データ更新プログラムのアクセス先を指示する情報を含んだデータ更新の準備完了か否かを通知するステップと、
前記新電話端末がアクセス先をアクセスし前記通信管理サーバから前記データ更新プログラムをダウンロードするステップと、
前記通信管理サーバが前記データ更新プログラムの送信によりデータ更新の準備完了と判断し、既に保存されている前記必要関連データを前記新電話端末に転送するステップとを有することを特徴とするデータ転送方法。 - 電話番号変更プログラムを格納するデータ格納手段と、電話番号変更元電話端末から自らの電話帳から取得する電話番号変更通知先電話端末の電話番号、電話番号変更に伴う必要関連データを含む電話番号変更要求を受け付け、前記必要関連データを保存するとともに、データベースサーバに前記電話番号変更通知先電話端末の電話番号、前記変更元電話端末の変更前後の電話番号を通知し、当該データベースサーバから電話番号変更通知先電話端末の電話番号に対応する利用者情報を取得するデータ保存通知手段と、この手段により取得される前記利用者情報に基づき、前記電話番号変更通知先電話端末に対して変更に関する必要情報とともに電話番号変更通知を行う変更通知手段と、この変更通知手段による通知を受けた電話番号変更通知先電話端末から自らの電話帳データ更新のための前記電話番号変更プログラムの送信要求があったとき、前記電話番号変更プログラムを送信する手段とを備えたことを特徴とする通信管理サーバ。
- 請求項5に記載の通信管理サーバにおいて、
データ更新プログラムを格納する手段と、旧電話端末から新しく電話番号を変更する新電話端末に対して前記データ更新プログラムのアクセス先を指示する情報を含んだデータ更新の準備完了か否かを通知する手段と、この手段による通知後に前記新電話端末がアクセス先をアクセスしたとき、前記データ更新プログラムを送信し、かつ、既に保存されている前記必要関連データを前記新電話端末に転送する手段とを備えたことを特徴とする通信管理サーバ。 - 電話番号変更プログラムが格納され、所要とする電話番号変更通知先電話端末に対する電話番号変更処理を行うコンピュータに、
電話番号変更元電話端末から自らの電話帳から取得する電話番号変更通知先電話端末の電話番号、電話番号変更に伴う必要関連データを含む電話番号変更要求を受け付け、前記必要関連データを保存するとともに、データベースサーバに前記電話番号変更通知先電話端末の電話番号、前記変更元電話端末の変更前後の電話番号を通知し、当該データベースサーバから電話番号変更通知先電話端末の電話番号に対応する利用者情報を取得するデータ保存通知機能と、この機能により取得される前記利用者情報に基づき、前記電話番号変更通知先電話端末に対して変更に関する必要情報とともに電話番号変更通知を行う変更通知機能と、この変更通知機能による通知を受けた電話番号変更通知先電話端末から自らの電話帳の更新のための前記電話番号変更プログラムのダウンロード要求があったとき、前記電話番号変更プログラムを送信する機能とを実現させることを特徴とするプログラム。
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