JP4377607B2 - Ip電話システム及びその電話会議自動生成方法 - Google Patents

Ip電話システム及びその電話会議自動生成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4377607B2
JP4377607B2 JP2003122595A JP2003122595A JP4377607B2 JP 4377607 B2 JP4377607 B2 JP 4377607B2 JP 2003122595 A JP2003122595 A JP 2003122595A JP 2003122595 A JP2003122595 A JP 2003122595A JP 4377607 B2 JP4377607 B2 JP 4377607B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conference
telephone
conference call
call
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003122595A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004328526A (ja
Inventor
慎吾 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2003122595A priority Critical patent/JP4377607B2/ja
Publication of JP2004328526A publication Critical patent/JP2004328526A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4377607B2 publication Critical patent/JP4377607B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、IP(Internet Protocol)網に、システム全体の制御を行う主装置と、複数のIP電話端末とを接続し、上記IP電話端末を用いて電話会議を行うIP電話システムに係わり、詳しくは、IP網内に配置されるパーソナルコンピュータ(PC)等のスケジュール管理機能を利用して自動的に電話会議を生成可能にしたIP電話システム及びその電話会議自動生成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
配線や移動が容易なIP電話端末の導入により、拠点間をIPネットワークで接続した形態の内線網の構築が進んでいる。また、IP化に伴ない、電話システムとデータ系ネットワーク上の資産(各種サーバ機能、PC上のソフトウェア)との機能連係や融合が促進され、新たな付加価値アプリケーションが産まれる土壌となっている。
【0003】
IP化の進展により実現された技術として、Voip(Voice over IP)の技術を利用して、IPネットワーク上で音声通話機能を実現するIP電話システムがあり、該システムの基本機能としては音声による会議機能が知られている。
【0004】
IP電話システムによる音声会議(電話会議)は、VPN(Virtual Private Network:仮想閉域網)サービスなどを利用して自宅や出張先などからもセキュアなネットワークを構築し、そのうえで、音声サービスを利用できることから、より柔軟かつ、広範囲な電話会議を実現できる。
【0005】
こうした電話会議の開催にあたっては、例えば、電話会議の主催者が電話会議参加者の連絡先を全て把握しておき、自身のIP電話端末から手操作で会議参加者の端末を呼び出して相互に接続するのが普通であるが、この場合には電話会議主催者の負担が大きくなる。
【0006】
そこで、こうした負担を軽減すべく、例えば、下記特許文献1には、ユーザが、ユーザ自身のパソコン(PC)を使用して会議受付処理部にアクセスして会議の予約、参加、退席等を設定し、会議が予約された場合、システム統括部が会議情報を音声会議サーバ部に伝送し、該音声会議サーバ部が、会議に参加するユーザを呼び出し、音声会議を開催する技術が提案されている(段落0010,0011)。
【0007】
この従来システムでは、音声会議の開催にあたって、ユーザは、各会議参加者端末への発呼操作等を行う必要がないものの、会議受付処理部での受付処理に際して、ユーザ端末から、申告者の氏名と連絡先、会議参加者の氏名と連絡先、会議予定時刻、会議予約メニュー等の予約情報の設定を行なう必要があった(段落0029)。
【0008】
従って、この従来システムでは、会議を予約しようとするユーザは、電話会議参加者の連絡先を全て把握しておく必要があり、しかもこの連絡先情報を含む上述した多くの予約情報を入力する必要があり、ユーザの負担軽減の観点からは未だ不完全であった。
【0009】
【特許文献1】
特開2001−292138号公報
【発明が解決しようとする課題】
このように、上記従来システムでは、電話会議を生成しようとした場合、ユーザは、ユーザ端末から会議参加者の連絡先を含む多くの予約情報を設定する必要があり、電話会議参加者の連絡先を全て把握しておかなければならず、また予約設定操作も面倒であるという問題点があった。
【0010】
本発明は上記問題点を除去し、電話会議主催者が電話会議参加者の連絡先を全て把握しておく必要が無く、しかも極めて簡単な電話会議登録操作により電話会議を自動的に生成することができるIP電話システム及びその電話会議自動生成方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、システム全体の制御を行う主装置と、複数のIP電話端末とをIP網に接続し、前記IP網を介して電話会議を行うIP電話システムにおいて、スケジュール管理機能を有するスケジュール管理装置を前記IP網に接続して配置すると共に、前記スケジュール管理装置は、電話会議の開始時刻と電話会議主催者名及び会議参加者名の情報を含む電話会議スケジュール情報を登録するスケジュール登録手段と、指定したIP電話端末との関連付けを確立する関連付確立手段と、電話会議開始時刻の一定時間前に、前記関連付けを確立したIP電話端末に対して、前記電話会議スケジュール情報を付加した電話会議開始要求を通知する電話会議開始要求手段とを具備し、前記IP電話端末は、前記スケジュール管理装置から前記電話会議開始要求を受信することにより、前記主装置に、前記電話会議スケジュール情報から抽出した電話会議参加者名に対応する連絡先の問い合わせ要求を送出する問合せ手段と、前記問い合わせ要求に対して、前記主装置から通知される連絡先情報に基づき、前記電話会議開始時刻に、当該連絡先リソースに対して自動的に発呼し、該発呼した全ての連絡先リソースからの応答を受信することにより、該応答した各連絡先リソース間に電話会議通話を可能にする通信状態を確立する電話会議自動生成手段とを具備することを特徴とする。
【0017】
請求項記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、前記主装置は、電話会議参加者名に対応する連絡先情報を記憶した連絡先データベースと、前記IP電話端末からの連絡先問合せ要求に基づき、該問い合わせ要求に含まれる会議参加者名に対応する連絡先情報を抽出して問い合わせ元の前記IP電話端末に通知する連絡先通知手段とを具備することを特徴とする。
【0019】
請求項記載の発明は、システム全体の制御を行う主装置と、複数のIP電話端末とをIP網に接続し、前記IP網を介して電話会議を行うIP電話システムの電話会議自動生成方法において、スケジュール管理機能を有するスケジュール管理装置を前記IP網に接続して配置し、前記スケジュール管理装置は、電話会議の開始時刻と電話会議主催者名及び会議参加者名の情報を含む電話会議スケジュール情報を登録し、指定したIP電話端末との関連付けを確立し、電話会議開始時刻の一定時間前に、前記関連付けを確立したIP電話端末に対して、前記電話会議スケジュール情報を付加した電話会議開始要求を通知すると共に、前記IP電話端末は、前記スケジュール管理装置から前記電話会議開始要求を受信することにより、前記主装置に、前記電話会議スケジュール情報から抽出した電話会議参加者名に対応する連絡先の問い合わせ要求を送出し、前記問い合わせ要求に対して、前記主装置から通知される連絡先情報に基づき、前記電話会議開始時刻に、当該連絡先リソースに対して自動的に発呼し、該発呼した全ての連絡先リソースからの応答を受信することにより、該応答した各連絡先リソース間に電話会議通話を可能にする通信状態を確立することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
【0021】
図1は、本発明に係わるIP電話システムの全体構成を示す図である。
【0022】
このIP電話システムは、インターネット等の通信サービスを提供するIP網(IP Network)50に、1台のIP電話主装置10と、複数台のIP電話端末20(20A,20B,20C)及びPC30(30A,30B,30C)を接続して構成される。
【0023】
IP電話端末20A,20B,20C、及びPC30A,30B,30Cは、IP網50を介して互いにIP通信を行うことができる。
【0024】
特に、IP電話端末20A,20B,20C間においては、Voipの技術を利用し、IP網50を介して互いに音声通話を行うことができ、更には、主装置10の制御の下に、上記音声通話による電話会議を行うことができる。
【0025】
このシステムにおける他の構成要素としては、PSTN(アナログ回線網)やISDNを含む公衆網60とIP網50との間に、これら各網の間で音声データ等のデータの変換を行うゲートウェイ装置(GW)40が接続されている。
【0026】
このゲートウェイ装置40を備えることにより、本システムでは、IP網50に接続されるIP電話端末20のみならず、公衆網60に接続される標準電話端末も混在させた電話会議を行うことができる。
【0027】
なお、図1では、ゲートウェイ装置40は独立した構成として示されているが、これに限らず、例えば、主装置10内にゲートウェイ装置を内蔵した構成としても良い。
【0028】
このIP電話システムにおいて、IP電話端末20等による電話会議を行う場合、電話会議の開催者は、例えば、IP電話端末20Aと関連付けの設定がなされている(ペアリングが確立されている)PC30Aのスケジュール管理機能を用いて会議開催(開始)時刻、会議開催者名(会議開催者の氏名や呼称等)や会議参加者名(会議参加者の氏名や呼称等)等の情報を含む電話会議スケジュール情報を設定し、該電話会議スケジュール情報を付加した電話会議登録要求を主装置10に対して送出する。
【0029】
主装置10は、各種端末(IP電話端末20)等に対応する連絡先情報(着信番号)をその種別や対応するユーザ登録名等と共に記憶した連絡先データベース(電話帳)を有しており、PC30Aから電話会議登録要求が受信されると、これに付加される電話会議スケジュール情報中の電話会議開催者名及び電話会議参加者名に基づき電話帳を検索して対応する着信番号を検索し、該検索した着信番号群と会議開催時刻を含む電話会議登録管理情報を生成する。
【0030】
その後、主装置10は、上記電話会議登録管理情報に基づき着信番号に対して自動的に発呼し、該着信番号に対応する電話会議主催者および電話会議参加者の各端末(IP電話端末20である場合)からの自動応答を受信することにより、該各端末間に電話会議を可能にする通信状態を確立し、電話会議を自動生成する。
【0031】
上記IP電話会議を実現するために、第1の実施例に係わるシステムの主装置10は、例えば、図2に示すように構成される。
【0032】
図2において、主装置10は、ネットワーク・インタフェース(NW I/F)101、制御部102、記憶部103といった、IP通信(音声通話を含む)に係わるシステム全体の制御を行う通常の機能に加えて、電話会議に係わる制御を行う電話会議制御部104を具備している。
【0033】
電話会議制御部104は、電話会議登録要求元のPC30(スケジュール管理装置として機能する)から通知される電話会議登録要求を受信する会議登録要求受信部1041、受信した電話会議登録要求に付加される電話会議スケジュール情報中の電話会議主催者名及び電話会議参加者名の情報を抽出する情報抽出部1042、抽出した上記情報に基づき電話帳を検索して、電話会議主催者名及び電話会議参加者名に対応する着信番号を検索すると共に、該検索された着信番号群と、電話会議スケジュール情報中の電話会議開始時刻情報を含む電話会議登録管理情報を生成し、電話会議登録管理部(後述する電話会議登録管理テーブル1043a)に記憶する会議情報生成部1043、上記電話会議登録管理情報に基づき、電話会議開始時刻に、着信番号に対して自動的に発呼する発呼制御部1044、発呼制御部1044により発呼した全ての着信番号に対応するIP電話端末20等からの応答を受信することにより、該応答した各端末等の間に電話会議通話を可能にする通信状態を確立して電話会議を自動生成する会議自動生成部1045、電話会議の登録要求受付けから電話会議に移行するまでの間の動作状況(後述する電話会議登録受付完了通知、受付不可通知、電話会議開始準備完了通知等)を電話会議登録要求元PC30や電話会議の全ての参加者端末に通知する状況通知部1046から構成される。
【0034】
また、第1の実施例に係わるシステムのPC30は、例えば、図3に示すように、ネットワークI/F301、表示部302、入力/操作部303、記憶部304、制御部305、スケジュール管理部306といった、通常のPCの機能に加えて、電話会議登録要求生成及び送出や、電話会議登録受付完了通知の受信あるいは該通知内容の表示部302への表示等の制御を行なう電話会議制御部307を備えて構成される。
【0035】
ユーザ(電話会議開催者)は、PC30の入力/操作部303からのアプリケーション起動指示に基づきスケジュール管理部306の制御の下にスケジュール管理機能(一般的に普及しているスケジュール管理ソフト)を動かし、その後、入力/操作部303から入力される各種データに基づき上述した内容を持つ電話会議スケジュール情報を設定し、登録する(例えば、記憶部304に)ことができる。
【0036】
また、第1の実施例に係わるIP電話端末20は、図4に示すように、ネットワーク I/F201、符号/復号化部202、変復調部203、音声処理部204、ハンドセット205、表示部206、入力/操作部207、制御部208、マイク209、スピーカ210、記憶部211といった、通常のIP電話端末機能に加えて、電話会議の発呼であることを検出して自動応答したり、主装置10からの電話会議開始準備完了通知を受けてその旨を表示部に表示する等、電話会議生成または実行に関する制御を行う電話会議制御部212を具備して構成される。
【0037】
なお、主装置10の制御に基づく後述する電話会議開催中、該IP電話端末20では、ハンドセット204の送話器から入力された送話音声信号を、音声処理部204を通じて変復調部203に入力して変調し、符号/復号化部(コーデック)203で所定の符号化方式で符号化し、更に、該符号化音声信号を制御部208でIPパケット化してIP通信プロトコルを用いてネットワークI/F201から送出するとと共に、ネットワークI/F201を通じて受信されたIPパケットから制御部208で符号化音声信号を取り出し、該符号化音声信号をコーデック202で復号化し、次いで、変復調部203で復調し、該復調された受話音声信号を音声処理部204を通じてハンドセット204の受話器で再生させるといった、IP音声通信動作が制御部208の制御の下に実行される。
【0038】
次に、本実施例に係わるシステムにおける電話会議自動生成制御動作について述べる。
【0039】
まず、電話会議開催者が自らが用いるIP電話端末(例えば、20A)にリンクするPC(例えば、30A)を用いて電話会議登録要求を主装置10に送出するまでの処理動作について図6に示すフローチャートを参照して説明する。
【0040】
この場合、会議主催者は、PC30Aのスケジュール管理部306にてスケジュール管理ソフトを起動し、電話会議開始時刻と、会議主催者、会議参加者の名前を登録することにより、電話会議スケジュール情報を生成する(ステップS601)。
【0041】
ここで、会議参加者の名前は、主装置10の持つ電話帳に登録されている名前(例えば、図5に示すTARO、ICHIRO等)とリンクさせる必要がある。
【0042】
次に、上記スケジュール管理ソフトで会議の自動生成をチェックする(ステップS602)。
【0043】
このステップS602での自動生成チェックを契機に、電話会議制御部307は、スケジュール管理ソフトによってステップS601で生成された電話会議スケジュール情報を編集し(ステップS603)、該編集完了後、電話会議スケジュール情報を付加した電話会議登録要求をネットワークI/Fを介して主装置10に通知する(ステップS604)。
【0044】
その後、PC30Aでは、電話会議制御部307が、主装置10から応答信号の受信があるかどうかを監視し(ステップS605)、応答があれば(ステップS605YES)、該応答信号が電話会議登録要求の受付完了通知か受付不可通知かをチェックする(ステップS606)。
【0045】
ここで、応答信号が電話会議登録要求の受付完了通知であれば(ステップS606受付完了)、表示部302に電話会議登録要求が受付けられた旨をポップアップ表示する(ステップS607)。
【0046】
次いで、主装置10から電話会議開始準備完了通知が受信されたか否かを監視し(ステップS608)、該通知を受信した場合(ステップS608YES)、表示部302に電話会議開始状態に移行した旨をポップアップ表示する(ステップS609)。
【0047】
これに対し、応答信号が会議登録要求の受付不可通知の場合(ステップS606受付不可)、生成済みの電話会議スケジュール情報の再チェックを促す旨の表示を表示部302に対して行う(ステップS610)。
【0048】
次に、主装置10における電話会議登録要求受付け処理動作について図7に示すフローチャートを参照して説明する。
【0049】
図7において、主装置10は、会議登録要求受信部1041によりPC30Aから電話会議登録要求を受信すると(ステップS701)、情報抽出部1042が該要求と共に受信した電話会議スケジュール情報から会議主催者名、会議参加者名の情報を取り出し、該取り出した各情報を基に、自装置の記憶部103に保持された電話帳を検索してこれら各情報(会議主催者名、会議参加者名)に対応する着信番号を特定する(ステップS702)。
【0050】
ここで、電話会議の全ての参加者(会議開催者を含む)名に対応する着信番号が特定できた場合(ステップS703YES)、状況通知部1046は、電話会議登録要求元のPC30Aに対して電話会議登録受付完了通知を送出する(ステップS704)。
【0051】
次いで、会議情報生成部1043は、電話会議スケジュール情報から取り出した会議開始時刻、会議主催名、会議参加者名と、ステップS703にて特定した着信番号群とを含む電話会議登録管理情報を生成し、電話会議登録管理テーブル1043aに記憶する(ステップS705)。
【0052】
これに対し、会議の全ての参加者に対応する着信番号が特定できなかった場合(電話会議スケジュール情報中の名前からの着信番号検索に失敗した場合:ステップS703NO)、状況通知部1046は、電話会議登録要求元のPC30Aに対して電話会議登録受付不可通知を送出する(ステップS706)。
【0053】
図5は、主装置10の会議情報生成部1043によって生成された電話会議登録管理テーブル1043aの一例を示す図である。
【0054】
このテーブル1043aには、会議開催日時情報〔開催日時:2×××年××月××日10時00分〕の他、会議主催者A、参加者B,C,Dと、これらの登録名(TARO,ICHIRO,JIRO,SABURO)、これらに対応する端末(あるいは回線)の着番号、端末・回線種別の情報が登録されている。
【0055】
次に、主装置10における電話会議自動生成処理について図8に示すフローチャートを参照して説明する。
【0056】
主装置10において、会議自動生成部1045は、図示しない計時回路の計時時刻を監視し、電話会議登録管理テーブル1043aに登録された電話会議開始時刻(この例では、10時00分)の所定時間前になると(ステップS801YES)、会議主催者Aに対応する連絡先のIP電話端末A1の使用状況を調べて空きかどうかをチェックする(ステップS802)。
【0057】
ここで、IP電話端末A1が空きであれば(ステップS802YES)、発呼制御部1044は、電話会議自動生成のための発呼であることを示す会議識別子を付加して該IP電話端末A1に対して発呼する(ステップS803)。
【0058】
これに対し、IP電話端末A1が空きでない場合(ステップS802NO)、発呼制御部1044は、所定時間だけ待機し(ステップS804)、その時に該IP電話端末20が空いた場合(ステップS802YES)に、上記同様の発呼を試みる(ステップS803)。
【0059】
上記ステップS803でIP電話端末A1に発呼した後、会議自動生成部1045は、該IP電話端末A1から応答があったかどうかを監視し(ステップS805)、応答がなかった場合(ステップS805NO)、状況通知部1046は、電話会議登録要求元のPC30Aに電話会議開始準備が失敗したことを通知し、処理を終了する(ステップS806)。
【0060】
これに対し、IP電話端末A1から応答があった場合(ステップS805YES)、会議自動生成部1045は、該IP電話端末A1との接続を維持したまま発呼制御部1044に発呼の指示を行い、これにより、発呼制御部1044は、会議参加者Bに対応する連絡先のIP電話端末B1が空きであることを調べて、該IP電話端末B1に対し、会議識別子を付加して発呼する(ステップS807)。
【0061】
上記発呼制御(ステップS807)を、残された会議参加者Cに対応するIP電話端末C1、及び会議参加者Dに対応するトランクD1に対しても順番に行っていきつつ、会議自動生成部1045は、電話会議に参加する全ての連絡先(IP電話端末A1,B1,C1及びトランクD1)との接続が完了したかどうかをチェックする(ステップS808)。
【0062】
ここで、全ての連絡先との接続に至らなかった場合(ステップS808NO)、状況通知部1046は、電話会議登録要求元のPC30Aに電話会議開始準備が失敗したことを通知し、処理を終了する(ステップS806)。
【0063】
これに対して、全ての連絡先との接続が完了した場合(ステップS808YES)、状況通知部1046は、該連絡先のうちのIP電話端末A1,B1,C1に対しては電話会議開始状態となったことを示す電話会議開始通知を送信し(ステップS809)、電話会議登録要求元のPC30Aに対しては電話会議開始準備完了通知を送信する(ステップS810)。
【0064】
その後、会議自動生成部1045は、ステップS808で接続完了した全ての会議参加者の連絡先(IP電話端末A1,B1,C1、及びトランクD1を介して接続される公衆網60内の標準電話機)間の接続を維持したまま、つまりこれら端末間に電話会議通話を可能にする通信状態を確立したまま、当該端末間での電話会議を実行する(ステップS811)。
【0065】
なお、上記ステップS807での発呼制御において、会議自動生成部1045は、会議参加者Dが使用する電話端末(公衆網60内の標準電話機)に対応するトランクD1に対しても回線使用状態のチェックと、自動発信を行う。
【0066】
この場合、会議参加者Dが使用する電話端末(標準電話機)は自動応答機能を持たないため、主装置10から会議参加者Dが使用する電話端末では、会議参加者Dが当該着呼に対して手動で応答することにより電話会議への接続が可能になる。
【0067】
会議参加者Dが使用する電話端末の接続が完了して電話会議が実行されている時、ゲートウェイ装置40は、該電話端末の送話及び受話音声信号をIP網50と公衆網60間でそれぞれ適合する形に変換する。
【0068】
次に、IP電話端末20における電話会議参加応答処理動作について、図9に示すフローチャートを参照して説明する。
【0069】
本実施例のシステムにおけるIP電話端末20(会議開催者端末20A,会議参加者端末20B,20C等)では、ネットワークI/F201を通じて着呼があった場合(ステップS901YES)、電話会議制御部212は、その着呼中に電話会議識別子が含まれている否かをチェックし(ステップS902)、電話会議識別子が含まれていない場合(ステップS902NO)、通常の着呼応答動作に移行する(ステップS903)。
【0070】
一方、着呼の中に電話会議識別子が含まれている場合(ステップS902YES)、電話会議制御部212は、主装置10からの電話会議自動生成のための着呼であると判断し、該着呼に対して自動応答するように制御する(ステップS904)。
【0071】
次いで、電話会議制御部212は、主装置10から電話会議開始通知が受信されたかどうかを監視し(ステップS905)、電話会議開始通知が受信された場合(ステップS905YES)、電話会議が開始されている状態にある旨(例えば、LED点灯表示や、メッセージ表示等)を表示部206に対して行うと共に、マイク209、スピーカ210を活性化(アクティブ)する(ステップS907)。
【0072】
その後、電話会議制御部212は、主装置10の会議自動生成部1045の制御の下に互いに接続されている他のIP電話端末20や公衆網60内の標準電話機との間の電話会議を実行する(ステップS908)。
【0073】
以上に述べた、図6〜図9に示す処理動作によって、本実施例のシステムでは、主装置10と、電話会議開催者IP電話端末A1,会議参加者IP電話端末B1,C1、及び電話会議参加者端末D1が図10に示すような制御シーケンスを経て電話会議を実行する。
【0074】
すなわち、図10は、図6〜図9で述べた処理動作に基づく、第1の実施例に係わるシステムの電話会議自動生成制御シーケンスを示す図である。
【0075】
図10において、図中に示される制御信号(電話会議登録要求等)並びに処理番号(ステップS〜)は、それぞれ、図6〜図9中で説明した制御信号及び処理番号に対応する。
【0076】
図10に示すように、本実施例では、PC30のスケジュール管理機能を利用して、電話会議の開始時刻と電話会議主催者名及び会議参加者名の情報を含む電話会議スケジュール情報を設定して主装置10に電話会議登録要求を発する一方で、主装置10では、PC30から電話会議登録要求を受けることにより、電話会議スケジュール情報から抽出した電話会議主催者名及び電話会議参加者名に対応する着信番号を電話帳から検索して、該検索された着信番号群と、電話会議スケジュール情報中の電話会議開始時刻情報を含む電話会議登録管理情報を生成し、更に、この電話会議登録管理情報に基づき、電話会議開始時刻に、着信番号に対して自動的に発呼し、各連絡先での自動応答(連絡先が公衆網内端末の場合は、手動応答)によりこれら連絡先間を通話可能状態に接続して電話会議を自動生成する。
【0077】
このように、本実施例のシステムでは、PC30のスケジュール管理機能とIP電話システムの主装置10並びにIP電話端末20の自動発信、自動応答機能と連携させることで、自動的に電話会議を生成するものである。
【0078】
これによって、会議開催者は、会議開催に際して、PC30のスケジュール管理機能に対して電話会議スケジュール情報を登録するだけで良く、会議参加者の連絡先を予め把握しておいたり、実際に端末に発呼する操作等も全く必要がなくなり、スケジュール管理の煩雑さや手動操作の負担を大幅に減らすことができる。
【0079】
また、本実施例においては、主装置10は、会議参加者に関連付けられた着信番号に対応する端末・回線種別がIP電話端末20以外の端末、つまりPSTN(アナログ回線網)/ISDNのトランクや標準電話機であっても呼び出す機能を備えており、実際の会議参加者がこれらの呼出しに明示的に応答(手動操作による応答)することにより、IP電話端末20以外のデバイスが混在する条件の下でも半自動的な電話会議の生成が行える。
【0080】
また、本実施例では、主装置10が電話会議の全ての参加者に対応する端末・回線種別からの応答を受信した時点で、電話会議登録元のPC30に対して電話会議開始準備完了通知を送信するため、登録元のPC30では、該電話会議開始準備完了通知を受信して、これを契機に、表示画面上にその旨を表示することにより、登録要求者(会議主催者)に対して、登録が受け付けられたことを知らせることができる。
【0081】
また、主装置10は、電話会議の全ての参加者に対応する端末・回線種別からの応答を受信した時点で、これらの端末・回線に対して、会議開始準備完了通知を行い、これを受信した端末・回線側ではその通知を基に会議中であることを表示するようにしているため、それ以前、主装置10からの会議識別子が付加された発呼を受けて自動応答によりマイク209やスピーカ210がアクティブ状態になっている会議参加者のIP電話端末20において、上記表示によって電話会議中であることを会議参加者に認識させ、電話会議への参加を促すことができる。
【0082】
また、上記実施例では、主装置10がPC30からの電話会議登録要求を受けて自ら電話会議管理登録情報を生成し該情報を基に電話会議の自動生成を行なうようにしたが、その変形例としては、下記第2の実施例のように、電話会議登録要求元のPC30からの登録要求時に主装置10に通知するのではなく、電話会議登録要求元のPC30から、電話会議の開始時刻の一定時間前に、会議開催者端末となるIP電話端末20に対して上記電話会議スケジュール情報と共に電話会議開始要求を送出し、その後、この電話会議開始要求を受け取ったIP電話端末20が電話会議参加者の端末のその時点の連絡先を主装置10に問い合わせ、その問い合わせた結果に応じて、これら電話会議参加者の端末との間で会議を自動生成するようにしても良い。
【0083】
この第2の実施例の場合、PC30は、上述した電話会議スケジュール情報生成機能に加えて、例えば、電話会議制御部307内に、指定されたIP電話端末20とペアリング(関連付け)を確立する(例えば、関連付けするIP電話端末20のIPアドレス等を記憶しておく)手段と、上記電話会議スケジュール情報を見て、電話会議の開始時刻の一定前にペアリングが確立されたIP電話端末20に電話会議開始要求を行う手段とを設ければ良い。
【0084】
また、第2の実施例において、IP電話端末20は、例えば、電話会議制御部212内に、要求元のPC30からの電話会議開始要求に基づき、主装置10に各参会議加者の会議開始時点での連絡先(着信番号)を問い合わせる手段と、その問い合わせた結果に応じて、これら連絡先との通話を自動的に確立する手段とを設ければ良い。
【0085】
また、主装置10は、図5に示すような電話会議登録管理テーブル1043aを構築するのではなく、電話会議の参加メンバとなり得る各種端末(IP電話端末20)等に対応する連絡先情報(着信番号)をその種別や対応するユーザ登録名等と共に記憶した連絡先データベース(電話帳)と、IP電話端末20からの連絡先問合せ要求に基づき、該問い合わせ要求に含まれる会議参加者名に対応する連絡先情報を抽出して問い合わせ元のPC30に通知する手段とを持てば良い。
【0086】
図11は、第2の実施例に係わるPC30における電話会議開始要求送出処理を示すフローチャートである。
【0087】
本実施例のPC(例えば、30A)では、第1の実施例と同様、例えば、電話会議主催者が、スケジュール管理部306にてスケジュール管理ソフトを起動し、電話会議開始時刻と、会議主催者名、会議参加者名(主装置10の電話帳に登録されている名称とリンクしたもの)を登録することにより、電話会議スケジュール情報を作成する(ステップS1101)。
【0088】
その後、PC30Aの電話会議制御部307は、図示しない計時回路の計時時刻を監視し、上記電話会議スケジュール情報中の電話会議開始時刻の所定時間前の時刻になると(ステップS1102YES)、指定されたIP電話端末(例えば、20A)とのペアリングを確立し(ステップS1103)、このペアリングの確立されたIP電話端末20Aに対して、上記電話会議スケジュール情報を付加した電話会議開始要求をネットワークI/F301を介して送出する(ステップS1104)。
【0089】
図12は、第2の実施例に係わるIP電話端末20における電話会議自動生成処理動作を示すフローチャートである。
【0090】
図12に示すように、IP電話端末(例えば、20A)では、ネットワークI/F201を通じて着呼があった場合(ステップS1201YES)、電話会議制御部212は、その着呼がペアリングが確立されているPC30Aからの電話会議開始要求であるかどうかチェックし(ステップS1202)、電話会議開始要求でない場合(ステップS1202NO)、通常の着呼応答動作に移行する(ステップS1203)。
【0091】
一方、電話会議開始要求であった場合(ステップS1202YES)、電話会議制御部212は、電話会議開始要求元のPC30Aから受信した電話会議スケジュール情報から電話会議の参加者名の情報と共に、これら会議参加者名情報に対応した連絡先の問い合わせ要求を主装置10に対して送出する(ステップS1204)。
【0092】
次いで、電話会議制御部212は、主装置10から先に問い合わせた会議参加者に対応する連絡先を示す情報(着信番号)が受信されたかどうかを監視し(ステップS1205)、連絡先情報が受信された場合(ステップS1205YES)、該連絡先情報を用いて電話会議参加者の端末(IP電話端末20、トランク、通常電話機を含む)に自動的に発呼し、該発呼に対する着呼側のIP電話端末20の自動応答若しくは通常電話機の手動応答を受信することにより、これら電話会議参加者端末との間に通話可能な通信状態を確立する(ステップS1206)。
【0093】
その後、IP電話端末20Aでは、電話会議制御部212が、ステップS1206で通信を確立した各端末との間での電話会議を実行する(ステップS1207)。
【0094】
図13は、第2の実施例に係わる主装置10における電話会議参加者の連絡先の問い合わせ/通知処理を示すフローチャートである。
【0095】
図13に示すように、主装置10は、ネットワークI/F101を通じて、IP電話端末(この例では、20A)からの会議参加者の連絡先の問合せ要求があった場合(ステップS1301YES)、電話会議制御部104が、記憶部103内の電話帳を検索して、上記問い合わせ要求に含まれる会議参加者名に対応する連絡先情報(着信番号)を抽出し(ステップS1302)、この抽出した連絡先情報を、ネットワークI/F101を通じて、連絡先問合せ要求元のPC30Aに送出する(ステップS1303)。
【0096】
図14は、図11〜図13で述べた処理動作に基づく、第2の実施例に係わるシステムの電話会議自動生成制御シーケンスを示す図である。
【0097】
図14において、図中に示される制御信号(電話会議登録要求等)並びに処理番号(ステップS〜)は、それぞれ、図11〜図13中で説明した制御信号及び処理番号に対応する。但し、電話会議の参加者(端末)は、会議主催者IP電話端末20A、会議参加者IP電話端末20B、会議参加者標準電話端末20Eであるものとする。
【0098】
図14に示すように、第2の実施例では、電話会議登録要求元のPC30から主装置10に電話会議登録要求を行うのではなく、電話会議開始要求元のPC30から、スケジュール管理機能によって予め生成している電話会議スケジュール情報上の電話会議開始時刻の一定時間前に、ペアリングの確立されたIP電話端末20(会議開催者端末となる)に対して上記電話会議スケジュール情報と共に電話会議開始要求を送出し、その後、この電話会議開始要求を受け取ったIP電話端末20が、電話会議参加者のその時点の連絡先を主装置10に問い合わせ、その問い合わせた結果(問合せによって得た連絡先情報)に応じて、これら電話会議参加者の端末との間で通話を確立して電話会議を自動生成するものである。
【0099】
この第2の実施例の構成によれば、主装置10において、PC30からの電話会議登録要求に応じて電話会議登録管理情報(電話会議登録管理テーブル1043a)を構築する機能と、該電話会議登録管理情報に基づいて電話会議に参加する各端末に自動発呼してこれら端末間に通信を確立する制御機能を削減でき、構成及び制御の簡略化が図れる。
【0100】
なお、本発明は、上記し、且つ図面に示す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
【0101】
例えば、上記各実施例において、スケジュール管理機能としては、PC30とスケジュール管理ソフトの組み合わせの例を挙げているが、これに限らず、例えば、サーバコンピュータとスケジュール管理用のグループウェアの組む合わせなどによっても実現できる。
【0102】
要するに、本発明の電話会議自動生成制御を実現するためには、スケジュール管理機能を持ち、該機能を用いて生成した電話会議スケジュール情報を主装置10若しくは予め関連付けられた(ペアリングされた)IP電話端末20に送出する機能を有する処理端末をシステム内のどこかに備えていれば良い。
【0103】
かかる観点から、例えば、図1に示すように、上述したスケジュール管理機能と、該機能を用いて生成した会議スケジュール情報を主装置10またはIP電話端末20に送出する機能を有する専用のスケジュール管理装置35をIP網50に接続して配置し、電話会議開催者がこのスケジュール管理装置35に上述したような手順で電話会議スケジュール情報を設定し、該スケジュール管理装置35から主装置10またはIP電話端末20に対して上記電話会議スケジュール情報を付加した電話会議登録要求若しくは電話会議開始要求を送出する構成としても良い。
【0104】
また、上記実施例では、例えば、図8に例示したように主装置10が電話会議参加者の着信番号に対応する端末や回線リソースが使用中である場合(例えば、ステップS805NO,S808NO)に、電話会議の自動生成を停止する(ステップS806)例を挙げているが、これに限らず、こうした状況(発呼した着信番号に対応する端末や回線リソースからの応答受信が得られなかった場合)に際し、指定された時間、端末や回線リソースの空き待ちを行う(これらリソースが応答可能になるのを待って再発呼する)制御を採用しても良い。
【0105】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、スケジュール管理装置のスケジュール管理機能と、IP電話システム主装置並びにIP電話端末の自動発信、自動応答機能と連携させることで、電話会議開催者及び会議参加者のIP電話端末等との間に電話会議のネットワークを自動的に構築するようにしたため、電話会議の主催者は、スケジュール管理装置の使い慣れているスケジュール管理機能を用いて電話会議開始時刻、電話会議開催者名及び電話会議参加者名の情報を含む電話会議スケジュール情報を登録するだけで電話会議を自動的に生成でき、会議主催者が電話会議の参加者端末に発呼する等の手動操作は不要になる。
【0106】
また、電話会議の参加者の連絡先(着信番号)は、主装置によってシステム側で管理されるため、電話会議開催者は、電話会議参加者の連絡先を予め把握しておく必要がなく、連絡先管理の煩雑さからも解放される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるIP電話システムの全体構成を示す図。
【図2】第1の実施例に係わる主装置の構成を示すブロック図。
【図3】第1の実施例に係わるPCの構成を示すブロック図。
【図4】第1の実施例に係わるIP電話端末の構成を示すブロック図。
【図5】第1の実施例に係わる電話会議登録管理テーブルの一例を示す図。
【図6】第1の実施例に係わるPCの電話会議登録要求動作を示すフローチャート。
【図7】第1の実施例に係わる主装置の電話会議登録受付動作を示すフローチャート。
【図8】第1の実施例に係わる主装置の電話会議自動生成動作を示すフローチャート。
【図9】第1の実施例に係わるIP電話端末の電話会議応答動作を示すフローチャート。
【図10】第1の実施例に係わるシステムの電話会議自動生成制御シーケンスを示す図。
【図11】第2の実施例に係わるPCの電話会議開始要求動作を示すフローチャート。
【図12】第2の実施例に係わるIP電話端末の会議自動生成動作を示すフローチャート。
【図13】第2の実施例に係わる主装置の問合受付/通知動作を示すフローチャート。
【図14】第2の実施例に係わるシステムの電話会議自動生成制御シーケンスを示す図。
【符号の説明】
10 IP電話システムの主装置
101 ネットワーク・インタフェース(NW I/F)
102 制御部
103 記憶部
104 電話会議制御部
1041 会議登録要求受信部
1042 情報抽出部
1043 会議情報生成部
1043a 電話会議登録管理テーブル
1044 発呼制御部
1045 会議自動生成部
1046 状況通知部
20,20A,20B,20C IP電話端末
212 電話会議制御部
30,30A,30B,30C パーソナルコンピュータ(PC)
307 電話会議制御部
35 スケジュール管理装置
40 ゲートウェイ装置(GW)
50 IP(Internet Protocol)網
60 公衆網

Claims (3)

  1. システム全体の制御を行う主装置と、複数のIP電話端末とをIP網に接続し、前記IP網を介して電話会議を行うIP電話システムにおいて、
    スケジュール管理機能を有するスケジュール管理装置を前記IP網に接続して配置すると共に、
    前記スケジュール管理装置は、
    電話会議の開始時刻と電話会議主催者名及び会議参加者名の情報を含む電話会議スケジュール情報を登録するスケジュール登録手段と、
    指定したIP電話端末との関連付けを確立する関連付確立手段と、
    電話会議開始時刻の一定時間前に、前記関連付けを確立したIP電話端末に対して、前記電話会議スケジュール情報を付加した電話会議開始要求を通知する電話会議開始要求手段と
    を具備し、
    前記IP電話端末は、
    前記スケジュール管理装置から前記電話会議開始要求を受信することにより、前記主装置に、前記電話会議スケジュール情報から抽出した電話会議参加者名に対応する連絡先の問い合わせ要求を送出する問合せ手段と、
    前記問い合わせ要求に対して、前記主装置から通知される連絡先情報に基づき、前記電話会議開始時刻に、当該連絡先リソースに対して自動的に発呼し、該発呼した全ての連絡先リソースからの応答を受信することにより、該応答した各連絡先リソース間に電話会議通話を可能にする通信状態を確立する電話会議自動生成手段と
    を具備することを特徴とするIP電話システム。
  2. 前記主装置は、
    電話会議参加者名に対応する連絡先情報を記憶した連絡先データベースと、
    前記IP電話端末からの連絡先問合せ要求に基づき、該問い合わせ要求に含まれる会議参加者名に対応する連絡先情報を抽出して問い合わせ元の前記IP電話端末に通知する連絡先通知手段と
    を具備することを特徴とする請求項1記載のIP電話システム。
  3. システム全体の制御を行う主装置と、複数のIP電話端末とをIP網に接続し、前記IP網を介して電話会議を行うIP電話システムの電話会議自動生成方法において、
    スケジュール管理機能を有するスケジュール管理装置を前記IP網に接続して配置し、
    前記スケジュール管理装置は、
    電話会議の開始時刻と電話会議主催者名及び会議参加者名の情報を含む電話会議スケジュール情報を登録し、
    指定したIP電話端末との関連付けを確立し、
    電話会議開始時刻の一定時間前に、前記関連付けを確立したIP電話端末に対して、前記電話会議スケジュール情報を付加した電話会議開始要求を通知する
    と共に、
    前記IP電話端末は、
    前記スケジュール管理装置から前記電話会議開始要求を受信することにより、前記主装置に、前記電話会議スケジュール情報から抽出した電話会議参加者名に対応する連絡先の問い合わせ要求を送出し、
    前記問い合わせ要求に対して、前記主装置から通知される連絡先情報に基づき、前記電話会議開始時刻に、当該連絡先リソースに対して自動的に発呼し、該発呼した全ての連絡先リソースからの応答を受信することにより、該応答した各連絡先リソース間に電話会議通話を可能にする通信状態を確立する
    ことを特徴とする電話会議自動生成方法。
JP2003122595A 2003-04-25 2003-04-25 Ip電話システム及びその電話会議自動生成方法 Expired - Fee Related JP4377607B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003122595A JP4377607B2 (ja) 2003-04-25 2003-04-25 Ip電話システム及びその電話会議自動生成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003122595A JP4377607B2 (ja) 2003-04-25 2003-04-25 Ip電話システム及びその電話会議自動生成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004328526A JP2004328526A (ja) 2004-11-18
JP4377607B2 true JP4377607B2 (ja) 2009-12-02

Family

ID=33500770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003122595A Expired - Fee Related JP4377607B2 (ja) 2003-04-25 2003-04-25 Ip電話システム及びその電話会議自動生成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4377607B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4810325B2 (ja) * 2006-06-22 2011-11-09 Necインフロンティア株式会社 ボタン電話機を用いた電話会議開催方法
US10560662B1 (en) * 2018-11-07 2020-02-11 Microsoft Technology Licensing, Llc Establishing instant meeting for active discussion threads

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004328526A (ja) 2004-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2018208684B2 (en) User controlled call management
CA2566390C (en) Handling an audio conference related to a text-based message
JP4139031B2 (ja) 通話者情報表示方式
CN101102145B (zh) 一种移动终端发起多方会议系统和方法
JP4299320B2 (ja) グループ通信サーバ
CN101453524B (zh) 一种多媒体业务的实现方法
US20070153709A1 (en) Method of notifying the presence of a terminal in a communications system and a system therefor
JP2008523662A (ja) 画像ベースのプッシュ・ツー・トークのユーザインタフェース向き画像交換方法
EP1524834A1 (en) Method for sending identification information of a plurality of communication devices that are active on a communication session
US20070165800A1 (en) Connection control apparatus, method, and program
US20070288600A1 (en) Telecommunications system and method of initiating file transfers from voice endpoints
JP5011997B2 (ja) 通信装置、通信システム及びそれらに用いる通信方法並びにそのプログラム
CN103108010A (zh) 在托管的终端操作系统中通信业务的实现方法及系统
AU2003200825B2 (en) Apparatus and method for compulsively receiving multi-calls over internet protocol phones in internet protocol telephony system
JP5802116B2 (ja) データ共有機能を有した通話システム
JP4377607B2 (ja) Ip電話システム及びその電話会議自動生成方法
JP5582278B2 (ja) 通話制御システム及び通話制御方法
JP2008236450A (ja) モバイルインターネット技術を活用したニックネーム電話サービスの提供方法
KR20010084763A (ko) 무선통신망을 이용한 멀티미디어 회의/채팅 서비스 시스템및 그 방법
KR100930740B1 (ko) 이동통신 단말기에서 메시지 전달 기능을 이용한 채팅 방법
JP4025042B2 (ja) データ転送システム、データ転送方法、通信管理サーバおよびプログラム
KR100719317B1 (ko) 이동통신 단말기의 다자간 통화 시스템 및 서비스 방법
JP4848835B2 (ja) Ip電話装置、電話ネットワーク、ダイヤル中継方法
JP2005005991A (ja) 多地点通話方式
KR20170100315A (ko) Dtmf 톤을 이용하여 컨퍼런스 콜 서비스를 제공하기 위한 시스템 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080722

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080918

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090818

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090911

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120918

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120918

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130918

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees