JP4810325B2 - ボタン電話機を用いた電話会議開催方法 - Google Patents

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本発明は、ボタン電話機を用いて会議への参加及び離脱を簡単で容易にする一方、電話会議の設定及び解除を簡便化して会議運営を効率よく行うと共に、会議参加メンバーのメンバー情報の取得が容易な電話会議開催方法及び電話交換装置に関するものである。
従来の電話会議開催方法及びそのための電話交換装置としては、例えば、特開平5−316236号公報の「会議通話の話者識別方式」に、説明されているものがある。
それを図17及び図18を併せ参照して説明する。すなわち、電子式自動構内交換機の中央制御装置130からの制御が可能な会議通話参加人数分のランプとこのランプに対応する会議ボタンCB1〜CB5を有する多機能電話機210が多機能電話機121〜125として設けられる。会議通話を開始するには会議主催者が、多機能電話機121から発呼し、この多機能電話機121に設けてある会議ボタンCB1を押すと、中央制御装置130は、会議通話の開始であることを識別し、その会議ボタンCB1に多機能電話機121が対応付けられたことを識別し、会議トランク150を捕捉して会議参加者番号受信待ち状態になる。
次に、多機能電話機121の扱い者がこの多機能電話機121に設けてある会議通話用の会議ボタンCB2を押し、続いて会議参加者である多機能電話機122の番号をダイヤルすると、中央制御装置130は多機能電話機122を呼び出す。多機能電話機122の扱い者が多機能電話機122で応答することにより、中央制御装置130は会議ボタンCB2に多機能電話機122が対応付けられたことを識別し、多機能電話機121と多機能電話機122とを会議トランク150を経由して接続する。この動作により多機能電話機121と多機能電話機122との通話が可能となり、多機能電話機121の扱い者が会議の開催を口頭で通知する。
同様の操作により、会議ボタンCB3,4,5の押下げに対しそれぞれ多機能電話機123,124,125の番号をダイヤルすることにより各多機能電話機の扱い者が呼び出され、その扱い者が応答する。それにより、最終的に中央制御装置130は会議ボタンCB1に多機能電話機121が、会議ボタンCB2に多機能電話機122が、会議ボタンCB3に多機能電話機123が、会議ボタンCB4に多機能電話機124が、会議ボタンCB5に多機能電話機125がそれぞれ対応付けられたことを識別する。
会議が終了して多機能電話機121〜125が復旧した際に、中央制御装置130は、多機能電話機121〜125と会議トランク150との接続を解除すると共に、多機能電話機121〜125に設けられた会議ランプCB1〜CB5を消灯して会議通話サービスを終了する。
本特許文献1では、各多機能電話機の扱い者名などの表示には、表示装置を別途に付加するが、通常の多機能電話機にはLCD(液晶ディスプレー)などによる表示器212が具備されているので、それに表示できる。
この多機能電話機を用いた電話会議開催方法及びその電話交換装置は、主催者が参加者を一人ずつダイヤル番号により呼出ししているが、少数の会議の場合には実用上十分であった。
しかし、多数での電話会議の場合、ランプ付きCBボタンの数が不足するのみならず、ダイヤルの手間と時間とがかかるので、会議設定に長時間を必要とし、参加者に会議開催開始まで無駄な待ち時間を余儀なくさせることは避けられない。
特開平5−316236号公報(第0007、0009、0010,0012段落)
解決しようとする課題は、一方で主催者の会議設定に手間がかかるので簡単かつ容易にはできず、他方で参加者に開始までの待ち時間を余儀なくさせており、更には、効率よい会議ができない点である。特に、多数参加の会議に対してこの問題は大きい。
本発明は、会議開催の際、主催者の会議設定を簡単容易にしかつ参加者の待ち時間を最小とし、更に、会議を効率よく運用することを目的とする。
この目的のため、本発明では、電話会議のために内線又は外線を介して電話機を接続する会議ブロックと会議参加者の電話番号を登録する参加者リストとを電話交換装置に有しており、前記会議ブロックに接続されて電話会議に参加する内線接続される電話機のうち少なくとも主催者用電話機はボタン電話機であり、会議設定状態の際に同一会議への参加者それぞれに対応する参加者ボタンとなるランプ付き可変機能ラインボタンFK−を前記ボタン電話機に具備している。
そして、その電話会議開催方法は、主催者が前記参加者リストに電話番号を予め登録し、主催者のボタン電話機から会議設定要求を受けた際に一つの前記会議ブロックを設定して主催者のボタン電話機回線を接続し会議設定状態にすると共に一つの参加者ボタンを点灯し、会議設定状態にあって主催者とは別のボタン電話機から会議設定要求を受けた際にはその電話番号が先に設定された前記会議ブロックの参加者リストに存在する場合、その回線を前記会議ブロックの空き回線に接続すると共に前記ボタン電話機で対応する参加者ボタンを点灯して会議参加させることを主要な特徴とする。
このような構成により、主催者は会議開催時刻前に所定の会議設定要求で会議設定状態を形成しておくことにより、参加予定者は会議開催時刻に所定の会議設定要求を発呼して会議に参加できる。これにより、主催者は前もって電話交換システムに参加者の電話番号を登録するのみでよく、会議設定が簡単容易であるのみならず、主催者が参加者を呼出しする際の話中又は席を外していて呼出しできないような待ち事態を回避できる。更に、参加者にあっても、電話番号のダイヤルを不要にできる。
また、会議設定状態にある主催者のボタン電話機回線に着呼した内線又は外線の発信者番号が前記参加者リストの電話番号に存在する場合、その回線を前記会議ブロックの空き回線に接続すると共に前記ボタン電話機で対応する参加者ボタンを点灯して会議参加させることができる。これにより、特別な会議設定要求手段を持たない内線の電話機又は外線からの着呼であっても会議の参加者リストに電話番号登録されていれば、会議に自動的に参加できる。
内線となる前記ボタン電話機が会議参加した際には、会議設定状態となり、前記ランプ付き可変機能ラインボタンFK−を会議設定状態として参加者ボタンに設定すると共に全会議参加者それぞれに当該参加者ボタンの一つずつを対応させることができる。また、このボタン電話機が、画面表示器を備え、前記会議設定状態で、自己に対応する以外の前記参加者ボタンを押下げ操作した際には、予め記録されたその参加者ボタンに対応する参加者のメンバー情報を前記画面表示器に表示することができる。従って、会議参加者の把握が簡単かつ容易である。
上述の内線からの会議設定要求手段には、電話機からの特番ダイヤルによる発呼、並びにボタン電話機によるランプ付き可変機能ラインボタンFK−及びランプ付き可変機能設定ボタンFKAによる押下げが列挙される。すなわち、内線となる前記ボタン電話機で、前記会議設定要求する際には前記参加者ボタンとなるランプ付き可変機能ラインボタンFK−の一つ、又はこれとは別の一つのランプ付き可変機能設定ボタンFKAを会議設定ボタンとして用いることにより、主催者の場合には主催者ボタンとし、主催者以外の参加者である場合には会議参加ボタンとすることができる。
これにより、会議設定状態では、会議設定ボタンの押下げ操作を繰り返すことにより、当該ボタン電話機を電話会議から一時離脱させると共に全ての参加者のボタン電話機で対応する前記参加者ボタンを点滅させ、次の押下げ操作により当該ボタン電話機を電話会議に参加させると共に全ての参加者のボタン電話機でその対応する前記参加者ボタンを点灯させることができる。また、会議設定要求には特番ダイヤルを利用することもできる。これにより、特別な可変機能ボタンを持たない電話機からも会議設定要求を繰り返すことができる。ここで、主催者からの会議設定要求は会議開催時の設定要求であり会議設定状態を形成する。また、参加者からの会議設定要求は会議設定状態への参加要求である。
更に、内線となる前記ボタン電話機は、前記会議設定状態で着呼を受けた際には空きの前記参加者ボタンにランプ点滅による呼び出しを受け、一旦、所定の会議離脱処理を行ってその呼出しに応答し、その着呼を会議参加させる際には、ランプ点滅の前記参加者ボタンを押下げ操作してランプ点灯させ、会議に参加させることができる。これにより、参加者リストに含まれない電話機でも、会議に参加することができる。
本発明により具体化されるボタン電話機は、電話交換装置に内線として接続し他の電話機と会議通話できるボタン電話機であって、会議設定状態では同一会議への同時参加者それぞれに対応する参加者数の参加者ボタンとなってそれぞれの参加者ボタンの押下げ情報が前記電話交換装置に通知され、会議設定状態以外では電話機の別機能設定可能なランプ付き可変機能ラインボタンと、会議設定状態で前記参加者ボタンの操作を前記電話交換装置に通知する手段と、前記電話交換装置から受付けする情報に基づいて前記ランプの点灯及び情報の画面表示を制御する手段と、を備えることを特徴とする。
本発明により具体化される電話交換装置は、内線にボタン電話機を接続する会議電話のための電話交換装置であって、少なくとも主催者の前記ボタン電話機が会議参加者全員対応のランプ付き参加者ボタンを具備している。そして、内線又は外線を介して接続される複数の電話機を電話会議のために接続する会議ブロックと、メモリ領域にあって、会議主催者内線番号及び参加者電話番号を予め登録する参加者リストと、メモリ領域にあって、前記内線及び外線それぞれに対応して接続相手情報を記録する接続状況管理テーブルと、メモリ領域にあって、前記会議ブロックごとに会議主催者内線とそれに接続されて会議電話に参加する内線及び外線とを記録する会議設定状況管理テーブルと、前記会議ブロックに接続された回線を前記ボタン電話機の参加者ボタンに対応させて記録する参加者ボタン管理テーブルと、主催者のボタン電話機から会議設定要求を受けた際に主催者のボタン電話機を前記会議ブロックに接続して当該ボタン電話機を会議設定状態の主催者電話機にする会議制御ユニットと、を有する。
その会議制御ユニットは、内線の前記ボタン電話機から会議設定要求を受付けした際、及び、内線又は外線から会議の前記主催者及び参加者ボタン電話機への着呼を受付けした際、その発信者番号が前記参加者リストに存在する場合、その要求受付け回線又は着呼受付け回線を前記会議ブロックに接続すると共に前記参加者ボタンのうちの空きボタンを指定して会議参加中のボタン電話機へ会議参加を示す点灯情報を送出する手段と、その接続状況を前記テーブルに記録する手段とを有する。
本発明による電話交換装置は内線にボタン電話機を接続し、そのボタン電話機はランプ付き可変機能ラインボタンを具備し、会議設定状態にある場合にはそのランプ付き可変機能ラインボタンを同一会議への同時参加者それぞれに対応する参加者ボタンとしている。そして、その電話会議開催方法は、予め、主催者は会議参加者の電話番号を参加者リストに登録し、主催者のボタン電話機から会議設定要求して会議設定状態にした際、一つの参加者ボタンを主催者ボタンとして点灯し、会議設定状態で前記主催者のボタン電話機に着呼した内線又は外線の発信者番号が参加者リストにある場合、その着呼回線を会議参加させると共にボタン電話機の空きの参加者ボタンを点灯させている。
一方、参加者のボタン電話機による会議設定要求はそのまま参加者リストで発信者番号が照合されるので、相手先へのダイヤル操作を不要にしている。また、ボタン電話機以外の内線又は外線からの会議参加も、主催者への着呼で可能なので、主催者にダイヤル発呼を要求することがない。
そのため、主催者は会議開催時刻前に会議設定状態を形成しておくことができるので、参加予定者は会議開催時刻に主催者を呼び出して会議に参加できる。これにより、主催者は前もって電話交換システムに参加者リストを作成するが、単に会議設定要求するのみでよく、会議設定が簡単容易であるのみならず、主催者が参加者を呼出しした際の話中又は席を外していて呼出しできないような待ち事態を回避できる。更に、参加者全員のランプ付き参加者ボタンにより参加者動向の把握が容易であり、効率よい会議を運用することができる。
本実施の態様は、会議開催の際、主催者の会議設定を簡単かつ容易にしかつ参加者の待ち時間を最小とし、更に会議を効率よく運用することを目的としている。これを達成するため、PABXで代表される電話交換装置は内線にボタン電話機を接続し、そのボタン電話機は複数のランプ付き可変機能ラインボタンを具備し、会議モードとなる会議設定状態の場合にはその可変機能ラインボタンを同一会議への参加者それぞれに対応する参加者ボタンとしている。
そして、その方法は、予め、主催者は会議参加者の電話番号を参加者リストに登録し、主催者のボタン電話機から会議設定要求して会議設定状態にした際、一つの参加者ボタンを主催者ボタンとして点灯している。更にその方法は、会議設定状態で前記主催者のボタン電話機に着呼した内線又は外線の発信者番号が参加者リストにある場合、その着呼回線を会議参加させると共にボタン電話機の空きの参加者ボタンを点灯させている。また、参加者のボタン電話機では、電話交換装置において、会議設定状態における会議設定要求が会議参加要求となり、その発信者番号が参加者リストで照合される。そのため、主催者への電話番号ダイヤルを不要にしている。
次に、実施例を挙げ、図面を参照して説明する。図面は紙面の関係で少なくとも本発明に係る部分を示すが、機能上必須であっても周知の構成要素の場合には記載されないものがある。また、機能ブロックは機能の分離併合による変更、手順はその動作順序における変更、それぞれの変更は、本発明の特徴を示す機能を損なわない限り自由であり、下記説明が本発明を限定するものではない。
本発明による電話会議開催システムの実施態様について図1から図9A,図9Bまでを併せ参照して説明する。
図1は、本発明による電話交換装置の実施の一形態をブロックで示す図である。
図示されるように、電話交換装置1は、内線としてボタン電話機2を収容し、外線としてネットワーク4を介して外線電話機3を接続している。電話交換装置1は、例えばPABXであり、メモリ及びプロセッサを備えて、内線IF(インタフェース)11、外線IF12、電話制御ユニット13、会議制御ユニット14、メモリ15、及び会議ブロック16をその構成に含む。
本発明の特徴は、電話交換装置1が内線にボタン電話機2を収容し、ボタン電話機2が複数のランプ付き可変機能ラインボタンFK−を有して電話会議に参加した会議状態の際にはそのランプ付き可変機能ラインボタンFK−を参加者ボタンに切替え使用し、かつ、電話制御ユニット13及び会議制御ユニット14による会議開催における動作にある。動作についての詳細は後に別実施態様として説明する。以降の説明ではランプ付き参加者ボタンを参加ボタンFKと略称する。
内線IF11は、電話交換装置1の内線としてボタン電話機2を収容し電話交換装置1との間のインタフェース機能を有する複数の内線ポートを含む。外線IF12は外線を例えば公衆電話網により形成されるネットワーク4を介して外線電話機3に接続し電話交換装置1との間のインタフェース機能を有する複数の外線ポートを含む。電話制御ユニット13はプログラム制御されるプロッセサにより内線IF11又は外線IF12での発呼又は着呼を検出して会議ブロック16における電話回線の相互接続を完成させる。従って、会議ブロック16への着呼は電話制御ユニット13が制御するものとする。
会議制御ユニット14は、プログラム制御されるプロッセサにより会議ブロック16を用いて電話会議の開催を実行する。従って、会議ブロック16に接続された回線に対する会議の参加及び離脱は会議制御ユニット14により制御されるものとする。また、会議制御ユニット14は会議ブロック16に接続される内線のボタン電話機2に対するボタン操作状況の受付け及びランプ表示の制御を実行する。その実行の詳細はシーケンスチャートを用いて後に説明する。
メモリ15には、参加者リスト15−A、回線接続管理テーブル15−B、会議設定管理テーブル15−C、及び参加者ボタン管理テーブル15−Dが含まれる。これらテーブルは、それぞれの記憶領域を持ってもよいが、回線ごとの接続状態、接続情報などを記録する回線状態総合管理テーブルを別に形成し、必要の都度、その総合管理テーブルからプロセッサによりデータ抽出して必要なデータを作成する構成であってもよい。従って、本発明が本図面によるテーブルの構成に限定されるものではない。会議ブロック16には例えばCB(会議ブロック)16−1、16−2等が含まれ、各CBは、電話会議の際に参加者の電話機を接続した電話回線を収容して、従来同様、例えば一つの送話を他の全員に受話させるような会議通話を実現する。CB16−1,CB16−2等のそれぞれは、以降の説明の便宜を図り、CB1,CB2等と略記する場合がある。
次に、図1に図2から図5までを併せ参照してメモリ15に有する記憶領域について説明する。図2の参加者リスト15−Aは、その実施の一形態であり、CB1に、主催者として内線番号「2201」を、また、参加者として内線番号「2202」と外線の電話番号「0123456789」及び電話番号「0345678901」とを接続することを示している。また、CB2に、主催者として内線番号「220N」を、また、参加者として内線番号「2203」と外線の電話番号「0456789012」とを接続することを示している。これらの情報は周知の技術を用いて主催者が所定の手順により登録できる。従って、その入力は、このシステムに接続する通信端末であれば可能であり、ボタン電話機2の操作によるとは限らない。
この登録の際、必要に応じてボタン電話機2の画面表示器に表示できるように、その電話番号対応に、その持ち主姓名、所属などをメンバー情報として記録することができる。このメンバー情報は各ボタン電話機などの通信端末で固定の利用者を登録したアドレス帖から選択され周知の技術で転送できるので、その記録は容易である。
図3の回線接続管理テーブル15−Bは、その実施の一形態であり、電話制御ユニット13及び会議制御ユニット14の制御を受け、電話交換装置1の内線IF11及び外線IF12の各ポート番号に対応してその接続の都度、その接続先回線のポート番号が記録される。図示される場合、内線4と外線(M−1)との接続が例示されている。例えば、CB1での電話会議の場合、主催者の内線1が最初に接続された内線2との接続であるが、参加者側の接続先は全て主催者の内線1として、記憶領域の節減と管理の容易さとを図ることができる。このテーブルは、例えば、保留、会議からの一時離脱などの場合、接続先が変更される。
図4の会議設定管理テーブル15−Cは、その実施の一形態であり、会議制御ユニット14の制御を受け、会議ブロックのCB1、CB2ごとの接続先ポート番号を主催者と参加者とに区別して記録されており、会議者が一時離脱しても変更されず、再加入に用立てられる。回線接続管理テーブル15−Bとの差は、本テーブルのデータが会議からの一時離脱では消去されないことである。
図5の参加者ボタン管理テーブル15−Dは、その実施の一形態であり、会議制御ユニット14の制御を受け、各内線ポート対応に電話会議中のボタン電話2に対応した上記参加者ボタンFKの回線割付けを記録する。例えば、内線1が主催者としてCB1に接続されたときに参加者ボタンFK1に割付けされる。その後、CB1に接続された内線2、外線1の順に参加者ボタンFK2、FK3と割付けされる。従って、同一会議に参加する場合には各参加者ボタンの割付けは同一になる。このテーブルにより、各回線の会議への接続状態によりそれぞれの参加者ボタンFKの点灯、点滅、消灯が制御される。
次に、図6に図1から図5までを併せ参照して各CBの回線接続について説明する。電話交換装置1では、内線及び外線の各回線からの着呼を会議ブロック16に接続する場合には電話制御ユニット13がSW(スイッチ)17を制御する。また、会議ブロック16に接続された回線状態については会議制御ユニット14が監視し制御する。従って、会議制御ユニット14は、SW(スイッチ)17の制御を必要とする場合、電話制御ユニット13に通知して制御させるものとする。
まず、CB16−1の場合、主催者の内線1が発呼して電話制御ユニット13に会議設定要求するので、電話制御ユニット13が参加者リスト15−Aを参照してCB16−1の空き回線を選択し内線1を主催者として接続する。会議制御ユニット14はCB16−1から通知を受けて内線1のボタン電話機2と制御線を介して参加者ボタンのランプ点灯制御を行う。次いで、内線2からの発呼を受けた電話制御ユニット13が、参加者リスト15−Aを参照して内線2を参加者とし、CB16−1の空き回線を選択して接続する。会議制御ユニット14はCB16−1から通知を受けて内線2のボタン電話機に対し内線1の電話機同様に制御線を介して参加者ボタンのランプ点灯制御を行う。以降の接続は上述したと同様手順となる。CB16−2の場合も同様でありその説明は省略する。なお、更なる詳細は、後にシーケンスチャートを参照して説明する。
次に、図7から図9A、図9Bまでを併せ参照し、本発明で用いるボタン電話機20について説明する。図示されるボタン電話機20は、送受話器21、画面表示器22、可変機能ラインボタン23、可変機能設定ボタン24、ダイヤルボタン25、代替機能ボタン26などを有する。送受話器21は周知のものであり、画面表示器22も例えばLCDによる。
ランプ付きの可変機能ラインボタン23は、例えば周知のワンタッチ呼出しに登録するボタンであり、所定の切替え手段により会議設定状態にある場合、会議参加者のランプ付き参加者ボタンに利用される。従って、可変機能ラインボタン23はランプ付きであり、図7では、ボタンFK1〜FK5が示されている。しかし、多数参加の会議に対応するためには、列を形成して例えば8個以上を備えることが望ましい。参加者ボタンFK−のランプは、回線の割付け状態で点滅し、その押下げ応答による会議参加状態で点灯する。自己割当てされた参加者ボタン以外でのランプの点滅、点灯の際には、対応する回線の発信者番号と共にメンバー情報がその対応するボタンの押下げで電話交換装置1から送られ画面表示器2に表示されるものとする。
可変機能設定ボタン24も可変機能ボタンであり、周知の回線保留、保留応答などに利用でき、ボタンFKA〜FKDが図示されている。後述するように、ボタンFKAを例えば会議設定用に利用することができるが、これらのボタンの数及びそれらに割付ける機能はこの図面で示されるものに限定されない。ダイヤルボタン25は、ダイヤル発信に使用する以外、特番組合せで、例えば会議設定することもできる。代替機能ボタン26は、例えば、周知のオンフック/オフフック用、再ダイヤル用など、ワンタッチ操作への代替え手段に利用される。
図8はボタン電話機20の構成を機能ブロックで示したものであり、図7の構成要素に加え、回線IF部27、電話回路部28、会議モード設定変換部29、参加者ボタン管理部30、及び表示画面編集部31を有する。回線IF部27は、図1における内線IF11の内線ポートと回線接続され、そのインタフェース機能を有する。電話回路部28は、送受話器21を回線IF部27に接続してユーザに通話させる周知の電話用回路およびプロセッサである。
会議モード設定変換部29は、ボタン電話機利用者の操作から所定の電話会議設定要求を受付けすることによりその電話機を会議に参加させ、ランプ付き可変機能ラインボタン23の機能を参加者ボタンに切替えて、ボタン電話機20を会議モードすなわち会議設定状態するものとする。すなわち、電話会議状態は所定ランプの点灯又は画面表示により認知させる。また、所定の電話会議離脱の受付けは、ランプの点滅又は画面表示により認知させ、その電話機の会議設定状態が解除される。会議からの完全離脱は、オンフック操作によることとし、この結果、通話回線は切断され、対応するFKランプは消灯される。
参加者ボタン管理部30は、会議モード設定変換部29で会議設定状態にある場合、回線IF部27が図6に示されるようCB16−1を介して会議制御ユニット14から受けるランプ点灯指示を管理する。例えば、図9A及び図9Bに示される参加者ボタン管理テーブル30−A及び参加者ボタン管理テーブル30−Bにより管理できる。図9A及び図9Bは図6に示されるように接続されている場合の内線1及び内線2それぞれをポート対応に管理するテーブルである。上述したように、同一会議ブロックCB1に接続されるボタン電話機20では、テーブルのFK1領域〜FK5領域それぞれが同一に管理される。
また、例えば内線2が会議から一時離脱の際にはFK2領域に点滅がマークされ、外線1が完全離脱場合にはFK3領域に消灯がマークされる。表示画面編集部31は、ボタン電話機20の状況に応じ、画面表示器22に表示するパターンを予め記憶しており、その状況を文字表示する。例えば、会議モード中の会議設定マーク、参加者リストから得たメンバー情報などの表示がある。
図9A及び図9Bは、上記図6の接続状態における内線1及び内線2それぞれの参加者ボタン管理テーブルを参加者ボタン対応のポート番号で示している。そのポート番号で示される領域には、ランプの点灯、点滅、消灯がマークされ、図1の会議制御ユニット14により会議設定状態の各ボタン電話機2へ通知されている。
上述のような構成を採用したので、主催者をはじめ、会議の各参加者が会議開催時刻を目指して所定の会議設定要求操作により発呼するが、主催者以外は主催者内線へ発呼することになる。従って、会議参加への発呼は各参加者により実行されるので、主催者は会議設定のために参加者リストの作成と一回の発呼処理で済む。また、電話交換装置では、電話制御ユニットが会議参加者と認識の回線を内線1の回線ではなくこの会議ブロックの空き回線に接続して直ちに応答を得ることができる。従って、参加者の会議参加のための接続時間の短縮が可能である。更に、ボタン電話機利用者の操作から所定の電話会議要求を受付けすることによりランプ付き可変機能ラインボタンの機能を参加者ボタンに切替えることにより、ボタン電話機を会議モードすなわち会議設定状態にできる。
ボタン電話機が有する多数のランプ付き可変機能ラインボタンを会議参加者全員に対応させることにより、ワンタッチで会議参加者の情報を得ることができるので、会議参加者の状況把握が簡単かつ容易である。一方、ボタン電話機でランプ付き可変機能ラインボタンの数が限定される場合、少なくとも主催者はコンソールを使用することもできる。ボタン数が限定される場合の参加者ボタンは、例えば表示器との組合せで一つのボタンを複数の参加者に割付けしてもよい。
本発明の実施例2として、上記可変機能設定ボタン24にあるボタンFKAを会議設定用に利用する実施形態について説明する。すなわち、ボタンFKAの押下げが会議設定要求としてボタン電話機2を会議設定状態に形成し、次の押下げが会議一時離脱としてボタン電話機2を会議設定状態から離脱させている。
図10から図14までのシーケンスチャートに図1から図9までを併せ参照して、図1における本発明の主要動作の一手順について説明する。
まず、図10を参照して主催者による会議設定について説明する。
内線1のボタン電話機2では、会議設定用のボタンFKAの押下げを検出することによりランプ付き可変機能ラインボタン23の機能を参加者ボタンに切替えすると共にFKAランプが点灯し電話交換装置1に会議設定要求(手順S1)の信号を送出する。電話交換装置1では、会議制御ユニット14が参加者リスト15−Aを参照して会議ブロック16でCB1の主催者用の第1回線を内線1に割付し会議設定を完了(手順S2)する一方、内線1に第1回線対応の参加者ボタンFK1のランプ点滅を指示(手順S3)して、メモリ15の各管理テーブル15−B、15−C、15−Dに記録する。
内線1のボタン電話機2は、ランプ点滅指示を受けてFK1ランプを点滅(手順S4)させるが、この表示に主催者が参加者ボタンFK1の押下げで応答(手順S5)する。この応答を電話交換装置1の会議制御ユニット14が受けてFK1ランプの点灯を指示(手順S6)すると共に、参加者ボタン管理テーブル15−Dの表示記録を変更する。内線1のボタン電話機2では、FK1ランプが点灯(手順S7)して主催者による会議開催開始動作が完了する。これまでの手順は会議開催時刻の例えば5分前までに終了する。
次に、図11を参照して内線2がボタン電話機2により主催者の次に会議参加する場合について説明する。
会議開催時刻に、内線2における会議参加者から会議設定ボタンFKAの押下げを受けた場合、ボタン電話機2ではランプ付き可変機能ラインボタン23の機能を参加者ボタンに切替えすると共にFKAランプが点灯し電話交換装置1に会議参加要求(手順S11)の信号を送出する。電話交換装置1では、電話制御ユニット13が、参加者リスト15−Aを参照して会議ブロック16でCB1の次の順序の空き回線を内線2に割付け(手順S12)する一方、会議制御ユニット14は、内線2及びそれまでの参加者にその回線対応の参加者ボタンFK2のランプ点滅を指示すると共に内線2からの着信を通知するメンバー情報を参加者リスト15−Aから読出しして送出(手順S13)し、その状態をメモリ15の各管理テーブル15−B、15−C、15−Dに記録する。従って、内線1,2共にFK2ランプが点滅し、かつ内線2からの着呼が画面表示器22に表示(手順S14)される。
内線2においては、参加者によりその点滅に応答する参加者ボタンFK2の押下げ(手順S15)がある。それにより、電話交換装置1では、会議制御ユニット14がCB1により他の参加者との通話路を設定(手順S16)する。一方、会議制御ユニット14は、FK2ランプの点灯を指示(手順S17)して、参加者ボタン管理テーブル15−Dの表示記録を変更する。内線1,2両方のボタン電話機2では、FK2ランプが点灯(手順S18)する。それにより、内線1と内線2とはCB1を介して会議通話が可能である。
このように、内線に収容されるボタン電話機により、接続先ダイヤルの発信なしで電話会議に参加できるので、会議への設定又は参加が簡単かつ容易である。
次に、図12を参照して外線1からCB1への参加があった場合について説明する。
上記手順が終了した後、電話交換装置1が外線1から内線1への着呼による呼出し(手順S21)を受付けした場合、電話制御ユニット13は、回線接続管理テーブル15−Bで着呼先内線1が会議中であることを知るので、参加者リスト15−Aの発信者番号から会議参加者からの着呼を知る。従って、電話制御ユニット13は、会議ブロック16でCB1の次の順序の空き回線を外線1に割付け(手順S22)する。一方、会議制御ユニット14は、それまでの内線参加者にその外線対応の参加者ボタンFK3のランプ点滅を指示すると共に外線1からの着信を通知するメンバー情報を参加者リスト15−Aから読出しして送出(手順S23)し、メモリ15の各管理テーブル15−B、15−C、15−Dにその状態を記録する。従って、内線1,2共にFK3ランプが点滅すると共に外線1からの着呼が文字表示機22に表示(手順S24)される。
主催者の内線1では、外線1の着呼表示から点滅するFK3ランプに応答するので、ボタン電話機2ではその応答を参加者ボタンFK3の押下げ(手順S25)により電話交換装置1に通知する。これにより、電話交換装置1では、会議制御ユニット14が外線1からの応答を確認して、外線1と他の参加者との通話路をCB1により設定(手順S26)する。一方、会議制御ユニット14は、FK3ランプの点灯を指示(手順S27)すると共に、参加者ボタン管理テーブル15−Dの表示記録を変更する。内線1,2両方のボタン電話機2ではFK3ランプが点灯(手順S28)する。それにより、外線1は、内線1及び内線2とCB1を介して三者による会議通話が可能である。
このような構成のため、ボタン電話機以外の内線電話機であっても外線からの会議参加は上記手順と同様に可能であり、その説明は省略する。
次に、図13を参照して内線の会議一時離脱と再参入とについて内線2を例示して説明する。内線2は会議参加中であり、会議参加ボタンFKAはランプ点灯中の状態である。
内線2のボタン電話機2は、ボタンFKAの押下げを受け、FKAランプを点滅させると共に会議設定要求により会議一時離脱を電話交換装置1へ要求(手順S31)する。電話交換装置1では会議制御ユニット14がそれを受けて内線2を会議離脱させて発呼状態にすると共に参加者のボタン電話機2へFK2ランプの点滅を指示(手順S32)して参加者ボタン管理テーブル15−Dでそのランプ表示マークを変更する。従って、会議に参加中のボタン電話機2のFK2ランプが点滅すると共に内線2の離脱が文字表示機22に表示(手順S33)される。一方、内線2のボタン電話機2の参加者ボタンFK−は会議設定状態を解除(手順S34)され可変機能ラインボタン23の機能に戻るものとする。この状態で、内線2は別の相手先との発呼又は着呼応答が可能であり通話して保留も可能である。
会議再参入の際には、内線2のボタン電話機2でボタンFKAの押下げを受けるので、ボタン電話機2では可変機能ラインボタン23の機能をランプ付き参加者ボタンに切替えすると共にFKAランプが点灯し電話交換装置1に会議設定要求による会議参加要求(手順S35)の信号を送出する。電話交換装置1では、会議制御ユニット14が、CB1で先に内線2に割付けした第2回線の通話路を接続し、参加中のボタン電話機2に回線対応の参加者ボタンFK2のランプ点灯を指示(手順S36)して参加者ボタン管理テーブル15−Dでそのランプ表示マークを変更する。従って、内線1と共に参加中のボタン電話機2のFK2ランプが点灯し、かつ内線2の参加が文字表示機22に表示(手順S37)される。一方、内線2の可変機能ラインボタン23は、会議設定状態(手順S38)とされるので、参加者ボタンFK−の機能に切り替えられる。
上述したように、会議設定状態の移行にランプ付き可変機能設定ボタンFKAを使用するので、ワンタッチによる会議参加及び一時離脱が可能なため操作が簡便化し、またその状態がFKAランプの点灯状態で認知可能なので、状態の文字表示を不要にするという利点がある。
また、このような手順を可能とするので、上記実施例1で記載の、参加者の会議参加のための接続時間の短縮が可能であること、更に、会議参加者の状況把握が簡単かつ容易であることを確認することができる。
次に、図14を参照して内線2の例による会議からの完全離脱動作と会議終了の際の動作とについて説明する。
内線2の参加者がオンフックした際に、そのボタン電話機2では通話路が切断(手順S41)される。一方、内線2の通話路切断で、電話交換装置1では、電話制御ユニット13が内線2をSW17でCB1から切離して会議からの離脱を処理すると共に、会議制御ユニット14は、それを受けて内線2を会議離脱させると共に参加者のボタン電話機2へFK2ランプの消灯を指示(手順S42)して参加者ボタン管理テーブル15−Dでそのランプ表示マークを変更し、その状態をメモリ15の各管理テーブル15−B、15−Cに記録する。その電話交換装置1からの指示により、内線1と共に参加中のボタン電話機2ではFK2ランプが消灯(手順S43)し、内線2では会議参加ボタンFKAが消灯し、全FKランプも消灯(手順S44)して完全復旧する。
外線又は単機能電話機による内線による会議離脱手順は、内線又は外線を問わず同様であり、オンフックにより通話回線を切断してその電話機は復旧する。
内線1の主催者からのオンフックによる切断は、会議の終了を意味してその会議設定を解除する。すなわち、主催者のボタン電話機2におけるオンフックにより内線1の通話路は切断(手順S45)される。内線1からオンフック情報を受けた電話交換装置1では、電話制御ユニット13がCB1に接続される全回線を切断処理する。その一方、会議制御ユニット14は、会議終了を受付けすることになるので、会議中のボタン電話機には会議終了を通知し、参加者リスト15−A、会議設定管理テーブル15−C及び参加者ボタン管理テーブル15−Dの関連部分の記録を消去(手順S46)すると共に、回線接続管理テーブル15−Bの記録を変更する。
従って、内線1では、FKAランプは消灯し、全FK−ランプも消灯(手順S47)する。例えば、内線2で離脱が未完了であれば、そのボタン電話機2では、全FKランプが消灯し会議設定が解除されると共に電話交換装置1から話中音が受信(手順S48)される。また、外線の場合、会議回線から解放されるので外線に接続中の接続先電話機にも話中音が受信(手順S49)される。
このように、一旦、電話会議に参加した回線は、電話機によるオンフックで切断状態にすることにより容易に完全離脱可能である。
本発明の実施例3について図15及び図16に図1から図9A、図9Bまでを参照して説明する。
上記実施例2の説明では、参加者リスト15−Aに登録された発信者番号の電話機のみ電話会議に参加できた。本実施態様では、電話会議に参加中のボタン電話機に着呼した電話機を、それに応答して会議参加させる手順の一形態について説明する。ここでは外線3から主催者の内線1への着呼で説明するが、内線からの着呼でも、また着呼先が主催者以外の会議参加者の内線ボタン電話機でも同様の手順で参加させることができる。
電話交換装置1が外線3から内線1への着呼を受付け(手順S51)した際には、電話制御ユニット13が着呼先内線1の電話会議中を検出して、会議制御ユニット14に通知する。会議制御ユニット14は内線1のボタン電話機2を呼出し、外線3からの着呼を通知すると共に、CB1の空き参加ボタンFK4のランプ点滅を指示(手順S52)する。内線1のボタン電話機2では、例えば、受けた発信者のメンバー情報を着呼情報として電話交換装置1から受付けし、画面表示器22に表示すると共にFK4ランプを点滅(手順S53)させる。
内線1は会議参加中であり、会議参加ボタンFKAはランプ点灯中の状態である。
内線1のボタン電話機2は、ボタンFKAの押下げを受け、FKAランプを点滅させると共に会議一時離脱を電話交換装置1へ要求(手順S54)する。電話交換装置1では会議制御ユニット14がそれを受けて内線1を会議離脱させて発呼状態にすると共に参加者のボタン電話機2へFK1ランプの点滅を指示(手順S55)して参加者ボタン管理テーブル15−Dでそのランプ表示マークを変更する。従って、内線1と共に参加中のボタン電話機2のFK1ランプが点滅すると共に内線1が離脱したことが文字表示機22に表示(手順S56)される。一方、内線1のボタン電話機2の参加者ボタンFK−は会議設定を解除され可変機能ラインボタン23の機能に戻るので、内線1は呼出しを受ける状態となって外線3に応答(手順S57)する。
通話の後には、外線3が会議に参加するか否かを問わず、内線1は会議再参入することになる。その際には、内線1のボタン電話機2でボタンFKAの押下げを受けるので、ボタン電話機2では可変機能ラインボタン23の機能を参加者ボタンに切替えし、かつFKAランプが点灯して電話交換装置1に会議参加要求(手順S61)の信号を送出する。電話交換装置1では、会議制御ユニット14が、CB1で先に内線1に割付けした通話路を接続し、会議参加中のボタン電話機2に回線対応の参加者ボタンFK1のランプ点灯を指示(手順S62)して参加者ボタン管理テーブル15−Dでそのランプ表示マークを変更する。従って、内線1と共に会議参加中のボタン電話機2のFK1ランプが点灯すると共に内線1が参加したことが文字表示機22に表示(手順S63)される。一方、内線1の可変機能ラインボタン23は会議設定され、参加者ボタンFK−の機能に切替えられ、会議参加中の参加者ボタンFK−のランプが点灯(手順S64)する。この結果、先の三者通話に戻る。
通話の結果、外線3を会議に参加させる場合、内線1のボタン電話機2では、上記手順S53によりFK4ランプが点滅しているので、これに応答して参加者ボタンFK4を押下げ(手順S65)する。電話交換装置1では、会議制御ユニット14がこの情報を受けたことにより内線1の応答を確認し、電話制御ユニット13がこの通知を受ける。これにより、電話制御ユニット13は、外線3をCB1のボタンFK4対応の回線に接続して会議通話路を設定(手順S66)する。一方、会議制御ユニット14は、FK4ランプの点灯を指示(手順S67)すると共に、参加者ボタン管理テーブル15−Dの表示記録を変更する。電話会議参加中のボタン電話機2ではFK4ランプが点灯(手順S68)する。それにより、外線3は、内線1、内線2及び外線1とCB1を介して四者による会議通話が可能である。
上記手順S53で画面表示されたメンバー情報で判断し、直ちに会議参加させる場合には手順S53からS57、及び手順S61からS64までを省略し、手順S65に直接進むことができる。
上述したように、一旦、電話会議に参加した回線は、電話機によるオンフックで切断状態にすることにより容易に完全離脱可能である。
本発明の実施例4について図10から図16までに図1から図9A、図9Bまでを参照して説明する。
上記実施例2の説明では、会議状態の設定にランプ付きの可変機能設定ボタンFKAを使用したが、会議状態を文字表示するLCD又は別にランプ表示するLEDを設けて、特番ダイヤル、例えばダイヤル「#13」を用いてダイヤル制御するものである。本実施の態様では、LCDを画面表示器22とし、上記手順S1、手順S11、手順S31、手順S35、手順S54、及び手順S61が次のように変更され、それ以外では、FKAランプに関連の記載が削除される。
手順S1では、内線1で主催者から特番「#13」により発呼を受けた際、可変機能ラインボタン23の機能をランプ付き参加者ボタンに切替えすると共に画面表示器22の所定位置、例えば左上部に「会議設定中」を表示、又は特定のLEDを点滅させて、電話交換装置1に会議設定要求の信号を送出する。
手順S11では、内線2で会議参加者から特番「#13」により発呼を受けた場合、ボタン電話機2では可変機能ラインボタン23の機能をランプ付き参加者ボタンに切替えすると共に画面表示器22の所定位置に「会議参加中」を表示、又は特定のLEDを点灯させて、電話交換装置1に会議参加要求の信号を送出する。
手順S31では、内線2は会議参加中であり、画面表示器22に「会議参加中」を表示しているか、又は特定のLEDを点灯させた状態である。この状態で、内線2のボタン電話機2は、例えばフッキングの後、特番「#14」のダイヤル操作を受けた際に、画面表示器22の所定位置に「会議参加一時離脱」を表示、又は特定のLEDを点滅させて会議一時離脱を電話交換装置1へ要求する。
手順S35では、内線2は別の相手先との発呼又は着呼応答が可能であり、また通話して保留も可能な状態である。会議再参入の際には、内線2のボタン電話機2で利用者から特番「#13」のダイヤルを受けるので、ボタン電話機2ではランプ付き可変機能ラインボタン23の機能を参加者ボタンに切替えすると共に画面表示器22の所定位置に「会議参加中」を表示、又は特定のLEDを点灯させて電話交換装置1に会議参加要求信号を送出する。
手順S54では、内線1は、会議参加中であるので、画面表示器22に「会議参加中」を表示、又は特定のLEDを点灯させた状態である。この状態で、内線1のボタン電話機2は、例えばフッキングの後、特番「#14」のダイヤル操作を受けた際に、画面表示器22の所定位置に「会議参加一時離脱」を表示、又は特定のLEDを点滅させて会議一時離脱を電話交換装置1へ要求する。
手順S61では、内線1は別の相手先と通話の状態である。会議再参入の際には、内線1のボタン電話機2で利用者から特番「#13」のダイヤルを受けるので、ボタン電話機2ではランプ付き可変機能ラインボタン23の機能を参加者ボタンに切替えすると共に画面表示器22の所定位置に「会議参加中」を表示、又は特定のLEDを点灯させて電話交換装置1に会議参加要求信号を送出する。
このような構成により、ランプ付き可変機能ラインボタンFKの数が限定されている場合でも、可変機能設定ボタンFKA〜FKDもランプ付き参加者ボタンに利用できる。
本発明の実施例5について図10から図16までに図1から図9A、図9Bまでを参照して説明する。
上記実施例2の説明では、会議状態の設定にランプ付きの可変機能設定ボタンFKAを使用したが、会議参加の際には可変機能ラインボタンFK1を利用し、会議設定状態の際には自己のボタン電話機に割付けられた参加者ボタンFK−を利用するものである。すなわち、上記手順S1及び手順S11ではボタンFKA及びそのランプがボタンFK1及びそのランプと読み替えられる。また、上記手順S31、手順S35、手順S54、及び手順S61ではボタンFKA及びそのランプが自己に割付けられた参加者ボタンFK―及びそのランプと読み替えられる。自己に割付けられた参加ボタンFK―は、上記手順S14の点滅ランプ、又は参加者ボタンFK−の押下げで画面表示器22に表示される例えばメンバー情報で認知できる。
この構成も、上記実施例4と同様な効果が得られる。
内線にボタン電話機を接続する電話交換装置を用い、そのボタン電話機が会議設定状態にある場合にはそのランプ付き可変機能ラインボタンを同一会議参加者それぞれに対応する参加者ボタンとすることが容易にできる。これにより、主催者は会議参加者の電話番号を参加者リストに予め登録し、主催者のボタン電話機から会議設定要求して会議設定状態にし、前記主催者のボタン電話機に着呼した内線又は外線の発信者番号が参加者リストに存在する場合、その着呼回線を会議参加させている。
このような構成により、相手先番号入力なしによる会議参加を必要かつ不可欠とする用途に適用できる。例えば、電話端末として表示器付き機能ボタンをキーボード又は画像表示画面に備えるインターネットプロトコルによる通信端末を用いるような会議開催が対象にできる。
本発明による、内線にボタン電話機を用いた電話交換装置の電話会議開催における実施の一形態をブロックで示した説明図である。(実施例1) 図1での参加者リストの実施の一形態をテーブルで示した図である。(実施例1) 図1での回線接続管理テーブルの実施の一形態を示した図である。(実施例1) 図1での会議設定管理テーブルの実施の一形態を示した図である。(実施例1) 図1での参加者ボタン管理テーブルの実施の一形態を示した図である。(実施例1) 図1での各会議ブロックにおける回線接続状況の実施の一形態を示した図である。(実施例1) 本発明におけるボタン電話機の実施の一形態を表面の外観で示した説明図である。(実施例1) 本発明におけるボタン電話機の実施の一形態を機能ブロックで示した図である。(実施例1) 図8における参加者ボタン管理テーブルの実施の一形態を、図5の内線1の場合で示した図である。(実施例1) 図8における参加者ボタン管理テーブルの実施の一形態を、図5の内線2の場合で示した図である。(実施例1) 本発明による電話会議開催にあたり、主催者により会議設定する手順の実施の一形態をシーケンスチャートで示した説明図である。(実施例2) 本発明による電話会議状態で、内線のボタン電話機により主催者の次に会議参加する場合における会議設定手順の実施の一形態をシーケンスチャートで示した説明図である。(実施例2) 本発明による電話会議状態で、外線から会議参加する場合における会議設定手順の実施の一形態をシーケンスチャートで示した説明図である。(実施例2) 本発明による電話会議状態で、会議から一時離脱し、その後、会議へ再参加する場合における会議設定手順の実施の一形態をシーケンスチャートで示した説明図である。(実施例2) 本発明による電話会議状態で、内線のボタン電話機により会議から完全離脱する場合、及び会議終了する場合における会議設定手順の実施の一形態をシーケンスチャートで示した説明図である。(実施例2) 本発明による電話会議状態で、外線から会議参加中の内線に着呼した場合における会議設定手順の実施の一形態をシーケンスチャートで示した説明図である。(実施例3) 図15に続き、その外線を会議参加させる場合における会議設定手順の実施の一形態をシーケンスチャートで示した説明図である。(実施例3) 従来の、内線に多機能電話機を用いた電話交換装置の電話会議開催における一例をブロックで示した説明図である。 従来のボタン電話機の一例を表面の外観で示した説明図である。
符号の説明
1 電話交換装置
2 ボタン電話機
3 外線電話機
4 ネットワーク
11 内線IF
12 外線IF
13 電話制御ユニット
14 会議制御ユニット
15 メモリ
15−A 参加者リスト
15−B 回線接続管理テーブル
15−C 会議設定管理テーブル
15−D 参加者ボタン管理テーブル
16 会議ブロック
16−1、16−2 CB(会議ブロック)
20 ボタン電話機
21 送受話器
22 画面表示器
23 可変機能ラインボタン
24 可変機能設定ボタン
25 ダイヤルボタン
26 代替機能ボタン

Claims (2)

  1. 電話交換装置と、該電話交換装置に内線により接続された主催者のボタン電話機を有し、該主催者のボタン電話機は複数のランプ付き可変機能ラインボタンを具備するシステムにおいて、会議設定された状態にある場合には前記複数のランプ付き可変機能ラインボタンを、同一会議への同時参加者である前記主催者及び他の参加者にそれぞれ対応する参加者ボタンとして割り当て点灯する電話会議開催方法であって、
    前記電話交換装置は、予め、前記主催者の前記ボタン電話機の電話番号及び前記他の参加者の電話番号を会議参加者として登録した参加者リストを有し、
    前記電話交換装置は、前記主催者の前記ボタン電話機から会議設定要求を受けると、前記参加者リストを参照して主催者用の回線を前記内線に割付けして会議設定を行った際、前記主催者のボタン電話機の前記複数のランプ付き可変機能ラインボタンのうちの一つの参加者ボタンを、主催者ボタンとして点灯させ、
    前記電話交換装置は、会議設定された状態で外線又は他の内線から前記主催者のボタン電話機への着呼を受け付けした場合、当該着呼の発信者番号が前記参加者リストにある場合、前記外線又は他の内線を会議参加させると共に、前記主催者のボタン電話機の前記複数のランプ付き可変機能ラインボタンのうちの他の一つの参加者ボタンを、点灯させることを特徴とする電話会議開催方法。
  2. 請求項1に記載の電話会議開催方法において、
    前記システムは、前記電話交換装置に別の内線により接続された別の参加者のボタン電話機を更に有し、該別の参加者のボタン電話機は、押下げ操作により会議参加要求を前記別の内線を介して前記電話交換装置に送出する可変機能設定ボタンと、複数のランプ付き可変機能ラインボタンを具備し、
    前記電話交換装置は、会議設定された状態で前記別の参加者の前記ボタン電話機から前記別の内線を介して前記会議参加要求を受けると、当該別の内線の発信者番号が前記参加者リストにある場合、その別の内線を会議参加させると共に、前記主催者のボタン電話機の前記複数のランプ付き可変機能ラインボタンのうちの更に他の一つの参加者ボタンを、点灯させ、かつ、前記別の参加者のボタン電話機の前記複数のランプ付き可変機能ラインボタンのうちの特定の一つの参加者ボタンを、点灯させることを特徴とする電話会議開催方法。
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