JP3089063U - カラオケボックス遠隔対話システムおよび飲食店遠隔対話システム - Google Patents

カラオケボックス遠隔対話システムおよび飲食店遠隔対話システム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔地に点在する各々の飲食店やカラオケボ
ックスに在席する人が、その在席場所から遠隔地の相手
と、チャット、音声および映像による会話を楽しむこ
と。 【解決手段】 通信網15に接続されたカメラ搭載型パ
ソコン13a〜13nを、カラオケボックス11a〜1
1n(又は食べ物の他に酒やビールなどのアルコール含
有飲料水を販売する飲食店)に設置する。また、通信網
15に接続されたサーバ17が、各パソコン13a〜1
3n間で文字データを送受信して表示するチャット会話
を制御する。更に、各パソコン13a〜13nが、カメ
ラで撮影された映像およびマイクで集音された音声をデ
ータに変換し、この変換された映像・音声データを通信
網15を介して他のパソコンへ送信すると共に、他のパ
ソコンから送られてきた映像・音声データに応じた映像
をディスプレイに表示し、音声をスピーカから出力する
映像音声会話の制御を行うようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、居酒屋、スナック、クラブなどの飲食店やカラオケボックスに、カ メラ搭載型のパーソナルコンピュータ(パソコン)等の端末機を設置し、利用者 が端末機から通信回線を介して遠隔地の相手とチャット、音声および映像による 対話(会話)を行うカラオケボックス遠隔対話システムおよび飲食店遠隔対話シ ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
食べ物の他に酒やビールなどのアルコール含有飲料水を販売する飲食店では、 個人やグループで飲食しながら会話を行うなど、一時の団欒を楽しむといったこ とが一般的である。この他、スナックやカラオケボックスなどのカラオケ装置が 設置されている場所では、唱歌を飲食や会話と共に、或いは単独で楽しむことが 行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の飲食店やカラオケボックスにおいては、その単独の店内又は室 内で、限られたグループの人員又は個人や店員、或いはその場に居合わせた人と 共に、飲食や会話並びに歌を楽しむといったことに限定される。このため、その 場所に在席する限り、当該場所以外に在席する人との出会いや会話などを楽しむ ことができないという問題がある。
【0004】 本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであり、遠隔地に点在する各々の飲 食店やカラオケボックスに在席する人が、その在席場所から遠隔地の相手と、チ ャット、音声および映像による会話を楽しむことができるカラオケボックス遠隔 対話システムおよび飲食店遠隔対話システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するために、本考案のカラオケボックス遠隔対話システムは、 通信網に接続され、上記通信網を介して他の端末機と通信を行う機能およびコン ピュータ機能を有する端末機を、カラオケボックスに設置したことを特徴として いる。
【0006】 また、上記通信網に接続されたサーバを備え、上記サーバに、上記端末機間で 文字データを送受信して表示するチャット会話を制御する第1の制御手段を備え たことを特徴としている。
【0007】 また、上記端末機は、静止画像および動画像の何れか又は双方の撮影が可能な 撮影手段と、音声を集音するマイクと、音声を出力するスピーカと、上記撮影手 段で撮影された映像および上記マイクで集音された音声をデータに変換し、この 変換された映像・音声データを上記通信網を介して他の端末機へ送信すると共に 、上記他の端末機から送られてきた映像・音声データに応じた映像をディスプレ イ表示し、音声を上記スピーカから出力する映像音声会話の制御を行う第2の制 御手段とを備えたことを特徴としている。
【0008】 また、上記端末機は、当該端末機の固有のIPアドレスに対応付けた所在地と 当該端末機の利用者の情報との双方を対応付けたリスト情報の送信制御を行う第 3の制御手段を備え、上記サーバは、上記リスト情報を記憶手段に記憶すること で登録する第4の制御手段とを備え、上記第1の制御手段は、上記リスト情報が 登録済みの端末機間でのみ上記チャット会話を可能とすることを特徴としている 。
【0009】 また、上記サーバは、上記チャット会話中の各端末機において先に上記リスト 情報の登録を行った端末機からの上記映像音声会話の開始指示を受信した場合に のみ、上記各端末機同士を上記映像音声会話可能なように回線接続する回線接続 手段を備えたことを特徴としている。
【0010】 また、本発明の飲食店遠隔対話システムは、上記のいずれかに記載のカラオケ ボックス遠隔対話システムにおける端末機を、カラオケボックスに代え、アルコ ール含有飲料水を販売する飲食店に設置したことを特徴としている。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0012】 (実施の形態) 図1は、本考案の実施の形態に係るカラオケボックス遠隔対話システムの構成 を示すブロック図である。
【0013】 この図1に示すカラオケボックス遠隔対話システム10は、各々遠隔地に点在 する複数のカラオケボックス11a〜11nと、これらカラオケボックス11a 〜11nに設置されたカメラ搭載型パソコン(以下、パソコンと称す)13a〜 13nと、各パソコン13a〜13nが接続された電話回線又は専用回線などの 通信網(インターネット)15と、通信網15に接続されたサーバ17とを備え て構成されている。
【0014】 サーバ17は、図2に示すように、送受信部21と、データ登録制御部23と 、チャット制御部25と、回線接続制御部27と、データ記憶部29とを備えて 構成されている。
【0015】 各パソコン13a〜13nは、図3に示すように、CPU30と、映像・音声 処理部31と、表示制御部32と、ディスプレイ33と、カメラ34と、マイク 35と、スピーカ36と、マウス37と、キーボード38と、送受信部39とを 備えて構成されている。なお、図3においては、本実施の形態の特徴を説明する に必要な構成要素のみを示し、各パソコン13a〜13nに常備される構成要素 については省略した。
【0016】 CPU30は、各構成要素31〜39を統括する制御を行うものである。
【0017】 映像・音声処理部31は、静止画像および動画像の何れか又は双方の撮影が可 能なカメラ34で撮影された映像と、マイク35から入力された音声との双方を データに変換し、この映像・音声データをCPU30の制御によって送受信部3 9へ出力すると共に、送受信部39で受信された通信相手のパソコンからの映像 ・音声データに基づき音声をスピーカ36から出力し、映像データを表示制御部 32へ出力するものである。
【0018】 表示制御部32は、映像・音声処理部31からの映像データに基づく映像をデ ィスプレイ33に表示すると共に、利用者が遠隔地の相手と会話を行う際に必要 な操作等を指示する画面を表示するものである。その画面については後述で凡例 挙げて詳述する。
【0019】 送受信部39は、通信網15を介してサーバ17とデータの送受信を行うと共 に、そのサーバ17を介して通信相手のパソコンとデータの送受信を行うもので ある。
【0020】 マウス37およびキーボード38は、図示せぬ入出力インタフェースを介して CPU30に接続されており、利用者が上記の会話等に必要な入力操作を行うも のである。
【0021】 但し、映像・音声処理部31および表示制御部32の機能は、図示せぬ記憶部 に記憶されたプログラムによって実現してもよく、この場合、そのプログラムに 応じてCPU30が上記の映像・音声処理部31および表示制御部32の制御を 実行する。また、各パソコン13a〜13nが、図示せぬ携帯電話機を接続して 無線通信を行う機能、又は単独で無線通信を行う機能を備える場合は、図1に示 す通信網15に図示せぬ無線基地局を介して無線回線で接続されるようになって いる。
【0022】 サーバ17の図2に示す送受信部39は、通信網15を介して各パソコン13 a〜13nとデータの送受信を行うものである。
【0023】 データ登録制御部23は、カラオケボックス11a〜11nの利用者が遠隔地 の相手と、音声および映像による会話(以下、映像音声会話ともいう)を行う際 に必要なリストをデータ記憶部29に登録する制御を行うものである。
【0024】 回線接続制御部27は、映像音声会話を可能とするために、双方のパソコン1 3aと13nを、通信網15を介して回線接続するものである。
【0025】 チャット制御部25は、回線接続制御部27によって接続された双方のパソコ ン13aと13nで、チャットによる会話が可能なように制御するものである。
【0026】 このような構成のカラオケボックス遠隔対話システム10において、まず、カ ラオケボックス11a〜11n内の利用者が遠隔地の相手と、音声および映像に よる会話(以下、映像音声会話ともいう)を行う際に必要な待機者リスト登録処 理について説明する。
【0027】 待機者リスト登録処理とは、映像音声会話を希望する利用者が、相手に自分の プロフィールやメッセージなどを知らせるために、利用者の情報をサーバ17に 登録する処理である。
【0028】 ここで一例として、カラオケボックス11aを3人の女性グループが利用して おり、この利用者がパソコン13aにて待機者リスト登録を行うものとする。初 期時、パソコン13aのディスプレイ33には、図4に示す初期画面41が表示 されている。この初期画面41には、他の画面に切り替わっても常時表示される 映像開始/中断釦42、会話終了釦43、待機者リスト釦44および使用中チャ ット釦45の他に、待機者リスト表示釦47とエントリー画面表示釦48が表示 されている。
【0029】 エントリー画面表示釦48は、相手からの会話申込を待つために自分又はグル ープのプロフィールやメッセージ等の待機者リスト情報を登録するための、図5 に示す待機者エントリー画面51を表示するものである。従って、利用者は、初 期画面41が表示されている際に、マウス37でエントリー画面表示釦48にカ ーソルを合わせてクリックすることにより、表示制御部32の制御によって待機 者エントリー画面51に切り替わる。
【0030】 この待機者エントリー画面51には、自分又はグループの名前の入力欄と、男 性、女性の各人数の入力欄と、メッセージの入力欄と、当該カラオケボックス1 1aの所在地である都道府県名、市町村名、店舗名および店舗内部屋名と、エン トリー釦52とが表示される。但し、カラオケボックス11aの所在地は、その カラオケボックス11aに設置されるパソコン13aの固有アドレスであるIP (Internet Protocol)アドレスに予め対応付けられており、 表示制御部32が、画面に所在地の表示が必要な場合に、IPアドレスから所在 地を割り出して表示する。
【0031】 この待機者エントリー画面51の例では、待機者リストには都道府県名のみが 自動的に表示され、他の市町村名、店舗名および店舗内部屋名は、利用者が任意 に選択することによって表示されるようになっている。その選択は、マウス37 でチェック欄をクリックすることによって行われ、選択されたチェック欄にレ印 が表示される。
【0032】 利用者は、図5に示す例のように、プロフィールやメッセージ等の待機者リス ト情報の入力を行った後、エントリー釦52をクリックする。このクリックによ って、待機者リスト情報が送受信部39から通信網15を介してサーバ17へ送 信され、送受信部21で受信される。この受信された待機者リスト情報は、デー タ登録制御部23の制御によってデータ記憶部29に記憶される。
【0033】 また、エントリー釦52のクリックによって、表示制御部32の制御で図6に 示すチャット画面61が表示され、任意の相手が入室するまで待機状態となる。 この待機状態では、チャット画面61のコメント欄に、待機者(利用者)に対す るコメントが表示される。例えば、「はなこさんが、待機者として入室しました 。あなたが待機して相手を待ちます。」と表示される。ここまでの動作で待機者 リスト登録処理が完了する。
【0034】 次に、上記のカラオケボックス11aから離れたカラオケボックス(例えば1 1n)内の利用者が、待機中の相手と音声および映像による会話を行う場合に必 要な申込処理(以下、会話申込処理と称す)について説明する。
【0035】 即ち、会話申込処理とは、上記の会話を待機者に対して希望する利用者(以下 、入室者と称す)が、待機者に自分のプロフィールやメッセージなどを知らせる ために、入室者の情報をサーバ17に登録し、待機者のチャットルームへ入室す る処理である。
【0036】 ここで一例として、カラオケボックス11nを4人の男性グループが利用して おり、この利用者がパソコン13nにて会話申込処理を行うものとする。初期時 、パソコン13nのディスプレイ33には、前述した図4に示す初期画面41が 表示されているので、入室者は、待機者リスト表示釦47をクリックする。
【0037】 待機者リスト表示釦47は、現在待機中の利用者のリスト、即ち待機者リスト 情報をディスプレイ33に表示するためのものである。この待機者リスト表示釦 47をクリックすることによって、表示制御部32の制御により送受信部39で 、サーバ17のデータ記憶部29から待機者リスト情報が取得され、ディスプレ イ33に図7に示す待機者リスト画面71が表示される。
【0038】 この待機者リスト画面71には、待機者のID、チャット名、性別、メッセー ジ、所在地が表示されると共に、この待機者のチャットルームに入室するための 申込画面を表示する入室申込画面表示釦72が表示される。この入室申込画面表 示釦72をクリックすることによって、表示制御部32の制御によりディスプレ イ33に図8に示す入室申込画面81が表示される。
【0039】 この入室申込画面81には、入室者である自分又はグループの名前の入力欄と 、男性、女性の各人数の入力欄と、メッセージの入力欄と、当該カラオケボック ス11nの所在地である都道府県名、市町村名、店舗名および店舗内部屋名と、 入室釦82とが表示される。但し、カラオケボックス11nの所在地は、そのカ ラオケボックス11nに設置されるパソコン13nのIPアドレスに予め対応付 けられており、表示制御部32が、画面に所在地の表示が必要な場合に、IPア ドレスから所在地を割り出して表示する。
【0040】 この入室申込画面81の例では、入室者リスト情報には都道府県名のみが自動 的に表示され、他の市町村名、店舗名および店舗内部屋名は、利用者が任意に選 択することによって表示されるようになっている。その選択は、マウス37でチ ェック欄をクリックすることによって行われ、選択されたチェック欄にレ印が表 示される。
【0041】 入室者は、図8に示す例のように、入室者リスト情報の入力を行った後、入室 釦82をクリックする。このクリックによって、入室者リスト情報が送受信部3 9から通信網15を介してサーバ17へ送信され、送受信部21で受信される。 この受信された入室者リスト情報は、データ登録制御部23の制御によってデー タ記憶部29に記憶される。
【0042】 この際、データ登録制御部23からチャット制御部25へ、待機者リスト登録 を行ったパソコン13aの利用者である待機者のチャットルームに、パソコン1 3nの利用者である入室者が入室申込を行った旨の情報が通知される。この通知 を受けたチャット制御部25の制御によって、パソコン13aと13nとのチャ ット、即ち文字による会話が開始状態となる。この際、チャット制御部25の制 御によって入室者リスト情報が、送受信部21および通信網15を介して待機者 のパソコン13aへ送信される。
【0043】 この入室者リスト情報を送受信部39で受信した待機者のパソコン13aでは 、表示制御部32によってディスプレイ33に図9に示すチャット画面91が表 示される。このチャット画面91に切り替える際に、CPU30の制御によって 、スピーカ36からアラーム音などを出力したり、マルチ画面等で入室有りを表 示することによって、待機者に入室有りを知らせるようにしても良い。
【0044】 待機者のチャット画面91には、入室者リスト情報が表示される。この時、入 室者のパソコン13nにも同様にチャット画面が表示されているので、入室者が サーバ17を介してチャット文を送信してきた場合、待機者のチャット画面91 におけるチャット内容の欄に、そのチャット文、例えば「こんにちは」が表示さ れる。以降、双方でチャット文による会話を実行する。このチャット会話時に、 所定時間無入力状態が続いた場合は、チャット制御部25の制御によって、チャ ットルームが閉鎖されるようにしても良い。これは、いたずら等による迷惑を防 止するためである。
【0045】 チャット会話を行った感じで、映像音声会話に移行したい場合、映像開始/中 断釦42をクリックする。この映像音声会話への移行は、待機者に優先権がある ものとし、その旨をチャット画面91に表示しておく。これも、いたずら等によ る迷惑を防止するためである。待機者のパソコン13aにおいて、映像開始/中 断釦42がクリックされると、映像音声会話の開始信号がサーバ17へ送信され 、サーバ17のチャット制御部25の制御が停止され、この時、回線接続制御部 27の制御によってチャット会話を行っていた双方のパソコン13aと13nと が回線接続され、映像音声会話モードとなる。
【0046】 この会話では、互いのパソコン13aと13nのカメラ34で撮影された映像 および、マイク35から入力された音声が、映像・音声処理部31の制御によっ て相互に送受信され、互いのディスプレイ33に映像が表示されると共に、音声 がスピーカ36から出力される。この映像音声会話は、再度、映像開始/中断釦 42をクリックすることによって、映像のみを中断することができ、また、会話 終了釦43をクリックすることによって映像音声会話全てを終了することができ る。この中断または終了操作は、何れの方からも同等に行うことができる。また 、それら操作は、双方の合意で映像を中断または会話を終了するためであるが、 先に述べたように、いたずら等による迷惑を防止する意図も含まれる。
【0047】 また、画面に常時表示される待機者リスト釦44は、図7に示したように待機 者リスト情報を表示させるためのものであり、使用中チャット釦45は、現在チ ャット中のチャット会話を画面表示させるためのものである。
【0048】 また、待機者が、他の待機者リスト情報を画面表示して会話を行う場合は、上 記の入室者が行う操作と同様に実行することによって、映像音声会話を行うこと ができる。この際、待機者であれば、既に自分のリスト情報が登録されているの で、上記で説明した入室者リスト情報の登録操作のステップを飛ばすことも可能 である。
【0049】 このように、本実施の形態のカラオケボックス遠隔対話システムによれば、通 信網15に接続されたカメラ搭載型パソコン13a〜13nを、カラオケボック ス11a〜11nに設置したので、遠隔地に点在する各々のカラオケボックス1 1a〜11nに在席する人が、その在席場所から遠隔地の相手と通信による会話 を楽しむことができる。
【0050】 また、通信網15に接続されたサーバ17を備え、このサーバ17に、各パソ コン13a〜13n間で文字データを送受信して表示するチャット会話を制御す るチャット制御部(第1の制御手段)25を備えたので、各々のカラオケボック ス11a〜11nに在席する人が、その在席場所から遠隔地の相手とチャットに よる会話を楽しむことができる。
【0051】 また、各パソコン13a〜13nは、静止画像および動画像の何れか又は双方 の撮影が可能なカメラ(撮影手段)34と、音声を集音するマイク35と、音声 を出力するスピーカ36と、カメラ34で撮影された映像およびマイク35で集 音された音声をデータに変換し、この変換された映像・音声データを通信網15 を介して他のパソコンへ送信すると共に、他のパソコンから送られてきた映像・ 音声データに応じた映像をディスプレイ33に表示し、音声をスピーカ36から 出力する映像音声会話の制御を行う映像・音声処理部31およびCPU30によ る第2の制御手段とを備えたので、各々のカラオケボックス11a〜11nに在 席する人が、その在席場所から遠隔地の相手と映像および音声による会話を楽し むことができる。
【0052】 また、各パソコン13a〜13nは、当該パソコンの固有のIPアドレスに対 応付けた所在地と当該パソコンの利用者の情報との双方を対応付けたリスト情報 の送信制御を行う表示制御部32およびCPU30による第3の制御手段を備え 、サーバ17は、リスト情報をデータ記憶部29に記憶することで登録するデー タ登録制御部23による第4の制御手段とを備え、第1の制御手段であるチャッ ト制御部25は、リスト情報が登録済みのパソコン間でのみチャット会話を可能 とするようにしたので、会話相手のプロフィールやメッセージ並びに所在地を確 認してチャットを行うことができる。
【0053】 また、サーバ17は、チャット会話中の各パソコン13a〜13nにおいて先 にリスト情報の登録を行ったパソコンからの映像音声会話の開始指示を受信した 場合にのみ、各パソコン同士を映像音声会話可能なように回線接続する回線接続 制御部(回線接続手段)27を備えたので、先にリスト情報の登録を行った利用 者が、相手を確認してから映像音声会話を行うことができる。これによって、い たずら等による迷惑な行為を防止することができる。
【0054】 以上説明した実施の形態のカラオケボックス遠隔対話システムは、カラオケボ ックスにカメラ搭載型パソコンを設置することにより実現されるものであるが、 同様に、食べ物の他に酒やビールなどのアルコール含有飲料水を販売する飲食店 に設置しても、同様な効果を得ることができる。
【0055】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、通信網を介して他の端末機と通信を行 う機能およびコンピュータ機能を有する端末機を、カラオケボックスに設置し、 また、通信網に接続されたサーバが、端末機間で文字データを送受信して表示す るチャット会話を制御し、さらに、端末機が、撮影手段で撮影された映像および マイクで集音された音声をデータに変換し、この変換された映像・音声データを 通信網を介して他の端末機へ送信すると共に、他の端末機から送られてきた映像 ・音声データに応じた映像をディスプレイ表示し、音声をスピーカから出力する 映像音声会話の制御を行うようにしたので、遠隔地に点在する各々の飲食店やカ ラオケボックスに在席する人が、その在席場所から遠隔地の相手と、チャット、 音声および映像による会話を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態に係るカラオケボックス遠
隔対話システムの構成を示すブロック図である。
【図2】上記カラオケボックス遠隔対話システムにおけ
るサーバの構成を示すブロック図である。
【図3】上記カラオケボックス遠隔対話システムにおけ
るカメラ搭載型パソコンの構成を示すブロック図であ
る。
【図4】上記カメラ搭載型パソコンのディスプレイに表
示される初期画面の例を示す図である。
【図5】上記カメラ搭載型パソコンのディスプレイに表
示される待機者エントリー画面の例を示す図である。
【図6】上記カメラ搭載型パソコンのディスプレイに表
示されるチャット画面の例を示す図である。
【図7】上記カメラ搭載型パソコンのディスプレイに表
示される待機者リスト画面の例を示す図である。
【図8】上記カメラ搭載型パソコンのディスプレイに表
示される入室申込画面の例を示す図である。
【図9】上記カメラ搭載型パソコンのディスプレイに表
示されるチャット画面の例を示す図である。
【符号の説明】
10 カラオケボックス遠隔対話システム 11a〜11n カラオケボックス 13a〜13n カメラ搭載型パソコン 15 通信網 17 サーバ 21,39 送受信部 23 データ登録制御部 25 チャット制御部 27 回線接続制御部 29 データ記憶部 30 CPU 31 映像・音声処理部 32 表示制御部 33 ディスプレイ 34 カメラ 35 マイク 36 スピーカ 37 マウス 38 キーボード 41 初期画面 42 映像開始/中断釦 43 会話終了釦 44 待機者リスト釦 45 使用中チャット釦 47 待機者リスト表示釦 48 エントリー画面表示釦 51 待機者エントリー画面 52 エントリー釦 61,91 チャット画面 71 待機者リスト画面 72 入室申込画面表示釦 81 入室申込画面 82 入室釦

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網に接続され、前記通信網を介して
    他の端末機と通信を行う機能およびコンピュータ機能を
    有する端末機を、カラオケボックスに設置したことを特
    徴とするカラオケボックス遠隔対話システム。
  2. 【請求項2】 前記通信網に接続されたサーバを備え、
    前記サーバに、前記端末機間で文字データを送受信して
    表示するチャット会話を制御する第1の制御手段を備え
    たことを特徴とする請求項1記載のカラオケボックス遠
    隔対話システム。
  3. 【請求項3】 前記端末機は、静止画像および動画像の
    何れか又は双方の撮影が可能な撮影手段と、音声を集音
    するマイクと、音声を出力するスピーカと、前記撮影手
    段で撮影された映像および前記マイクで集音された音声
    をデータに変換し、この変換された映像・音声データを
    前記通信網を介して他の端末機へ送信すると共に、前記
    他の端末機から送られてきた映像・音声データに応じた
    映像をディスプレイ表示し、音声を前記スピーカから出
    力する映像音声会話の制御を行う第2の制御手段とを備
    えたことを特徴とする請求項1または2記載のカラオケ
    ボックス遠隔対話システム。
  4. 【請求項4】 前記端末機は、当該端末機の固有のIP
    アドレスに対応付けた所在地と当該端末機の利用者の情
    報との双方を対応付けたリスト情報の送信制御を行う第
    3の制御手段を備え、前記サーバは、前記リスト情報を
    記憶手段に記憶することで登録する第4の制御手段とを
    備え、前記第1の制御手段は、前記リスト情報が登録済
    みの端末機間でのみ前記チャット会話を可能とすること
    を特徴とする請求項2または3記載のカラオケボックス
    遠隔対話システム。
  5. 【請求項5】 前記サーバは、前記チャット会話中の各
    端末機において先に前記リスト情報の登録を行った端末
    機からの前記映像音声会話の開始指示を受信した場合に
    のみ、前記各端末機同士を前記映像音声会話可能なよう
    に回線接続する回線接続手段を備えたことを特徴とする
    請求項4記載のカラオケボックス遠隔対話システム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のカラオ
    ケボックス遠隔対話システムにおける端末機を、カラオ
    ケボックスに代え、アルコール含有飲料水を販売する飲
    食店に設置したことを特徴とする飲食店遠隔対話システ
    ム。
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JP2001008742U Expired - Fee Related JP3089063U (ja) 2001-12-22 2001-12-22 カラオケボックス遠隔対話システムおよび飲食店遠隔対話システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004185088A (ja) * 2002-11-29 2004-07-02 Fujitsu Ltd マルチチャネル会話システム

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