JP2002351805A - コミュニケーション支援システムおよび支援方法 - Google Patents

コミュニケーション支援システムおよび支援方法

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JP2002351805A
JP2002351805A JP2001157021A JP2001157021A JP2002351805A JP 2002351805 A JP2002351805 A JP 2002351805A JP 2001157021 A JP2001157021 A JP 2001157021A JP 2001157021 A JP2001157021 A JP 2001157021A JP 2002351805 A JP2002351805 A JP 2002351805A
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JP2001157021A
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Kazuhiro Takatani
和宏 高谷
Norihito Hirasawa
徳仁 平澤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、テレワーカが他のテレワーカ
の行動状況を把握し、他のテレワーカとコミュニケーシ
ョンおよびコラボレーションを円滑かつ効果的に行うこ
とを支援するコミュニケーション支援システムを提供す
ることにある。 【解決手段】本発明は、管理サーバ22は、テレワーカ
のプロファイル、スキル情報、スケジュール情報および
テレワーク作業内容を管理するデータベース23〜26
を制御し、テレワーカのスケジュール情報とテレワーク
作業状況を参照して、テレワーカの行動状況を各テレワ
ーカのコミュニケーション支援端末1〜5に配信し、コ
ミュニケーション支援端末1〜5は、管理サーバ22か
ら配信されるテレワーカの行動状況を受信し、各テレワ
ーカの行動状況情報を表示することを特徴とするもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインターネットによ
る仲介サービスに係り、特にテレワークの仲介サービス
に好適に利用できるものである。
【0002】本発明はテレワーカ同士のコミュニケーシ
ョンを円滑かつ効果的に行うことを目的として、各々の
テレワーカに他のテレワーカの行動状況を配信し、相手
の行動状況に合わせたコミュニケーション方法の選択を
容易にするコミュニケーション支援システムおよび支援
方法に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来のオフィスワークにおける勤務形態
では、出産や育児等の理由によって優秀な女性従業員が
離職することや、自身のけがや家族の急病および交通機
関のアクシデントによる影響を受けることを回避するこ
とが困難である。そのため、育児を行いながら自宅で働
くことが可能であり、通勤をしないで自宅で業務を遂行
することができるといった理由から、比較的スケジュー
ルが曖昧な主婦などにテレワークが適しているとされて
いる。さらに、地域経済・社会の低迷および人口の過疎
化・高齢化に対しても、高齢者の生涯学習、高齢者雇用
促進という面でテレワークが注目されている。
【0004】オフィス等では、あらかじめ個人のスケジ
ュールを登録しておき、他の労働者も閲覧できるグルー
プウェアを導入する場合が多く見られるようになった。
通常市販されているグループウェアでは、スケジューラ
に個人の行動目的、勤務場所、応対相手などの情報が入
力できる仕組みとなっている。しかしながら、グループ
ウェアなどの付随したスケジューラは、ワークグループ
の中でスケジュールを共有するという要素をもっている
ものの、もともと個人のスケジュール管理を目的とする
要素が大きい。そのため、ちょっとした連絡や仕事以外
のコミュニケーションを行う際に、“コンタクトをとっ
て良いか、悪いか”といった相手の状況を想像する判断
材料としては十分でない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】モバイル端末やインタ
ーネットの普及により、いつでもどこでもコミュニケー
ションを行うことが容易になりつつある。しかしなが
ら、コミュニケーションを行う相手の状況は様々であ
り、必ずしも円滑なコミュニケーションが行われないこ
とがある。例えば、相手が忙しい場合や打ち合わせ中な
どに電話をかけても、迷惑以外の何者でもなく、後から
電話をかけ直すなどの非効率なコミュニケーションが行
われる。また、電子メールを用いて連絡を行ったとして
も、返信メールがなかなか来ない場合にはイライラ感が
募るだけで、結局、電話で連絡する場合もありうる。
【0006】通常、テレワーカは、各々異なる場所で、
各々の都合にあわせた時間に仕事を行う。そのため、テ
レワーカ同士でコミュニケーションやテレワーク作業の
コラボレーションをとりたい場合には、相手の状況を把
握しているほうが円滑に行われる可能性が高い。特に、
主婦、高齢者がテレワークを行う場合においては、家
事、育児等の予想のつきにくい事情により、スケジュー
ル変更が生じやすくなる。そのため、急なスケジュール
変更に対応できるように、代理となる他のテレワーカの
状況が把握できているほうが、当然引き継ぎ作業も円滑
になる。
【0007】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、他のテレワーカの忙しさに関する情報、現在の居場
所に関する情報、勤労意欲に関する情報、コミュニケー
ション意欲に関する情報、および現状況の継続時間に関
する情報を把握することが可能であり、他のテレワーカ
とコミュニケーションおよびコラボレーションを円滑か
つ効果的に行うことを支援するコミュニケーション支援
システムおよびその支援方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、テレワーカが他のテレワーカの行動状況を
把握し、相手の状況に合わせたコミュニケーション方法
の選択を容易にすることを可能とする、遠隔コミュニケ
ーション支援システムにおいて、テレワーカのプロファ
イル情報、テレワーク作業履歴を含むスキル情報、テレ
ワーカのスケジュール情報、およびテレワーク作業内容
に関する情報を記録するデータベースを管理する管理サ
ーバと、他のテレワーカの状況を表示する機能を具備す
るコミュニケーション支援端末と、テレワーク作業に使
用するテレワーク作業端末と、コミュニケーション支援
端末とテレワーク作業端末を外部ネットワークに接続す
るための通信ゲートウェイとで構成されるコミュニケー
ション支援システムであって、管理サーバは、テレワー
カのプロファイル、スキル情報、スケジュール情報およ
びテレワーク作業内容を管理するデータベースを制御
し、テレワーカのスケジュール情報とテレワーク作業状
況を参照して、テレワーカの行動状況を各テレワーカの
コミュニケーション支援端末に配信し、コミュニケーシ
ョン支援端末は、管理サーバから配信されるテレワーカ
の行動状況を受信し、各テレワーカの忙しさに関する情
報、現在所在地に関する情報、勤労意欲に関する情報、
およびコミュニケーション意欲に関する情報の少なくと
も1つを表示することを特徴とするものである。
【0009】また本発明は、前記コミュニケーション支
援システムにおいて、コミュニケーション支援端末は、
管理サーバより配信される他のテレワーカの状況情報を
表示する表示装置と、表示画面およびコミュニケーショ
ン支援端末をコントロールするためのコントローラと、
映像を撮影するためのカメラと、音声を伝えるためのマ
イクと、音声情報を聞くためのスピーカと、ネットワー
クに接続する通信インタフェースとを具備することを特
徴とするものである。
【0010】また本発明は、前記コミュニケーション支
援システムにおいて、コミュニケーション支援端末の表
示装置は、各テレワーカのテレワーク作業情報、労働開
始意欲、およびコミュニケーション開始意欲をイメージ
するキャラクタで表示し、現在所在地と現在状況の滞在
時間を尺度とした平面上に前記キャラクタを表示する機
能を具備することを特徴とするものである。
【0011】また本発明は、前記コミュニケーション支
援システムにおいて、各テレワーカのテレワーク作業状
況、労働開始意欲、およびコミュニケーション開始意欲
を示すキャラクタに、個人情報およびコメントを付加す
ることを特徴とするものである。
【0012】また本発明は、前記コミュニケーション支
援システムにおいて、各テレワーカのテレワーク作業状
況、労働開始意欲、およびコミュニケーション開始意欲
を示すキャラクタとリンクして、電子メール送信、ネッ
トワークを介したチャット、およびテレビ会議を開始す
るためのインタフェースを付加することを特徴とするも
のである。
【0013】また本発明は、前記コミュニケーション支
援システムにおいて、管理サーバは、労働開始意欲の高
いテレワーカに優先的にテレワーク作業を配分すること
を特徴とするものである。
【0014】また本発明は、前記コミュニケーション支
援システムにおいて、管理サーバは、労働開始意欲の高
いテレワーカが複数存在する場合に、各テレワーカに希
望賃金を登録させ、希望賃金の安いテレワーカから順に
優先権を与えることを特徴とするものである。
【0015】また本発明は、前記コミュニケーション支
援システムにおいて、コミュニケーション支援端末の表
示装置は、各テレワーカのコミュニケーション開始意欲
をイメージするキャラクタを表示し、現在所在地と所在
地が変更されてからの経過時間を尺度とした平面上に前
記キャラクタを表示する機能を具備することを特徴とす
るものである。
【0016】また本発明は、前記コミュニケーション支
援システムにおいて、コミュニケーション支援端末の表
示装置は、各テレワーカをイメージするキャラクタを表
示し、あるテレワーカにトラブルが発生した場合に前記
キャラクタに緊急を知らせるアクションを起こさせて表
示する機能を具備することを特徴とするものである。
【0017】また本発明は、前記コミュニケーション支
援システムにおいて、コミュニケーション支援端末の表
示装置は、各テレワーカをイメージするキャラクタを表
示し、テレワーカが他のテレワーカのキャラクタに対し
てアクションを起こした場合、相手側のコミュニケーシ
ョン支援端末の表示装置において、アクションを起こし
たテレワーカのキャラクタの色が変化する、あるいは、
音が鳴るというアクションを起こす機能を具備すること
を特徴とするものである。
【0018】また本発明は、テレワーカのコミュニケー
ション支援端末およびテレワーク作業端末がネットワー
クを介して管理サーバに接続され、テレワーカが他のテ
レワーカの行動状況を把握し、相手の状況に合わせたコ
ミュニケーション方法の選択を容易にすることを可能と
する遠隔コミュニケーション支援方法において、管理サ
ーバは、事業者から依頼されたテレワーク作業の登録を
行うテレワーク作業管理データベースよりテレワーク作
業依頼を定期的に検索し、テレワーク作業に適したテレ
ワークの検索を、スキル情報データベースおよびスケジ
ュールデータベースを参照して行い、検索されたテレワ
ーカのテレワーク作業端末にテレワーク作業依頼を送信
するステップと、管理サーバは、テレワーカがテレワー
ク作業を請け負う場合の承認を受け付け、事業者より受
け取るテレワーク作業に関する情報をテレワーク作業を
請け負う担当テレワーカのテレワーク作業端末に送信す
るステップと、管理サーバは、配信を許可するテレワー
カのコミュニケーション支援端末に他のテレワーカの行
動状況情報を配信するステップとを有することを特徴と
する。
【0019】また本発明は、前記コミュニケーション支
援方法において、管理サーバは、テレワーカのスケジュ
ール変更および行動状況の変更依頼を受け付け、スケジ
ュールデータベースおよびテレワーク作業管理データベ
ースを更新し、更新したテレワーカの行動状況情報を各
テレワーカに配信するステップを有することを特徴とす
る。
【0020】また本発明は、前記コミュニケーション支
援方法において、管理サーバは、テレワーカがテレワー
ク作業端末を用いて登録するプロファイルを受信し、テ
レワーカプロファイルデータベースにテレワーカのプロ
ファイル登録するステップと、管理サーバは登録したテ
レワーカの身元およびプロファイル情報を確認し、テレ
ワーカにテレワーカ登録の許可を与え、テレワーク作業
端末に通知するステップと、管理サーバはテレワーカの
スケジュール登録を受け付け、スケジュールデータベー
スに登録するステップとを有することを特徴とする。
【0021】以上のように本発明は、他のテレワーカの
忙しさに関する情報、現在の所在地に関する情報、勤労
意欲に関する情報、コミュニケーション意欲に関する情
報、および現状況の継続時間に関する情報を把握するこ
とが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態例を詳細に説明する。
【0023】[第一実施形態例]本発明の第一実施形態
例を図1のシステム構成に基づいて説明する。
【0024】図1は本発明のコミュニケーション支援シ
ステムのシステム構成例を示す図であり、1〜5は他の
テレワーカの行動状況、コミュニケーション意欲、労働
意欲に関する情報、および個人情報を表示するコミュニ
ケーション支援端末であり、6〜10はテレワーカがテ
レワーク作業を行うテレワーク作業端末であり、11〜
15はコミュニケーション支援端末1〜5およびテレワ
ーク作業端末6〜10を外部ネットワークに接続するた
めの通信ゲートウェイであり、16〜20はテレワーク
作業場所であり、21は通信を行うためのネットワーク
であり、22はテレワーカプロファイルデータベース
(DB)23、テレワーカスキル情報データベース(D
B)24、テレワーカスケジュールデータベース(D
B)25、およびテレワーク作業管理データベース(D
B)26を管理する管理サーバであり、23はテレワー
カのプロファイルを記録・更新するテレワーカプロファ
イルデータベース(DB)であり、24はテレワーカの
作業履歴を含むスキル情報を記録・更新するテレワーカ
スキル情報データベース(DB)であり、25はテレワ
ーカのスケジュールを記録・更新するテレワーカスケジ
ュールデータベース(DB)であり、26はテレワーク
作業の作業内容、作業期間、依頼を受けた事業者、作業
担当テレワーカ、進捗状況を含むテレワーク作業に関す
る情報を管理するテレワーク作業管理データベース(D
B)であり、27はテレワークに関する情報を管理する
コントロールセンタである。
【0025】テレワーカプロファイルデータベース23
は、テレワーカがテレワーク作業端末6〜10を用いて
登録するテレワーカのスケジュールを記録・更新する。
登録されるスケジュールには、テレワーク作業が可能な
時間帯、他のテレワーカからのコンタクトを望む・望ま
ない時間帯、できる限り仕事をしたい時間帯が含まれ
る。
【0026】テレワーク作業管理データベース26は、
テレワーカがテレワーク作業端末6〜10を用いて記録
・更新する作業日報、および作業内容、依頼を受けた事
業者、作業期間、作業担当テレワーカに関する情報を記
録・更新する。
【0027】管理サーバ22は、テレワーカプロファイ
ルデータベース23とテレワーク作業管理データベース
26の2つのデータベースを参照することによって、各
々のテレワーカに対するテレワーク作業の忙しさ、手助
けの必要性の情報を含むテレワーク作業状況と、現在所
在地、現状況の継続時間と、コミュニケーション意欲、
労働意欲に関する情報とを、情報配信が許可されている
全てのコミュニケーション支援端末1〜5に配信する。
【0028】配信された情報により、各々のテレワーカ
は、他のテレワーカの忙しさを把握することができるの
で、他のテレワーカが作業で忙しいとわかると、緊急連
絡以外の目的のコンタクトを回避することができる。こ
のとき、スケジュールから推測される忙しい状態の継続
時間も知ることができるので、何分後に連絡すればよい
か容易に決定することもできる。また、手伝ってほしい
という意志を示したテレワーカに対しては、作業を手伝
うことが可能な場合、作業支援を目的としたコンタクト
を取ることが可能となる。さらに、他のテレワーカのコ
ミュニケーション意欲を把握することができるので、コ
ミュニケーション意欲の高いテレワーカと様々な話題に
ついてコミュニケーションを開始することが容易に行え
る。
【0029】管理サーバ22は、各々のテレワーカの労
働意欲を把握することができるので、労働意欲の高い
(例えば、どうしてもお金が必要なのでどんな仕事でも
引き受ける)テレワーカが複数存在する場合には、該当
するテレワーカに各々の希望賃金を登録させ、登録した
希望賃金の低いテレワーカに優先権を与えるというビジ
ネス展開も可能である。いずれにしても、管理サーバ2
2は労働意欲の高いテレワーカに優先的にテレワーク作
業を依頼することができるので、テレワーク作業の効率
も向上する。
【0030】以上説明したように、本発明は、管理サー
バ22が配信を許可する全てのテレワーカに対して、他
のテレワーカの忙しさに関する情報、現在の居場所に関
する情報、勤労意欲に関する情報、コミュニケーション
意欲に関する情報、および現状況の継続時間に関する情
報を公開するので、テレワーカ同士のコミュニケーショ
ンおよびコラボレーションの円滑化が可能であり、結果
としてテレワーク作業の効率化を望むことができる。
【0031】また、図2は本発明の第一実施形態例にお
いて、テレワーカ、管理サーバおよびデータベース間の
ワークフローを示す図である。
【0032】すなわち、管理サーバ22は、ステップ2
01において、テレワーカがテレワーク作業端末6〜1
0を用いて登録するプロファイルを受信し、ステップ2
02において、テレワーカプロファイルデータベース2
3にテレワーカのプロファイルを登録する。テレワーカ
プロファイルは、テレワーカの氏名、住所、性別、年
齢、連絡先、専門分野、職歴、取得資格を含む個人情報
である。ステップ203において、管理サーバ22は登
録したテレワーカの身元およびプロファイル情報を確認
し、テレワーカにテレワーカ登録の許可を与え、テレワ
ーク作業端末6〜10に通知する。
【0033】ステップ204において、管理サーバ22
はテレワーカのスケジュール登録を受け付け、ステップ
205において、スケジュールデータベース25に登録
する。
【0034】ステップ206において、管理サーバ22
は、事業者から依頼されたテレワーク作業の登録を行う
テレワーク作業管理データベース26より、テレワーク
作業依頼を定期的に検索し、該当するテレワーク作業に
適したテレワーカの検索を、スキル情報データベース2
4およびスケジュールデータベース25を参照して行
う。ステップ207において、管理サーバ22は、検索
されたテレワーカのテレワーク作業端末6〜10にテレ
ワーク作業依頼を送信する。このとき、スケジュールデ
ータベース25には、各テレワーカの労働意欲に関する
情報が含まれているので、管理サーバ22は労働意欲の
高いテレワーカに優先的に依頼することも可能となる。
【0035】ステップ208において、管理サーバ22
は、テレワーカがテレワーク作業を請け負う場合の承認
を受け付ける。ステップ209において、管理サーバ2
2は、テレワーク作業を請け負う担当テレワーカに関し
て、スケジュールの更新、テレワーク履歴の更新、およ
びテレワーク管理情報の更新を、スケジュールデータベ
ース25、スキル情報データベース24、およびテレワ
ーク作業管理データベース26の各々に対して行う。ス
テップ210において、管理サーバ22は、事業者より
受け取るテレワーク作業に関する情報を担当テレワーカ
のテレワーク作業端末6〜10に送信する。
【0036】ステップ211において、管理サーバ22
は、配信を許可するテレワーカのコミュニケーション支
援端末1〜5に他のテレワーカの行動状況情報を配信す
る。これにより、管理サーバ22が状況情報の配信を許
可するテレワーカは、他のテレワーカの忙しさに関する
情報、現在の所在地に関する情報、およびコミュニケー
ション意欲に関する情報を取得することができる。した
がって、他のテレワーカが作業で忙しいことがわかる
と、緊急連絡以外の目的のコンタクトを回避することが
できる。このとき、スケジュールから推測される忙しい
状態の継続時間も知ることができるので、何分後に連絡
すればよいか容易に決定することもできる。また、手伝
ってほしいという意志を示したテレワーカに対しては、
作業を手伝うことが可能な場合、作業支援を目的とした
コンタクトを取ることが可能となる。さらに、他のテレ
ワーカのコミュニケーション意欲を把握することができ
るので、フリータイムに、コミュニケーション意欲の高
いテレワーカとコミュニケーションを開始することが気
軽に行える。
【0037】ステップ212において、管理サーバ22
は、テレワーカのスケジュール変更および行動状況の変
更依頼を受け付ける。例えば、テレワーカに何らかのア
クシデントが生じたことにより、テレワーク作業の続行
が不可能になった場合、管理サーバ22は、各テレワー
カのスケジュール、スキル情報および労働意欲を把握す
ることができるので、スケジュールに問題がなく労働意
欲の高いテレワーカに仕事を引き継ぐことができる。ま
た、順調だったテレワーク作業が急に忙しくなり、手助
けがほしい場合や、家で居るはずの予定が、急に外出し
なければならなくなった場合は、テレワーカがコミュニ
ケーション支援端末1〜5あるいはテレワーク作業端末
6〜10を用いて状況の変更内容を管理サーバ22に送
信する。このように、変更が行われると、管理サーバ2
2は、ステップ213において、スケジュールデータベ
ース25およびテレワーク作業管理データベース26を
更新する。ステップ214において、管理サーバ22
は、更新したテレワーカの行動状況情報を各テレワーカ
に配信する。
【0038】以上説明したように、本発明の第一実施形
態例は、他のテレワーカの行動状況を把握することがで
きるので、テレワーカは、相手の状況に合わせたコミュ
ニケーション方法を選択することが可能となり、テレワ
ーカ間のコミュニケーションを円滑に、かつ効果的に行
うためのコミュニケーション支援システムおよび支援方
法を提供している。
【0039】[第二実施形態例]本発明の第二実施形態
例では、図1において各テレワーカが使用するコミュニ
ケーション支援端末1〜5の構成についての提案を行
う。図3は、第二実施形態例のコミュニケーション支援
端末の構成を示す図であり、301は音声を入力するた
めのマイクであり、302は音声を制御するための音声
制御装置であり、303は音声を出力するためのスピー
カであり、304は様々な情報を記録するための記憶装
置であり、305は全ての処理を制御する中央処理装置
であり、206は通信機能を制御するための通信制御装
置であり、307は外部ネットワークと接続するための
通信インタフェースであり、308は映像、画像を撮影
するためのカメラであり、309は映像画像を制御する
ための映像・画像制御装置であり、310はコミュニケ
ーション支援端末をテレワーカが操作するためのコント
ローラであり、311はコミュニケーション支援に関す
る情報を表示するための表示装置である。
【0040】図1において、管理サーバ22は、他のテ
レワーカの状況情報を、図3に示す本発明の第二実施形
態例のコミュニケーション支援端末に配信する。配信さ
れたパケット情報は、通信インタフェース307を介し
て受信され、通信制御装置306によって、音声パケッ
トはスピーカ303に、画像・映像パケットは表示装置
311に出力するためのパケットに変換される。スピー
カ303に出力される音声は音声制御装置302によっ
て音量、音質が制御される。表示装置311に表示され
る画像・映像は、画像・映像制御装置309によって画
質、色彩が制御される。
【0041】テレワーカは、スピーカ303および表示
装置311に出力される配信情報を確認することによっ
て、他のテレワーカ状況を知ることが可能となる。他の
テレワーカのコミュニケーション意欲が高く、そのテレ
ワーカにコンタクトしようとする際、テレワーカはマイ
ク301を用いて音声を、カメラ308を用いて画像・
映像を入力し、各々の信号は通信制御装置306によ
り、通信パケットに変換され、コンタクトしようとする
テレワーカのコミュニケーション支援端末に送信され
る。
【0042】以上説明したように、本発明の第二実施形
態例では、テレワーカが他のテレワーカの状況を知り、
コンタクトをとって、音声、および画像・映像信号を用
いたコミュニケーションを行うために必要なコミュニケ
ーション支援端末のシステム構成を提供する。
【0043】[第三実施形態例]本発明の第三実施形態
例では、テレワーカのテレワーク作業状況、労働開始意
欲、およびコミュニケーション開始意欲をキャラクタで
表示し、現在所在地と現在状況の滞在時間を尺度とした
平面上に前記キャラクタを表示することの可能なコミュ
ニケーション支援端末の表示装置を提案する。
【0044】図4は、第三実施形態例のコミュニケーシ
ョン支援端末の表示イメージを示す図であり、401は
現在所在地と現在状況の滞在時間を尺度とした平面をイ
メージする表示画面であり、402はテレワーカのテレ
ワーク作業状況、労働開始意欲、およびコミュニケーシ
ョン開始意欲を示すキャラクタの選択画面であり、40
3はAさんを表すキャラクタであり、404はBさんを
表すキャラクタであり、405はCさんを表すキャラク
タであり、406はDさんを表すキャラクタであり、4
07はEさんを表すキャラクタである。ここでは、A,
B,C,D,Eさんがひとつのテレワーカグループであ
る場合のコミュニケーション支援について説明する。
【0045】図4において、表示画面401の横軸は、
テレワーカの現在所在地を表し、テレワークのできるオ
フィスに近いほど左側に、外出している距離が遠いほど
右側にキャラクタが表示される。また、縦軸の左側が家
庭内、右側が家庭外を表す。表示画面401の縦軸は、
キャラクタが示す現在状況の滞在時間を表し、滞在時間
が長いほど上側に、短いほど下側にキャラクタが表示さ
れる。
【0046】通常、キャラクタの表示は、管理サーバ2
2がスケジュールデータベース25に基づいて判断し、
表示内容を各テレワーカのコミュニケーション支援端末
1〜5に配信することによって表示される。表示画面4
01においては、テレワーカがキャラクタの位置を変更
することも可能であり、このとき、変更されたキャラク
タの情報が自動的に管理サーバ22に送信され、管理サ
ーバ22はテレワーカのスケジュール情報を更新する。
また、選択画面402において、キャラクタを選択し、
現在表示されているキャラクタと入れ替えることも可能
である。このときも同様に管理サーバ22に変更内容が
送信され、スケジュールデータベース25が更新され
る。
【0047】図4の例では、Aさんはホームオフィスに
いて、非常に仕事が忙しく、誰かの手助け希望している
ことを示している。したがって、他のテレワーカが緊急
連絡以外のAさんへのコンタクトを避けることや、テレ
ワーク作業の手助けを目的としたコンタクトをとること
が容易に予測できる。また、Cさんは家庭内にいて、誰
かとコミュニケーションを行いたいという意志を表して
いる。したがって、他のテレワーカは自分もCさんとコ
ミュニケーションを行いたいと思う場合は、Cさんに気
軽にコンタクトをとることができる。
【0048】以上説明したように、本発明の第三実施形
態例では、他のテレワーカの状況を把握することができ
るので、コンタクトを取りたい相手の状況に合わせたコ
ミュニケーション方法を容易に選択することができるコ
ミュニケーション支援システムおよび支援方法を実現し
ている。
【0049】[第四実施形態例]本発明の第四実施形態
例では、各テレワーカのテレワーク作業状況、労働開始
意欲、およびコミュニケーション開始意欲を示すキャラ
クタに、個人情報およびコメントを付加したコミュニケ
ーション支援システムおよび支援方法を提案する。
【0050】図5は第四実施形態例のコミュニケーショ
ン支援端末の表示装置を示す図であり、501はコミュ
ニケーション支援端末の表示画面であり、502はキャ
ラクタの選択画面であり、503はAさんを表すキャラ
クタであり、504はBさんを表すキャラクタであり、
505はCさんを表すキャラクタであり、506はDさ
んを表すキャラクタであり、507はEさんを表すキャ
ラクタであり、508はAさんのコメントであり、50
9はBさんのコメントであり、510はCさんのコメン
トであり、511はDさんのコメントであり、512は
Eさんのコメントである。
【0051】図5に示す508〜512のコメントは、
A〜Eさんが各々のスケジュールを登録する際に各時間
におけるコメントが同時に登録される。また、コメント
をコミュニケーション支援端末1〜5より変更すること
も可能であり、変更されたコメントは管理サーバ22に
送信され、スケジュールデータベース25に登録されて
いるコメントが更新される。
【0052】これらのコメントを表示するインタフェー
スとしては、表示装置がタッチセンサパネルである場合
は、直接キャラクタに接触したときに表示される場合
や、表示画面にあるポインタをコントローラで操作し、
キャラクタに何らかの操作を与えたときに表示される場
合がある。
【0053】さらに、キャラクタにテレワーカプロファ
イルデータベース23に登録されている個人情報のう
ち、各テレワーカが公開を許可する情報をリンクさせ、
個人情報の交換を行うことも可能とする。個人情報交換
では、他のテレワーカが公開を許可する個人情報を管理
サーバ22からダウンロードする形式で行われる。この
とき、相手側にも自分のプロファイルが送信されるの
で、名刺交換のような個人情報のやり取りが可能とな
る。
【0054】以上説明したように、本発明の第四実施形
態例では、他のテレワーカの状況のみではなく、コメン
トも参照することができるので、コンタクトしたい相手
のことをより理解することができる。
【0055】[第五実施形態例]本発明の第五実施形態
例では、各テレワーカのテレワーク作業状況、労働開始
意欲およびコミュニケーション開始意欲を示すキャラク
タとリンクして、電子メール送信、ネットワークを介し
たチャット、およびテレビ会議を開始するためのインタ
フェースを付加したコミュニケーション支援システムお
よび支援方法を提案する。
【0056】図6は第五実施形態例のコミュニケーショ
ン支援端末の表示装置を示す図であり、601はコミュ
ニケーション支援端末の表示画面であり、602はキャ
ラクタの選択画面であり、603はAさんを表すキャラ
クタであり、604はBさんを表すキャラクタであり、
605はCさんを表すキャラクタであり、606はDさ
んを表すキャラクタであり、607はEさんを表すキャ
ラクタであり、608はAさんと電子メール交換、チャ
ット、およびテレビ会議を開始するためのインタフェー
スであり、609はBさんと電子メール交換、チャッ
ト、およびテレビ会議を開始するためのインタフェース
であり、610はCさんと電子メール交換、チャット、
およびテレビ会議を開始するためのインタフェースであ
り、611はDさんと電子メール交換、チャット、およ
びテレビ会議を開始するためのインタフェースであり、
612はEさんと電子メール交換、チャット、およびテ
レビ会議を開始するためのインタフェースである。
【0057】図6に示すように、テレワーカは、他のテ
レワーカと電子メール交換、チャット、およびテレビ会
議を開始するためのインタフェースがあり、しかも、相
手の状況がわかるので、相手の状況に合わせたコミュニ
ケーションを容易に選択して行うことが可能となる。た
とえば、相手が忙しい場合は電子メールを用い、相手が
コンタクトを取りたがっているときは、チャットによる
簡単なコミュニケーションから、TV会議による本格的
なコミュニケーションも行うことが可能となる。
【0058】また、電子メール交換、チャット、および
テレビ会議を開始するためのインタフェースとしては、
表示画面上でコンタクトを取りたい相手のキャラクタを
有効にしておき、コントローラ上にある、電子メール交
換、チャット、およびテレビ会議のボタンを押して開始
することも可能である。さらに、コミュニケーション支
援端末1〜5の電子メールインタフェースからテレワー
ク作業端末6〜10の電子メールソフトウェアを宛先付
で起動することも可能となる。チャットやテレビ会議に
ついても同様の設定が可能である。
【0059】以上説明したように、第五実施形態例は、
コンタクトをとりたい相手のキャラクタに電子メール交
換、チャット、およびテレビ会議を開始するためのイン
タフェースを追加しているので、相手の状況に合わせ
て、電子メール交換、チャット、およびテレビ会議を選
択し、コミュニケーションを開始することを可能として
いる。
【0060】[第六実施形態例]本発明の第六実施形態
例では、管理サーバ22が、労働開始意欲の高いテレワ
ーカに優先的にテレワーク作業を配分することを可能と
するコミュニケーション支援システムおよび支援方法を
提案する。
【0061】第一実施形態例において説明したように、
本発明では、テレワーカがスケジュールを登録する際
に、各時間帯の労働意欲に関する情報も登録する。図7
は、A〜Iさんのある日の9〜17時に対する労働意欲
の登録例を示す図である。ここで、A〜Iさんは同一職
業の専門性を持っているテレワークグループであり、労
働意欲に関しては6段階(0〜5)で判断した例を示し
てある。
【0062】テレワーカは、スケジュールを登録する
際、あらかじめ自分がどの程度働きたいと思っているか
の情報もあわせて登録する。図7の例では、“働きたく
ない”、“どちらかといえば働きたくない”、“どちら
でもない”、“どちらかといえば働きたい”、“働きた
い” 、“何でもいいから働きたい”という6段階の表
現でテレワーカが判断し、登録している。
【0063】図7に示すように、管理サーバ22は各テ
レワーカの労働意欲を把握することができるので、労働
意欲の高いテレワーカに優先的にテレワーク作業を配分
することができる。同一レベルの労働意欲を示すテレワ
ーカが複数存在する場合は、同月の労働時間が少ないテ
レワーカを優先的に選ぶようにすればよい。
【0064】以上説明したように、第六実施形態例で
は、労働意欲の高いテレワーカに優先的にテレワーク作
業を配分することを実現している。
【0065】[第七実施形態例]本発明の第七実施形態
例では、管理サーバ22が、労働開始意欲の高いテレワ
ーカが複数存在する場合に、各々のテレワーカに希望賃
金を登録させ、希望賃金の安いテレワーカから順に優先
権を与えることを可能とするコミュニケーション支援シ
ステムおよび支援方法を提案する。
【0066】図8は第七実施形態例の概要を示す図であ
る。まず、管理サーバ22は、スキル情報データベー
ス24とスケジュールデータベース25より、テレワー
ク作業に対する適正があり、ある日程に対する労働意欲
の高いテレワーカを検索し、検索されたテレワーカのみ
に、依頼のあったテレワーク作業(例えばOO作業)の
内容を公開する。次に、各テレワーカは公開されたテ
レワーク作業の内容を確認し、単位時間あたりの希望賃
金を管理サーバ22に登録する。例えば、テレワーカ1
は1000円でやります。テレワーカ2は800円でや
ります。テレワーカ3は500円でやります。テレワー
カ4は1500円でやります。テレワーカ5は1200
円でやります。最後に、管理サーバ22は登録された
希望賃金を比較し、希望賃金の一番安いテレワーカ3か
ら優先的にテレワーク作業を斡旋する。
【0067】以上説明したように、第七実施形態例で
は、労働意欲の高いテレワーカのうち、希望賃金の安い
テレワーカから優先的にテレワーク作業を配分すること
を可能としている。
【0068】[第八実施形態例]本発明の第八実施形態
例として、コミュニケーション支援システムにおいて、
コミュニケーション支援端末の表示装置は、図9に示す
ように、各テレワーカTaka,Kimu,Hira,
自分のコミュニケーション開始意欲をイメージするキャ
ラクタを表示し、現在所在地(オフィス内)と所在地が
変更(オフィス外)されてからの経過時間を尺度とした
平面上に前記キャラクタを表示する機能を具備すること
を特徴とする。
【0069】すなわち、コミュニケーション端末の電源
投入時は、オフィス内、経過時間0、の位置にキャラク
タが表示される。オフィス外に移動する場合、キャラク
タをオフィス外に移動すると、オフィス外、経過時間0
の位置に表示される。キャラクタはその場所にいる時間
によって上方に移動する。コミュニケーション開始意欲
が変わったときは、右側にあるキャラクタにアクション
を起こすだけで、キャラクタの画像が変化する。
【0070】したがって、コンタクトを取りたい相手
が、外から帰ってきてすぐなどの都合が悪そうなときを
回避して、コンタクトを取ることができる。また、外出
先でコンタクトをして欲しくない場合は、キャラクタの
イメージ画像と組み合わせて他のテレワーカに伝えるこ
とができる。
【0071】[第九実施形態例]本発明の第九実施形態
例として、コミュニケーション支援システムにおいて、
コミュニケーション支援端末の表示装置は、図9に示す
ように、各テレワーカTaka,Kimu,Hira,
自分をイメージするキャラクタを表示し、あるテレワー
カにトラブルが発生した場合に前記キャラクタに緊急を
知らせるアクションを起こさせて表示Aする機能を具備
することを特徴とする。
【0072】すなわち、同じ画面上に表示されているメ
ンバーの誰かにトラブルが発生した場合、トラブルが発
生したことを他のメンバーに知らせるようなアクション
を起こす。この場合、トラブルが起きたテレワーカは右
側にある緊急ボタン1個にアクションを起こすだけでよ
い。
【0073】したがって、緊急ボタン1個で他のメンバ
ーに緊急性を知らせることができる。
【0074】[第十実施形態例]本発明の第十実施形態
例として、コミュニケーション支援システムにおいて、
コミュニケーション支援端末の表示装置は、図10に示
すように、各テレワーカTaka,Kimu,Hir
a,自分をイメージするキャラクタを表示し、テレワー
カが他のテレワーカのキャラクタに対してアクションを
起こした場合、相手側のコミュニケーション支援端末の
表示装置において、アクションを起こしたテレワーカの
キャラクタの色が変化する、あるいは、音が鳴るという
アクションを起こす機能を具備することを特徴とする。
【0075】すなわち、他のテレワーカのアイコンにア
クションを起こすことにより、相手に何かを伝えたいの
だとの意志を示せる。相手に対する表示方法としては、
アクションを起こした人のキャラクタの色の変化や、音
の利用などがある。
【0076】したがって、アクションを起こされた相手
も、誰からの意志伝達かを表示画面により判断できるの
で、その相手のキャラクタに対して、同じようにアクシ
ョンを起こすことにより、何らかの双方意志伝達が可能
となる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、テ
レワーカは他のテレワーカの状況を把握することができ
るため、相手の状況に合わせたコミュニケーション方法
を容易に選択することができる。また、テレワーカは、
自分にコンタクトを取ってほしいという意志、およびテ
レワーク作業の手伝いをしてほしいという意志を他のテ
レワーカに知らせることができるので、テレワーカ間で
新たなコミュニケーションやコラボレーションが生まれ
る可能性がある。管理サーバは、テレワーカの労働意欲
に関する情報を把握しているので、労働意欲の高いテレ
ワーカに優先的にテレワーク作業を配分することがで
き、より高い作業効率が見込める。さらに、労働意欲の
高いテレワーカから希望賃金を募集し、希望賃金の安い
テレワーカから優先的に作業委託をすることもできるの
で、人件費削減を目的としたビジネス展開も可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態例に係るコミュニケーシ
ョン支援システムを示す構成説明図である。
【図2】本発明の第一実施形態例に係るテレワーカ、管
理サーバ、およびデータベース間の制御フローを示すシ
ーケンス図である。
【図3】本発明の第二実施形態例に係るコミュニケーシ
ョン支援端末を示す構成説明図である。
【図4】本発明の第三実施形態例に係るコミュニケーシ
ョン支援端末の表示画面を示す説明図である。
【図5】本発明の第四実施形態例に係るコミュニケーシ
ョン支援端末の表示画面において、テレワーカの状況を
示すキャラクタにコメントを追加した例を示す説明図で
ある。
【図6】本発明の第五実施形態例に係るコミュニケーシ
ョン支援端末の表示画面において、テレワーカの状況を
示すキャラクタに電子メール交換、チャット、テレビ会
議を行うためのインタフェースを追加した例を示す説明
図である。
【図7】本発明の第六実施形態例に係るテレワーカがス
ケジュールデータベースに登録する労働意欲に関する情
報の登録例を示す説明図である。
【図8】本発明の第七実施形態例に係るコミュニケーシ
ョン支援システムの制御フローを示す説明図である。
【図9】本発明の第八実施形態例および第九実施形態例
に係るコミュニケーション支援端末の表示画面を示す説
明図である。
【図10】本発明の第十実施形態例に係るコミュニケー
ション支援端末の表示画面を示す説明図である。
【符号の説明】
1〜5 コミュニケーション支援端末 6〜10 テレワーク作業端末 11〜15 通信ゲートウェイ 16〜20 テレワーク作業場所 21 ネットワーク 22 管理サーバ 23 テレワーカプロファイルデータベース 24 テレワーカスキル情報データベース 25 テレワーカスケジュールデータベース 26 テレワーク作業管理データベース 301 マイク 302 音声制御装置 303 スピーカ 304 記憶装置 305 中央処理装置 306 通信制御装置 307 通信インタフェース 308 カメラ 309 映像・画像制御装置 310 コントローラ 311 表示装置 401、501、601 表示画面 402、502、602 選択画面 403、503、603 Aさんの状況を示すキャラク
タ 404、504、604 Bさんの状況を示すキャラク
タ 405、505、605 Cさんの状況を示すキャラク
タ 406、506、606 Dさんの状況を示すキャラク
タ 407、507、607 Eさんの状況を示すキャラク
タ 508 Aさんのコメントを示すインタフェース 509 Bさんのコメントを示すインタフェース 510 Cさんのコメントを示すインタフェース 511 Dさんのコメントを示すインタフェース 512 Eさんのコメントを示すインタフェース 608 Aさんとコミュニケーションを開始するための
インタフェース 609 Bさんとコミュニケーションを開始するための
インタフェース 610 Cさんとコミュニケーションを開始するための
インタフェース 611 Dさんとコミュニケーションを開始するための
インタフェース 612 Eさんとコミュニケーションを開始するための
インタフェース
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/56 H04M 3/56 A 11/00 302 11/00 302 Fターム(参考) 5E501 AA13 AB16 AB18 AB19 AC15 AC19 AC25 AC32 BA03 BA15 CB14 CB15 CC12 DA02 EA21 FA13 FA14 FA23 FA32 5K015 AB01 AB02 AE01 JA01 5K101 KK02 LL01 MM07 NN03 NN18 NN21 PP03 RR16 SS07

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレワーカが他のテレワーカの行動状況
    を把握し、相手の状況に合わせたコミュニケーション方
    法の選択を容易にすることを可能とする、遠隔コミュニ
    ケーション支援システムにおいて、 テレワーカのプロファイル情報、テレワーク作業履歴を
    含むスキル情報、テレワーカのスケジュール情報、およ
    びテレワーク作業内容に関する情報を記録するデータベ
    ースを管理する管理サーバと、他のテレワーカの状況を
    表示する機能を具備するコミュニケーション支援端末
    と、テレワーク作業に使用するテレワーク作業端末と、
    コミュニケーション支援端末とテレワーク作業端末を外
    部ネットワークに接続するための通信ゲートウェイとで
    構成されるコミュニケーション支援システムであって、 管理サーバは、テレワーカのプロファイル、スキル情
    報、スケジュール情報およびテレワーク作業内容を管理
    するデータベースを制御し、テレワーカのスケジュール
    情報とテレワーク作業状況を参照して、テレワーカの行
    動状況を各テレワーカのコミュニケーション支援端末に
    配信し、 コミュニケーション支援端末は、管理サーバから配信さ
    れるテレワーカの行動状況を受信し、各テレワーカの忙
    しさに関する情報、現在所在地に関する情報、勤労意欲
    に関する情報、およびコミュニケーション意欲に関する
    情報の少なくとも1つを表示することを特徴とするコミ
    ュニケーション支援システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコミュニケーション支援
    システムにおいて、コミュニケーション支援端末は、管
    理サーバより配信される他のテレワーカの状況情報を表
    示する表示装置と、表示画面およびコミュニケーション
    支援端末をコントロールするためのコントローラと、映
    像を撮影するためのカメラと、音声を伝えるためのマイ
    クと、音声情報を聞くためのスピーカと、ネットワーク
    に接続する通信インタフェースとを具備することを特徴
    とするコミュニケーション支援システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のコミュニケーショ
    ン支援システムにおいて、コミュニケーション支援端末
    の表示装置は、各テレワーカのテレワーク作業情報、労
    働開始意欲、およびコミュニケーション開始意欲をイメ
    ージするキャラクタで表示し、現在所在地と現在状況の
    滞在時間を尺度とした平面上に前記キャラクタを表示す
    る機能を具備することを特徴とするコミュニケーション
    支援システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のコミュニケーション支援
    システムにおいて、各テレワーカのテレワーク作業状
    況、労働開始意欲、およびコミュニケーション開始意欲
    を示すキャラクタに、個人情報およびコメントを付加す
    ることを特徴とするコミュニケーション支援システム。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のコミュニケーション支援
    システムにおいて、各テレワーカのテレワーク作業状
    況、労働開始意欲、およびコミュニケーション開始意欲
    を示すキャラクタとリンクして、電子メール送信、ネッ
    トワークを介したチャット、およびテレビ会議を開始す
    るためのインタフェースを付加することを特徴とするコ
    ミュニケーション支援システム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項記載のコ
    ミュニケーション支援システムにおいて、管理サーバ
    は、労働開始意欲の高いテレワーカに優先的にテレワー
    ク作業を配分することを特徴とするコミュニケーション
    支援システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のコミュニケーション支援
    システムにおいて、管理サーバは、労働開始意欲の高い
    テレワーカが複数存在する場合に、各テレワーカに希望
    賃金を登録させ、希望賃金の安いテレワーカから順に優
    先権を与えることを特徴とするコミュニケーション支援
    システム。
  8. 【請求項8】 請求項1又は2記載のコミュニケーショ
    ン支援システムにおいて、コミュニケーション支援端末
    の表示装置は、各テレワーカのコミュニケーション開始
    意欲をイメージするキャラクタを表示し、現在所在地と
    所在地が変更されてからの経過時間を尺度とした平面上
    に前記キャラクタを表示する機能を具備することを特徴
    とするコミュニケーション支援システム。
  9. 【請求項9】 請求項1又は2記載のコミュニケーショ
    ン支援システムにおいて、コミュニケーション支援端末
    の表示装置は、各テレワーカをイメージするキャラクタ
    を表示し、あるテレワーカにトラブルが発生した場合に
    前記キャラクタに緊急を知らせるアクションを起こさせ
    て表示する機能を具備することを特徴とするコミュニケ
    ーション支援システム。
  10. 【請求項10】 請求項1又は2記載のコミュニケーシ
    ョン支援システムにおいて、コミュニケーション支援端
    末の表示装置は、各テレワーカをイメージするキャラク
    タを表示し、テレワーカが他のテレワーカのキャラクタ
    に対してアクションを起こした場合、相手側のコミュニ
    ケーション支援端末の表示装置において、アクションを
    起こしたテレワーカのキャラクタの色が変化する、ある
    いは、音が鳴るというアクションを起こす機能を具備す
    ることを特徴とするコミュニケーション支援システム。
  11. 【請求項11】 テレワーカのコミュニケーション支援
    端末およびテレワーク作業端末がネットワークを介して
    管理サーバに接続され、テレワーカが他のテレワーカの
    行動状況を把握し、相手の状況に合わせたコミュニケー
    ション方法の選択を容易にすることを可能とする遠隔コ
    ミュニケーション支援方法において、 管理サーバは、事業者から依頼されたテレワーク作業の
    登録を行うテレワーク作業管理データベースよりテレワ
    ーク作業依頼を定期的に検索し、テレワーク作業に適し
    たテレワークの検索を、スキル情報データベースおよび
    スケジュールデータベースを参照して行い、検索された
    テレワーカのテレワーク作業端末にテレワーク作業依頼
    を送信するステップと、 管理サーバは、テレワーカがテレワーク作業を請け負う
    場合の承認を受け付け、事業者より受け取るテレワーク
    作業に関する情報をテレワーク作業を請け負う担当テレ
    ワーカのテレワーク作業端末に送信するステップと、 管理サーバは、配信を許可するテレワーカのコミュニケ
    ーション支援端末に他のテレワーカの行動状況情報を配
    信するステップとを有することを特徴とするコミュニケ
    ーション支援方法。
  12. 【請求項12】 管理サーバは、テレワーカのスケジュ
    ール変更および行動状況の変更依頼を受け付け、スケジ
    ュールデータベースおよびテレワーク作業管理データベ
    ースを更新し、更新したテレワーカの行動状況情報を各
    テレワーカに配信するステップを有することを特徴とす
    る請求項11記載のコミュニケーション支援方法。
  13. 【請求項13】 管理サーバは、テレワーカがテレワー
    ク作業端末を用いて登録するプロファイルを受信し、テ
    レワーカプロファイルデータベースにテレワーカのプロ
    ファイル登録するステップと、 管理サーバは登録したテレワーカの身元およびプロファ
    イル情報を確認し、テレワーカにテレワーカ登録の許可
    を与え、テレワーク作業端末に通知するステップと、 管理サーバはテレワーカのスケジュール登録を受け付
    け、スケジュールデータベースに登録するステップとを
    有することを特徴とする請求項11又は12記載のコミ
    ュニケーション支援方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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