JP2020008906A - 会員制チャットシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】チャット相手が出会いを求めて実店舗に来店していることを保証できる。【解決手段】会員制チャットシステム100は、複数のユーザ携帯端末1と、会員登録サーバ2と、本システム100にあらかじめ登録された各店舗に割当てられた共通のコード情報であって実際の店舗に掲示されて同店舗に来店したユーザが取得可能なチェックインコードCDと、を有する。同サーバ2は、店舗のチェックインコードを送信してきた各端末1に対し、当該店舗にいる他のユーザの外見特徴情報と当該店舗にいる他のユーザをアバター画像により一覧表示した店舗内ユーザリストとを提供し、店舗内ユーザリストから指定されたユーザとのメッセージ交換を許可する。加えて、同サーバ2は、本システムに登録された他の店舗において現在チャット利用が許可されている他のユーザの外見特徴情報と、他店舗ユーザリストとを提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、同一店舗内にいるユーザ間でチャットによるメッセージ交換を可能とする会員制チャットシステムに関する。
町おこしを目的とした男女参加型の合同コンパを指す「街コン」なる言葉が誕生して以来、ここ十数年、全国各地で街コンがイベント開催されてきた。
しかしながら、ひととき見られた街コンの熱狂的ブームも沈静化傾向にあり、ここ近年では街コンの開催件数は大きく落込んでいる。
街コンの開催件数は減少している一方、出会いを求めている人の数には一向に陰りが見られない。
街コンのような出会いの場を失ったためか、飲食店のような出会いの可能性がある場所では、対面コミュニケーションにより楽しい時間を過ごせることを期待して来店する顧客が多いのが現状である。
しかし出会いを求める個人の立場からすると、街コンでイベント参加者に声をかける状況と、通常の飲食店で一般客に声をかける状況とでは大きな隔たりがある。
街コンという出会いの機会を提供するために催されているイベントであれば、他の参加者も出会いを求めていることは明らかであるため、声をかけることにさほどためらいは感じられない。
一方、通常の飲食店を訪れた際に、店内でたまたま見かけた見ず知らずの相手に「お話してもいいですか」といった具合に気さくに声をかけるにはそれなりに勇気が要り、心理的なハードルが高いのが実情である。
たとえ勇気を振り絞って見ず知らずの他人に話しかけたとしても、誘った側の人間だけが「会話したい」という気持を一方的に抱いており、誘われた側の者からすればそのようなことを望んでいなかったという行き違いも起こりうる。
しかし、我々が日常生活を営む実社会では、初対面の相手に対し実際に口頭で話しかけ意思確認してみない限り、相手がコミュニケーションすることを望んでいるかどうかを見分ける術がないのが現状である。
特に、最近の若い世代には、初対面の相手に口頭で話しかけることに対し消極的なむきもあるよう見受けられる。
ところで、近年ではLINE(登録商標)などに代表されるSNS(Social Networking Service:ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が広く浸透しており、特に若い世代のSNS利用者が多いのは周知の事実である。
このようなインターネットを通じて構築された人間関係(いわゆる「ネット社会」)では、実際には直接会ったことがない面識のない者同士であっても、リクエスト承認したユーザ間でメッセージ交換することが日常的に行われている。
また見知らぬ相手とメッセージ交換するための代表的な技術として、チャットシステムも古くから知られている。
チャットシステムの技術分野においても、出会いを求める人々のニーズを捉え、出会いの機会を実現すべく各種の機能改良が進んでいる(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に開示されたチャットシステムによれば、ユーザ投稿された各伝言情報を一覧表示しておき、2人のユーザがお互いに相手の伝言情報を選択し合っている場合に当該のユーザ同士をマッチングさせチャットできるように設定する(同文献1・第12段落)。なお、チャット継続の申請をユーザ双方から受けた場合、当該ユーザ間のチャット継続を許可する(同文献1・同12段落)。
特開2016−173726号公報
上述したように、実際の飲食店内で見ず知らずの相手にいきなり声がけするのは、それなりに勇気が必要である。
またコミュニケーションする気のない客を会話に誘ってしまった場合には、相手を不快にしてしまうおそれすらある。
SNSによればリクエスト承認したユーザ間において、相手の個人的なプロフィール情報を相互に参照することが可能になる。
しかし、個人の生活にインターネット技術が浸透しプライバシー保護が重要視されるなか、飲食店でたまたま出会った見ず知らずの相手にSNSの連絡先を教えてくれるよう頼んでも、通常は警戒されてしまい、応じてもらえる可能性は極めて低い。
このように、SNSも、実際に飲食店において、出会いを求めている相手に効率よくアプローチできる手段とは言い難い。
出会いを求めて飲食店を訪れている個人は、現地(店舗内)において他者と対面コミュニケーションできることを期待すればこそ、わざわざ足を運んでいる。
既存のチャットシステムでも、メッセージ交換を通じて待合せの場所・日時を調整することでチャット相手と実際に対面できる可能性はある。
しかしながら、チャット利用者のなかには対面コミュニケーションまでは望まない控えめな利用者も一定数いるものと思われ、必ずしもチャット利用者すべてが実際の対面による出会いを求めているとは限らない。
また、他者との対面コミュニケーションを求めて飲食店に来店する人々は、来店時間中にその場で会話することを目的としている。
他方、既存のチャットシステムでは、相互にメッセージ交換している両ユーザが同一敷地内(例えば、同じ飲食店)に居合わせるという状況は、通常あり得ない。
このように、一方のユーザが相手に対し「今すぐに、自分の居場所で対面したい」と望んでもおよそ実現されることのない既存チャットシステムの利用環境は、出会いを求めて飲食店を訪れる人々のニーズには即していないものと考えられる。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、同一店舗内にいる相手との対面によるコミュニケーションを所望する際に、当該の相手が出会いを求めて来店していることを保証でき、かつ当該の相手に対し口頭で話す以外の伝達手法であるチャットによりコミュニケーションを開始できる仕組を提供することを目的とする。
〔第1発明〕
そこで、上記の課題を解決するために、本願の第1発明に係る会員制チャットシステムは、
複数の店舗に対し共通のチェックインコードを割当て、会員登録されたユーザが互いに同一店舗内にいるときに当該チェックインコードを各々端末入力することで同店舗内におけるチャット利用を許可する会員制チャットシステムであって、

個々のユーザが各々所持する複数のユーザ携帯端末と、
公衆通信回線を介して個々のユーザ携帯端末とそれぞれ通信可能な会員登録サーバと、
本会員制チャットシステムにあらかじめ登録された各店舗に割当てられた共通のコード情報であって、実際の店舗に掲示されて同店舗に来店したユーザが取得可能な前記チェックインコードと、
を有して成り、

個々のユーザ携帯端末は各々、
同ユーザ携帯端末のユーザの外見特徴情報と同ユーザを疑似的に表すアバター画像とを必須入力項目として含む会員プロフィール情報の入力を受付けると、同会員プロフィール情報を会員登録サーバに送信し、
本会員制チャットシステムに登録された店舗のチェックインコードの入力を受付けると、同チェックインコードを会員登録サーバへ送信し、

前記会員登録サーバは、前記店舗のチェックインコードを送信してきた各ユーザ携帯端末に対し、
当該店舗にいる他のユーザの外見特徴情報と当該店舗にいる他のユーザをアバター画像により一覧表示した店舗内ユーザリストとを提供するとともに、この店舗内ユーザリストから指定されたユーザとのチャット利用によるメッセージ交換を許可し、
加えて、本会員制チャットシステムに登録された他の店舗において現在チャット利用が許可されている他のユーザの外見特徴情報と、当該他の店舗において現在チャット利用が許可されている他のユーザをアバター画像により一覧表示した他店舗ユーザリストとを提供する構成とした。
第1発明に係る会員制チャットシステムによれば、各ユーザは同じ店舗内にいる他のユーザと対面して会話したい場合、まず来店先の店舗においてチェックインコードを取得する。
続いて、各ユーザは、上記チェックインコードをユーザ携帯端末に入力することで、同店舗におけるチャット利用が許可される。
上述したように実際の飲食店内で見ず知らずの相手にいきなり声がけするのは、それなりに勇気が要るものである。
しかし第1発明によれば、実際に飲食店内にいる相手に会話をする気があるかどうかをメッセージ交換により確認することができ、口頭での意思確認という心理的にハードルの高い伝達手段を回避できる。
なお、上記チェックインコードは、実際に店舗を訪れなければ取得できないように管理されているため、各ユーザが今いる店舗のなかにチャット相手も存在することを保証する役割を果たす。
そのため、本発明は既存のチャットシステムとは異なり、一方のユーザがチャット相手に対し現在の居場所で即座に対面したいと望んだ場合、この要求を充たし得る。
客をもてなす飲食店の立場としては、出会いを求めて来店した客のニーズに的確に応えるチャットサービスを提供できるため、サービス品質の向上が図られる。
また、第1発明によれば、各ユーザは、店舗に割当てられたチェックインコードを端末入力することで、同店舗内でチャットを利用しているユーザのリスト(店舗内ユーザリスト)を閲覧することも可能になる。
そのため、各ユーザは、店内において出会いを求めている客だけにアプローチすることが可能となり、それ以外の客にまで見境なく声をかけずともよくなる。これにより、出会いを来店目的としていない一般客の気分を害することや迷惑をかけることを回避できる。
さらに、本会員制チャットシステムのチャットサービスは複数の店舗に対して適用可能である。
そのため、出会いを求めて来店したユーザが、現在訪れている店舗において気の合う話相手を見つけられなかった場合でも、他店舗に移動し移動先においてチャット利用することで、話の合うユーザ(例えば、趣味が共通する者、お互いの考え方に共感を持てる者など)と意気投合できるチャンスが広がる。
また、第1発明によれば、各ユーザは、いま現在自己が来店している店舗とは別の店舗でチャット利用しているユーザのリスト(他店舗ユーザリスト画面)を確認できる。
そのため、別の店舗にいるユーザに興味が惹かれた場合、そのユーザが訪れている店舗に移動した上で、移動先でチャットによりメッセージ交換することができる。
また、各ユーザは、別の店舗においてチャットを利用しているユーザの人数を把握できるため、自分の気分に合った店舗(客の全体数が多く賑わっている店、異性の数が同性の数を上回っている店、客の少ない静かな店など)に移動することができる。
さらに、第1発明によれば、ユーザの外見的特徴に関する具体的情報を提供することで、任意のユーザ本人のことを同一店舗内にいる他のユーザが特定可能になる。
なお、上記の外見特徴情報としては、店舗への入店時にユーザがまとっている服装の情報、ユーザの背格好(身長・体重のほか、中肉中背、長身、小柄で細身など)の情報、ユーザの顔の特徴(黒子の位置、一重瞼・二重瞼など)の情報などを採用できる。
なお、本会員制チャットシステムが店舗(飲食店)にもたらす経済的効果について説明する。
上述した街コンは地元の街を盛上げることを開催目的の一つとするため、合同で参画する複数の飲食店のアイドルタイム(客数の少ない時間帯)に合わせて企画されることが多い。
そのため街コンに参画している各飲食店の立場からすると、本来アイドルタイムにあたる時間帯にも埋合せすることができ、売上げ向上につながるというメリットを享受できる。
また多数の街コン参加者が飲食店を訪れることで、その飲食店が立地している商店街も賑わうという副次的なメリットもある。
しかし街コンが不開催になると、その開催を支えていた同一地域にある複数の飲食店が一斉に経済的損失を被ることになる。
また街コンの訴求力により呼込まれた客層も街コンの不開催とともに立消えてしまい、地方の商店街では街コン開催前と同じように閑散とした人通りの少ない街に戻ってしまったところもある。
この点、第1発明によれば、チェックインコードを取得するために、他者との出会いを求めているユーザは実際の店舗まで足を運ぶことが必須となる。
そのため、本システムに店舗登録している飲食店には、客足が伸び、売上が向上するという経済的効果がもたらされる。
さらに第1発明は、複数の飲食店にまたがって会員制チャットシステムが構築されている。そのため、チャット利用を目的として店舗を訪れるユーザによる経済効果が複数の店舗に波及する。
〔第2発明〕
本願の第2発明に係るプログラムは、第1発明に係る会員制チャットシステムであって、
個々のユーザ携帯端末は各々、
年齢・職業その他のユーザプライバシー情報を必須入力項目として含む会員プロフィール情報の入力を受付けると、同会員プロフィール情報を会員登録サーバに送信し、

前記会員登録サーバは、チェックインコードを送信してきたユーザ携帯端末に対しチャット利用を許可したときに、
そのチェックインコードが割振られた店舗にいる他のユーザのユーザプライバシー情報、ならびに、本会員制チャットシステムに登録された他の店舗において現在チャット利用が許可されている他のユーザのユーザプライバシー情報を提供する構成とした。
第2発明によれば、各ユーザは、他の店舗においてチャットを利用しているユーザの年齢・職業などのユーザプライバシー情報を確認できるため、興味を惹かれる他のユーザを見つけた場合、当該他のユーザが訪れている店舗に移動した上でチャットによりメッセージ交換することができる。
また自己のユーザプライバシー情報の積極的な開示を希望するユーザにとっては、当該情報の提供により他のユーザに対して自己アピールを図ることができる。
〔第3発明〕
本願の第3発明に係るプログラムは、第1又は第2発明に係る会員制チャットシステムであって、
前記会員登録サーバは、チェックインコードを送信した各ユーザ携帯端末に対し、同チェックインコードの送信時刻から所定の利用制限時間のみチャット利用を許可する構成とした。
第3発明によれば、チャットを利用できる時間の上限(利用制限時間)を設ける。
このようにすることで、自己が連絡を取合うことを望まない他のユーザから執拗にメッセージを送られることを未然回避でき、ひいては本会員制チャットシステムを利用する各ユーザのセキュリティを高めることができる。
〔第4発明〕
また、上記の課題を解決するために、本願の第4発明に係る会員制チャットシステムは、第1〜第3発明に係る会員制チャットシステムであって、
各店舗に割当てられた共通のチェックインコードに代えて、本会員制チャットシステムにあらかじめ登録された各店舗ごとにそれぞれ固有に割当てられたコード情報であって実際の店舗に掲示されて同店舗に来店したユーザが取得可能な前記チェックインコード、を有し、

前記会員登録サーバは、いずれかの店舗に固有のチェックインコードを送信してきた各ユーザ携帯端末に対し、
当該店舗にいる他のユーザの外見特徴情報と当該店舗にいる他のユーザをアバター画像により一覧表示した店舗内ユーザリストとを提供するとともに、この店舗内ユーザリストから指定されたユーザとのチャット利用によるメッセージ交換を許可し、
加えて、本会員制チャットシステムに登録された他の店舗において現在チャット利用が許可されている他のユーザの外見特徴情報と、当該他の店舗において現在チャット利用が許可されている他のユーザをアバター画像により一覧表示した他店舗ユーザリストとを提供する構成とした。
第4発明によれば、各ユーザはある店舗内にいる他のユーザと対面して会話したい場合、まず当該の店舗まで足を運び、来店先の店舗に固有のチェックインコードを個別的に取得することが必須になる。
続いて、各ユーザは、店舗固有のチェックインコードをユーザ携帯端末に入力することで、その店舗におけるチャット利用が許可される。
このようにすることで、複数の店舗を登録可能な本会員制チャットシステムを運営する上で、各店舗ごとの個別性を高めることができる。
〔第5発明〕
また、上記の課題を解決するために、本願の第5発明に係る会員制チャットシステムは、第1〜第4発明に係る会員制チャットシステムであって、
会員登録サーバは、店舗のチェックインコードを送信してきた各ユーザ携帯端末に対し、
店舗内ユーザリスト店舗内から指定されたユーザに加えて、他店舗ユーザリストから指定されたユーザについてもチャット利用によるメッセージ交換を許可する構成とした。
第5発明によれば、異なる店舗にいるユーザ間のメッセージ交換が可能となる。
このような機能がもたらすユーザ側のメリットとしては、同一店舗にメッセージ交換可能な範囲が制限されている場合に比べて、メッセージ交換可能なユーザ数が飛躍的に拡充され、本会員制チャットシステムのユーザの中から話の合うユーザを効率よく見つけ出すことが可能となる。
また、異なる店舗間におけるメッセージ交換機能がもたらす店舗側のメリットとして、今現在いる店舗から別の店舗へと移動するユーザ数が増えることで各店舗間における客の流動性が高まり、来店者の延べ数が伸びることによる売上の向上が見込まれる。
また、上記の課題を解決するために、本願の第6発明に係る会員制チャットシステムは、第1〜第5発明に係る会員制チャットシステムであって、
前記ユーザ携帯端末は、
GPS(Global Positioning System)衛星からの測位信号をGPSユニットにより受信すると、同ユーザ携帯端末の現在位置情報を会員登録サーバに送信し、

前記会員登録サーバは、
ユーザ携帯端末の現在位置情報を受信するごとに、同現在位置情報と本会員制チャットシステムに登録された各店舗の経緯度とを比較し、
前記ユーザ携帯端末の現在位置情報が本会員制チャットシステムに登録されたいずれかの店舗の経緯度と一致した場合、当該店舗を同ユーザ携帯端末のユーザの来店先であると判定し、
最新のユーザ来店先の判定結果と前回のユーザ来店先の判定結果とを比較し、最新のユーザ来店先の判定結果と前回のユーザ来店先の判定結果が異なるユーザについては店舗間移動があったものと判定し、
店舗間移動があったユーザのアバター画像を、同ユーザの現在の来店先にかかる店舗内ユーザリストおよび店舗内全ユーザ表示画面に自動的に追加表示する構成とした。
第6発明によれば、ユーザの店舗間移動があったときに、移動先店舗にかかる店舗内全ユーザ表示画面・店舗内ユーザリスト画面に同ユーザのアバター画像を自動的に追加表示する。
このようにすることで、当該ユーザが移動先においてチェックインコードを入力することなく、移動先の店舗において直ちに他のユーザとチャットによりメッセージ交換を開始きる。
また、他のユーザにとっても、店舗間移動をしたユーザの移動をすぐに特定することできるというメリットが生じる。
実施形態に係る会員制チャットシステムの全体構成を示すブロック図である。 実施形態に係るユーザ携帯端末の電気的構成を示すブロック図である。 ユーザ携帯端末におけるチャットシステムホームページ画面の一例を示す図である。 ユーザ携帯端末におけるプロフィール作成画面の一例を示す図である。 ユーザ携帯端末におけるマイページログイン画面の一例を示す図である。 ユーザ携帯端末におけるマイページ画面の一例を示す図である。 ユーザ携帯端末における店舗選択画面の一例を示す図である。 ユーザ携帯端末における来店申告画面の一例を示す図である。 ユーザ携帯端末における店舗チェックイン画面の一例を示す図である。 ユーザ携帯端末における店舗内全ユーザ表示画面の第1の例を示す図である。 ユーザ携帯端末における他店舗全ユーザ表示画面の第1の例を示す図である。 あるユーザが店舗を移動した際のユーザ携帯端末における表示画面であって、(a)は店舗内全ユーザ表示画面の第2の例を示す図、(b)は他店舗全ユーザ表示画面の第2の例を示す図、である。 ユーザ携帯端末における店舗内ユーザリスト画面の第1の例を示す図である。 ユーザ携帯端末における店舗内ユーザリスト画面の第2の例を示す図である。 ユーザ携帯端末における店舗内ユーザプロフィール参照画面の例を示す図である。 ユーザ携帯端末におけるメッセージ交換画面の例を示す図である。 ユーザ携帯端末における他店舗ユーザリスト画面の第1の例を示す図である。 ユーザ携帯端末における他店舗ユーザプロフィール参照画面の例を示す図である。 ユーザ携帯端末における他店舗ユーザリスト画面の第2の例を示す図である。 ユーザ携帯端末におけるユーザチェックイン履歴画面の例を示す図である。 実施形態に係る会員登録サーバの電気的構成を示すブロック図である。 店舗情報のデータ構造の第1の例を示す図である。 チェックインコード情報のデータ構造の第1の例を示す図である。 会員プロフィール情報のデータ構造の一例を示す図である。 店舗別チェックイン履歴情報のデータ構造の一例を示す図である。 会員プロフィール情報の登録・ログイン認証・チェックイン認証・チャット利用までの一連の処理における、各構成要素の動作を示すシーケンス図である。 本発明の変形例に係る会員制チャットシステムの全体構成を示すブロック図である。 チェックインコード情報のデータ構造を例示する図であって、(a)は店舗Aにおける例、(b)は店舗Bにおける例、である。 店舗情報のデータ構造の第2の例を示す図である。 他店舗ユーザとのメッセージ交換が可能に構成されたユーザ携帯端末における、他店舗ユーザリスト画面の変形例を示す図である。 店舗内の所定箇所にチェックインコードマーカを貼付した状態を示す模式図である。 ユーザ携帯端末のカメラによる撮影画面であって、(a)チェックインコードマーカを撮影したときの画面を示す図、(b)チェックインコードマーカに対応するチェックインコードが出現したときの画面を示す図、である。 本発明の変形例に係るユーザ携帯端末の電気的構成を示すブロック図である。 あるユーザが店舗を移動した際のユーザ携帯端末における表示画面であって、(a)は店舗内全ユーザ表示画面の第3の例を示す図、(b)は他店舗全ユーザ表示画面の第3の例を示す図、である。 あるユーザが店舗を移動した際のユーザ携帯端末における表示画面であって、(a)は他店舗全ユーザ表示画面の第4の例を示す図、(b)は店舗内全ユーザ表示画面の第4の例を示す図、である。 ユーザ携帯端末における店舗選択画面の変形例を示す図である。
以下、図1乃至図36を参照して、本発明の会員制チャットシステムについて説明する。
[実施形態]
本発明の実施形態1は、会員登録されたユーザが互いに同一の店舗内にいるときにチェックインコードを各々端末入力することで、同一店舗内におけるチャット利用を許可することを目的として会員制チャットシステムを構成した例である。
図1は、実施形態に係る会員制チャットシステム100の全体構成を示すブロック図である。
本例の会員制チャットシステム100は、図1に示すように、ユーザ携帯端末1(同図1における、1−1・1−2など)と、会員登録サーバ2とを、インターネットや移動体通信網等の公衆通信回線200を介して通信可能な状態で接続したシステムである。
なお、インターネット等の公衆通信回線200を採用する場合には、例えば、VPN(Virtual Private Network)技術等を利用すれば、セキュリティレベルを高く確保可能である。
また、本会員制チャットシステム100に登録された各店舗にはチェックインコードCDが割当てられる。
チェックインコードCDは、実際の店舗に掲示されており、同店舗に来店したユーザが取得可能に管理されているコード情報である。
以下では、チェックインコードCDが、会員制チャットシステム100にあらかじめ登録された各店舗に共通する同一のコード情報である場合を例に挙げて説明する。
ユーザ携帯端末1は、個々のユーザが各々所持する端末である。本システム100においては複数台のユーザ携帯端末1が用いられる。
ユーザ携帯端末1は各々、同端末1のユーザの外見特徴情報ならびに同ユーザを疑似的に表すアバター画像を必須入力項目として含む会員プロフィール情報の入力を受付け、同会員プロフィール情報を会員登録サーバ2に送信する。
また、ユーザ携帯端末1は各々、本システム100に登録された店舗のチェックインコードの入力を受付けると、同チェックインコードCDを会員登録サーバ2へ送信する。
会員登録サーバ2は、店舗のチェックインコードを送信してきた各ユーザ携帯端末1に対し、当該店舗にいる他のユーザの外見特徴情報と、当該店舗にいる他のユーザをアバター画像により一覧表示した店舗内ユーザリスト(図13・図14)とを提供する。
また、同サーバ2は、上記店舗内ユーザリストから指定されたユーザとのチャット利用によるメッセージ交換を許可する。
さらに、会員登録サーバ2は、会員制チャットシステム100に登録された他の店舗において現在チャット利用が許可されている他のユーザの外見特徴情報(図17・図19)、および、当該他の店舗において現在チャット利用が許可されている他のユーザをアバター画像により一覧表示した他店舗ユーザリスト(同図17・同図19)を提供する。
つぎに、ユーザ携帯端末1・会員登録サーバ2の各電気的構成について順次説明する。
これら端末1・サーバ2は、計算処理能力や記憶容量等の規模に相違があるものの装置構成は似通っている。いずれの構成要素1・2も図1に示したごとく、液晶ディスプレイや図示しないプリンタ等を含む出力部と、各種の演算処理を実行する装置本体と、キーボード及び図示しないマウスを含む入力部と、を備えている。
また装置本体は、演算処理を実行するCPUを中心とした制御機能、ハードディスクドライブ(HDD)、ROM、RAM等を利用する記憶機能、及び各種信号あるいは情報を送受信する通信機能等を有している。
図2は、実施形態1に係るユーザ携帯端末1の電気的構成を示すブロック図である。
ユーザ携帯端末1は、図2に示すように、液晶ディスプレイ(図示略)等の出力部15と、タッチパネル(図示略)を含む入力部14とを備えている
また、ユーザ携帯端末1は、任意の演算処理を実行するCPU(中央処理装置)を含む制御部11のほか、ハードディスクドライブ(HDD)・ROM・RAM等を含む記憶部12、及び、各種信号あるいは情報の入出力経路をなす通信ポート(図示略)を含む通信部13を備えている。
通信部13は、インターネットや移動体通信網等の公衆通信回線200に接続され、他装置との間で各種の通信を行う。通信部13としては、ネットワークインターフェース・モデム等が使用される。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)・ROM(Read Only Memory)・RAM(Random Access Memory)等を有し、ROM・記憶部12に記憶されているアプリケーションプログラムをRAMにロードして実行し、それにより各種の論理的手段を実現する。
ユーザ携帯端末1では、画面表示手段111と、プロフィール送信手段112、ログイン手段113、チェックイン手段114およびチャット手段115が実現される。
画面表示手段111は、公衆通信回線200を介して会員登録サーバ2から提供される各種画面を表示する手段である。
より詳細には、同手段111は、本チャットシステム100のホームページ画面(図3)・プロフィール作成用の画面(図4)・ログイン用の画面(図5)・チェックイン用の画面(図9)・マイページメニューに関連する各種画面を表示する。
例えば、画面表示手段111は、会員制チャットシステム100のURL(Uniform Resource Locator)指定に応じて、チャットシステムホームページ画面(図3)を表示する。当該ホームページ画面における店舗検索機能は、会員制チャットシステム100に会員プロフィール情報を未登録のユーザも利用可能である。
また、同図3の画面において「プロフィール新規作成」ボタンが押下された場合、画面表示手段111は、プロフィール作成画面(図4)を表示する。
さらに、図3の画面において「マイページにログイン」ボタンが押下された場合、画面表示手段111は、マイページログイン画面(図5)を表示する。
ログイン認証が成功した場合、画面表示手段111は、マイページメニュー画面(図6)を表示する。
また、画面表示手段111は、マイページメニュー画面に配置された各種ボタンの押下に応じて機能提供される種々の画面を表示する。
例えば、マイページメニュー画面において「店舗の検索」ボタンが押下された場合、同表示手段111は、店舗選択画面(図7)を表示する。
さらに、店舗選択画面において、いずれかの店舗に対応する「この店にチェックイン」ボタンが押下された場合、同手段111は、来店申告画面(図8)を表示する。
また、画面表示手段111は、図6の画面において「服装の入力」ボタンないしは「プロフィール編集」ボタンが押下された場合、ユーザにより登録済みの会員プロフィール情報の入力を受付けるべく、プロフィール作成画面(図4)を表示する。
さらに、画面表示手段111は、図6の画面において「チャットイン履歴参照」ボタンが押下された場合、ユーザチェックイン履歴画面(図20)を表示する。
ユーザチェックイン履歴画面には、ユーザ携帯端末1のユーザがチャット利用するためにチェックインした過去の履歴一覧(チェックインした店舗ならびにチェックイン日時・チェックアウト日時)が時系列で表示される。
プロフィール送信手段112は、会員プロフィール情報の入力を受付ける手段である。
会員プロフィール情報は、ユーザ自身が設定した各ユーザに固有のログインIDと、そのユーザに関する属性との対応関係を指定する情報である。
本例において、プロフィール送信手段112は、プロフィール作成画面を介して会員プロフィール情報の入力を受付け、当該プロフィール情報を会員登録サーバ2に送信する。同送信手段112により送信された会員プロフィール情報は、会員登録サーバ2において登録される(図23)。
また、プロフィール送信手段112は、会員プロフィール情報とともにログインアカウント情報(ログインID・パスワードの組合せ)も同時に登録する。すなわち、会員プロフィール情報の初回登録時に、本チャットシステム100のログイン用アカウントも同時に生成される。
なお、本例においてプロフィール送信手段112は、会員プロフィール情報の必須項目として(1)ユーザ携帯端末1のユーザの外見特徴情報、(2)同ユーザを疑似的に表すアバター画像、を含む会員プロフィール情報の入力を受付ける。
なお、会員プロフィール情報の必須項目であるアバター画像としては、ユーザ本人の写真をはじめとする任意の画像を使用できる。
本端末1が任意の被写体を撮像するカメラ(図示略)を備えている場合、このカメラで撮像した画像をアバター画像として使用可能である。
また、プロフィール送信手段112は、マイページメニュー画面(図6)において「服装の入力」ボタンや「プロフィール編集」ボタンが押下された場合にも、図4の画面を介して入力された会員プロフィール情報を会員登録サーバ2に送信する。
ログイン手段113は、本システム100に対するログイン認証を受けるべく、ログインIDおよびパスワードの入力を受付ける手段である。
本例において、ログイン手段113は、マイページログイン画面(図5)を介してログインIDとパスワードの入力を受付け、これらログインIDおよびパスワードを会員登録サーバ2へ送信する。
ログインIDとしては、ユーザが使用している任意の電子メールアドレスや、ユーザが登録した任意の文字列を使用できる。
なお、ログイン認証に成功した場合、マイページメニュー画面(図6)に画面遷移する。
チェックイン手段114は、本システム100に登録済みの店舗に割当てられたチェックインコードCDの入力を受付ける手段である。
本例において、チェックイン手段114は、来店申告画面(図8)において「来店したことを申告」ボタンが押下された場合、来店信号を会員登録サーバ2へ送信する。
また、チェックイン手段114は、店舗チェックイン画面(図9)を介してチェックインコードCDの入力を受付け、当該コードCDを会員登録サーバ2へ送信する。
チャット手段115は、チャット利用時における各種サービスを実行するための手段である。チャット利用は、会員登録サーバ2によるチェックイン認証に成功した場合に可能である。
本例においては、チェックイン認証の成功時、チャット手段115は、まず同一店舗内にいる男女含めたユーザ全員のアバター画像で示した店舗内全ユーザ表示画面(図10)を表示する。
なお、図10に例示した画面では、同店舗においてチェックイン(チャット利用)している男女別のユーザ数が表示されるとともに、各ユーザのアバター画像の近傍に個々のユーザのニックネームおよび外見特徴情報が表示されている。
さらに、同図10の画面では、各店舗においてチャットを利用中のユーザによる現在の来店先が表示される。
なお、店舗Aにいるユーザ(この説明例では「タケシ」)が店舗Bへ移動したのち来店申告した場合、店舗内全ユーザ表示画面(図10)において、当該ユーザのアバター画像表示は維持されたまま、現在の来店先が「店舗A」から「店舗B」に更新される(図12(a))。また、この場合、他店舗全ユーザ表示画面において、当該ユーザのアバター画像・現在の来店先が新たに追加表示される(図12(b))。
また、チャット手段115は、店舗内全ユーザ表示画面において「店舗内ユーザリストの表示」ボタンが押下された場合、同一店舗内にいるユーザをアバター画像により一覧表示した店舗内ユーザリスト画面(図13または図14)を表示する。本例の店舗内ユーザリスト画面においては、男性ユーザまたは女性ユーザにそれぞれ分別して画面表示される。
さらに、同手段115は、店舗内ユーザリスト画面に掲載されているユーザのアバター画像が押下された場合、当該ユーザの会員プロフィール情報を示す店舗内ユーザプロフィール参照画面(図15)をポップアップ表示する。
また、チャット手段115は、店舗内ユーザリスト画面(図13・図14)からユーザにより指定されたある特定のユーザに対して、メッセージ交換画面(図16)を介してメッセージを送受信する。
本例において、店舗内ユーザリスト画面における特定のユーザの指定は、同画面中に個々のユーザに対応して設けられた「メッセージ交換する」ボタンを押下することで行う。
店舗内ユーザリスト画面において、いずれかのユーザが指定された場合、チャット手段115は、メッセージ交換画面(図16)を表示する。
メッセージ交換画面において、ユーザは、メッセージの送受信をすることができる。
なお、本例では、強制チェックアウト後においても、所定の利用制限時間(例えば、24時間)が経過するまでは同一店舗にいたユーザ間で相互にメッセージ交換することが可能である。この場合、マイページメニュー画面(図6)中に配置された「メッセージ交換」ボタンを押下することにより店舗内ユーザリスト画面(図13・図14)を呼出し、当該ユーザリスト画面において指定したユーザとメッセージ交換を行う。
さらに、チャット手段115は、他店舗において現在チャット利用中のユーザに関する情報を表示する。
例えば、チャット手段115は、他店舗内にいる男女含めたユーザ全員のアバター画像で示した他店舗全ユーザ表示画面(図11)を表示する。
また、チャット手段115は、店舗内ユーザリスト画面において「他店舗ユーザリストの表示」ボタンが押下された場合、他店舗にいるユーザをアバター画像により一覧表示した他店舗ユーザリスト画面(図17・図19)を表示する。
さらに、同手段115は、他店舗ユーザリスト画面に掲載されているユーザのアバター画像が押下された場合、他店舗ユーザプロフィール参照画面(図18)を表示する。
なお本例では、互いに別々の店舗にいるユーザ同士のメッセージ交換はできない仕様となっている。そのため、他店舗ユーザリスト画面の各ユーザ表示欄には「メッセージ交換する」ボタンが配置されていない。
つぎに、会員登録サーバ2の電気的構成について説明する。
図20は、本実施形態に係る会員登録サーバ2の電気的構成を示すブロック図である。
会員登録サーバ2は、図21に示すように、液晶ディスプレイ(図示略)等の出力部25と、キーボード・マウス(図示略)を含む入力部24とを備えている。
また同サーバ2は、任意の演算処理を実行するCPU(中央処理装置)を含む制御部21のほか、ハードディスクドライブ(HDD)・ROM・RAM等を含む記憶部22、及び、各種信号あるいは情報の入出力経路をなす通信ポート(図示略)を含む通信部23を備えている。
通信部23は、インターネットや移動体通信網等の公衆通信回線(図示略)に接続され、他装置との間で各種の通信を行う。通信部23としては、ネットワークインターフェース・モデム等が使用される。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)・ROM(Read Only Memory)・RAM(Random Access Memory)等を有し、ROM・記憶部22に記憶されているアプリケーションプログラムをRAMにロードして実行し、それにより各種の論理的手段を実現する。
会員登録サーバ2では、画面提供手段211、店舗管理手段212、コード生成手段213、会員管理手段214、ログイン管理手段215、チェックイン管理手段216およびチャットサービス手段217が実現される。
画面提供手段211は、会員制チャットシステム100利用時における各種画面をユーザ携帯端末1に対して提供(送信)する手段である。
店舗管理手段212は、店舗情報221(図22)を管理する手段である。
店舗情報221は、本システム100に登録された店舗と、その店舗に関する属性との対応関係を指定する情報である。
なお、各店舗に設置された店舗端末(図示略)からの店舗情報221に対するアクセスを許可しておき、店舗の住所・営業時間などに変更があった際に会員登録サーバ2のシステム管理者を介することなく情報の更新を即時反映できるように構成してもよい。
コード生成手段213は、チェックインコードCDを生成する手段である。
チェックインコードCDは、店舗にてチャット利用する際にユーザに対して課されるチェックイン認証において用いられるコード情報である。
本例において、同コードCDは、所定桁数の英数字で構成された文字列から成り、本会員制チャットシステム100に登録された各店舗(図1の例では、店舗A〜C)に共通するよう、各店舗とも同一のチェックインコードCDが割当てられる。
上記チェックインコードCDは、実際の店舗に掲示されており、同店舗に来店したユーザにより取得可能となっている。そのため、チャット利用者が実際の店舗に来店していることが担保される。
同コードCDの取得は、実際の店舗にいる従業者から口頭で伝え聞く手法でもよく、また実店舗内の所定箇所(壁面、テーブルの天板など)に貼付されたチェックインコード表示物(ポスター・シールなどの紙媒体)を視認して取得する手法でもよい。
さらに、店舗内に液晶モニタ等の表示装置を設置しておき、当該装置にチェックインコードCDを出力表示することも可能である。
上記チェックインコードCDの生成手法は任意であり、乱数により生成してもよく、一定の規則に従って生成してもよい。本例において、コード生成手段213は、日次ごとに異なるチェックインコードを乱数により生成する。
さらに、本例における同手段213は、日ごとに異なるチェックインコードを、1ヶ月分ずつ(月次単位で)あらかじめ生成しチェックインコード情報222(図23)に記録しておく。
店舗情報221(図22)における各店舗のチェックインコード欄は、毎日入替わりで(すなわち、24時間ごとに)チェックインコード情報222に記録されたチェックインコードCDにより更新される。
会員管理手段214は、複数のユーザ携帯端末1から各々送信された会員プロフィール情報を管理する手段である。
本例において、会員管理手段214は、各端末1から受信した会員プロフィール情報を会員プロフィール情報223(図24)に記録する。
なお、本例では、会員プロフィール情報223において、(1)ユーザ携帯端末1のユーザの外見特徴情報、(2)同ユーザを疑似的に表すアバター画像、(3)ユーザプライバシー情報、は必須入力項目となっている。
本例における具体的な外見特徴情報としては、図24における項目「今日の服装」が該当する。
また、具体的なユーザプライバシー情報としては、同図24における項目「性別」・「年齢」・「血液型」・「職業」が該当する。
ログイン管理手段215は、ユーザに対してログインIDとパスワードによるログイン認証を行う手段である。同手段215は、会員制チャットシステム100に対する個々のユーザのログイン時刻とログアウト時刻をログイン履歴情報(図示略)に記録することで、各ユーザのログイン状態を管理する。
また、本例においては、マイページログイン画面(図5)を介して正規のログインIDおよびパスワードを送信してきたユーザ携帯端末1のみに対し、マイページメニュー画面(図6)に配置されたボタンによる各種機能の利用が許可される。
本例においては、ログイン認証に成功したユーザに対し、店舗の検索、服装情報の入力、プロフィール編集、チャットイン履歴の参照が許可される。
チェックイン管理手段216は、各ユーザの来店状況を管理するとともに、各ユーザに対してチェックイン認証を行う手段である。
本例において、チェックイン管理手段216は、ユーザ携帯端末1から来店信号が送信された場合(図8の来店申告画面において「来店したことを申告」ボタンが押下された場合)、ユーザ携帯端末1に対して店舗チェックイン画面(図9)を提供する。
さらに、同端末1から来店信号が送信された場合、同手段216は、店舗別チェックイン履歴情報224(図25)における「来店申告有無」項目に「あり」を書込むとともに、同情報224に来店申告送信日時を記録する。
この来店信号の送信を以って、チェックイン管理手段216は、各ユーザの来店先を判定することが可能であり、店舗内全ユーザ表示画面(図10)・他店舗全ユーザ表示画面(図11)における各ユーザのアバター画像表示も可能になる。
また、各ユーザがある店舗から別の店舗に移動した場合でも、来店信号に基づいて移動元と移動先をそれぞれ判定することができる(図12(a)・図12(b))。さらに、来店申告送信日時により、ユーザが同日中に複数の店舗を訪れた場合に、同ユーザが店舗を訪れた順序を特定することが可能となる。
なお、チェックイン管理手段216は、各店舗の日次ごとの来店信号の送信数(すなわち、各店舗ごとの来店ユーザ数)を集計する。
また、チェックイン管理手段216は、各店舗におけるユーザのチェックイン状態を日ごとに管理する。このチェックイン状態の管理は、各店舗における個々のユーザのチェックインコード送信日時(チェックイン時刻)・チェックイン認証の認証結果(成功または失敗)・チェックアウト日時を店舗別チェックイン履歴情報224(図25)に記録することで行われる。
また、チェックイン管理手段216は、店舗別チェックイン履歴情報224を参照することにより、日次ごとの店舗別のチェックイン数を集計することが可能である。さらに、チェックイン管理手段216は、同チェックイン履歴情報224を基に毎月ごとの各店舗におけるチェックイン数を集計する。
日次ごとの各店舗における来店信号の送信数(来店ユーザ数)ないしはチェックイン数を参照することにより、本チャットシステム100の運営者は、各店舗に対する会員制チャットシステム100の月額使用料金を算出することも可能である。
なお、本例において、チェックイン管理手段216は、所定の強制チェックアウト期限(例えば、翌日の午前0時)が到来した場合、現時点でチェックインしているユーザ全員を強制的にチェックアウトさせる。
この強制チェックアウトが行われた場合、店舗内全ユーザ表示画面(図10)・他店舗全ユーザ表示画面(図11)にそれぞれ表示されている全ユーザのアバター画像が各画面上から消去される。
しかしながら、本例においては、強制チェックアウト実行前に同一店舗にチェックインしていた各ユーザは、強制チェックアウトが行われた後であっても、所定の利用制限時間が経過するまでは相互にメッセージ交換することが可能となっている。同利用制限時間(チェックインコードの送信時刻から開始して所定時間が経過するまで)は、本チャットシステム100を利用する各ユーザのセキュリティを確保できる範囲内(例えば、24時間)で適宜設定することが可能である。
なお、上述したように、本例における各店舗のチェックインコードCDは、日次単位で(24時間ごとに)更新される。すなわち、2日以上連続して本チャットシステム100を利用する場合、ユーザは、連日異なるチェックインコードCDを入力することになる。
ここで、本システム100におけるチェックインコードCDは実際の店舗に掲示されるものであり、ユーザは実際の店舗に来店することによりはじめて同コードCDを取得することができる。すなわち、同コードCDの持つ意義は、店舗側が来店ユーザに対し各日ごとにチェックインコードCDの入力を課すことにより、各日におけるチャット利用者が実際の店舗に来店していることを担保することにある。
仮にチェックインコードCDの更新期間(本例では、24時間)よりも長時間のチャット利用制限時間を認めてしまうと、前日ないしはそれ以前に来店したユーザが、実際の店舗を訪れることなくメッセージ交換をできてしまうことになり、各店舗のチェックインコードCDを日次単位で更新している意義を没却する。
そのため、本発明においてメッセージ交換可能な利用制限時間は、チェックインコードCDの更新期間(本例では、24時間)以下に設定する必要がある。
チャットサービス手段217は、チェックイン認証に成功したユーザに対してチャット利用を許可し、同ユーザにチャットサービスを提供する手段である。
チャットサービス手段217は、ある特定の店舗に割当てられたチェックインコードCDを送信してきたユーザ携帯端末1に対し、当該店舗内に関連する以下のチャット機能を提供する。
(1)当該店舗にいる男女含めたユーザ全員のアバター画像を表示した店舗内全ユーザ表示(図10)
(2)当該店舗にいる他のユーザをアバター画像により一覧表示した店舗内ユーザリストの提供(図13・図14)
(3)店舗にいる他のユーザの外見特徴情報の提供(図13・図14)
(4)送信されたチェックインコードが割振られた店舗にいる他のユーザのユーザプライバシー情報の提供(図15)
(5)店舗内ユーザリストから指定されたユーザとのチャット利用によるメッセージ交換(図16)
また、チャットサービス手段217は、ある特定の店舗に割当てられたチェックインコードを送信してきたユーザ携帯端末1に対し、当該店舗を除く他店舗に関連する以下のチャット機能を提供する。
(1)他店舗にいる男女含めたユーザ全員のアバター画像を表示した他店舗全ユーザ表示(図11)
(2)会員制チャットシステム100に登録された他の店舗において現在チャット利用が許可されている他のユーザをアバター画像により一覧表示した他店舗ユーザリストの提供(図17・図19)
(3)会員制チャットシステム100に登録された他の店舗において現在チャット利用が許可されている他のユーザの外見特徴情報の提供(図17・図19)
(4)会員制チャットシステムに登録された他の店舗において現在チャット利用が許可されている他のユーザのユーザプライバシー情報の提供(図18)
つぎに、本実施形態に係る会員制チャットシステム100の動作について説明する。
ここでは、ユーザの操作により会員プロフィール情報が会員登録サーバ2上に登録され、ログイン認証およびチェックイン認証が順次実行され、チャット利用が許可されたユーザ間でメッセージ交換が行われるときの動作について説明する。
まず、ユーザ携帯端末1は、ユーザによる会員制チャットシステム100のURL指定入力に応じて、チャットシステムホームページ画面(図3)を表示する。
また、同端末1は、同図3の画面において「プロフィール新規作成」ボタンが押下された場合、プロフィール作成画面(図4)を表示する。
図26に示すように、ユーザ携帯端末1は、プロフィール作成画面を介してユーザ入力された会員プロフィール情報を会員登録サーバ2に送信する(ステップS101)。
会員登録サーバ2は、同端末1から送信された会員プロフィール情報を、会員プロフィール情報223(図24)に登録する(図26・ステップS102)。
ユーザにより会員プロフィール情報が登録された後、ユーザ携帯端末1は、ユーザ操作に応じて、チャットシステムホームページ画面(図3)を表示する。
また、ユーザ携帯端末1は、同図3の画面において「マイページにログイン」ボタンが押下された場合、マイページログイン画面(図5)を表示する。
続いて、同端末1は、図26に示すように、図5の画面を介してユーザ入力されたログインIDとパスワードの組合せを会員登録サーバ2に送信する(ステップS103)。
同サーバ2は、ユーザ携帯端末1から受信したログインIDとパスワードの組合せと、会員プロフィール情報223に登録されている各ユーザのログインIDとパスワードの組合せを照合することで、ログイン認証を行う(図26・ステップS104)。
ユーザ携帯端末1から受信した当該端末1のユーザのログインIDとパスワードの組合せが会員プロフィール情報223に登録されたログインIDとパスワードの組合せに一致した場合、会員登録サーバ2は、ログイン認証が成功したと判定する。
また、ユーザ携帯端末1から受信したログインIDとパスワードの組合せが会員プロフィール情報223に登録されていない場合、同サーバ2は、ログイン認証が失敗したと判定する。
会員登録サーバ2は、ログイン認証に成功したユーザ携帯端末1に対し、マイページメニュー画面(図6)における各種機能の利用を許可する(図26・ステップS105)。
同端末1は、同図6の画面において「店舗の検索」ボタンが押下された場合、店舗選択画面(図7)を表示する。
店舗選択画面には、所定の条件(例えば、同一地域にある店舗)に基づく店舗が一覧表示されている。
図7の画面において、いずれかの店舗に対応する「この店にチェックイン」ボタンが押下されると、ユーザ携帯端末1は、来店申告画面(図8)を表示する。
さらに、来店申告画面において「来店したことを申告」ボタンが押下された場合、ユーザ携帯端末1は、店舗チェックイン画面(図9)を表示し、会員登録サーバ2は、店舗別チェックイン履歴情報224(図25)中の「来店申告有無」項目に「あり」を書込む。
同図9の画面において、チェックインコードCDが入力され「チェックインコードの送信」ボタンが押下されると、ユーザ携帯端末1は、当該コードCDを会員登録サーバ2に送信する(図26・ステップS106)。
なお、同端末1のユーザは、チェックインコードCDの入力に先立って、自身が訪れた実際の店舗において当該コードCDをあらかじめ取得する。図1の例では、店舗Aを訪れているユーザ携帯端末1−11〜1−14の各ユーザは、同店舗Aに割当てられたチェックインコードCDを、店舗Aの現地で取得することになる。
同コードCDは、実際の店舗にいる従業者から口頭で伝え聞いたり、実店舗内の所定箇所(壁面など)に掲示された紙媒体などを視認したりすること等により取得する。
会員登録サーバ2は、ユーザ携帯端末1から受信したチェックインコードCDと、店舗情報221(図22)に登録されている各店舗のチェックインコードCDを照合することで、チェックイン認証を行う(図26・ステップS107)。
ユーザ携帯端末1から受信したチェックインコードCDが店舗情報221に登録されたチェックインコードCDに一致した場合、会員登録サーバ2は、チェックイン認証が成功したと判定する。
また、同端末1から受信したチェックインコードCDが店舗情報221に登録されていない場合、同サーバ2は、チェックイン認証が失敗したと判定する。
会員登録サーバ2は、チェックイン認証に成功したユーザ携帯端末1に対し、チャット機能の利用を許可する(図26・ステップS108)。
本例においては、ある特定の店舗に割当てられたチェックインコードを送信することでチャット利用が許可されたユーザに対し、以下のチャット機能が同サーバ2によりサービス提供される。
(1)当該店舗にいるユーザ全員のアバター画像と本日の服装と現在の来店先を表示した画面の提供
(2)当該店舗にいる他のユーザをアバター画像により一覧表示した店舗内ユーザリストの提供
(3)当該店舗にいる他のユーザの外見特徴情報の提供
(4)当該店舗にいる他のユーザのユーザプライバシー情報の提供
(5)店舗内ユーザリストから指定されたユーザとのチャット利用によるメッセージ交換
(6)他の店舗にいるユーザ全員のアバター画像と本日の服装と現在の来店先を表示した画面の提供
(7)他の店舗において現在チャット利用が許可されている他のユーザをアバター画像により一覧表示した他店舗ユーザリストの提供
(8)他の店舗において現在チャット利用が許可されている他のユーザの外見特徴情報の提供
(9)他の店舗において現在チャット利用が許可されている他のユーザのユーザプライバシー情報の提供
具体例として、チェックイン認証に成功したユーザがユーザ携帯端末1−11(図1)を使用していた場合、同ユーザは、店舗Aにおける店舗内全ユーザ表示画面(図10)を参照できる。店舗内全ユーザ表示画面の参照により、各ユーザは、自分自身が現に訪れている店舗にてチャット利用しているユーザ全員のアバター画像・本日の服装・現在の来店先を参照できる。
また、同端末1−11のユーザは、図10の画面に配置された「店舗内ユーザリストの表示」ボタンを押下することにより、店舗Aにおける店舗内ユーザリストを参照できる(図26・ステップS109)。
ここで、上記店舗内ユーザリスト(図13ないしは図14)においては、各ユーザの表示欄に配置された「メッセージ交換する」ボタンを押下することにより、ユーザ自らが直接対面して会話してみたい特定のユーザを指定することが可能になっている。
図1の例において、ユーザ携帯端末1−11のユーザは、「メッセージ交換する」ボタンの押下により特定の1ユーザ(ユーザ携帯端末1−12〜1−14のユーザの内いずれか1人)を店舗Aの店舗内ユーザリストから指定することで(図26・ステップS110)、当該指定されたユーザとの間でメッセージを交換することができる(ステップS111)。
また、同端末1−11のユーザは、店舗Aにいる他のユーザ(ユーザ携帯端末1−12〜1−14のユーザ)の外見特徴情報およびユーザプライバシー情報を参照できる。
さらに、ユーザ携帯端末1−11のユーザは、店舗A以外の他店舗B・Cにおける他店舗ユーザリスト(店舗B・Cにおいて現在チャット利用が許可されている他のユーザをアバター画像により表した一覧)を参照できる。
これに加えて、同端末1−11のユーザは、他店舗B・Cにおいて現在チャット利用が許可されている他のユーザの外見特徴情報やユーザプライバシー情報も参照できる。
以上説明したように、本実施形態に係る会員制チャットシステム100によれば、各ユーザは同じ店舗内にいる他の会員と対面して会話したい場合、まず来店先の店舗においてチェックインコードCDを取得する。続いて、各ユーザは、上記チェックインコードCDをユーザ携帯端末1に入力することで、同店舗におけるチャット利用が許可される。
実際の飲食店内で見ず知らずの相手にいきなり声がけするのは勇気が必要であるものの、本実施形態によれば、実際の飲食店内にいる相手に会話をする気があるかどうかをメッセージ交換により確認することができ、口頭での意思確認という心理的にハードルの高い伝達手段を回避できる。
また、本発明においては、ユーザが実際に店舗を訪れなければチェックインコードCDを取得できないように管理することで、各ユーザが今現在いる店舗内にチャット相手も存在することが保証される。
そのため、本発明は既存のチャットシステムとは異なり、一方の利用者がチャット相手に対し現在の居場所で即座に対面したいと望んだ場合、この要求を充たし得る。
客をもてなす飲食店の立場としては、出会いを求めて来店した客のニーズに的確に応えるチャットサービスを提供できるため、サービス品質の向上が図られる。
さらに、本実施形態に係る会員制チャットシステムによれば、各会員は、いま現在自己が来店している店舗とは別の店舗でチャット利用しているユーザを他店舗ユーザリスト画面(図17・図19)により確認できる。
そのため、各ユーザは、別の店舗にいる他のユーザに興味が惹かれた場合、当該他のユーザが訪れている店舗に移動した上で、移動先の店舗でチャットによりメッセージ交換することができる。
また、各ユーザは、他店舗ユーザリスト画面を参照することにより別の店舗においてチャットを利用しているユーザの人数を把握できるため、自分の気分に合った雰囲気の店舗に移動できる。
本実施形態の会員制チャットシステムのチャットサービスは、複数の店舗それぞれにおいてサービス提供可能である。
そのため、出会いを求める人々が集う複数軒の飲食店舗に対するチャットサービスの導入により、あたかも街コンをデジタル化したような効果が得られる。
具体的には、本チャットシステム100のユーザは各々、自分と同じように出会いを求めている他のユーザとチャットによるメッセージ交換をするために、思い思いの飲食店まで実際に足を運び、現地(店舗内)でチェックインコードCDを取得する必要がある。
このように出会いを求めて飲食店に集った本チャットシステム100の各ユーザは、当然に訪れた先の飲食店舗を利用することが想定されるため、本システムに登録されている各飲食店における直接的な経済効果(売上の向上)を期待できる。
また、本会員制チャットシステム100は、店舗情報221(図22)に登録されている各店舗の住所を基に、店舗選択画面(図7)において同一地域にある店舗のリスト(すなわち各地域別の店舗リスト)を表示することも可能である。
そのため、全国各地において、本チャットシステム100のユーザがそれぞれの地域にある飲食店舗を訪れることで、その付近にある商店街にも間接的に経済効果が波及することを期待できる。
なお、ユーザ携帯端末1としては、望ましくはスマートフォン・タブレット端末・腕時計型端末などの携帯型の多機能電子装置が採用される。
チャット機能利用時は、CPUに対しかなりの処理負担がかかるものの、スマートフォンやタブレット端末であれば処理性能が日進月歩の勢いで飛躍的に向上しており、各種のチャット処理を実行する際にも快適な動作速度を担保できる。
また携帯型の多機能電子装置であれば、携行性というメリットを備えるがゆえに、ユーザが都合のつくときに気軽にチャットサービスを利用することできる。
さらに、この携行性ゆえに、出会いを求めるユーザ同士が上記端末1をそれぞれ持寄り、これらを相互に通信接続することで、当該端末1を複数台具備して成る会員制チャットシステム100(図1)を容易に構成できるという副次的なメリットも生じる。
[変形例:各店舗ごとに固有のチェックインコード]
本発明に係る会員登録サーバ2において、コード生成手段213は、各店舗ごとに1軒1軒異なる固有のチェックインコードCDを生成することも可能である。
図27のシステム構成例では、店舗ごとに相互に異なるチェックインコードCD−1〜CD−3が、会員制チャットシステム100Aにあらかじめ登録された各店舗A〜Cにそれぞれ固有に割当てられる。
このような構成下においては、各ユーザは同じ店舗内にいる他のユーザと対面して会話したい場合、まず実際に店舗を訪れ、当該店舗に固有のチェックインコードを取得する。
続いて、各ユーザは、店舗固有のチェックインコードをユーザ携帯端末1に入力することで、同店舗におけるチャット利用が許可される。
上記のような仕組を利用すれば、複数の店舗を登録可能な会員制チャットシステム100Aを運営する上で、各店舗ごとの個別性を高めることができる。
なお、各店舗ごとにそれぞれ固有のチェックインコードについても、日次ごとに異なるチェックインコードを生成する運用が可能である。
さらに、日ごとに異なる各店舗固有のチェックインコードを将来的な所定期間(例えば、1ヶ月単位・3ヶ月単位・半年単位)についてあらかじめ生成し、それぞれの店舗ごとにチェックインコード情報222(図28(a)・図28(b))に書込んでおくこともできる。この場合、店舗情報221(図29)における各店舗ごとのチェックインコード欄は、コード生成手段213があらかじめ生成したチェックインコードに日替りで更新される。
また近隣地域(例えば、鉄道路線沿線の各駅における周辺地域、政令指定都市の行政区)単位で区分けした複数店舗の集合ごとに、それぞれ固有の(近隣地域の店舗群ごとに共通の)チェックインコードを割当てることも可能である。この場合、各ユーザは、1つのチェックインコードを入力するだけで近隣地域にある各店舗を移動してチャット利用することができる。
なお、この変形例においても、各日におけるチャット利用者が実際の店舗に来店していることを担保するというチェックインコードが果たす役割に鑑み、メッセージ交換可能な利用制限時間はチェックインコードの更新期間(本例では、24時間)以下に設定することが望ましい。
[変形例:互いに別々の店舗にいるユーザ同士のメッセージ交換機能]
本発明において会員登録サーバ2がサービス提供するメッセージ交換機能は、同一店舗内にいるユーザ間のメッセージ交換(店舗内ユーザリストから指定されたユーザとのメッセージ交換)するものに限定されない。
同機能は、互いに別々の店舗にいるユーザ間のメッセージ交換(他店舗ユーザリストから指定されたユーザとのメッセージ交換)まで機能拡張することも可能である。
別々の店舗にいるユーザ間のメッセージ交換機能は、ある店舗にいるユーザが別の店舗にいるユーザを他店舗ユーザリスト画面(図30)から指定し、当該指定されたユーザとのメッセージ交換を許可することで実現される。
異なる店舗にいるユーザ間のメッセージ交換機能がもたらすユーザ側のメリットとして、同一店舗の範囲内に機能制限されている場合に比べ、メッセージ交換可能なユーザ数が飛躍的に拡充されることにより、会員制チャットシステム100Aのユーザの中から話の合うユーザを効率よく見つけ出すことが可能となる。
また、異なる店舗間におけるメッセージ交換機能がもたらす店舗側のメリットとして、今現在いる店舗から別の店舗へと移動するユーザ数が増えることで各店舗間における客の流動性が高まり、来店者の延べ数が伸びることによる売上の向上が見込まれる。
[変形例:AR(Augmented Reality:拡張現実)技術によるチェックインコード表示]
本発明において、各店舗に割当てられるチェックインコードCDは、AR(Augmented Reality:拡張現実)技術により実際の店舗に掲示することが可能である。
このような構成を実現する場合、ユーザ携帯端末1には、任意のARマーカを認識可能なカメラ(図示略)が実装される。
また、実際の店舗内の所定箇所(例えば、店舗内の壁面など)に、ARマーカから成るチェックインコードマーカMKを貼付しておく(図31)。当該チェックインコードマーカMKは、ユーザ携帯端末1のカメラ(図示略)による認識対象として機能する。
会員登録サーバ2は、自己が生成したチェックインコードCDを、チェックインコードマーカMKを介してユーザ携帯端末1に提供する。
図32(a)に示すように、店舗に掲示されたチェックインコードマーカMKにユーザ携帯端末1のカメラ(図示略)をかざして撮影すると、会員登録サーバ2から当該マーカMKに対応付けられたチェックインコードCDが送信され、同チェックインコードCDがユーザ携帯端末1に画面表示される(図32(b))。
なお、会員登録サーバ2が、日次ごとに異なるチェックインコードCDをチェックインコード情報222(例えば、図28(a)・図28(b))に記録してある場合、同サーバ2は、当日におけるチェックインコードCDをチェックインコード情報222から日替りで読出し、当該チェックインコードCDをチェックインコードマーカMKに対応付ける。これにより、各店舗において、チェックインコードマーカMKに対応付けられたチェックインコードCDが、その日ごとの最新のコード情報に自動更新される。
各ユーザに対し実店舗において日々刻々と変化するチェックインコードCDを伝える場合、口頭では店舗従業員のヒューマンエラーによる伝達ミスのおそれがある。
また紙媒体に手書で記載する場合にも、書き写し間違いが起こりうる。
しかしながら、ARマーカによりチェックインコードCDを表示する手法によれば、各店舗においてそれぞれ毎日チェックインコードCDを掲示する手間の省力化が図られる。
[変形例:会員登録サーバからユーザ携帯端末へのチェックインコード直接配信]
本発明において、各店舗に割当てられるチェックインコードCDは、会員登録サーバ2からユーザ携帯端末1へ直接配信することも可能である。
このような構成下では、ユーザが店舗に直接足を運ばない場合でもチャット利用することができてしまう。しかしながら、本会員制チャットシステムは、同システムの利用層として出会いを求めるユーザを想定しており、そのようなユーザが外見特徴情報(必須入力項目)を頼りにチャット相手を実際に特定するためには実店舗を訪れることが必要になる。
すなわち、本システムでは、外見特徴情報を必須入力項目としているがゆえに、会員登録サーバからユーザ携帯端末に対しチェックインコードを直接配信した場合でも、各ユーザが実際に店舗を来店することが担保される。
[変形例:GPS(Global Positioning System)を利用した来店申告]
本発明において、ユーザが実際に店舗を訪れたことを自己申告する来店申告は、GPS(Global Positioning System)技術を利用して自動化を図ることもできる。
このような動作を実現するため、図33に示すように、ユーザ携帯端末1AにはGPS衛星(図示略)からの測位信号を受信するためのGPSユニット16を搭載し、同端末1Aの現在位置情報を会員登録サーバ2に送信するように構成する。
また、会員登録サーバ2の店舗情報221(図22)には、各店舗の所在地と対応付けて各店舗それぞれの経緯度も登録しておく。
そして、ユーザ携帯端末1Aの現在位置が本システム100に登録された任意の店舗の経緯度と一致したときに、会員登録サーバ2は、同端末1Aのユーザについて店舗別チェックイン履歴情報224(図25)中の「来店申告有無」項目に「あり」を書込み、さらに店舗チェックイン画面(図9)を同端末1Aに提供する。
このようにすることで、ユーザ携帯端末1Aのユーザに対して来店申告を手動で行う操作負担が軽減されるとともに、同端末1Aのユーザが来店時に来店申告を失念してしまった場合でも、店舗を訪れたユーザ数が自動的にカウントされる。
[変形例:ユーザが店舗間移動したときのアバター画像の自動追加表示]
また、本発明においては、図33のごとくユーザ携帯端末1AにGPSユニット16が搭載されている場合、ユーザがある特定の店舗から別の店舗へ店舗間移動したときに、これを自動検知し、さらに新たにユーザ移動のなされた店舗にかかる店舗内全ユーザ表示画面上に当該ユーザのアバター画像を自動的に追加表示することが可能である。
上記動作を実現する場合、ユーザ携帯端末1Aは、会員登録サーバ2に対して一定期間ごとに同端末1Aの現在位置情報を送信する。
同サーバ2(チェックイン管理手段216)は、ユーザ携帯端末1Aの現在位置情報を受信する都度、同端末1Aの現在位置情報が本システム100に登録された各店舗の経緯度と一致するか否かを判定する。
上記判定の結果、ユーザ携帯端末1Aの現在位置情報が本システム100に登録されたいずれかの店舗の経緯度と一致した場合、チェックイン管理手段216は、同端末1Aのユーザの現在の来店先が当該端末1Aの現在位置情報が経緯度と一致した店舗であると判定する。
また、会員登録サーバ2のチャットサービス手段217は、チェックイン管理手段216によるユーザ来店先の判定結果に基づいて、各ユーザがある店舗から別の店舗へと移ったか否かを判定する。
同手段217は、チェックイン管理手段216による最新の判定結果(最新の判定時におけるユーザ携帯端末1Aのユーザがいる店舗)と、同手段216による前回の判定結果(前回判定時における同端末1Aのユーザがいた店舗)とを比較することにより、各ユーザがある店舗から別の店舗へと移ったか否か(ユーザによる店舗間移動の有無)を判定する。
チェックイン管理手段216による最新のユーザ来店先の判定結果と前回のユーザ来店先の判定結果が異なるユーザについては、ある店舗から別の店舗へ移った(ユーザによる店舗間移動があった)ものと判定される。すなわち、会員登録サーバ2は、GPS(ユーザ携帯端末1AがGPS衛星から受信した測位信号)に基づいてユーザの店舗間移動を自動検知する。
また、チャットサービス手段217は、店舗間移動があったと判定されたユーザのアバター画像表示について、店舗内全ユーザ表示・店舗内ユーザリスト・他店舗全ユーザ表示・他店舗ユーザリストにおける表示を最新の情報に更新する。
すなわち、同手段217は、ユーザ携帯端末1Aのユーザがある店舗から別の店舗へ移動した場合、同ユーザのアバター画像を新たな移動先の店舗における全ユーザ表示・店舗内全ユーザ表示に自動的に追加表示する(後述する、図34(b)から図35(b)への画面遷移)。
以下、上述したGPSによるユーザの店舗間移動の自動検知機能について、図34・図35に示した具体例を基に説明する。
図34(a)・図34(b)の画面例は各々、ユーザ「タケシ」が実際に店舗Aにいるときの、店舗Aにおける店舗内全ユーザ表示画面(図34(a))、店舗Bにおける他店舗全ユーザ表示画面(図34(b))である。
ユーザ「タケシ」が店舗Aにとどまっている場合、会員登録サーバ2による最新のユーザ来店先の判定結果および前回のユーザ来店先の判定結果は、ともにユーザ「タケシ」の来店先が店舗Aであると判定される(すなわち、同ユーザは、ある特定の店舗Aから別の店舗Bに移動していないと判定される)。
このとき、当該ユーザ自身が使用するユーザ携帯端末1Aでは、ユーザ「タケシ」が実際に来店している店舗Aにおける店舗内全ユーザ表示画面(図34(a))に、同ユーザのアバター画像が表示されている。また同図34(a)の画面に表示されたユーザ「タケシ」の現在の来店先は、このユーザが実際にいる店舗Aとなっている。
一方、ユーザ「タケシ」がまだ訪れていない店舗Bにかかる他店舗全ユーザ表示画面(図34(b))には、同ユーザのアバター画像は表示されていない。
続いて、店舗Aにいるユーザ「タケシ」が店舗Bに移動したものとする。この店舗移動の間にも、ユーザ携帯端末1Aは、一定期間ごとに会員登録サーバ2に対する同端末1Aの現在位置情報の送信を繰返し実行する。
会員登録サーバ2は、ユーザ携帯端末1Aの現在位置情報を受信するごとに、同端末1Aの現在位置情報と本システム100に登録された各店舗の経緯度とを比較する。そして、同サーバ2は、ユーザ携帯端末1Aの現在位置情報が本システム100に登録されたいずれかの店舗の経緯度と一致した場合、同端末1Aのユーザの現在の来店先が当該端末1Aの現在位置情報が経緯度と一致した店舗であると判定する。
ユーザ「タケシ」が店舗Bに到着した場合、ユーザ携帯端末1Aの現在位置情報が店舗Bの経緯度と一致することになるため、会員登録サーバ2(チェックイン管理手段216)により当該ユーザ「タケシ」は店舗Bにいるものとしてユーザ来店先が判定される。
この場合、ユーザ「タケシ」について、同手段216による最新のユーザ来店先の判定結果(店舗B)と、同手段216による前回のユーザ来店先の判定結果(店舗A)が異なることになる。そのため、同サーバ2のチャットサービス手段217は、当該ユーザ「タケシ」について店舗間移動があったものと判定する。
このとき、ユーザ「タケシ」が使用するユーザ携帯端末1Aでは、同ユーザが実際に来店している店舗Bにおける店舗内全ユーザ表示画面(図35(b))に、当該ユーザ「タケシ」のアバター画像が自動的に追加表示される。
また、同図35(b)の画面に表示されたユーザ「タケシ」の現在の来店先情報についても、このユーザが現時点で実際に来店している店舗Bに自動更新される。
上述したようにチャット利用しているユーザによる店舗の移動があったときに、移動先店舗にかかる店舗内全ユーザ表示画面・店舗内ユーザリスト画面に同ユーザのアバター画像を自動で追加表示することにより(図34(b)から図35(b)への画面遷移)、当該ユーザ(上記例では「タケシ」)が移動先(上記例では店舗B)においてチェックインコードCDを入力することなしに、移動先の店舗において直ちに他のユーザとメッセージ交換を開始できるというメリットが生じる。
一方、ユーザ「タケシ」の現在の来店先に該当しなくなった元の来店先・店舗Aについては、他店舗全ユーザ表示画面(図35(a))における同ユーザ「タケシ」のアバター画像の表示は維持されるものの、同図35(a)の画面に表示されたユーザ「タケシ」の現在の来店先は、同ユーザが現時点で実際に来店している店舗Bに情報更新されている。
なお、ユーザの店舗移動により現在の来店先に該当しなくなった元の来店先(上記説明例では、ユーザ「タケシ」が元々訪れていた店舗A)についても、他店舗全ユーザ表示画面(図35(a))において同ユーザのアバター画像表示を維持することにより、当該ユーザが元々いた店舗を他のユーザが把握できるというメリットが生じる。
[変形例:店舗選択画面における各店舗の掲載順序]
一般的に、複数の情報をリスト形式に整列して画面に掲載する場合、掲載順序(出現順序)が早いものの方が視聴者の目に留まりやすい。
そのため、店舗選択画面(図7)において来店者数の多い店舗ほど店舗情報の掲載順序が繰上がるようにすれば、本チャットシステム100に登録されている各店舗は、自己の店舗情報の掲載順位を上げてユーザの目に留まりやすくするために経営努力をすると思われ、ひいては各店舗のサービス品質の向上も図られるものと考えられる。
そこで、この変形例では、各店舗の来店者数情報(来店申告したユーザ数・チェックインしたユーザ数・メッセージ発信数など)に基づいて、図7の画面において来店者数が多い順に店舗情報を並び替えて掲載する。
上記機能を実現する場合、チェックイン管理手段216は、日次ごとに集計した店舗別の来店ユーザ数(もしくは店舗別のチェックイン数)を合算することで、会員制チャットシステム100への店舗登録時点から現在までの通算の来店者数情報を店舗ごとに算出する。そして、同手段216は、通算の来店者数情報に従い、来店者数が多い順に各店舗を順位付ける。
なお、来店者数情報として各店舗別の通算のメッセージ発信数を使用する場合、ユーザ携帯端末1へのチャットサービス提供を担うチャットサービス手段217により各店舗の日次ごとのメッセージ発信数を集計し、これら日次ごとのメッセージ発信数を合算することで、本チャットシステム100への店舗登録時点から現在までの通算のメッセージ発信数を店舗別に算出すればよい。
上述したように、店舗選択画面(図7)において来店者数の多い店舗ほど店舗情報の掲載順序が繰上がるようにすることで、本システムに登録された各店舗の経営努力によるサービス品質向上を期待できる。
[変形例:店舗選択画面における各店舗の来店者数情報の公開]
本発明の会員制チャットシステム100が店舗登録している飲食店にもたらすメリットとして、出会いを求めるユーザがチャットを利用するために実際に店舗を訪れることにより売上が向上するという経済効果が挙げられる。
上記経済効果は、当然、会員制チャットシステム100に加入(店舗登録)する店舗の数が増えれば増えた分だけ大きなものになる。
ここで、本チャットシステム100に既に加入済の店舗における来店者数情報(来店申告ユーザ数・チェックインユーザ数など)が同システム100に未加入の店舗関係者の目に留まれば、高い実績をアピールすることができ、その分、本チャットシステム100の普及促進につながるものと推測される。
そこで、この変形例における店舗選択画面(図36)には、店舗情報とともに各店舗の来店者数情報(同図36の例では、チェックインした通算のユーザ数)を掲載(公開)する。さらに、図36の画面例においては、来店者数が多い店舗から順に並び替えて店舗情報を掲載している。
このように本会員制チャットシステム100に登録済の各店舗の実績として来店者数情報を公開することにより、本システム未加入の店舗に対する訴求力も高まり、会員制チャットシステム100の利用促進(登録店舗の増加)が期待できる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が理解し得る各種の変形が可能である。
1 ユーザ携帯端末
2 会員登録サーバ
100 会員制チャットシステム
200 公衆通信回線

Claims (6)

  1. 複数の店舗に対し共通のチェックインコードを割当て、会員登録されたユーザが互いに同一店舗内にいるときに当該チェックインコードを各々端末入力することで同店舗内におけるチャット利用を許可する会員制チャットシステムであって、

    個々のユーザが各々所持する複数のユーザ携帯端末と、
    公衆通信回線を介して個々のユーザ携帯端末とそれぞれ通信可能な会員登録サーバと、
    本会員制チャットシステムにあらかじめ登録された各店舗に割当てられた共通のコード情報であって、実際の店舗に掲示されて同店舗に来店したユーザが取得可能な前記チェックインコードと、
    を有して成り、

    個々のユーザ携帯端末は各々、
    同ユーザ携帯端末のユーザの外見特徴情報と同ユーザを疑似的に表すアバター画像とを必須入力項目として含む会員プロフィール情報の入力を受付けると、同会員プロフィール情報を会員登録サーバに送信し、
    本会員制チャットシステムに登録された店舗のチェックインコードの入力を受付けると、同チェックインコードを会員登録サーバへ送信し、

    前記会員登録サーバは、前記店舗のチェックインコードを送信してきた各ユーザ携帯端末に対し、
    当該店舗にいる他のユーザの外見特徴情報と当該店舗にいる他のユーザをアバター画像により一覧表示した店舗内ユーザリストとを提供するとともに、この店舗内ユーザリストから指定されたユーザとのチャット利用によるメッセージ交換を許可し、
    加えて、本会員制チャットシステムに登録された他の店舗において現在チャット利用が許可されている他のユーザの外見特徴情報と、当該他の店舗において現在チャット利用が許可されている他のユーザをアバター画像により一覧表示した他店舗ユーザリストとを提供する
    ように構成されたことを特徴とする、会員制チャットシステム。
  2. 請求項1に記載の会員制チャットシステムであって、

    個々のユーザ携帯端末は各々、
    年齢・職業その他のユーザプライバシー情報を必須入力項目として含む会員プロフィール情報の入力を受付けると、同会員プロフィール情報を会員登録サーバに送信し、

    前記会員登録サーバは、チェックインコードを送信してきたユーザ携帯端末に対しチャット利用を許可したときに、
    そのチェックインコードが割振られた店舗にいる他のユーザのユーザプライバシー情報、ならびに、本会員制チャットシステムに登録された他の店舗において現在チャット利用が許可されている他のユーザのユーザプライバシー情報を提供する
    ように構成されたことを特徴とする、会員制チャットシステム。
  3. 請求項1又は2に記載の会員制チャットシステムにおいて、
    前記会員登録サーバは、チェックインコードを送信した各ユーザ携帯端末に対し、同チェックインコードの送信時刻から所定の制限時間のみチャット利用を許可する
    ことを特徴とする、会員制チャットシステム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の会員制チャットシステムにおいて、

    各店舗に割当てられた共通のチェックインコードに代えて、本会員制チャットシステムにあらかじめ登録された各店舗ごとにそれぞれ固有に割当てられたコード情報であって実際の店舗に掲示されて同店舗に来店したユーザが取得可能な前記チェックインコード、を有し、

    前記会員登録サーバは、いずれかの店舗に固有のチェックインコードを送信してきた各ユーザ携帯端末に対し、
    当該店舗にいる他のユーザの外見特徴情報と当該店舗にいる他のユーザをアバター画像により一覧表示した店舗内ユーザリストとを提供するとともに、この店舗内ユーザリストから指定されたユーザとのチャット利用によるメッセージ交換を許可し、
    加えて、本会員制チャットシステムに登録された他の店舗において現在チャット利用が許可されている他のユーザの外見特徴情報と、当該他の店舗において現在チャット利用が許可されている他のユーザをアバター画像により一覧表示した他店舗ユーザリストとを提供する
    ことを特徴とする、会員制チャットシステム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の会員制チャットシステムにおいて、
    前記会員登録サーバは、前記店舗のチェックインコードを送信してきた各ユーザ携帯端末に対し、
    店舗内ユーザリスト店舗内から指定されたユーザに加えて、他店舗ユーザリストから指定されたユーザについてもチャット利用によるメッセージ交換を許可する
    ことを特徴とする、会員制チャットシステム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の会員制チャットシステムにおいて、

    前記ユーザ携帯端末は、
    GPS(Global Positioning System)衛星からの測位信号をGPSユニットにより受信すると、同ユーザ携帯端末の現在位置情報を会員登録サーバに送信し、

    前記会員登録サーバは、
    ユーザ携帯端末の現在位置情報を受信するごとに、同現在位置情報と本会員制チャットシステムに登録された各店舗の経緯度とを比較し、
    前記ユーザ携帯端末の現在位置情報が本会員制チャットシステムに登録されたいずれかの店舗の経緯度と一致した場合、当該店舗を同ユーザ携帯端末のユーザの来店先であると判定し、
    最新のユーザ来店先の判定結果と前回のユーザ来店先の判定結果とを比較し、最新のユーザ来店先の判定結果と前回のユーザ来店先の判定結果が異なるユーザについては店舗間移動があったものと判定し、
    店舗間移動があったユーザのアバター画像を、同ユーザの現在の来店先にかかる店舗内ユーザリストおよび店舗内全ユーザ表示画面に自動的に追加表示する
    ことを特徴とする、会員制チャットシステム。
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