JP5915341B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラムに関する。
スマートフォンに代表される携帯型の情報処理装置の普及により、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)も、そのような情報処理装置を用いて行われることが多くなってきている。SNSは、人と人とのコミュニケーションを容易にさせるという大きな役割を果たしており、今後もSNSやその他のクラウド型のウェブサービスによる人間間のコミュニケーションが非常に重要な役割を果たすものと考えられる。
最近では、複数のSNSやその他のウェブサービスにアカウントを有し、これらSNSやウェブサービス上に情報を分散させて登録することが一般的になってきている。従って、分散して登録された情報を集約させると、個人の情報が一元化できて、コミュニケーションに役立てることができる。ネットワーク上の情報を自動的に収集するソフトウェア(エージェントソフトウェア)の技術は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2006−259867号公報
SNSやその他のクラウド型のウェブサービスは、人と人とのコミュニケーションを容易にさせることはできるが、このようなサービスを用いて他人と直接コミュニケーションするには、その他人が同時にサービスを利用していなければならないという制約がある。またSNSやその他のクラウド型のウェブサービスは、知らない人とのコミュニケーションが制限されたり、しづらかったりすることがあり、さらには1人ずつしか対応することが出来ないことが多い。
また、複数のSNSやその他のウェブサービス上に分散して登録された情報を自動的に収集した場合に、その情報の公開について何ら制限を設けないと、親しくない人間や、情報を知られたくない人間にまで情報が公開されてしまう。
そこで、本開示の目的とするところは、情報を収集することで個人間コミュニケーションを楽にすると共に、情報の公開について相手に応じた制限を掛けることが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラムを提供することにある。
本開示によれば、ユーザ個人に関する公開された情報を収集する情報収集部と、前記情報収集部が収集した情報から、該ユーザが公開する情報に基づいてユーザの個人情報を構築する情報構築部と、他のユーザに応じて前記情報構築部が構築した前記個人情報の公開内容を動的に変化させる情報公開制御部と、を備える、情報処理装置が提供される。
また本開示によれば、ユーザ個人に関する公開された情報を収集する情報収集ステップと、前記情報収集ステップで収集された情報から、該ユーザが公開する情報に基づいて、ユーザの個人情報を構築する情報構築ステップと、他のユーザに応じて前記情報構築ステップで構築された情報の公開内容を動的に変化させる情報公開制御ステップと、を備える、情報処理方法が提供される。
また本開示によれば、コンピュータに、ユーザ個人に関する情報を収集する情報収集ステップと、前記情報収集ステップで収集された情報から、該ユーザが公開する情報に基づいて、ユーザの個人情報を構築する情報構築ステップと、他のユーザに応じて前記情報構築ステップで構築された情報の公開内容を動的に変化させる情報公開制御ステップと、を実行させる、コンピュータプログラムが提供される。
以上説明したように本開示によれば、情報を収集することで個人間コミュニケーションを楽にすると共に、情報の公開について相手に応じた制限を掛けることが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラムを提供することができる。
本開示の一実施形態にかかる情報システム1のシステム構成例を示す説明図である。 本開示の一実施形態にかかるエージェントの構成例を示す説明図である。 APIによってユーザの現在地を知る場合の一例を示す説明図である。 エージェント100aを含んだ情報システム1の動作概要を示す説明図である。 本開示の一実施形態にかかるエージェントの動作例を示す説明図である。 本開示の一実施形態にかかるエージェントの動作例を示す説明図である。 本開示の一実施形態にかかるエージェントの動作例を示す説明図である。 本開示の一実施形態にかかるエージェントの動作例を示す説明図である。 本開示の一実施形態にかかるエージェントの動作例を示す説明図である。 本開示の一実施形態にかかるエージェントの動作例を示す説明図である。 個人情報の設定画面の一例を示す説明図である。 エージェントが構築したユーザの情報の内容を変更するためのユーザインタフェースの例を示す説明図である。 エージェントの活動(アクティビティ)を確認するためのユーザインタフェースの例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
<1.本開示の一実施形態>
[システムの構成例]
[エージェントの構成例]
[エージェントの動作例]
[ユーザインタフェース例]
<2.まとめ>
<1.本開示の一実施形態>
[システムの構成例]
図1は、本開示の一実施形態にかかる情報システム1のシステム構成例を示す説明図である。以下、図1を用いて本開示の一実施形態にかかる情報システム1のシステム構成例について説明する。
図1に示したように、本開示の一実施形態にかかる情報システム1は、ネットワーク2に設けられるウェブサービス3a、3bや、ユーザが使用する情報処理装置10a、10bから情報を収集するエージェント100a、100bを含んで構成される。
エージェント100aは、ウェブサービス3a、3bからユーザAの情報を自動的に収集して、データベース110aにユーザAの情報を構築する。ネットワーク2に設けられるウェブサービスとしては、例えばソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、位置情報サービス、カレンダーサービス、時間管理サービス、ToDo管理サービス等がある。また、情報処理装置10aを使用する。情報処理装置10aは、例えばデスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、スマートフォン、タブレットその他の携帯端末である。エージェント100aは、ユーザAにより使用されている情報処理装置10aの稼働状態(例えば、情報処理装置10aで実行されているソフトウェアの情報や、当該ソフトウェアで行われているユーザAの作業の内容)から、ユーザAについての情報を収集し、データベース110aにユーザAの情報を構築する。情報処理装置10aは、ユーザAの操作に応じてエージェント100aの設定を変更する。
エージェント100aは、図1では情報処理装置10aからもネットワーク2からも独立しているように図示されているが、エージェント100aは情報処理装置10aの内部に設けられるように構成されてもよく、ネットワーク2上に設けられるように構成されてもよい。
図1では、2つのエージェント100a、100bを図示している。エージェント100aはユーザAについての情報を構築し、エージェント100bはユーザBについての情報を構築する。また図1では、3つの情報処理装置10a、10b、10cを図示している。情報処理装置10aはユーザAが、情報処理装置10bはユーザBが、情報処理装置10cはユーザCが、それぞれ使用するものとする。
エージェント100aは、他のエージェント(エージェント100b)や、ユーザA以外のユーザが使用する情報処理装置(情報処理装置10b、10c)からの問い合わせに対して、データベース110aに構築したユーザAの情報を公開する。ここでエージェント100aは、問い合わせ元に応じて、データベース110aに構築したユーザAの情報の公開範囲や内容を変化させる。例えば、ユーザAとユーザBとが非常に親しい間柄であれば、エージェント100aは、データベース110aに構築したユーザAの情報を加工せずに公開する。一方、ユーザAとユーザCとが親しくない間柄であったり、赤の他人であったりする場合や、ユーザAにとってユーザCが情報を知られたくない関係である場合は、エージェント100aは、データベース110aに構築したユーザAの情報を加工して公開したり、公開範囲を制限したり、または全く公開しないようにしたりすることができる。エージェント100aは、ユーザAとユーザB、ユーザCとの関係を、例えばウェブサービス3a、3bから自動的に決定してもよく、またはユーザAによって設定されるようにしてもよい。
本開示の一実施形態にかかる情報システム1は、ユーザ対エージェント、エージェント対ユーザ、エージェント同士のコミュニケーションを可能にする。各エージェントは、情報提供者として構築され、あるユーザの情報は、そのユーザからだけでなく、そのユーザのエージェントを通じてでも得ることができる。また、あるユーザへの情報の提供は、そのユーザのエージェントを通じてでもすることができる。また、あるユーザとコンタクトを取りたいが、そのユーザをよく知らない場合であっても、そのユーザのエージェントを通じて紹介してもらうことも可能になる。
以上、図1を用いて本開示の一実施形態にかかる情報システム1のシステム構成例について説明した。次に、図1を用いて本開示の一実施形態にかかるエージェントの構成例について説明する。
[エージェントの構成例]
図2は、本開示の一実施形態にかかるエージェントの構成例を示す説明図である。図2には、エージェントの構成例として、図1に示したユーザAのエージェントであるエージェント100aの構成例を示している。以下、図2を用いて本開示の一実施形態にかかるエージェント100aの構成について説明する。
図2に示したように、本開示の一実施形態にかかるエージェント100aは、情報収集部101と、情報構築部102と、情報公開制御部103と、情報公開部104と、問い合わせ通知部105と、問い合わせ応答部106と、情報変更部107と、問い合わせ部108と、を含んで構成される。
情報収集部101は、ユーザAについて公開された情報を収集する。情報収集部101は、ネットワーク2に設けられるウェブサービス3a、3bに登録されている情報や、ユーザAにより使用されている情報処理装置10aの稼働状態等から、ユーザAについて公開された情報を収集する。情報収集部101による、ユーザAについて公開された情報の収集頻度は特定のタイミングに限られないが、ユーザAについての最新の情報を得るには、例えばネットワーク2に設けられるウェブサービス3a、3bに登録されている情報や、ユーザAにより使用されている情報処理装置10aの稼働状態に変更があった時点で、その変更の通知を受けて情報を収集するようにしてもよい。
また、ネットワーク2に設けられるウェブサービスが、エージェント100aと連動するように設定されている場合は、情報収集部101は、そのウェブサービスを定期的にモニタリングすることで情報を収集しても良い。例えば情報収集部101は、それぞれのサービスに対して、例えばOAuth等によるセキュアなAPI(Application Programming Interface)認可を用いて、ユーザ個人のデータ(位置情報、ステータス、スケジュール等)を自動的に収集してもよい。情報収集部101が収集するデータの形式は、例えばXML、JSON等の形式で記述されていてもよい。また、情報収集部101は情報の収集に際して、SNSなどのソーシャルメディア上でユーザの活動(アクティビティ)をリスト化して扱うアクティビティストリームを用いても良い。また情報収集部101は、音声認識により得られた情報をユーザ個人に関する情報として収集してもよい。
情報構築部102は、情報収集部101が収集した、ユーザAについて公開された情報を構築する。情報構築部102は、情報収集部101が収集した情報を所定の属性単位で管理することでユーザAの個人情報を構築する。情報構築部102による情報の構築には様々な手法が考えられるが、例えば、情報収集部101が収集したデータを継続的に整理し、ユーザの状況を細かく把握するには、いわゆる5W1H(Who、What、When、Where、Why、How)の形でモデル化する。
“Who”の情報としては、例えば、現在誰かがそのユーザと一緒にいるか、またこれから誰かと合うか、などの情報がある。このような情報は、例えばカレンダーサービス、SNSに設けられているチェックイン機能等から収集されるようにしてもよく、また一緒にいるユーザを顔認識機能、音声認識機能等によって認識した結果が用いられるようにしても良い。
“What”の情報としては、そのユーザが何をしているか、例えば、歩いているのか、走っているのか、電車に乗って移動しているのか、情報処理装置10aを用いて何か作業をしているのか、などの情報がある。このような情報は、例えばカレンダーサービス、ToDoサービス等から収集されるようにしてもよく、また情報処理装置10aに位置センサ、加速度センサ等のセンサが設けられている場合にはそのセンサから収集されるようにしてもよく、また音声認識機能等によって認識した結果(誰かと会話中である等)が用いられるようにしてもよく、ユーザAにより使用されている情報処理装置10aの稼働状態から収集されるようにしてもよい。
“When”の情報としては、そのユーザの実行中の行動はいつからいつまでなのか、また今後の予定はいつなのか、などの情報がある。このような情報は、例えばカレンダーサービス、スケジュールサービス等から収集されるようにしてもよく、また、ユーザAにより使用されている情報処理装置10aの稼働状態から収集されるようにしてもよい。
“Where”の情報としては、そのユーザが先程までどこにいたのか、今どこにいるのか、これからどこに行くのか、などの情報がある。このような情報は、例えばカレンダーサービスやスケジュールサービス等から収集されるようにしてもよく、SNSに設けられているチェックイン機能等から収集されるようにしてもよく、また情報処理装置10aに位置センサが設けられている場合にはそのセンサから収集されるようにしてもよい。
“Why”の情報としては、そのユーザが何故その行動を行っているのか、その行動の目的は何か、などの情報がある。このような情報は、例えばカレンダーサービスやSNSサービスから収集されるようにしてもよく、ユーザAにより使用されている情報処理装置10aの稼働状態から収集されるようにしてもよい。ユーザAにより使用されている情報処理装置10aの稼働状態から収集する際には、例えばユーザAが送信したメールの内容や、ユーザAが使用しているソフトウェアの種類や内容等が用いられても良い。
“How”の情報としては、そのユーザがどのように行動しているか、またどんなツールを使用しているか、などの情報がある。このような情報は、例えば、カレンダーサービスやスケジュールサービス等から収集されるようにしてもよく、SNSに投稿された内容から収集されるようにしてもよく、ユーザAにより使用されている情報処理装置10aの稼働状態から収集されるようにしてもよい。ユーザAにより使用されている情報処理装置10aの稼働状態から収集する際には、例えばユーザAが使用しているソフトウェアの種類や内容等が用いられても良い。
情報構築部102は、情報収集部101が収集した、ユーザAについて公開された情報を体系的に構築する。情報構築部102は、情報収集部101が収集した情報から構築して出来上がった情報を、データベース110aに格納する。
情報公開制御部103は、情報構築部102が構築し、データベース110aに格納した情報の公開内容を制御する。上述のように、情報収集部101が収集した情報から、情報構築部102がユーザAについての情報を構築するが、これは、いわばユーザAについての生データである。このユーザAについての生データを何の制限も無く公開してしまってはプライバシーの観点から問題がある。従って、情報公開制御部103は、後述の情報公開部104で、データベース110aに格納した情報を公開する際に、データベース110aに格納した情報の公開内容を管理する。
情報公開制御部103は、データベース110aに格納した情報の公開内容を管理する際には、例えばユーザが公開範囲を設定してもよく、また連動させているウェブサービスのプライバシー設定を適用してもよく、また設定がなければ、ユーザに情報の公開について逐一許可を求めるようにしても良い。連動させているウェブサービスのプライバシー設定の例としては、例えばSNSにおける、友人関係であるか否かに応じた情報の公開範囲の設定がある。あるユーザが他のユーザとSNS上で友人として登録されている場合は、情報公開制御部103は、データベース110aに格納した情報を詳細なレベルまでその他のユーザに公開するよう制御する。一方、あるユーザが他のユーザとSNS上で友人として登録されていない場合は、情報公開制御部103は、データベース110aに格納した情報を曖昧化、抽象化して、その他のユーザに公開するよう制御する。
例えば、情報収集部101による情報の収集対象となっているSNSにスケジュール機能が搭載されている場合に、あるユーザが他のユーザとSNS上で友人として登録されている場合は、情報公開制御部103は、スケジュール機能に登録されているスケジュールを、そのままその他のユーザ(またはその他のユーザのエージェント)に公開するよう制御する。一方、ユーザが他のユーザとSNS上で友人として登録されていない場合は、情報公開制御部103は、スケジュール機能に登録されているスケジュールはそのままそのユーザに公開せず、何か予定が入っていることだけを、その他のユーザ(またはその他のユーザのエージェント)に公開するよう制御する。また、ユーザが他のユーザとSNS上で友人として登録されている場合であっても、その他のユーザと実生活でも繋がりがあるか、SNSだけで繋がっているかどうかで情報の公開内容を変化させたい場合がある。そのような場合を考慮し、情報公開制御部103は、他のユーザとの繋がり方の度合いに応じて、データベース110aに格納した情報を詳細なレベルまで公開するか否かを決定しても良い。
ユーザが公開範囲を設定する場合について、より詳細に説明する。多くのSNSには、情報の公開範囲を、ユーザとの関係に応じて細く設定出来る機能があるが、情報公開制御部103は、ユーザの設定により、データベース110aに格納した情報の公開範囲を細く設定してもよい。例えば位置情報の公開範囲を設定するには、例えばユーザとの関係に応じて、“GPSで取得した情報を公開する”、“市町村レベルまで公開する”、“都道府県レベルまで公開する”、“公開しない”等のレベルに分けて、誰がどのレベルまで情報を得ることが出来るかを、情報公開制御部103で設定してもよい。また、ユーザをグルーピングし、情報公開制御部103は、ユーザの設定によってグループ単位で公開レベルを変更するようにしてもよい。
連動させているウェブサービスのプライバシー設定を適用する場合について、より詳細に説明する。例えば、エージェント100aがメールサービスと連動させている場合は、情報公開制御部103は、そのメールサービスのコンタクトリストのグループを利用してもよい。また例えば、エージェント100aが位置情報サービスと連動させている場合は、情報公開制御部103は、その位置情報サービスのシェアリング設定を利用してもよい。また例えば、SNSで友達関係にあるユーザに対しては、情報公開制御部103は、所定のレベルまでの情報は公開するような設定にしても良い。
ユーザに情報の公開について逐一許可を求める場合について、より詳細に説明する。例えば、エージェント100aがデータベース110aに構築した情報について他のユーザ(その他のユーザが使用している端末)または他のエージェントからアクセスがあれば、情報公開制御部103は、データベース110aに構築した情報にアクセスする理由を、その他のユーザやエージェントに質問する。情報公開制御部103は、ユーザに許可を取る際に、その質問に対する回答を提示して、ユーザによる公開の可否の判断に活用してもらうことができる。質問に対する回答の例としては、例えば「待ち合わせ時間に遅れているので、どこにいるか知りたい」というようなものである。
そして情報公開制御部103は、ユーザによる公開の可否の判断結果から、情報の公開範囲について自動的に学習するようにしても良い。例えば、特定のユーザについて情報の公開を許可する判断が続けば、情報公開制御部103は、その特定のユーザについては積極的に情報を公開する設定にしても良い。また例えば、特定のユーザについて情報の公開を拒否する判断が続けば、情報公開制御部103は、その特定のユーザについては情報を公開しない設定にしても良い。
情報公開部104は、データベース110aに構築された情報を公開する。情報公開部104は、他のユーザやエージェントからのリクエストに応じて、データベース110aに構築された情報を公開する。情報公開部104は、データベース110aに構築された情報の公開に際して、情報公開制御部103によって制御された公開内容に基づいて情報を公開する。
例えば、ユーザBが使用する情報処理装置10bから、データベース110aに構築された情報にアクセスがあった場合に、情報公開制御部103によって、ユーザBに対する情報の公開内容が制限されていれば、情報公開部104は、情報公開制御部103によって制限されている範囲内で、データベース110aに構築された情報をユーザBに公開する。例えば位置情報について、ユーザBには“市町村レベルまで公開する”という公開レベルが設定されていれば、情報公開部104は、データベース110aに構築された情報から位置情報を公開する際には、市町村レベルまで情報を制限した形でユーザBに公開する。
情報公開部104は、データベース110aに構築された情報の公開に際して、情報公開制御部103によって制御された公開内容に基づいて情報を公開することで、ユーザAのプライバシーを守ることができる。
問い合わせ通知部105は、データベース110aに構築された情報へ、他のユーザやエージェントから問い合わせがあると、問い合わせがあったことをユーザAに対して通知する。問い合わせ通知部105は、データベース110aに構築された情報へ問い合わせがあったことを通知するには、例えば、ユーザに対してメールを送信してもよく、ユーザが情報処理装置10aを携帯しているような場合を考慮して、情報処理装置10aの画面に情報を表示したり、情報処理装置10aを振動させたり、情報処理装置10aから音を発したりするような信号を情報処理装置10aへ送信しても良い。
問い合わせ応答部106は、他のユーザやエージェントからの問い合わせに対して、ユーザの代わりに応答する。他のユーザやエージェントからの問い合わせに対してユーザが直接応答出来ない場合に、問い合わせ応答部106は、ユーザに代わって、データベース110aに構築された情報を用いて他のユーザやエージェントへ応答する。
例えば、情報処理装置10aが携帯電話であって、他のユーザやエージェントからユーザAの情報処理装置10aに電話を掛けたが、そのユーザAが電話に出られない状態である場合に、問い合わせ応答部106は、ユーザAに代わって音声応答を行う。このように、エージェント100aは、ユーザAの代理として他のユーザまたは他のエージェントとコミュニケーションを行う。
情報変更部107は、データベース110aに構築された情報への変更を行う。情報変更部107は、データベース110aに構築された情報を情報処理装置10aに提示し、ユーザAにその提示した情報を変更させて、変更された情報をデータベース110aへ反映するようにしても良い。また、ユーザAが情報処理装置10aを用いて、データベース110aに構築された情報を直接変更するようにしてもよい。この場合は、情報変更部107は、情報処理装置10aに入力された内容をデータベース110aに反映させる。情報処理装置10aへの情報の入力は、文字のみに限られず、画像や音声によって行われるようにしても良い。
問い合わせ部108は、他のエージェントが収集した、当該エージェントに対応するユーザの個人情報についての問い合わせを行う。エージェント100aは、問い合わせ部108によって他のエージェントに対して情報の問い合わせを行うことができる。具体的には、例えば、ユーザから他のユーザの情報を取得するよう依頼を受けたエージェント100aは、問い合わせ部108によって、その他のユーザの情報を、そのユーザのエージェントに対して問い合わせる。また問い合わせ部108は、ユーザからの依頼がなくても、他のユーザのエージェントに対して情報の問い合わせを行なってもよい。これにより、エージェント間での情報の授受が、ユーザの手によらずに自動的に行われる。
エージェント100aは、図2に示したような構成を有することで、ユーザAについての情報を収集してデータベース110aに構築し、また他のユーザや他のエージェントからの問い合わせに対して、データベース110aに構築された情報を、適宜範囲を制限して公開することができる。またエージェント100aは、他のユーザや他のエージェントからの問い合わせに対して、ユーザAが直接応答できない場合は、ユーザAに代わって、問い合わせに対して応答することができる。
エージェント100aは、他のユーザ(他のユーザが使用する情報処理装置)や、他のエージェントとの間のコミュニケーションが可能なように構成される。そのために、例えばエージェント100aは、データベース110aに構築した情報へアクセスするためのAPI(Application Program Interface)を有していてもよい。より具体的には、例えばエージェント100aは、REST(Representational State Transfer)方式のウェブサービスとして、データベース110aに構築した情報へアクセスするためのAPIを有していても良い。エージェント100aがAPIを有していることで、APIを経由した、データベース110aに構築した情報への追加、または情報の変更もしくは削除が可能になると共に、データベース110aに構築した情報へのプログラム的なやり取りを可能にする。図3は、APIによってユーザの現在地を知る場合の一例を示す説明図である。図3では、図示されているURLに現在地を問い合わせることで、現在地を取得する例が記載されている。
図4は、エージェント100aを含んだ情報システム1の動作概要を示す説明図である。まずユーザAは、情報処理装置10aを用いるなどして、本人の情報をネット上に構築する(1)。ネット上に構築されたユーザAの情報は、エージェント100aが収集して、データを「5W1H」の形で構築する(2)。
ユーザAと異なる他のユーザが、ユーザAについての情報を、エージェント100aが有するAPI経由で取得しようとする(3、4)。エージェント100aは、要求された情報がデータベース110aに登録されているかどうかを判断し(5)、データベース110aに保持していれば、要求してきたユーザに提供する。情報提供の際には、エージェント100aは、ユーザAと、依頼してきたユーザとの間の関係に応じて情報をマスクして提供する。また、エージェント100aは、要求された情報をデータベース110aに保持していなければ、ネットワーク上のウェブサービスから取得を試みて(6)、情報を収集できればその情報を要求してきたユーザに提供する(8)。ネットワーク上のウェブサービスから収集できなければ、エージェント100aは、ユーザAまたはユーザAが使用しているデバイス(情報処理装置10a)から直接情報の収集を試みる(7)。
以上、図2を用いて本開示の一実施形態にかかるエージェント100aの構成について説明した。次に、本開示の一実施形態にかかるエージェントの動作について、いくつか実例を挙げて説明する。
[エージェントの動作例]
(1)第1の動作例
図5Aおよび図5Bは、本開示の一実施形態にかかるエージェントの動作例を示す説明図である。図5Aおよび図5Bに示したのは、ユーザAとユーザBがそれぞれエージェントを有しており、ユーザAとユーザBとの間でコミュニケーションを取る場合についての動作例である。なお、ユーザAとユーザBとは、既に知り合いであるものとする。また、ユーザAのエージェント100aと、ユーザBのエージェント100bは、それぞれ図2に示したような構成を有しており、それぞれのユーザについての情報を構築済みであるとする。以下、図5Aおよび図5Bを用いて本開示の一実施形態にかかるエージェントの第1の動作例について説明する。
まず、ユーザAがエージェント100aに対して、ユーザBに連絡したい旨を通知する(ステップS101)。エージェント100aは、ユーザBの連絡先を、ネットワーク上のサービスXから取得する(ステップS102)。ユーザBの連絡先を、ネットワーク上のサービスXから取得するには、エージェント100aは、例えばサービスXがSNSであってAPIを公開していれば、そのAPIを使用して取得する。
エージェント100aがユーザBの連絡先を取得すると、情報処理装置10aは、エージェント100aが取得した情報を用いて情報処理装置10aから情報処理装置10bへ連絡を要求する情報を送信する(ステップS103)。この情報の送信は、例えば電話の発信であってもよく、メールの送信であってもよい。
情報処理装置10aから情報処理装置10bへ連絡を要求する情報が送信されると、ユーザBのエージェント100bは、その情報の受信を受けて、ユーザAからの連絡があった旨を情報処理装置10bへ表示させるとともに、その連絡に対する応答の選択肢を用意する(ステップS104)。応答の選択肢としては、例えば情報処理装置10aから情報処理装置10bへ電話が掛けられた場合は、「電話に出る」「TV電話に出る」「今は出られない」等が用意されていても良い。
ここで、ユーザBによって、上記の選択肢の中から「今は出られない」が選択されたとする。すると、情報処理装置10bは、情報処理装置10aに向けて、この「今は出られない」という選択に対応する情報を送信する(ステップS105)。情報処理装置10aは、情報処理装置10bから送られてきた情報に基づいて、ユーザBが今は応答できない旨を表示する(ステップS106)。この際に、情報処理装置10bから送られてきた情報をエージェント100aが中継することで、上記ステップS101において、ユーザAがエージェント100aに対して、ユーザBに連絡したい旨を通知したことについて、エージェント100aがユーザAに回答するように振る舞うことができる。なお、ステップS106での情報の表示の他に、例えば情報処理装置10aに音声を出力させることで、ユーザBが今は応答できない旨をユーザAに知らせても良い。
続いてユーザAは、エージェント100aに対して、ユーザBにアポイント可能な時間帯を取得するように要請する(ステップS107)。エージェント100aは、ユーザAからの要請を受けて、ユーザBのスケジュールに関する情報を、ネットワーク上のサービスYから取得する(ステップS108)。そしてエージェント100aは、ユーザBのスケジュールに関する情報を、ネットワーク上のサービスYから取得して、ユーザBにアポイント可能な時間帯を、情報処理装置10aを通じてユーザAに通知する(ステップS109)。
ユーザAは、エージェント100aから通知された、ユーザBにアポイント可能な時間帯を見て、その時間帯にアポイントを取るなら、エージェント100aに、ユーザBのアポイントを取るように指示する(ステップS110)。エージェント100aは、ユーザAの指示に基づいて、ネットワーク上のサービスYに、上記時間帯にアポイントを設定する(ステップS111)。
ネットワーク上のサービスYに、ユーザAのエージェント100aによってアポイントが設定されたことを、サービスYからエージェント100bに通知されると(ステップS112)、エージェント100bは、ネットワーク上のサービスYに、ユーザAのエージェント100aによってアポイントが設定されたことを、情報処理装置10bに表示させるなどしてユーザBに通知する(ステップS113)。ユーザBは、通知された内容を見て、アポイントの設定を許可するかどうかを判断しても良い。
このように、ユーザAとユーザBとが直接コミュニケーションを行わなくても、ユーザAのエージェント100aとユーザBのエージェント100bとの間で、ネットワーク上のサービスに登録された情報を取得して情報をやり取りすることで、ユーザAとユーザBとの間で、ユーザAのエージェント100aとユーザBのエージェント100bとを介した間接的なコミュニケーションを取ることができる。
なお、ユーザBが、ユーザAのエージェントと、例えば電話で会話する際には、ユーザBがエージェントと会話していることが分かればよいので、人工知能的な能力までは必要としなくても良い。すなわち、ユーザAのエージェントがユーザBと電話で会話する際には、例えば「只今Aさんは電話に出られません」等のような定型的な音声によって会話するようにしても良い。
(2)第2の動作例
図6は、本開示の一実施形態にかかるエージェントの動作例を示す説明図である。図6に示したのは、例えば職場の上司が、部下の状況を、その部下のエージェントに問い合わせる場合の動作例を示したものである。以下、図6を用いて本開示の一実施形態にかかるエージェントの動作例について説明する。
上司が外出先等から、部下の状況を、その部下のエージェント100aに問い合わせる(ステップS201)。エージェント100aへの問い合わせは例えばその上司が有している携帯型情報端末等から行われる。
上司から部下のエージェント100aに対して、その部下の状況の問い合わせがあると、エージェント100aは、データベース110aに構築した情報から、ユーザである部下の状況をまとめて返答する。まず、エージェント100aは、上司から問い合わせがあったことを、ユーザである部下に通知する(ステップS202)。このステップS202の通知は、例えばその部下が使用しているパーソナルコンピュータや携帯電話に対して、所定の方法で行う。そして、その部下から応答を許可する旨の返答があると(ステップS203)、エージェント100aは、データベース110aに構築した情報から、ユーザである部下の状況をまとめて返答する(ステップS204)。
図6に示した例では、データベース110aには、「Where(どこで)」の情報には、「品川」の「オフィス」の「机」が、「What(何を)」の情報には、「プレゼンテーションソフト」が、「Why(なぜ)」の情報には、「調査企画書」が、「When(いつ)」の情報には、「30分後にミーティング」が、「Who else(誰と)」の情報には「誰もいない」が格納されている。エージェント100aは、これらの情報から、上司に対しては例えば「オフィスで調査企画書を作成している」というような内容の返事を送る。エージェント100aが応答する内容は、上司と部下の関係に応じて変化させても良い。例えばエージェント100aは、応答に際してデータベース110aに構築された部下の情報を詳細に利用してもよく、またデータベース110aに構築された部下の情報を抽象化、曖昧化して利用してもよい。
(3)第3の動作例
図7Aおよび図7Bは、本開示の一実施形態にかかるエージェントの動作例を示す説明図である。図7Aおよび図7Bに示したのは、家族間のコミュニケーションにエージェントを利用したものであり、父親、母親、子供がそれぞれエージェントを有し、このエージェントを介して家族間でコミュニケーションを取る場合について示したものである。以下、図7Aおよび図7Bを用いて、本開示の一実施形態にかかるエージェントの動作例について説明する。
例えば父親が、携帯型の情報端末を用いてこれから帰宅する旨をエージェント100aに伝える。エージェント100aは、ユーザである父親がこれから帰宅し、例えば1時願後に到着する旨を、母親のエージェント100b及び子供のエージェント100cに連絡する。
母親のエージェント100bが、父親のエージェント100aから、父親がこれから帰宅する旨を取得すると、自宅にいる母親に知らせるために、自宅にあるデバイス、例えばテレビ等に、父親がこれから帰宅し、1時間後に家に到着する旨を表示させる。母親は、母親のエージェント100bが取得した情報を見て、帰宅時間に合わせて夕食を用意するなどの行動を取ることができる。
また、子供のエージェント100cが、父親のエージェント100aから、父親がこれから帰宅する旨を取得すると、子供に知らせるために、子供が持っている携帯型の情報端末に、父親がこれから帰宅し、1時間後に家に到着する旨を表示させる。子供はこれを見ると、外出先から帰宅しようと考えるかもしれないし、父親の帰宅が1時間後であるならばちょっと寄り道をして帰ろうと思うかもしれない。
例えば、父親の帰宅が1時間後なので、少し寄り道をして帰ろうと子供が思ったら、家にいる母親は、なかなか子供が帰宅しないことを心配するかもしれない。そのような場合には、母親は、母親のエージェント100bに、子供がどこにいるのかを子供のエージェント100cに問い合わせることができる。母親のエージェント100bから子供のエージェント100cに、今何処にいるのかを問い合わせると、子供のエージェント100cは現在地の情報等から、今いる場所の情報を母親のエージェント100bに返信する。母親のエージェント100bは、子供のエージェント100cから、子供の現在地の情報を取得すると、自宅にいる母親に知らせるために、自宅にあるデバイス、例えばテレビ等に、子供の現在地の情報を表示させる。これにより、自宅にいる母親が、子供がどこで寄り道しているのかを知ることができる。
(4)第4の動作例
図8は、本開示の一実施形態にかかるエージェントの動作例を示す説明図である。図8に示したのは、父親がこれから帰宅しようとする際のエージェントの動作をより詳細に示したものである。以下、図8を用いて本開示の一実施形態にかかるエージェントの動作例について説明する。
父親が、情報処理装置10a(パーソナルコンピュータ)にこれから帰宅する旨を入力すると(ステップS301)、情報処理装置10aからエージェント100aに対して、ユーザである父親がこれから帰宅する旨が通知される(ステップS302)。エージェント100aは、父親が保持する携帯端末11aに対して、GPS等を利用して現在地を取得させると共に(ステップS303)、電車の時刻表を調べるために、電車の時刻表を提供するウェブサービスのAPIにアクセスして、電車の時刻表の情報を取得する(ステップS304)。エージェント100aは、携帯端末11aから取得した位置情報と、電車の時刻表の情報とから、乗車に適切な電車を選択する(ステップS305)。
その後、エージェント100aは、携帯端末11aの現在地を定期的にモニタリングする(ステップS306)。そしてエージェント100aは、上記ステップS305で設定した電車に間に合うかどうかを判断する(ステップS307)。そして、もし父親の移動速度が遅く、このままのペースでは間に合わないとエージェント100aが判断すると、エージェント100aは携帯端末11aに対してその旨を通知する(ステップS308)。通知を受けた携帯端末11aは、画面への表示や音の鳴動、本体の振動等により、電車に間に合わないので急ぐように父親に対して促す(ステップS309)。エージェント100aから父親に急ぐよう促すことで、上記ステップS305で設定した電車に間に合わせることができる。
帰宅中に、父親のエージェント100aから母親のエージェント100bに対して、母親は現在在宅しているかどうかを問い合わせる(ステップS310)。母親のエージェント100bは、構築した情報から母親が現在在宅していることが分かると、母親は在宅中である旨を父親のエージェント100aに返答する(ステップS311)。すると父親のエージェント100aは、父親の帰宅時間を母親のエージェント100bに通知する(ステップS312)。帰宅時間の情報は、電車の到着時間や駅から自宅までの所要時間等から計算することが出来る。
父親の帰宅時間の情報を父親のエージェント100aから受け取った母親のエージェント100bは、自宅にある情報処理装置10b(例えばテレビ)に、父親の帰宅時間の情報を通知する(ステップS313)。通知を受け取った情報処理装置10bは、父親の帰宅時間の情報を画面に表示したり、音声を出力したりする等して、自宅にいる母親に父親の帰宅時間を通知する(ステップS314)。母親は、自宅にある情報処理装置10bに表示された父親の帰宅時間の情報を見て、父親の帰宅時間に合わせた夕飯の準備を行なうことが出来る。
このように、エージェントはユーザについての情報をさまざまな所から取得し、ユーザの情報を構築しておく。そしてエージェントは、自ユーザ、他ユーザ、他エージェントからの問い合わせについて、構築した情報を適宜用いて応答する。その応答の際には、問い合わせを行なってきたユーザとの関係に応じて、適宜公開する内容を変化させる。これにより、本実施形態にかかるエージェントは、構築してきたユーザの情報が必要以上に他のユーザに知られてしまうことを防ぐことができる。
[ユーザインタフェース例]
次に、エージェントが構築したユーザの情報の内容や、外部に公開する範囲の設定を変更するためのユーザインタフェースについて、いくつか例を挙げて説明する。
図9は、例えばスマートフォン等の携帯端末に表示される個人情報の設定画面の一例を示す説明図である。図9に示した設定画面300には、ユーザがエージェントを有していることがチェックボックス301のチェックによって表されており、また、そのエージェント固有の電話番号及びメールアドレスの情報が電話番号表示領域302及びメールアドレス表示領域303に示されている。
例えば、他のユーザが、図9に示したエージェントの電話番号に電話を掛けると、ユーザではなくユーザのエージェントが電話に応対する。また他のユーザが、図9に示したユーザに電話を掛けた場合に、ユーザが電話に出られない時は、エージェントが代わって電話に応対することができる。
また例えば、他のユーザが、図9に示したエージェントのメールアドレスにメールを送信すると、ユーザのメールアドレスではなくユーザのエージェントのメールアドレスから返信する。また他のユーザが、図9に示したユーザにメールを送信した場合に、ユーザがメールをすぐ返信できないときは、エージェントが代わってメールを返信することができる。
図10は、エージェントが構築したユーザの情報の内容を変更するためのユーザインタフェースの例を示す説明図である。図10に示した設定画面400は、5W1Hで構築させたユーザの情報の内容を直接変更するためのものである。ユーザが、画面上のステータス表示領域401に表示されている「Who」、「What」、「When」、「Where」、「Why」、「How」のいずれかを選択すると、それぞれの項目についての編集が可能になる。また、図10に示した設定画面400に表示されている設定ボタン410を選択すると、エージェントが構築したユーザの情報の公開について設定する画面へ遷移する。
図11は、エージェントの活動(アクティビティ)を確認するためのユーザインタフェースの例を示す説明図である。エージェントは、上述してきたように、ユーザに代わって様々な処理を実行するので、エージェントがどのような活動(アクティビティ)を行ったのかを確認できるようにしておくことが望ましい。図11に示したユーザインタフェースは、そのエージェントが行った活動を閲覧するための活動確認画面である。
図11に示した活動確認画面500では、エージェントが行った全ての活動を確認するためのボタン510、他のユーザやエージェントからの問い合わせに対してペンディング状態にある活動を確認するためのボタン520、他のユーザやエージェントからの問い合わせに対して拒否した活動を確認するためのボタン530、新しいエージェントからのリクエストに対する活動を確認するためのボタン540、エージェントが行った活動をカテゴリに分けて確認するためのボタン550が図示されている。
例えば、エージェントが行った全ての活動を確認するためのボタン510をユーザが選択すると、活動確認画面500から、さらにそのエージェントが行った活動の内容を表す画面に遷移する。ユーザは、エージェントが行った活動の内容を見ることで、エージェントの設定の変更を行ったり、またエージェントがコンタクトした他のユーザやエージェントに対し、直接コンタクトしたりすることができるようになる。
<2.まとめ>
以上説明したように本開示の一実施形態によれば、ユーザに代わり、そのユーザのエージェントが、ネットワーク上のウェブサービスや、ユーザがパーソナルコンピュータ等で使用しているアプリケーションの情報等から、そのユーザの個人情報を構築する。そしてユーザのエージェントは、そのユーザ、またはそのユーザのエージェントに対して問い合わせを行なってきた他のユーザや他のエージェントに、構築した個人情報を用いて応答する。
ユーザのエージェントは、問い合わせに対してユーザの個人情報を用いて応答する際に、そのユーザと、問い合わせをした他のユーザやエージェントとの間の関係に応じて、構築した個人情報の公開内容を変化させる。これにより、収集して構築したユーザの個人情報が必要以上に外部に公開されてしまうことを防ぐことが出来る。
また、ユーザのエージェントは、他のユーザのエージェントとの間で、それぞれ構築した情報や、外部のサービス等を用いて、情報を交換する等のコミュニケーションを取ることが出来る。エージェント間で自動的にコミュニケーションを取ることで、ユーザ同士でコミュニケーションを取るためのサービス(例えば電話やチャット等)を同時に使用していなくても、ユーザ間でのコミュニケーションが円滑に行われる。
上述のような本実施形態に係るエージェントの各機能を実現するためのコンピュータプログラムを作製し、パーソナルコンピュータ等に実装することが可能である。また、このようなコンピュータプログラムが格納された、コンピュータで読み取り可能な記録媒体も提供することができる。記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリなどである。また、上記のコンピュータプログラムは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信してもよい。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示はかかる例に限定されない。本開示の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
ユーザ個人に関する公開された情報を収集する情報収集部と、
前記情報収集部が収集した情報から、該ユーザが公開する情報に基づいてユーザの個人情報を構築する情報構築部と、
他のユーザに応じて前記情報構築部が構築した前記個人情報の公開内容を動的に変化させる情報公開制御部と、
を備える、情報処理装置。
(2)
前記情報構築部は、前記情報収集部が収集した情報から、前記ユーザと、前記他のユーザとの間の関係を決定し、前記情報公開制御部は、前記情報構築部が決定した前記ユーザと前記他のユーザとの間の関係に基づいて前記情報構築部が構築した前記個人情報の公開内容を動的に変化させる、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記情報公開制御部によって公開内容が動的に変化された前記個人情報を公開する情報公開部をさらに備える、前記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記情報公開部は、前記他のユーザからの問い合わせに応じて、公開内容が動的に変化された前記個人情報を公開する、前記(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記他のユーザから問い合わせがあったことを通知する問い合わせ通知部をさらに備える、前記(1)から(4)のいずれかに記載の情報処理装置。
(6)
前記他のユーザからの問い合わせに対して前記ユーザの代わりに応答する問い合わせ応答部をさらに備える、前記(1)から(5)のいずれかに記載の情報処理装置。
(7)
前記問い合わせ応答部は、前記他のユーザの代わりに問い合わせを行った他の装置に対して前記ユーザの代わりに応答する、前記(6)に記載の情報処理装置。
(8)
前記問い合わせ応答部は、前記他のユーザからの現在の状況についての問い合わせに対して前記ユーザの代わりに前記情報構築部から前記ユーザの現在の状況を取得して前記ユーザの代わりに応答する、前記(6)に記載の情報処理装置。
(9)
前記情報構築部が構築した前記個人情報を変更する情報変更部をさらに備える、前記(1)から(8)のいずれかに記載の情報処理装置。
(10)
前記情報変更部は、音声認識により得られた情報を用いて前記情報構築部が構築した前記個人情報を変更する、前記(9)に記載の情報処理装置。
(11)
前記情報収集部は、ネットワーク上の他サービスからユーザ個人に関する情報を収集する、前記(1)から(10)のいずれかに記載の情報処理装置。
(12)
前記情報収集部は、音声認識により得られた情報をユーザ個人に関する情報として収集する、前記(1)から(11)のいずれかに記載の情報処理装置。
(13)
前記情報構築部は、前記情報収集部が収集した情報を所定の属性単位で管理することで前記個人情報を構築する、前記(1)から(12)のいずれかに記載の情報処理装置。
(14)
他の装置が収集した他のユーザの個人情報に対して情報の問い合せを行う問い合わせ部をさらに備える、前記(1)から(13)のいずれかに記載の情報処理装置。
(15)
ユーザ個人に関する公開された情報を収集する情報収集ステップと、
前記情報収集ステップで収集された情報から、該ユーザが公開する情報に基づいて、ユーザの個人情報を構築する情報構築ステップと、
他のユーザに応じて前記情報構築ステップで構築された情報の公開内容を動的に変化させる情報公開制御ステップと、
を備える、情報処理方法。
(16)
コンピュータに、
ユーザ個人に関する公開された情報を収集する情報収集ステップと、
前記情報収集ステップで収集された情報から、該ユーザが公開する情報に基づいて、ユーザの個人情報を構築する情報構築ステップと、
他のユーザに応じて前記情報構築ステップで構築された情報の公開内容を動的に変化させる情報公開制御ステップと、
を実行させる、コンピュータプログラム。
1 情報システム
2 ネットワーク
3a、3b ウェブサービス
10a、10b 情報処理装置
100a、100b エージェント
101 情報収集部
102 情報構築部
103 情報公開制御部
104 情報公開部
105 問い合わせ通知部
106 問い合わせ応答部
107 情報変更部
108 問い合わせ部

Claims (15)

  1. ユーザ個人に関する情報を収集する情報収集部と、
    前記情報収集部が収集した情報から、該ユーザが公開する情報に基づいてユーザの個人情報を構築する情報構築部と、
    他のユーザに応じて前記情報構築部が構築した前記個人情報の公開内容を動的に変化させる情報公開制御部と、
    を備え
    前記情報構築部は、前記情報収集部が収集した情報から、前記ユーザと、前記他のユーザとの間の関係を決定し、前記情報公開制御部は、前記情報構築部が決定した前記ユーザと前記他のユーザとの間の関係に基づいて前記情報構築部が構築した前記個人情報の公開内容を動的に変化させる、情報処理装置。
  2. 前記情報公開制御部によって公開内容が動的に変化された前記個人情報を公開する情報公開部をさらに備える、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報公開部は、前記他のユーザからの問い合わせに応じて、公開内容が動的に変化された前記個人情報を公開する、請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記他のユーザから問い合わせがあったことを通知する問い合わせ通知部をさらに備える、請求項1〜のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記他のユーザからの問い合わせに対して前記ユーザの代わりに応答する問い合わせ応答部をさらに備える、請求項1〜のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 前記問い合わせ応答部は、前記他のユーザの代わりに問い合わせを行った他の装置に対して前記ユーザの代わりに応答する、請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記問い合わせ応答部は、前記他のユーザからの現在の状況についての問い合わせに対して前記ユーザの代わりに前記情報構築部から前記ユーザの現在の状況を取得して前記ユーザの代わりに応答する、請求項に記載の情報処理装置。
  8. 前記情報構築部が構築した前記個人情報を変更する情報変更部をさらに備える、請求項1〜のいずれかに記載の情報処理装置。
  9. 前記情報変更部は、音声認識により得られた情報を用いて前記情報構築部が構築した前記個人情報を変更する、請求項に記載の情報処理装置。
  10. 前記情報収集部は、ネットワーク上の他サービスからユーザ個人に関する情報を収集する、請求項1〜のいずれかに記載の情報処理装置。
  11. 前記情報収集部は、音声認識により得られた情報をユーザ個人に関する情報として収集する、請求項1〜1のいずれかに記載の情報処理装置。
  12. 前記情報構築部は、前記情報収集部が収集した情報を所定の属性単位で管理することで前記個人情報を構築する、請求項1〜1のいずれかに記載の情報処理装置。
  13. 他の装置が収集した他のユーザの個人情報に対して情報の問い合せを行う問い合わせ部をさらに備える、請求項1〜1のいずれかに記載の情報処理装置。
  14. ユーザ個人に関する情報を収集する情報収集ステップと、
    前記情報収集ステップで収集された情報から、該ユーザが公開する情報に基づいて、ユーザの個人情報を構築する情報構築ステップと、
    他のユーザに応じて前記情報構築ステップで構築された情報の公開内容を動的に変化させる情報公開制御ステップと、
    を備え
    前記情報構築ステップでは、前記情報収集ステップで収集された情報から、前記ユーザと、前記他のユーザとの間の関係を決定し、前記情報公開制御ステップでは、前記情報構築ステップで決定された前記ユーザと前記他のユーザとの間の関係に基づいて前記情報構築ステップで構築された前記個人情報の公開内容を動的に変化させる、情報処理方法。
  15. コンピュータに、
    ユーザ個人に関する情報を収集する情報収集ステップと、
    前記情報収集ステップで収集された情報から、該ユーザが公開する情報に基づいて、ユーザの個人情報を構築する情報構築ステップと、
    他のユーザに応じて前記情報構築ステップで構築された情報の公開内容を動的に変化させる情報公開制御ステップと、
    を実行させ
    前記情報構築ステップでは、前記情報収集ステップで収集された情報から、前記ユーザと、前記他のユーザとの間の関係を決定し、前記情報公開制御ステップでは、前記情報構築ステップで決定された前記ユーザと前記他のユーザとの間の関係に基づいて前記情報構築ステップで構築された前記個人情報の公開内容を動的に変化させる、コンピュータプログラム。
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