JP3831013B2 - ディスクブレーキ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アウタパッドに発生する制動トルクをキャリパを介してサポートで支持するようにし、インナパッドに発生する制動トルクをサポートで支持するようにした構造のディスクブレーキの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ディスクブレーキとして、アウタパッドに発生する制動トルクをキャリパを介してサポートで支持するようにし、インナパッドに発生する制動トルクを直接サポートで支持するようにした構造のディスクブレーキが知られている。これは図6に示すように、車体側に取り付けられたサポート3にロータ1の軸と平行になるよう一対のガイドピン4、5を取り付け、当該ガイドピン4、5を介してロータ1を跨ぐキャリパ2をロータ1の軸に沿って移動可能にしている。そしてキャリパ2のインナ側に装備した液圧シリンダによりインナパッド6をロータ1に押しつけるとともに、その反力によるキャリパ2の移動で、アウタ側のキャリパ爪7によりアウタパッド8をロータ1に押しつけるようにしている。ここでインナパッド6の両縁側には突起が設けられており、またサポート3の対応部にはロータ1の軸に沿ったアンカ用凹溝が設けられている。そして両者の噛み合わせによりインナパッド6に発生する制動トルクをサポート3で受けるようにしている。またアウタパッド8においては、キャリパ爪7とで凹凸嵌合部9が構成されており、アウタパッド8に発生する制動トルクをキャリパ2へと伝達している。
【0003】
このような構成のディスクブレーキにて制動を行うと、インナパッド6に発生する制動トルクは、前述したアンカ用凹溝を介してサポート3で直接受けられ、またアウタパッド8に発生する制動トルクは、凹凸嵌合部9を介してキャリパ2側に伝達され、次いでロータ回入側の制動トルク受けとなるガイドピン4を経由してサポート3で受けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成のディスクブレーキでは、キャリパを摺動案内するガイドピンがロータのインナ側に配置されている。
【0005】
このためアウタパッドに制動トルクが発生した場合、図6(1)に示すように、アウタパッドがメインピンを基点として時計方向に回転しようとする回転モーメントMが発生する。そして当該モーメントMによってキャリパに変形が発生し、インナパッドおよびアウタパッドがロータに平行に圧接せず、偏摩耗が発生する問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るディスクブレーキは、車体に取り付けられたサポートに対しガイドピンとこれに嵌合うガイド孔を介してロータ軸方向に摺動可能なキャリパを有し、キャリパに装備された液圧手段および液圧手段の作動反力によるキャリパの移動により、インナパッドおよびアウタパッドをロータに挟着可能とし、前記インナパッドによる制動トルクをサポートによって支持するとともに、アウタパッドによる制動トルクをキャリパおよびガイドピンを介してサポートに伝達する構造である。そして本発明に係るディスクブレーキは、前記ガイド孔をスライドスリーブで構成し、前記ロータのインナ側に配設する前記サポートに、前記ロータ軸方向に沿うとともに、前記アウタパッドの側方まで延ばした前記スライドスリーブを設けている。また本発明に係るディスクブレーキは、ロータ回入側ガイドピンとスライドスリーブとの隙間をAとし、ロータ回出側ガイドピンとスライドスリーブとの隙間をBとし、ロータ回出側における前記アウタパッドとスライドスリーブとの隙間をCとすると、
【数3】
A<B<C
の関係となるよう構成した。
【0007】
また本発明に係るディスクブレーキは、車体に取り付けられたサポートに対しガイドピンとこれに嵌合うガイド孔を介してロータ軸方向に摺動可能なキャリパを有し、キャリパに装備された液圧手段および液圧手段の作動反力によるキャリパの移動により、インナパッドおよびアウタパッドをロータに挟着可能とし、前記インナパッドによる制動トルクをサポートによって支持するとともに、アウタパッドによる制動トルクをキャリパおよびガイドピンを介してサポートに伝達する構造である。そして本発明に係るディスクブレーキは、前記ガイド孔をスライドスリーブで構成し、前記ロータのインナ側に配設する前記サポートに、前記ロータ軸方向に沿うとともに、前記キャリパのアウタ側外縁まで延ばした前記スライドスリーブを設けている。さらに本発明に係るディスクブレーキは、ロータ回入側ガイドピンとスライドスリーブとの隙間をAとし、ロータ回出側ガイドピンとスライドスリーブとの隙間をBとし、ロータ回出側における前記キャリパのアウタ側外縁とスライドスリーブとの隙間をDとすると、
【数4】
A<B<D
の関係となるよう構成した。
【0008】
【作用】
上記構成によれば、制動を行いアウタパッドにおける制動トルクが発生し始めると、ロータ回入側におけるガイドピンとスライドスリーブとの摺動隙間が無くなる。そして制動トルクが小さなうちは、ロータ回入側のガイドピンを介してサポートに制動トルクを伝達するのである。
【0009】
そして前述の状態から制動トルクが増大したときには、当該増大した制動トルクによりキャリパにロータ回転方向の微少偏位が発生する。すると今度は、キャリパの微少偏位に伴い、ロータ回出側におけるガイドピンとスライドスリーブとの摺動隙間が無くなる。このためアウタパッドに発生した制動トルクを、ロータ回入側のガイドピンからだけでなく、ロータ回出側のガイドピンでも受け、サポートへと伝達させ、キャリパの変形量を最小限にし両パッドの偏摩耗を抑える。
【0010】
さらに前述の状態から制動トルクが増大したときには、当該増大した制動トルクによりキャリパにロータ回転方向の微少偏位が発生する。そしてキャリパの微少偏位に伴い、アウタパッドも微少偏位し、当該アウタパッドのロータ回出側は、ロータ回出側のスライドスリーブに接触する。これにより制動後期の状態では、ロータ回入側およびロータ回出側のガイドピンだけでなく、アウタパッドのロータ回出側でも制動トルクを受け、制動トルクをサポートへと伝達させているのである。このようにアウタパッドに発生する制動トルクの大きさに応じて、制動トルクを受ける部分が増加するので、キャリパの変形を少なくすることができ、両パッドの偏摩耗を抑える。
【0011】
また制動後期の状態において、アウタパッドをロータ回出側のスライドスリーブに接触させるのではなく、キャリパのアウタ側外縁をロータ回出側のスライドスリーブに接触させるようにしても同様の効果を得ることができるのである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係るディスクブレーキの具体的実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0013】
図1〜図3は、本発明の第1の実施の形態に係るディスクブレーキの平面図、正面図および断面図である。これらの図に示すように、第1の実施の形態のディスクブレーキでは、車体に取り付けられ制動トルク受けとなるサポート14に左右一対の平行なガイドピン16、18を備え付ける。そして当該ガイドピン16、18を介してロータ10を跨ぐキャリパ12をロータ軸方向に沿って移動可能としている。そしてキャリパ12のインナ側には液圧シリンダ20が装備され、これによりインナパッド22をロータ10に押しつけ可能にしている。またインナパッド22からの押しつけ反力によるキャリパ12の移動で、アウタ側のキャリパ爪24にてアウタパッド26をロータ10に押しつけるようにしている。
【0014】
前記サポート14は、ロータ10のインナ面に対面配置されており、さらにロータ10の外縁より外方に前記ガイドピン16、18の取り付け位置が設定されている。そして当該取り付け位置には、これらガイドピン16、18を貫通させているガイド孔を構成するスライドスリーブ34、36が設けられており、ガイドピン16、18をロータ軸と平行になるよう案内しているのである。またサポート14にはインナパッド22が装着されるようになっており、インナパッド22をロータ軸方向へ移動可能とし、さらに制動に伴う回転トルクを支持可能にしている。これはインナパッド22の両縁側に突起を形成するとともに、サポート14の対応部にロータ軸に沿ったアンカ用凹溝を形成し、両者の噛み合わせによって制動アンカ部を構成することで達成されている。そしてキャリパ12の液圧シリンダ20を作動させることで、インナパッド22がアンカ用凹溝でガイドされつつ移動してロータ10に押しつけられ、インナパッド22がロータ10に追随して回転しようとする際、アンカ用凹溝がアンカ機能をなして制動トルクを受けるものとなっている。
【0015】
一方、インナパッド22による押しつけ反力によって、キャリパ12はガイドピン16、18によりガイドされてロータ軸方向に沿ってインナ側に移動し、アウタパッド26をキャリパ爪24によってロータ10に押しつける。ここでアウタパッド26の一部である裏金29には係合突起30が形成されており、キャリパ爪24にはこの係合突起30が挿入される係合孔31が設けられている。ここでキャリパ爪24は二股に形成されており、それぞれで係合突起30と係合する構造となっている。したがってアウタパッド26がロータ10に押しつけられ制動トルクが発生した場合、制動トルクは裏金29に形成した係合突起30を介してキャリパ12に伝達され、次いで制動トルク受けとなるガイドピン16、スライドスリーブ34を経由して、サポート14にて支持されるようになっている。また裏金29は、ロータ回入側およびロータ回出側の外縁に突出外縁部32A、32Bが設けられており、当該突出外縁部32A、32Bは、ロータ回入側およびロータ回出側のスライドスリーブ34、36と僅かな隙間を形成するように設定されているのである。
【0016】
ここでこの実施の形態では、キャリパ12はガイドピン16、18によって移動ガイドされているが、これは図1に示しているように、キャリパ12のインナ側には左右(ロータ面に沿った方向)に沿設されるキャリパアーム33を有し、これにガイドピン16、18が直立するようにして締め付け固定するものとしている。そして左右両端のガイドピン16、18の頭部をキャリパアーム33に固定してサポート14に貫通させるのである。ここでロータ回入側となるガイドピン16は、ロータ10を跨いでアウタ側に延長されており、アウタパッド26からの制動トルクによってキャリパ12の変形を防止しているのである。
【0017】
一方、これらガイドピン16、18を貫通させているサポート14側のスライドスリーブ34、36は、裏金29の側方まで延長されているとともに厚肉に形成されており、所定の隙間にて嵌合し、摺動ガイドをなしている。このときロータ回出側のガイドピン18とスライドスリーブ36との嵌合隙間を、ロータ回入側のガイドピン16とスライドスリーブ34との嵌合隙間よりも大きくなるように設定する。すなわちロータ回入側のガイドピン16とスライドスリーブ34との嵌合隙間をAとし、ロータ回出側のガイドピン18とスライドスリーブ36との嵌合隙間をBとし、また前述した突出外縁部32Aとスライドスリーブ36との隙間をCとすると、
【数5】
A<B<C
の関係となるよう構成するのである。このように嵌合隙間を設定することで、ガイドピン16側を主な制動トルク受け側とすることができるのである。
【0018】
このように構成された実施の形態では、制動をかけ始めると、インナパッド22がロータ10に押しつけられると同時に、キャリパ12がインナパッド22からの押しつけ反力によってアウタパッド26をロータ10に押しつける。そしてインナパッド22に発生する制動トルクは、サポート14によって直接支持される。またアウタパッド26に発生する制動トルクについては、当該制動トルクが小さなうちは、ロータ回入側のガイドピン16で受け、サポート14に伝達するのである。すなわち制動トルクがガイドピン16にかかると、スライドスリーブ34との摺動隙間が無くなり、制動トルクは、ガイドピン16とスライドスリーブ34を介してサポート14に伝達されるのである。
【0019】
そして前述の状態よりアウタパッド26からの制動トルクが増大すると、キャリパ12には、アウタパッド26がロータ10の回転によって引きずられることによる微少な変形が発生し、これに伴いガイドピン18とスライドスリーブ36との摺動隙間が無くなり、両者は接触するのである。このためアウタパッド26に発生した制動トルクを、ロータ回入側からだけでなく、ロータ回出側のガイドピン18からもサポート14に伝達させることができ、その結果、キャリパ2の変形量を最小限とし、両パッドの偏摩耗の発生を抑えられる。
【0020】
そして前述の状態よりアウタパッド26からの制動トルクが増大すると、キャリパ12には、アウタパッド26がロータ10の回転によって引きずられ、さらに微少な変形が発生し、これに伴い突出外縁部32Aもスライドスリーブ36側に偏位し、両者は接触するのである。このときスライドスリーブ36は厚肉に形成されていることから、変形することなく突出外縁部32Aを受けるのである。この突出外縁部32Aとスライドスリーブ36との接触で、キャリパ12の変形が進行することを抑えられるので、インナパッド22およびアウタパッド26とがロータ10に斜めに当接することを防止でき、両パッドの偏摩耗発生を抑えられるのである。
【0021】
また上述した説明は、ロータ10の正回転時の場合であったが、ロータ10が逆回転する場合、アウタパッド26からの制動トルクが小さいときには、制動トルクは、ロータ10逆転時は回出側となるガイドピン16側で受け、スライドスリーブ34を介して、サポート14に伝達するのである。そしてアウタパッド26からの制動トルクが増大すると、キャリパ12は微少偏位し、これに伴い回入側となるガイドピン18とスライドスリーブ36との摺動隙間が無くなり両者は接触するのである。このためアウタパッド26に発生した制動トルクを、ロータ回出側からだけでなく、ロータ回入側となるガイドピン18からもサポート14に伝達させることができ、その結果、キャリパ2の変形量を最小限とし、両パッドの偏摩耗の発生を抑えられる。
【0022】
そしてアウタパッド26からの制動トルクが増大すると、キャリパ12はさらに微少偏位する。このキャリパ12の僅かな偏位により、突出外縁部32Bとスライドスリーブ34との隙間が無くなり、両者は接触するのである。このときスライドスリーブ34は厚肉に形成されていることから、変形することなく突出外縁部32Bを受けるのである。この突出外縁部32Bとスライドスリーブ34との接触で、キャリパ12の変形が進行することを抑えられるので、インナパッド22およびアウタパッド26とがロータ10に斜めに当接することを防止でき、両パッドの偏摩耗発生を抑えられるのである。なおロータ10が逆回転するときに、アウタパッド26にかかる制動トルクが小さく、ガイドピン16側とガイドピン18側とを経由するだけで十分であるならば、突出外縁部32Bを設けない構成としてもよい。
【0023】
図4および図5は本発明に係る第2の実施の形態を示している。これは第1の実施の形態で示したアウタパッド26の突出外縁部32A、32Bの部分を、キャリパ12のアウタ側外縁となる突出外縁部38A、38Bに置き換えて、スライドスリーブ34、36に近接させた例である。またその他構成については第1の実施の形態と同一である。
【0024】
制動時においては、アウタパッド26はロータ10とキャリパ爪24とに挟まれていることから、アウタパッド26とキャリパ12とは一体であるとみなすことが出来る。このためアウタパッドからの制動トルクが大きくなった際、ロータ回出側のスライドスリーブ36と外縁突出部38Aとを接触させれば、キャリパ12に発生する変形の増大を防止するできる。そして両パッド22、26がロータ10に対し限度以上に斜めに接触することを防ぎ、両パッド22、26の偏摩耗を防止することができるのである。
【0025】
また第1または第2の実施の形態においては、アウタパッド26からの制動トルクが大きいときは、ガイドピン16側とガイドピン18側とに加え、ロータ回出側のスライドスリーブ36に裏金29もしくはキャリパ12を接触させ、制動トルクをサポート14に伝達してきたが、逆にロータ回出側のスライドスリーブ36の径を大きくし、前述の裏金29もしくはキャリパ12に接触させて制動トルクをサポート14に伝達させてもよい。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、アウタパッドからの制動トルクが増大したときには、ロータ回入側のガイドピン側だけではなく、ロータ回出側のガイドピン側、次いでロータ回出側のスライドスリーブにアウタパッドを接触させ、制動トルクを受けるようにした。このような構造にすることによりキャリパの変形を少なくすることができ、パッドの偏摩耗を抑えることが可能となる。
【0027】
またアウタパッドをロータ回出側のスライドスリーブに接触させるのではなく、キャリパのアウタ側外縁をロータ回出側のスライドスリーブに接触させても、上述した内容と同様の効果を得ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るディスクブレーキの平面図である。
【図2】同実施例の正面図である。
【図3】同実施例の断面図である。
【図4】本発明の第2実施例に係るディスクブレーキの平面図である。
【図5】同実施例の正面図である。
【図6】従来のディスクブレーキの平面図および正面図である。
【符号の説明】
1 ロータ
2 キャリパ
3 サポート
4 ガイドピン
5 ガイドピン
6 インナパッド
7 キャリパ爪
8 アウタパッド
9 凹凸嵌合部
10 ロータ
12 キャリパ
14 サポート
16 ガイドピン
18 ガイドピン
20 液圧シリンダ
22 インナパッド
24 キャリパ爪
26 アウタパッド
29 裏金
30 係合突起
31 係合孔
32A 突出外縁部
32B 突出外縁部
33 キャリパアーム
34 スライドスリーブ
36 スライドスリーブ
38A 突出外縁部
38B 突出外縁部

Claims (2)

  1. 車体に取り付けられたサポートに対しガイドピンとこれに嵌合うガイド孔を介してロータ軸方向に摺動可能なキャリパを有し、キャリパに装備された液圧手段および液圧手段の作動反力によるキャリパの移動により、インナパッドおよびアウタパッドをロータに挟着可能とし、前記インナパッドによる制動トルクをサポートによって支持するとともに、アウタパッドによる制動トルクをキャリパおよびガイドピンを介してサポートに伝達する構造としたディスクブレーキにおいて、
    前記ガイド孔をスライドスリーブで構成し、
    前記ロータのインナ側に配設する前記サポートに、前記ロータ軸方向に沿うとともに、前記アウタパッドの側方まで延ばした前記スライドスリーブを設け、
    ロータ回入側ガイドピンとスライドスリーブとの隙間をAとし、ロータ回出側ガイドピンとスライドスリーブとの隙間をBとし、ロータ回出側における前記アウタパッドとスライドスリーブとの隙間をCとすると、
    Figure 0003831013
    の関係としたことを特徴とするディスクブレーキ。
  2. 車体に取り付けられたサポートに対しガイドピンとこれに嵌合うガイド孔を介してロータ軸方向に摺動可能なキャリパを有し、キャリパに装備された液圧手段および液圧手段の作動反力によるキャリパの移動により、インナパッドおよびアウタパッドをロータに挟着可能とし、前記インナパッドによる制動トルクをサポートによって支持するとともに、アウタパッドによる制動トルクをキャリパおよびガイドピンを介してサポートに伝達する構造としたディスクブレーキにおいて、
    前記ガイド孔をスライドスリーブで構成し、
    前記ロータのインナ側に配設する前記サポートに、前記ロータ軸方向に沿うとともに、前記キャリパのアウタ側外縁まで延ばした前記スライドスリーブを設け、
    ロータ回入側ガイドピンとスライドスリーブとの隙間をAとし、ロータ回出側ガイドピンとスライドスリーブとの隙間をBとし、ロータ回出側における前記キャリパのアウタ側外縁とスライドスリーブとの隙間をDとすると、
    Figure 0003831013
    の関係としたことを特徴とするディスクブレーキ。
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