JP3230031B2 - ピンスライド型車両用ディスクブレーキの分割型キャリパボディ - Google Patents
ピンスライド型車両用ディスクブレーキの分割型キャリパボディInfo
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- JP3230031B2 JP3230031B2 JP16112994A JP16112994A JP3230031B2 JP 3230031 B2 JP3230031 B2 JP 3230031B2 JP 16112994 A JP16112994 A JP 16112994A JP 16112994 A JP16112994 A JP 16112994A JP 3230031 B2 JP3230031 B2 JP 3230031B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、四輪自動車や自動二・
三輪車等の走行車両に用いられるピンスライド型ディス
クブレーキの分割型キャリパボディに関する。
三輪車等の走行車両に用いられるピンスライド型ディス
クブレーキの分割型キャリパボディに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からの一般的なピンスライド型の車
両用ディスクブレーキとして、例えば実開平5−815
43号公報に開示されるものがある。このディスクブレ
ーキに用いられるキャリパボディは、作用部側ピースと
反作用部側ピースとを複数の連結ボルトにて一体に連結
した分割型で、作用部側ピースには、ディスクロータの
両側に対向配置された摩擦パッドの一方をディスクロー
タの一側面へ押圧するピストンを備え、反作用部側ピー
スには、前記摩擦パッドの他方をディスクロータの他側
面へ押圧する反力爪を備えており、キャリパボディは、
作用部側ピースを、車体に固設されたキャリパブラケッ
トに一対の摺動ピンを介してディスク軸方向へ移動可能
に支持されている。
両用ディスクブレーキとして、例えば実開平5−815
43号公報に開示されるものがある。このディスクブレ
ーキに用いられるキャリパボディは、作用部側ピースと
反作用部側ピースとを複数の連結ボルトにて一体に連結
した分割型で、作用部側ピースには、ディスクロータの
両側に対向配置された摩擦パッドの一方をディスクロー
タの一側面へ押圧するピストンを備え、反作用部側ピー
スには、前記摩擦パッドの他方をディスクロータの他側
面へ押圧する反力爪を備えており、キャリパボディは、
作用部側ピースを、車体に固設されたキャリパブラケッ
トに一対の摺動ピンを介してディスク軸方向へ移動可能
に支持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構成にあっ
ては、ディスクロータと摩擦パッドとの摺接で発生した
制動トルクが、摩擦パッドからピストンや反力爪に制動
反力として伝達され、作用部側ピースと反作用部側ピー
スとを反ディスク方向へ押し戻すように作用する。特
に、反作用部側ピースでは、キャリパブラケットによる
支持点から遠く離れ、また作用部側ピースよりも肉厚が
薄くて剛性力に劣ることから、反力爪が反ディスク方向
へ撓み易く、ディスクブレーキに設定された所定の制動
力を充分に発揮できないことがある。
ては、ディスクロータと摩擦パッドとの摺接で発生した
制動トルクが、摩擦パッドからピストンや反力爪に制動
反力として伝達され、作用部側ピースと反作用部側ピー
スとを反ディスク方向へ押し戻すように作用する。特
に、反作用部側ピースでは、キャリパブラケットによる
支持点から遠く離れ、また作用部側ピースよりも肉厚が
薄くて剛性力に劣ることから、反力爪が反ディスク方向
へ撓み易く、ディスクブレーキに設定された所定の制動
力を充分に発揮できないことがある。
【0004】本考案は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、制動反力による反
力爪の撓み変形を抑えて、制動力の損失を極力防止する
ことのできるピンスライド型車両用ディスクブレーキの
分割型キャリパボディを提供することにある。
たもので、その目的とするところは、制動反力による反
力爪の撓み変形を抑えて、制動力の損失を極力防止する
ことのできるピンスライド型車両用ディスクブレーキの
分割型キャリパボディを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、第1発明では、ディスクロータの両側に対向配置さ
れた摩擦パッドの一方を、ディスクロータの一側面へ押
圧するピストンを備えた作用部側ピースと、前記摩擦パ
ッドの他方をディスクロータの他側面へ押圧する反力爪
を備えた反作用部側ピースとを、連結ボルトやカシメ等
の固着手段にて一体に連結し、車体に固設されたキャリ
パブラケットに一対の摺動ピンを介してディスク軸方向
へ移動可能に支持されるピンスライド型車両用ディスク
ブレーキの分割型キャリパボディにおいて、前記作用部
側ピースのディスク回入側と回出側とにストッパを形成
し、前記反力爪に一対の剛性メンバーを突出形成して、
該剛性メンバーをそれぞれ前記ストッパのディスク半径
方向外側に当接せしめるとともに、前記剛性メンバー
を、前記固着手段よりもディスク半径方向内側に配設す
る。
め、第1発明では、ディスクロータの両側に対向配置さ
れた摩擦パッドの一方を、ディスクロータの一側面へ押
圧するピストンを備えた作用部側ピースと、前記摩擦パ
ッドの他方をディスクロータの他側面へ押圧する反力爪
を備えた反作用部側ピースとを、連結ボルトやカシメ等
の固着手段にて一体に連結し、車体に固設されたキャリ
パブラケットに一対の摺動ピンを介してディスク軸方向
へ移動可能に支持されるピンスライド型車両用ディスク
ブレーキの分割型キャリパボディにおいて、前記作用部
側ピースのディスク回入側と回出側とにストッパを形成
し、前記反力爪に一対の剛性メンバーを突出形成して、
該剛性メンバーをそれぞれ前記ストッパのディスク半径
方向外側に当接せしめるとともに、前記剛性メンバー
を、前記固着手段よりもディスク半径方向内側に配設す
る。
【0006】第2発明では、ディスクロータの両側に対
向配置された摩擦パッドの一方を、ディスクロータの一
側面へ押圧するピストンを備えた作用部側ピースと、前
記摩擦パッドの他方をディスクロータの他側面へ押圧す
る反力爪を備えた反作用部側ピースとを、連結ボルトや
カシメ等の固着手段にて一体に連結し、車体に固設され
たキャリパブラケットに一対の摺動ピンを介してディス
ク軸方向へ移動可能に支持されるピンスライド型車両用
ディスクブレーキの分割型キャリパボディにおいて、前
記作用部側ピースのディスク回入側と回出側とに、反力
爪側へ開口する嵌合孔を形成し、前記反力爪に一対の剛
性メンバーを突出形成して、該剛性メンバーをそれぞれ
前記嵌合孔に嵌合する。
向配置された摩擦パッドの一方を、ディスクロータの一
側面へ押圧するピストンを備えた作用部側ピースと、前
記摩擦パッドの他方をディスクロータの他側面へ押圧す
る反力爪を備えた反作用部側ピースとを、連結ボルトや
カシメ等の固着手段にて一体に連結し、車体に固設され
たキャリパブラケットに一対の摺動ピンを介してディス
ク軸方向へ移動可能に支持されるピンスライド型車両用
ディスクブレーキの分割型キャリパボディにおいて、前
記作用部側ピースのディスク回入側と回出側とに、反力
爪側へ開口する嵌合孔を形成し、前記反力爪に一対の剛
性メンバーを突出形成して、該剛性メンバーをそれぞれ
前記嵌合孔に嵌合する。
【0007】第3発明では、前記剛性メンバーを、前記
固着手段よりもディスク半径方向内側に配設し、また第
4発明として、前記剛性メンバーを、前記摩擦パッドの
裏板側部を支承するトルク受け部となしている。
固着手段よりもディスク半径方向内側に配設し、また第
4発明として、前記剛性メンバーを、前記摩擦パッドの
裏板側部を支承するトルク受け部となしている。
【0008】
【作用】第1及び第2発明によれば、反力爪と一体の剛
性メンバーが作用部側ピースのストッパや嵌合孔と当接
または嵌合することによって、反力爪の剛性力が高めら
れる。摩擦パッドからの制動反力は、反作用部側ピース
の反力爪に反ディスク側へ押動すると同時に、反力爪と
一体の剛性メンバーにディスク半径方向へ回動させよう
とするモーメントとして作用するが、剛性メンバーと当
接または嵌合する作用部側ピースのストッパや嵌合孔が
剛性メンバーの回動を阻止して、反力爪の撓み変形を抑
制する。
性メンバーが作用部側ピースのストッパや嵌合孔と当接
または嵌合することによって、反力爪の剛性力が高めら
れる。摩擦パッドからの制動反力は、反作用部側ピース
の反力爪に反ディスク側へ押動すると同時に、反力爪と
一体の剛性メンバーにディスク半径方向へ回動させよう
とするモーメントとして作用するが、剛性メンバーと当
接または嵌合する作用部側ピースのストッパや嵌合孔が
剛性メンバーの回動を阻止して、反力爪の撓み変形を抑
制する。
【0009】剛性メンバーによる反力爪の変形抑制力
は、剛性メンバーを連結ボルトやカシメ,溶接等の固着
手段よりもディスク半径方向内側に配設することによっ
て高められる。また、剛性メンバーをトルク受け部に兼
用することによって、キャリパボディの本体に専用のト
ルク受け部を形成する必要がなくなる。
は、剛性メンバーを連結ボルトやカシメ,溶接等の固着
手段よりもディスク半径方向内側に配設することによっ
て高められる。また、剛性メンバーをトルク受け部に兼
用することによって、キャリパボディの本体に専用のト
ルク受け部を形成する必要がなくなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0011】図1乃至図5は第1実施例を示すもので、
ディスクブレーキ1は、図示しない車輪と矢印A方向へ
一体に回転するディスクロータ2と、該ロータ2の一側
部で車体に固着されるキャリパブラケット3と、該ブラ
ケット3に一対の摺動ピン4,4を介してディスク軸方
向へ移動可能に支持されるキャリパボディ5と、前記デ
ィスクロータ2の両側に対向配置される一対の摩擦パッ
ド6,6とからなっている。
ディスクブレーキ1は、図示しない車輪と矢印A方向へ
一体に回転するディスクロータ2と、該ロータ2の一側
部で車体に固着されるキャリパブラケット3と、該ブラ
ケット3に一対の摺動ピン4,4を介してディスク軸方
向へ移動可能に支持されるキャリパボディ5と、前記デ
ィスクロータ2の両側に対向配置される一対の摩擦パッ
ド6,6とからなっている。
【0012】キャリパボディ5は、ディスクロータ2の
外周を跨ぐブリッジ部5eの反作用部側端で、作用部側
ピース5aと反作用部側ピース5bとに二分割され、両
ピース5a,5bを複数のカシメ7にて一体に連結した
分割型で、作用部側ピース5aには、作用部5cとブリ
ッジ部5eの全体が一体形成され、また反作用部側ピー
ス5bには、反力爪5dと一対の剛性メンバー5f,5
fとが一体形成されている。
外周を跨ぐブリッジ部5eの反作用部側端で、作用部側
ピース5aと反作用部側ピース5bとに二分割され、両
ピース5a,5bを複数のカシメ7にて一体に連結した
分割型で、作用部側ピース5aには、作用部5cとブリ
ッジ部5eの全体が一体形成され、また反作用部側ピー
ス5bには、反力爪5dと一対の剛性メンバー5f,5
fとが一体形成されている。
【0013】作用部5cの中央には、シリンダ孔8とイ
ンレットポート9とが連設されており、ディスクロータ
側へ開口するシリンダ孔8には、コップ状のピストン1
0が液密且つ移動可能に内挿され、インレットポート9
からシリンダ孔8の底部へ昇圧した作動液を導入して、
ピストン10をディスクロータ2方向へ前進するように
なっている。作用部5cのディスク回出側とディスク半
径方向内側には、車体取付け腕5g,5hが突設されて
おり、両車体取付け腕5g,5hは、上述の摺動ピン
4,4を用いてキャリパブラケット3に支持され、制動
及び制動解除時のキャリパボディ5をディスク軸方向へ
案内する。
ンレットポート9とが連設されており、ディスクロータ
側へ開口するシリンダ孔8には、コップ状のピストン1
0が液密且つ移動可能に内挿され、インレットポート9
からシリンダ孔8の底部へ昇圧した作動液を導入して、
ピストン10をディスクロータ2方向へ前進するように
なっている。作用部5cのディスク回出側とディスク半
径方向内側には、車体取付け腕5g,5hが突設されて
おり、両車体取付け腕5g,5hは、上述の摺動ピン
4,4を用いてキャリパブラケット3に支持され、制動
及び制動解除時のキャリパボディ5をディスク軸方向へ
案内する。
【0014】作用部5cのディスク回入側と回出側に
は、剛性メンバー5f,5fの先端を支承するストッパ
5i,5jが突設されている。ストッパ5i,5jのデ
ィスク半径方向外側は、ディスク軸と平行で且つ同一高
さの座面5k,5kとなっており、各座面5kの一部
は、作用部側ピース5aのディスク回入側と回出側にブ
リッジ部5eと作用部5cとに亙って延びる隆条部5m
の反ディスクロータ側へ連続している。
は、剛性メンバー5f,5fの先端を支承するストッパ
5i,5jが突設されている。ストッパ5i,5jのデ
ィスク半径方向外側は、ディスク軸と平行で且つ同一高
さの座面5k,5kとなっており、各座面5kの一部
は、作用部側ピース5aのディスク回入側と回出側にブ
リッジ部5eと作用部5cとに亙って延びる隆条部5m
の反ディスクロータ側へ連続している。
【0015】反作用部側ピース5bの反力爪5dは、一
枚板によって構成され、剛性メンバー5f,5fは、反
力爪5dの両側部から一側方へ平行に突出配置されてい
る。反力爪5dの上部左右には、ハンガーピン13の差
し込み孔5n,5nが穿設され、また剛性メンバー5
f,5fの先端5o,5oは、内向きに対向して折れ曲
がるL字状に形成されている。作用部側ピース5aと反
作用部側ピース5bは、反力爪5dとブリッジ部5eの
分割面を密着させ、ディスクロータ2の外側を跨ぎなが
ら、作用部側ピース5aのディスク回入側と回出側とを
剛性メンバー5f,5fで挟み、該メンバー5f,5f
の先端5o,5oを、ストッパ5i,5jの座面5k,
5kに当接させて、隆条部5m,5mの反ディスクロー
タ側をそれぞれ先端5oにて包持する。そして、反力爪
5dとブリッジ部5eの分割面外面に複数のカシメ7を
施工し、各剛性メンバー5fのディスク半径方向外側面
と作用部側ピース5aのディスク回入側面または回出側
面との接合部に、同じく複数のカシメ7を施工して一体
に連結される。
枚板によって構成され、剛性メンバー5f,5fは、反
力爪5dの両側部から一側方へ平行に突出配置されてい
る。反力爪5dの上部左右には、ハンガーピン13の差
し込み孔5n,5nが穿設され、また剛性メンバー5
f,5fの先端5o,5oは、内向きに対向して折れ曲
がるL字状に形成されている。作用部側ピース5aと反
作用部側ピース5bは、反力爪5dとブリッジ部5eの
分割面を密着させ、ディスクロータ2の外側を跨ぎなが
ら、作用部側ピース5aのディスク回入側と回出側とを
剛性メンバー5f,5fで挟み、該メンバー5f,5f
の先端5o,5oを、ストッパ5i,5jの座面5k,
5kに当接させて、隆条部5m,5mの反ディスクロー
タ側をそれぞれ先端5oにて包持する。そして、反力爪
5dとブリッジ部5eの分割面外面に複数のカシメ7を
施工し、各剛性メンバー5fのディスク半径方向外側面
と作用部側ピース5aのディスク回入側面または回出側
面との接合部に、同じく複数のカシメ7を施工して一体
に連結される。
【0016】反力爪5dと一体の剛性メンバー5f,5
fは、作用部側ピース5aのディスク回入側面と回出側
面で、ディスクロータ2の外側を跨いで配設され、複数
のカシメ7よりもディスク半径方向内側に位置して、制
動反力に対する反力爪5dの剛性力を高めている。
fは、作用部側ピース5aのディスク回入側面と回出側
面で、ディスクロータ2の外側を跨いで配設され、複数
のカシメ7よりもディスク半径方向内側に位置して、制
動反力に対する反力爪5dの剛性力を高めている。
【0017】前記摩擦パッド6は、ディスクロータ2の
側面に摺接するライニング11と、2本のハンガーピン
13,13に保持される裏板12とから成っている。裏
板12には、上部左右に横長のピン孔12a,12aが
穿設され、上部両側縁に耳片12b,12bが突設され
ている。摩擦パッド6,6は、裏板12のピン孔12
a,12aにそれぞれハンガーピン13を挿通して、デ
ィスク軸方向へ移動可能に吊持され、裏板12とブリッ
ジ部5eとの間に縮設されたパッドスプリング14にて
ディスク半径方向内側へ付勢される。
側面に摺接するライニング11と、2本のハンガーピン
13,13に保持される裏板12とから成っている。裏
板12には、上部左右に横長のピン孔12a,12aが
穿設され、上部両側縁に耳片12b,12bが突設され
ている。摩擦パッド6,6は、裏板12のピン孔12
a,12aにそれぞれハンガーピン13を挿通して、デ
ィスク軸方向へ移動可能に吊持され、裏板12とブリッ
ジ部5eとの間に縮設されたパッドスプリング14にて
ディスク半径方向内側へ付勢される。
【0018】裏板12の耳片12b,12bは、摩擦パ
ッド6を上述のように取付けすることによって、剛性メ
ンバー5f,5fの内側に近接して配設され、制動時に
は、ディスク回出側の耳片12bが剛性メンバー5fに
当接して、ディスクロータ2との摺接で発生した制動ト
ルクが、摩擦パッド6から剛性メンバー5fへ伝達され
て行く。
ッド6を上述のように取付けすることによって、剛性メ
ンバー5f,5fの内側に近接して配設され、制動時に
は、ディスク回出側の耳片12bが剛性メンバー5fに
当接して、ディスクロータ2との摺接で発生した制動ト
ルクが、摩擦パッド6から剛性メンバー5fへ伝達され
て行く。
【0019】本実施例は、以上のように構成されてお
り、運転者の制動操作によってシリンダ孔8の底部へ導
入された作動液は、ピストン10を前述のようにディス
クロータ2方向へ前進させ、更にピストン10が作用部
側の摩擦パッド6を押動して、該パッド6のライニング
11をディスクロータ2の一側面へ押圧する。次にこの
反作用によって、キャリパボディ5が摺動ピン4,4に
案内されながら作用部側ピース5a方向へ移動して、反
力爪5dが反作用部側の摩擦パッド6を押動して、該パ
ッド6のライニング11をディスクロータ2の他側面へ
押圧する。
り、運転者の制動操作によってシリンダ孔8の底部へ導
入された作動液は、ピストン10を前述のようにディス
クロータ2方向へ前進させ、更にピストン10が作用部
側の摩擦パッド6を押動して、該パッド6のライニング
11をディスクロータ2の一側面へ押圧する。次にこの
反作用によって、キャリパボディ5が摺動ピン4,4に
案内されながら作用部側ピース5a方向へ移動して、反
力爪5dが反作用部側の摩擦パッド6を押動して、該パ
ッド6のライニング11をディスクロータ2の他側面へ
押圧する。
【0020】ディスクロータ2と摺接する制動時の摩擦
パッド6,6は、制動トルクによってディスク回出方向
へ引摺られ、ディスク回出側の耳片12bが剛性メンバ
ー5fに支承される。更に制動トルクは、摩擦パッド
6,6を通してピストン10や反力爪5dに制動反力と
して作用し、特にキャリパブラケット3による支持点か
ら遠く離れ、また作用部側ピース5aよりも肉厚が薄い
反力爪5dでは、制動反力が反力爪5dを反ディスク方
向へ撓ませようとし、同時に反力爪5dと一体の剛性メ
ンバー5f,5fにディスク半径方向内側へ回動させる
モーメントとして作用するが、剛性メンバー5f,5f
が反力爪5dの剛性力を高め、また剛性メンバー5f,
5fの先端5o,5oを、ディスク半径方向外側の座面
5k,5kで支承するストッパ5i,5jが、剛性メン
バー5f,5fの回動を阻止するので、反力爪5dの撓
み変形は極めて小さく抑制され、ディスクブレーキ1に
設定された所定の制動力を充分に発揮することができる
ようになる。
パッド6,6は、制動トルクによってディスク回出方向
へ引摺られ、ディスク回出側の耳片12bが剛性メンバ
ー5fに支承される。更に制動トルクは、摩擦パッド
6,6を通してピストン10や反力爪5dに制動反力と
して作用し、特にキャリパブラケット3による支持点か
ら遠く離れ、また作用部側ピース5aよりも肉厚が薄い
反力爪5dでは、制動反力が反力爪5dを反ディスク方
向へ撓ませようとし、同時に反力爪5dと一体の剛性メ
ンバー5f,5fにディスク半径方向内側へ回動させる
モーメントとして作用するが、剛性メンバー5f,5f
が反力爪5dの剛性力を高め、また剛性メンバー5f,
5fの先端5o,5oを、ディスク半径方向外側の座面
5k,5kで支承するストッパ5i,5jが、剛性メン
バー5f,5fの回動を阻止するので、反力爪5dの撓
み変形は極めて小さく抑制され、ディスクブレーキ1に
設定された所定の制動力を充分に発揮することができる
ようになる。
【0021】また本実施例では、剛性メンバー5f,5
fを、本発明の固着手段として用いた複数のカシメ7よ
りも、ディスク半径方向内側に配設したことにより、モ
ーメントに対する剛性メンバー5f,5fの抗力が高め
られるので、反力爪5dの撓み変形を一層効果的に抑制
することができる。更に、剛性メンバー5f,5fがト
ルク受け部を兼用するので、キャリパボディ5から専用
のトルク受け部を省略できて、成形型の構造を簡単にす
ることができ、しかも成型後のトルク受け部の仕上げ加
工が不要となる。
fを、本発明の固着手段として用いた複数のカシメ7よ
りも、ディスク半径方向内側に配設したことにより、モ
ーメントに対する剛性メンバー5f,5fの抗力が高め
られるので、反力爪5dの撓み変形を一層効果的に抑制
することができる。更に、剛性メンバー5f,5fがト
ルク受け部を兼用するので、キャリパボディ5から専用
のトルク受け部を省略できて、成形型の構造を簡単にす
ることができ、しかも成型後のトルク受け部の仕上げ加
工が不要となる。
【0022】更に本実施例は、剛性メンバー5f,5f
の先端5o,5oをL字状に曲げて、作用部側ピース5
aの隆条部5m,5mの反ディスクロータ側を包持する
ので、作用部側ピース5aと反作用部側ピース5bを引
き離そうとする外力に対して、高い抗力が得られる。
の先端5o,5oをL字状に曲げて、作用部側ピース5
aの隆条部5m,5mの反ディスクロータ側を包持する
ので、作用部側ピース5aと反作用部側ピース5bを引
き離そうとする外力に対して、高い抗力が得られる。
【0023】図6及び図7に示す第2実施例では、作用
部側ピース5aと反作用部側ピース5bとの固着手段に
溶接20を用いている。溶接20は、反力爪5dとブリ
ッジ部5eの分割面外面と、各剛性メンバー5fのディ
スク半径方向外側面と作用部側ピース5aのディスク回
入側面または回出側面との接合部に亙って連続的に施工
されており、この溶接20のディスク半径方向内側に剛
性メンバー5f,5fを位置させることによって、反力
爪5dの変形抑止効果を高めている。
部側ピース5aと反作用部側ピース5bとの固着手段に
溶接20を用いている。溶接20は、反力爪5dとブリ
ッジ部5eの分割面外面と、各剛性メンバー5fのディ
スク半径方向外側面と作用部側ピース5aのディスク回
入側面または回出側面との接合部に亙って連続的に施工
されており、この溶接20のディスク半径方向内側に剛
性メンバー5f,5fを位置させることによって、反力
爪5dの変形抑止効果を高めている。
【0024】図8乃至図10に示す第3実施例では、作
用部側ピース5aと反作用部側ピース5bとの固着手段
に、2本の連結ボルト30,30を用いている。また、
作用部5cのディスク回入側と回出側には、袋状の嵌合
孔5p,5pが反力爪側に開口して設けられ、反作用部
側ピース5bの剛性メンバー5f,5fは、反力爪5d
の両側からストレートに延びている。
用部側ピース5aと反作用部側ピース5bとの固着手段
に、2本の連結ボルト30,30を用いている。また、
作用部5cのディスク回入側と回出側には、袋状の嵌合
孔5p,5pが反力爪側に開口して設けられ、反作用部
側ピース5bの剛性メンバー5f,5fは、反力爪5d
の両側からストレートに延びている。
【0025】反作用部側ピース5bは、剛性メンバー5
f,5fの先端を嵌合孔5p,5pに嵌合して、反力爪
5dとブリッジ部5eの分割面を密着させ、反力爪5d
から差し込んだ2本の連結ボルト30,30を作用部5
cにねじ込んで、作用部側ピース5aと一体に連結さ
れ、トルク受け部を兼ねた剛性メンバー5f,5fが、
摩擦パッド6,6の耳片12b,12bの外側に近接配
置される。
f,5fの先端を嵌合孔5p,5pに嵌合して、反力爪
5dとブリッジ部5eの分割面を密着させ、反力爪5d
から差し込んだ2本の連結ボルト30,30を作用部5
cにねじ込んで、作用部側ピース5aと一体に連結さ
れ、トルク受け部を兼ねた剛性メンバー5f,5fが、
摩擦パッド6,6の耳片12b,12bの外側に近接配
置される。
【0026】本実施例は、剛性メンバー5fの先端全周
を嵌合孔5pで保持するので、摩擦パッド6,6からの
制動トルクにも変形することなくこれによく堪えて、制
動トルクを充分に受けることができ、設定された制動力
を充分に発揮することができる。また、この剛性メンバ
ー5fを、連結ボルト30,30よりもディスク半径方
向内側に位置させたから、反力爪5dの変形抑止効果も
高い。
を嵌合孔5pで保持するので、摩擦パッド6,6からの
制動トルクにも変形することなくこれによく堪えて、制
動トルクを充分に受けることができ、設定された制動力
を充分に発揮することができる。また、この剛性メンバ
ー5fを、連結ボルト30,30よりもディスク半径方
向内側に位置させたから、反力爪5dの変形抑止効果も
高い。
【0027】上述の各実施例で示した固着手段のうち、
第1実施例のカシメと第2実施例の溶接では、連結ボル
トの場合に較べて、キャリパボディから通し孔やねじ孔
の加工を省略できるので、コストダウンが図れ、更に第
1実施例のカシメでは、作用部側ピースと反作用部側ピ
ースの連結作業が溶接よりも一層簡便に行なえる効果が
ある。
第1実施例のカシメと第2実施例の溶接では、連結ボル
トの場合に較べて、キャリパボディから通し孔やねじ孔
の加工を省略できるので、コストダウンが図れ、更に第
1実施例のカシメでは、作用部側ピースと反作用部側ピ
ースの連結作業が溶接よりも一層簡便に行なえる効果が
ある。
【0028】また、第1〜第3実施例では、固着手段を
剛性メンバーにも施工したが、連結強度が得られれば、
作用部側ピースと反作用部側ピースの分割面だけを固着
してもよい。更に、キャリパボディのブリッジ部が作用
部と一体の場合には、ストッパや嵌合孔をブリッジ部に
設けてもよい。
剛性メンバーにも施工したが、連結強度が得られれば、
作用部側ピースと反作用部側ピースの分割面だけを固着
してもよい。更に、キャリパボディのブリッジ部が作用
部と一体の場合には、ストッパや嵌合孔をブリッジ部に
設けてもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明のキャリパボディは、作用部側ピ
ースのディスク回入側と回出側とにストッパや嵌合孔を
形成し、反作用部側ピースの反力爪に一対の剛性メンバ
ーを突出形成して、該剛性メンバーをストッパのディス
ク半径方向外側に当接するか、若しくは嵌合孔に嵌合す
るので、剛性メンバーが反力爪の剛性力を高め、且つス
トッパや嵌合孔、制動反力によるモーメントで剛性メン
バーが回動するのを阻止するので、反力爪の撓み変形を
極めて小さく抑制し、ディスクブレーキに設定された所
定の制動力を充分に発揮することができるようになる。
ースのディスク回入側と回出側とにストッパや嵌合孔を
形成し、反作用部側ピースの反力爪に一対の剛性メンバ
ーを突出形成して、該剛性メンバーをストッパのディス
ク半径方向外側に当接するか、若しくは嵌合孔に嵌合す
るので、剛性メンバーが反力爪の剛性力を高め、且つス
トッパや嵌合孔、制動反力によるモーメントで剛性メン
バーが回動するのを阻止するので、反力爪の撓み変形を
極めて小さく抑制し、ディスクブレーキに設定された所
定の制動力を充分に発揮することができるようになる。
【0030】また、この剛性メンバーを、カシメや溶
接,連結ボルト等の固着手段よりもディスク半径方向内
側に配設することにより、モーメントに対する剛性メン
バーの抗力が高められるので、反力爪の撓み変形を一層
効果的に抑制することができる。更に、剛性メンバー
を、摩擦パッドの裏板側部を支承するトルク受け部とす
ることによって、キャリパボディから専用のトルク受け
部を省略できるので、成形型が簡単な構造となり、しか
も成型後の後加工を不要にすることができる。
接,連結ボルト等の固着手段よりもディスク半径方向内
側に配設することにより、モーメントに対する剛性メン
バーの抗力が高められるので、反力爪の撓み変形を一層
効果的に抑制することができる。更に、剛性メンバー
を、摩擦パッドの裏板側部を支承するトルク受け部とす
ることによって、キャリパボディから専用のトルク受け
部を省略できるので、成形型が簡単な構造となり、しか
も成型後の後加工を不要にすることができる。
【図1】本発明の第1実施例を示すディスクブレーキの
平面図
平面図
【図2】本発明の第1実施例を示すディスクブレーキの
左側面図
左側面図
【図3】本発明の第1実施例を示すディスクブレーキの
正面図
正面図
【図4】図2のIV−IV断面図
【図5】本発明の第1実施例を示す反作用部側ピースの
斜視図
斜視図
【図6】本発明の第2実施例を示すディスクブレーキの
平面図
平面図
【図7】本発明の第2実施例を示すディスクブレーキの
左側面図
左側面図
【図8】本発明の第3実施例を示すディスクブレーキの
一部断面平面図
一部断面平面図
【図9】本発明の第3実施例を示すディスクブレーキの
左側面図
左側面図
【図10】図9のX−X断面図
1…ディスクブレーキ 2…ディスクロータ 3…キャリパブラケット 4…摺動ピン 5…キャリパボディ 6…摩擦パッド 5a…作用部側ピース 5b…反作用部側ピース 5c…作用部 5d…反力爪 5e…ブリッジ部 5f…剛性メンバー 5g,5h…車体取付け腕 5i,5j…ストッパ 5k…ストッパ5i,5jのディスク半径方向外側に形
成された座面 5m…隆条部 5n…ハンガーピン13の差し込み孔 5o…剛性メンバー5fの先端 5p…嵌合孔 7…本発明の固着手段となるカシメ 9…シリンダ孔 10…ピストン 11…摩擦パッド6のライニング 12…摩擦パッド6の裏板 12a…裏板12のピン孔 12b…裏板12の耳片 13…ハンガーピン 20…本発明の固着手段となる溶接 30…本発明の固着手段となる連結ボルト A…ディスクロータ2の回転方向
成された座面 5m…隆条部 5n…ハンガーピン13の差し込み孔 5o…剛性メンバー5fの先端 5p…嵌合孔 7…本発明の固着手段となるカシメ 9…シリンダ孔 10…ピストン 11…摩擦パッド6のライニング 12…摩擦パッド6の裏板 12a…裏板12のピン孔 12b…裏板12の耳片 13…ハンガーピン 20…本発明の固着手段となる溶接 30…本発明の固着手段となる連結ボルト A…ディスクロータ2の回転方向
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 49/00 - 71/04
Claims (4)
- 【請求項1】 ディスクロータの両側に対向配置された
摩擦パッドの一方を、ディスクロータの一側面へ押圧す
るピストンを備えた作用部側ピースと、前記摩擦パッド
の他方をディスクロータの他側面へ押圧する反力爪を備
えた反作用部側ピースとを、連結ボルトやカシメ等の固
着手段にて一体に連結し、車体に固設されたキャリパブ
ラケットに一対の摺動ピンを介してディスク軸方向へ移
動可能に支持されるピンスライド型車両用ディスクブレ
ーキの分割型キャリパボディにおいて、前記作用部側ピ
ースのディスク回入側と回出側とにストッパを形成し、
前記反力爪に一対の剛性メンバーを突出形成して、該剛
性メンバーをそれぞれ前記ストッパのディスク半径方向
外側に当接せしめるとともに、前記剛性メンバーを、前
記固着手段よりもディスク半径方向内側に配設したこと
を特徴とするピンスライド型車両用ディスクブレーキの
分割型キャリパボディ。 - 【請求項2】 ディスクロータの両側に対向配置された
摩擦パッドの一方を、ディスクロータの一側面へ押圧す
るピストンを備えた作用部側ピースと、前記摩擦パッド
の他方をディスクロータの他側面へ押圧する反力爪を備
えた反作用部側ピースとを、連結ボルトやカシメ等の固
着手段にて一体に連結し、車体に固設されたキャリパブ
ラケットに一対の摺動ピンを介してディスク軸方向へ移
動可能に支持されるピンスライド型車両用ディスクブレ
ーキの分割型キャリパボディにおいて、前記作用部側ピ
ースのディスク回入側と回出側とに、反力爪側へ開口す
る嵌合孔を形成し、前記反力爪に一対の剛性メンバーを
突出形成して、該剛性メンバーをそれぞれ前記嵌合孔に
嵌合せしめたことを特徴とするピンスライド型車両用デ
ィスクブレーキの分割型キャリパボディ。 - 【請求項3】 前記剛性メンバーを、前記固着手段より
もディスク半径方向内側に配設したことを特徴とする請
求項2記載のピンスライド型車両用ディスクブレーキの
分割型キャリパボディ。 - 【請求項4】 前記剛性メンバーを、前記摩擦パッドの
裏板側部を支承するトルク受け部となしたことを特徴と
する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のピン
スライド型車両用ディスクブレーキの分割型キャリパボ
ディ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16112994A JP3230031B2 (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | ピンスライド型車両用ディスクブレーキの分割型キャリパボディ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16112994A JP3230031B2 (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | ピンスライド型車両用ディスクブレーキの分割型キャリパボディ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0828611A JPH0828611A (ja) | 1996-02-02 |
JP3230031B2 true JP3230031B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=15729157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16112994A Expired - Fee Related JP3230031B2 (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | ピンスライド型車両用ディスクブレーキの分割型キャリパボディ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3230031B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102014006954A1 (de) * | 2014-05-12 | 2015-11-12 | Lucas Automotive Gmbh | Führungseinrichtung für eine Schwimmsattel-Scheibenbremse |
-
1994
- 1994-07-13 JP JP16112994A patent/JP3230031B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0828611A (ja) | 1996-02-02 |
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