JP3828462B2 - 磁気ランダムアクセスメモリ及びその駆動方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、トンネル磁気抵抗(TMR:Tunneling Magneto Resistive)効果を利用した不揮発メモリである磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM:Magnetic Random Access Memory)及びその駆動方法に関し、特にその書き込み、読み出しのシーケンスに関する。
【0002】
【従来の技術】
MRAMは、トンネル磁気抵抗効果を利用して、“1”及び“0”の2つの情報を記憶させることでメモリ動作をさせるデバイスである。MRAMは、不揮発性、高集積化、高耐久性、高速動作といった高いポテンシャルを有する。このため、MRAMは、従来のDRAMやEEPROMといった既存のデバイスを置き換える可能性をももっており、理想的なデバイスとして期待されている。
【0003】
MRAMでは、金属磁性体及び絶縁体からなる積層膜における、スピン偏極トンネル効果による磁気抵抗変化を利用したTMR素子を使用する。MRAMには、いくつかのメモリセルが提案されており、代表的には、1つのTMR素子にトランジスタを直列に入れてセルの選択性を持たせたもの(ISSCC 2000TA7.2, ISSCC 2000TA7.3)(図19参照)、クロスポイント型にしたもの(図20参照)等がある。
【0004】
TMR素子は、絶縁膜を2つの導電性の磁性体膜で挟んだ構成をなす。この絶縁膜をはさむ2つの磁性体のスピンの向きが互いに平行になるか、反平行になるかで2つの状態が作り出される。つまり、2つの磁性体膜の磁化方向が同じ場合、絶縁膜をトンネルして流れる電流の大きさは、2つの磁性体膜の磁化の方向が反対の場合に比べて大きい。更に言い換えれば、2つの磁性体膜の磁化の方向を反対にすることにより、2つの磁性体膜の磁化方向が同じ場合に比べて、2つの導電性磁性体膜間の抵抗値を大きくすることができる。故に、この抵抗値の違いが大きい程、信号を読み出す際には好ましいことになる。メモリセルからの情報の読み出しは、絶縁膜を通って2つの磁性体膜を流れる電流を検知する若しくは電流値を電圧に変換して検知することにより行われる。
【0005】
メモリセルへの情報の書き込みに関し、通常2つの磁性体膜のうちどちらか一方は、その磁化の方向が固定されており外部の磁界の影響を受けないようになっている。磁化の方向が固定された磁性体膜はピン層と呼ばれる。もう一方の磁性体膜は、印加される磁界によって磁化方向がピン層と同一方向になるかまたは反対方向になる。磁化の方向が変わる磁性体膜はフリー層と呼ばれる。
【0006】
フリー層の磁化方向の変更は、夫々のメモリセルを通過しているビット線及び書き込みワード線に流れる電流によって発生する磁界により行われる。このとき、ビット線、ワード線には、夫々磁化が変化するのに必要な電流量の半分の量の電流が流される。これにより、非選択メモリセルが誤って書き換えられないようになる(USP 6,081,445)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
MRAMメモリセルから情報を読み出すとき、数百mV程度の小さな電圧をメモリセルに印加して流れる電流を検知する。メモリセルに印加する電圧があまり大きいと、十分なMR(Magneto-resistance)比が得られないという制約があり、印加電圧は必要以上に上げることはできない。
【0008】
一方、メモリセルの情報を書き換えるとき、書き換えに必要な磁界を発生させるため、ビット線、書き込みワード線に、夫々数十mA若しくは数mA程度の比較的大きな電流を流す必要がある。そのため、この動作によりチップ内においてIRドロップ(電圧ドロップ)が発生し、チップ内の電源ライン及びグランドラインがある一定時間、揺らぎ(disturbance)を受けるものと考えられる。
【0009】
そのため、メモリセルに書き込みを行った後に読み出しを行う際、誤読み出しを避けるため、この電源ライン及びグランドラインの変動がある程度収まるまで待って動作を開始する必要がある。それ故、例えば、ライト/リード/ライト/リード/…といった、書き込みと読み出しを繰り返すようなシーケンスで動作を実行すると、リードの前に毎回待ち時間を挿入することになり、効率的とはいえない。
【0010】
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、メモリセルへの書き込みと読み出しとを含むシーケンスを最適化することにより、全体的に必要な動作時間を短縮することが可能な磁気ランダムアクセスメモリ及びその駆動方法を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の視点は、磁気ランダムアクセスメモリであって、
マトリクス状に配置されたアドレス毎に、磁気抵抗効果素子を記憶素子とするメモリセルが配設されたメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイの各行に接続されたワード線と、
前記メモリセルアレイの各列に接続されたビット線と、
前記ワード線を選択するための行デコーダと、
前記ビット線を選択するための列デコーダと、
を具備し、複数のメモリセルに記憶された記憶データに基づいた電気的特性値を検出し、また、前記複数のメモリセルに基準データを連続的に書き込むと共に、前記複数のメモリセルに書き込まれた前記基準データを連続的に読み出すことにより前記基準データに基づいた電気的特性値を検出し、前記記憶データに基づいた電気的特性値と前記基準データに基づいた電気的特性値とを比較することにより、前記記憶データの値を判断することを特徴とする。
【0012】
本発明の第2の視点は、磁気ランダムアクセスメモリであって、
マトリクス状に配置されたアドレス毎に、磁気抵抗効果素子を記憶素子とするメモリセルが配設されたメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイの各行に接続されたワード線と、
前記メモリセルアレイの各列に接続されたビット線と、
前記ワード線を選択するための行デコーダと、
前記ビット線を選択するための列デコーダと、
を具備し、データの書き込みは第1の任意の複数のメモリセルにデータを連続的に書き込むように設定されると共に、記憶データの読み出しは第2の任意の複数のメモリセルに記憶された記憶データを連続的に読み出すように設定されることを特徴とする。
【0013】
本発明の第3の視点は、
マトリクス状に配置されたアドレス毎に、磁気抵抗効果素子を記憶素子とするメモリセルが配設されたメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイの各行に接続されたワード線と、
前記メモリセルアレイの各列に接続されたビット線と、
前記ワード線を選択するための行デコーダと、
前記ビット線を選択するための列デコーダと、
を具備する磁気ランダムアクセスメモリの駆動方法であって、
複数のメモリセルに記憶された記憶データに基づいた電気的特性値を検出する工程と、
前記複数のメモリセルに基準データを連続的に書き込む工程と、
前記複数のメモリセルに書き込まれた前記基準データを連続的に読み出すことにより前記基準データに基づいた電気的特性値を検出する工程と、
前記記憶データに基づいた電気的特性値と前記基準データに基づいた電気的特性値とを比較することにより、前記記憶データの値を判断する工程と、
を具備することを特徴とする。
【0014】
本発明の第4の視点は、
マトリクス状に配置されたアドレス毎に、磁気抵抗効果素子を記憶素子とするメモリセルが配設されたメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイの各行に接続されたワード線と、
前記メモリセルアレイの各列に接続されたビット線と、
前記ワード線を選択するための行デコーダと、
前記ビット線を選択するための列デコーダと、
を具備する磁気ランダムアクセスメモリの駆動方法であって、
第1の任意の複数のメモリセルにデータを連続的に書き込むように設定されたデータの書き込みを実行する工程と、
第2の任意の複数のメモリセルに記憶された記憶データを連続的に読み出すように設定された記憶データの読み出しを実行する工程と、
を具備することを特徴とする。
【0015】
更に、本発明の実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が省略されることで発明が抽出された場合、その抽出された発明を実施する場合には省略部分が周知慣用技術で適宜補われるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照して以下に説明する。なお、以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
【0017】
図19及び図20は、下記の各実施の形態に共通して使用可能な、MRAMメモリセルの異なる代表的な構造例を示す図である。
【0018】
図19図示のMRAMメモリセルにおいては、1つのTMR素子1に対して選択用のn型トランジスタ2が直列に接続される。更に、図19図示のように、ワード線4及びビット線5に加えて、書き込みワード線3が配設される。
【0019】
一方、図20図示のMRAMメモリセルはクロスポイント型の構造を有する。この場合、ワード線7及びビット線8の各交点において、これ等に挟まれるように1つのTMR素子6が配設される。
【0020】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るMRAMを示すブロック図である。このMRAMは同期型のメモリチップ構成を有する。
【0021】
このMRAMは、マトリクス状に配置されたアドレス毎に、磁気抵抗効果素子を記憶素子とするメモリセル24が配設されたメモリセルアレイ21を有する。メモリセルアレイ21の各行にワード線22が接続され、メモリセルアレイ21の各列にビット線23が接続される。ワード線22を選択するため、行アドレスバッファ11、行デコーダ13、15、及び行ドライバ14、16が配設される。ビット線23を選択するため、列アドレスバッファ12、列デコーダ17、及び列ドライバ18が配設される。また、ビット線23には、後述するような態様で自己リファレンスにより記憶データの読み出しを行うためのセンス回路19が接続される。センス回路19は、A/Dコンバータ25、データバッファ26、“1”データバッファ27、“0”データバッファ28、及びコンパレータ29等を含む。
【0022】
行アドレスバッファ11及び列アドレスバッファ12は、アドレス信号及びデータ信号等を生成する制御部CS1に接続される。制御部CS1は、メモリセルアレイ21等と同一基板上に混載されるか、或いはメモリセルアレイ21等とは別の素子として形成される。制御部CS1からのアドレス信号は、一旦、行アドレスバッファ11及び列アドレスバッファ12に夫々ラッチされる。読み出し時は、ラッチされたアドレス信号に基づいて、行デコーダ13及び列デコーダ17で行及び列が夫々選択される。書き込み時は、対象メモリセル24のアドレスのビット線23に列ドライバ18から電流が流され、同時に対象メモリセル24のアドレスに相当するワード線22に、左右の行ドライバ14、16から、書き込む情報に応じた電流が印加される。
【0023】
本実施の形態に係るMRAMおいては、記憶データを読み出す手法として自己リファレンスによる読み出しが採用される。図2は、自己リファレンスにより記憶データの読み出しを行う際のフローを示す図である。
【0024】
先ず、読み出し対象のアドレスに位置する対象メモリセル24に記憶された記憶データに基づいた電気的特性値が検出され、データバッファ26に格納される(工程S1)。次に、同対象メモリセル24に“1”データが書き込まれる(工程S2)。次に、同対象メモリセル24に書き込まれた“1”データが読み出されることにより“1”データに基づいた電気的特性値が検出され、“1”データバッファ27に格納される(工程S3)。
【0025】
次に、同対象メモリセル24に“0”データが書き込まれる(工程S4)。次に、同対象メモリセル24に書き込まれた“0”データが読み出されることにより“0”データに基づいた電気的特性値が検出され、“0”データバッファ28に格納される(工程S5)。最後に、データバッファ26に格納された記憶データに基づいた電気的特性値と、“1”データバッファ27及び“0”データバッファ28に格納された“1”データ及び“0”データに夫々基づいた電気的特性値とが比較され、記憶データの値が判断される(工程S6)。
【0026】
具体的には、データに基づいた電気的特性値は、メモリセル24の磁気抵抗効果素子の抵抗値に基づく。データに基づいた抵抗値は、A/D変換され、そのディジタル値がデータバッファ26、27、28に格納される。
【0027】
なお、自己リファレンスにより記憶データの読み出しを行うためには、基準データとして使用される“1”データ及び“0”データのいずれか一方に基づいた電気的特性値があればよい。この基準データに基づいた電気的特性値と、記憶データに基づいた電気的特性値とを比較することにより、記憶データの値が“1”及び“0”のいずれであるかを判断することができる。即ち、上記のフローにおいて、工程S2及びS3の組と、工程S4及びS5の組のいずれか一方の組は省略することができる。
【0028】
図3は、第1の実施の形態の比較例に係るMRAMの駆動方法を示すタイミング図である。図4は、第1の実施の形態に係るMRAMの駆動方法を示すタイミング図である。なお、図3及び図4並びに以降の図において、「Ai」はアドレス入力、「Di」はデータ入力、「r+数字」は行アドレス番号、「c+数字」は列アドレス番号、「d+数字」はデータ入力番号を夫々表す。図3及び図4図示のように、これ等の駆動方法においては、外部からのクロックに同期してデータの書き込み及び読み出しが行われる。図5(a)、(b)は、夫々図3及び図4図示の駆動方法を簡素化した動作シーケンスを示す図である。図3乃至図5中、tRIは読み出し禁止時間を示す。読み出し禁止時間(tRI)を設ける理由は、書き込み後に読み出しをする際、書き込み電流による電源ライン及びグランドラインの揺らぎ(disturbance)の影響により、誤読み出しが生じるのを避けるためである。
【0029】
図3図示の比較例の駆動方法においては、1ビットずつ自己リファレンスにより記憶データの読み出しが行われる。この場合、各基準データ(自己リファレンスの基準となる“1”データ及び“0”データ)の読み出しの前に、読み出し禁止時間(tRI)を設ける必要が生じる。
【0030】
これに対して、図4図示の第1の実施の形態に係る駆動方法においては、複数(ここでは4個)のビットに対して纏めて自己リファレンスにより記憶データの読み出しが行われる。即ち、ここでは、複数のアドレス分の情報が纏めて連続的に処理される。これにより、読み出し禁止時間(tRI)を入れる回数を少なくし、全体として読み出し動作に必要な時間を短縮することができる。なお、纏めて連続的に処理されるメモリセルのアドレスは、図4に示すように、連続番号のアドレスであってもよいし、或いは不連続番号のアドレスであってもよい。
【0031】
図4図示の駆動方法は、図2図示のフローに沿って説明すると、次にようなものとなる。先ず、複数のメモリセルに記憶された記憶データに基づいた電気的特性値が検出される(工程S1)。次に、これ等の複数のメモリセルに基準データが連続的に書き込まれる(工程S2及び/または工程S4)。次に、これ等の複数のメモリセルに書き込まれた基準データが連続的に読み出されることにより基準データに基づいた電気的特性値が検出される(工程S3及び/または工程S5)。次に、記憶データに基づいた電気的特性値と基準データに基づいた電気的特性値とが比較され、記憶データの値が判断される(工程S6)。
【0032】
(第2の実施の形態)
図6は、本発明の第2の実施の形態に係るMRAMを示すブロック図である。このMRAMは非同期型のメモリチップ構成を有する。
【0033】
このMRAMは、マトリクス状に配置されたアドレス毎に、磁気抵抗効果素子を記憶素子とするメモリセル44が配設されたメモリセルアレイ41を有する。メモリセルアレイ41の各行にワード線42が接続され、メモリセルアレイ41の各列にビット線43が接続される。ワード線42を選択するため、行アドレスバッファ31、行デコーダ33、35、及び行ドライバ34、36が配設される。ビット線43を選択するため、列アドレスバッファ32、列デコーダ37、及び列ドライバ38が配設される。また、ビット線43には、自己リファレンスにより記憶データの読み出しを行うためのセンス回路39が接続される。センス回路39は、A/Dコンバータ45、データバッファ46、“1”データバッファ47、“0”データバッファ48、及びコンパレータ49等を含む。
【0034】
行アドレスバッファ31及び列アドレスバッファ32は、RAS(Row Address Strobe)信号、CAS(Column Address Strobe)信号、アドレス信号、及びデータ信号等を生成する制御部CS2に接続される。制御部CS2は、メモリセルアレイ41等と同一基板上に混載されるか、或いはメモリセルアレイ41等とは別の素子として形成される。制御部CS2からのアドレス信号は、RAS信号により行アドレスバッファ31にラッチされる一方、CAS信号により列アドレスバッファ32に夫々ラッチされる。読み出し時は、ラッチされたアドレス信号に基づいて、行デコーダ33及び列デコーダ37で行及び列が夫々選択される。書き込み時は、対象メモリセル44のアドレスのビット線43に列ドライバ38から電流が流され、同時に対象メモリセル44のアドレスに相当するワード線42に、左右の行ドライバ34、36から、書き込む情報に応じた電流が印加される。
【0035】
本実施の形態に係るMRAMおいても、記憶データを読み出す手法として、図2図示の自己リファレンスによる読み出しが採用される。図7は、第2の実施の形態の比較例に係るMRAMの駆動方法を示すタイミング図である。図8は、第2の実施の形態に係るMRAMの駆動方法を示すタイミング図である。図7及び図8図示のように、これ等の駆動方法においては、外部からのクロックに同期しないでデータの書き込み及び読み出しが行われる。図7及び図8中、tRIは読み出し禁止時間を示し、tWIは書き込み禁止時間を示す。読み出し禁止時間(tRI)を設ける理由は前述の通りである。書き込み禁止時間(tWI)を設ける理由は、読み出し後に書き込みをする際、書き込み電流による電源ライン及びグランドラインの揺らぎ(disturbance)の影響により、誤読み出しが生じるのを避けるためである。
【0036】
図7図示の比較例の駆動方法においては、1ビットずつ自己リファレンスにより記憶データの読み出しが行われる。この場合、各基準データ(自己リファレンスの基準となる“1”データ及び“0”データ)の読み出しの前に、読み出し禁止時間(tRI)を設ける必要が生じる。また、各基準データの書き込みの前に、書き込み禁止時間(tWI)を設ける必要が生じる。
【0037】
これに対して、図8図示の第2の実施の形態に係る駆動方法においては、同一ワード線上の複数(ここでは4個)のビットに対して纏めて自己リファレンスにより記憶データの読み出しが行われる。即ち、ここでは、複数のアドレス分の情報が纏めて連続的に処理される。これにより、読み出し禁止時間(tRI)及び書き込み禁止時間(tWI)を入れる回数を少なくし、全体として読み出し動作に必要な時間を短縮することができる。
【0038】
具体的には、夫々RAS信号を立ち下げた状態で行われる各基準データ(自己リファレンスの基準となる“1”データ及び“0”データ)の書き込み及び読み出しにおいて、CAS信号の連続する複数の立下り毎に、複数の列アドレスの夫々が列アドレスバッファ32に取り込まれる。なお、纏めて連続的に処理されるメモリセルのアドレスは、図8に示すように、連続番号のアドレスであってもよいし、或いは不連続番号のアドレスであってもよい。
【0039】
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態に係るMRAMを示すブロック図は、図6に示すものと同一である。但し、列アドレスバッファ32には、図6中に破線で示すように、列アドレス番号をインクリメント(増加)するためのカウンタ32cが配設される。本実施の形態に係るMRAMおいても、記憶データを読み出す手法として、図2図示の自己リファレンスによる読み出しが採用される。図9は、第3の実施の形態に係るMRAMの駆動方法を示すタイミング図である。図9図示のように、この駆動方法においても、外部からのクロックに同期しないでデータの書き込み及び読み出しが行われる。
【0040】
図9図示の第3の実施の形態に係る駆動方法においては、同一ワード線上に連続して並ぶ複数(ここでは4個)のビットに対して纏めて自己リファレンスにより記憶データの読み出しが行われる。即ち、ここでは、連続番号の複数のアドレス分の情報が纏めて連続的に処理される。これにより、読み出し禁止時間(tRI)及び書き込み禁止時間(tWI)を入れる回数を少なくし、全体として読み出し動作に必要な時間を短縮することができる。
【0041】
具体的には、夫々RAS信号を立ち下げた状態で行われる各基準データ(自己リファレンスの基準となる“1”データ及び“0”データ)の書き込み及び読み出しにおいて、列アドレスバッファ32のカウンタ機能により、CAS信号の連続する複数の立下り毎に、最初に指定された列アドレスから列アドレス番号がインクリメント(増加)される。
【0042】
(第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態に係るMRAMを示すブロック図は、図6に示すものと同一である。本実施の形態に係るMRAMおいても、記憶データを読み出す手法として、図2図示の自己リファレンスによる読み出しが採用される。図10は、第4の実施の形態に係るMRAMの駆動方法を示すタイミング図である。図10図示のように、この駆動方法においても、外部からのクロックに同期しないでデータの書き込み及び読み出しが行われる。
【0043】
図10図示の第4の実施の形態に係る駆動方法においては、同一ワード線上の複数(ここでは4個)のビットに対して纏めて自己リファレンスにより記憶データの読み出しが行われる。即ち、ここでは、複数のアドレス分の情報が纏めて連続的に処理される。これにより、読み出し禁止時間(tRI)及び書き込み禁止時間(tWI)を入れる回数を少なくし、全体として読み出し動作に必要な時間を短縮することができる。
【0044】
具体的には、夫々RAS信号を立ち下げた状態で行われる各基準データ(自己リファレンスの基準となる“1”データ及び“0”データ)の書き込み及び読み出しにおいて、CAS信号を立ち下げた状態で、制御部CS2で生成され且つ列アドレスバッファ32に送り込まれる列アドレスが連続的に変化する。なお、纏めて連続的に処理されるメモリセルのアドレスは、図10に示すように、連続番号のアドレスであってもよいし、或いは不連続番号のアドレスであってもよい。
【0045】
(第5の実施の形態)
図11は、本発明の第5の実施の形態に係るMRAMを示すブロック図である。このMRAMは同期型のメモリチップ構成を有する。
【0046】
このMRAMは、マトリクス状に配置されたアドレス毎に、磁気抵抗効果素子を記憶素子とするメモリセル64が配設されたメモリセルアレイ61を有する。メモリセルアレイ61の各行にワード線62が接続され、メモリセルアレイ61の各列にビット線63が接続される。ワード線62を選択するため、行アドレスバッファ51、行デコーダ53、55、及び行ドライバ54、56が配設される。ビット線63を選択するため、列アドレスバッファ52、列デコーダ57、及び列ドライバ58が配設される。また、記憶データの読み出しを行うため、ビット線63には、センスアンプ59及びサブセンスアンプ60が接続される。
【0047】
行アドレスバッファ51及び列アドレスバッファ52は、アドレス信号及びデータ信号等を生成する制御部CS3に接続される。制御部CS3は、メモリセルアレイ61等と同一基板上に混載されるか、或いはメモリセルアレイ61等とは別の素子として形成される。制御部CS3からのアドレス信号は、一旦、行アドレスバッファ51及び列アドレスバッファ52に夫々ラッチされる。読み出し時は、ラッチされたアドレス信号に基づいて、行デコーダ53及び列デコーダ57で行及び列が夫々選択される。書き込み時は、対象メモリセル64のアドレスのビット線63に列ドライバ58から電流が流され、同時に対象メモリセル64のアドレスに相当するワード線62に、左右の行ドライバ54、56から、書き込む情報に応じた電流が印加される。
【0048】
図12は、第5の実施の形態の比較例に係るMRAMの駆動方法を示すタイミング図である。図13は、第5の実施の形態に係るMRAMの駆動方法を示すタイミング図である。図12及び図13図示のように、これ等の駆動方法においては、外部からのクロックに同期してデータの書き込み及び読み出しが行われる。図12及び図13中、tRIは読み出し禁止時間を示し、tWIは書き込み禁止時間を示す。読み出し禁止時間(tRI)及び書き込み禁止時間(tWI)を設ける理由は前述の通りである。
【0049】
図12図示の比較例の駆動方法においては、データの書き込み及び記憶データの読み出しが1ビットずつ行われる。この場合、各データの書き込みの前に書き込み禁止時間(tWI)を設けると共に、各記憶データの読み出しの前に読み出し禁止時間(tRI)を設ける必要が生じる。
【0050】
これに対して、図13図示の第5の実施の形態に係る駆動方法においては、データの書き込み及び記憶データの読み出しが、複数(ここでは4個)のビットに対して連続的に行われる。即ち、ここでは、複数のアドレス分の情報が纏めて連続的に処理される。換言すれば、データの書き込みは第1の任意の複数のメモリセルにデータを連続的に書き込むように設定されると共に、記憶データの読み出しは第2の任意の複数のメモリセルに記憶された記憶データを連続的に読み出すように設定される。これにより、読み出し禁止時間(tRI)及び書き込み禁止時間(tWI)を入れる回数を少なくし、全体として書き込み及び読み出し動作に必要な時間を短縮することができる。
【0051】
具体的には、制御部CS3でメモリ制御信号Smcが生成され、この信号Smcに各モードにおいて連続して処理されるデータ数の情報を持たせる。更に、各モードには、連続して書き込み若しくは読み出しが行われるビット数を設定する機能を持たせる。これにより、MRAMの動作を制御することができる。なお、纏めて連続的に処理されるメモリセルのアドレスは、図13に示すように、連続番号のアドレスであってもよいし、或いは不連続番号のアドレスであってもよい。また、データが書き込まれるアドレスと、記憶データが読み出されるアドレスとは、別であってもよいし、或いは同じであってもよい。
【0052】
(第6の実施の形態)
図14は、本発明の第6の実施の形態に係るMRAMを示すブロック図である。このMRAMは非同期型のメモリチップ構成を有する。
【0053】
このMRAMは、マトリクス状に配置されたアドレス毎に、磁気抵抗効果素子を記憶素子とするメモリセル84が配設されたメモリセルアレイ81を有する。メモリセルアレイ81の各行にワード線82が接続され、メモリセルアレイ81の各列にビット線83が接続される。ワード線82を選択するため、行アドレスバッファ71、行デコーダ73、75、及び行ドライバ74、76が配設される。ビット線83を選択するため、列アドレスバッファ72、列デコーダ77、及び列ドライバ78が配設される。また、記憶データの読み出しを行うため、ビット線83には、センスアンプ79及びサブセンスアンプ80が接続される。
【0054】
行アドレスバッファ71及び列アドレスバッファ72は、RAS(Row Address Strobe)信号、CAS(Column Address Strobe)信号、アドレス信号、及びデータ信号等を生成する制御部CS4に接続される。制御部CS4は、メモリセルアレイ81等と同一基板上に混載されるか、或いはメモリセルアレイ81等とは別の素子として形成される。制御部CS4からのアドレス信号は、RAS信号により行アドレスバッファ71にラッチされる一方、CAS信号により列アドレスバッファ72に夫々ラッチされる。読み出し時は、ラッチされたアドレス信号に基づいて、行デコーダ73及び列デコーダ77で行及び列が夫々選択される。書き込み時は、対象メモリセル84のアドレスのビット線83に列ドライバ78から電流が流され、同時に対象メモリセル84のアドレスに相当するワード線82に、左右の行ドライバ74、76から、書き込む情報に応じた電流が印加される。
【0055】
図15は、第6の実施の形態の比較例に係るMRAMの駆動方法を示すタイミング図である。図16は、第6の実施の形態に係るMRAMの駆動方法を示すタイミング図である。図15及び図16図示のように、これ等の駆動方法においては、外部からのクロックに同期しないでデータの書き込み及び読み出しが行われる。図15及び図16中、tRIは読み出し禁止時間を示し、tWIは書き込み禁止時間を示す。読み出し禁止時間(tRI)及び書き込み禁止時間(tWI)を設ける理由は前述の通りである。
【0056】
図15図示の比較例の駆動方法においては、データの書き込み及び記憶データの読み出しが1ビットずつ行われる。この場合、各データの書き込みの前に書き込み禁止時間(tWI)を設けると共に、各記憶データの読み出しの前に読み出し禁止時間(tRI)を設ける必要が生じる。
【0057】
これに対して、図16図示の第5の実施の形態に係る駆動方法においては、データの書き込み及び記憶データの読み出しが、同一ワード線上の複数(ここでは4個)のビットに対して連続的に行われる。即ち、ここでは、複数のアドレス分の情報が纏めて連続的に処理される。これにより、読み出し禁止時間(tRI)及び書き込み禁止時間(tWI)を入れる回数を少なくし、全体として書き込み及び読み出し動作に必要な時間を短縮することができる。
【0058】
具体的には、夫々RAS信号を立ち下げた状態で行われるデータの書き込み及び記憶データの読み出しにおいて、CAS信号の連続する複数の立下り毎に、複数の列アドレスの夫々が列アドレスバッファ72に取り込まれる。なお、纏めて連続的に処理されるメモリセルのアドレスは、図16に示すように、連続番号のアドレスであってもよいし、或いは不連続番号のアドレスであってもよい。また、データが書き込まれるアドレスと、記憶データが読み出されるアドレスとは、別であってもよいし、或いは同じであってもよい。
【0059】
(第7の実施の形態)
本発明の第7の実施の形態に係るMRAMを示すブロック図は、図14に示すものと同一である。但し、列アドレスバッファ72には、図14中に破線で示すように、列アドレス番号をインクリメント(増加)するためのカウンタ72cが配設される。図17は、第7の実施の形態に係るMRAMの駆動方法を示すタイミング図である。図17図示のように、この駆動方法においても、外部からのクロックに同期しないでデータの書き込み及び読み出しが行われる。
【0060】
図17図示の第7の実施の形態に係る駆動方法においては、データの書き込み及び記憶データの読み出しが、同一ワード線上に連続して並ぶ複数(ここでは4個)のビットに対して連続的に行われる。即ち、ここでは、連続番号の複数のアドレス分の情報が纏めて連続的に処理される。これにより、読み出し禁止時間(tRI)及び書き込み禁止時間(tWI)を入れる回数を少なくし、全体として書き込み及び読み出し動作に必要な時間を短縮することができる。
【0061】
具体的には、夫々RAS信号を立ち下げた状態で行われるデータの書き込み及び記憶データの読み出しにおいて、列アドレスバッファ72のカウンタ機能により、CAS信号の連続する複数の立下り毎に、最初に指定された列アドレスから列アドレス番号がインクリメント(増加)される。なお、データが書き込まれるアドレスと、記憶データが読み出されるアドレスとは、別であってもよいし、或いは同じであってもよい。
【0062】
(第8の実施の形態)
本発明の第8の実施の形態に係るMRAMを示すブロック図は、図14に示すものと同一である。図18は、第8の実施の形態に係るMRAMの駆動方法を示すタイミング図である。図18図示のように、この駆動方法においても、外部からのクロックに同期しないでデータの書き込み及び読み出しが行われる。
【0063】
図18図示の第8の実施の形態に係る駆動方法においては、データの書き込み及び記憶データの読み出しが、同一ワード線上の複数(ここでは4個)のビットに対して連続的に行われる。即ち、ここでは、複数のアドレス分の情報が纏めて連続的に処理される。これにより、読み出し禁止時間(tRI)及び書き込み禁止時間(tWI)を入れる回数を少なくし、全体として書き込み及び読み出し動作に必要な時間を短縮することができる。
【0064】
具体的には、夫々RAS信号を立ち下げた状態で行われるデータの書き込み及び記憶データの読み出しにおいて、CAS信号を立ち下げた状態で、制御部CS4で生成され且つ列アドレスバッファ72に送り込まれる列アドレスが連続的に変化する。なお、纏めて連続的に処理されるメモリセルのアドレスは、図18に示すように、連続番号のアドレスであってもよいし、或いは不連続番号のアドレスであってもよい。また、データが書き込まれるアドレスと、記憶データが読み出されるアドレスとは、別であってもよいし、或いは同じであってもよい。
【0065】
【発明の効果】
本発明によれば、メモリセルへの書き込みと読み出しとを含むシーケンスを最適化することにより、全体的に必要な動作時間を短縮することが可能な磁気ランダムアクセスメモリ及びその駆動方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るMRAMを示すブロック図。
【図2】自己リファレンスにより記憶データの読み出しを行う際のフローを示す図。
【図3】第1の実施の形態の比較例に係るMRAMの駆動方法を示すタイミング図。
【図4】第1の実施の形態に係るMRAMの駆動方法を示すタイミング図。
【図5】(a)、(b)は、夫々図3及び図4図示の駆動方法を簡素化した動作シーケンスを示す図。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るMRAMを示すブロック図。
【図7】第2の実施の形態の比較例に係るMRAMの駆動方法を示すタイミング図。
【図8】第2の実施の形態に係るMRAMの駆動方法を示すタイミング図。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係るMRAMの駆動方法を示すタイミング図。
【図10】本発明の第4の実施の形態に係るMRAMの駆動方法を示すタイミング図。
【図11】本発明の第5の実施の形態に係るMRAMを示すブロック図。
【図12】第5の実施の形態の比較例に係るMRAMの駆動方法を示すタイミング図。
【図13】第5の実施の形態に係るMRAMの駆動方法を示すタイミング図。
【図14】本発明の第6の実施の形態に係るMRAMを示すブロック図。
【図15】第6の実施の形態の比較例に係るMRAMの駆動方法を示すタイミング図。
【図16】第6の実施の形態に係るMRAMの駆動方法を示すタイミング図。
【図17】本発明の第7の実施の形態に係るMRAMの駆動方法を示すタイミング図。
【図18】本発明の第8の実施の形態に係るMRAMの駆動方法を示すタイミング図。
【図19】各実施の形態に共通して使用可能な、MRAMメモリセルの代表的な構造例を示す図。
【図20】各実施の形態に共通して使用可能な、MRAMメモリセルの代表的な別の構造例を示す図。
【符号の説明】
1…TMR素子
2…n型トランジスタ
3…書き込みワード線
4…ワード線
5…ビット線
6…TMR素子
7…ワード線
8…ビット線
11、31、51、71…行アドレスバッファ
12、32、52、72…列アドレスバッファ
32c、72c…カウンタ
13、15、33、35、53、55、73、75…行デコーダ
14、16、34、36、54、56、74、76…行ドライバ
17、37、57、77…列デコーダ
18、38、58、78…列ドライバ
19、39…センス回路
21、41、61、81…MRAMメモリセルアレイ
22、42、62、82…ワード線
23、43、63、83…ビット線
24、44、64、84…メモリセル
25、45…A/Dコンバータ
26、46…データバッファ
27、47…“1”データバッファ
28、48…“0”データバッファ
29、49…コンパレータ
59、79…センスアンプ
60、80…サブセンスアンプ
Claims (9)
- マトリクス状に配置されたアドレス毎に、磁気抵抗効果素子を記憶素子とするメモリセルが配設されたメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイの各行に接続されたワード線と、
前記メモリセルアレイの各列に接続されたビット線と、
前記ワード線を選択するための行デコーダと、
前記ビット線を選択するための列デコーダと、
複数のメモリセルに記憶データが記憶されている場合、前記磁気抵抗効果素子の抵抗値を表す電気的特性値に対応する第1の値を検出して格納する第1バッファと、
前記複数のメモリセルに自己リファレンスの基準となる“1”データ及び“0”データの少なくとも一方からなる基準データが記憶されている場合、前記磁気抵抗効果素子の抵抗値を表す電気的特性値に対応する第2の値を検出して格納する第2バッファと、
前記第1バッファに格納された前記第1の値と前記第2バッファに格納された前記第2の値とを比較するコンパレータと、
を具備し、
前記複数のメモリセルに記憶された前記記憶データを読み出して、読み出した前記記憶データに対応する前記第1の値を検出して前記第1バッファに格納した後、
前記複数のメモリセルに前記基準データを、夫々の間に読み出し動作を挟むことなく、連続的に書き込み、所定の読み出し禁止時間を経た後に、前記複数のメモリセルに書き込まれた前記基準データを、夫々の間に書き込み動作を挟むことなく、連続的に読み出し、読み出した前記基準データに対応する前記第2の値を検出して前記第2バッファに格納し、
前記コンパレータの出力によって、前記記憶データの値を判断し、
前記基準データの書き込み及び読み出しは、外部からのクロックに同期して行うことを特徴とする磁気ランダムアクセスメモリ。 - マトリクス状に配置されたアドレス毎に、磁気抵抗効果素子を記憶素子とするメモリセルが配設されたメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイの各行に接続されたワード線と、
前記メモリセルアレイの各列に接続されたビット線と、
前記ワード線を選択するための行デコーダと、
前記ビット線を選択するための列デコーダと、
複数のメモリセルに記憶データが記憶されている場合、前記磁気抵抗効果素子の抵抗値を表す電気的特性値に対応する第1の値を検出して格納する第1バッファと、
前記複数のメモリセルに自己リファレンスの基準となる“1”データ及び“0”データの少なくとも一方からなる基準データが記憶されている場合、前記磁気抵抗効果素子の抵抗値を表す電気的特性値に対応する第2の値を検出して格納する第2バッファと、
前記第1バッファに格納された前記第1の値と前記第2バッファに格納された前記第2の値とを比較するコンパレータと、
を具備し、
前記複数のメモリセルに記憶された前記記憶データを読み出して、読み出した前記記憶データに対応する前記第1の値を検出して前記第1バッファに格納した後、
前記複数のメモリセルに前記基準データを、夫々の間に読み出し動作を挟むことなく、連続的に書き込み、所定の読み出し禁止時間を経た後に、前記複数のメモリセルに書き込まれた前記基準データを、夫々の間に書き込み動作を挟むことなく、連続的に読み出し、読み出した前記基準データに対応する前記第2の値を検出して前記第2バッファに格納し、
前記コンパレータの出力によって、前記記憶データの値を判断し、
前記基準データの書き込み及び読み出しは、外部からのクロックに同期しないで行うこ とと、
前記列デコーダに接続され且つ列アドレスストローブ信号を受信する列アドレスバッファを更に具備し、前記列アドレスストローブ信号の連続する複数の立下り毎に、複数の列アドレスの夫々を前記列アドレスバッファに取り込みながら、前記基準データの書き込み及び読み出しを行うことと、
を特徴とする磁気ランダムアクセスメモリ。 - マトリクス状に配置されたアドレス毎に、磁気抵抗効果素子を記憶素子とするメモリセルが配設されたメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイの各行に接続されたワード線と、
前記メモリセルアレイの各列に接続されたビット線と、
前記ワード線を選択するための行デコーダと、
前記ビット線を選択するための列デコーダと、
複数のメモリセルに記憶データが記憶されている場合、前記磁気抵抗効果素子の抵抗値を表す電気的特性値に対応する第1の値を検出して格納する第1バッファと、
前記複数のメモリセルに自己リファレンスの基準となる“1”データ及び“0”データの少なくとも一方からなる基準データが記憶されている場合、前記磁気抵抗効果素子の抵抗値を表す電気的特性値に対応する第2の値を検出して格納する第2バッファと、
前記第1バッファに格納された前記第1の値と前記第2バッファに格納された前記第2の値とを比較するコンパレータと、
を具備し、
前記複数のメモリセルに記憶された前記記憶データを読み出して、読み出した前記記憶データに対応する前記第1の値を検出して前記第1バッファに格納した後、
前記複数のメモリセルに前記基準データを、夫々の間に読み出し動作を挟むことなく、連続的に書き込み、所定の読み出し禁止時間を経た後に、前記複数のメモリセルに書き込まれた前記基準データを、夫々の間に書き込み動作を挟むことなく、連続的に読み出し、読み出した前記基準データに対応する前記第2の値を検出して前記第2バッファに格納し、
前記コンパレータの出力によって、前記記憶データの値を判断し、
前記基準データの書き込み及び読み出しは、外部からのクロックに同期しないで行うことと、
前記列デコーダに接続され且つカウンタ機能を有し且つ列アドレスストローブ信号を受信する列アドレスバッファを更に具備し、前記カウンタ機能により、前記列アドレスストローブ信号の連続する複数の立下り毎に、最初に指定された列アドレスから列アドレス番号を増加させながら、前記基準データの書き込み及び読み出しを行うことと、
を特徴とする磁気ランダムアクセスメモリ。 - マトリクス状に配置されたアドレス毎に、磁気抵抗効果素子を記憶素子とするメモリセルが配設されたメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイの各行に接続されたワード線と、
前記メモリセルアレイの各列に接続されたビット線と、
前記ワード線を選択するための行デコーダと、
前記ビット線を選択するための列デコーダと、
複数のメモリセルに記憶データが記憶されている場合、前記磁気抵抗効果素子の抵抗値を表す電気的特性値に対応する第1の値を検出して格納する第1バッファと、
前記複数のメモリセルに自己リファレンスの基準となる“1”データ及び“0”データの少なくとも一方からなる基準データが記憶されている場合、前記磁気抵抗効果素子の抵抗値を表す電気的特性値に対応する第2の値を検出して格納する第2バッファと、
前記第1バッファに格納された前記第1の値と前記第2バッファに格納された前記第2の値とを比較するコンパレータと、
を具備し、
前記複数のメモリセルに記憶された前記記憶データを読み出して、読み出した前記記憶データに対応する前記第1の値を検出して前記第1バッファに格納した後、
前記複数のメモリセルに前記基準データを、夫々の間に読み出し動作を挟むことなく、連続的に書き込み、所定の読み出し禁止時間を経た後に、前記複数のメモリセルに書き込まれた前記基準データを、夫々の間に書き込み動作を挟むことなく、連続的に読み出し、読み出した前記基準データに対応する前記第2の値を検出して前記第2バッファに格納し、
前記コンパレータの出力によって、前記記憶データの値を判断し、
前記基準データの書き込み及び読み出しは、外部からのクロックに同期しないで行うことと、
前記列デコーダに接続され且つ列アドレスストローブ信号を受信する列アドレスバッファを更に具備し、前記列アドレスストローブ信号を立ち下げた状態で、前記列アドレスバッファに送り込む列アドレスを変化させながら、前記基準データの書き込み及び読み出しを行うことと、
を特徴とする磁気ランダムアクセスメモリ。 - 前記列アドレスバッファに送り込む前記列アドレスを生成する制御部を更に具備する請求項4に記載の磁気ランダムアクセスメモリ。
- マトリクス状に配置されたアドレス毎に、磁気抵抗効果素子を記憶素子とするメモリセルが配設されたメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイの各行に接続されたワード線と、
前記メモリセルアレイの各列に接続されたビット線と、
前記ワード線を選択するための行デコーダと、
前記ビット線を選択するための列デコーダと、
複数のメモリセルに記憶データが記憶されている場合、前記磁気抵抗効果素子の抵抗値を表す電気的特性値に対応する第1の値を検出して格納する第1バッファと、
前記複数のメモリセルに自己リファレンスの基準となる“1”データ及び“0”データの少なくとも一方からなる基準データが記憶されている場合、前記磁気抵抗効果素子の抵抗値を表す電気的特性値に対応する第2の値を検出して格納する第2バッファと、
前記第1バッファに格納された前記第1の値と前記第2バッファに格納された前記第2の値とを比較するコンパレータと、
を具備する磁気ランダムアクセスメモリの駆動方法であって、
前記複数のメモリセルに記憶された前記記憶データを読み出して、読み出した前記記憶データに対応する前記第1の値を検出して前記第1バッファに格納した後、
前記複数のメモリセルに前記基準データを、夫々の間に読み出し動作を挟むことなく、連続的に書き込み、所定の読み出し禁止時間を経た後に、前記複数のメモリセルに書き込まれた前記基準データを、夫々の間に書き込み動作を挟むことなく、連続的に読み出し、読み出した前記基準データに対応する前記第2の値を検出して前記第2バッファに格納し、
前記コンパレータの出力によって、前記記憶データの値を判断し、
前記基準データの書き込み及び読み出しは、外部からのクロックに同期して行うことを特徴とする磁気ランダムアクセスメモリの駆動方法。 - マトリクス状に配置されたアドレス毎に、磁気抵抗効果素子を記憶素子とするメモリセルが配設されたメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイの各行に接続されたワード線と、
前記メモリセルアレイの各列に接続されたビット線と、
前記ワード線を選択するための行デコーダと、
前記ビット線を選択するための列デコーダと、
複数のメモリセルに記憶データが記憶されている場合、前記磁気抵抗効果素子の抵抗値を表す電気的特性値に対応する第1の値を検出して格納する第1バッファと、
前記複数のメモリセルに自己リファレンスの基準となる“1”データ及び“0”データの少なくとも一方からなる基準データが記憶されている場合、前記磁気抵抗効果素子の抵抗値を表す電気的特性値に対応する第2の値を検出して格納する第2バッファと、
前記第1バッファに格納された前記第1の値と前記第2バッファに格納された前記第2の値とを比較するコンパレータと、
を具備する磁気ランダムアクセスメモリの駆動方法であって、
前記複数のメモリセルに記憶された前記記憶データを読み出して、読み出した前記記憶データに対応する前記第1の値を検出して前記第1バッファに格納した後、
前記複数のメモリセルに前記基準データを、夫々の間に読み出し動作を挟むことなく、連続的に書き込み、所定の読み出し禁止時間を経た後に、前記複数のメモリセルに書き込まれた前記基準データを、夫々の間に書き込み動作を挟むことなく、連続的に読み出し、読み出した前記基準データに対応する前記第2の値を検出して前記第2バッファに格納し、
前記コンパレータの出力によって、前記記憶データの値を判断し、
前記基準データの書き込み及び読み出しは、外部からのクロックに同期しないで行うことと、
前記磁気ランダムアクセスメモリは、前記列デコーダに接続され且つ列アドレスストローブ信号を受信する列アドレスバッファを更に具備し、前記駆動方法において、前記列アドレスストローブ信号の連続する複数の立下り毎に、複数の列アドレスの夫々を前記列アドレスバッファに取り込みながら、前記基準データの書き込み及び読み出しを行うことと、を特徴とする磁気ランダムアクセスメモリの駆動方法。 - マトリクス状に配置されたアドレス毎に、磁気抵抗効果素子を記憶素子とするメモリセルが配設されたメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイの各行に接続されたワード線と、
前記メモリセルアレイの各列に接続されたビット線と、
前記ワード線を選択するための行デコーダと、
前記ビット線を選択するための列デコーダと、
複数のメモリセルに記憶データが記憶されている場合、前記磁気抵抗効果素子の抵抗値を表す電気的特性値に対応する第1の値を検出して格納する第1バッファと、
前記複数のメモリセルに自己リファレンスの基準となる“1”データ及び“0”データの少なくとも一方からなる基準データが記憶されている場合、前記磁気抵抗効果素子の抵抗値を表す電気的特性値に対応する第2の値を検出して格納する第2バッファと、
前記第1バッファに格納された前記第1の値と前記第2バッファに格納された前記第2の値とを比較するコンパレータと、
を具備する磁気ランダムアクセスメモリの駆動方法であって、
前記複数のメモリセルに記憶された前記記憶データを読み出して、読み出した前記記憶データに対応する前記第1の値を検出して前記第1バッファに格納した後、
前記複数のメモリセルに前記基準データを、夫々の間に読み出し動作を挟むことなく、連続的に書き込み、所定の読み出し禁止時間を経た後に、前記複数のメモリセルに書き込まれた前記基準データを、夫々の間に書き込み動作を挟むことなく、連続的に読み出し、読み出した前記基準データに対応する前記第2の値を検出して前記第2バッファに格納し、
前記コンパレータの出力によって、前記記憶データの値を判断し、
前記基準データの書き込み及び読み出しは、外部からのクロックに同期しないで行うことと、
前記磁気ランダムアクセスメモリは、前記列デコーダに接続され且つカウンタ機能を有し且つ列アドレスストローブ信号を受信する列アドレスバッファを更に具備し、前記駆動方法において、前記カウンタ機能により、前記列アドレスストローブ信号の連続する複数の立下り毎に、最初に指定された列アドレスから列アドレス番号を増加させながら、前記基準データの書き込み及び読み出しを行うことと、
を特徴とする磁気ランダムアクセスメモリの駆動方法。 - マトリクス状に配置されたアドレス毎に、磁気抵抗効果素子を記憶素子とするメモリセルが配設されたメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイの各行に接続されたワード線と、
前記メモリセルアレイの各列に接続されたビット線と、
前記ワード線を選択するための行デコーダと、
前記ビット線を選択するための列デコーダと、
複数のメモリセルに記憶データが記憶されている場合、前記磁気抵抗効果素子の抵抗値を表す電気的特性値に対応する第1の値を検出して格納する第1バッファと、
前記複数のメモリセルに自己リファレンスの基準となる“1”データ及び“0”データの少なくとも一方からなる基準データが記憶されている場合、前記磁気抵抗効果素子の抵抗値を表す電気的特性値に対応する第2の値を検出して格納する第2バッファと、
前記第1バッファに格納された前記第1の値と前記第2バッファに格納された前記第2の値とを比較するコンパレータと、
を具備する磁気ランダムアクセスメモリの駆動方法であって、
前記複数のメモリセルに記憶された前記記憶データを読み出して、読み出した前記記憶データに対応する前記第1の値を検出して前記第1バッファに格納した後、
前記複数のメモリセルに前記基準データを、夫々の間に読み出し動作を挟むことなく、連続的に書き込み、所定の読み出し禁止時間を経た後に、前記複数のメモリセルに書き込まれた前記基準データを、夫々の間に書き込み動作を挟むことなく、連続的に読み出し、読み出した前記基準データに対応する前記第2の値を検出して前記第2バッファに格納し、
前記コンパレータの出力によって、前記記憶データの値を判断し、
前記基準データの書き込み及び読み出しは、外部からのクロックに同期しないで行うことと、
前記磁気ランダムアクセスメモリは、前記列デコーダに接続され且つ列アドレスストローブ信号を受信する列アドレスバッファを更に具備し、前記駆動方法において、前記列アドレスストローブ信号を立ち下げた状態で、前記列アドレスバッファに送り込む列アドレスを変化させながら、前記基準データの書き込み及び読み出しを行うことと、
を特徴とする磁気ランダムアクセスメモリの駆動方法。
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