JP3827882B2 - 揺動操作型スイッチ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、操作体を任意方向へ揺動操作することにより、タクトスイッチ等からなる複数のスイッチ素子が選択的にオン動作される揺動操作型スイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の揺動操作型スイッチ装置の従来技術として、実用新案登録第2541120号公報に記載されているように、複数の押圧突起を有する操作体を支持部材上に揺動可能に支持すると共に、各押圧突起に対向して複数のタクトスイッチを配置し、操作体を任意方向へ揺動操作することにより、押圧突起がタクトスイッチを選択的にオン動作させるように構成したものが知られている。
【0003】
上記公報に開示された揺動操作型スイッチ装置は、支持部材の中央に複数本の弾性腕を介して連結された取付部を設け、操作体の下面に設けた4つの連結突起を取付部に熱溶着することにより、操作体を支持部材に対して変位可能に支持している。支持部材は外筐体の上面に固定されており、操作体の下面中央に設けた支持軸は支持部材の取付部を挿通して外筐体の上面に当接している。また、操作体の下面に周方向に90度の間隔を保って4つの押圧突起が設けてあり、これら押圧突起は支持部材と外筐体を挿通して下方へ延びている。各押圧突起は各連結突起の外周に位置しており、支持軸と2つの押圧突起を結ぶ同一直線上に2つの連結突起が配置され、全体的には支持軸を中心として十字状に延びる同一直線上に1組の連結突起と押圧突起が配置されている。さらに、外筐体の下面に回路基板が固定されており、この回路基板上には操作体の各押圧突起に対向する複数のタクトスイッチが搭載されている。
【0004】
このように概略構成された従来の揺動操作型スイッチ装置においては、操作体の上面を任意方向へ押圧して傾倒させると、操作体が支持軸を中心に押圧方向へ揺動するため、それに伴って1つのタクトスイッチが対向する押圧突起によってオン動作される。また、操作体に対する上記押圧力を除去すると、支持部材の取付部が各弾性腕の弾発力によって水平状態に復帰するため、取付部に固定された操作体も初期位置に自動的に戻る。したがって、ユーザが操作体の押圧位置を選択することにより、4つのタクトスイッチの1つが選択的にオン動作され、各タクトスイッチの動作信号に基づいて例えばメニュー選択等の各種動作を実行させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述した従来の揺動操作型スイッチ装置では、操作体に設けた複数の連結突起を支持部材の取付部に熱溶着することにより、操作体を支持部材に対して変位可能に支持しているが、2つの押圧突起を結ぶ同一直線上に支持軸を介して2つの連結突起が配置されているため、操作体の揺動操作に伴って任意の押圧突起がタクトスイッチを押圧した時に、その押圧突起と支持軸を介して180度対向する位置に配置された連結突起に押圧方向と逆向きの力が作用し、連結突起を取付部から離脱させる方向へ大きな力が発生する。このため、弾性腕の長さをできるだけ長くして連結突起に作用する力を低減させる必要があり、その結果、弾性腕が径方向に大きくなるとともに、この弾性腕を備えた支持部材に取り付けられる操作体の直径寸法も大きくなり、揺動操作型スイッチ装置全体が大型化するという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、操作体に複数の押圧突起と連結突起とを周方向に交互にずらして配設し、各連結突起を支持部材に設けた複数の弾性腕に固定することとする。このように構成すると、各押圧突起を操作体の揺動中心に近づけた位置に設けたとしても、操作体の揺動操作時に連結突起と弾性腕との間に離脱方向の力がほとんど作用しなくなるため、操作体や支持部材を含めて揺動操作型スイッチ装置全体を小型化することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の揺動操作型スイッチ装置では、周方向に所定の間隔を保って配置された複数の押圧突起を有する操作体と、この操作体を揺動可能に支持する支持部材と、前記各押圧突起に対向して配置された複数のスイッチ素子とを備え、前記操作体を任意方向へ揺動操作することにより、前記スイッチ素子が前記押圧突起によって選択的に動作される揺動操作型スイッチ装置において、前記操作体には、周方向に隣接する前記各押圧突起の略中間に位置し、かつ前記押圧突起よりも該操作体の周縁寄りに複数の連結突起を設け、これら各連結突起を前記支持部材に設けた複数の弾性腕に固定し、前記各弾性腕を前記支持部材に片持ち梁状に設けると共に、その自由端側を前記支持部材の中央部側を起点として放射状に延出させ、前記各連結突起を前記各弾性腕の自由端側に固定した。
【0008】
このように構成すると、各押圧突起を操作体の揺動中心に近づけた位置に設けたとしても、操作体の揺動操作時に連結突起と弾性腕との間に離脱方向の力がほとんど作用しなくなるため、操作体や支持部材を含めて揺動操作型スイッチ装置全体を小型化することができる。また、各弾性腕を支持部材に片持ち梁状に設けると共に、その自由端側を支持部材の中央部側を起点として放射状に延出させ、各連結突起を各弾性腕の自由端側に固定することが小型化のために好ましく、この場合、各連結突起を操作体の揺動中心から十分に遠ざけた片持ち梁状の各弾性腕の自由端側に固定したため、各弾性腕が独立して比較的大きく弾性変形でき、連結突起と弾性腕との間に作用する離脱方向の力をより低減させることができる。
【0010】
また、上記構成において、支持部材の板状部に各押圧突起が挿通される開口または切欠きを設け、この板状部の上面に対して各弾性腕を上方へ突出させると、各弾性腕の弾性変位量を大きくすることができるため、操作体を揺動操作した時の押圧ストロークを大きく設定することができる。
【0011】
また、上記構成において、支持部材に中央部に位置するスナップ脚と該スナップ脚の周囲に位置する複数のボスとをそれぞれ垂設し、スイッチ素子が搭載された固定板にスナップ脚をスナップ止めすると共に各ボスをかしめ固定すると、揺動操作型スイッチ装置の組立作業を簡単に行なうことができると共に、操作体や支持部材等の構成部品を安定して支持することができる。
【0012】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明すると、図1は実施例に係る揺動操作型スイッチ装置の平面図、図2は図1のA−A線に沿う断面図、図3は図1のB−B線に沿う断面図、図4は操作体と支持部材の分解斜視図、図5は操作体の側面図、図6は操作体の裏面図、図7は支持部材の平面図、図8は支持部材の裏面図、図9は支持部材の側面図、図10はフレキシブル基板の平面図、図11は固定板の平面図である。
【0013】
これらの図に示す揺動操作型スイッチ装置は、ユーザによって揺動操作される操作体1と、この操作体1を揺動可能に支持する支持部材2と、操作体1の揺動操作によって動作されるスイッチ素子を有するフレキシブル基板3と、これら操作体1と支持部材2およびフレキシブル基板3を支持する固定板4とによって構成されている。
【0014】
操作体1は合成樹脂によって成形されており、その上面は円形の操作面となっている。図4〜図6に示すように、操作体1の外周縁に環状部1aが垂設されており、操作体1の下面に支持軸1bと4つの押圧突起1cおよび4つの連結突起1dがそれぞれ垂設されている。支持軸1bは環状部1aの中心に配置されており、その外表面は曲面形状となっているが、底面から見ると十字形状をなし4隅が切欠かれている。各押圧突起1cは環状部1aの内側に周方向へ90度の等間隔を保って配置されており、操作体1の操作面には各押圧突起1cと対向する位置に指当部1eが突設されている。各連結突起1dは環状部1aの内周縁に沿って周方向へ90度の等間隔を保って配置されており、周方向について見ると押圧突起1cと連結突起1dが45度の等間隔を保って交互に配置されていることになる。
【0015】
支持部材2も合成樹脂によって成形されており、図4と図7〜図9に示すように、この支持部材2は操作体1よりも若干大きめな板状部2aを有する。板状部2aの上面中央に皿状の凹部2bが形成されると共に、この凹部2bを中心として4本の弾性腕2cが十字状に延設されている。各弾性腕2cは凹部2b側を固定端として片持ち梁状に支持されており、その自由端には孔2dがそれぞれ形成されている。各弾性腕2cは板状部2aの上面に対して若干上方へ突出している。また、板状部2aには4つの開口2eが穿設されており、各開口2eは各弾性腕2cの中間に配置されており、周方向について見ると弾性腕2cと開口2eが45度の等間隔を保って交互に配置されていることになる。さらに、板状部2aの下面中央部に4本のスナップ脚2fが垂設されており、板状部2aの下面周縁部には3本のボス2gが垂設されている。
【0016】
図10に示すように、フレキシブル基板3に開口3aが穿設されており、この開口3aの周囲に4組の固定接点5が形成されている。各固定接点5は中央固定接点5aと周縁固定接点5bとからなり、周方向へ90度の等間隔を保って配置されている。フレキシブル基板3には各固定接点5の引き回しパターンを覆う絶縁フィルム6が貼着されており、各周縁固定接点5b上には反転時にクリック感触を生起するドーム状のタクトばね7が載置されている(図2参照)。各タクトばね7は可動接点としても機能し、これらタクトばね7(可動接点)と固定接点5によって4つのタクトスイッチが構成されている。なお、フレキシブル基板3には3つの孔3bと1つの切欠き3cが形成されており、また、各タクトばね7は図示せぬ粘着テープによってフレキシブル基板3に固定されている。
【0017】
図11に示すように、固定板4の中央部に矩形状の開口4aが穿設されており、その周縁部には1つのボス4bと3つの孔4cが形成されている。この固定板4も合成樹脂によって成形されているが、所望の剛性を確保できれば金属板で構成しても良い。
【0018】
図1〜図3に示すように、フレキシブル基板3の1つの孔3bを固定板4のボス4bに挿入し、このボス4bの上端を熱溶着(図1の網掛け部分)することにより、フレキシブル基板3は固定板4上に固定される。前述したように、このフレキシブル基板3上には4つのタクトばね7が固定されており、フレキシブル基板3上の各固定接点5と各タクトばね7によって4つのタクトスイッチが構成されている。一方、操作体1の支持軸1bを支持部材2の凹部2bに突き当て、各連結突起1dを各弾性腕2cの孔2dに挿入した後、これら連結突起1dの下端を熱溶着や冷間かしめ等によって各弾性腕2cに固定することにより、操作体1は支持部材2に対して各弾性腕2cを介して一体化される。これにより、操作体1は支持部材2の凹部2bを中心として揺動可能に支持され、操作体1の各押圧突起1cは支持部材2の各開口2e内に挿入される。そして、支持部材2の各スナップ脚2fをフレキシブル基板3の開口3aを挿通して固定板4の開口4a周縁にスナップ止めすると共に、支持部材2の各ボス2gをフレキシブル基板3の2つの孔3bと切欠き3cを挿通して固定板4の各孔4cに熱溶着することにより、支持部材2がフレキシブル基板3を介して固定板4に固定され、この状態において、操作体1の各押圧突起1cの下端は各タクトばね7の頂部に当接する。
【0019】
次に、このように構成された揺動操作型スイッチ装置の動作について説明する。図2と図3は操作体1がいずれの方向へも傾倒されていない無負荷状態を示しており、この無負荷状態において、操作体1は各タクトばね7と各弾性腕2cからの弾性復帰力によって水平状態に保持されている。
【0020】
いま、ユーザが操作体1の操作面の任意箇所、例えば図2における操作体1の左端を押圧すると、操作体1は支持軸1bと支持部材2の凹部2bとの当接部分を中心として反時計回り方向へ揺動し、それに伴って図示左側の押圧突起1cが支持部材2の開口2e内を下降する。その際、該押圧突起1cと支持軸1bを介して反対側に位置する2つの連結突起1dは弾性腕2cと共に若干上昇するが、これら2つの連結突起1dはいずれも押圧突起1cと支持軸1bを結ぶ直線に対して周方向へ約45度位置ずれして配置されているため、連結突起1dが弾性腕2cから離脱する程の大きな力は作用しない。そして、前記押圧突起1cが所定量下降すると、これに対向するタクトばね7の中央部が反転して固定接点5の中央固定接点5aと周縁固定接点5bが導通されるため、クリック感触が生起された際にスイッチオフからスイッチオン状態へと切り替わる。また、かかるスイッチオン状態において操作体1に対する上記押圧力を除去すると、タクトばね7と弾性腕2cの自己復帰力によって操作体1は水平状態に戻り、スイッチオン状態のタクトスイッチもスイッチオフ状態となる。また、ユーザが操作体1の他の箇所を押圧した場合も同様の動作が行われ、この場合は押圧箇所の真下に位置する押圧突起1cがそれに対向するタクトスイッチをオン動作させる。なお、ユーザが操作体1の任意箇所を押圧操作する際、操作体1の操作面に各押圧突起1cに対応する指当部1eが突設されているため、操作体1の操作面がユーザの指で覆われてしまう程度まで小型化されたとしても、ユーザは各指当部1eの感触によって押圧箇所を容易に認識することができる。
【0021】
このように本実施例に係る揺動操作型スイッチ装置は、操作体1に複数の押圧突起1cと複数の連結突起1dを周方向に所定の間隔を保って交互に配設し、各連結突起1dを支持部材2に設けた複数の弾性腕2cに熱溶着等によって固定したため、各押圧突起1cを操作体1の揺動中心に近づけた位置に配置したとしても、操作体1の揺動操作時に連結突起1dと弾性腕2cとの間に離脱方向の力がほとんど作用しなくなり、それゆえ、操作体1や支持部材2を含めて揺動操作型スイッチ装置全体を小型化することができる。しかも、各弾性腕2cは揺動中心側を固定端として放射状に延びる片持ち梁状のものであり、その自由端側に連結突起1dが固定されているため、各連結突起1dを操作体1の揺動中心から十分に遠ざけることができ、連結突起1dと弾性腕2cとの間に作用する離脱方向の力をより低減させることができる。
【0022】
また、本実施例では、支持部材2に設けた各弾性腕2cを板状部2aの上面に対して上方へ突出させてあるため、各弾性腕2cは板状部2aに対して大きな変位量で弾性変形することが可能となり、操作体1の揺動操作時の押圧ストロークを大きく設定することができる。
【0023】
また、本実施例では、支持部材2の下面中央部に設けたスナップ脚2fを固定板4の開口4aにスナップ止めすると共に、支持部材2の下面周縁部に設けた複数のボス2gを固定板4の各孔4cに熱溶着によってかしめ固定したため、揺動操作型スイッチ装置の組立作業を簡単に行なうことができると共に、操作体1や支持部材2等の構成部品を安定して支持することができる。
【0024】
なお、上記実施例では、各押圧突起1cによって動作されるスイッチ素子の一例として、タクトばね7を可動接点として兼用したタクトスイッチを挙げて説明したが、例えばメンブレンスイッチのように一対のフィルムにそれぞれ固定接点と可動接点を有するものをスイッチ素子として用い、このメンブレンスイッチ上にタクトばね7を搭載するというように、タクトばね7とは別に可動接点を設ける構成にしても良い。さらに、フレキシブル基板3の代わりにリジッド基板を使用して、このリジッド基板を固定板として機能させても良い。
【0025】
また、上記実施例では、押圧突起1cを挿通する開口2eを支持部材2に設けたが、開口2eの代わりに切欠きとしても良い。
【0026】
また、上記実施例では、支持軸1bを操作体1の下面中央に設け、この支持軸1bを支持部材2の凹部2bに当接させて揺動中心としたが、操作体1の支持軸1bを長くして支持部材2の中央に設けた孔に挿通させ、この支持軸1bを孔4cを設けていない固定部材4に支持させることもできる。さらに、操作体1に支持軸1bを設ける代わりに、支持部材2の中央上面に支持軸を突設させ、この支持軸を操作体1の裏面に当接させるようにしても良い。
【0027】
なお、本発明は押圧突起ならびにスイッチ素子等が3つ以上のものに適用して特に有用である。
【0028】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0029】
周方向に所定の間隔を保って配置された複数の押圧突起を有する操作体と、この操作体を揺動可能に支持する支持部材と、各押圧突起に対向して配置された複数のスイッチ素子とを備え、操作体を任意方向へ揺動操作することにより、スイッチ素子が押圧突起によって選択的に動作される揺動操作型スイッチ装置において、操作体には、周方向に隣接する各押圧突起の略中間に位置し、かつ前記押圧突起よりも該操作体の周縁寄りに複数の連結突起を設け、これら各連結突起を支持部材に設けた複数の弾性腕に固定し、前記各弾性腕を前記支持部材に片持ち梁状に設けると共に、その自由端側を前記支持部材の中央部側を起点として放射状に延出させ、前記各連結突起を前記各弾性腕の自由端側に固定したため、各押圧突起を操作体の揺動中心に近づけた位置に設けたとしても、操作体の揺動操作時に連結突起と弾性腕との間に作用する離脱方向の力を低減することができ、操作体や支持部材を含めて揺動操作型スイッチ装置全体を小型化することができる。また、各弾性腕を支持部材に片持ち梁状に設けると共に、その自由端側を支持部材の中央部側を起点として放射状に延出させ、各連結突起を各弾性腕の自由端側に固定することが小型化のために好ましく、この場合、各連結突起を操作体の揺動中心から十分に遠ざけた片持ち梁状の各弾性腕の自由端側に固定したため、各弾性腕が独立して比較的大きく弾性変形でき、連結突起と弾性腕との間に作用する離脱方向の力をより低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る揺動操作型スイッチ装置の平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿う断面図である。
【図4】操作体と支持部材の分解斜視図である。
【図5】操作体の側面図である。
【図6】操作体の裏面図である。
【図7】支持部材の平面図である。
【図8】支持部材の裏面図である。
【図9】支持部材の側面図である。
【図10】フレキシブル基板の平面図である。
【図11】固定板の平面図である。
【符号の説明】
1 操作体
1b 支持軸
1c 押圧突起
1d 連結突起
2 支持部材
2a 板状部
2b 凹部
2c 弾性腕
2d 孔
2e 開口
2f スナップ脚
2g ボス
3 フレキシブル基板
4 固定板
4c 孔
5 固定接点
7 タクトばね
Claims (3)
- 周方向に所定の間隔を保って配置された複数の押圧突起を有する操作体と、この操作体を揺動可能に支持する支持部材と、前記各押圧突起に対向して配置された複数のスイッチ素子とを備え、前記操作体を任意方向へ揺動操作することにより、前記スイッチ素子が前記押圧突起によって選択的に動作される揺動操作型スイッチ装置において、
前記操作体には、周方向に隣接する前記各押圧突起の略中間に位置し、かつ前記押圧突起よりも該操作体の周縁寄りに複数の連結突起を設け、これら各連結突起を前記支持部材に設けた複数の弾性腕に固定し、
前記各弾性腕を前記支持部材に片持ち梁状に設けると共に、その自由端側を前記支持部材の中央部側を起点として放射状に延出させ、前記各連結突起を前記各弾性腕の自由端側に固定したことを特徴とする揺動操作型スイッチ装置。 - 請求項1の記載において、前記支持部材の板状部に前記各押圧突起が挿通される開口または切欠きを設け、この板状部の上面に対して前記各弾性腕を上方へ突出させたことを特徴とする揺動操作型スイッチ装置。
- 請求項2の記載において、前記支持部材に中央部に位置するスナップ脚と該スナップ脚の周囲に位置する複数のボスとをそれぞれ垂設し、前記スイッチ素子が搭載された固定板に前記スナップ脚をスナップ止めすると共に前記各ボスをかしめ固定したことを特徴とする揺動操作型スイッチ装置。
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