JP3825868B2 - 木材保存剤組成物及び木材防蟻・防腐組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、低臭性の木材保存剤組成物及びシロアリ予防・駆除剤として有用な木材防蟻・防腐組成物に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
3−ヨード−プロペニルブチルカーバメート(慣用名:3−ヨード−イソプロピルブチルカーバメート、略称:IPBC)は、木材防腐・防黴効果に優れた薬剤であるが、この化合物は芳香族系の炭化水素には高溶解性を示すものの、脂肪族系の炭化水素には低溶解性であり、0.1〜0.5%程度の溶解性しか示さない。
IPBCを1%以上含む油剤(石油溶液)を作ろうとする場合、ジエチレングリコールモノメチルエーテル(略称MDG)を補助溶剤として2〜10%使用し、さらには芳香族系溶剤に溶解させるのが一般的であった。ところが、芳香族系溶剤には一般に特有な臭気を有するものが多く、木材に対する施工中、施工後の残留臭が問題となる。低臭性にする目的のために脂肪族系溶剤を用い、大量に補助溶剤を加えて溶解させても、冷却すると簡単にIPBCの結晶析出や液分離を起こしてしまい、臭いの少ない木材保存剤を調製することが困難であった。
【0003】
また、IPBCは低毒性で、防腐効力が高く、低臭性の木材用防腐・防黴剤として、シロアリ駆除用殺虫剤と併せ製剤化されることによって、シロアリ予防・駆除剤として広く使用されている。
しかしながら、IPBCは常温で淡黄白色の固体であり、前記したように芳香族炭化水素にはある程度溶解性があるものの、脂肪族炭化水素にはほとんど溶解しない。従って製剤化する場合、補助溶剤として、例えばMDG(ジエチレングリコールモノメチルエーテル)等を用い、芳香族系溶剤、例えばソルベッソ150等に溶解させて製剤化するのが一般的である。
ところが、芳香族系炭化水素を溶剤として製剤化した場合、芳香族炭化水素溶剤特有の臭気が強く、シロアリ予防・駆除処理時の作業環境が悪く、作業が捗らないなどの問題があった。
【0004】
従って、本発明の目的は、有効成分としてIPBCを充分な量で含有できると共に、冬場など比較的低温で保存してもIPBCの結晶析出や液分離を生ずることがなく、安定性に優れ、しかも低臭性であり、木材防腐・防黴効果に優れた木材保存剤組成物を提供することにある。
本発明の他の目的は、有効成分としてIPBC及び防蟻剤を充分な量で含有できると共に、冬場など比較的低温で保存してもIPBCの結晶析出や液分離を生ずることがなく、安定性に優れ、しかも低臭性であり、木材防腐・防黴効果及びシロアリ予防・駆除効果に優れた木材防蟻・防腐組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明によれば、木材保存剤としての3−ヨード−プロペニルブチルカーバメート及び脂肪族炭化水素溶剤を含有する木材保存剤組成物において、溶解補助剤として、(A)ジエチレングリコールモノブチルエーテルと、(B)ジエチレングリコールモノブチルエーテル以外のグリコールエーテル類及びフタル酸エステル類から選ばれた少なくとも1種を組み合わせて含有し、かつ、組成物全量に対し、前記(A)成分を1〜20重量%、前記(B)成分を5〜30重量%含有することを特徴とする木材保存剤組成物が提供される。
さらに本発明によれば、木材保存剤としての3−ヨード−プロペニルブチルカーバメート、防蟻剤及び脂肪族炭化水素溶剤を含有する木材防蟻・防腐組成物において、溶解補助剤として、(A)ジエチレングリコールモノブチルエーテルと、(B)ジエチレングリコールモノブチルエーテル以外のグリコールエーテル類及びフタル酸エステル類から選ばれた少なくとも1種を組み合わせて含有し、かつ、組成物全量に対し、前記(A)成分を1〜20重量%、前記(B)成分を5〜30重量%含有することを特徴とする木材防蟻・防腐組成物が提供される。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明者らは、IPBCを脂肪族系炭化水素に溶解させ、しかも低温においてもIPBCの結晶析出や液分離を生じない組成物を得るべく鋭意研究した結果、ジエチレングリコールモノブチルエーテル(慣用名:ブチルジグリコール、略称:BDG)と、他のグリコールエーテル類又はフタル酸エステル類とを溶解補助剤として組み合わせ、併用することによって、低温においてもIPBCの結晶析出や液分離を生じない安定なIPBCの脂肪族炭化水素溶液が得られることを見い出し、本発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明に係るIPBC及び脂肪族炭化水素溶剤を含有する木材保存剤組成物、及びこれにさらに防蟻剤を含有する木材防蟻・防腐組成物においては、(A)BDGと、(B)BDG以外の他のグリコールエーテル類及びフタル酸エステル類から選ばれた少なくとも1種を組み合わせて含有せしめることにより、IPBCの充分な溶解性を確保すると共に、組成物の安定性と低臭化を改善したことを特徴としている。
【0007】
本発明者らの研究によれば、IPBCを脂肪族系炭化水素に溶解させるときに、BDGと、BDG以外のグリコールエーテル類又はフタル酸エステル類を溶解補助剤として併用すると、−10℃まで冷却してもIPBCの結晶析出や液分離が起こらない組成物が得られる。
しかしながら、本発明に係る溶解補助剤、即ち、BDGを含むグリコールエーテル類やフタル酸エステル類のうち1種類だけで本発明の目的を達成させることは困難である。例えば、BDGを単独で溶解補助剤として用いた場合、その7%程度の使用量で常温ではIPBCを1%まで脂肪族系炭化水素に溶解させることはできるが、冷却(−10℃)すると液分離を起こしてしまう。元来、BDGと脂肪族系炭化水素は任意に溶解し、IPBCを含まない場合には液分離は起こらない。従って、上記の液分離はIPBCに起因する液分離である。
【0008】
また、フタル酸エステル類のうち、例えばジオクチルフタレートを使用しての溶解試験では、ジオクチルフタレートを40%程度溶解補助剤として使用しないと、脂肪族系炭化水素にIPBCを溶解させることは困難であった。
さらに、グリコールエーテルのうちブチルプロピレンジグリコール(略称:BPDG)を使用した溶解試験では、溶解補助剤としての10%以下の使用量で常温ではIPBCの結晶が析出した。
以上のように、本発明で用いる溶解補助剤でも単独で使用した場合、安定なIPBCの脂肪族炭化水素溶液を得ることが困難であったり、また大量に使用しないと溶解できない。
これに対して、例えば、BDG3%とBPDG7%を使用すれば、冷却(−10℃)してもIPBCの結晶析出や液分離を起こさないIPBCの脂肪族炭化水素溶液を得ることができる。
BDG単独では7%の使用量でも得られる組成物は冷却試験(−10℃)で液分離を起こし、BPDG単独では10%でも冷却試験でIPBCの結晶析出を起こすが、この両方を併用することによって前述のように−10℃まで冷却しても液分離やIPBCの結晶析出の起こらない組成物が得られる。
【0009】
本発明の組成物において木材保存剤として配合されるIPBCは、化学名が3−ヨード−プロペニルブチルカーバメート(化学式:C8 H12INO2 )の常温で白色の固体であり、木材や塗料の防腐剤として利用されている殺菌・防腐剤である。
このIPBCは木材の防腐・防黴効果に優れており、本発明の木材保存剤組成物及び木材防蟻・防腐組成物においては、一般に組成物全量の0.01〜10重量%、好ましくは3重量%以下の配合割合で用いられるが、通常は1重量%程度の配合量で充分な防腐・防黴効果を発揮する。
【0010】
本発明の木材防蟻・防腐組成物に配合される防蟻剤も、その種類によって好適な配合量は異なるが、一般に組成物全量の0.01〜10重量%、好ましくは3重量%以下の配合割合で用いられ、通常は0.1〜1重量%程度の配合量で充分なシロアリ予防・駆除効果を発揮する。
防蟻剤としては、従来公知の各種防蟻剤を使用できるが、O,O−ジエチル−O−(3,5,6−トリクロロ−2−ピリジル)ホスホロチオエート(一般名:クロルピリホス)、O,O−ジエチル−O−(α−シアノベンジリデンアミノ)チオホスフェート(一般名:ホキシム)、O,O−ジエチル−O−(3−オキソ−2−フェニル−2H−ピリダジン−6−イル)ホスホロチオエート(一般名:ピリダフェンチオン)、O−[(E)−2−イソプロポキシカルボニル−1−メチルビニル]−O−メチルエチルホスホラミドチオエート(一般名:プロペタンフォス)等の有機リン系殺虫剤;3−フェノキシベンジル(±)シス/トランス−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート(一般名:ペルメトリン)、α−シアノ−3−フェノキシベンジル−2,2−ジメチル−3−(1,2,2,2−テトラブロモエチル)シクロプロパンカルボキシラート(一般名:トラロメトリン)、2−メチルビフェニル−3−イルメチル−シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペ−1−エニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート(一般名:ビフェントリン)等のピレスロイド系殺虫剤;2−(4−エトキシフェニル)−2−メチルプロピル=3−フェノキシベンジル=エーテル(一般名:エトフェンプロックス)等のピレスロイド様殺虫剤;(4−エトキシフェニル)−[3−(4−フルオロ−3−フェノキシフェニル)プロピル]−(ジメチル)シラン(一般名:シラフルオフェン)等のケイ素含有シロアリ駆除剤などを好適に用いることができる。また、必要に応じて、N−(2−エチルヘキシル)−ビシクロ−[2.2.1]−ヘプタ−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド(略称:MGK−264又はサイネピリン222)、オクタクロロジプロピルエーテル(略称:S−421)等の効力増強剤を併用することもできる。
【0011】
前記した木材保存剤や防蟻剤の溶媒として用いられる脂肪族炭化水素溶剤としては、灯油のうち95%留出温度が300℃以下のJIS1号灯油、JIS2号灯油に該当するものが好ましく、望ましくは芳香族成分が20%以下で、灯油臭の少ないものが適当である。
【0012】
本発明の木材保存剤組成物及び木材防蟻・防腐組成物においては、前記したように、脂肪族炭化水素溶剤の他に、溶解補助剤として、(A)ジエチレングリコールモノブチルエーテルと、(B)ジエチレングリコールモノブチルエーテル以外のグリコールエーテル類及びフタル酸エステル類から選ばれた少なくとも1種が組み合わせて含有される。
上記(A)成分のジエチレングリコールモノブチルエーテル(略称:BDG、化学式:C8 H18O3 )は、常温で透明な液体であり、組成物全量の1〜20重量%の割合で使用することが好ましい。(A)成分の配合割合が多過ぎたり、あるいは少な過ぎた場合、組成物のIPBC溶解性、液安定性が悪くなるので好ましくない。
【0013】
上記(B)成分のうちのグリコールエーテル類は、例えば、R1−(O−CH2−CH(R2))n−OR3の化学式で表わされるエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール(n=1〜3)のモノ又はジエーテル誘導体である。上記化学式中、R1はメチル,エチル,プロピル,イソプロピル,ブチル,イソブチル,エチルヘキシル,ドデシル等の炭素数1〜12、好ましくは炭素数1〜10のアルキル基、又はフェニル、ベンジル等のフェニル基もしくはアリールアルキル基を示し、R2は水素又はメチル基を示し、R3は水素、又はメチル,エチル,プロピル,イソプロピル,ブチル,イソブチル等の炭素数1〜12、好ましくは1〜10のアルキル基又はアセチル基を示す。グリコールエーテル類の中でも、ジエチレングリコール(略称:DEDG)、ブチルプロピレンジグリコール(略称:BPDG)などが好ましい。
フタル酸エステル類としては、C6H4(COOR)2−OR3(ここで、Rは炭素数1〜12、好ましくは1〜10のアルキル基を示し、R3は上記定義と同じである)の化学式で表わされるフタル酸のジエステル誘導体、例えばジオクチルフタレート(略称:DOP)などが好適に用いられる。
上記(B)成分の配合割合は組成物全量の5〜30重量%が好ましい。(B)成分の配合割合が多過ぎたり、あるいは少な過ぎた場合、組成物のIPBC溶解性、液安定性が悪くなるので好ましくない。
【0014】
本発明の木材保存剤組成物及び木材防蟻・防腐組成物は、処理対象の木材又は木造建築物に塗布、吹付け、浸漬、注入等任意の方法により直接処理することができる。
また、シロアリ予防・駆除は大きく分けて木部処理、土壌処理、被覆処理に分類されるが、本発明の木材防蟻・防腐組成物は木部処理だけでなく、土壌処理等にも用いることができる。
【0015】
【実施例】
以下、実施例を示して本発明について具体的に説明するが、本発明が下記実施例に限定されるものでないことはもとよりである。なお、以下の実施例において「%」とあるのは、特にことわりがない限り重量%を意味する。
【0016】
上記の配合処方で、まず、BDG、DEDGの混合物にIPBCを加温溶解させ、さらにペルメトリン、MGK264、脂肪族炭化水素溶剤を順次加え、溶解させてシロアリ予防・駆除剤の澄明溶液を得た。この澄明溶液は、−10℃に冷却しても分離物を生じることはなかった。
【0017】
上記の配合処方で、前記実施例1と同様にしてシロアリ予防・駆除剤を調製した。澄明溶液を得ることはできたが、−10℃に冷却するとIPBCの分離を生じた。すなわち、BDGだけを溶解補助剤として使用しても、冷却後にも分離を生じない安定な溶液は得られなかった。
【0018】
上記の配合処方で、前記実施例1と同様にしてシロアリ予防・駆除剤を調製した。澄明溶液を得ることはできたが、−10℃に冷却するとIPBCの分離を生じた。すなわち、DEDGだけを溶解補助剤として使用しても、冷却後にも分離を生じない安定な溶液は得られなかった。
前記実施例1と比較例1及び2から明らかなように、本発明の組成物はBDG及びDEDGをそれぞれ単独に溶解補助剤として使用したのでは安定な溶液を作ることができないのに(比較例1,2)、両方の溶解補助剤を使用すると(実施例1)、その全使用量が単独に使用するときと同じであるにも拘らず、安定な溶液を調製することができた。
【0019】
上記の配合処方で、まず、BDG、DOPの混合物にIPBCを加温溶解させ、さらにペルメトリン、MGK264、脂肪族炭化水素溶剤を順次加え、溶解させてシロアリ予防・駆除剤の澄明溶液を得た。この澄明溶液は−10℃に冷却しても分離物を生じることはなかった。
参考比較例として溶解補助剤をDOPだけにした場合、DOPの量を30%まで増量させても分離物を生じない安定な溶液は得られなかった。BDG単独では分離物を生じ、安定な溶液を得ることが困難なことは比較例1に示した通りであり、この2種類の溶解補助剤を併用することによって安定な溶液を調製することができる。
【0020】
上記の配合処方で、まず、BDG、BPDGの混合物にIPBCを加温溶解させ、さらにペルメトリン、MGK264、脂肪族炭化水素溶剤を順次加え、溶解させてシロアリ予防・駆除剤の澄明溶液を得た。この澄明溶液は−10℃に冷却しても分離物を生じることはなかった。
参考比較例として溶解補助剤をBPDGだけにした場合、BPDGの量を10%にしてもIPBCの結晶が分離し、安定な溶液は得られなかった。また、BDG単独では分離物を生じ、安定な溶液を得ることが困難なことは比較例1に示した通りであり、この2種類の溶解補助剤を併用することによって安定な溶液を調製することができる。
【0021】
【発明の効果】
以上のように、本発明の木材保存剤としての3−ヨード−プロペニルブチルカーバメート及び脂肪族炭化水素溶剤を含有する木材保存剤組成物、及びこれにさらに防蟻剤を含有する木材防蟻・防腐組成物においては、さらに溶解補助剤として、(A)ジエチレングリコールモノブチルエーテルと、(B)ジエチレングリコールモノブチルエーテル以外のグリコール類及びフタル酸エステル類から選ばれた少なくとも1種を組み合わせて含有するものであるため、IPBCを充分な量で含有できると共に、冬場など比較的低温で保存してもIPBCの結晶析出や液分離を生ずることがなく、安定性に優れている。しかも低臭性であるため、木材保存処理やシロアリ予防・駆除処理を作業性よく行うことができ、また施工後にも残留臭はほとんど残らない。
Claims (2)
- 木材保存剤としての3−ヨード−プロペニルブチルカーバメート及び脂肪族炭化水素溶剤を含有する木材保存剤組成物において、溶解補助剤として、(A)ジエチレングリコールモノブチルエーテルと、(B)ジエチレングリコールモノブチルエーテル以外のグリコールエーテル類及びフタル酸エステル類から選ばれた少なくとも1種を組み合わせて含有し、かつ、組成物全量に対し、前記(A)成分を1〜20重量%、前記(B)成分を5〜30重量%含有することを特徴とする木材保存剤組成物。
- 木材保存剤としての3−ヨード−プロペニルブチルカーバメート、防蟻剤及び脂肪族炭化水素溶剤を含有する木材防蟻・防腐組成物において、溶解補助剤として、(A)ジエチレングリコールモノブチルエーテルと、(B)ジエチレングリコールモノブチルエーテル以外のグリコールエーテル類及びフタル酸エステル類から選ばれた少なくとも1種を組み合わせて含有し、かつ、組成物全量に対し、前記(A)成分を1〜20重量%、前記(B)成分を5〜30重量%含有することを特徴とする木材防蟻・防腐組成物。
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