JP3825354B2 - 熱分解ガス化溶融炉の燃焼制御装置および燃焼制御方法 - Google Patents
熱分解ガス化溶融炉の燃焼制御装置および燃焼制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3825354B2 JP3825354B2 JP2002093533A JP2002093533A JP3825354B2 JP 3825354 B2 JP3825354 B2 JP 3825354B2 JP 2002093533 A JP2002093533 A JP 2002093533A JP 2002093533 A JP2002093533 A JP 2002093533A JP 3825354 B2 JP3825354 B2 JP 3825354B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- supply amount
- limit value
- lower limit
- melting furnace
- reached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
Landscapes
- Incineration Of Waste (AREA)
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、都市ごみ等の廃棄物を熱分解してガス化し、このガス化したガスを高温燃焼して灰を溶融する熱分解ガス化溶融炉の燃焼制御装置および燃焼制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
熱分解ガス化溶融炉は、廃棄物を熱分解してガス化する熱分解炉と、該熱分解炉の下流側に設けられる灰溶融炉と、該灰溶融炉から排出される排ガスを燃焼する二次燃焼室とを備えている。
【0003】
このような熱分解ガス化溶融炉では、前記熱分解炉に対する廃棄物の供給量や一次空気の供給量が制御されるが、その際、制御の安定化を図るために、廃棄物の供給量を制御する制御系の操作量ならびに一次空気の供給量を制御する制御系の操作量にそれぞれ上限値および下限値を設定するようにしている。これは、上記廃棄物の供給量および一次空気の供給量にそれぞれ上下限値が設定されることを意味している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記操作量の上下限値は、通常、廃棄物供給量等の負荷の変動に対応した値が設定されるように、予め設定された負荷と上下限値の関係を示すテーブルに基づいて自動変更される。なお、従来において、上限値と下限値で規定される操作量の幅は一定に設定されており、上記上下限値の変更は、この一定な操作量の幅をシフトすることを意味している。
しかし、上記のように負荷に応じて操作量の上下限値を変更させても、廃棄物や一次空気の供給量を適正に制御できない場合がある。すなわち、負荷の大きさが同じであっても、例えば廃棄物の嵩比重や発熱量が変動した場合には、上記操作量の上下限値をそれに対応する値に変更すべきであるが、従来の制御では、そのような変更がなされないので、廃棄物や一次空気の供給量の制御性が悪化することになる。例えば、本来ならば、廃棄物や一次空気の供給量を増加もしくは減少させなければならないときに、上記操作量が上限値もしくは下限値に達して、その供給量の増減が不可能になる。
【0005】
本発明は、このような状況に鑑み、廃棄物の嵩比重や発熱量の変動等によらず熱分解炉に対する廃棄物の供給量や一次空気の供給量を適正に制御することが可能な熱分解ガス化溶融炉の燃焼制御装置および燃焼制御方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る燃焼制御装置は、廃棄物を熱分解してガス化する熱分解炉と、該熱分解炉の下流側に設けられる灰溶融炉と、該灰溶融炉から排出される排ガスを燃焼する二次燃焼室とを備える熱分解ガス化溶融炉に適用され、前記熱分解炉の温度、前記灰溶融炉の温度および前記二次燃焼室の温度のうちの少なくとも1つを検出するとともに、その検出値と所定の基準値との比較結果に基づいて前記熱分解炉への廃棄物の供給量を下限値から上限値に至る範囲内で制御する燃焼制御装置であって、前記廃棄物の供給量を増大すべき状態のときに該供給量が前記上限値に達したことを判定する第1の判定手段と、前記廃棄物の供給量を減少すべき状態のときに該供給量が前記下限値に達したことを判定する第2の判定手段と、前記供給量が上限値に達したことが判定された場合、および、前記供給量が下限値に達したことが判定された場合に、それぞれ強化学習則に基づいて前記供給量の下限値および上限値を変更する上下限値変更手段と、を備えることを特徴としている。
本燃焼制御装置によれば、廃棄物の嵩比重や発熱量の変化等によらず、制御の安定化を保持した状態で熱分解炉への廃棄物の供給量を適正に制御することができる。
【0007】
また、本発明に係る燃焼制御装置は、廃棄物を熱分解してガス化する熱分解炉と、該熱分解炉の下流側に設けられる灰溶融炉と、該灰溶融炉から排出される排ガスを燃焼する二次燃焼室と、該二次燃焼室に併設されたボイラとを備える熱分解ガス化溶融炉に適用され、前記熱分解炉の温度、前記灰溶融炉の温度、前記二次燃焼室の温度および前記ボイラの蒸発量のうちの少なくとも1つを検出するとともに、その検出値と所定の基準値との比較結果に基づいて前記熱分解炉への廃棄物の供給量を下限値から上限値に至る範囲内で制御する燃焼制御装置であって、前記廃棄物の供給量を増大すべき状態のときに該供給量が前記上限値に達したことを判定する第1の判定手段と、前記廃棄物の供給量を減少すべき状態のときに該供給量が前記下限値に達したことを判定する第2の判定手段と、前記供給量が上限値に達したことが判定された場合、および、前記供給量が下限値に達したことが判定された場合に、それぞれ強化学習則に基づいて前記供給量の下限値および上限値を変更する上下限値変更手段と、を備えることを特徴としている。
本燃焼制御装置によっても、廃棄物の嵩比重や発熱量の変化等によらず、制御の安定化を保持した状態で熱分解炉への廃棄物の供給量を適正に制御することができる。
【0008】
更に、本発明に係る燃焼制御装置は、廃棄物を熱分解してガス化する熱分解炉と、該熱分解炉の下流側に設けられる灰溶融炉と、該灰溶融炉から排出される排ガスを燃焼する二次燃焼室とを備える熱分解ガス化溶融炉に適用され、前記熱分解炉の温度、前記灰溶融炉の温度および前記二次燃焼室の温度のうちの少なくとも1つを検出するとともに、その検出値と所定の基準値との比較結果に基づいて前記熱分解炉への一次空気の供給量を下限値から上限値に至る範囲内で制御する燃焼制御装置であって、前記一次空気の供給量を増大すべき状態のときに該供給量が前記上限値に達したことを判定する第1の判定手段と、前記一次空気の供給量を減少すべき状態のときに該供給量が前記下限値に達したことを判定する第2の判定手段と、前記供給量が上限値に達したことが判定された場合、および、前記供給量が下限値に達したことが判定された場合に、それぞれ強化学習則に基づいて前記供給量の下限値および上限値を変更する上下限値変更手段と、を備えることを特徴としている。
本燃焼制御装置によれば、廃棄物の嵩比重や発熱量の変化等によらず、制御の安定化を保持した状態で熱分解炉への一次空気の供給量を適正に制御することができる。
【0009】
また、本発明に係る燃焼制御装置は、廃棄物を熱分解してガス化する熱分解炉と、該熱分解炉の下流側に設けられる灰溶融炉と、該灰溶融炉から排出される排ガスを燃焼する二次燃焼室と、該二次燃焼室に併設されたボイラとを備える熱分解ガス化溶融炉に適用され、前記熱分解炉の温度、前記灰溶融炉の温度、前記二次燃焼室の温度および前記ボイラの蒸発量のうちの少なくとも1つを検出するとともに、その検出値と所定の基準値との比較結果に基づいて前記熱分解炉への一次空気の供給量を下限値から上限値に至る範囲内で制御する燃焼制御装置であって、前記一次空気の供給量を増大すべき状態のときに該供給量が前記上限値に達したことを判定する第1の判定手段と、前記一次空気の供給量を減少すべき状態のときに該供給量が前記下限値に達したことを判定する第2の判定手段と、前記供給量が上限値に達したことが判定された場合、および、前記供給量が下限値に達したことが判定された場合に、それぞれ強化学習則に基づいて前記供給量の下限値および上限値を変更する上下限値変更手段と、を備えることを特徴としている。
本燃焼制御装置によっても、廃棄物の嵩比重や発熱量の変化等によらず、制御の安定化を保持した状態で熱分解炉への一次空気の供給量を適正に制御することができる。
【0010】
本発明に係る燃焼制御方法は、廃棄物を熱分解してガス化する熱分解炉と、該熱分解炉の下流側に設けられる灰溶融炉と、該灰溶融炉から排出される排ガスを燃焼する二次燃焼室とを備える熱分解ガス化溶融炉に適用され、前記熱分解炉の温度、前記灰溶融炉の温度および前記二次燃焼室の温度のうちの少なくとも1つを検出するとともに、その検出値と所定の基準値との比較結果に基づいて前記熱分解炉への廃棄物の供給量を下限値から上限値に至る範囲内で制御する燃焼制御方法であって、前記廃棄物の供給量を増大すべき状態のときに該供給量が前記上限値に達したことを判定するステップと、前記廃棄物の供給量を減少すべき状態のときに該供給量が前記下限値に達したことを判定するステップと、前記供給量が上限値に達したことが判定された場合、および、前記供給量が下限値に達したことが判定された場合に、それぞれ強化学習則に基づいて前記供給量の下限値および上限値を変更するステップと、を含むことを特徴としている。
本燃焼制御方法によれば、廃棄物の嵩比重や発熱量の変化等によらず、制御の安定化を保持した状態で熱分解炉への廃棄物の供給量を適正に制御することができる。
【0011】
また、本発明に係る燃焼制御方法は、廃棄物を熱分解してガス化する熱分解炉と、該熱分解炉の下流側に設けられる灰溶融炉と、該灰溶融炉から排出される排ガスを燃焼する二次燃焼室と、該二次燃焼室に併設されたボイラとを備える熱分解ガス化溶融炉に適用され、前記熱分解炉の温度、前記灰溶融炉の温度および前記ボイラの蒸発量のうちの少なくとも1つを検出するとともに、その検出値と所定の基準値との比較結果に基づいて前記熱分解炉への廃棄物の供給量を下限値から上限値に至る範囲内で制御する燃焼制御方法であって、前記廃棄物の供給量を増大すべき状態のときに該供給量が前記上限値に達したことを判定するステップと、前記廃棄物の供給量を減少すべき状態のときに該供給量が前記下限値に達したことを判定するステップと、前記供給量が上限値に達したことが判定された場合、および、前記供給量が下限値に達したことが判定された場合に、それぞれ強化学習則に基づいて前記供給量の下限値および上限値を変更するステップと、を含むことを特徴としている。
本燃焼制御方法によっても、廃棄物の嵩比重や発熱量の変化等によらず、制御の安定化を保持した状態で熱分解炉への廃棄物の供給量を適正に制御することができる。
【0012】
更に、本発明に係る燃焼制御方法は、廃棄物を熱分解してガス化する熱分解炉と、該熱分解炉の下流側に設けられる灰溶融炉と、該灰溶融炉から排出される排ガスを燃焼する二次燃焼室とを備える熱分解ガス化溶融炉に適用され、前記熱分解炉の温度、前記灰溶融炉の温度および前記二次燃焼室の温度のうちの少なくとも1つを検出するとともに、その検出値と所定の基準値との比較結果に基づいて前記熱分解炉への一次空気の供給量を下限値から上限値に至る範囲内で制御する燃焼制御方法であって、前記一次空気の供給量を増大すべき状態のときに該供給量が前記上限値に達したことを判定するステップと、前記一次空気の供給量を減少すべき状態のときに該供給量が前記下限値に達したことを判定するステップと、前記供給量が上限値に達したことが判定された場合、および、前記供給量が下限値に達したことが判定された場合に、それぞれ強化学習則に基づいて前記供給量の下限値および上限値を変更するステップと、を含むことを特徴としている。本燃焼制御方法によれば、廃棄物の嵩比重や発熱量の変化等によらず、制御の安定化を保持した状態で熱分解炉への一次空気の供給量を適正に制御することができる。
【0013】
また、本発明に係る燃焼制御方法は、廃棄物を熱分解してガス化する熱分解炉と、該熱分解炉の下流側に設けられる灰溶融炉と、該灰溶融炉から排出される排ガスを燃焼する二次燃焼室と、該二次燃焼室に併設されたボイラとを備える熱分解ガス化溶融炉に適用され、前記熱分解炉の温度、前記灰溶融炉の温度、前記二次燃焼室の温度および前記ボイラの蒸発量のうちの少なくとも1つを検出するとともに、その検出値と所定の基準値との比較結果に基づいて前記熱分解炉への一次空気の供給量を下限値から上限値に至る範囲内で制御する燃焼制御方法であって、前記一次空気の供給量を増大すべき状態のときに該供給量が前記上限値に達したことを判定するステップと、前記一次空気の供給量を減少すべき状態のときに該供給量が前記下限値に達したことを判定するステップと、前記供給量が上限値に達したことが判定された場合、および、前記供給量が下限値に達したことが判定された場合に、それぞれ強化学習則に基づいて前記供給量の下限値および上限値を変更するステップと、を含むことを特徴としている。
本燃焼制御方法によっても、廃棄物の嵩比重や発熱量の変化等によらず、制御の安定化を保持した状態で熱分解炉への一次空気の供給量を適正に制御することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る熱分解ガス化溶融炉の燃焼制御装置および燃焼制御方法の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る燃焼制御装置が適用された熱分解ガス化溶融炉の概略図である。
【0015】
この熱分解ガス化溶融炉1は、ごみ等の廃棄物2を熱分解してガス化する熱分解炉3と、この熱分解炉3の下流側に設けられる灰溶融炉4と、この灰溶融炉4から排出される排ガス5を燃焼する二次燃焼室6とを備えている。
【0016】
上記熱分解炉3の側方には、廃棄物供給装置7が配設されている。この廃棄物供給装置7は、所定量の廃棄物2を熱分解炉3内に供給するものであり、廃棄物2が投入されるホッパ8と、モータ9で回転駆動されて廃棄物2を搬送するスクリュー10と、廃棄物2を熱分解炉3の投入口へ案内するシュート11とを有している。
【0017】
熱分解炉3は、その上部が管路12を介して灰溶融炉4に連通され、かつ、その内部に砂層13の温度を検出する砂層温度検出センサ14が配設されている。また、この熱分解炉3の底部には、流量調整用ダンパ16を介して一次空気が供給される。
【0018】
上記灰溶融炉4は、管路12を介して熱分解炉3から送給される熱分解ガス、未分解残渣、チャー、灰等の混合物を高温燃焼して灰を溶融するものであり、その底部に設けられた出滓口18から溶融スラグ19が取り出される。なお、溶融スラグ19は、図示していないスラグ冷却槽などを経て外部に排出される。この灰溶融炉4には、内部温度を検出する灰溶融炉温度検出センサ20が設けられている。
【0019】
上記二次燃焼室6は、灰溶融炉4から排出される排ガス5を再度燃焼すべく、該灰溶融炉4の下流側に配設され、その内方上部に内部温度を検出する二次燃焼室温度検出センサ21が配設されている。この二次燃焼室6の後流側には、必要に応じてボイラ23−1が設置され、その場合、このボイラ23−1にボイラ蒸発量を検出するボイラ蒸発量検出センサ23−2が設けられるとともに、排ガスを下流側の排ガス処理設備(図示せず)に導く煙道22が接続される。
なお、ボイラ23−1を設けない場合には、上記煙道22が二次燃焼室6の出口に接続される。
【0020】
上記砂層温度検出センサ14、灰溶融炉温度検出センサ20、二次燃焼室温度検出センサ21およびボイラ蒸発量検出センサ23−2は、いずれも制御部24に接続されている。そして、制御部24は、これらのセンサ14,15,20,21および23−1の出力に基づいて、図2に示す手順を実行する。
【0021】
この手順では、以下に示す条件の内のいずれか1つが満足されているか否か、もしくは、これらの条件の中の所定の複数の条件(全ての条件も含む)が共に満足されているか否かが判断される(ステップ100)。
(a)熱分解炉3内の砂層13の温度≦設定値
(b)灰溶融炉4内の温度≧設定値
(c)二次燃焼室6内の温度≧設定値
(d)ボイラ23−1の蒸発量≧設定値
【0022】
説明を容易にするため、ここでは上記条件(a)のみについての判断がステップ100において実行されるものとする。このステップ100の判断結果がNOである場合には、つまり、軽負荷状態である場合には、熱分解炉3に対する廃棄物の供給量(前記モータ9の操作量)が上限値に達しているか否かが判断される(ステップ101)。
なお、制御部24は、熱分解炉3内の砂層13の温度を制御する制御系として、砂層13の温度についての設定値(目標値)とセンサ14で検出される該砂層13の実温度との偏差が小さくなるようにモータ9を制御する第1の制御系と、該偏差が小さくなるようにダンパ16を制御する第2の制御系とを内蔵している。そして、上記ステップ101の条件(a)についての判断は、上記第1の制御系の操作量に基づいて実行される。
【0023】
上記ステップ101において、廃棄物の供給量が上限値でないと判断された場合には、廃棄物の供給量が増加されるように上記モータ9の回転数が制御される(ステップ102)。
また、同様に、ステップ101で廃棄物の供給量が上限値でないと判断された場合には、上記第2の制御系の操作量に基づいて、熱分解炉3に対する一次空気の供給量(前記ダンパ16の操作量)が上限値であるか否かが判断され(ステップ103)、下限値でない場合には、上記一次空気の供給量が増加されるように上記ダンパ16の開度が制御される(ステップ104)。
【0024】
一方、ステップ101で廃棄物の供給量が上限値であると判断された場合、およびステップ103で一次空気の供給量が上限値であると判断された場合には、周知の強化学習則(試行錯誤を通じて制御対象(環境)に適応する学習制御の枠組)を利用した制御パラメータの自動調整処理が実行される(ステップ105,106)。
【0025】
上記強化学習則を利用した制御パラメータの自動調整手法の概要は以下のとおりである。
(1)行動選択手法(探査戦略):
行動価値関数Qに基づく行動選択
(2)学習モデル:
以下に示すNステップのQ更新式
【数1】
(3)報酬r:
平均値の設定値からの剥離、分散を表す下式によって与えられる。
【数2】
(4)状態量St:
操作量の下限値、上下幅について図3に示すようにN1,N2刻みに離散化する。
(5)行動a:
図3に矢印で示す8方向もしくは上下左右の4方向に行動する。
(6)Qのマッピング:
初期値を入力して、上記(i)式からQの値を得る。ニューラルネットワーク等の予測手法によって全てのQのとりうる範囲を予測する。
【0026】
ここで、上記ステップ105,106で実行される廃棄物供給量の上下限値パラメータの自動調整について具体的に説明する。ステップ105では、ある制御パラメータの組み合わせ(状態量Stである操作量の下限値、上下限値幅の組み合わせ)に対しての制御対象の現在値と設定値を観測し、上記式(ii)によって一定時間における平均、分散を演算する。そして、その演算結果から制御性を評価し、その評価を報酬rtとして受け取る。
【0027】
ここにおけるある制御パラメータの組み合わせとは、前記第1の制御系におけるモータ9の操作量のある下限値、上下限値幅であって、図3に示すN1刻みの下限値の中のある下限値と、N2刻みの上下限値幅の中のある上下限値幅との組み合わせを意味している。
また、ここにおける上記制御対象の現在値と設定値は、前記センサ4で検出される現在の砂層13の温度とそれに対する設定値を意味している。
なお、図3において、Lmaxは最大下限値を示し、また、Bmaxは最大上下限値幅を示している。
【0028】
上記報酬rtに基づいて、上記式(i)として示した行動価値関数Q(St,at)が得られる。そこで、時間ステップtをt+1へ進めて、この動価値関数Qを評価基準とする新たな行動a´を実行する。すなわち、制御パラメータ(操作量の下限値、上下限値幅)の組み合わせを自動更新する。
なお、Qのマッピングは、ニューラルネットワーク等の予測手法を用いることにより、未知の制御パラメータの組み合わせに対しての予測を可能にする。
【0029】
以後、以上の手順が繰り返されて、式(i)に示すようにQ値が更新され、その結果、熱分解炉の砂層13の温度が適正に維持されるように廃棄物供給量および一次空気供給量が調整される。
以上では、ステップ105において実行される前記制御系1に係る操作量の上下限値の変更手順を説明したが、ステップ106においても上記に準じた手順が実行されて、前記制御系2に係る操作量の上下限値が変更される。
【0030】
次に、前記ステップ100の判断結果がYESである場合、つまり、高負荷状態である場合について説明する。
この場合、前記第1の制御系の操作量に基づいて、熱分解炉3に対する廃棄物の供給量(前記モータ9の操作量)が下限値に達しているか否かが判断され(ステップ107)、該供給量が下限値でないと判断された場合には、廃棄物の供給量が減少されるように前記モータ9の回転数が制御される(ステップ108)。
また、同様に、ステップ107で廃棄物の供給量が下限値でないと判断された場合には、前記第2の制御系の操作量に基づいて、熱分解炉3に対する一次空気の供給量(前記ダンパ16の操作量)が下限値であるか否かが判断され(ステップ109)、下限値でない場合には、上記一次空気の供給量が減少されるように上記ダンパ16の開度が制御される(ステップ110)。
【0031】
一方、ステップ107で廃棄物の供給量が下限値であると判断された場合、およびステップ109で一次空気の供給量が下限値であると判断された場合には、前述した強化学習則による制御パラメータの自動調整処理が実行される(ステップ105,106)。
【0032】
ところで、以上においては、ステップ100の判断条件として前記条件(a)のみを用いているが、このステップ100の判断条件として、前記条件(b)〜(d)のうちのいずれか1つ、例えば、条件(b)を用いても良い。
この場合、制御部24には、灰溶融炉4内の温度を制御する制御系として、この灰溶融炉4内の温度についての設定値(目標値)とセンサ20で検出される該灰溶融炉4の実温度との偏差が小さくなるように前記モータ9を制御する第3の制御系と、該偏差が小さくなるように前記ダンパ16を制御する第4の制御系とが内蔵される。
【0033】
そして、この場合、前記ステップ101,107の判断が上記第3の制御系の操作量に基づいて実行されるとともに、前記ステップ103,109の判断が上記第3の制御系の操作量に基づいて実行されることになる。また、前記ステップ105では、上記第3の制御系の操作量の上下限値が前記強化学習則によって調整され、また、前記ステップ106では、上記第4の制御系の操作量の上下限値が前記強化学習則によって調整される。
【0034】
もちろん、ステップ100の判断条件として、前記条件(a)〜(d)のうちのいくつか、もしくは全部の組み合わせを使用しても良い。いま、例えば、条件(a),(b)の双方をステップ100の判断条件として用いる場合を考えると、その場合、前記ステップ105で、上記第1、第3の制御系の操作量の上下限値が前記強化学習則によって調整され、また、前記ステップ106で、上記第2、第4の制御系の操作量の上下限値が前記強化学習則によって調整されることになる。
【0035】
なお、上記実施の形態では、熱分解炉に対する廃棄物の供給量と一次空気の供給量の双方についての上下限値を調整するようにしているが、それらの上下限値の内のいずれか一方のみを調整することも当然可能である。
また、上記実施の形態では、二次燃焼室6の後流にボイラ23−1が設けられているので、前記条件(d)を設定しているが、ボイラ23−1を設けない場合には、当然、この条件(d)は不要になる。
【0036】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係る熱分解ガス化溶融炉の燃焼制御装置および燃焼制御方法によれば、強化学習則に基づいて熱分解炉に対する廃棄物の供給量の上下限値および/または一次空気の供給量の上下限値が変更されるので、該上下限値を廃棄物の嵩比重や発熱量の変動等によらず適正に設定して、上記廃棄物の供給量や一次空気の供給量を適正に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される熱分解ガス化溶融炉の構成を示す要部概念図である。
【図2】制御部において実行される手順の一例を示すフローチャートである。
【図3】強化学習則に基づいた制御パラメータの自動調整手法の一例を示すグラフである。
【符号の説明】
1 熱分解ガス化溶融炉
2 廃棄物
3 熱分解炉
4 灰溶融炉
5 排ガス
6 二次燃焼室
7 廃棄物供給装置
9 モータ
13 砂層
14 砂層温度検出センサ
16 ダンパ
17 一次空
20 灰溶融炉温度検出センサ
21 二次燃焼室温度検出センサ
23−1 ボイラ
23−2 ボイラ蒸発量検出センサ
24 制御部
Claims (8)
- 廃棄物を熱分解してガス化する熱分解炉と、該熱分解炉の下流側に設けられる灰溶融炉と、該灰溶融炉から排出される排ガスを燃焼する二次燃焼室とを備える熱分解ガス化溶融炉に適用され、前記熱分解炉の温度、前記灰溶融炉の温度および前記二次燃焼室の温度のうちの少なくとも1つを検出するとともに、その検出値と所定の基準値との比較結果に基づいて、前記熱分解炉への廃棄物の供給量を制御の安定性を図るために規定される下限値から上限値に至る範囲内で制御する燃焼制御装置であって、
前記廃棄物の供給量を増大すべき状態のときに該供給量が前記上限値に達したことを判定する第1の判定手段と、
前記廃棄物の供給量を減少すべき状態のときに該供給量が前記下限値に達したことを判定する第2の判定手段と、
前記供給量が上限値に達したことが判定された場合、および、前記供給量が下限値に達したことが判定された場合に、それぞれ強化学習則に基づいて前記供給量の下限値および上限値を変更する上下限値変更手段と、
を備えることを特徴とする熱分解ガス化溶融炉の燃焼制御装置。 - 廃棄物を熱分解してガス化する熱分解炉と、該熱分解炉の下流側に設けられる灰溶融炉と、該灰溶融炉から排出される排ガスを燃焼する二次燃焼室と、該二次燃焼室に併設されたボイラとを備える熱分解ガス化溶融炉に適用され、前記熱分解炉の温度、前記灰溶融炉の温度、前記二次燃焼室の温度および前記ボイラの蒸発量のうちの少なくとも1つを検出するとともに、その検出値と所定の基準値との比較結果に基づいて、前記熱分解炉への廃棄物の供給量を制御の安定性を図るために規定される下限値から上限値に至る範囲内で制御する燃焼制御装置であって、
前記廃棄物の供給量を増大すべき状態のときに該供給量が前記上限値に達したことを判定する第1の判定手段と、
前記廃棄物の供給量を減少すべき状態のときに該供給量が前記下限値に達したことを判定する第2の判定手段と、前記供給量が上限値に達したことが判定された場合、および、前記供給量が下限値に達したことが判定された場合に、それぞれ強化学習則に基づいて前記供給量の下限値および上限値を変更する上下限値変更手段と、
を備えることを特徴とする熱分解ガス化溶融炉の燃焼制御装置。 - 廃棄物を熱分解してガス化する熱分解炉と、該熱分解炉の下流側に設けられる灰溶融炉と、該灰溶融炉から排出される排ガスを燃焼する二次燃焼室とを備える熱分解ガス化溶融炉に適用され、前記熱分解炉の温度、前記灰溶融炉の温度および前記二次燃焼室の温度のうちの少なくとも1つを検出するとともに、その検出値と所定の基準値との比較結果に基づいて、前記熱分解炉への一次空気の供給量を制御の安定性を図るために規定される下限値から上限値に至る範囲内で制御する燃焼制御装置であって、
前記一次空気の供給量を増大すべき状態のときに該供給量が前記上限値に達したことを判定する第1の判定手段と、
前記一次空気の供給量を減少すべき状態のときに該供給量が前記下限値に達したことを判定する第2の判定手段と、
前記供給量が上限値に達したことが判定された場合、および、前記供給量が下限値に達したことが判定された場合に、それぞれ強化学習則に基づいて前記供給量の下限値および上限値を変更する上下限値変更手段と、を備えることを特徴とする熱分解ガス化溶融炉の燃焼制御装置。 - 廃棄物を熱分解してガス化する熱分解炉と、該熱分解炉の下流側に設けられる灰溶融炉と、該灰溶融炉から排出される排ガスを燃焼する二次燃焼室と、該二次燃焼室に併設されたボイラとを備える熱分解ガス化溶融炉に適用され、前記熱分解炉の温度、前記灰溶融炉の温度、前記二次燃焼室の温度および前記ボイラの蒸発量のうちの少なくとも1つを検出するとともに、その検出値と所定の基準値との比較結果に基づいて、前記熱分解炉への一次空気の供給量を制御の安定性を図るために規定される下限値から上限値に至る範囲内で制御する燃焼制御装置であって、
前記一次空気の供給量を増大すべき状態のときに該供給量が前記上限値に達したことを判定する第1の判定手段と、
前記一次空気の供給量を減少すべき状態のときに該供給量が前記下限値に達したことを判定する第2の判定手段と、
前記供給量が上限値に達したことが判定された場合、および、前記供給量が下限値に達したことが判定された場合に、それぞれ強化学習則に基づいて前記供給量の下限値および上限値を変更する上下限値変更手段と、を備えることを特徴とする熱分解ガス化溶融炉の燃焼制御装置。 - 廃棄物を熱分解してガス化する熱分解炉と、該熱分解炉の下流側に設けられる灰溶融炉と、該灰溶融炉から排出される排ガスを燃焼する二次燃焼室とを備える熱分解ガス化溶融炉に適用され、前記熱分解炉の温度、前記灰溶融炉の温度および前記二次燃焼室の温度のうちの少なくとも1つを検出するとともに、その検出値と所定の基準値との比較結果に基づいて、前記熱分解炉への廃棄物の供給量を制御の安定性を図るために規定される下限値から上限値に至る範囲内で制御する燃焼制御方法であって、
前記廃棄物の供給量を増大すべき状態のときに該供給量が前記上限値に達したことを判定するステップと、
前記廃棄物の供給量を減少すべき状態のときに該供給量が前記下限値に達したことを判定するステップと、
前記供給量が上限値に達したことが判定された場合、および、前記供給量が下限値に達したことが判定された場合に、それぞれ強化学習則に基づいて前記供給量の下限値および上限値を変更するステップと、
を含むことを特徴とする熱分解ガス化溶融炉の燃焼制御方法。 - 廃棄物を熱分解してガス化する熱分解炉と、該熱分解炉の下流側に設けられる灰溶融炉と、該灰溶融炉から排出される排ガスを燃焼する二次燃焼室と、該二次燃焼室に併設されたボイラとを備える熱分解ガス化溶融炉に適用され、前記熱分解炉の温度、前記灰溶融炉の温度および前記ボイラの蒸発量のうちの少なくとも1つを検出するとともに、その検出値と所定の基準値との比較結果に基づいて、前記熱分解炉への廃棄物の供給量を制御の安定性を図るために規定される下限値から上限値に至る範囲内で制御する燃焼制御方法であって、
前記廃棄物の供給量を増大すべき状態のときに該供給量が前記上限値に達したことを判定するステップと、
前記廃棄物の供給量を減少すべき状態のときに該供給量が前記下限値に達したことを判定するステップと、
前記供給量が上限値に達したことが判定された場合、および、前記供給量が下限値に達したことが判定された場合に、それぞれ強化学習則に基づいて前記供給量の下限値および上限値を変更するステップと、
を含むことを特徴とする熱分解ガス化溶融炉の燃焼制御方法。 - 廃棄物を熱分解してガス化する熱分解炉と、該熱分解炉の下流側に設けられる灰溶融炉と、該灰溶融炉から排出される排ガスを燃焼する二次燃焼室とを備える熱分解ガス化溶融炉に適用され、前記熱分解炉の温度、前記灰溶融炉の温度および前記二次燃焼室の温度のうちの少なくとも1つを検出するとともに、その検出値と所定の基準値との比較結果に基づいて、前記熱分解炉への一次空気の供給量を制御の安定性を図るために規定される下限値から上限値に至る範囲内で制御する燃焼制御方法であって、
前記一次空気の供給量を増大すべき状態のときに該供給量が前記上限値に達したことを判定するステップと、前記一次空気の供給量を減少すべき状態のときに該供給量が前記下限値に達したことを判定するステップと、
前記供給量が上限値に達したことが判定された場合、および、前記供給量が下限値に達したことが判定された場合に、それぞれ強化学習則に基づいて前記供給量の下限値および上限値を変更するステップと、
を含むことを特徴とする熱分解ガス化溶融炉の燃焼制御方法。 - 廃棄物を熱分解してガス化する熱分解炉と、該熱分解炉の下流側に設けられる灰溶融炉と、該灰溶融炉から排出される排ガスを燃焼する二次燃焼室と、該二次燃焼室に併設されたボイラとを備える熱分解ガス化溶融炉に適用され、前記熱分解炉の温度、前記灰溶融炉の温度、前記二次燃焼室の温度および前記ボイラの蒸発量のうちの少なくとも1つを検出するとともに、その検出値と所定の基準値との比較結果に基づいて、前記熱分解炉への一次空気の供給量を制御の安定性を図るために規定される下限値から上限値に至る範囲内で制御する燃焼制御方法であって、
前記一次空気の供給量を増大すべき状態のときに該供給量が前記上限値に達したことを判定するステップと、前記一次空気の供給量を減少すべき状態のときに該供給量が前記下限値に達したことを判定するステップと、
前記供給量が上限値に達したことが判定された場合、および、前記供給量が下限値に達したことが判定された場合に、それぞれ強化学習則に基づいて前記供給量の下限値および上限値を変更するステップと、
を含むことを特徴とする熱分解ガス化溶融炉の燃焼制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002093533A JP3825354B2 (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 熱分解ガス化溶融炉の燃焼制御装置および燃焼制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002093533A JP3825354B2 (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 熱分解ガス化溶融炉の燃焼制御装置および燃焼制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003287214A JP2003287214A (ja) | 2003-10-10 |
JP3825354B2 true JP3825354B2 (ja) | 2006-09-27 |
Family
ID=29237950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002093533A Expired - Fee Related JP3825354B2 (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 熱分解ガス化溶融炉の燃焼制御装置および燃焼制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3825354B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4741968B2 (ja) * | 2006-03-30 | 2011-08-10 | 株式会社日立製作所 | プラントの制御装置 |
DE102008007700A1 (de) | 2007-10-31 | 2009-05-07 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur rechnergestützten Exploration von Zuständen eines technischen Systems |
JP6453805B2 (ja) * | 2016-04-25 | 2019-01-16 | ファナック株式会社 | 製品の異常に関連する変数の判定値を設定する生産システム |
-
2002
- 2002-03-29 JP JP2002093533A patent/JP3825354B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003287214A (ja) | 2003-10-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0427231B1 (en) | Waste disposal method and apparatus | |
JP5683338B2 (ja) | 循環式流動焼却炉の温度制御装置及びその温度制御方法 | |
JP3825354B2 (ja) | 熱分解ガス化溶融炉の燃焼制御装置および燃焼制御方法 | |
FI93673B (fi) | Menetelmä aineksen palamisen säätämiseksi leijukerrospolttouunissa | |
JP4188859B2 (ja) | 廃棄物処理プラント設備の運転制御方法及び運転制御装置 | |
JPH1194227A (ja) | ごみ焼却炉の燃焼ごみ低位発熱量推定方法及び燃焼ごみ可燃分発熱量推定方法 | |
JP6146701B2 (ja) | 廃棄物焼却炉の燃焼制御装置のための評価装置及び評価方法 | |
JPH079288B2 (ja) | 固形燃焼装置の燃料供給制御方法 | |
JP2009257731A (ja) | 循環流動層式焼却炉の温度制御方法 | |
JP5154094B2 (ja) | ガス化溶融システムの燃焼制御方法及び該システム | |
JP2019178848A (ja) | 廃棄物焼却炉及び廃棄物焼却方法 | |
JP3868315B2 (ja) | 熱分解ガス化溶融炉の燃焼制御装置及び燃焼制御方法 | |
JPH1137436A (ja) | 水平ストーカ式ごみ焼却炉のごみ送り制御方式 | |
JP2003287213A (ja) | ごみ焼却炉の燃焼制御装置 | |
JP2007113880A (ja) | ガス化炉の制御方法及び制御装置 | |
JP4097999B2 (ja) | 熱分解ガス化溶融処理プラントの制御方法及び装置、並びにプログラム | |
EP1267122B1 (en) | Combustion control method in refuse incineration furnace | |
JP4276146B2 (ja) | 熱分解ガス化溶融処理プラントの制御方法及び装置、並びにプログラム | |
JP4091879B2 (ja) | 廃棄物処理炉の制御方法及び装置 | |
JPH0470528B2 (ja) | ||
JPH1122941A (ja) | ごみ焼却炉の給じん量制御方法及び給じん量制御装置 | |
JP7445058B1 (ja) | 燃焼設備用システムおよび燃焼制御方法 | |
JP2004353944A (ja) | ごみ処理設備等における燃焼制御方法およびごみ処理設備 | |
JP2008298352A (ja) | ごみ焼却設備における燃焼空気の制御方法および制御装置 | |
JP3235643B2 (ja) | 汚泥焼却炉の燃焼制御方法およびその装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060324 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060616 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060629 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |