JPH1194227A - ごみ焼却炉の燃焼ごみ低位発熱量推定方法及び燃焼ごみ可燃分発熱量推定方法 - Google Patents

ごみ焼却炉の燃焼ごみ低位発熱量推定方法及び燃焼ごみ可燃分発熱量推定方法

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JPH1194227A
JPH1194227A JP9261308A JP26130897A JPH1194227A JP H1194227 A JPH1194227 A JP H1194227A JP 9261308 A JP9261308 A JP 9261308A JP 26130897 A JP26130897 A JP 26130897A JP H1194227 A JPH1194227 A JP H1194227A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より安定した自動燃焼制御の実現を可能とす
るための燃焼ごみ低位発熱量推定方法を提供すること。 【解決手段】 (1).可燃分の組成を一定と仮定して
理論空気量を求める。(2).前記理論空気量、ごみ焼
却炉出口の排ガス中のO2 濃度、燃焼空気量の測定値等
から燃焼したごみの可燃分量を求める。(3).ごみ中
の水分量を0と仮定して排ガスの各成分の量を計算す
る。(4).可燃分発熱量(別途計算)と前記燃焼した
ごみの可燃分量から燃焼したごみの総発熱量が分かり、
排ガスの成分等から排ガスのエンタルピを求め、ごみ焼
却炉の入口と出口の熱量のバランスから燃焼したごみ中
の水分量を計算する。(5).(3)、(4)をごみ中
の水分量が収束するまで繰り返し、ごみ中の水分量を求
める。(6).灰分比を一定と仮定し、燃焼したごみの
可燃分量とごみ中の水分量とによりごみ処理速度を計算
して燃焼したごみ量を求める。(7).可燃分発熱量と
ごみ中の水分量と燃焼したごみ量とから燃焼したごみの
低位発熱量を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ごみ焼却炉の燃焼
ごみ低位発熱量推定方法及び燃焼ごみ可燃分発熱量推定
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2を参照して、自動燃焼制御機能を備
えた従来のごみ焼却炉の一例についてその概略を説明す
る。図2において、ごみの搬送に関係する装置として
は、クレーン(図示せず)によりホッパ12に投入され
たごみ11を炉内に押出すフィーダ13、炉内でごみを
搬送しながらその上で燃焼させるストーカ16がある。
ストーカ16は、大きく4つのゾーンに分割されてい
る。通常、ゾーン16−1は乾燥帯、ゾーン16−2、
16−3は燃焼帯、ゾーン16−4は後燃焼帯と呼ばれ
ている。なお、ゾーン16−2、16−3を1つにした
3ゾーン構成の場合もある。いずれにしても、各ゾーン
のストーカは、その動作速度を個別に設定できる構造に
なっている。
【0003】燃焼空気の供給は、ストーカ16の下方か
ら供給する一次燃焼空気(一次押込空気)と、炉内でガ
ス化した成分を燃焼させるために供給される二次燃焼空
気(二次押込空気)とで行われる。一次燃焼空気は、ゾ
ーン毎の配分をゾーン毎のダンパ16−1、16−2、
16−3、16−4の開度により調節できる。
【0004】計装設備としては、供給する空気の流量を
計測する流量計(一次燃焼空気、二次燃焼空気)、一次
燃焼空気のゾーン毎の配分を計測するゾーン毎の流量
計、ゾーン毎のストーカ下方の圧力計、炉内圧力計、ご
み焼却炉出口の燃焼排ガス中の酸素濃度計などのほか、
炉内の各点の温度や余熱利用のために設置されたボイラ
31の発生蒸気流量計32なども設置される。
【0005】また、炉の灰の出口側に設置された炉内カ
メラ(後述する)からの画像を画像処理して燃焼位置や
燃切り点が計測される。燃焼位置、燃切り点に関して
は、ごみ焼却炉の燃焼制御方式及び装置(特願平5−1
97291)に開示されているので、詳しい説明は省略
する。概説すれば、燃焼位置とはごみの燃焼が一番盛ん
になっている最前面(炉内カメラ側)の点であり、燃切
り点とはごみが燃切って炎が無くなった最前面の位置を
示している。
【0006】この例における自動燃焼制御装置は、この
ような構造のごみ焼却炉におけるボイラドラム31から
の発生蒸気量を一定化させるために設置される。このた
めに、自動燃焼制御装置は、機能面から見ると、蒸気流
量の計測値と設定値、ごみ質、炉内(出口)温度等の情
報に応じて一次燃焼空気、二次燃焼空気の流量や温度を
制御するための燃焼空気制御部MC1と、乾燥帯のごみ
層厚指標にもとづいてフィーダ13の動作周期を制御す
るフィーダ制御部MC2と、蒸気流量の計測値と設定
値、燃焼排ガス中の酸素濃度、燃焼位置、燃切り点等の
情報に応じてストーカ16の動作比率を決定し、各ゾー
ンのダンパの開度調節を行う蒸気流量ファジー制御部M
C3と、ごみ質、燃切り点等の情報に応じてストーカ1
6のゾーン毎の速度制御を行うストーカ速度制御部MC
4とを有している。なお、ごみ質とは、ごみの単位重量
当たりの発生熱量であり、単位はKcal/Kgで表さ
れる。また、本構成の説明においては、ストーカ全体の
平均的な動きを決定するためにストーカ動作比率を操作
し、それぞれのゾーン毎のバランスを決定するためにス
トーカ速度を操作するものとして説明している。
【0007】上記のように、ごみ焼却炉の自動燃焼制御
装置は、ごみ焼却炉の余熱利用のために設置されたボイ
ラドラム31の発生蒸気量を安定化させるために、炉内
温度、燃焼排ガス酸素濃度等の情報や、炉内の画像情報
を利用して得られる燃焼位置、燃切り点等の情報から一
次燃焼空気、二次燃焼空気の流量、温度やフィーダ13
の動作周期、ストーカ16の速度を制御する制御系を構
成している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】通常、ごみ焼却炉では
多種多様なごみを処理するので、燃料としてごみ焼却炉
内に投入されるごみ低位発熱量は時間的に変化する。自
動燃焼制御装置においては、ごみ低位発熱量を推定し、
その変化に応じてごみの供給量、ごみの移送量、一次燃
焼空気流量・温度とそのストーカゾーンへの配分比、二
次燃焼空気量・温度などを操作することにより燃焼を安
定させる必要がある。
【0009】ところで、従来のごみ低位発熱量推定方法
では、数時間のクレーンによるごみの投入実績、燃焼結
果をもとに物質収支及び熱収支によりごみ低位発熱量を
求めていた。この方法では、得られたごみ低位発熱量が
数時間の平均値として得られるので、数分〜60分程度
で変動する燃焼状態に対して、その主要な原因と考えら
れるごみ低位発熱量の変動を捉え燃焼制御に活用するこ
とができない。
【0010】また、ごみの見かけ比重から数分〜60分
程度で変動するごみ低位発熱量を推定する方法も提案さ
れているが、同一条件でのごみ体積の測定が困難である
こととも関係して、ごみの見かけ比重と実際の発熱量の
相関が弱く、推定値はあまり当てにできない。
【0011】そこで、本発明の課題は、より安定した自
動燃焼制御の実現を可能とするための燃焼ごみ低位発熱
量推定方法を提供することにある。
【0012】本発明はまた、上記の燃焼ごみ低位発熱量
推定に付随する燃焼ごみ可燃分発熱量推定方法を提供し
ようとするものである。
【0013】具体的には、本発明は、ごみを水分、可燃
分、灰分から構成されるものとしてそのうちの灰分比率
及びごみの可燃分成分組成比を一定と仮定し、可燃分の
低位発熱量のみを長時間の物質収支に基づいて求め、そ
の他必要なプロセス値については数分〜60分程度の平
均値を用いて物質・熱収支の計算を行い、ごみ低位発熱
量を推定することで、その変動を素早く正確に捉えるこ
とを可能とし、より安定した自動燃焼制御の実現を可能
とすることを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、クレー
ンによりごみが投入されるホッパに蓄積されたごみを燃
焼室底部に設けられたストーカに載置して炉内で移動さ
せ、前記ストーカの下側から燃焼空気を供給して燃焼を
行う自動燃焼制御機能を有するごみ焼却炉において、ご
みにおける可燃分の組成を一定と仮定して理論空気量を
計算する第1のステップと、前記計算された理論空気
量、ごみ焼却炉出口の排ガス中のO2 濃度測定値、あら
かじめ知られている空気中のO2 濃度、燃焼空気量の測
定値を基に、燃焼したごみの可燃分量を計算する第2の
ステップと、燃焼したごみ中の水分量を0と仮定してご
み焼却炉出口の排ガスに含まれる複数のガス成分の量を
計算する第3のステップと、あらかじめ概算された可燃
分発熱量と前記燃焼したごみの可燃分量から燃焼したご
みの総発熱量を求め、前記第3のステップで計算された
複数のガス成分の量からごみ焼却炉出口の排ガスのエン
タルピを計算し、更にごみ焼却炉入口と出口の熱量のバ
ランス計算を行ったうえで燃焼したごみ中の水分量を計
算する第4のステップと、前記第3、第4のステップを
前記ごみ中の水分量があらかじめ定められた値に収束す
るまで繰り返してごみ中の水分量を求める第5のステッ
プと、灰分比を一定と仮定して前記第2のステップで計
算された燃焼したごみの可燃分量と前記第5のステップ
で求められたごみ中の水分量とに基づいてごみ処理速度
を計算して、燃焼したごみ量を求める第6のステップ
と、前記可燃分発熱量と前記第5のステップで求められ
たごみ中の水分量と前記第6のステップで計算された燃
焼したごみ量とから燃焼したごみの低位発熱量を計算す
る第7のステップとを含むことを特徴とするごみ焼却炉
の燃焼ごみ低位発熱量推定方法が提供される。
【0015】なお、前記第3のステップにおける複数の
ガス成分は、CO2 、水蒸気、N2、O2 である。
【0016】また、前記ごみ焼却炉は炉内上部にボイラ
を備えており、前記第4のステップにおけるごみ焼却炉
入口と出口の熱量のバランス計算においては、供給され
る燃焼空気のエンタルピと前記ボイラで発生される蒸気
のエンタルピとを用いる。
【0017】本発明によればまた、前記第6のステップ
で計算されたごみ処理速度の現在からτ時間前までの間
の第1の時間平均値と、前記ホッパ内にあるごみ量が燃
焼するために必要なδ時間(但し、τ>δ)前から(τ
+δ)時間前までの間の前記クレーンによるごみの投入
重量の第2の時間平均値との差を前記第1の時間平均値
で除算し、かつあらかじめ定められた修正ゲインを乗算
してごみの可燃分発熱量を計算することを特徴とするご
み焼却炉の燃焼ごみ可燃分発熱量推定方法が提供され
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、図1を参照して本発明の
燃焼ごみ低位発熱量推定方法及び燃焼ごみ可燃分発熱量
推定方法の好ましい実施の形態について説明する。
【0019】はじめに、下記のような前提条件のもとに
行われる燃焼ごみ低位発熱量推定方法について説明す
る。
【0020】(1)図2で説明したように、ごみ焼却炉
の各部に設けられる測定器の測定値は数分〜60分程度
の平均値を利用する。但し、可燃分発熱量については概
略値を初期値としてあらかじめ別途計算する。
【0021】(2)ごみ焼却炉出口の燃焼排ガスのO2
濃度は、乾きベースの値である。
【0022】(3)一次押込空気、二次押込空気中の水
分は無視する。
【0023】(4)尿素水、水、ろ液汚水などを炉内に
噴霧する場合は、それらを考慮した計算が行われる。
【0024】(5)補助燃料を使用する場合も、その成
分、発熱量、使用量など考慮した計算が行われる。
【0025】本形態における燃焼ごみ低位発熱量推定方
法においては、図1に示すフローチャートに示す手順に
基づいて、理論空気量Lc、可燃分燃焼速度M・Rc、
ごみ処理速度M、ごみ組成比−水分Rw、ごみ組成比−
可燃分Rc、一次燃焼空気比(L1 /Lc・M・Rc)
(但し、L1 は一次押込空気流量)、2次燃焼空気比
(L2 /Lc・M・Rc)(但し、L2 は二次押込空気
流量)、総空気比(L1+L2 )/(Lc・M・R
c)、ごみ低位発熱量Huなどを計算する。なお、以降
で用いられる計算式で使用される記号は、下記の表1、
表2に示す通りである。表1、表2において備考欄に数
字が示されているものは仮定値または理論値である。ま
た、ごみ焼却炉出口の排ガス、燃焼空気、ボイラドラム
から発生される主蒸気のエンタルピは成分に基づいて実
測値のルックアップテーブルなどを利用して求める。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】1.ステップS1においては、可燃分の組
成を一定と仮定して下記の式(1)により理論空気量L
cを求める。
【0029】
【数1】
【0030】式(1)において、Ccはごみ可燃分組成
比−炭素、CH はごみ可燃分組成比−水素、Coはごみ
可燃分組成比−酸素、Csはごみ可燃分組成比−硫黄を
それぞれ表す。
【0031】2.ステップS1では更に、計算された理
論空気量Lc、ごみ焼却炉出口の排ガス中のO2 濃度測
定値OutO2 、あらかじめ知られている空気中のO2
濃度Air_O2 、燃焼空気量の測定値(L1 +L2 )
に加えて、C_CO2 体積係数V_C、ごみ可燃分組成
比−炭素Cc、N2 _NO2 体積係数V_N2 、ごみ可
燃分組成比−窒素CN を基に、下記の式(2)により可
燃分燃焼速度M・Rcを計算し、燃焼したごみの可燃分
量を求める。
【0032】
【数2】
【0033】この式(2)では、燃焼空気量(L1 +L
2 )、O2 濃度測定値OutO2 などから酸素の消費量
が分かるので燃焼したごみの可燃分量が計算されている
ことを意味する。言い換えれば、可燃分燃焼速度M・R
cは、単位時間当たりに燃焼したごみの可燃分量を意味
する。
【0034】3.ステップS2では燃焼したごみ中の水
分量を0、すなわちごみ組成比−水分Rwを0と仮定し
て次のステップに移行する。
【0035】4.ステップS3では、下記の式(3)〜
(6)により排ガス中の各成分の量を計算する。
【0036】
【数3】
【0037】
【数4】
【0038】
【数5】
【0039】
【数6】
【0040】式(3)では、C_CO2 体積係数V_
C、可燃分燃焼速度M・Rc、ごみ可燃分組成比−炭素
Ccに基づいてCO2 のガス量を計算する。式(4)で
は、H_H2 O体積係数V_H、可燃分燃焼速度M・R
c、ごみ可燃分組成比−水素CH 、H2 O_H2 O体積
係数V_H2 O、炉内噴霧水流量W、汚水ろ液噴霧量W
r、尿素噴霧量NH3 、尿素キャリー水量WNH3 、ご
み処理速度M・Rwに基づいて水蒸気量GH2 Oが計算
される。式(5)では、N2 _NO2 体積係数V_
2 、可燃分燃焼速度M・Rc、ごみ可燃分組成比−窒
素CN 、あらかじめ知られている空気中のN2 濃度Ai
r_N2 及び燃焼空気量(L1 +L2 )に基づいて、窒
素ガス量GN2 が計算される。更に、式(6)では、あ
らかじめ知られている空気中のO2 濃度Air_O2
燃焼空気量(L1 +L2 )、理論空気量Lc、可燃分燃
焼速度M・Rcに基づいて酸素量GO2 が計算される。
【0041】5.ステップS4では、別途計算される初
期値の可燃分発熱量Hcと燃焼したごみ中の可燃分量か
ら燃焼したごみの総発熱量が分かり、排ガスに含まれる
複数のガス成分などから排ガスのエンタルピを求め、下
記の式(7)でごみ焼却炉に入る熱量と出る熱量のバラ
ンス計算から燃焼したごみ中の水分量を計算する。
【0042】
【数7】
【0043】すなわち、あらかじめ概算された可燃分発
熱量と燃焼したごみ中の可燃分量から燃焼したごみの総
発熱量を求め、ステップS3で計算された複数のガス成
分の量からごみ焼却炉出口の排ガスのエンタルピを計算
し、更にごみ焼却炉入口と出口の熱量のバランス計算を
行ったうえで燃焼したごみ中の水分量を計算する。な
お、本形態ではボイラドラムを備えているので、ごみ焼
却炉入口と出口の熱量のバランス計算においては、供給
される燃焼空気のエンタルピの他にボイラドラムで発生
される蒸気のエンタルピも用いられる。
【0044】なお、式(7)において、M・Rc・(S
H_Rc・T+Hc)は、ごみ可燃分の顕熱及び燃焼熱
を表し、Ea(T1)・L1+Ea(T2)・L2は1
次、2次燃焼空気顕熱を表し、(1+α)・Eg(T
b,GCO2 ,GH2 O,GN2 ,GO2 )・{GCO
2 +GN2 +GO2 +V_H・M・Rc・CH }は水分
を除いた燃焼排ガスの顕熱及びそれによる炉体熱損失を
表す。また、Gs・{Es(Ts)−Iw}+1000
・BB・(Ib−Iw)はボイラによる吸熱(主蒸気+
ブロー)を表し、M・Rw・V_H2 O・(1+α)・
Eg(Tb,GCO2 ,GH2 O,GN2 ,GO2
は、燃焼排ガス中水分の顕熱及びそれによる炉体熱損失
を表す。更に、M・Rw・(λ_SH_W・T)はごみ
中水分の蒸発潜熱及び顕熱を表す。
【0045】6.ステップS5では、ごみ中の水分量が
あらかじめ定められた値εに収束するまでステップS
3、S4を繰り返し、ごみ中の水分量を求める。
【0046】7.ステップS6では、灰分比を一定と仮
定して、ステップS1で計算された燃焼したごみの可燃
分量とステップS4で求められたごみ中の水分量とに基
づいてごみ処理速度Mを計算し、下記の式(8)で燃焼
したごみ量を求める。
【0047】
【数8】
【0048】8.ステップS6では更に、可燃分発熱量
Hc、水の蒸発潜熱λを用いて、下記の式(9)で燃焼
したごみの低位発熱量Huを求める。
【0049】
【数9】
【0050】9.ステップS7では表1、表2にある式
に従って他の計算値を計算する。
【0051】次に、可燃分発熱量推定方法について説明
する。
【0052】上で述べたごみ低位発熱量推定方法から得
られるごみ処理速度Mの現在からτ時間(5〜10時
間)前までの間の第1の時間平均値と、ホッパ内にある
ごみ量が燃焼するために必要なδ時間(1〜2時間)前
から(τ+δ)時間前までの間のクレーンによるごみ投
入重量の第2の時間平均値を比較する。ここで得られる
第1の時間平均値と第2の時間平均値との差は、ごみ低
位発熱量推定に用いた可燃分発熱量Hcの誤差とホッパ
内のごみ推定量の誤差により生じたものと考えられる。
このうち定常的な偏差を生む可能性がある可燃分発熱量
Hcの誤差を修正するために、下記の式(10)で得ら
れる値を現在の可燃分発熱量Hcに加える。なお、式
(10)における修正ゲイン、修正間隔については、ご
み低位発熱量推定を含めた全体の推定系が安定となる範
囲とする。
【0053】
【数10】
【0054】一般に、収集された都市ごみはごみピット
に蓄積され、クレーンによる攪拌を受けた後ホッパヘ投
入され焼却処理される。収集されるごみは多種多様で、
収集日、地域による特性などもある。また、ごみピット
は通常数日分の収集ごみを蓄積できる大容量であるた
め、クレーンによる攪拌では一つかみ分とそのつかみ位
置の周囲のごみを均一化することは比較的容易だが、ピ
ット内のごみすべてを均一化することは不可能である。
このため焼却処理されるごみにクレーンつかみ毎のごみ
低位発熱量の変動が生じる。これに対し、本発明によれ
ばこのごみ低位発熱量の変動を素早く確実に捉えること
が可能となり、この変動によって生じるであろう二次燃
焼温度やボイラでの発生蒸気流量の変動が予測できるの
で、フィードフォワード制御を自動燃焼制御に活用する
ことでかかる変動を安定化することが可能となる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したごみ焼却炉の燃焼ごみ低位
発熱量推定方法及び燃焼ごみ可燃分発熱量推定方法によ
り、ごみ焼却炉の二次燃焼室での燃焼温度管理や余熱利
用設備として設けられるボイラの発生蒸気流量の安定化
が従来以上に実現され、COやNOxなどの公害物質発
生の抑制、安定した自動運転の継続及び操業目標の達成
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるごみ焼却炉の燃焼ごみ低位発熱量
推定方法の手順を説明するためのフローチャート図であ
る。
【図2】本発明が適用される従来のごみ焼却炉の一例を
示した図である。
【符号の説明】
11 ごみ 12 ホッパ 13 フィーダ 16 ストーカ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーンによりごみが投入されるホッパ
    に蓄積されたごみを燃焼室底部に設けられたストーカに
    載置して炉内で移動させ、前記ストーカの下側から燃焼
    空気を供給して燃焼を行う自動燃焼制御機能を有するご
    み焼却炉において、 ごみにおける可燃分の組成を一定と仮定して理論空気量
    を計算する第1のステップと、 前記計算された理論空気量、ごみ焼却炉出口の排ガス中
    のO2 濃度測定値、あらかじめ知られている空気中のO
    2 濃度、燃焼空気量の測定値を基に、燃焼したごみの可
    燃分量を計算する第2のステップと、 燃焼したごみ中の水分量を0と仮定してごみ焼却炉出口
    の排ガスに含まれる複数のガス成分の量を計算する第3
    のステップと、 あらかじめ概算された可燃分発熱量と前記燃焼したごみ
    の可燃分量から燃焼したごみの総発熱量を求め、前記第
    3のステップで計算された複数のガス成分の量からごみ
    焼却炉出口の排ガスのエンタルピを計算し、更にごみ焼
    却炉入口と出口の熱量のバランス計算を行ったうえで燃
    焼したごみ中の水分量を計算する第4のステップと、 前記第3、第4のステップを前記ごみ中の水分量があら
    かじめ定められた値に収束するまで繰り返してごみ中の
    水分量を求める第5のステップと、 灰分比を一定と仮定して前記第2のステップで計算され
    た燃焼したごみの可燃分量と前記第5のステップで求め
    られたごみ中の水分量とに基づいてごみ処理速度を計算
    して、燃焼したごみ量を求める第6のステップと、 前記可燃分発熱量と前記第5のステップで求められたご
    み中の水分量と前記第6のステップで計算された燃焼し
    たごみ量とから燃焼したごみの低位発熱量を計算する第
    7のステップとを含むことを特徴とするごみ焼却炉の燃
    焼ごみ低位発熱量推定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の燃焼ごみ低位発熱量推定
    方法において、前記第3のステップにおける複数のガス
    成分は、CO2 、水蒸気、N2 、O2 であることを特徴
    とするごみ焼却炉の燃焼ごみ低位発熱量推定方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の燃焼ごみ低位発熱量推定
    方法において、前記ごみ焼却炉は炉内上部にボイラを備
    えており、前記第4のステップにおけるごみ焼却炉入口
    と出口の熱量のバランス計算においては、供給される燃
    焼空気のエンタルピと前記ボイラで発生される蒸気のエ
    ンタルピとを用いることを特徴とするごみ焼却炉の燃焼
    ごみ低位発熱量推定方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の第6のステップで計算さ
    れたごみ処理速度の現在からτ時間前までの間の第1の
    時間平均値と、前記ホッパ内にあるごみ量が燃焼するた
    めに必要なδ時間(但し、τ>δ)前から(τ+δ)時
    間前までの間の前記クレーンによるごみの投入重量の第
    2の時間平均値との差を前記第1の時間平均値で除算
    し、かつあらかじめ定められた修正ゲインを乗算してご
    みの可燃分発熱量を計算することを特徴とするごみ焼却
    炉の燃焼ごみ可燃分発熱量推定方法。
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