JP6146701B2 - 廃棄物焼却炉の燃焼制御装置のための評価装置及び評価方法 - Google Patents
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Description
(1)ごみ質計算:目標ごみ焼却量の設定に応じて、その他投入熱量(燃焼用加熱空気の熱量など)と、炉から排出される熱量及び熱回収されて蒸気として回収される熱量の計画値をもとにごみの低位発熱量の計算を行なう。この計算をごみ質計算という。
第一発明に係る廃棄物焼却炉の燃焼制御装置のための評価装置は、廃棄物焼却炉の焼却量設定値とごみ質設定値に基づき、予め定められた焼却量設定値又はごみ質設定値と操作量基準値との関係式により焼却炉の操作端の操作量基準値を予め設定し、焼却量設定値とごみ質設定値のうち少なくとも一方の設定値が変更された際には、変更設定値に対応して、上記関係式に含まれている補正係数としての制御パラメータを調整することにより操作量基準値を変更し、変更操作量基準値のもとでの廃棄物焼却炉の運転中に焼却炉内の燃焼状態量としての燃焼プロセス測定値を取得した後、燃焼プロセス測定値の変動に応じて、予め定められた制御アルゴリズムに基づいて上記変更操作量基準値を補正し、操作端の操作量を補正操作量基準値とするように制御する廃棄物焼却炉の燃焼制御装置に接続され、該燃焼制御装置における上記制御パラメータの調整についての評価を行う装置であって、上記制御パラメータが調整された場合、燃焼制御装置から廃棄物焼却炉内の燃焼プロセス測定値を取得し、該燃焼プロセス測定値から燃焼状態の評価指標として予め定められた複数の評価判定項目に関連する結果値を求め、該結果値を予め設定された評価判定基準と比較して上記制御パラメータの調整の適否を評価することを特徴としている。
第二発明に係る廃棄物焼却炉の燃焼制御装置のための評価方法は、廃棄物焼却炉の焼却量設定値とごみ質設定値に基づき、予め定められた焼却量設定値又はごみ質設定値と操作量基準値との関係式により焼却炉の操作端の操作量基準値を予め設定し、焼却量設定値とごみ質設定値のうち少なくとも一方の設定値が変更された際には、変更設定値に対応して、上記関係式に含まれている補正係数としての制御パラメータを調整することにより操作量基準値を変更し、変更操作量基準値のもとでの廃棄物焼却炉の運転中に焼却炉内の燃焼状態量としての燃焼プロセス測定値を取得した後、燃焼プロセス測定値の変動に応じて、予め定められた制御アルゴリズムに基づいて上記変更操作量基準値を補正し、操作端の操作量を補正操作量基準値とするように制御する廃棄物焼却炉の燃焼制御装置における上記制御パラメータの調整についての評価を行う方法であって、上記制御パラメータを調整した場合、燃焼制御装置から廃棄物焼却炉内の燃焼プロセス測定値を取得し、該燃焼プロセス測定値から燃焼状態の評価指標として予め定められた複数の評価判定項目に関連する結果値を求め、該結果値を予め設定された評価判定基準と比較して上記制御パラメータの調整の適否を評価することを特徴としている。
(ii)従来、オペレータの力量で評価していた燃焼の安定性等の評価については、個人差が生じていたが、本発明の評価装置および評価方法を用いることで統一された評価判定基準での良否判定が可能となる。
(iii)燃焼の制御状態の評価を複数の項目毎に数値化評価することで、具体的な不適正項目を即座に判定できる。これにより、自動燃焼制御装置の制御パラメータを再調整する際の対象が特定されるため、再調整の効率を向上できる。
(iv)従来、自動燃焼制御装置の制御パラメータを調整して自動燃焼制御を適正化調整する際は、総合判断能力を有する特定の技量を有した技術員又は熟練したオペレータが評価する必要があったが、本発明の評価装置および評価方法を活用することで、特定の技量そして熟練を有していない各事業所の一般のオペレータにより逐次調整することが可能となり、評価の統一性が可能となり、またより操業の安定性が確保できる。
(v)評価装置をモバイル型パソコンに組み込むことにより、各ごみ焼却設備の自動燃焼制御装置にこの評価装置を接続するだけで評価装置による評価が可能となるため、評価装置を持ち運ぶことで複数の事業所での評価運用が可能となる。
評価判定基準値は目標焼却量基準値(t/h)、燃焼プロセス測定値はごみ切出量平均値(t/h)、結果値は焼却量結果値(t/h)である。燃焼プロセス測定値であるごみ切出量平均値は、ごみ投入口2から投入されたごみが火格子4に至るまでの滞留時間を考慮して過去の実績から算出される。ごみ切出量平均値はそのまま焼却量結果値として用いられる。
ごみが適正に着火し、燃焼が適正に開始されれば、燃焼室ガス温度は所定の範囲となる。ごみ着火状態の適否は燃焼室ガス温度に基いて判定される。評価判定基準値は燃焼室ガス温度第一基準値(℃)、燃焼プロセス測定値は燃焼室ガス平均温度(℃)、結果値は燃焼室ガス温度第一結果値(℃)である。燃焼プロセス測定値である燃焼室ガス平均温度は、燃焼室ガス温度計17の測定値から得られる。該燃焼室ガス平均温度はそのまま燃焼室ガス温度第一結果値として用いられる。
評価判定基準値は燃焼室ガス温度第二基準値(℃)、燃焼プロセス測定値は燃焼室ガス平均温度(℃)、結果値は燃焼室ガス温度第二結果値(℃)である。燃焼プロセス測定値である燃焼室ガス平均温度は、燃焼室ガス温度計17の測定値から得られる。該燃焼室ガス平均温度はそのまま燃焼室ガス温度第二結果値として用いられる。
ごみが適正に燃焼完了すれば、主煙道ガス温度は所定の範囲となる。燃焼完了点の適否は主煙道ガスガス温度に基いて判定される。評価判定基準値は主煙道ガス温度第一基準値(℃)、燃焼プロセス測定値は主煙道ガス平均温度(℃)、結果値は主煙道ガス温度第一結果値(℃)である。燃焼プロセス測定値である主煙道ガス平均温度は、主煙道ガス温度計18の測定値から得られる。該主煙道ガス平均温度はそのまま主煙道ガス温度第一結果値として用いられる。
ごみが適正に燃焼完了し燃焼残渣である灰の灰質が適正なものとなっていれば、主煙道ガス温度は所定の範囲となっている。灰質の適否は主煙道ガスガス温度に基いて判定される。評価判定基準値は主煙道ガス温度第二基準値(℃)、燃焼プロセス測定値は主煙道ガス平均温度(℃)、結果値は主煙道ガス温度第二結果値(℃)である。燃焼プロセス測定値である主煙道ガス平均温度は、主煙道ガス温度計18の測定値から得られる。該主煙道ガス平均温度はそのまま主煙道ガス温度第二結果値として用いられる。
燃焼室に供給される空気量が燃焼に必要十分な量であれば、排ガスO2濃度は所定の範囲となる。空気量の適否は排ガスO2濃度に基づいて判定される。評価判定基準値は排ガスO2濃度基準値(%)、燃焼プロセス測定値は排ガスO2平均濃度(%)、結果値は排ガスO2濃度結果値(%)である。燃焼プロセス測定値である排ガスO2平均濃度は、ボイラ出口酸素濃度計22の測定値から得られる。排ガスO2平均濃度はそのままO2濃度結果値として用いられる。
主煙道ガスと副煙道ガスとの混合が適正であれば炉出口中部と下部のガス温度の温度差は所定の範囲となる。ガス混合性の適否はこの温度差に基づいて判定される。評価判定基準値は炉出口温度差基準値(℃)、燃焼プロセス値は炉出口下部平均温度(℃)及び炉出口中部平均温度(℃)、結果値は炉出口温度差結果値(℃)である。燃焼プロセス測定値である炉出口下部平均温度及び炉出口中部平均温度は、炉出口下部ガス温度計19及び炉出口中部ガス温度計21のそれぞれの測定値から得られる。炉出口温度差結果値は、炉出口下部平均温度と炉出口中部平均温度との差として算出される。
ごみの燃焼が適正に行われば排ガスCO濃度は所定の範囲となる。評価判定基準値はCO濃度基準値(%)、燃焼プロセス測定値は排ガスCO平均濃度(%)、結果値はCO濃度結果値(%)である。燃焼プロセス測定値である排ガスCO平均濃度は、ガス濃度計23の測定値から得られる。排ガスCO平均濃度はそのままCO濃度結果値として用いられる。
ごみの燃焼が適正に行われば排ガスNOX濃度は所定の範囲となる。評価判定基準値はNOX濃度基準値(%)、燃焼プロセス測定値は排ガスNOX平均濃度(%)、結果値はNOX濃度結果値(%)である。燃焼プロセス測定値である排ガスNOX平均濃度は、ガス濃度計23の測定値から得られる。排ガスNOX平均濃度はそのままNOX濃度結果値として用いられる。
評価判定基準値は炉出口温度基準値(℃)、燃焼プロセス値は炉出口平均温度(℃)、結果値は炉出口温度結果値(℃)である。燃焼プロセス測定値である炉出口平均温度は、炉出口ガス温度計20の測定値から得られる。炉出口平均温度はそのまま炉出口温度結果値として用いられる。
焼却炉へ供給するごみ供給量をごみ切出量として評価する。評価判定基準値はごみ切出量基準値(t/h)、燃焼プロセス測定値はごみ切出量平均値(t/h)、結果値はごみ切出量結果値(t/h)である。燃焼プロセス測定値であるごみ切出量平均値は、ごみ投入口2から投入された廃棄物が火格子4に至るまでの滞留時間を考慮して過去の実績から算出される。ごみ切出量平均値はそのままごみ切出量結果値として用いられる。
火格子上のごみ層の厚さの変動を評価する。評価判定基準値はごみ層厚基準値(mm)、燃焼プロセス測定値はごみ切出量平均値(t/h)、結果値はごみ層厚結果値(mm)である。燃焼プロセス測定値であるごみ切出量平均値は、ごみ投入口2から投入されたごみが火格子4に至るまでの滞留時間を考慮して過去の実績から算出される。ごみ層厚結果値は、ごみ切出量平均値を火格子送り速度、ごみみかけ密度で除して算出される。
評価判定基準値は排ガスO2濃度基準値(%)、燃焼プロセス測定値は排ガスO2平均濃度(%)、結果値は排ガスO2濃度結果値(%)である。燃焼プロセス測定値である排ガスO2平均濃度は、ボイラ出口酸素濃度計22の測定値から得られる。排ガスO2平均濃度はそのまま排ガスO2濃度結果値として用いられる。
ボイラで発生させる蒸気量を蒸発量として評価する。評価判定基準値は廃棄物発熱量(Hu)基準値(kcal/kg)、燃焼プロセス測定値は廃棄物発熱量(Hu)平滑値(kcal/kg)、結果値は廃棄物発熱量(Hu)結果値(%)である。燃焼プロセス測定値であるHu平滑値は、ごみ切出量平均値及び排ガス量に基づき熱収支計算によって廃棄物発熱量を算出したうえで平滑化処理を施して算出される。ごみ切出量平均値は、ごみ投入口2から投入されたごみが火格子4に至るまでの滞留時間を考慮して過去の実績から算出される。また、排ガス量は、排ガス流量計24の測定値から得られる。Hu平滑値はそのままHu結果値として用いられる。
評価判定基準値はCO濃度ピーク値(閾値)(%)、燃焼プロセス測定値は排ガスCO濃度(%)、結果値はCO濃度ピーク結果値(%)である。燃焼プロセス測定値である排ガスCO濃度はガス濃度計23の測定値から得られる。CO濃度ピーク結果値は、排ガスCO濃度の測定値の最大値から得られる。
評価判定基準値は排ガス量基準値(m3/h)、燃焼プロセス測定値は排ガス量(m3/h)、結果値は排ガス量結果値(m3/h)である。燃焼プロセス測定値である排ガス量は排ガス流量計24の測定値から得られる。排ガス量はそのまま排ガス量結果値として用いられる。
「温度パターン」とは炉出口温度と主煙道ガス温度との差の変動を意味し、設定時間内での炉出口温度と主煙道ガス温度との差の平均値と標準偏差との比率を温度パターン算出値として次の式(1)により算出して求め、この温度パターン算出値が小さいほど温度パターンの安定度が高いと評価する。評価判定基準値は温度パターン基準値、燃焼プロセス測定値は温度パターン測定値であり、主煙道ガス温度は主煙道ガス温度計18により、炉出口温度は炉出口ガス温度計20により測定され、温度パターン測定値が算出される。結果値は温度パターン結果値である。温度パターン測定値はそのまま温度パターン結果値として用いられる。
温度パターン算出値=(標準偏差値/平均値)×100 (1)
(ii)従来、オペレータの力量で評価していた燃焼の安定性等の評価については、個人差が生じていたが、本実施形態の評価装置40及び評価方法を用いることで統一された評価判定基準での客観的な良否判定が可能となる。
(iii)燃焼の制御状態の評価を複数の項目毎に数値化評価することで、具体的な不適正項目を即座に判定できる。これにより、燃焼制御装置30の制御パラメータを再調整する際の対象が特定されるため、再調整の効率を向上できる。
(iv)従来、燃焼制御装置30の制御パラメータを調整して自動燃焼制御を適正化調整する際は、総合判断能力を有する特定の技量を有した技術員又は熟練したオペレータが評価する必要があったが、本実施形態の評価装置40及び評価方法を活用することで、特定の技量そして熟練を有していない各事業所の一般のオペレータにより逐次調整することが可能となり、評価の統一性が可能となり、またより操業の安定性が確保できる。
(v)評価装置40をモバイル型パソコンに組み込むことにより、各ごみ焼却設備の燃焼制御装置30にこの評価装置40を接続するだけで評価装置40による評価が可能となるため、評価装置40を持ち運ぶことで複数の事業所での評価運用が可能となる。
40 評価装置
Claims (6)
- 廃棄物焼却炉の焼却量設定値又はごみ質設定値に対して設定変更可能な補正係数としての制御パラメータを関係づけて、焼却炉の操作端の操作量基準値を導出する操作量基準値設定関係式により、焼却量設定値の変動又はごみ質設定値の季節的な変動に対応して操作量基準値を導出して設定し、
焼却量設定値とごみ質設定値のうち少なくとも一方の設定値が、焼却操業条件の変化や焼却炉の経年変化により焼却炉の稼動開始当初の設定値から他の設定値へ外れる変動を生じた際には、上記他の設定値に変更された焼却量設定値又はごみ質設定値に対応して上記操作量基準値設定関係式の制御パラメータを調整し、焼却量設定値又はごみ質設定値に対して調整された制御パラメータを関係づけて変更された操作量基準値を変更操作量基準値として導出し、
廃棄物焼却炉の操作端の操作量を変更操作量基準値にして運転しているときに、焼却炉内の燃焼状態量としての燃焼プロセス測定値を取得した後、燃焼プロセス測定値の変動に応じて、予め定められた制御アルゴリズムに基づいて燃焼プロセス値の変動を所定範囲に抑制するように上記変更操作量基準値を増減させて補正し、操作端の操作量を補正操作量基準値とするように制御する廃棄物焼却炉の燃焼制御装置に接続され、該燃焼制御装置における上記制御パラメータの調整についての評価を行う装置であって、
上記制御パラメータが調整された場合、燃焼制御装置から廃棄物焼却炉内の燃焼プロセス測定値を取得し、該燃焼プロセス測定値から燃焼状態の評価指標として予め定められた複数の評価判定項目に関連する結果値を求め、該結果値を予め設定された評価判定基準と比較して上記制御パラメータの調整の適否を評価することを特徴とする廃棄物焼却炉の燃焼制御装置のための評価装置。 - 複数の操作端の操作量基準値は、燃焼用空気量、冷却用空気量、火格子送り速度を含み、燃焼プロセス測定値は、実績ごみ焼却量、炉内温度、排ガス成分の濃度を含むこととする請求項1に記載の廃棄物焼却炉の燃焼制御装置のための評価装置。
- 評価判定項目は、炉内の所定部位におけるガス温度、各ガス成分の濃度を含むこととする請求項1又は請求項2に記載の廃棄物焼却炉の燃焼制御装置のための評価装置。
- 廃棄物焼却炉の焼却量設定値又はごみ質設定値に対して設定変更可能な補正係数としての制御パラメータを関係づけて、焼却炉の操作端の操作量基準値を導出する操作量基準値設定関係式により、焼却量設定値の変動又はごみ質設定値の季節的な変動に対応して操作量基準値を導出して設定し、
焼却量設定値とごみ質設定値のうち少なくとも一方の設定値が、焼却操業条件の変化や焼却炉の経年変化により焼却炉の稼動開始当初の設定値から他の設定値へ外れる変動を生じた際には、上記他の設定値に変更された焼却量設定値又はごみ質設定値に対応して上記操作量基準値設定関係式の制御パラメータを調整し、焼却量設定値又はごみ質設定値に対して調整された制御パラメータを関係づけて変更された操作量基準値を変更操作量基準値として導出し、
廃棄物焼却炉の操作端の操作量を変更操作量基準値にして運転しているときに、焼却炉内の燃焼状態量としての燃焼プロセス測定値を取得した後、燃焼プロセス測定値の変動に応じて、予め定められた制御アルゴリズムに基づいて燃焼プロセス値の変動を所定範囲に抑制するように上記変更操作量基準値を増減させて補正し、操作端の操作量を補正操作量基準値とするように制御する廃棄物焼却炉の燃焼制御装置における上記制御パラメータの調整についての評価を行う方法であって、
上記制御パラメータが調整された場合、燃焼制御装置から廃棄物焼却炉内の燃焼プロセス測定値を取得し、該燃焼プロセス測定値から燃焼状態の評価指標として予め定められた複数の評価判定項目に関連する結果値を求め、該結果値を予め設定された評価判定基準と比較して上記制御パラメータの調整の適否を評価することを特徴とする廃棄物焼却炉の燃焼制御装置のための評価方法。 - 複数の操作端の操作量基準値は、燃焼用空気量、冷却用空気量、火格子送り速度を含み、燃焼プロセス測定値は、実績ごみ焼却量、炉内温度、排ガス成分の濃度を含むこととする請求項4に記載の廃棄物焼却炉の燃焼制御装置のための評価方法。
- 評価判定項目は、炉内の所定部位におけるガス温度、各ガス成分の濃度を含むこととする請求項4又は請求項5に記載の廃棄物焼却炉の燃焼制御装置のための評価方法。
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