JP3822924B2 - 遊技媒体供給システム、遊技媒体供給ユニット、および遊技装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は遊技媒体の供給を行う遊技媒体供給システム、遊技媒体供給ユニット、および遊技装置に関し、特に遊技媒体の供給数を管理する遊技媒体供給システム、遊技媒体供給ユニット、および遊技装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ台1台毎にカードリーダライタユニットを備えて、使用可能な貸し玉(遊技媒体)数に対応したデータが記録されたカードにより貸し玉を供給するような遊技媒体供給システムがある。この遊技媒体供給システムでは、カードを挿入するためのカード挿入口がカードリーダライタユニット側に設けられ、また、貸し玉の供給を指令する供給指令ボタンがカードリーダライタユニットまたはパチンコ台に設けられている。そして、遊技者が遊技中に供給指令ボタンを押すと、予め設定された金額分の貸し玉がパチンコ台に供給されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような遊技媒体供給システムでは、遊技者が希望するときに自在に貸し玉供給を行うことができる。このため、不正によって貸し玉を大量に引き出し、遊技せずにそのまま景品交換するという行為が行われる恐れがあった。
【0004】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、遊技媒体の不必要な供給を防止することのできる遊技媒体供給システム、遊技媒体供給ユニット、および遊技装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、パチンコ台等の遊技装置で使用する遊技媒体を供給するための遊技媒体供給システムにおいて、前記遊技媒体の供給指令を行う供給指令スイッチと、前記供給指令1回当りの前記遊技媒体の所定供給数を予め記憶する所定供給数記憶手段と、前記遊技媒体の前回の供給指令からの経過時間をカウントする経過時間カウント手段と、前記供給指令がなされると、前記カウントした経過時間が前記所定供給数に応じた所定待機時間以上のときのみ供給指令信号を出力する供給指令信号出力手段と、前記供給指令信号を受ける度に前記所定供給数の遊技媒体を前記遊技装置に供給し、それ以外は前記遊技媒体を供給しない遊技媒体供給装置と、を有することを特徴とする遊技媒体供給システムが提供される。
【0006】
【作用】
所定供給数記憶手段には、供給指令スイッチによる供給指令1回当りの遊技媒体の所定供給数が予め記憶されている。経過時間カウント手段は、遊技媒体の前回の供給指令からの経過時間をカウントする。供給指令信号出力手段は、供給指令がなされると、カウントした経過時間が所定供給数に応じた所定待機時間以上のときのみ供給指令信号を出力する。そして、遊技媒体供給装置は、供給指令信号を受ける度に所定供給数の遊技媒体を遊技装置に供給する。
【0007】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本実施例の遊技媒体供給システムの一実施例であるパチンコ台ユニットの機能の概念を示す図である。カードリーダライタユニット1には、カードリーダライタ1aが設けられている。このカードリーダライタ1aにカード3が挿入されることにより、カード3内の残金の範囲内で貸し玉供給がなされる。所定供給数記憶手段1bには、パチンコ台2に設けられた供給指令ボタン2aによる供給指令1回当りの貸し玉の所定供給数が予め記憶されている。
【0008】
経過時間カウント手段1cは、貸し玉の前回の供給指令からの経過時間をカウントする。供給指令信号出力手段1dは、供給指令ボタン2aにより貸し玉の供給指令がなされると、カウントした経過時間が所定供給数に応じた所定待機時間以上のときのみ供給指令信号を出力する。そして、貸し玉供給装置4は、供給指令信号を受ける度に所定供給数の貸し玉をパチンコ台2に供給する。
【0009】
図2は本実施例のパチンコ台ユニットの外観を示す正面図である。本実施例のパチンコ台ユニットは、カードリーダライタユニット10およびパチンコ台20によって構成されている。カードリーダライタユニット10およびパチンコ台20は、一対で設けられており、カードリーダライタユニット10の操作により、パチンコ台20に対して遊技媒体としての貸し玉が供給される。また、カードリーダライタユニット10は、手前に抜き差しできるようになっている。
【0010】
カードリーダライタユニット10の正面には、貸出可能ランプ11、操作パネル12、カード挿入口13等が設けられている。カード挿入口13には、遊技者個人の貸し玉供給の金額データが格納された磁気カード等が挿入される。操作パネル12は、1回の引き出しの設定引き出し金額を設定するためのパネルである。
【0011】
パチンコ台20の遊技面21の下部には、玉受け皿22が設けられている。この玉受け皿22には、パチンコ台20の裏面に設けられた貸し玉供給装置からの貸し玉が供給される。玉受け皿22には、カード返却ボタン23および供給指令ボタン24が設けられている。供給指令ボタン24を1回押す毎に、操作パネル12で設定された設定引き出し金額に応じた数の貸し玉が玉受け皿22に供給される。カード返却ボタン23は、遊技終了時に押すことにより、カード挿入口13からカードが返却される。
【0012】
表示部25は、液晶またはLEDで構成されており、カードリーダライタユニット10の操作パネル12で設定された設定引き出し金額や、カード挿入口13に挿入されたカード内の端数金額等が表示される。玉受け皿22の下には、遊技実行のためのハンドル26が設けられている。
【0013】
図3は本実施例のパチンコ台ユニットの各機能の接続関係を示すブロック図である。カードリーダライタユニット10の制御装置30は、プロセッサを中心とした構成になっており、図示されていないROMに格納されたプログラムに従って動作する。制御装置30には、カードリーダライタ40が接続されている。カードリーダライタ40のカード挿入口13には、カード41が挿入される。
【0014】
カード41がカードリーダライタ40に引き込まれると、カードリーダライタ40はカード41の真贋等を判定し、適正なものであれば制御装置30はカード41の現在の残金データを読み取る。また、遊技中は、必要に応じてカード41から設定引出し金額を引き出す。
【0015】
制御装置30は、図示されていないホールコンピュータと接続されており、各種データの授受を行う。制御装置30には、図示されていない手動の設定スイッチによって遊技場側の設定引出し金額Pが入力される。この設定引出し金額Pは、メモリ31の領域31aに格納される。設定引出し金額Pは、ここでは300円とする。なお、遊技場側の設定引出し金額Pは、電源投入時等にホールコンピュータから送るようにしたり、予めROM等の不揮発性のメモリに格納しておいてもよい。
【0016】
操作パネル12には、4個のLED121,122,123および124と、金額設定ボタン125と、端数表示ボタン126と、カード挿入中ランプ127が設けられている。各LED121,122,123,124の横には、それぞれ設定引出し金額を表す表示シール121a,122a,123a,124aが貼られており、点灯しているLEDの横の表示シールの金額が現在の設定引出し金額を示している。ここでは、設定引出し金額は、100円、300円、500円、1000円となっている。なお、設定引出し金額のパターンは、これに限られず、100円、200円、300円、500円等、他のパターンでもよい。また、選択数も4種類に限られず、最小は2種類から5種類、6種類と多数種類にしてもよい。
【0017】
パチンコ台20の電源投入時や遊技終了時等には、初期状態として設定引出し金額が例えば300円に設定され、それに対応するLED122が点灯する。この状態で金額設定ボタン125を押すと、一つ下のLED123に点灯が切り換わり、設定引出し金額も500円に切り換わる。同様に、もう一度金額設定ボタン125を押すと、今度はLED123の一つ下のLED124に点灯が切り換わり、設定引出し金額も1000円に切り換わる。さらに、この状態で金額設定ボタン125を押すと、今度は最上部のLED121に点灯が切り換わり、設定引出し金額も100円に切り換わる。このように、金額設定ボタン125を押す毎に設定引出し金額およびその表示が一つずつ切り換わる。
【0018】
これらの設定引出し金額は、パチンコ台20の表示部25でディジタル表示される。ただし、ここでは表示部25は3桁表示であるため、1000円を示すときには、「100」の表示状態で点滅する。
【0019】
端数表示ボタン126は、カード41内の端数金額を表示指令するボタンであり、この端数金額は表示部25で表示される。なお、端数金額は100円以下なので、3桁で十分に表示できる。カード挿入中ランプ127は、カード挿入口13にカード41が挿入されているときに点灯する。
【0020】
制御装置30には、操作パネル12の金額設定ボタン125、または端数表示ボタン126からの押下信号が送られる。制御装置30は、金額設定ボタン125の押下信号を受けて現在の遊技者側の設定引出し金額Qを読み取り、メモリ31の領域31bに格納する。また、制御装置30は、設定引出し金額Qに応じてLED121,122,123,124の何れかを点灯させるためのドライブ信号を操作パネル12に送る。パチンコ台20の電源投入時や遊技開始時には、制御装置30は、遊技場側の設定引出し金額P(300円)を優先させ、LED122を点灯させる。
【0021】
また、制御装置30は、貸し玉が供給可能な状態では、貸出可能ランプ11を点灯させる。さらに、制御装置30は、カード41がカード挿入口13に挿入されているときには、カード挿入中ランプ127を点灯させる。
【0022】
制御装置30には、パチンコ台20の返却ボタン23、供給指令ボタン24、および表示部25が電気的に接続されている。返却ボタン23および供給指令ボタン24からは、押下信号が送られる。供給指令ボタン24からの押下信号を受けると、制御装置30は、現在LEDの点灯している設定引出し金額に応じた数の貸し玉を供給するように貸し玉供給装置50に指令を送る。
【0023】
貸し玉供給装置50は、パチンコ台20の裏側等に設けられており、制御装置30から貸し玉の供給指令が送られると、遊技場の図示されていない貸し玉供給経路から送られる貸し玉をパチンコ台20の玉受け皿23に供給する。
【0024】
制御装置30は、現在の設定引出し金額データおよびカード41の端数データを表示部25に送り、その内容を表示させる。
また、制御装置30は、遊技開始から現在までの貸し玉の供給総数をメモリ31に格納し、貸し玉供給を行う度にそのデータを書き換える。そして、供給指令ボタン24が押される度に、前回供給指令ボタン23が押された時からの経過時間と、設定金額に応じた1回当りの貸し玉供給数とに基づいて、後述する手順により貸し玉供給のタイミングを制御する。
【0025】
次に、このような構成のパチンコ台ユニットにおける貸し玉供給制御の具体例について説明する。
図4は本実施例の貸し玉供給制御の処理手順を示すフローチャートである。
〔S1〕カード41が挿入されたか否かを判断し、挿入されればステップS2に進み、そうでなければステップS1を繰り返す。
〔S2〕供給指令ボタン24により貸し玉供給の指令がなされたか否かを判断し、なされればステップS4に進み、なされなければステップS3に進む。
〔S3〕返却ボタン23によりカード41の返却指令がなされたか否かを判断し、なされればステップS9に進み、なされなければステップS2に戻る。
〔S4〕カード41の返却があってから現在までの経過時間が予め設定された時間を超過して貸し玉が即供給可能か否かを判断し、可能であればステップS5に進み、可能でなければステップS3に進む。
〔S5〕カード41の挿入時からの貸出し回数のカウントを行う。
〔S6〕設定引出し金額に応じた数の貸し玉の供給制御を行う。例えば、設定引出し金額が100円であれば25個の貸し玉、500円であれば75個の貸し玉の供給制御を行う。
〔S7〕カード41の挿入時から供給した貸し玉数の合計を貸出し回数および設定引出し金額に基づいて演算し、この演算値が所定開始供給数以上になったか否かを判断し、なればステップS8に進み、ならなければステップS2に戻る。
〔S8〕返却ボタン23によりカード41の返却指令がなされたか否かを判断し、なされればステップS9に進み、なされなければステップS10に進む。
〔S9〕カード挿入口13からカード41を遊技者側に返却する。
〔S10〕供給指令ボタン24により貸し玉供給の指令がなされたか否かを判断し、なされればステップS11に進み、なされなければステップS8に進む。
〔S11〕前回の貸し玉供給の指令から所定待機時間が経過したか否かを判断し、経過していればステップS12に進み、経過していなければ、貸し玉供給を行わずにステップS8にもどる。
〔S12〕設定引出し金額に応じた1回の貸し玉供給数に対応する所定待機時間を、1回の貸し玉供給数×基準待機時間によって演算する。ここで、基準待機時間は、最低設定金額100円の貸し玉供給数を遊技で使い切る時間の例えば80%の時間である。
〔S13〕設定引出し金額に応じた数の貸し玉の供給制御を行う。
【0026】
このように、本実施例では、設定引出し金額に応じた1回の貸し玉供給数に対応する所定待機時間を演算し、前回の供給指令時から所定待機時間が経過するまでは貸し玉の供給を停止するようにしたので、遊技をせずに貸し玉供給のみを連続して行うことが防止される。これにより、不正行為等による不正搾取を防止することができる。
【0027】
また、本実施例では、カード挿入時から貸し玉を所定玉数供給するまでは、所定待機時間の待機を行わず連続して貸し玉供給できるようにしたので、玉受け皿22上にある程度の数の貸し玉を保持した状態で遊技を行うことができる。
【0028】
なお、本実施例では、供給指令ボタン24をパチンコ台20側に設けたが、これをカードリーダライタユニット10側に設けるようにしてもよい。
また、本実施例では、カードリーダライタユニット10とパチンコ台20を別構成としたが、カードリーダライタユニット10の内部の機構や、操作パネル12、カード挿入口13等をパチンコ台20側に全て設けるようにしてもよい。
【0029】
さらに、本実施例では、カードリーダライタユニット10にカード挿入口13を設けて、カード41による貸し玉供給の例を示したが、紙幣やコイン等の金銭によっても貸し玉供給を行うようにしてもよい。
【0030】
次に、本発明の遊技媒体供給システムの第2の実施例を説明する。
ここでは、遊技媒体供給システムとしては、図2に示したパチンコ台ユニットを使用する。このため、共通する構成については同符号を付して説明を省略する。
【0031】
図5は第2の実施例によるパチンコ台ユニットの各機能の接続関係を示すブロック図である。パチンコ台20内には、プロセッサやメモリ等を備えた制御ユニット60が設けられている。制御ユニット60は、バスラインL1を介してカードリーダライタユニット10と接続されており、表示データ、貸出し応答信号等のやり取りが行われる。制御ユニット60には、供給指令ボタン24が接続されている。制御ユニット60は、この供給指令ボタン24が押されると、後述する判断を行った後、光カプラ61をオンにすることにより、ラインL3を介してカードリーダライタユニット10に貸出し信号を送る。
【0032】
この貸出し信号を受け取ったカードリーダライタユニット10は、カードの挿入の有無、カードの残りデータ、設定引き出し金額等を考慮して、貸し玉の供給が可能か否かを判断し、可能であれば、カードから設定引き出し金額を引き出す。また、これとともに、貸出し可能信号をバスラインL1を介して制御ユニット60に送る。貸出し可能信号を受けた制御ユニット60は、貸し玉供給装置50に対して供給指令信号を送り、所定の数の貸し玉供給を実行させる。なお、カードリーダライタユニット10から直接貸し玉供給装置50に対して供給指令を行うようにしてもよい。
【0033】
返却ボタン23は、ラインL2を介してカードリーダライタユニット10に直接接続されている。したがって、遊技中、返却ボタン23が押されると、直ちにカード挿入口13からカードが返却される。
【0034】
図6は第2の実施例の貸し玉供給制御の処理手順を示すフローチャートである。なお、ここでは、カードの挿入および返却に関する制御は省略した。
〔S21〕供給指令ボタン24が押されたか否かを判断し、押されればステップS22に進み、押されなければステップS25に進む。
〔S22〕貸し玉が供給可能な状態であるか否か、すなわち、今回の貸し玉供給数を加算した遊技者側の持ち玉数が予め設定された貯留可能数以下であるか否かを判断し、貯留可能数以下により供給可能であればステップS23に進み、そうでなければステップS25に進む。
〔S23〕現在の持ち玉数に供給数を加算して、遊技者の新たな持ち玉データとする。
〔S24〕図5のラインL3を介して貸出し信号をカードリーダライタユニット10側に送る。
〔S25〕貸し玉が供給されてからの経過時間が予め設定された貸出し可能時間内であるか否かを判断し、時間内であればステップS26に進み、時間超過であれば貸出しをストップして本フローチャートを終了する。
〔S26〕打ち玉がセーフ孔に入ったか否かを判断し、入ればステップS27に進み、入らなければステップS29に進む。
〔S27〕セーフ孔入りにより供給された賞球を持ち玉データとして加算可能か否か判断する。すなわち、現在の持ち玉数に賞球数を加算した場合に予め設定された貯留可能数以下となるか否かを判断し、貯留可能数以下となればステップS28に進み、貯留可能数以上となればステップS29に進む。
〔S28〕現在の持ち玉数に賞球数を加算して新たな持ち玉データとする。
〔S29〕打ち玉がアウト孔に入ったか否かを判断し、入ればステップS30に進み、入らなければステップS31に進む。
〔S30〕持ち玉データから1をマイナスする。
〔S31〕大当りになったか否かを判断し、なればステップS32に進み、ならなければステップS21に戻る。
〔S32〕持ち玉データをリセットしてステップS21に戻る。
【0035】
このように、本実施例では、玉受け皿22で貯留されている持ち玉が、予め設定された貯留可能数より多くなる場合には、貸し玉供給を停止するようにしたので、遊技をせずに貸し玉供給のみを連続して行うことが防止される。これにより、不正搾取を防止することができる。
【0036】
また、この一方で、玉受け皿22には常に貯留可能数まで貸し玉を補給することができるので、落ちついて遊技が行える。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、遊技媒体の前回の供給指令からの経過時間をカウントし、供給指令スイッチにより供給指令がなされると、カウントした経過時間が供給指令1回当りの遊技媒体の所定供給数に応じた所定待機時間以上のときのみ、所定供給数の遊技媒体を遊技装置に供給するようにしたので、遊技媒体の不必要な供給が防止される。これにより、不正搾取を防止することができる。
また、玉受け皿で貯留されている持ち玉が、予め設定された貯留可能数より多くなる場合には、貸し玉供給を停止するようにしたので、遊技をせずに貸し玉供給のみを連続して行うことが防止される。これにより、不正搾取を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の遊技媒体供給システムの一実施例であるパチンコ台ユニットの機能の概念を示す図である。
【図2】第1の実施例のパチンコ台ユニットの外観を示す正面図である。
【図3】第1の実施例のパチンコ台ユニットの各機能の接続関係を示すブロック図である。
【図4】第1の実施例の貸し玉供給制御の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】第2の実施例によるパチンコ台ユニットの各機能の接続関係を示すブロック図である。
【図6】第2の実施例の貸し玉供給制御の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カードリーダライタユニット
1a カードリーダライタ
1b 所定供給数記憶手段
1c 経過時間カウント手段
1d 供給指令信号出力手段
2 パチンコ台
2a 供給指令ボタン
3 カード
4 貸し玉供給装置
10 カードリーダライタユニット
12 操作パネル
13 カード挿入口
20 パチンコ台
21 遊技面
22 玉受け皿
23 カード返却ボタン
24 供給指令ボタン
30 制御装置
40 カードリーダライタ
41 カード
50 貸し玉供給装置
60 制御ユニット
Claims (10)
- パチンコ台等の遊技装置で使用する遊技媒体を供給するための遊技媒体供給システムにおいて、
前記遊技媒体の供給指令を行う供給指令スイッチと、
前記供給指令1回当りの前記遊技媒体の所定供給数を予め記憶する所定供給数記憶手段と、
前記遊技媒体の前回の供給指令からの経過時間をカウントする経過時間カウント手段と、
前記供給指令がなされると、前記カウントした経過時間が前記所定供給数に応じた所定待機時間以上のときのみ供給指令信号を出力する供給指令信号出力手段と、
前記供給指令信号を受ける度に前記所定供給数の遊技媒体を前記遊技装置に供給し、それ以外は前記遊技媒体を供給しない遊技媒体供給装置と、
を有することを特徴とする遊技媒体供給システム。 - 前記供給指令信号出力手段は、遊技開始時には前記遊技媒体の供給数が所定開始供給数に達するまでは、前記経過時間に関係なく前記供給指令がなされる度に前記供給指令信号を出力するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の遊技媒体供給システム。
- 前記所定供給数を切替え設定する切替え設定手段を有することを特徴とする請求項1記載の遊技媒体供給システム。
- パチンコ台等の遊技装置で使用する遊技媒体を供給するための遊技媒体供給ユニットにおいて、
前記遊技媒体の供給指令を受け取る供給指令受信手段と、
前記供給指令1回当りの前記遊技媒体の所定供給数を予め記憶する所定供給数記憶手段と、
前記遊技媒体の前回の供給指令からの経過時間をカウントする経過時間カウント手段と、
前記供給指令がなされると、前記カウントした経過時間が所定供給数に応じた時間以上のときのみ前記所定供給数の遊技媒体を供給させるための供給指令信号を遊技媒体供給装置に対して出力する供給指令信号出力手段と、
を有することを特徴とする遊技媒体供給ユニット。 - 遊技可能データが格納されたカードが挿入されるカード挿入口と、前記カード挿入口から挿入されたカードのデータを読み書きするカードリーダライタと、前記供給指令がなされる毎に、前記所定供給数に応じたデータを前記遊技可能データから引き出すデータ引き出し手段と、を有することを特徴とする請求項4記載の遊技媒体供給ユニット。
- 金銭を投入する金銭投入口と、前記供給指令がなされる毎に、前記所定供給数に応じた金額を前記金銭投入口から投入された金銭から引き出す金額引き出し手段と、を有することを特徴とする請求項4記載の遊技媒体供給ユニット。
- 前記遊技媒体の供給指令を行う供給指令スイッチを有することを特徴とする請求項4記載の遊技媒体供給ユニット。
- 遊技場に設置されるパチンコ台等の遊技装置において、
前記遊技媒体の供給指令を行う供給指令スイッチと、
前記供給指令1回当りの前記遊技媒体の所定供給数を予め記憶する所定供給数記憶手段と、
前記遊技媒体の前回の供給指令からの経過時間をカウントする経過時間カウント手段と、
前記供給指令がなされると、前記カウントした経過時間が前記所定供給数に応じた時間以上のときのみ供給指令信号を出力する供給指令信号出力手段と、
前記供給指令信号を受ける度に前記所定供給数の遊技媒体を玉受け皿に供給する遊技媒体供給装置と、
を有することを特徴とする遊技装置。 - パチンコ台等の遊技装置で使用する遊技媒体を供給するための遊技媒体供給システムにおいて、
前記遊技媒体の供給指令を行う供給指令スイッチと、
前記供給指令1回当りの前記遊技媒体の所定供給数を予め記憶する所定供給数記憶手段と、
遊技開始からの前記遊技媒体の出入りの数をカウントする出入り数カウント手段と、
前記出入り数と前記供給指令スイッチによる供給総数とに基づいて、現在の所有遊技媒体数をカウントする所有遊技媒体数カウント手段と、
前記供給指令がなされると、前記所有遊技媒体数が貯留可能数以下のときのみ供給指令信号を出力する供給指令信号出力手段と、
前記供給指令信号を受ける度に前記所定供給数の遊技媒体を供給する遊技媒体供給装置と、
を有することを特徴とする遊技媒体供給システム。 - 遊技場に設置されるパチンコ台等の遊技装置において、
前記遊技媒体の供給指令を行う供給指令スイッチと、
前記供給指令1回当りの前記遊技媒体の所定供給数を予め記憶する所定供給数記憶手段と、
遊技開始からの前記遊技媒体の出入りの数をカウントする出入り数カウント手段と、
前記出入り数と前記供給指令スイッチによる供給総数とに基づいて、現在の所有遊技媒体数をカウントする所有遊技媒体数カウント手段と、
前記供給指令がなされると、前記所有遊技媒体数が貯留可能数以下のときのみ供給指令信号を出力する供給指令信号出力手段と、
前記供給指令信号を受ける度に前記所定供給数の遊技媒体を玉受け皿に供給する遊技媒体供給装置と、
を有することを特徴とする遊技装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16218995A JP3822924B2 (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 遊技媒体供給システム、遊技媒体供給ユニット、および遊技装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP16218995A JP3822924B2 (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 遊技媒体供給システム、遊技媒体供給ユニット、および遊技装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0910427A JPH0910427A (ja) | 1997-01-14 |
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ID=15749701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16218995A Expired - Lifetime JP3822924B2 (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 遊技媒体供給システム、遊技媒体供給ユニット、および遊技装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3822924B2 (ja) |
-
1995
- 1995-06-28 JP JP16218995A patent/JP3822924B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH0910427A (ja) | 1997-01-14 |
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