JPH08280929A - 遊技媒体供給システム - Google Patents

遊技媒体供給システム

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Publication number
JPH08280929A
JPH08280929A JP9335195A JP9335195A JPH08280929A JP H08280929 A JPH08280929 A JP H08280929A JP 9335195 A JP9335195 A JP 9335195A JP 9335195 A JP9335195 A JP 9335195A JP H08280929 A JPH08280929 A JP H08280929A
Authority
JP
Japan
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game medium
coin
card
game
supply system
Prior art date
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Pending
Application number
JP9335195A
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English (en)
Inventor
Kazumasa Yasuda
和正 安田
Minoru Kumatoriya
稔 熊取谷
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Mamiya OP Co Ltd
Original Assignee
Mamiya OP Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技装置1台につき1セットのカードリーダ
ライタユニットを備えた遊技媒体供給システムにおい
て、カードの残りがなくなっても新たなカードを購入す
ることなく遊技を続行することができるようにする。 【構成】 遊技者が供給指令ボタン2aを押すと、金額
引出し手段1cは、予め設定されている設定引出し金額
をカード3から引き出すようにカードリーダライタ1a
に指令する。この指令を受けたカードリーダライタ1a
は、カード3から設定されている引出し金額を引き出
す。貸し玉数データ出力手段1dは、供給指令ボタン2
aにより供給指令がなされた場合には、設定引出し金額
に応じた貸し玉数データを出力し、一方、コイン4が投
入された場合には、投入金額に応じた貸し玉数データを
出力する。貸し玉供給装置5は、貸し玉数データに対応
する数の貸し玉をパチンコ台2側に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遊技装置に遊技媒体を供
給する遊技媒体供給システムに関し、特に遊技装置1台
につき1セットのカードリーダライタユニットを備えた
遊技媒体供給システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ台等の遊技装置1台毎に
カードリーダライタユニットを備えて、使用可能な遊技
媒体数が記録されたカードにより遊技媒体の供給を行う
ような遊技媒体供給システムがある。この遊技媒体供給
システムでは、カードを挿入するためのカード挿入口が
カードリーダライタユニット側に設けられ、また、遊技
媒体の供給を指令する供給指令ボタンがカードリーダラ
イタユニットまたは遊技装置に設けられている。そし
て、遊技者が遊技中に供給指令ボタンを押すと、予め設
定された金額分の遊技媒体が遊技装置に供給されるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなシ
ステムでは、カードでしか遊技媒体の供給が行えないた
め、遊技中にカードのデータの残りがなくなると、新た
にカードを購入しなくてはならなかった。通常、カード
の販売機は、遊技装置から離れた場所に設置されている
ので、小額で遊技を続行したい場合には、非常に面倒で
あった。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、カードの残りがなくなっても新たなカードを
購入することなく遊技を続行することのできる遊技媒体
供給システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、遊技装置1台につき1セットのカードリ
ーダライタユニットを備えた遊技媒体供給システムにお
いて、カード挿入口から挿入されたカードのデータを読
み書きするカードリーダライタユニットと、コイン投入
口から投入されたコインを受け付けるコインセレクタ
と、前記遊技媒体の供給指令を行う供給指令ボタンと、
前記遊技媒体の供給指令が行われると、予め設定されて
いる設定引出し金額を前記カードから引き出すように前
記カードリーダライタユニットに指令する金額引出し手
段と、前記供給指令ボタンにより供給指令がなされた場
合には、前記設定引出し金額に応じた遊技媒体数データ
を出力し、一方、前記コインが投入された場合には、投
入金額に応じた遊技媒体数データを出力する遊技媒体数
データ出力手段と、前記遊技媒体数データに対応する数
の遊技媒体を前記遊技装置に供給する遊技媒体供給装置
と、を有することを特徴とする遊技媒体供給システムが
提供される。
【0006】
【作用】コインセレクタは、コイン投入口から投入され
たコインを受け付ける。金額引出し手段は、供給指令ボ
タンにより遊技媒体の供給指令が行われると、予め設定
されている設定引出し金額をカードから引き出すように
カードリーダライタユニットに指令する。この指令を受
けたカードリーダライタユニットは、カード挿入口から
挿入されたカードから設定引出し金額を引き出す。
【0007】遊技媒体数データ出力手段は、供給指令ボ
タンにより供給指令がなされた場合には、設定引出し金
額に応じた遊技媒体数データを出力し、一方、コインが
投入された場合には、投入金額に応じた遊技媒体数デー
タを出力する。遊技媒体供給装置は、遊技媒体数データ
に対応する数の遊技媒体を遊技装置に供給する。
【0008】これにより、カードとコインの両方で遊技
媒体の供給ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の遊技媒体供給システムの一実施
例であるパチンコ台ユニットの機能の概念を示す図であ
る。カードリーダライタユニット1およびパチンコ台2
は、パチンコ台ユニットとして一対で設けられている。
カードリーダライタユニット1には、カードリーダライ
タ1aが設けられており、カード挿入口から挿入された
遊技者個人のカード3を受け付ける。また、カードリー
ダライタユニット1には、コインセレクタ1bが設けら
れており、コイン投入口から投入されたコイン4を受け
付ける。
【0010】一方、遊技装置としてのパチンコ台2に
は、遊技媒体としての貸し玉の供給を指令する供給指令
ボタン2aが設けられている。遊技者がこの供給指令ボ
タンを押すと、金額引出し手段1cは、予め設定されて
いる設定引出し金額をカード3から引き出すようにカー
ドリーダライタ1aに指令する。この指令を受けたカー
ドリーダライタ1aは、カード3から設定されている引
出し金額を引き出す。
【0011】貸し玉数データ出力手段1dは、供給指令
ボタン2aにより供給指令がなされた場合には、設定引
出し金額に応じた貸し玉数データを出力し、一方、コイ
ン4が投入された場合には、投入金額に応じた貸し玉数
データを出力する。貸し玉供給装置5は、貸し玉数デー
タに対応する数の貸し玉をパチンコ台2側に供給する。
【0012】図2は本実施例のパチンコ台ユニットの外
観を示す正面図である。本実施例のパチンコ台ユニット
は、カードリーダライタユニット10およびパチンコ台
20によって構成されている。カードリーダライタユニ
ット10およびパチンコ台20は、一対で設けられてお
り、カードリーダライタユニット10の操作により、パ
チンコ台20に対して遊技媒体としての貸し玉が供給さ
れる。また、カードリーダライタユニット10は、手前
側に抜き差しできるようになっている。
【0013】カードリーダライタユニット10の正面に
は、コイン投入口11、コイン返却口12、操作パネル
13、およびカード挿入口14が設けられている。コイ
ン投入口11からは、100円や500円等のコインを
投入することができる。カード挿入口14には、遊技者
個人の貸し玉供給の金額データが格納された磁気カード
等のカードが挿入される。操作パネル13は、カードか
らの設定引出し金額を設定するためのパネルである。操
作パネル13では、カード内の金額データの端数金額の
表示指令も行える。
【0014】パチンコ台20の遊技面21の下部には、
玉受け皿23が設けられている。この玉受け皿23に
は、パチンコ台20の裏面に設けられた貸し玉供給装置
からの貸し玉が、玉供給口22を介して供給される。玉
受け皿23の下には予備皿24が設けられており、その
横にはハンドル25が設けられている。
【0015】また、玉受け皿23には、供給指令ボタン
26が設けられている。この供給指令ボタン26を押す
ことにより、操作パネル13等で設定された設定引出し
金額に応じた数の貸し玉が、玉受け皿23に供給され
る。
【0016】さらに、玉受け皿23の右上部には、表示
部27、玉貸し可能ランプ28、および返却ボタン29
が設けられている。表示部27は、LEDまたは液晶で
構成されており、カードリーダライタユニット10の操
作パネル13で設定された設定引出し金額や、カード挿
入口14に挿入されたカード内の端数金額等が切り換え
表示される。玉貸し可能ランプ28はLEDで構成され
ており、貸し玉供給装置が貸し玉供給可能なとき等に点
灯する。返却ボタン29は、遊技終了時等にプリペイド
カードを返却するときに押すボタンである。
【0017】図3はカードリーダライタユニット10の
内部の概略構成を示す側面図である。カードリーダライ
タユニット10内には、主に、コインセレクタ30、制
御装置40、およびカードリーダライタ50が設けられ
ている。制御装置40は、コインセレクタ30およびカ
ードリーダライタ50の動作を制御する。コインセレク
タ30は、コイン投入口11から投入されたコインを受
け付け、後述する制御状態に応じて、コインを回収通路
31および回収ダクト33を介して島管理装置の回収装
置側に送る。あるいは返却通路32を介してコイン返却
口12に返却する。カードリーダライタ50は、遊技者
個人のカードの受け付けを行う。
【0018】図4は本実施例のパチンコ台ユニットの各
機能の接続関係を示すブロック図である。カードリーダ
ライタユニット10の制御装置40は、プロセッサを中
心とした構成になっており、図示されていないROMに
格納されたプログラムに従って動作する。制御装置40
には、カードリーダライタ50が接続されている。この
カードリーダライタ50のカード挿入口14には、カー
ド51が挿入される。カードリーダライタ50は、カー
ド51が挿入されたときには、制御装置40からの指令
により、カード51を半分ほど遊技者側に出し、数秒後
に再び引き込む。
【0019】この引き込み動作は、遊技者が手で少し押
すことをタイミングとしてもよいし、所定時間がきたら
自動的に引き込むようにしてもよい。カード51が再び
カードリーダライタ50に引き込まれると、制御装置4
0は、カード51の現在の残金データを読み取る。ま
た、遊技中は、必要に応じてカード51から設定引出し
金額を引き出す。さらに、カードリーダライタ50側
で、カード51の真贋等を判定し、適正なものでなけれ
ば自動的に返却する。
【0020】制御装置40は、図示されていないホール
コンピュータと接続されており、各種データの授受を行
う。制御装置40には、図示されていない手動の設定ス
イッチによって遊技場側の設定引出し金額Pが入力され
る。この設定引出し金額Pは、メモリ41の領域41a
に格納される。設定引出し金額Pは、ここでは300円
とする。なお、遊技場側の設定引出し金額Pは、電源投
入時等にホールコンピュータから送るようにしたり、予
めROM等の不揮発性のメモリに格納しておいてもよ
い。
【0021】操作パネル13には、4個のLED13
1,132,133および134と、金額設定ボタン1
35と、端数表示ボタン136と、カード挿入中ランプ
137が設けられている。各LED131,132,1
33,134の横には、それぞれ設定引出し金額を表す
表示シール131a,132a,133a,134aが
貼られており、点灯しているLEDの横の表示シールの
金額が現在の設定引出し金額を示している。ここでは、
設定引出し金額は、100円、300円、500円、1
000円となっている。なお、設定引出し金額のパター
ンは、これに限られず、100円、200円、300
円、500円等、他のパターンでもよい。また、選択数
も4種類に限られず、最小は2種類から5種類、6種類
と多数種類にしてもよい。
【0022】パチンコ台20の電源投入時や遊技終了時
等には、初期状態として例えば300円の設定引出し金
額に設定され、それに対応するLED132が点灯す
る。この状態で金額設定ボタン135を押すと、一つ下
のLED133に点灯が切り換わり、設定引出し金額も
500円に切り換わる。同様に、この状態でもう一度金
額設定ボタン135を押すと、今度はLED133の一
つ下のLED134に点灯が切り換わり、設定引出し金
額も1000円に切り換わる。さらに、この状態で金額
設定ボタン135を押すと、今度は最上部のLED13
1に点灯が切り換わり、設定引出し金額も100円に切
り換わる。このように、金額設定ボタン135を押す毎
に設定引出し金額およびその表示が一つずつ切り換わ
る。
【0023】これらの設定引出し金額は、パチンコ台2
0の表示部27でディジタル表示される。ただし、ここ
では表示部27は3桁表示であるため、1000円を示
すときには、「100」の表示状態で点滅する。
【0024】端数表示ボタン136は、プリペイドカー
ド内の端数金額を表示指令するボタンであり、この端数
金額は表示部27で表示される。なお、端数金額は10
0円以下なので、3桁で十分に表示できる。カード挿入
中ランプ137は、カード挿入口14にプリペイドカー
ドが挿入されているときに点灯する。
【0025】制御装置40には、操作パネル13の金額
設定ボタン135、または端数表示ボタン136からの
押下信号が送られる。制御装置40は、金額設定ボタン
135の押下信号を受けて現在の遊技者側の設定引出し
金額Qを読み取り、メモリ41の領域41bに格納す
る。また、制御装置40は、設定引出し金額Qに応じて
LED131,132,133,134の何れかを点灯
させるためのドライブ信号を操作パネル13に送る。パ
チンコ台20の電源投入時や遊技開始時には、制御装置
40は、遊技場側の設定引出し金額P(300円)を優
先させ、LED132を点灯させる。
【0026】さらに、制御装置40は、カード51がカ
ード挿入口14に挿入されているときには、カード挿入
中ランプ137を点灯させる。制御装置40には、パチ
ンコ台20の供給指令ボタン26、表示部27、玉貸し
可能ランプ28、および返却ボタン29が電気的に接続
されている。供給指令ボタン26および返却ボタン29
からは、押下信号が送られる。供給指令ボタン26から
の押下信号を受けると、制御装置40は、現在LEDの
点灯している設定引出し金額に応じた数の貸し玉を供給
するように貸し玉供給装置60に指令を送る。
【0027】貸し玉供給装置60は、パチンコ台20の
裏側等に設けられており、制御装置40から貸し玉の供
給指令が送られると、遊技場の図示されていない貸し玉
供給経路から送られる貸し玉をパチンコ台20の玉受け
皿23に供給する。また、貸し玉供給装置60は、貸し
玉供給経路から貸し玉補給がなされていない場合には、
図示されていないセンサがこれを検知し、制御装置40
にエラー状態信号を送る。
【0028】制御装置40は、玉貸し動作が可能なとき
は、常時玉貸し可能ランプ28にドライブ信号を送り点
灯させる。また、制御装置40は、現在の設定引出し金
額データおよびカード51の端数データを表示部27に
送り、その内容を表示させる。
【0029】さらに、制御装置40には、コインセレク
タ30が接続されている。コインセレクタ30は、コイ
ン挿入口11から、100円玉や500円玉等のコイン
34が投入されると、その投入信号を制御装置40に送
る。制御装置40は、投入信号を受け取ると、直ちにそ
の投入金額に応じた数の貸し玉を供給するように貸し玉
供給装置60に指令を送る。
【0030】貸し玉供給装置60からエラー状態信号が
上がっているときには、制御装置40は、コインセレク
タ30にコイン返却指令を送り、エラー状態信号が上が
っていなければコイン回収指令を送る。コインセレクタ
30は、コイン返却指令が送られた場合には、投入され
たコイン34をコイン返却口12から返却する。一方、
コイン回収指令が送られた場合には、投入されたコイン
34を回収通路31を介して回収する。
【0031】次に、このような構成を有する本実施例の
遊技媒体供給システムの動作を図1〜図4に基づいて説
明する。まず、パチンコ台20で遊技を行おうとする遊
技者は、遊技者個人のカード51をカードリーダライタ
ユニット10のカード挿入口14に挿入する。この場合
カード51は、一旦、半分ほどカード挿入口14から遊
技者側に出力され、数秒後に再び引き込まれる。このカ
ード51が出力されている間に、遊技場の店員等がカー
ド51を見ることより、偽造カード等の判断を行うこと
ができる。
【0032】カード51が再びカード挿入口14内に引
き込まれると、パチンコ台20は遊技可能状態となる。
この状態では、設定引出し金額は遊技場側で予め設定さ
れた金額300円になっているため、操作パネル13で
はLED132が点灯している。また、このとき、パチ
ンコ台20の表示部27には「300」が表示される。
遊技者は、この設定引出し金額で遊技を行う場合には、
パチンコ台20の供給指令ボタン26を押す。これによ
り、設定引出し金額の300円に応じた数の貸し玉が、
玉受け皿23に供給される。一方、設定引出し金額を変
更したい場合には、遊技者は、金額設定ボタン135を
押して設定を切り換え、希望する設定引出し金額に設定
する。設定引出し金額を一度設定すれば、以後は、供給
指令ボタン26を押す度に、同じ設定引出し金額に応じ
た数の貸し玉が玉受け皿23に供給される。なお、本実
施例では表示部27は3桁なので、設定引出し金額が1
000円の場合には、100円と区別するため「10
0」を点滅表示させる。
【0033】このような貸し玉の供給を行っていく途中
で、例えば設定引出し金額が300円のときにカード5
1の残金が200円となった場合、遊技者がこのまま設
定引出し金額を変更しないで供給指令ボタン26を押す
と、200円分の貸し玉が供給される。一方、同じ状態
で、設定引出し金額を残金200円よりも少ない100
円に設定変更すると、供給指令ボタン26を押すことに
より、カード51の残金200円分を100円ずつに分
けて貸し玉が供給される。
【0034】また、操作パネル13の端数表示ボタン1
36を押すと、パチンコ台20の表示部27には、カー
ド51内の端数金額が表示される。この端数金額が設定
引出し金額の最小値(100円)よりも少なくなった場
合には、新たなカードの使用が必要となる。
【0035】一方、端数が生じることなくカード51内
の残金が0になった場合には、カードリーダライタユニ
ット10は、例えば図示されていない回収経路によって
回収する。これにより、遊技場内の清掃の手間が省ける
とともに、リサイクル等にも利用できる。一方、残高が
ありながら遊技を終了する場合には、遊技者は、パチン
コ台20の返却ボタン29を押す。これにより、カード
挿入口14からカード51が返却される。これと同時
に、カードリーダライタユニット10側の金額設定は、
遊技場側の設定引出し金額Pになる。
【0036】さらに、カード51の使用中、コイン投入
口11からコイン34が投入されると、カード51より
も優先して、コイン34の金額に応じた数の貸し玉が供
給される。なお、コイン34が500円玉の場合には、
コイン投入用に予め設定された金額、例えば100円分
の貸し玉のみを供給し、残りの400円はコイン返却口
12から返却するようにしてもよい。あるいは、カード
51が挿入中に限り、供給指令ボタン26が押される度
に100円ずつ供給し、その際、表示部27にはコイン
34の残高を優先して表示するようにしてもよい。
【0037】コイン34が投入されたとき、エラー状態
信号が上がっている場合には、コイン34はコイン返却
口12から返却される。図5はこのような操作を行うた
めの制御装置40側の処理手順を示すフローチャートで
ある。 〔S1〕カード51がカード挿入口14に挿入されたか
否かを判断し、挿入されればステップS2に進み、挿入
されなければステップS1を繰り返す。 〔S2〕挿入されたカード51を、カード挿入口14か
ら遊技者側に半分ほど出し、数秒後に再び引き込む。 〔S3〕コイン投入口11からコイン34が投入された
か否かを判断し、投入されればステップS8に進み、投
入されなければステップS4に進む。 〔S4〕金額設定ボタン135が押されて設定引出し金
額の切り換え指令がなされたか否かを判断し、なされれ
ばステップS5に進み、されなければステップS6に進
む。 〔S5〕金額設定ボタン135が押される度に設定引出
し金額を切り換える。 〔S6〕供給指令ボタン26によって貸し玉の供給指令
がなされたか否かを判断し、なされればステップS7に
進み、なされなければステップS11に進む。 〔S7〕カード51の残金が最小の設定引出し金額より
も少なく、端数残金となっているか否かを判断し、端数
残金であればステップS11に進み、そうでなければス
テップS8に進む。 〔S8〕貸し玉をパチンコ台20に供給する制御を行
う。 〔S9〕カード51の残金がゼロになったか否かを判断
し、ゼロであればステップS10に進み、そうでなけれ
ばステップS11に進む。 〔S10〕カード51をカードリーダライタユニット1
0側で回収する。 〔S11〕端数表示ボタン136が押されて端数金額の
表示指令がなされたか否かを判断し、なされればステッ
プS12に進み、そうでなければステップS13に進
む。 〔S12〕カード51内の端数金額を表示する。 〔S13〕返却ボタン29が押されてカード51の返却
指令がなされたか否かを判断し、なされればステップS
14に進み、そうでなければステップS4に戻る。 〔S14〕カード51をカード挿入口14から返却す
る。 〔S15〕設定引出し金額を遊技場側の設定引出し金額
Pにリセットする。
【0038】図6は図5のフローチャートにおけるステ
ップS8のサブルーチンである。 〔S21〕貸し玉供給装置60側での貸し玉供給が可能
な状態であるか否かを判断し、可能であればステップS
25に進み、可能でなければステップS22に進む。 〔S22〕コインが投入されている状態であるか否かを
判断し、投入状態であればステップS23に進み、投入
状態でなければステップS24に進む。 〔S23〕投入されているコインを返却する。 〔S24〕貸し玉が供給可能な状態になるまで待機す
る。 〔S25〕設定金額またはコインの金額に応じた貸し玉
を、パチンコ台20に供給する。
【0039】このように、本実施例では、カードリーダ
ライタ50に加えて、コインセレクタ30を設け、カー
ド51の使用中でもコイン34が投入されると、それを
優先してコインの投入額に応じた貸し玉を供給するよう
にしたので、カードの残りがなくなっても新たなカード
を購入することなく遊技を続行することができる。
【0040】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。図7は本発明の他の実施例のカードリーダライタユ
ニットの正面部の構成を示す図である。なお、ここで
は、図2〜図3で示した構成と同一の部分には、同一符
号を付与し、説明を省略する。カードリーダライタユニ
ット100の正面部のコイン投入口11の下側には、エ
ラー表示ランプ15が設けられている。このエラー表示
ランプ15は、コイン投入口11からコインを投入した
ときに、後述するエラーが生じた場合に点灯する。
【0041】図8はカードリーダライタユニット100
の内部の概略構成を示す側面図である。コインセレクタ
70は、コイン投入口11から投入されたコインを、通
路71を介して受け付ける。コインセレクタ70は、投
入されたコインを回収通路72および回収ダクト33を
介して島管理装置の回収装置側に送る。また、コインセ
レクタ70は、投入されたコインが正当なコインでない
場合や、図4で示した貸し玉供給装置60側が供給可能
状態でない等の時、コインをストッカ73に送る。この
ストッカ73の入口部分には、光センサ等の通過センサ
74が設けられている。
【0042】通過センサ74は、ストッカ73にコイン
が収納されたことを検知すると、エラー表示ランプ15
を点灯させる。この点灯の方法としては、ストッカ73
の検知信号をドライブ信号としてエラー表示ランプ15
を点灯させてもよいし、検知信号を制御装置40に送っ
て、制御装置40からエラー表示ランプ15にドライブ
信号を送るようにしてもよい。または、パチンコ台20
の表示部27にエラーコードを点滅表示させるようにし
てもよい。さらに、通過センサ74は、コインセレクタ
70内に設けるようにしてもよい。
【0043】このようにストッカ73を設けることによ
り、カードリーダライタユニット100にコイン返却口
を設けるスペースがない場合でも、エラーが生じた場合
にカードリーダライタユニット100を島側から引き抜
いて、ストッカ73からコインを取り出すことにより、
コインを遊技者に返却することが可能となる。また、エ
ラー表示を行うことにより、遊技者以外の人でも容易に
確認することができる。
【0044】なお、エラー表示ランプ15等によるエラ
ー表示は、カードリーダライタユニット100を島側か
ら引き抜くことにより、図示されていないリセット機構
が動作してリセットされる。
【0045】ところで、カードリーダライタユニット1
00には、その通路71にシャッタ80が設けられてい
る。このシャッタ80は、エラーが生じた場合にコイン
投入口11を塞いで、コインの投入を阻止する。
【0046】図9はシャッタ80の構成の一例を示す図
であり、(A)は取り付け状態を示す側面図、(B)は
正面図である。シャッタ80は、投入阻止部材81がモ
ータ82によって上下動制御される。モータ82の軸8
2aにはカム83が取り付けられている。このカム83
は、投入阻止部材81の突片84と当接するように設け
られている。図2に示した制御装置40からのドライブ
信号によってモータ82が駆動すると、その軸82aの
回転に応じてカム83が回転する。そして、このカム8
3の回転に応じて投入阻止部材81が上下動する。投入
阻止部材81は、最上点にあるときには通路71を閉塞
し、最下点にあるときには通路71を開いてコインが通
過できるようにする。これにより、コインの投入の受け
付けを制御することができる。
【0047】図10はシャッタの他の構成例を示す図で
ある。シャッタ90は、投入阻止部材91がソレノイド
92によって上下動制御される。ソレノイド92のピン
92aは、投入阻止部材91の突片93と当接するよう
に設けられている。図8で示した制御装置40からのド
ライブ信号によりソレノイド92がオンになると、ピン
92aが上方に移動して突片93を押し上げる。これに
より投入阻止部材91が上昇する。そして、ソレノイド
92がオフになると、投入阻止部材91が下降する。投
入阻止部材91は、最上点にあるときには通路71を閉
塞し、最下点にあるときには通路71を開いてコインが
通過できるようにする。これにより、シャッタ80と同
様、コインの受け付けを制御することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、カード
リーダライタユニットにコインセレクタを設け、コイン
投入口からコインが投入された場合には、投入金額に応
じた数の遊技媒体を遊技装置に供給するようにしたの
で、カードにより遊技媒体を供給する一方で、コインに
よっても遊技媒体の供給を行うことができる。
【0049】したがって、カードの残りがなくなっても
新たなカードを購入することなく遊技を続行することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊技媒体供給システムの一実施例であ
るパチンコ台ユニットの機能の概念を示す図である。
【図2】本実施例のパチンコ台ユニットの外観を示す正
面図である。
【図3】カードリーダライタユニットの内部の概略構成
を示す側面図である。
【図4】パチンコ台ユニットの各機能の接続関係を示す
ブロック図である。
【図5】制御装置側の処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図6】図5のフローチャートにおけるステップS8の
サブルーチンである。
【図7】本発明の他の実施例のカードリーダライタユニ
ットの正面部の構成を示す図である。
【図8】本発明の他の実施例のカードリーダライタユニ
ットの内部の概略構成を示す側面図である。
【図9】シャッタの構成の一例を示す図であり、(A)
は取り付け状態を示す側面図、(B)は正面図である。
【図10】シャッタの他の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 カードリーダライタユニット 1a カードリーダライタ 1b コインセレクタ 1c 金額引出し手段 1d 貸し玉数データ出力手段 2 パチンコ台 2a 供給指令ボタン 3 カード 4 コイン 5 貸し玉供給装置 10 カードリーダライタユニット 11 コイン投入口 12 コイン返却口 13 操作パネル 14 カード挿入口 20 パチンコ台 21 遊技面 22 玉供給口 27 表示部 30 コインセレクタ 34 コイン 40 制御装置 50 カードリーダライタ 51 カード 60 貸し玉供給装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技装置1台につき1セットのカードリ
    ーダライタユニットを備えた遊技媒体供給システムにお
    いて、 カード挿入口から挿入されたカードのデータを読み書き
    するカードリーダライタユニットと、 コイン投入口から投入されたコインを受け付けるコイン
    セレクタと、 前記遊技媒体の供給指令を行う供給指令ボタンと、 前記遊技媒体の供給指令が行われると、予め設定されて
    いる設定引出し金額を前記カードから引き出すように前
    記カードリーダライタユニットに指令する金額引出し手
    段と、 前記供給指令ボタンにより供給指令がなされた場合に
    は、前記設定引出し金額に応じた遊技媒体数データを出
    力し、一方、前記コインが投入された場合には、投入金
    額に応じた遊技媒体数データを出力する遊技媒体数デー
    タ出力手段と、 前記遊技媒体数データに対応する数の遊技媒体を前記遊
    技装置に供給する遊技媒体供給装置と、 を有することを特徴とする遊技媒体供給システム。
  2. 【請求項2】 前記遊技媒体の供給が不能なエラー状態
    を検知するエラー状態検知手段と、遊技者側に前記コイ
    ンを返却するコイン返却口とを有し、前記コインセレク
    タは、前記エラー状態のときには前記投入されたコイン
    を前記コイン返却口に送るように構成されていることを
    特徴とする請求項1記載の遊技媒体供給システム。
  3. 【請求項3】 前記遊技媒体の供給が不能なエラー状態
    を検知するエラー状態検知手段と、前記コインをストッ
    クするストッカとを有し、前記コインセレクタは、前記
    エラー状態のときには前記投入されたコインを前記スト
    ッカに送るように構成されていることを特徴とする請求
    項1記載の遊技媒体供給システム。
  4. 【請求項4】 前記エラー状態のときには、前記コイン
    投入口からのコインの投入を阻止する投入阻止機構部を
    有することを特徴とする請求項3記載の遊技媒体供給シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記投入阻止機構部は、前記コイン投入
    口を塞いで前記コインの投入を阻止する投入阻止部材
    と、前記投入阻止部材の可動制御を行う可動制御装置
    と、を有することを特徴とする請求項4記載の遊技媒体
    供給システム。
  6. 【請求項6】 前記可動制御装置は、ソレノイドと、前
    記ソレノイドの駆動によって前記投入阻止部材を前記通
    路内に押し込むピンと、を有することを特徴とする請求
    項5記載の遊技媒体供給システム。
  7. 【請求項7】 前記可動制御装置は、モータと、前記モ
    ータの駆動によって前記投入阻止部材を前記通路内に押
    し込むカムと、を有することを特徴とする請求項5記載
    の遊技媒体供給システム。
  8. 【請求項8】 前記エラー状態を示すエラー表示手段を
    有することを特徴とする請求項3記載の遊技媒体供給シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記エラー表示手段は、前記カードリー
    ダライタユニットの前面部に設けられていることを特徴
    とする請求項8記載の遊技媒体供給システム。
  10. 【請求項10】 前記エラー表示手段は、前記遊技装置
    の前面部に設けられていることを特徴とする請求項8記
    載の遊技媒体供給システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021122489A (ja) * 2020-02-05 2021-08-30 株式会社コナミアミューズメント ゲームシステム、管理システム、プログラム及びゲームシステムの動作方法

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JP2021122489A (ja) * 2020-02-05 2021-08-30 株式会社コナミアミューズメント ゲームシステム、管理システム、プログラム及びゲームシステムの動作方法
JP2022001328A (ja) * 2020-02-05 2022-01-06 株式会社コナミアミューズメント ゲームシステム、管理システム、プログラム及びゲームシステムの動作方法

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