JP3821427B2 - シリンダ錠の保護装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動二輪車等に装備されるシリンダ錠の破壊等を防止し得るシリンダ錠の保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、第三者によるはさみやドライバ等のキー孔への差し込みで自動二輪車等のシリンダ錠が破壊されるのを防止するために、例えば特開平11−44132号公報で開示されたものが提案されている。かかる保護装置は、手動操作によってシリンダ錠の頭部上面においてロック位置(セット位置)とアンロック位置(リセット位置)との間を移動してロータ上面のキー孔を開閉し得るシャッターと、該シャッターをロック位置に保持することによりキー孔を閉塞して施錠するマグネット錠と、つまみ部に設けられた磁石の磁気によってマグネット錠を解錠するイグニッションキーとを具備して構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のシリンダ錠の保護装置においては、イグニッションキーのつまみ部に設けられた磁石の磁気によって、手動操作でマグネット錠(即ちシャッター)を開閉操作する構造であるため、つまみ部をマグネット錠のマグネットキー孔に一々差し込んでマグネット錠を解錠する必要がある。
【0004】
このため、イグニッションキーによるマグネット錠の解錠操作が非常に面倒となり、特に暗い場所においては、マグネットキー孔を手探り状態で探し、これにイグニッションキーのつまみ部を差し込む必要があることから、その操作が一層面倒になってしまうという問題があった。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、シャッターによるキー孔の開閉動作を手動操作と遠隔操作の両方で行うことにより、操作性を向上させることができるシリンダ錠の保護装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、シリンダボディに装着され、該シリンダボディに配設されたロータのキー孔を外側から開閉するシャッターを有してシリンダ錠を保護し得るシリンダ錠の保護装置であって、前記シャッターを手動操作により移動させ、前記キー孔を開閉する手動操作機構と、前記シャッターを遠隔操作によって駆動するモータで移動させ、前記キー孔を開閉する遠隔操作機構と、前記シャッターの移動端で当該シャッターに係止して、更なる移動を規制するロック部材とを備え、前記シャッターが手動操作及び遠隔操作で移動し、いずれの操作によっても前記キー孔に対する開閉両方の動作を行い得るものであり、前記手動操作機構は、前記シャッターの上面側に配設され、当該シャッターを連動させ得る手動用連動板材を有するとともに、前記遠隔操作機構は、前記シャッターの下面側に配設され、前記モータで駆動されて当該シャッターを連動させ得る遠隔用連動板材を有し、手動操作時においては前記手動用連動板材、遠隔操作時においては前記遠隔用連動板材を選択的に移動させることを特徴とする。
【0007】
かかる構成によれば、手動で手動操作機構を操作することによりシャッターを移動させてキー孔を開閉させた後、ロック部材にて当該シャッターをロックする一方、遠隔操作する場合は、モータで動作する遠隔操作機構がシャッターを移動させてキー孔を開閉させた後、ロック部材にて当該シャッターをロックする。これら手動操作と遠隔操作との切り換えは、操作者が任意に行うことができ、いずれの操作によってもキー孔に対する開閉両方の動作が行われる。
【0009】
また、手動操作する場合は、手動で手動用連動板材を移動させることによりシャッターを連動させ、キー孔を開閉させた後、ロック部材にて当該シャッターをロックする一方、遠隔操作する場合は、モータで動作する遠隔操作機構が遠隔用連動板材を移動させ、該移動と連動するシャッターでキー孔を開閉させた後、ロック部材にて当該シャッターをロックする。
【0010】
請求項記載の発明は、前記ロック部材が、付勢手段を有し、該付勢手段で先端側に付勢されて配設されるとともに、その先端が前記シャッターに係止して、前記シャッターの移動を規制するロック部と、該ロック部の上下面に形成され、前記手動用連動板材及び遠隔用連動板材の移動時にこれら板材から押圧されて前記ロック部と共に付勢手段による付勢方向に抗して移動する解除部とを具備したものであり、前記シャッターに前記手動用連動板材及び遠隔用連動板材の移動方向に延びる長孔が形成されるとともに、該長孔に嵌入される凸部を前記手動用連動板材及び遠隔用連動板材のそれぞれに形成し、前記手動用連動板材及び遠隔用連動板材が前記解除部を押圧してシャッターのロックを解除する間は、当該シャッターを停止させたまま手動用連動板材又は遠隔用連動板材のみが移動し、更なる手動用連動板材又は遠隔用連動板材の移動により前記凸部が前記長孔の端部と当接し、前記シャッターを連動させてキー孔を開閉させることを特徴とする。
【0011】
かかる構成によれば、シャッターを移動させキー孔を閉塞するには、手動又は遠隔操作によるモータの駆動で手動用連動板材又は遠隔用連動板材を移動させ、各々に形成された凸部をシャッターの長孔端部と当接させて当該シャッターを連動させてキー孔を覆う位置まで移動させる。この位置では、ロック部材のロック部がシャッターに係止して、シャッターの移動を規制している。
【0012】
手動操作にてキー孔を閉塞したシャッターを移動させる場合、手動用連動板材を手動にて移動させると、ロック部材の解除部が付勢手段による付勢力に抗して移動し、これと連動してロック部材のロック部も同方向に移動してシャッターとの係止が解除される。かかる係止の解除までの間は、手動用連動板材に形成された凸部が長孔に沿って移動するのみであり、シャッターを停止させたまま手動用連動板材が移動することとなる。
【0013】
そして、係止の解除が完了した時点で手動用連動板材の凸部が長孔の端部に達し、更なる手動用連動板材の移動でシャッターが連動することとなる。即ち、凸部が長孔の端部と当接し、その当接箇所で手動用連動板材の移動がシャッターに伝達されるのである。
【0014】
一方、遠隔操作にてキー孔を閉塞したシャッターを移動させる場合、遠隔用連動板材を遠隔操作で駆動するモータで移動させると、ロック部材の解除部が付勢手段による付勢力に抗して移動し、これと連動してロック部材のロック部も同方向に移動してシャッターとの係止が解除される。かかる係止の解除までの間は、遠隔用連動板材に形成された凸部が長孔に沿って移動するのみであり、シャッターを停止させたまま遠隔用連動板材が移動することとなる。そして、係止の解除が完了した時点で遠隔用連動板材の凸部が長孔の端部に達し、手動操作の場合と同様、更なる遠隔用連動板材の移動でシャッターが連動することとなる。
【0015】
請求項記載の発明は、前記ロック部材が、金属から成るロック部の上下面に樹脂から成る解除部がそれぞれ形成され一体化されたものであることを特徴とする。
【0016】
請求項記載の発明は、前記モータの出力軸に一部突起した回転板を設け、該回転板をモータの駆動力で回転させるとともに、前記遠隔用連動板材に当該回転板の突起と当接し得る突出部を形成したことを特徴とする。
【0017】
請求項記載の発明は、前記遠隔用連動板材が、ねじりバネにより常に中立位置へ付勢された状態で取り付けられたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係るシリンダ錠の保護装置は、シリンダボディに配設されたロータのキー孔を外側から開閉してシリンダ錠を保護し得るもので、図1に示すように、シャッター2と、手動用連動板材3と、遠隔用連動板材4と、モータ8とから主に構成されている。
【0019】
シャッター2、手動用連動板材3及び遠隔用連動板材4は、シャッター2を中央に3層に重ねられて配設されており、ケース9から上方へ延設された回転軸9aを中心にそれぞれ独立して回動自在とされている。かかる回転軸9aの上端面には、複数の磁石13がコイルスプリング14を介して上下動可能にそれぞれ嵌挿されている。
【0020】
また、ケース9にはイグニッションキーを挿通するためのシリンダボディ5が固定されるとともに、遠隔用連動板材4を駆動するためのモータ8が固定されている。このケース9の上面は、非磁性材料で形成されたカバー10により覆われており、かかるカバー10の上面にはロータ6のキー孔7に通じる孔15と上下が切り欠かれたマグネットキー孔12とが形成され、それぞれにイグニッションキー及びマグネットキーが挿入し得るよう構成されている。
【0021】
シャッター2は、ロータ6のキー孔7を外側から開閉するものであり、図3で示すように、キー孔7を遮蔽し得る大きさに形成された遮蔽部2aと、回転軸9aを挿通する軸用孔2bと、長孔2cとから主に構成されており、外周の一部には第1の切欠き2d及び第2の切欠2eが所定間隔離間して形成されている。尚、上下面に後述する手動用連動板材3及び遠隔用連動板材4が組み付けられた際に、当該長孔2c内に各板材に形成された凸部3c及び4cが嵌入される。
【0022】
手動用連動板材3は、シャッター2を連動させ得る板状部材であり、図4で示すように、2つの脚部3a同士を結ぶ外周面が緩やかな曲線を成すよう構成されており、かかる曲線は後述するロック部材19の解除部19b先端が摺動し得る摺動面3bを構成している。また、その上面には、マグネットキーを嵌合し得る形状3dが造り込まれている。
【0023】
更に、手動用連動板材3の下面において、2つの脚部3aの境目箇所近傍には所定寸法突起した凸部3cが形成されており、中央近傍には複数の磁石13のそれぞれを嵌合し得る複数の凹部3eが形成されている。これにより、磁石13が凹部3eに嵌合した状態では、手動用連動板材3が動作しないようロックすることができ、マグネットキーMKが形状3dに嵌入されると、内在するマグネットMからの反発力で磁石13がコイルスプリング14の付勢力に抗して下方へ移動し(図8参照)、係止を解いて手動用連動板材3を動作可能とすることができる。
【0024】
また、手動用連動板材3の下面には、回転軸9aを先端を嵌合し得る凹部3fが形成されており、かかる嵌合により当該手動用連動板材3が回転軸9aを軸に回動自在とされている。そして、手動用連動板材3の回動により、磁石13を凹部3eに嵌入又は離脱させて当該手動用連動板材3をロック又はアンロック状態とする。尚、上記手動用連動板材3を含む操作機構が、シャッター2を手動操作により移動させ、キー孔を開閉するための遠隔操作機構を構成する。
【0025】
遠隔用連動板材4は、手動用連動部材3と同様、シャッター2を連動させ得る板状部材であり、図5に示すように、2つの脚部4a同士を結ぶ外周面が緩やかな曲線を成すよう構成されており、かかる曲線は後述するロック部材19の解除部19c先端が摺動し得る摺動面4bを構成している。尚、かかる摺動面4bを含めた輪郭形状は、手動用連動部材3と略同一である。
【0026】
遠隔用連動板材4の上面における2つの脚部4aの境目箇所近傍には所定寸法突起した凸部4cが形成されており、その下面における中央近傍にはC字形状の壁面4dが形成され、該壁面4dの一部からは更に突出した突出部4eが形成されている。また、該壁面4dの内側には、回転軸9aを挿通する中央孔4fが形成されている。
【0027】
更に、遠隔用連動板材4の壁面4dと、ケース9から突設され当該壁面4dの外周面を囲んでガイドするガイド壁9b(図18〜図20参照)とに亘って配設されたねじりバネ11により、遠隔用連動板材4は常に中立位置へ付勢された状態で取り付けられている。即ち、ねじりバネ11の一端が壁面4dに係止されるとともに、他端がガイド壁9bに係止されることにより、遠隔用連動板材4が回動すると、その回動方向と逆向きに付勢力を生じさせているのである。
【0028】
遠隔用連動板材4を回動させるための駆動力は、図6で示すような、モータ8の出力軸8aに取り付けられたカム17によって得られる。かかるカム17は、一部が突起した回転板から構成され、突起17aが遠隔用連動板材4の突出部4eと当接することにより、モータ8の回転駆動力を遠隔用連動板材4に伝達し得るよう構成されている。
【0029】
尚、モータ8は、過大な負荷を受けた際(例えば、イグニッションキーをキー孔7に差し込んだ状態でシャッター2を閉じようとした場合等)に回転が停止するようにポリスイッチを具備するとともに、マイクロスイッチを具備して常に所定位置で停止するよう制御されている。かかるマイクロスイッチにより、モータ8は、次に説明するリモコン18から信号が送信されると1回転し、所定位置で停止することとなる。
【0030】
また、モータ8は、図9に示すようなリモコン18により遠隔操作されるよう構成されており、押しボタン18aを押すとキー孔7を開放する方向にシャッター2を移動させ、押しボタン18bを押すとキー孔7を閉塞する方向にシャッター2を移動させるよう信号が送信される。かかる信号の送信は、リモコン18内に配設された電波発信手段により行われ、該電波発信手段で発信された電波によってモータ8の回転方向が制御される。
【0031】
このように電波によるモータ8の遠隔操作に代えて、赤外線等他の遠隔操作手段としてもよいが、電波の場合、電波の受信部(モータ8又はケース9内に配設)にリモコン18を向けなくても信号を送信することができ、操作性を向上させることができる。尚、リモコン18は、イグニッションキーとは別個に形成してもよいが、例えばイグニッションキーのつまみ部内に配設するようにしてもよい。
【0032】
尚、上記遠隔用連動板材4を含む操作機構(リモコン18やモータ8等による一連の機構)が、遠隔操作によって駆動するモータでシャッター2を移動させ、キー孔を開閉するための遠隔操作機構を構成する。
【0033】
ロック部材19は、シャッター2の回動端(移動端)で当該シャッター2における第1の切欠き2d又は第2の切欠き2eに係止して、その更なる回動を規制するロック部19aを含んで構成されるもので、図7に示すように、付勢手段としてのコイルスプリング19dで付勢されつつケース9に成形された収容壁16内に収容されている。尚、コイルスプリング19dに代えて他の付勢手段(板バネ等)としてもよい。
【0034】
更に、ロック部19aの上下面には、手動用連動板材3及び遠隔用連動板材4の移動時にこれら板材から押圧されてロック部19aと共にコイルスプリング19dによる付勢方向に抗して移動する解除部19b、19cを具備している。この解除部19b及び19cは、樹脂を成形して得られるとともに、ロック部19aはダイキャスト等金属を成形して得られ、これらがビスBにより一体化され、全体としてロック部材19を構成している。尚、かかる3層構造のロック部材19に代えて、全てが樹脂又は金属から成る一体成形品としてもよいし、ビスBに代えてスプリングピンや接着或いはアウトサート成形等の手段により一体化してもよい。
【0035】
次に、上記構成のシリンダ錠の保護装置における作用について説明する。
まず、手動操作によるシャッター2の開閉動作について説明すると、シャッター2を閉じてキー孔7を保護するには、イグニッションキーのつまみ部等に形成されたマグネットキーMKをマグネットキー孔12から挿入し、手動用連動板材3の上面に形成された形状3dに嵌合する。これにより、マグネットキーMK内に形成されたマグネットMに対し同極(更に詳しくは、対向する面側の極が互いに同極)の磁石13が反発力を受け、図8に示すように、コイルスプリング14による付勢力に抗して下方へ移動し、凹部3eとの係止が解かれる。
【0036】
この状態のままマグネットキーMKを回転させて、手動用連動板材3を連動させると、ロック部材19における解除部19b(図7参照)が摺動面3b上を摺動しつつコイルスプリング19dの付勢力に抗してロック部19aと共に移動し、図14の状態からロック部19aが移動し、該ロック部19aによるシャッター2に対する係止が解かれる。
【0037】
即ち、初期状態においては、シャッター2に形成された第2の切欠き2eにロック部材19のロック部19aが係止(図14参照)されており、シャッター2はロックされた状態であったのに対し、マグネットキーMKによる上記一連の動作によりロックが解除され回動自在とされるのである。尚、かかる動作においては、手動用連動板材3が回転しても凸部3cが長孔2c内を移動するだけであって、シャッター2は停止したままである。
【0038】
更に手動用連動板材3を同方向に回転させると、凸部3cが長孔2cの端部に当接して、当該手動用連動板材3の回転と共にシャッター2も回転することとなる。そして、シャッター2の遮蔽部2aがキー孔7を完全に閉塞した状態に至ると、ケース9に形成されたストッパ9cにシャッター2が当接し、更なる回転が規制されて停止する。
【0039】
その後、マグネットキーMKを元の状態(マグネットキー孔12への挿入状態)まで戻すと、ロック部材19がコイルスプリング19dによる付勢力で元の位置まで移動し、図15で示すように、ロック部19aが第1の切欠き2dに係合する。これにより、シャッター2の動作は規制され、ロック状態とされる。また、この状態でマグネットキーMKをマグネットキー孔12から引き抜くと、複数の磁石13が凹部3eに嵌入して手動用連動板材3もロックされることとなる。
【0040】
上記の如くシャッター2がキー孔7を閉塞した状態から開放した状態へ手動操作にて切り換えるには、マグネットキーMKをマグネットキー孔12に差し込んで、複数の磁石13による凹部3eへの係合を解いた後回転(閉塞時の回転とは逆向き)させ、手動用連動板材3を図10の状態から図11の状態とする。
【0041】
即ち、手動用連動板材3を回転させる過程で、ロック部材19の解除部19bが摺動面3b上を摺動し、図10中a方向へ移動されるとともに、シャッター2をロックしていたロック部19aも図12中a方向へ移動され、ロック部19aによる第1の切欠き2dに対する係止が解かれる。尚、かかる状態までは、凸部3cが長孔2c内を移動するのみであるため、シャッター2は停止したままである。
【0042】
更なる手動用連動板材3の同方向への回転により、凸部3cが長孔2cの端部に当接し、当該手動用連動板材3の回転と共にシャッター2を図13中b方向へ回転させることとなる。すると、シャッター2の遮蔽部2aが移動して、キー孔7を開放し、イグニッションキーのキー孔7への挿入を可能とする。その後、マグネットキーMKを元の状態(マグネットキー孔12への挿入状態)まで戻すと、ロック部材19がコイルスプリング19dによる付勢力で元の位置まで移動し、図13で示した状態からロック部19aが第2の切欠き2eに係止する。これにより、シャッター2の動作は規制され、ロック状態とされる。また、この状態でマグネットキーMKをマグネットキー孔12から引き抜くと、複数の磁石13が凹部3eに嵌入して手動用連動板材3もロックされることとなる。
【0043】
次に、遠隔操作によるシャッター2の開閉動作について説明すると、閉じられたシャッター2を移動し、キー孔7を開放するには、リモコン18(図9参照)の押しボタン18aを押してモータ8を駆動させる。該モータ8の駆動により、図18の如く、カム17をc方向へ回転させ、その突起17aを遠隔用連動板材4の下方に延設された突出部4eに当接させる。すると、図19に示すように、カム17の回転力により遠隔用連動板材4がe方向へ回転し、図16の状態から図17の状態とされる。
【0044】
かかる遠隔用連動板材4の回転の過程において、ロック部材19の解除部19cが摺動面4b上を摺動し、図16中f方向へ移動されるとともに、シャッター2をロックしていたロック部19aも図12中a方向へ移動され、ロック部19aによる第1の切欠き2dに対する係止が解かれる。尚、かかる状態までは、凸部4cが長孔2c内を移動するのみであるため、シャッター2は停止したままである。
【0045】
更なる遠隔用連動板材4の同方向への回転により、凸部4cが長孔2cの端部に当接し、当該遠隔用連動板材4の回転と共にシャッター2を図13中b方向へ回転させることとなる。すると、シャッター2の遮蔽部2aが移動して、キー孔7を開放し、イグニッションキーのキー孔7への挿入を可能とする。
【0046】
その後、カム17は回転し続け、初期位置(図18の状態)に戻った時点で停止して、次の回転動作指示を待つこととなる一方、遠隔用連動板材4は、ねじりバネ11の付勢力により中立位置(図18の状態)まで戻って、図13で示すように、ロック部19aが第2の切欠き2eに係止する。これにより、シャッター2の動作は規制され、ロック状態とされる。
【0047】
一方、開いたシャッター2を移動し、キー孔7を閉塞するには、リモコン18の押しボタン18bを押してモータ8を駆動させ、カム17を図18中d方向に回転させる。カム17の回転途中において、その突起17aが遠隔用連動板材4の突出部4eに当接し、図20に示すように、カム17の回転力により遠隔用連動板材4がg方向へ回転させることにより、シャッター2を連動させてキー孔7を閉塞させる。このシャッター2の連動は、上述した動作と略同様(回転方向が逆ではあるが)であるため、説明を省略する。
【0048】
本実施形態によれば、シャッター2に長孔2cを設け、該長孔2cに手動用連動板材3及び遠隔用連動板材4の凸部3c、4cを挿通させた構成としているので、手動用連動板材3又は遠隔用連動板材4でロック部19aによる係止を解くまで、シャッター2を停止させたまま手動用連動板材3又は遠隔用連動板材4を回転させることができ、更なる手動用連動板材3又は遠隔用連動板材4の回転によりシャッター2の開閉動作を行わせることができる。
【0049】
また、ロック部材19が、金属製のロック部19aと、その両面に形成された樹脂製の解除部19b、19cとから構成されているので、ロック部19aによるシャッター2(第1の切欠き2d及び第2の切欠き2e)への係止を確実に行わせることができるとともに、解除部19b、19cによる摺動面3b、4b上での摺動を円滑に行わせることができる。即ち、シャッター2のロック手段としては、剛性の高い材質のものが好ましく、摺動面3b、4b上の摺動手段としては、軟質のものが好ましいため、本実施形態の如く3層構造として各々の材質を適したものにすれば、両者の要求を満たすことができるのである。
【0050】
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばシャッターが手動操作及び遠隔操作で移動し、いずれの操作によってもキー孔に対する開閉両方の動作を行い得るものであれば、手動操作機構又は遠隔操作機構を他の機構としてもよい。また、本実施形態においては、シャッター、手動用連動板材及び遠隔用連動板材が回転軸を中心に回動するものであるが、スライド動作等して各機能を果たすものであってもよい。
【0051】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、手動操作と遠隔操作との切り換えは、操作者が任意に行うことができ、いずれの操作によってもキー孔に対する開閉両方の動作を行うことができるので、シリンダ錠の保護装置の操作性を向上させることができる。
【0052】
更に、シャッターを移動させるための手段を手動用連動板材と遠隔用連動板材とに分け、それぞれが手動操作時又は遠隔操作時に駆動するよう構成されているので、簡単な構成でいずれの操作によってもキー孔に対する開閉両方の動作を行うシリンダ錠の保護装置を提供することができる。
【0053】
請求項の発明によれば、ロック部材によるシャッターのロックを手動用連動板材及び遠隔用連動板材の動作と連動させて開錠することができるので、簡単な構成でいずれの操作によってもキー孔に対する開閉両方の動作を行わせることができるシリンダ錠の保護装置を提供することができる。
【0054】
請求項の発明によれば、ロック部材におけるロック部が金属から成るとともに解除部が樹脂から成るので、シャッターとの係止を確実なものとすることができるとともに、手動用連動板材又は遠隔用連動板材との摺動摩擦を低減することができる。
【0055】
請求項の発明によれば、遠隔用連動板材の突出部が回転板の突起と当接して移動する構成とされているため、簡単な構成で確実にモータの駆動力を遠隔用連動板材に伝達することができる。
【0056】
請求項の発明によれば、遠隔用連動板材がねじりバネにより常に中立位置へ付勢された状態で取り付けられているので、モータの駆動力が伝達されて移動した遠隔用連動板材がその駆動力から解放されると、付勢力で元の中立位置へ復帰することができる。従って、遠隔用連動板材を中立状態で待機させ、次の遠隔操作による動作を良好に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置を示す断面図
【図2】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置を示す上面図
【図3】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置におけるシャッターを示す上面図
【図4】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置における手動用連動板材を示す上面図及び下面図
【図5】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置における遠隔用連動板材を示す上面図及び下面図
【図6】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置におけるカム(回転板)及びモータを示す模式図
【図7】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置におけるロック部材を示す模式図
【図8】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置において、マグネットキーをマグネットキー孔に挿通した状態を示す断面模式図
【図9】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置におけるリモコンを示す模式図
【図10】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置における手動用連動板材の作用を示すための説明図
【図11】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置における手動用連動板材の作用を示すための説明図
【図12】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置におけるシャッターの作用を示すための説明図
【図13】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置におけるシャッターの作用を示すための説明図
【図14】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置におけるシャッターの作用を示すための説明図
【図15】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置におけるシャッターの作用を示すための説明図
【図16】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置における遠隔用連動板材の作用を示すための説明図
【図17】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置における遠隔用連動板材の作用を示すための説明図
【図18】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置における遠隔用連動板材及びカムの作用を示すための説明図
【図19】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置における遠隔用連動板材及びカムの作用を示すための説明図
【図20】本発明の実施形態に係るシリンダ錠の保護装置における遠隔用連動板材及びカムの作用を示すための説明図
【符号の説明】
1…シリンダ錠の保護装置
2…シャッター
3…手動用連動板材
4…遠隔用連動板材
5…シリンダボディ
6…ロータ
7…キー孔
8…モータ
8a…出力軸
9…ケース
9a…回転軸
9b…ガイド壁
9c…ストッパ
10…カバー
11…ねじりバネ
12…マグネットキー孔
13…磁石
14…コイルスプリング
15…孔
16…収容壁
17…カム(回転板)
17a…突起
18…リモコン
18a、18b…押しボタン
19…ロック部材
19a…ロック部
19b…解除部
19c…解除部
19d…コイルスプリング
MK…マグネットキー
M…マグネット

Claims (5)

  1. シリンダボディに装着され、該シリンダボディに配設されたロータのキー孔を外側から開閉するシャッターを有してシリンダ錠を保護し得るシリンダ錠の保護装置であって、
    前記シャッターを手動操作により移動させ、前記キー孔を開閉する手動操作機構と、
    前記シャッターを遠隔操作によって駆動するモータで移動させ、前記キー孔を開閉する遠隔操作機構と、
    前記シャッターの移動端で当該シャッターに係止して、更なる移動を規制するロック部材と、
    を備え、前記シャッターが手動操作及び遠隔操作で移動し、いずれの操作によっても前記キー孔に対する開閉両方の動作を行い得るものであり、
    前記手動操作機構は、前記シャッターの上面側に配設され、当該シャッターを連動させ得る手動用連動板材を有するとともに、前記遠隔操作機構は、前記シャッターの下面側に配設され、前記モータで駆動されて当該シャッターを連動させ得る遠隔用連動板材を有し、手動操作時においては前記手動用連動板材、遠隔操作時においては前記遠隔用連動板材を選択的に移動させることを特徴とするシリンダ錠の保護装置。
  2. 前記ロック部材は、
    付勢手段を有し、該付勢手段で先端側に付勢されて配設されるとともに、その先端が前記シャッターに係止して、前記シャッターの移動を規制するロック部と、
    該ロック部の上下面に形成され、前記手動用連動板材及び遠隔用連動板材の移動時にこれら板材から押圧されて前記ロック部と共に付勢手段による付勢方向に抗して移動する解除部と、
    を具備したものであり、
    前記シャッターに前記手動用連動板材及び遠隔用連動板材の移動方向に延びる長孔が形成されるとともに、該長孔に嵌入される凸部を前記手動用連動板材及び遠隔用連動板材のそれぞれに形成し、
    前記手動用連動板材及び遠隔用連動板材が前記解除部を押圧してシャッターのロックを解除する間は、当該シャッターを停止させたまま手動用連動板材又は遠隔用連動板材のみが移動し、更なる手動用連動板材又は遠隔用連動板材の移動により前記凸部が前記長孔の端部と当接し、前記シャッターを連動させてキー孔を開閉させることを特徴とする請求項記載のシリンダ錠の保護装置。
  3. 前記ロック部材は、金属から成るロック部の上下面に樹脂から成る解除部がそれぞれ形成され一体化されたものであることを特徴とする請求項記載のシリンダ錠の保護装置。
  4. 前記モータの出力軸に一部突起した回転板を設け、該回転板をモータの駆動力で回転させるとともに、前記遠隔用連動板材に当該回転板の突起と当接し得る突出部を形成したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のシリンダ錠の保護装置。
  5. 前記遠隔用連動板材は、ねじりバネにより常に中立位置へ付勢された状態で取り付けられたことを特徴とする請求項記載のシリンダ錠の保護装置。
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