JP3820971B2 - コンバインにおける脱穀装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、走行部や刈取部や籾処理部等を有するコンバインにおける脱穀装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
扱室内に設けた回転する扱胴によって脱穀処理され、その後、受網から漏下した脱穀物を、扱室の下方に位置する選別室に設けた揺動選別棚が受け止めて揺動移送しながら選別する構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、コンバインで圃場の穀稈を収穫する場合、穀稈の条件は比較的乾いている状態にあるものや朝露によって湿っているものもあるので、揺動選別棚上の脱穀物の湿り具合も異なり、例えば、湿度が高いときは揺動選別棚の移送部や選別部に付着して山状になり、移送部での移送不良や選別部での分離が不十分なために選別不良を生じて脱穀性能や脱穀作業能率の低下を引き起こす問題を生じることがある。また、湿田で収穫するとき、穀稈に付着した泥土と脱穀物とが受網から揺動選別棚上に漏下して移送部や選別部に付着すると、前記山状物による移送不良や選別部での分離作用不良を引き起こし易い。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、選別性能や能率を向上するコンバインにおける脱穀装置を提供するものであって、つぎの技術的手段を講じた。
すなわち、回転可能に設けた扱胴(1)を有する扱室(2)と、上面に突起(3)を有する移送部(A)に続いて移送方向に向かって所定間隔置きに板体(4)を設け且つ板体間に上下方向に連通する通路(5)を形成する選別部(B)を設けてなる揺動選別棚(6)を有する選別室(7)とを上下配設し、前記選別部(B)に設ける各板体(4)を上部の横軸(37)を中心に傾斜角度調節可能に構成し、該揺動選別棚(6)の移送部(A)と選別部(B)の何れか又は移送部(A)と選別部(B)の両方を加熱する加熱体(8)を設けるにあたり、該加熱体(8)を前記移送部(A)の前端部に位置する第1の斜面(3a)の下面に沿わせて左端部から右端部に向けて設置し、該第1の斜面(3a)の右端部から該第1の斜面(3a)の後側に隣接する第2の斜面(3a)に向けて方向転換して該第2の斜面(3a)の下面に沿わせて左端部に向けて設置し、該第2の斜面(3a)の左端部から該斜面(3a)の後側に隣接する第3の斜面(3a)に向けて方向転換して該第3の斜面(3a)の下面に沿わせて右端部に向けて設置する構成として、該加熱体(8)の設置構成を後端に位置する斜面(3a)に至るまで繰り返して加熱体(8)を移送部(A)における略全体の斜面(3a)の下面に設け、前記加熱体(8)を選別部(B)の前端部に位置する第1の板体(4)の下面に沿わせて左端部から右端部に向けて設置し、該第1の板体(4)の右端部から該第1の板体(4)の後側に隣接する第2の板体(4)に向けて方向転換して該第2の板体(4)の下面に沿わせて左端部に向けて設置し、該第2の板体(4)の左端部から該板体(4)の後側に隣接する第3の板体(4)に向けて方向転換して該第3の板体(4)の下面に沿わせて右端部に向けて設置する構成として、該加熱体(8)の設置構成を後端に位置する板体(4)に至るまで繰り返して加熱体(8)を選別部(B)における略全体の板体(4)の下面に設け、前記移送部(A)の上面に処理物の水分量を検出する水分センサ(11)を設け、該水分センサ(11)によって検出された水分値が予め設定した設定水分値よりも大きい場合は加熱体(8)を入りの状態にし、水分センサ(11)によって検出された水分値が予め設定した設定水分値よりも小さいと判断した場合は加熱体(8)を切りの状態にするように連繋したことを特徴とするコンバインにおける脱穀装置とした。
【0005】
【0006】
【0007】
【作用】
運転者は運転操作部でスイッチや操作レバ−を操作して機体の回転各部を駆動し、変速レバ−、操作レバ−等を操作して機体を前進させながら作業を開始すると、刈取部で刈り取られた穀稈は脱穀部で脱穀処理作用を受け、そして、脱穀・選別作用を受けた穀粒はタンクに送られて貯留される。
【0008】
このような収穫作業における脱穀作業において、回転する扱胴1の回転によって脱穀作用を受け、扱室2の受網から漏下した多量の穀粒と少量の藁屑を含む脱穀物は下方に位置して揺動する揺動選別棚6の移送部Aで受け止められる。そして、該脱穀物は移送部Aの突起3の揺動作用によって選別部Bに向けて移送され、その後、板体4を並列している選別部Bで選別作用を受けるので、穀粒の大部分は板体間の通路5を通って落下し回収されるが、藁屑や極少量の穀粒はさらに排出側に移送される。
【0009】
また、揺動選別棚6による選別作業において、加熱体8によって移送部Aを加熱すると、この移送部Aによって移送される脱穀物が移送部上面に付着するのを防止するので、脱穀物を円滑に移送することができ、また、移送部上面に付着した場合であっても、付着物が移送部上面から剥離し易くなり、脱穀物の移送性能を向上することができる。そして、加熱体8が選別部Bを加熱すると、この選別部Bによって脱穀物が板体4に付着するのを防止するので、脱穀物を円滑に選別することができ、また、板体4上面に付着した場合であっても、付着物が板体4から剥離し易くなるので、選別風の吹き抜けも向上し脱穀物の選別性能を一層向上することができる。
【0010】
【0011】
【0012】
そして、移送部Aの上面に設けた水分センサ11が移送部A上の脱穀物の含水量を検出し、この検出値が予め設定した設定水分値よりも大きい場合は加熱体8を入りの状態にし、この検出値が予め設定した設定水分値よりも小さい場合は加熱体8を切りの状態にすることにより、バッテリ−の早期疲労や上がりの防止や加熱体8の早期消耗の防止効果を高めることができる。
【0013】
【発明の効果】
【0014】
脱穀物の移送や脱穀物の選別性能を一層向上することができ、収穫作業能率を高め得ると共にバッテリ−の早期疲労や上がりの防止や加熱体8の早期消耗の防止効果を高めることができる。
また、選別部Bにおいて前後に位置する板体4,4間の通路の角度が変更されても、加熱体8の過熱状態を入り切りすることができるので、処理物の湿度如何にかかわらず、高精度、高能率の選別作業を行うことができ、収穫作業の能率を高めることができる。
また、加熱体8を移送部A及び選別部Bの下面に設けているので、移送部Aや選別部Bでの処理物の移送選別作業の支障とならず、しかも処理物との接触も少ないために故障を生じない。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。まず、その構成について説明すると、コンバイン12は、機体の前進方向に向かって、左右方向に所定の間隔を置いて配置した走行装置(クロ−ラ型であるが、車輪又は車輪とクロ−ラとの組合わせによる構成としてもよい)13を具備する車台の前部に油圧式の昇降手段によって昇降自在に刈取部14を設け、該刈取部14の後方で車台の左側部に脱穀部15を設け、該脱穀部15の右側部にタンク16を設け、該タンク16と刈取部14との間の空間部に各種操作レバ−や表示具等を備えた運転部17を設け、前記脱穀部15の後側に排藁処理装置(実施例では排藁切断装置であるが、排藁結束装置、排藁収束装置、あるいはこれら装置の組み合わせでもよい)18を設けている。
【0016】
さらに、該車台は走行装置13や刈取部14や脱穀部15や排藁処理装置19等の回転各部を回転する回転部の駆動源である原動機9を防振体(図示せず)を介して着脱自在に設けている。刈取部14は左右横方向に複数個配置した分草体19と、後方斜め上方に移動する引き起こしラグ20を有し横方向に複数個配置した引き起こし装置21と、バリカン型の刈取装置22と、刈取った穀稈を後方上方に搬送する刈取穀稈搬送装置23とを一体に構成している。なお、刈取部14への駆動部に、例えばHSTのような変速手段(有段、無段いずれでもよい)を設けている。また、引き起こし装置21への駆動部に、例えばHSTのような変速手段(有段、無段いずれでもよい)を設けることもできる。
【0017】
脱穀部15は中空の箱体24の上部に扱室2を設け、該扱室2の下部に選別室7を設けている。該扱室2は機体の進行方向に軸芯を有し回転可能に設けた扱胴軸1aに着脱自在に取り付けた扱胴1と、扱胴1の回転軌跡に沿って下部から扱ぎ口2aとは反対側の横側部にかけて張設した受網25とを設けている。
【0018】
そして、箱体24の外方で扱ぎ口2aに沿って挟扼杆26と回転可能に設けた突起付きのフィ−ドチェン27とを上下に配設してなる穀稈自動送り込み装置28を設けている。なお、該扱ぎ口2aの前端は扱室2の前壁部2bに切り欠き形成した供給口(図示せず)に接続し、扱ぎ口2aの後端は扱室2の後壁部2cに切り欠き形成した排出口(図示せず)に接続している。
【0019】
前記運転部側における扱室2の横側部に2番還元物処理室29と排塵物処理室30とを前後に設け、さらに、前記扱胴軸1aと同方向に軸芯を有し且つ2番還元物処理室29と排塵物処理室30とを貫通して軸受を介して回転可能に設けた軸31を設け、この2番還元物処理室内に2番還元物処理胴32を軸31に着脱自在に取り付けると共に排塵物処理室内に排塵物処理胴33を軸31に着脱自在に取り付けている。そして、該2番還元物処理室29の下部に沿って2番還元物処理室受網34を張設し、排塵物処理室30の下部に沿って2番還元物処理室受網34よりも網目の大きい排塵物処理室受網35を張設している。
【0020】
なお、該排塵物処理室30の始端部と前記扱室2の排出口側における横側部とは連通口36を介して連通しており、受網25から漏下しないで扱室2の後端部に送られてきた処理物は扱胴1によって扱室2から連通口36を通って排塵物処理室30に送り込まれ、そして、回転する排塵物処理胴33によって処理作用を受けながら扱室2の後方に搬送される構成としている。
【0021】
すなわち、該脱穀部15の形態は、穀稈自動送り込み装置28が前記刈取穀稈搬送装置23が搬送してきた穀稈の株元部を挟持して後方に搬送し、その間、穀稈の穂先部を扱室2に送り込んで扱胴1で脱穀する自脱型の構成としている。選別室7は前記扱室2の前端部から排塵物処理室30の後端部にかけて長く設け且つ横方向に広幅に形成した揺動選別棚6を扱胴軸1a及び軸31の軸芯方向に往復揺動可能に設けている。そして、該揺動選別棚6は扱室の前端部から連通口36の前後方向における前端付近の下方位置に移送部Aを設け、この移送部Aに続いて、側面視、後端部が前記排塵物処理室30の中間部より後部側よりに位置する選別部Bを設けている。
【0022】
移送部Aは平板に凹凸加工を施して後上がりの斜面3aとこの斜面3aの頂点から後下がりの斜面3bとを有し前後方向に所定間隔置きに配置した多数の突起3を設けており、前後方向の揺動作用に関連して選別部7に向けて移送する構成である。なお、該移送部Aは後上がりの斜面3aの下端と前下がりの斜面3bとの間に平面部を形成してもよく、また、前下がりの斜面3bの代えて略垂直の面に形成してもよい。
【0023】
選別部Bは前後方向の所定間隔置きに配置すると共に上端を下端より後側に位置させた多数の板体4を設け、該前後に位置する板体4と板体4との間に斜めの通路5を形成している。そして、該板体4は上部の横軸37を中心に前後方向に傾斜角度を調節可能に設けている。
【0024】
さらに、前記揺動選別棚6は選別部Bに続いて上部にノコギリ状の凹凸部を前後方向に多数形成した板体を横方向に所定間隔置きに多数配列したストロ−ラック38を着脱自在に取り付け、選別部Bの下方にグレンシ−ブ39を着脱自在に取り付け、後端部に戻し板40を一体に設けている。
【0025】
また、選別室7の下部には、揺動選別棚6の移送部Aの下方に横軸を中心に回転可能なファン41を有する唐箕42を設け、グレンシ−ブ39の下方に横方向に軸芯を有し回転可能に設けた一番螺旋43を有する一番物回収装置44を設け、選別部Bの終端部からストロ−ラック38の始端部にいたる下方位置に回転可能に設けた二番螺旋45を有する二番物回収装置46を設けている。
【0026】
加熱体8は移送部Aの斜面3aの下面において、前端部に位置する斜面3aの左端部から右端部に向けて沿わせて設け、右端部に到達すると、続いて後側に隣接する斜面3aに向けて略90度方向変換して沿わせた後に再び略90度方向変換して斜面3aの左端部に向けて沿わせ、その後、左端部では略90度方向変換して隣接する斜面3aに向けて沿わせた後に、再び略90度方向変換して斜面3aの右端部に向けて沿わせる。以下、後端に位置する斜面3aに到達するまで同様に行なって、加熱体8を移送部Aにおける斜面3aの下面の略全体に設ける。
【0027】
さらに、加熱体8は選別部Bの板体4の下面において、前端部に位置する板体4の左端部から右端部に向けて沿わせて設け、右端部に到達すると、続いて後側に隣接する板体4に向けて略90度方向変換して沿わせた後に再び略90度方向変換して板体4の左端部に向けて沿わせ、その後、左端部では略90度方向変換して隣接する板体4に向けて沿わせた後に、再び略90度方向変換して板体4の右端部に向けて沿わせる。以下、後端部に位置する板体4に到達するまで同様に行なって、加熱体8を選別部Bの板体4の下面の略全体に設ける。
【0028】
つぎに、選別部Bの各板体4の傾斜調節手段について説明すると、揺動板46は前後方向に長い矩状に形成して揺動選別棚6の右側板6aの外方に設け、前記各板体4の下端部から左右横方向に突出した板体横軸47の右端部を貫通している。また、該板体横軸47は右側板6aと左側板6bとを貫通しており、前記横軸37を中心にして右側板6a及び左側板6bに設けた円弧状の長孔6cに嵌入した状態で前上がりに回動可能に設けている。
【0029】
そして、左側板6bの外方に位置し且つ前端に位置する板体4の横軸37の左端部と板体横軸47の左端部とを貫通し抜け止めを図った揺動ア−ム48の下端部は、正逆転モ−タ49の回転動力を減速機構を介して正逆移動する作動ア−ム50とワイヤ51でもって連動可能に設けている。リタ−スプリング52は一端部を左側板6bに連結すると共に他端部を揺動ア−ム48の下端部に連結し、常時、揺動ア−ム48の下端部を後側、すなわち、板体4の下端部を長孔6cの下部に向けて張圧する構成である。
【0030】
揺動選別棚6の前後方向の中間部上方に横軸芯を有し回転可能なセンサ軸53を設け、該センサ軸53の左右横方向の中間部に移送部Aで移送される処理物の層圧を検出する処理物センサ54を取り付けている。さらに、該センサ軸53の軸端部に処理物センサ54の回動量を検出するポテンショメ−タ55を設けている。なお、該ポテンショメ−タ55によって読み取られたデ−タは、後述するマイクロコンピュ−タの中央演算処理装置(以下、CPUと呼ぶ)56に取り込まれる。
【0031】
水分センサ11は処理物の水分量を検出するセンサであって、移送部Aの上面に設けている。なお、該水分センサ11によって検出された水分情報は、前記CPU56に取り込まれる。
【0032】
なお、前記スト−ロラック38及び戻し板40の後端部に対向する箱体24の後壁部は、大きな藁屑等の未漏下物を機外に排出することができる選別室排出口68を設け、側面視において、2番還元物処理室29の扱室2の供給口側に2番処理排出口69を設け、排塵物処理室30の後端部に排塵口70を設けている。
【0033】
運転部17は背もたれを有する座席57と、平面視、倒L字型に形成した操作フレ−ムの上端部に倒L字型に形成した左側操作パネル58と前側操作パネル59からなる操作パネル60を配置して一体に設けている。そして、該操作パネル60のコ−ナ−部に内側を低く外側(コ−ナ−側)を高くして座席57対向するように斜めに設けた各種メ−タや液晶表示具等を有する計器パネル61を設けている。
【0034】
左側操作パネル58には、変速操作レバ−(HSTレバ−)62、副変速操作レバ−63、刈取・脱穀クラッチレバ−64、スロットルレバ−65等の各種操作レバ−、前記移送部Aに設けた加熱体8を入り切りするスイッチ10a及び選別部Bに設けた加熱体8を入り切りするスイッチ10b等の加熱体用のスイッチ10、加熱体8による加熱温度を選択することができる温度選択スイッチ66を設けている。
【0035】
前側操作パネル59はブザ−停止スイッチ、表示切り替えスイッチ、作業灯スイッチ等を設け、中間部にウインカ、ホ−ンスイッチ、キ−スイッチ等を設け、右側端部に操作レバ−67を設けている。なお、該操作レバ−67は前後に傾倒すると刈取部14を昇降し、左右に傾倒すると機体の進行方向を変更する周知の構成の手段であるので、詳細な説明を省略する。
【0036】
タンク16は脱穀部15で脱穀処理された穀粒を一時収容する中空に形成しており、タンク17の下部に設けた移送螺旋(図示せず)によって移送されてきた穀粒を機外に排出する排出オ−ガ71をタンク16にの近くに設けている。図7のブロック回路について説明すると、CPU56は制御プログラムやデ−タなどを内蔵したメモリを有するマイクロコンピュ−タの中央演算処理装置であって、算術・論理及び比較演算等を行なう。
【0037】
そして、該CPU56に入力インタ−フェイス72を介して入力される情報には、手動で入り切りするスイッチ10a,10bによる加熱体入り切り情報、水分センサ11の検出による処理物の水分情報、温度選択スイッチ65からの加熱温度情報、処理物センサ54の検出による処理物量(層厚)情報、脱穀クラッチ入り切りを検出する脱穀スイッチ73からの脱穀情報、原動機センサ74からの原動機駆動・停止検出情報、原動機9からの出力回転数を検出する回転数センサ75からの出力回転数情報、移送部Aに設けた移送部温度センサ76からの移送部温度情報、選別部Bに設けた選別部温度センサ77からの選別部温度情報等がある。
【0038】
また、CPU56から出力インタ−フェイス78を介して出力される情報には、加熱体8への加熱・停止指令信号、正逆転モ−タ49への正転・逆転指令信号、加熱体8への加熱温度変更指令信号等がある。
CPU56は、つぎの機能を有する。スイッチ10aの入り操作を行なうと、CPU56から移送部Aに設けた加熱体8に加熱指令信号を出力する。スイッチ10aの切り操作を行なうと、CPU56から移送部Aに設けた加熱体8に出力していた加熱指令信号を停止する。スイッチ10bの入り操作を行なうと、CPU56から選別部Bに設けた加熱体8に加熱指令信号を出力する。スイッチ10bの切り操作を行なうと、CPU56から選別部Bに設けた加熱体8に出力していた加熱指令信号を停止する。
【0039】
さらに、処理物センサ54が検出した処理物量があらかじめ設定した設定値(実験の結果から求めた値)より大きいと判断すると、正逆転モ−タ49を正転し、処理物センサ54が検出した処理物量があらかじめ設定した設定値(実験の結果から求めた値)より小さいと判断すると、正逆転モ−タ49を逆転する(図7の正、逆で図示している)。
【0040】
つぎに、その作用について説明する。まず、運転者は運転部の座席57に座り、駐車ブレ−キペダルを踏み込んでキ−をキ−スイッチに入れ原動機9を起動すると、原動機9から出力された動力は伝動機構を介して機体の回転各部に伝動される。
【0041】
そして、スロットルレバ−65を回動してエンジンを所定回転数に選択すると共に、副変速レバ−63を所望位置に回動して、例えば標準を選択し、さらに刈・脱レバ−64を操作して脱穀部15、刈取部14を駆動すると、機械条件等が計器パネル61の各表示具に表示される。
【0042】
収穫作業の準備を終えると、駐車ブレ−キペダルの踏み込みを解除し、つづいて変速操作レバ−62を側に回動して機体を前進させると共に操作レバ−67を前後方向に傾倒して刈取部14の高さ位置を決め、または左右に傾倒して機体の進行方向を変更しながら分草体19を所定の条間に合わせる。すると、引き起こし装置21の引き起こしケ−スに沿って斜め後方上方に移動する引き起こしラグ20で引き起こされた穀稈の株元部は、刈取装置22によって切断されて刈取穀稈搬送装置23に受け継がれ後方上方に搬送される。
【0043】
そして、搬送終端部に到達した穀稈は穀稈自動送り込み装置28の挟扼杆26とフィ−ドチェン27とに挟持されて扱ぎ口2aを移動し乍ら後方に搬送され、排藁処理装置18送り込まれて処理されるが、このとき、穀稈の穂部はその途中で供給口から扱室2に入って回転する扱胴1によって脱穀処理され、その後、排出口を通って扱室2の外方に取り出される。
【0044】
これにより生じた穀粒などの処理物は、受網25から漏下して下方で前後方向に揺動する揺動選別棚6の移送部Aに受け止められ、そして、突起3の後上がり面3aと前下がり面3bの移送及び比重選別を受けながら選別部Bに向けて移送される。その後、選別部Bに移動した処理物は板体4の移送作用と唐箕42のファン41によって後方上方に送られてくる圧風の一部で通路5を吹き抜ける風との相乗作用による選別作用を受ける。
【0045】
そして、比重の重い穀粒、カギ又、一部の藁屑等は通路5を通ってグレンシ−ブ39に落下してふるい選別を受けるので、穀粒は漏下して一番物回収装置44に回収され、回転する一番螺旋43によってタンク16に向けて移送される。残りのカギ又はグレンシ−ブ39の揺動作用と唐箕42の選別風とが相俟って後方に位置する二番物回収装置46に送り込まれる。
【0046】
選別部Bから漏下しない大きな藁屑や穂切れや一部のカギ又などは、各板体4の揺動作用通路を吹き抜ける唐箕42の選別風とが相俟った移送・選別作用によって後方のストロ−ラック38に移送され、比重の重い穂切れや一部のカギ又等はストロ−ラック38を漏下して下方に位置する二番物回収装置46で回収される。一方、このストロ−ラック38から漏下しない藁屑は選別室排出口68から機外に排出される。
【0047】
そして、風選を受けて精選された穀粒は、脱穀部15から機外に搬送されてタンク16に貯粒され、その後、このタンク16に充満すると、作業者(運転者)は排出オ−ガ71を駆動してトラックや運搬車などに排出する。二番物回収装置46に回収された一部の穀粒、カギ又等は、還元装置によって2番還元処理室29に送りこまれ、回転する2番還元物処理胴32によって単粒化処理作用を受ける。このとき、穀粒の大部分は2番還元物処理室受網34から下方の揺動選別棚6の移送部Aに漏下するが、一部は前側に移送され、2番処理物排出口69から移送部Aの前端部に落下し、受網25から漏下した処理物と同様に揺動選別棚6と選別風によって選別される。
【0048】
なお、受網25から漏下しなかった大きな藁屑や穂切れや一部の穀粒は、扱室25の後端部から連通口36を通って排塵物処理室30に送りこまれ、続いて、回転する排塵物処理胴33によって処理作用を受ける。この処理作用によって、生じた穀粒は排塵物処理室受網35から下方の揺動する揺動選別棚6の選別部Bに落下して前記と同様の選別作用を受け、穀粒は通路5を通って一番物回収装置44、二番物回収装置46に回収される。そして、排塵物処理室受網35から漏下しないで排塵物処理室30の後端部に移送された藁屑は、排塵口70からストロ−ラック上に排出され、選別部Bから漏下せずにストロ−ラック38に移送された処理物とともに選別室排出口68から機外に排出される。
【0049】
ところが、作業者の都合によって雨上がりや朝露の含んでいる圃場の穀稈を収穫したり、また、圃場の軟弱な湿田で作業をしなければならない場合がある。このような条件下で脱穀処理を行なった場合、扱室2の受網25から漏下した脱穀物(処理物)が揺動選別棚6で移送選別されるときに、移送部Aの突起3や平面を設けているときは平面部に、また、選別部Bの板体4に小さい藁屑や刈り取った穀稈に付着している泥土等が付着して滞積し、処理物を移送部Aや選別部Bにおける移送を阻害することがある。さらに、揺動選別棚6に滞積している処理物を除去するために、運転者に過酷な重労働を課すことになる。
【0050】
このように、移送部Aや選別部Bでの処理物の移送能力が低下すると、穀粒と夾雑物との選別不良を生じ、あるいは、選別不能のために、脱穀作業、すなわち、収穫作業をも不能状態に陥らせることがある。このようなとき、運転者はスイッチ10(10a,10b)を入り操作すると、インタ−フェイス72を介してこの入り情報を取り込んだCPU56は、出力インタ−フェイス78を介して加熱体8に加熱指令信号を出力する。すると、加熱体8は移送部Aの下面を加熱することにより、熱は下面から上面に伝導されて突起3の前上がりの斜面3a,前下がりの斜面3b、板体4を熱するので、揺動移送される処理物や選別作用を受ける処理物が移送部Aや選別部Bに付着し難くなる。
【0051】
したがって、移送部Aや選別部Bでの処理物の滞積や滞留がなく、理物の揺動移送が円滑になって比重選別を良好にするとともに、板体間の通路5では唐箕42のファン41によって選別室7の前部下方から後方上方に吹き上げてくる圧風(選別風)の吹き抜けが容易になるので、選別部Bでの穀粒と藁屑等の異物との選別性能を向上することができる。
【0052】
さらに、この揺動選別作業において、移送部Aで移送される処理物が処理物センサ54に接触すると、処理物センサ54の下部は後側に移動するとともにセンサ軸53もそれと同方向に回動する。すると、CPU56はセンサ軸53の回動量を検出したポテンショメ−タ55の情報を入力インタ−フェイス72を介してに取り込んで、この検出値とあらかじめ設定している設定値とを比較する。
【0053】
そして、CPU56は、検出値があらかじめ設定している設定値よりも大きいと判断すると、出力インタ−フェイス78を介して正逆転モ−タ49へ正転の駆動指令信号を出力し、作動ア−ム50を正転側(図5に示す)に回動させてワイヤ51をリタ−ンスプリング52の張圧力に抗して引っ張る。また、このワイヤ51とリタ−ンスプリング52とに連結している揺動ア−ム48は、横軸37を中心に前側上方に向けて回動するので、揺動ア−ム48に設けている板体横軸47は左右両側板6a,6bに設けた長孔6cに嵌入した状態でこれに沿って前側上方に移動する。
【0054】
さらに、該板体横軸47が貫通している揺動板46も前側上方に移動するが、これに関連して、揺動板46を貫通している他の板体横軸47は横軸37を中心に前側上方に向けて回動し、各板体4を水平姿勢側に位置変更する。これによって、通路5は立ち姿勢から横姿勢になるので、選別部Bで移送される藁屑や稈切れ等がグレンシ−ブ39に漏下する量を減少し、一番物回収装置44には藁屑の少ない精選された穀粒を回収することができる。
【0055】
なお、CPU56は、検出値があらかじめ設定している設定値よりも小さいと判断すると、出力インタ−フェイス78を介して正逆転モ−タ49へ出力していた正転の駆動指令信号を停止し、又は、正逆転モ−タ49へ正転の駆動指令信号を出力しない。したがって、リタ−ンスプリング52の戻し力によって、揺動ア−ム48は横軸37を中心に後方下方に向けて元の位置に復帰させるので、これに関連して、揺動板46も後方下方に向けて移動し、他の板体横軸47及び板体4を元の位置に復帰させる。これにより、各通路5が立ち姿勢の状態にあって、漏下を促進することができ、穀粒の回収効率を向上することができる。
【0056】
このように、選別部Bの通路5の角度が調整されても、加熱体8を入り切りすることができるので、処理物の湿度如何にかかわらず、高精度、効能率の選別作業を行うことができ、収穫作業能率を高め、運転者の作業条件を軽減することができる。
【0057】
なお、湿度が少ないような圃場の穀稈の収穫条件の良いときは、運転者はスイッチ10(10a,10b)を切り操作をするか、切りの状態のままにしておけば、加熱体8に通電されず、電源であるバッテリ−等の早期疲労、上がりを防止することができる。
【0058】
また、スイッチは移送部Aを加熱するスイッチ10aと選別部Bを加熱するスイッチ10bを運転部17の操作パネル60に設けているので、運転者の操作性を向上することができ、さらに、移送部Aと選別部Bの何れか又は両方の加熱を選択することができ、選別作業の利便性を向上する。
【0059】
そして、加熱体8は移送部A及び選別部Bの下面に設けているので、移送部Aや選別部Bでの処理物の移送選別作業の支障とならず、しかも、処理物との接触も少なく故障を生じない。
(別実施例1)
CPU56は、入力インタ−フェイス71を介して脱穀スイッチ73からの脱穀が入り情報、水分センサ11の検出による処理物の水分情報、温度選択スイッチ65の操作による温度選択情報を取り込み、処理物の水分値があらかじめ設定している設定値よりも大きいと判断すると、出力インタ−フェイス78を介して移送部A及び選別部Bの加熱体8に加熱指令信号を出力する。反対に、処理物の水分値があらかじめ設定している設定値よりも小さい、すなわち、湿度が低いと判断すると、移送部A及び選別部Bの加熱体8への加熱指令信号を出力しない。
【0060】
さらに、CPU56は温度選択スイッチ65の操作によって選択された加熱温度になるように出力インタ−フェイス78を介して加熱体8の温度を変更する。したがって、揺動選別棚6への処理物の大量付着や滞積をぼうしすることができるので、高精度、効能率の選別作業を行うことができ、収穫作業能率を高め、運転者の作業条件を軽減することができる。また、湿度が少ないような圃場の穀稈の収穫条件の良いときは、加熱体8に通電されず、電源であるバッテリ−等の早期疲労、上がりを防止することができる。
(別実施例2)
CPU56は、入力インタ−フェイス71を介して脱穀スイッチ73からの脱穀情報、移送部温度センサ76からの温度情報、選別部温度センサ77からの温度情報を取り込み、移送部温度センサ76と選別部温度センサ77の何れか一方又は両方が検出した検出温度があらかじめ設定した設定温度よりも高いと判断したとき、水分センサ11の検出結果に優先して加熱体8への加熱指令信号の出力を停止し又は加熱温度を低くする。
【0061】
したがって、選別作用を受ける穀粒の変質による食味の低下を防止することができるとともに電源であるバッテリ−等の早期疲労、上がりを防止することができる。
(別実施例3)
CPU56は、原動機センサ74からの原動機駆動情報を取り込まないとき、水分センサ11や温度センサ76,77等の他の動作にかかわらず加熱体8への加熱指令信号を出力しない。また、CPU56は、入力インタ−フェイス71を介して取り込んだ回転数センサ75からの出力回転数があらかじめ設定している設定値より大きいと判断しなければ、加熱体8への加熱指令信号を出力しない。
【0062】
したがって、加熱体8の電源であるバッテリ−等の早期疲労、上がりを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コンバインの側面図。
【図2】 コンバインの平面図。
【図3】 運転部の平面図。
【図4】 脱穀部の側断面図。
【図5】 一部切除した揺動選別棚の側面図。
【図6】 揺動選別棚の斜視図。
【図7】 ブロック回路図。
【符号の説明】
1 扱胴
2 扱室
3 突起
3a 斜面(第1、第2、第3の斜面)
板体(第1、第2、第3の板体)
5 通路
6 揺動選別棚
7 選別室
8 加熱体
9 原動機
10 スイッチ
11 水分センサ
37 横軸
移送部
選別部

Claims (1)

  1. 回転可能に設けた扱胴(1)を有する扱室(2)と、上面に突起(3)を有する移送部(A)に続いて移送方向に向かって所定間隔置きに板体(4)を設け且つ板体間に上下方向に連通する通路(5)を形成する選別部(B)を設けてなる揺動選別棚(6)を有する選別室(7)とを上下配設し、前記選別部(B)に設ける各板体(4)を上部の横軸(37)を中心に傾斜角度調節可能に構成し、該揺動選別棚(6)の移送部(A)と選別部(B)の何れか又は移送部(A)と選別部(B)の両方を加熱する加熱体(8)を設けるにあたり、該加熱体(8)を前記移送部(A)の前端部に位置する第1の斜面(3a)の下面に沿わせて左端部から右端部に向けて設置し、該第1の斜面(3a)の右端部から該第1の斜面(3a)の後側に隣接する第2の斜面(3a)に向けて方向転換して該第2の斜面(3a)の下面に沿わせて左端部に向けて設置し、該第2の斜面(3a)の左端部から該斜面(3a)の後側に隣接する第3の斜面(3a)に向けて方向転換して該第3の斜面(3a)の下面に沿わせて右端部に向けて設置する構成として、該加熱体(8)の設置構成を後端に位置する斜面(3a)に至るまで繰り返して加熱体(8)を移送部(A)における略全体の斜面(3a)の下面に設け、前記加熱体(8)を選別部(B)の前端部に位置する第1の板体(4)の下面に沿わせて左端部から右端部に向けて設置し、該第1の板体(4)の右端部から該第1の板体(4)の後側に隣接する第2の板体(4)に向けて方向転換して該第2の板体(4)の下面に沿わせて左端部に向けて設置し、該第2の板体(4)の左端部から該板体(4)の後側に隣接する第3の板体(4)に向けて方向転換して該第3の板体(4)の下面に沿わせて右端部に向けて設置する構成として、該加熱体(8)の設置構成を後端に位置する板体(4)に至るまで繰り返して加熱体(8)を選別部(B)における略全体の板体(4)の下面に設け、前記移送部(A)の上面に処理物の水分量を検出する水分センサ(11)を設け、該水分センサ(11)によって検出された水分値が予め設定した設定水分値よりも大きい場合は加熱体(8)を入りの状態にし、水分センサ(11)によって検出された水分値が予め設定した設定水分値よりも小さいと判断した場合は加熱体(8)を切りの状態にするように連繋したことを特徴とするコンバインにおける脱穀装置。
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