JP3819297B2 - 直流用電子レンジの駆動回路及びその制御方法 - Google Patents

直流用電子レンジの駆動回路及びその制御方法 Download PDF

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    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/6414Aspects relating to the door of the microwave heating apparatus
    • H05B6/6417Door interlocks of the microwave heating apparatus and related circuits

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は直流用電子レンジの駆動回路及びその制御方法に係り、さらに詳しくは直流電源を交流に変換してマグネトロンを駆動する直流用電子レンジの駆動回路及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
一般の交流用電子レンジは、110〜230Vの商用交流電源を印加されマイクロ波を発させるマグネトロンを駆動できるようになっている。
一方、商用交流電源の供給が困難な野外や車両、船舶、航空機などのような各種の運送手段内で使用できる直流用電子レンジが開発されている。
かかる直流用電子レンジは、通常直流電源バッテリから出力される直流電圧をインバータ(Inverter)により交流電圧に変換してマグネトロンを駆動する。
【0003】
一般に用いられる12Vや24Vの直流電源バッテリを使用する直流用電子レンジは、マグネトロンを駆動するために30A〜100Aの大電流が求められる。従って、電子レンジの電源供給を直接に断続するためのスイッチ、すなわちドア開閉と連動する主インターロックスイッチ(primaryInterlockSwitch)、調理オン/オフボタン操作に応ずる副インターロックスイッチ(SecondaryInterlockSwitch)は直流電源からの大電流を十分に耐えられるものが求められる。
【0004】
ところが、大電流用スイッチは作製し難く、製造コストがアップする短所がある。
また、直流用電子レンジは、電子レンジの規格機関から求められるインターロック規定を満たすべきである。すなわち、直流用電子レンジはドアが開放される時主インターロックスイッチと副インターロックスイッチとが短絡されている状態でマグネトロンが駆動されない構造を有するべきである。
その他、直流電源から過電流の流入を抑えて回路素子を保護できる構造が求められる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は前述した問題点を改善し要求事項を満たすために創案されたことで、その目的は直流電源から流入される過電流について回路素子を保護することができる直流用電子レンジの駆動回路及びその制御方法を提供するところにある。
本発明の他の目的は、小容量のスイッチにより直流電源の断続が可能であり、電子レンジのインターロック規定を満たす直流用電子レンジの駆動回路及びその制御方法を提供するところにある。
【0006】
前述した目的を達成するために本発明の一実施形態によれば、駆動パルスにより直流電源を交流に変換するインバータ手段と、前記インバータ手段の駆動により印加された交流電圧を変圧してマグネトロンに供給する高圧トランスと、前記駆動パルスを発するパルス駆動手段とを備える直流用電子レンジの駆動回路において、前記直流電源から前記インバータ手段に供給される電流を検出し、検出された電流が過電流に該当すれば前記パルス駆動手段の駆動パルス発生が遮断されるよう前記パルス駆動手段に過電流検出信号を出力する過電流検出手段とを備える。
【0007】
望ましくは、前記過電流検出手段は、前記インバータ手段に供給される電流を検出する過電流検出部と、前記過電流検出部から出力される検出信号を設定された基準信号と比較し、比較結果信号を出力する比較部とを備え、前記パルス駆動手段は、前記比較部の比較結果信号が前記過電流検出信号に該当すれば前記駆動パルスの発生を止めさせる。
前記過電流検出部は前記パルス駆動手段から前記駆動パルスを印加され前記インバータ手段と同一な周期で駆動される複数のバイポーラトランジスタを備えることが望ましい。
【0008】
また、前記過電流検出手段から前記過電流検出信号が発されれば、前記過電流検出信号を保ち続ける過電流維持手段をさらに備える。
前記過電流維持手段は、前記パルス駆動手段から出力されるフィードバック制御信号を印加されターンオンされるフィードバック用トランジスタと、該フィードバック用トランジスタのターンオンに対応して前記比較部に前記基準信号より高いフィードバック信号を前記比較部に出力し続けるように、前記比較部と前記フィードバック用トランジスタとの間に接続されたダイオードを備え、前記パルス駆動手段は前記比較部の過電流検出信号に応答して前記フィードバック制御信号を出力する。
【0009】
また、前述した他の目的を達成するために本発明の他の実施形態によれば、駆動パルスにより直流電源を交流に変換するインバータ手段と、該インバータ手段の駆動により印加された交流電圧を変圧してマグネトロンに供給する高圧トランスと、前記駆動パルスを発するパルス駆動手段とを備える直流用電子レンジの駆動回路において、調理室ドアの開閉動作により前記パルス駆動手段への電力供給を断続することができるように設けられたスイッチング手段を備える。
望ましくは、前記スイッチング手段は、前記調理室ドアの開閉状態により前記パルス駆動手段の電源入力端側への電源供給経路を直接または間接的にオン/オフスイッチングさせうるように設けられたドア感知スイッチと、前記パルス駆動手段の電源入力端への電源供給経路上に接続され、前記調理室ドアの開閉動作によりスイッチオン/オフされる主インターロックスイッチとを備える。
【0010】
また、前記調理室ドアが開放状態の時、前記直流電源の前記高圧トランスへの電力供給を遮断させるスイッチモニター手段をさらに備えることが望ましい。
前記スイッチモニター手段は、前記高圧トランスの1次コイルを短絡できる位置上に設けられ、前記調理室ドアの開閉動作によりスイッチが切り換られる複数のモニタースイッチと、該複数のモニタースイッチと前記直流電源との電流導通経路上に設けられたヒューズとを備える。
【0011】
そして、前述した他の目的を達成するために本発明の他の実施形態によれば、駆動パルスにより直流電源を交流に変換するインバータ手段と、該インバータ手段の駆動により印加された交流電圧を変圧してマグネトロンに供給する高圧トランスと、前記駆動パルスを発するパルス駆動手段とを備える直流用電子レンジの駆動回路において、調理室ドアが開放状態の時、前記直流電源から前記高圧トランスへの電源供給を遮断させ得るように設けられたスイッチモニター手段を備える。
【0012】
また、前述した目的を達成するために本発明に係る直流用電子レンジの駆動方法は、駆動パルスにより直流電源を交流に変換するインバータ手段と、該インバータ手段の駆動により印加された交流電圧を変圧してマグネトロンに供給する高圧トランスと、前記駆動パルスを発するパルス駆動手段、及び前記直流電源から前記パルス駆動手段への電力供給をスイッチングするスイッチング手段とを備える直流用電子レンジの駆動方法において、イ)調理室ドアが閉鎖され、調理開始選択信号が入力されれば、前記スイッチング手段を制御して前記パルス駆動手段を駆動させる段階と、ロ)前記パルス駆動手段により駆動される前記インバータ手段を介して前記高圧トランスに過電流が供給されるのかを検出する段階と、ハ)前記過電流が検出されたと判断されれば、前記パルス駆動手段の駆動を止めて前記マグネトロンへの電力供給を遮断させる段階と、を備える。
【0013】
図面の簡単な説明
図1は本発明の第1実施形態による直流用電子レンジの駆動回路を示した回路図、
図2は本発明の第2実施形態による直流用電子レンジの駆動回路を示した回路図、
図3は本発明の第3実施形態による直流用電子レンジの駆動回路を示した回路図。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1実施形態による直流用電子レンジの駆動回路を示した図である。
同図を参照すれば、直流用電子レンジの駆動回路は、直流電源DCと、ドア感知スイッチDSWと、電圧レギュレータ30と、主インターロックスイッチPSWと、副インターロックスイッチSSWと、マイコン40とを備える。
【0015】
また、電子レンジの駆動回路は、パルス駆動部VFC1と、第1及び第2電界効果トランジスタFET1、FET2とからなるプッシュプル回路と、高圧トランスHVTと、マグネトロンMGTと、ドアランプLと、ファンモータFと、第1及び第2リレイスイッチRY1、RY2と、第1及び第2モニタースイッチMSW1、MSW2と、を備える。
【0016】
インバータ手段は、第1及び第2電界効果トランジスタFET1、FET2の駆動により直流電源DCから高圧トランスHVTの1次コイルT1にプッシュプル方式により電力を供給するようになったプッシュプル回路が適用されている。すなわち、高圧トランスHVTの1次コイルT1の中央部に形成されたタップを中心に電流パスが交差されるように、第1及び第2電界効果トランジスタFET1、FET2が直流電源DCと接続されている。
パルス駆動手段のパルス駆動部VFCは、第1及び第2パルス出力端子OUT1、OUT2を介して相互パルス周期が交番的に反転される第1及び第2駆動パルスをそれぞれ発させる。パルス駆動部VFCは、直流電源DCを介して接続されている電源端子Vccを通して所定の直流電圧、例えば15V電圧を供給されるようになっている。従って、第1及び第2電界効果トランジスタFET1、FET2はパルス駆動部VFC1の出力端OUT1、OUT2から発する第1及び第2駆動パルスをそのゲート端にそれぞれ印加され交番的にオン/オフ駆動される。
【0017】
高圧トランスHVTの1次コイルT1には第1及び第2電界効果トランジスタFET1、FET2の交番駆動により交流電圧が印加される。その結果、高圧トランスHVTの2次コイルT2には巻線比に比例した高圧の交流電圧が誘起され、2次コイルT2に接続された高圧キャパシタHVCと高圧ダイオードHVDにより倍圧された交流電圧がマグネトロンMGTに印加される。すると、マグネトロンMGTは供給された電力によりマイクロ波を発する。
【0018】
一方、駆動回路は、調理室ドア(図示せず)の開閉動作によりパルス駆動部VFC1への電力供給を断続できるように設けられたスイッチング手段を備える。
スイッチング手段はドア感知スイッチDSW、主インターロックスイッチPSWを備える。望ましくは、スイッチング手段は副インターロックスイッチSSWを備える。
ドア感知スイッチDSWは、調理室ドアの開閉状態により調理室ドアの干渉によりパルス駆動部の電源入力端側への電源供給経路を直接または間接的にオン/オフさせうるように設けられる。ドア感知スイッチDSWは、通常のマイクロスイッチが調理室ドアの開閉に干渉するように設けられる。
【0019】
ドア感知スイッチDSWの一端は直流電源DC端と連結され、その他端は励磁コイルICOと連結されている。
励磁コイルICOは、マイコン40によりスイッチング制御されるスイッチングトランジスタ41を介して接地端と連結されている。
電圧レギュレータ30は、パルス駆動部VFCの電源入力端Vccに必要な電圧を供給するために直流電源DCと接続されている。すなわち、電圧レギュレータ30はその入力端が直流電源DC端と連結され、その出力端が主インターロックスイッチPSWと副インターロックスイッチSSWとを介してパルス駆動部VFC1の電源端子Vccと連結されている。
【0020】
電圧レギュレータ30は、直流電源DCからの例えば12Vの直流電圧をパルス駆動部VFC1の動作に必要な15Vの直流電圧に電圧調整して、主インターロックスイッチPSWと副インターロックスイッチSSWとを介してパルス駆動部VFC1の電源入力端に供給するようになっている。パルス駆動部VFCにおいて求める電圧と直流電源DCの出力電圧とが一致する場合は電圧レギュレータ30は省かれる。
【0021】
主インターロックスイッチPSWは、パルス駆動部VFC1の電源入力端への電源供給経路上に接続され、調理室ドアの開閉動作によりスイッチオン/オフするよう設けられている。すなわち、主インターロックスイッチPSWは、電子レンジの調理室ドアが閉鎖されれば、調理室ドアに連動してスイッチングオンするように設けられる。
【0022】
副インターロックスイッチSSWは、パルス駆動部VFC1の電源入力端への電源供給経路上に主インターロックスイッチと直列状に接続され、ドア感知スイッチのスイッチ状態によりスイッチオン/オフが制御されるよう設けられている。すなわち、副インターロックスイッチSSWは、ドア感知スイッチDSWがスイッチングオンしてある状態で、調理機能の実行を制御するマイコン40の制御によりスイッチングトランジスタ41がターンオンすれば、励磁コイルICOの電流導通によりスイッチングオンする。
【0023】
調理室ドアが開放状態の時、直流電源DCの高圧トランスHVTへの電力供給を遮断するためのスイッチモニター手段として、第1及び第2モニタースイッチMSW1、MSW2が設けられている。
第1及び第2モニタースイッチMSW1、MSW2は、高圧トランスHVTの1次コイルT1に並んで設けられている。
すなわち、第1及び第2モニタースイッチMSW1、MSW2は、高圧トランスHVTの1次コイルT1を短絡させうる位置上に設けられ、調理室ドアの開閉動作によりスイッチが切り換られる。
【0024】
第1及び第2モニタースイッチMSW1、MSW2は、調理室ドアが開放されている際スイッチオン、閉鎖される時スイッチオフ動作を行うように調理室ドアと連動して設けられる。従って、ドアが開放される時、スイッチング手段の誤動作により電源断続用スイッチDSW、PSWがオンされていても、第1及び第2モニタースイッチMSW1、MSW2により高圧トランスHVTへの電流供給が抑えられる。
【0025】
一方、第1及び第2モニタースイッチMSW1、MSW2がオンされた状態で大電流が流れる時、素子を保護するためのヒューズFUSE1がモニタースイッチMSW1、MSW2と直流電源DCとの電流導通経路上に設けられている。すなわち、モニタースイッチMSW1、MSW2のそれぞれの一端は、ヒューズFUSE1を介して直流電源DCと接続されており、他端は応ずる電界効果トランジスタFET1、FET2と高圧トランスHVTの1次コイルT1との間に接続されている。従って、第1及び第2モニタースイッチMSW1、MSW2がスイッチオンされ閉回路が形成される時流れる大電流により直流電源DCとの間に設けられたヒューズFUSE1がオープンされ、よってマグネトロンMGTの駆動が防がれる。
【0026】
マイコン40は、提供される多様な調理機能に対する全般の制御を担う。マイコン40は、ドアが閉鎖された状態でユーザにより所定調理機能の実行入力信号が操作パネル(図示せず)を介して入力されれば、スイッチングトランジスタ41を駆動して副インターロックスイッチSSWをスイッチングオンさせる。
従って、主インターロックスイッチPSWと副インターロックスイッチSSWがそれぞれスイッチングオンされれば、電圧レギュレータ30からの15Vの直流電圧がパルス駆動部VFC1の電源端子Vccに印加される。
【0027】
第1リレイスイッチRY1は、ドアの開放状態によりドア感知スイッチDSWがスイッチオフされれば、逆にスイッチオンされる。従って、ドアランプLは、第1リレイスイッチRY1がスイッチオンされれば、直流電源DCからの直流電圧を印加されて点灯される。
第2リレイスイッチRY2は、ドア感知スイッチDSWがスイッチオンされた状態でユーザにより操作パネルから調理開始選択信号が入力されれば、それに連動されスイッチオンされる。従って、マグネトロンMGTを冷却させるためのファンモータFは第2リレイスイッチRY2がスイッチオンされれば直流電源DCにより回転駆動される。
第1及び第2リレイスイッチRY1、RY2はマイコンにより制御されることが望ましい。
【0028】
以下、電子レンジの駆動回路の動作を詳述する。
まず、調理室ドアが開放された状態では、ドア感知スイッチDSWと主インターロックスイッチPSWがスイッチオフされる。すると、電圧レギュレータ30からのパルス駆動部VFC1の電力供給が遮断され、第1及び第2電界効果トランジスタFET1、FET2のターンオフによりマグネトロンMGTへの電力供給がなされない。
【0029】
一方、調理室ドアが閉鎖されれば、ドア感知スイッチDSWと主インターロックスイッチPSWは調理室ドアの閉鎖状態に応じてスイッチオンされる。
ドアが閉鎖した状態でユーザの操作により操作パネルから調理開始選択信号が入力されれば、マイコン40はスイッチングトランジスタ41をターンオンさせる。すると、励磁コイルICOの電流導通により発する電磁力により副インターロックスイッチSSWがスイッチオンされる。
主インターロックスイッチPSWと副インターロックスイッチSSWが全てスイッチオンされれば、パルス駆動部VFC1は電圧レギュレータ30から供給された電力により動作し、第1及び第2パルス出力端子OUT1、OUT2を介して相互パルス発生周期が交番するように第1及び第2パルス信号を発する。
【0030】
一方、第1及び第2電界効果トランジスタFET1、FET2は、パルス駆動部VFC1から発する第1及び第2パルス信号に応じて交番的にオン/オフされる。第1及び第2電界効果トランジスタFET1、FET2の交番的なオン/オフ動作により、高圧トランスHVTの1次側コイルT1に交流電圧が印加され、2次コイルT2に高圧が誘起される。
これにより、マグネトロンMGTは、高圧トランスMGTの2次コイルに誘起された後高圧キャパシタHVC及び高圧ダイオードHVDにより倍圧された電圧により駆動されてマイクロ波を発する。
【0031】
一方、主インターロックスイッチPSWと副インターロックスイッチSSWに異常が発生して調理室ドアが開放されても短絡状態を維持する場合、調理室ドアの開放によりスイッチオンされる第1及び第2モニタースイッチMSW1、MSW2によりヒューズFUSE1はオープンされる。ヒューズFUSE1がオープンされれば、直流電源DCから高圧トランスHVTの電力供給が遮断され、マグネトロンMGTは駆動が止まる。
【0032】
次いで、図2に基づき本発明の第2実施形態による直流用電子レンジの駆動回路を説明する。
前述した図面と同一機能を果たす要素は同一参照符号を付し、それに対する説明は省く。
図2を参照すれば、電子レンジの駆動回路は、第1及び第2トランジスタ50、51と、OPアンプ52と、第3トランジスタ53と、ダイオードD1と、パルス駆動部VFC2と、を備える。参照符号54はパルス駆動部VFC2に内蔵された比較器である。
【0033】
過電流検出手段は、過電流検出部と比較部とを備える。
過電流検出部は、インバータ手段の第1及び第2電界効果トランジスタFET1、FET2を介して供給される電流を検出する。
過電流検出部の第1及び第2トランジスタ50、51は、それぞれのベース端がパルス駆動部VFC2の第1及び第2パルス出力端子OUT1、OUT2と接続されている。また、第1及び第2トランジスタ50、51のそれぞれのコレクタ端は、高圧トランスHVTの1次側コイルT1を介して直流電源DCのプラス端と連結されており、そのエミッタ端は抵抗R7、R8を介して接地端と連結されている。
【0034】
従って、第1及び第2トランジスタ50、51は、第1及び第2電界効果トランジスタFET1、FET2と連動され駆動される。すなわち、第1及び第2トランジスタ50、51は、パルス駆動部VFC2の第1及び第2パルス出力端子OUT1、OUT2において相互交番的に発する第1及び第2パルス信号に応じて相互交番的にターンオンされる。
一方、第1及び第2トランジスタ50、51を通して流れる電流は、高圧トランスHVTの1次コイルT1に流れる電流量に対応する。従って、高圧トランスHVTの1次コイルT1に交番的に流れる電流量が増えれば、第1及び第2トランジスタ50、51と接続された抵抗により降下された電圧レベルは増える。
【0035】
第1トランジスタ50のエミッタ端と抵抗R7端との間及び第2トランジスタ51のエミッタ端と抵抗R8端との間は相互共通接続されOPアンプ52の非反転入力端と連結される。
電流検出信号を増幅する増幅部の要素であるOPアンプ52は、その反転入力端が一つの抵抗R9を介して接地されており、もう一つの抵抗R10を介してその出力端と接続されている。
OPアンプ52は出力分圧用抵抗R9、R10により決まる増幅率により第1及び第2トランジスタ50、51の各エミッタ端から出力される合成電圧を増幅して出力する。
【0036】
比較部は過電流検出部から検出された電圧を設定された基準電圧と比較し、比較結果信号を出力する。
比較部として適用された比較器54は、その非反転入力端がOPアンプ52の出力端と連結され、その反転入力端が電源電圧(5V)を分圧させ基準電圧を発する分圧抵抗R12、R13の間に連結される。
示した比較器54は、パルス発生器以外に余分のエラーアンプを内蔵して商用の集積回路をパルス駆動部VFC2として使用する際、パルス駆動部VFC2内に存するエラーアンプを利用していることを示している。パルス駆動部VFC2は、直流電源DC(+12V)からドア感知スイッチDSWを介して電力を供給されるようになっている。
【0037】
一方、過電流検出手段により過電流検出信号が発すれば、過電流検出信号を保たせ比較部54に印加する過電流維持手段がさらに備えられることが望ましい。
過電流維持手段はフィードバック部を備える。
フィードバック部は、比較器54の非反転端子と接続された第3トランジスタ53と、抵抗R14と、ダイオードD1とを備える。
第3トランジスタ53のベース端は、パルス駆動部VFC2のフィードバック端子FBと接続されている。第3トランジスタ53のエミッタ端は抵抗R14を介して接地端と連結されており、ダイオードD1を介して比較器54の非反転入力端と連結されている。
【0038】
ここで、パルス駆動部VFC2は、比較器54から基準電圧を越える電圧を検出した結果に応ずる比較結果信号を発すれば、第1及び第2パルス出力端子OUT1、OUT2から第1及び第2パルス信号の出力を止める。かつ、パルス駆動部VFC2はそのフィードバック端子FBを介して第3トランジスタ53をターンオンさせるフィードバック制御信号を発生し続ける。
すると、第3トランジスタ53は、パルス駆動部VFC2から出力し続けられるフィードバック制御信号をそのベース端に印加されターンオン状態を維持し、ダイオードD1の導通により出力されるフィードバック信号は、比較器54の反転端子に誘起される基準電圧を越える電圧値で比較器に入力される。
【0039】
以下、本発明の第2実施形態による電子レンジの駆動回路に対する動作を詳述する。
まず、ドア感知スイッチDSWがスイッチオンされれば、パルス駆動部VFC2は12Vの直流電圧をその電源端Vccに印加され起動する。起動されたパルス駆動部VFC2は、第1及び第2パルス出力端子OUT1、OUT2を介して相互パルス周期が交番する第1及び第2パルス信号を発する。
【0040】
この際、第1及び第2電界効果トランジスタFET1、FET2は、パルス駆動部VFC2から出力される第1及び第2パルス信号に応じて交番的にターンオンされる。すると、前述した通り、高圧トランスHVTの1次コイルT1に交流電圧が印加され、2次コイルT2に接続されたマグネトロン(図示せず)が駆動される。
かつ、第1及び第2電界効果トランジスタFET1、FET2の交番的なスイッチングオン動作に連動され、第1及び第2トランジスタ50、51も交番的にスイッチングオンされる。
【0041】
OPアンプ52は第1及び第2トランジスタ50、51のエミッタ端に形成される合成電圧をその非反転端子に印加され増幅して出力し、パルス駆動部VFC2に内蔵された比較器54はOPアンプ52から出力された電圧信号を分圧抵抗R12、R13により生成された基準電圧と比較し、比較結果信号を発する。
かかる動作中に高圧トランスHVTに過電流が流れれば、第1及び第2トランジスタ50、51のエミッタ端の電圧が増え、その結果比較器54がハイレベルの信号を出力する。
【0042】
比較器54から過電流検出信号に該当するハイレベルの信号が入力されれば、パルス駆動部VFC2は第1及び第2パルス出力端子OUT1、OUT2からの第1及び第2パルス信号の出力を止め、フィードバック端子FBを介してフィードバック制御信号を発生し続ける。すると、第3トランジスタ53はフィードバック制御信号を印加され引き続きスイッチオンされ、比較器54はダイオードD1を通して過電流検出に相応して印加されるフィードバック電圧により過電圧検出信号を出力し続ける。
【0043】
つまり、第1及び第2電界効果トランジスタFET1、FET2はスイッチオフ状態を保ち、よってマグネトロンの駆動が中断される。従って、第1及び第2電界効果トランジスタFET1、FET2を含んだ関連回路素子が過電流から保護される。
以下、図3を参照して本発明の第3実施形態による直流用電子レンジの駆動回路を説明する。
前述した図面と同一機能を果たす要素は同一符号を付し、その説明は省く。
【0044】
図面を参照すれば、駆動回路は第1及び第2モニタースイッチMSW11、MSW22と、第1及び第2トランジスタ50、51と、OPアンプ52と、第3トランジスタ53と、ダイオードD1と、パルス駆動部VFC2、及び前記パルス駆動部VFC2に内蔵された比較器54と、を備える。
スイッチモニター手段の第1及び第2モニタースイッチMSW11、MSW22のそれぞれの第1スイッチング接点N11、N21がヒューズFUSE1を介して直流電源DCのプラス端(+)と共通に接続連結され、それぞれの第2スイッチング接点N12、N22が過電流検出/維持手段の要素である第1及び第2トランジスタ50、51と接続されている。
【0045】
ここで、過電流検出/維持手段は、前述した過電流検出手段と過電流維持手段を含む。
3端子よりなる第1及び第2モニタースイッチMSW11、MSW22は直流電源DCからヒューズFUSE1に連なる第1ループと、過電流検出/維持手段に連なる第2ループのうちいずれか一つのループをスイッチ切換により選択されるように設けられた3端子のモニタースイッチが適用されている。すなわち、第1及び第2モニタースイッチMSW11、MSW22は、それぞれインバータ手段の第1及び第2電界効果トランジスタFET1、FET2から高圧トランスHVTに連なる電流供給経路上にその固定端が接続され、固定端と選択的にスイッチされる第1接点N11がヒューズFUSE1を介して直流電源DCと連結され、固定端と選択的にスイッチされる第2接点N12が調理室ドアの閉鎖時過電流の検出を行う手段側と連結されている。
【0046】
第1及び第2モニタースイッチMSW11、MSW22は、調理室ドアに干渉され調理室ドアが開放されれば、第1スイッチング接点N11、N21に接続され、調理室ドアが閉鎖されれば第2スイッチング接点N12、N22に接続される。
一方、調理室ドアが開放される時、異常発生により主インターロックスイッチPSWと副インターロックスイッチSSWが短絡された状態ならば、第1スイッチング接点N11、N21と接続された第1及び第2モニタースイッチMSW11、MSW22によりヒューズFUSE1がオープンされる。
【0047】
第1及び第2トランジスタ50、51は、それぞれのベース端がパルス駆動部VFC2の第1及び第2パルス出力端子OUT1、OUT2と接続されている。 第1及び第2トランジスタ50、51のそれぞれのコレクタ端は、第1及び第2モニタースイッチMSW11、MSW22の第2スイッチング接点N12、N22と接続されており、そのエミッタ端はそれぞれの抵抗R7、R8を通して接地されている。
【0048】
以下、本発明の第3実施形態による電子レンジの駆動回路に対する動作を詳述する。
まず、主インターロックスイッチPSWと副インターロックスイッチSSWがスイッチオンされ、電圧レギュレータ30から15Vの直流電圧をその電源端Vccを通して印加されれば、パルス駆動部VFC2は第1及び第2パルス出力端子OUT1、OUT2を通して相互パルス発生周期が交番する第1及び第2パルス信号を発する。すると、前述した通り、高圧トランスHVTに交流電圧が印加されマグネトロンMGTが駆動される。この際、第1及び第2モニタースイッチMSW11、MSW22は、そのスイッチ端子が第2スイッチング接点N12、N22と接続されている。
【0049】
一方、かかる駆動過程中に第1及び第2電界効果トランジスタFET1、FET2の交番的なスイッチングオン動作により形成される閉回路において過度な電流が発生されれば、前述した通り、第1及び第2トランジスタ50、51を通して流れる電流が増える。その結果、比較器54は過電流検出に応ずるハイレベルの比較結果信号を出力する。
すると、パルス駆動部VFC2は、フィードバック端子FBを介して引き続きフィードバック制御信号を発して過電圧の検出状態を保たせ、マグネトロンの駆動が中止するように第1及び第2電界効果トランジスタFET1、FET2がスイッチングオフされるよう制御する。
【0050】
一方、調理室が開放される時、主インターロックスイッチPSWと副インターロックスイッチSSWが非正常に短絡された状態ならば、そのスイッチング端子が第1スイッチング接点N11、N21に切換スイッチされた第1及び第2モニタースイッチMSW11、MSW22により第1及び第2電界効果トランジスタFET1、FET2を介して流れる電流がバイパスされる。この際、流れる大電流によりヒューズFUSE1がオープンされる。
結局、高圧トランスHVTを介したマグネトロンMGTの駆動が中止され、回路素子が保護される。
【0051】
産業上の利用可能性。
本発明に係る直流用電子レンジ駆動回路は、直流電圧を交流電圧に変換するプッシュプル回路の駆動をパルス駆動部から出力されるパルス信号に応じて制御できるようなっており、直流電源からパルス駆動部に連なる電力供給経路上に低電流用インターロック用スイッチを設けることにより、調理室ドアに連動する直流電源の断続制御が容易になる。
また、本発明に係る直流用電子レンジ駆動回路は、異常発生によりインターロックスイッチの誤動作または直流電源から過電流が流れる時マグネトロンの駆動を止めることができ、過電流から回路素子の損傷を防止できる長所がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による直流用電子レンジの駆動回路を示した回路図である。
【図2】 本発明の第2実施形態による直流用電子レンジの駆動回路を示した回路図である。
【図3】 本発明の第3実施形態による直流用電子レンジの駆動回路を示した回路図である。
【符号の説明】
30…電圧レギュレータ
40…マイコン
VFC2…駆動パルス部

Claims (15)

  1. 駆動パルスにより直流電源を交流に変換するインバータ手段と、該インバータ手段の駆動により印加された交流電圧を変圧してマグネトロンに供給する高圧トランスと、前記駆動パルスを発するパルス駆動手段とを備える直流用電子レンジの駆動回路において、
    調理室ドアの開閉動作により前記パルス駆動手段への電力供給を断続できるように設けられたスイッチング手段を備え
    前記調理室ドアが開放状態の時、前記直流電源の前記高圧トランスへの電力供給を遮断させるスイッチモニター手段を備え、
    前記スイッチモニター手段を介して前記直流電源から発する電流を検出し、検出された電流が過電流に該当すれば前記パルス駆動手段の駆動パルス発生が遮断されるように前記パルス駆動手段に過電流検出信号を出力する過電流検出 / 維持手段をさらに備えることを特徴とする直流用電子レンジの駆動回路。
  2. 前記スイッチング手段は、
    前記調理室ドアの開閉状態の駆動により前記パルス駆動手段の電源入力端側への電源供給経路を直接または間接的にオン/オフスイッチさせうるように設けられたドア感知スイッチと、
    前記パルス駆動手段の電源入力端への電源供給経路上に接続され前記調理室ドアの開閉動作によりスイッチオン/オフされる主インターロックスイッチとを備えることを特徴とする請求項に記載の直流用電子レンジの駆動回路。
  3. 前記スイッチング手段は、
    前記調理室ドアの開閉動作によりスイッチオン/オフされるドア感知スイッチと、
    前記パルス駆動手段の電源入力端への電源供給経路上に接続され前記調理室ドアの開閉動作によりスイッチオン/オフされる主インターロックスイッチ、及び
    前記パルス駆動手段の電源入力端への電源供給経路上に前記主インターロックスイッチと直列状に接続され、前記ドア感知スイッチのスイッチ状態によりスイッチオン/オフが制御される副インターロックスイッチとを備えることを特徴とする請求項に記載の直流用電子レンジの駆動回路。
  4. 前記直流電源の直流電圧を電圧調整して、前記主インターロックスイッチと前記副インターロックスイッチを介して前記パルス駆動手段の電源入力端に供給する電圧レギュレータとさらに備えることを特徴とする請求項に記載の直流用電子レンジの駆動回路。
  5. 前記スイッチモニター手段は、
    前記高圧トランスの1次コイルを短絡させうる位置上に設けられ、前記調理室ドアの開閉動作によりスイッチが切り換られる複数のモニタースイッチと、
    前記複数のモニタースイッチと前記直流電源との電流導通経路上に設けられたヒューズとを備えることを特徴とする請求項に記載の直流用電子レンジの駆動回路。
  6. 前記複数のモニタースイッチは、それぞれの一端が前記ヒューズを介して前記直流電源と接続されており、それぞれの他端が前記高圧トランスの1次コイルの両端に並列に接続されていることを特徴とする請求項に記載の直流用電子レンジの駆動回路。
  7. 前記スイッチモニター手段は、前記直流電源から前記ヒューズに連なる第1ループと、前記過電流検出/維持手段に連なる第2ループのうちいずれか一つのループをスイッチ切換により選択されるように設けられた3端子のモニタースイッチとを備えることを特徴とする請求項に記載の直流用電子レンジの駆動回路。
  8. 前記過電流検出/維持手段は、
    前記インバータ手段に供給される電流を検出する過電流検出部と、
    該過電流検出部から出力される検出信号を設定された基準信号と比較し、比較結果信号を出力する比較部、及び
    前記パルス駆動手段に制御され前記基準信号を越えるフィードバック信号を前記比較部に出力するフィードバック部とを備えることを特徴とする請求項に記載の直流用電子レンジの駆動回路。
  9. 前記過電流検出部から出力される検出信号を増幅して前記比較部に印加する増幅部をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の直流用電子レンジの駆動回路。
  10. 駆動パルスにより直流電源を交流に変換するインバータ手段と、該インバータ手段の駆動により印加された交流電圧を変圧してマグネトロンに供給する高圧トランスと、前記駆動パルスを発するパルス駆動手段とを備える直流用電子レンジの駆動回路において、
    調理室ドアが開放状態の際、前記直流電源から前記高圧トランスへの電源供給を遮断させうるように設けられたスイッチモニター手段と、
    前記スイッチモニター手段を介して前記直流電源から発生する電流を検出し、検出された電流が過電流に該当すれば前記パルス駆動手段の駆動パルス発生が遮断されるように前記パルス駆動手段に過電流検出信号を出力する過電流検出/維持手段とを備え、
    前記スイッチモニター手段は、前記直流電源から前記ヒューズに連なる第1ループと、前記過電流検出/維持手段に連なる第2ループのうちいずれか一つのループをスイッチ切換により選択されるように設けられた3端子のモニタースイッチとを備えることを特徴とする直流用電子レンジの駆動回路。
  11. 前記スイッチモニター手段は、
    前記高圧トランスの1次コイルを短絡させうる位置上に設けられ、前記調理室ドアの開閉動作によりスイッチが切り換られる複数のモニタースイッチと、
    前記複数のモニタースイッチと前記直流電源との電流導通経路上に設けられたヒューズとを備えることを特徴とする請求項10に記載の直流用電子レンジの駆動回路。
  12. 前記複数のモニタースイッチはそれぞれの一端が前記ヒューズを介して前記直流電源と接続されており、それぞれの他端が前記インバータ手段と前記高圧トランスの1次コイルとの間に接続されていることを特徴とする請求項11に記載の直流用電子レンジの駆動回路。
  13. 前記過電流検出/維持手段は、
    前記インバータ手段に供給される電流を検出する過電流検出部と、
    前記過電流検出部から出力される検出信号を設定された基準信号と比較し、比較結果信号を出力する比較部、及び
    前記パルス駆動手段に制御され前記基準信号を超過するフィードバック信号を前記比較部に出力するフィードバック部と、を備えることを特徴とする請求項10に記載の直流用電子レンジの駆動回路。
  14. 前記過電流検出部から出力される検出信号を増幅して前記比較部に印加する増幅部をさらに備えることを特徴とする請求項13に記載の直流用電子レンジの駆動回路。
  15. 駆動パルスにより直流電源を交流に変換するインバータ手段と、該インバータ手段の駆動により印加される交流電圧を変圧してマグネトロンに供給する高圧トランスと、前記駆動パルスを発するパルス駆動手段及び前記直流電源から前記パルス駆動手段への電力供給をスイッチングするスイッチング手段とを備える直流用電子レンジの駆動方法において、
    イ)調理室ドアが閉鎖され、調理開始選択信号が入力されれば、前記スイッチング手段を制御して前記パルス駆動手段を駆動させる段階と、
    ロ)前記パルス駆動手段により駆動される前記インバータ手段を介して前記高圧トランスに過電流が供給されるのかを検出する段階と、
    ハ)前記過電流が検出されることと判断されれば、前記パルス駆動手段の駆動を中止させ前記マグネトロンへの電力供給を遮断させる段階と、
    ) 前記過電流が検出されていない状態で前記調理室ドアが開放されれば、前記高圧トランスと並列状に電流パス経路を形成させ、前記並列状に形成された電流パス経路に過電 流が流れれば、前記直流電源から前記インバータ手段への電力供給経路をオープンさせる段階と、
    前記インバータ手段から前記高圧トランスに連なる電流供給経路上にその固定端が接続され、該固定端と選択的にスイッチングされる第1接点がヒューズを介して前記直流電源と連結され、前記固定端と選択的にスイッチされる第2接点が前記調理室ドア閉鎖時過電流の検出を行う手段側と連結された3段のモニタースイッチを備え、
    前記イ ) 段階では前記固定端を前記第2接点とスイッチオンさせ、
    前記ニ ) 段階では前記固定端を前記第1接点とスイッチオンさせる
    ことを特徴とする直流用電子レンジの駆動方法。
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