JP3818686B2 - ミシンの糸調子迅速切替え装置 - Google Patents

ミシンの糸調子迅速切替え装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はミシンの糸調子迅速切替え装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の縁かがり縫いミシンの糸調子の切替え、殊に縁かがり縫い状態から巻き縫い状態に切り替える際は下ルーパーの糸調子を整えるのに条件が大幅に変わる為ダイヤル操作等に時間を要していた。
図1に示す如く、ミシン針及び下ルーパー及び上ルーパーへ導入される各糸に対しそれぞれ糸調子調節装置1、2、3、4が設けられているので、縫製に先立って該糸調子調節装置のそれぞれの操作ダイヤル5、6、7、8を指先で回動して糸調子を調節しておく。従って縁かがり縫いミシンでの縁かがり縫い(縫い糸の構成は図2及び図3に示すものであり、図2は3本糸での構成図であり、図3は2本糸での構成図である)時の下ルーパー糸の張力と巻き縫い(縫い糸の構成は図4及び図5に示し、図4は3本糸での構成であり、図5は2本糸での構成である)時の下ルーパー糸の張力とは著しく相違する為、縁かがり縫いから巻き縫いへの切り替え時には適切な張力を得るのに糸調子のダイヤル操作に時間を要している。各図においてT1は針糸、T2は下ルーパー糸、T3は上ルーパー糸を示し、2本糸で縫う場合は上ルーパー糸T3を不要とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は縁かがり縫いミシンにおいて縁かがり縫いの通常縫い状態から巻き縫い状態への切り替えの際(糸の本数は同数)又はその逆に切り替える際、及び縁かがり縫いの通常縫い状態でも3本糸から2本糸へ切り替えの際、又はその逆に切り替える際下ルーパー糸の糸調子、即ち糸張力を縁かがり縫いの通常縫いでは100g、巻き縫いでは25g、縁かがり縫いの通常縫いでも3本糸では25g、2本糸では100gにそれぞれ調節又は切り替える必要があり、その切り替え時のダイヤル操作は時間を要し、操作者にとっては操作時間の短縮化が長年の懸案事項であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ミシン機枠に上下動自在に支持され下端にミシン針を装着する針棒と、該針棒の上下運動に同調して揺動する下ルーパーと、前記針棒の上下動及び前記下ルーパーの揺動に同調して揺動する上ルーパーとを備えた縁かがり縫いミシンにおいて、前記針及び前記下ルーパー及び前記上ルーパーの各々に導かれる複数の糸にそれぞれ張力を付与する複数の第1の糸調子装置を設け、前記下ルーパーへ導入される糸に対し更に張力の付与が可能な第2の糸調子装置を設け、該第2の糸調子装置と前記下ルーパーとの間の糸導入経路にて位置を変更可能な糸掛け部を設け、縫い方選択手段の操作により前記糸掛け部を移動させると共に前記第2の糸調子装置を作用と不作用とに切替えるようにしたことを特徴とするミシンの糸調子迅速切替え装置とすることにより、課題を解決した。
さらに本発明は、ミシン機枠に上下動自在に支持され下端にミシン針を装着する針棒と、該針棒の上下運動に同調して揺動する下ルーパーと、前記針棒の上下動及び前記下ルーパーの揺動に同調して揺動する上ルーパーとを備えた縁かがり縫いミシンにおいて、前記針及び前記下ルーパー及び前記上ルーパーの各々に導かれる複数の糸にそれぞれ張力を付与する複数の第1の糸調子装置を設け、前記下ルーパーへ導入される糸に対し更に張力の付与が可能な第2の糸調子装置を設け、該第2の糸調子装置と前記下ルーパーとの間の糸導入経路にて位置を変更可能な糸掛け部を設け、縫い方選択手段の操作により前記糸掛け部を移動させると共に前記第2の糸調子装置を作用と不作用とに切替える駆動部を設けたことを特徴とするミシンの糸調子迅速切替え装置とすることにより、課題を解決した。
【0005】
【作用】
本発明はミシン機枠に上下動自在に支持され下端にミシン針を装着する針棒と、該針棒の上下運動に同調して揺動する下ルーパーと、前記針棒の上下動及び前記下ルーパーの揺動に同調して揺動する上ルーパーとを備えた縁かがり縫いミシンにおいて、前記針及び前記下ルーパー及び前記上ルーパーの各々に導かれる複数の糸にそれぞれ張力を付与する複数の第1の糸調子装置を設け、前記下ルーパーへ導入される糸に対し更に張力の付与が可能な第2の糸調子装置を設け、該第2の糸調子装置と前記下ルーパーとの間の糸導入経路にて配設位置を変更可能な糸掛け部を設け、縫い方選択手段の操作により前記糸掛け部と前記第2の糸調子装置とに作用する駆動部を設けることにより、縫い方の変更時に行う糸調子装置の調節を迅速化ならしめると共に容易化ならしめることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例の構造を図により以下に説明する。
ミシン機枠11には回転可能に支持される駆動軸(図示せず)と、該駆動軸の回転に連動して上下動せしめられる針棒12と、該針棒の先端に装着せしめられる針13と協働し揺動運動せしめられる下ルーパー14及び上ルーパー15(図6参照)が設けられている。
【0007】
前記針13及び下ルーパー14、上ルーパー15の各々には糸立台に支持された複数の糸駒からそれぞれの経路を経て導入される糸T1、T2、T3等が供給されている。該糸を支持する糸立台16は前記ミシン機枠11の背面側に備えられ、糸T1、T2、T3…は上方に配設の糸案内部17の各案内を経て次に糸案内部18を通り、ミシン機枠の前面壁に設けられたスリット部19、19内を通り、第1の糸調子装置1、2、3、4に導かれる。
【0008】
該第1の糸調子装置は複数個設けられているが、それぞれの構造は同一であって次の如きである。即ち、ミシン機枠に固着の糸調子軸上で糸調子ばねにて押圧されて圧接せしめられている一対の糸調子皿と、前記糸調子軸上を回転し且つ軸方向に移動せしめられ前記糸調子ばねの作用力を制御する操作ダイヤル5、6、7、8にて構成される。
【0009】
前記各糸T1、T2、T3…はそれぞれ前記スリット部19…内を通り、更に前記第1の糸調子装置1、2、3…内の一対の糸調子皿の間を通過せしめられて適切な張力を付与される。下ルーパー糸T2及び上ルーパー糸T3はミシン機枠11の前壁下方に配設の糸案内20の各案内溝57、57内を通り、次にそれぞれの糸T2、T3の為に設けられた糸掛部を経て、下ルーパー14及び上ルーパー15の各糸穴部に導かれる。図6は前記糸T2、T3が各ルーパーに導かれる状態をルーパーカバー21を開放して示している。
【0010】
糸調子切り替え装置30の機構台31はミシン機枠11の前壁の内側に取り外し可能にねじ止めされており、該機構台には上端の短軸32に作動レバー58を連結する操作レバー33の下端が枢着されており、該操作レバーの中間部には左右の方向に揺動可能な揺動レバー34の一端が枢着されており、該揺動レバーの他端には接触部35が形成のカム接触軸36が設けられている。
【0011】
前記機構台31の下方にて垂直に折り曲げられた支持部37に固着の支持軸38にはカム支持板39が回動可能な如くに該カム支持板の下端40が枢着されており、カム支持板39の上端部には第1陥没部41が形成される平坦面を有するカム板42が設けられており、カム支持板39に装着のばね43の作用により前記カム板42が前記揺動レバー34の端部のカム接触部36の接触部35に常に圧接せしめられており、更にカム支持板39の中間の適宜の位置には先端がL字形に水平に折り曲げられた作用部44を形成の作用レバー45が固着されている(図8、9、10、11、12参照)。
【0012】
前記糸案内20の内部には第2の糸調子装置46が設けられており、該第2の糸調子装置は前記糸案内20の台部に固着される支持板47上にて軸部48と、該軸部上に装着される糸調子皿49と、ばね50と、前記支持板47の一部を折り曲げた圧接部51とで構成されている(図7参照)。
【0013】
更に前記糸案内20には二つの案内溝57、57が形成され、一方の案内溝は導入される糸を前記糸調子皿49と圧接部51との間に案内する。
【0014】
前記第2の糸調子装置46に支持される圧接部51と糸調子皿49との間には前記糸調子切り替え装置30の作用レバー45の作用部44が臨ましめられる様配設されている。
【0015】
前記糸調子切り替え装置30には前記機構台31に下端が枢着の前記操作レバー33の軸部上に切り替えレバー52の一端が枢着されており、更に該切り替えレバーの適宜の位置に伝達桿53の一端が枢着されており、該伝達桿の他端は前記揺動レバー34の端部と前記カム接触軸36にて連結しており、更に前記切り替えレバー52の他端にはしゅう動用案内駒54を介してアーム機枠の上下方向(Y方向)に可動の下ルーパー糸掛け部69及び切り替え連結桿55が設けられている。又前記カム支持板39の上端の前記カム板42上には更に第2陥没部56が形成されている。
【0016】
前記作動レバー58の他端には第1駆動部(例えばソレノイド)59のプランジャーが連結しており、前記切り替え連結桿55の他端には第2駆動部(例えばソレノイド)60のプランジャーが連結している(図11参照)。
【0017】
ミシン機枠11の前壁表面部の適宜の位置には縫い方選択手段61が設けられている。該縫い方選択手段には糸の本数と縫い方の組み合わせにより次の4個の操作部が設けられている。第1の選択操作部62は2本糸による縁かがり縫いの通常縫いを行う場合の操作部であり、第2の選択操作部63は2本糸による巻き縫いを行う場合の操作部であり、第3の選択操作部64は3本糸による縁かがり縫いの通常縫いを行う場合の操作部であり、第4の選択操作部65は3本糸による巻き縫いを行う場合の操作部である(図6、13参照)。
【0018】
前記縫い方選択手段61の各操作部62、63、64、65は前記ミシン機枠11に内蔵されたマイクロコンピューターのCPU(中央演算装置)66に接続され、前記各操作部の操作がCPU66に接続する各ソレノイド駆動回路67、68に伝達され、更にそれぞれ接続の前記第2駆動部60及び前記第1駆動部59に伝達されている(図13参照)。
【0019】
本発明は以上の如く構成されているので、所望の縫い方に合わせて前記縫い方選択手段61の適宜の操作部を操作すると、例えば3本糸による縁かがり縫いを行う場合は前記選択操作部64を操作すると、前記第2駆動部60により前記切り替え連結桿55を介して前記下ルーパー糸掛け部69を図11に示すY方向の上方の点線の位置に移動させて3本糸及び4本糸縫いに対応させると共に前記切り替えレバー52の他端を介して伝達桿53の上端の接触部35を上方に動かし、更に前記第1駆動部59により前記作動レバー58、前記操作レバー33を介して前記揺動レバー34の端部に支持する前記接触部35を図11におけるX方向に動かし、左方向に移動せしめることにより前記接触部35をカム板42の第2陥没部56に当接せしめる。
【0020】
前記接触部35が前記カム板42の陥没部41、56に当接すると、該カム板はカム支持板39に装着のばね43の作用により下端の支持軸38を支点に前方に回動し、前記接触部35が前記カム板42の平坦面に当接すると前記カム板は前記ばね43の作用に抗して後方に回動する。
【0021】
前記カム板42の前後方向の回動はカム支持板39に固着されている作用レバー45の作用部44を回動し、該作用部の回動は前記第2の糸調子装置46の糸調子皿49に作用又は不作用となり、前記接触部35が前記カム板42の陥没部56に当接すると前記作用部44は前方に回動して前記糸調子皿49に対して作用状態となり、従って糸解放状態となる。第2の糸調子装置では対する張力が零となる。
【0022】
図7に於いて実線で示す作用部44の位置が前記糸調子皿46に対する不作用状態を示し、点線で示す作用部44の位置が糸調子皿に対する作用状態を示す。
【0023】
次に3本糸による巻き縫いを行う場合は、前記選択操作部65を操作すると前記第2駆動部60により前記下ルーパー糸掛け部69を図11に示す上方の点線の位置に止めておき、前記第1駆動部59により前記揺動レバー34の端部に支持する前記接触部35を図11のX方向の右に移動させることにより該接触部を前記カム板42の平坦部に当接せしめる。
【0024】
前記接触部35が前記カム板42の平坦部に当接すると、前記カム板42はカム支持板39に装着のばね43の作用に抗して下端の支持軸38を支点に後方に回動されるので、カム支持板39に固着の作用レバー45の作用部44は図7にて示す実線の位置に回動し、前記第2の糸調子装置46の糸調子皿49に不作用となり糸挟持状態となる。第2の糸調子装置では糸に対し張力が付与される。
【0025】
次に2本糸による縁かがり縫いを行う場合は、前記選択操作部62を操作すると前記第2駆動部60により前記下ルーパー糸掛け部69を図11に示す下方の実線の位置に移動させて2本糸縫いに対応させると共に前記接触部35をも下方に移動させ、他方前記第1駆動部59を図11のX方向の左に移動させることにより該接触部を前記カム板42の平坦部に当接せしめる。
【0026】
前記接触部35が平坦部に当接すると、前記カム板42は前記ばね43の作用に抗して後方に回動されるので前記作用部44を図7に示す実線の位置に回動し、前記第2の糸調子装置46の糸調子皿49に対し不作用となり糸挟持状態となる。
【0027】
次に2本糸による巻き縫いを行う場合は、前記選択操作部63を操作すると前記第2駆動部60により前記下ルーパー糸掛け部69を図11に示す下方の実線の位置に止めておくと共に前記接触部35をも下方位置に止め、他方前記第1駆動部59により前記接触部35を図11のX方向の右に移動させることにより該接触部を前記カム板42の第1陥没部41に当接せしめる。
【0028】
前記接触部35が前記カム板42の陥没部に当接すると、前記カム板42は前記ばね43の作用により前方に回動されるので前記作用部44を図7に示す点線の位置に回動し、前記第2の糸調子装置46の糸調子皿49に対し作用し糸解放状態となる。
【0029】
本発明の一実施例の構造と作用は以上の通りであり、前記縫い方選択手段61により選択操作された縫い方指令は図14に示す縫い制御ルーチンの通りに進行し、得られるものである。
【0030】
【効果】
本発明は以上の如き構造を有し且つ作用を成すものであるから、縁かがり縫いの通常縫い又は巻き縫いの選択と2本糸又は3本糸若しくは4本糸の選択とを組み合わせて選択することができ、しかも操作部を操作するのみで組み合わせ選択できると共に糸調子装置に対する作用と糸掛け部の移動とが駆動部にて為すことができるので操作が極めて容易で且つ結果が迅速に得られるので、縁かがり縫い作業の能率向上が望める実用上、産業上効果著しく大なるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものにして、図1は従来の縁かがり縫いミシンの斜視図、図2は3本糸による縁かがり縫いの通常縫いの糸の構成図、図3は2本糸による縁かがり縫いの通常縫いの糸の構成図、図4は3本糸による縁かがり縫いの巻き縫いの糸の構成図、図5は2本糸による縁かがり縫いの巻き縫いの糸の構成図、図6は本発明の一実施例を示すミシンの外観斜視図、図7は本発明の一実施例の要部を示す第2の糸調子装置の断面図、図8は本発明の一実施例を示す糸調子切り替え機構の要部正面図、図9は図8に示す糸調子切り替え機構の要部側面図、図10は図9に示す糸調子切り替え機構の要部拡大図、図11は本発明の一実施例を示す糸調子切り替え機構の正面図、図12は図11に示す糸調子切り替え機構の要部分解斜視図、図13は本発明の一実施例を示す制御ブロック図、図14は本発明の一実施例を示す制御用フローチャートである。
1、2、3、4…第1の糸調子装置
12…針棒
13…針
14…下ルーパー
15…上ルーパー
46…第2の糸調子装置
59、60…駆動部
61…縫い方選択手段
69…糸掛け部

Claims (2)

  1. ミシン機枠に上下動自在に支持され下端にミシン針を装着する針棒と、該針棒の上下運動に同調して揺動する下ルーパーと、前記針棒の上下動及び前記下ルーパーの揺動に同調して揺動する上ルーパーとを備えた縁かがり縫いミシンにおいて、前記針及び前記下ルーパー及び前記上ルーパーの各々に導かれる複数の糸にそれぞれ張力を付与する複数の第1の糸調子装置を設け、前記下ルーパーへ導入される糸に対し更に張力の付与が可能な第2の糸調子装置を設け、該第2の糸調子装置と前記下ルーパーとの間の糸導入経路にて位置を変更可能な糸掛け部を設け、縫い方選択手段の操作により前記糸掛け部を移動させると共に前記第2の糸調子装置を作用と不作用とに切替えるようにしたことを特徴とするミシンの糸調子迅速切替え装置。
  2. ミシン機枠に上下動自在に支持され下端にミシン針を装着する針棒と、該針棒の上下運動に同調して揺動する下ルーパーと、前記針棒の上下動及び前記下ルーパーの揺動に同調して揺動する上ルーパーとを備えた縁かがり縫いミシンにおいて、前記針及び前記下ルーパー及び前記上ルーパーの各々に導かれる複数の糸にそれぞれ張力を付与する複数の第1の糸調子装置を設け、前記下ルーパーへ導入される糸に対し更に張力の付与が可能な第2の糸調子装置を設け、該第2の糸調子装置と前記下ルーパーとの間の糸導入経路にて位置を変更可能な糸掛け部を設け、縫い方選択手段の操作により前記糸掛け部を移動させると共に前記第2の糸調子装置を作用と不作用とに切替える駆動部を設けたことを特徴とするミシンの糸調子迅速切替え装置。
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