JP3816008B2 - レーザダイオード出力制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光記録/再生装置に係り、特に、レーザダイオードの出力を最適の状態に制御するレーザダイオード出力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現代社会は情報化時代またはマルチメディア時代と言われている。そして、このような時代の要求に応えるための高容量の記録媒体としては、CD−R、CD−RW、CD+RW、MODD(Magnetic Optical Disc Drive)、DVD−RAM(Digital Versatile DiscRandom Access Memory)、DVD−RW、DVD+RWなどがある。これらの光記録装置はレーザダイオードを使用し、従って、レーザダイオードの出力を最適の状態に制御することが機器の性能を左右する。また、各光記録装置ごとに必要とする記録パルスの形が相異なるため、これに対する効果的な対応方法が必要になる。
【0003】
図1は、従来のレーザダイオード出力制御装置の構成を示したブロック図である。120はディスク180に記録データに対応するスペース及びマークを形成するための記録パルスを生じる記録波形発生部であり、140は記録波形発生部120で生じた記録パルスによってレーザダイオード160の出力を制御するレーザダイオード駆動部である。ここで、記録波形発生部120に入力される記録データはNRZI(Non Return to Zero Inverted)信号であり、レーザダイオード駆動部140から出力される記録パルスはDVD−RAMの場合に最初パルス、最後パルス、クーリングパルス及びマルチ−トレインパルスの組合せとなる。
【0004】
自動レーザパワー制御器(以下、APCという)200はフォトダイオード(Photo Diode、PD)202、可変ゲイン増幅器(Variable Gain Amplifier、VGA)204、比較器206、アップ/ダウンカウンター208及びデジタル−アナログ変換器(Digital−Analoge Converter、DAC)210を含む。
【0005】
PD 202はディスク180から反射されたレーザを受け取り、受け取ったレーザの大きさに対応する電流信号を生じる。VGA 204はPD 202で生じた電流信号を所定のゲインに増幅して電圧信号に変換する。比較器206はVGA 204の出力及び基準パワー値Vrefを比較し、比較の結果によってどちらの入力が大きいかを表わす2進判定信号を出力する。
【0006】
アップ/ダウンカウンター208は比較器206の比較結果によってアップまたはダウンカウントを行う。アップ/ダウンカウンター208は、比較器206から出力される判定信号がVGA 204の出力が基準パワー値Vrefよりも大きいことを表わす場合(例えば、判定信号が“ロー”レベルの場合)にはダウンカウントを行い、逆に、判定信号がVGA 204の出力が基準パワー値Vrefよりも小さいことを表わす場合(例えば、判定信号が“ハイ”レバルの場合)にはアップカウントを行う。アップ/ダウンカウンター208のカウント結果はDAC 210を介してレーザダイオード駆動部140に印加される。レーザダイオード駆動部140は、DAC 210から印加される信号の大きさによってレーザダイオード160の出力レベルを制御する。
【0007】
図1に示されたAPC 200は、PD 202により検出されたレーザダイオード160の現在パワー値と基準パワー値との差を検出し、検出された差分値によってレーザダイオード160の出力を制御する。
【0008】
図1に示された装置は、基準パワー値とフィードバックされた現在パワー値とを比較して制御するに当たって、アップ/ダウンカウンター208を使用している。しかし、記録媒体の再生及び記録速度の高速化が進んでいるため、アップ/ダウンカウンター208の動作速度によりレーザ出力の制御速度及び制御範囲が制限されるという短所がある。また、記録媒体の記録速度が高速化すれば記録パルスの幅も狭まると共に複雑化するため、これに対する対策が必要になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点を解決するために案出されたものであり、その目的は、レーザ出力の制御速度及び制御範囲を改善できる新しいレーザダイオード出力制御装置を提供するところにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明に係るレーザダイオード出力制御装置は、レーザダイオードから出力される光信号の現在パワー値を基準パワー値と比較し、比較の結果によってレーザダイオードの出力を制御するレーザダイオード出力制御装置において、前記レーザダイオードから出力される光信号の現在パワー値をサンプリングするサンプリング手段と、前記サンプリング手段から出力される光信号の現在パワー値及び基準パワー値に基づきレーザダイオードに印加される制御パワー値を出力する演算部と、前記レーザダイオードにより記録しようとする記録データに基づき前記サンプリング手段及び前記演算部の動作を制御する制御信号を生じる制御部とを備え、前記演算部は、レーザダイオードのパワー値を調整するための基準パワー値を記憶する基準レジスターと、前記レーザダイオードに印加されるパワー値を記憶する制御レジスターと、前記基準レジスターに記憶された基準パワー値と前記サンプリング手段からの現在パワー値との差を演算する減算器と、前記減算器の出力に前記制御レジスターに記憶されたパワー値を加算する加算器と、前記加算器の出力を記憶するための制御レジスターを選択する、マルチプレクサとともに用いられるデマルチプレクサとを備え、前記制御部は、NRZI信号に基づきパワー制御信号を生じ、かつパワー制御信号に基づきレーザダイオードに印加されるパワーを表わす記録制御信号を生じる記録パルス発生器と、前記記録パルス発生器で生じた記録制御信号に基づき前記サンプリング手段のサンプリング動作及び演算部の選択動作を制御する選択信号を生じるサンプリング制御器と、前記レーザダイオード出力制御装置の動作モードを制御する自動レーザパワー制御器(APC)とを備えることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面に基づき、本発明に係るレーザダイオード出力制御装置の構成及び動作について詳細に説明する。
【0013】
図1に示されたように、従来のレーザダイオード出力制御装置は、基準パワー値とフィードバックされた現在パワー値とを比較してレーザダイオードの出力を制御するに当たってアップ/ダウンカウンターを使用しているため、制御速度及び制御範囲が制限される。
【0014】
また、記録媒体の記録速度が高速化すれば記録パルスの幅が狭まると共に複雑化するが、このようにアップ/ダウンカウンターを使用すれば記録速度の高速化に対応し難い。
【0015】
従来の技術におけるこれらの問題点を解決するために、本発明は、レーザダイオードの出力を所望の位置において所望の期間だけサンプル&ホールドし、これを基準パワー値と比較してレーザダイオードの出力を制御する改善されたレーザダイオード出力制御装置を提供する。
【0016】
図2は、本発明に係るレーザダイオード出力制御装置の構成を概念的に示したブロック図である。図2を参照するに、本発明に係るレーザダイオード出力制御装置は、PD&電流−電圧(I/V)増幅器302と、アナログ−デジタル変換器(以下、ADCという)304と、演算部306、デジタル−アナログ変換器(DAC)308と、レーザダイオード310及び制御部312を含む。
【0017】
レーザダイオード310の出力はDAC 308の出力によって決定され、その出力レベルはPD&I/V増幅器302により検出されて電流−電圧変換される。PD&I/V増幅器302は単一のチップから構成され、別々のPD及びI/V増幅器を組合わせて使用することも可能である。
【0018】
PD&I/V増幅器302の出力はレーザダイオード310から出力されるレーザの現在パワー値を表わす。PD&I/V増幅器302の出力はレーザダイオード310から出力される記録パルスが時間的に遅延された形を有する。ここで、遅延量はレーザダイオード310、PD&I/V増幅器302のなどの動作特性によって変わり、装置が構成されてからはほとんど変わらない。
【0019】
ADC 304はある時点においてPD&I/V増幅器302の出力をサンプリングして現在パワー値を得、これを演算部306に提供する。ここで、図示してはいないが、ADC 304とPD&I/V増幅器302との間にコンバーターが設けられる場合もある。PD&I/V増幅器302の動作特性はレーザパワーが強まるに伴い向上または劣化できる。このため、ADC 304の動作特性及びPD&I/V増幅器302の動作特性をマッチングするためのコンバーターが必要になりうる。
【0020】
一方、ADC 304の前段にADC 304のダイナミックレンジ及びPD&I/V増幅器302の出力特性をマッチングするためのレベルシフター及び/またはゲイン調整器が組み付けられる場合もある。
【0021】
演算部306は基準パワー値とADC 304によってサンプリングされた現在パワー値とを比較し、その差分値によってレーザダイオード310の出力を制御する。ここで、基準パワー値は記録媒体の種類、ランド/グルーブ、パワー制御信号の種類などによって変わる。演算部306がADC 304によってサンプリングされた現在パワー値及び基準パワー値を比較し、その差分値によって制御パワー値を補正するので、アップ/ダウンカウンターを使用する場合よりも一層速くレーザダイオード310の出力を制御できる。
【0022】
DAC 308は演算部308において演算された制御パワー値をレーザダイオード310に提供する。
【0023】
制御部312は記録しようとする記録データに基づき、ADC 304及び演算部306の動作を制御する制御信号を生じる。また、動作モードによって演算部306の動作を制御する。
【0024】
図3は、本発明に係るレーザダイオード出力制御装置の構成を示したブロック図である。図中、図2に示された構成要素と同一の動作をするものには同一の参照符号を付し、それについての詳細な説明は省く。図3を参照するに、本発明に係るレーザダイオード出力制御装置は、PD&I/V増幅器302と、ADC 304と、演算部306と、DAC 308と、レーザダイオードと、前処理器402と、記録パルス発生器404と、遅延器406と、サンプリング制御器408と、APC 410及びインタフェース部412を含む。
【0025】
レーザダイオードから出力される記録パルスは最初パルス、マルチ−トレインパルス、最後パルス及びクーリングパルスを含む多重パルスであり、各パルスは再生パワーレベル、ピークパワーレベル、バイアス1パワーレベル、バイアス2パワーレベル、バイアス3パワーレベルのうちいずれか一つのパワーレベルを有する。すなわち、記録パルスのレベルは時間軸上において変わり、再生パワーレベル、ピークパワーレベル、バイアス1(又は消去)パワーレベル、バイアス2(又はクーリング)パワーレベル、バイアス3(又はボトム)パワーレベルのうちいずれか一つのパワーレベルになる。
【0026】
記録パルスはNRZI信号に基づき作られ、適応的な記録方式においては現在のマークを基準として前後のスペースの相関関係によって記録パルスを構成する各パルスの開始/終点位置、パルス幅、パワーレベルなどが変わる。
【0027】
記録パルス発生器404は記録パルスを生じるに当たって、先ず、各々のパワーレベルのオン/オフを制御するためのパワー信号、すなわち、再生パワー制御信号、ピークパワー制御信号、バイアス1パワー制御信号、バイアス2パワー制御信号、バイアス3パワー制御信号を生じ、これらの信号を遅延及び論理組合わせることにより記録制御信号を生じる。ここで、記録パルス発生器404で生じるパワー制御信号の種類は記録媒体の種類によって決定される。
【0028】
演算部306は再生パワーレベル、バイアス1(又は消去)パワーレベル、バイアス2(又はクーリング)パワーレベル及びバイアス3(又はボトム)パワーレベルを出力し、記録制御信号は記録パルスを生じるために必要なパワーレベルがDAC 308に順次に印加されるように制御される。
【0029】
一方、通常のレーザダイオードにはレーザダイオードドライバが取り付けられている。このレーザダイオードドライバには再生パワー、ピークパワー、バイアス1パワー、バイアス2パワー、バイアス3パワー及びこれらを制御するためのパワー制御信号が印加される。各々のパワーは該当パワー制御信号によってオン/オフされ、オン/オフされた結果を組み合わせることによりレーザダイオードが駆動される。
【0030】
このようなレーザダイオードドライバのために、記録パルス発生器404は各々のパワー制御信号を出力するピンを備えうる。この場合、演算部306及びDAC 308を介して出力される再生パワーレベル、ピークパワーレベル、バイアス1(又は消去)パワーレベルがレーザダイオードドライバに印加される。
【0031】
ADC 304はある時点においてPD&I/V増幅器302の出力をサンプリングして現在パワー値を得、これを演算部306に提供する。
【0032】
演算部306は基準パワー値とサンプリングされたレーザダイオード310の現在パワー値とを比較し、その間の差分値によってレーザダイオード310に印加される制御パワー値、すなわち、再生パワー、ピークパワー、バイアス1パワー、バイアス2パワー、バイアス3パワーなどのパワー値を設定する。
【0033】
ここで、基準パワー値は図3に示された装置が初期化する時にAPC 410から提供され、記録媒体の種類によって変わる。
【0034】
演算部306は、後述するように、基準パワー値を記憶する基準レジスター、レーザダイオード310に印加される制御パワー値を記憶する制御レジスター、基準レジスター及び制御レジスターに記憶された値を使って新しい制御値を演算する減算器及び加算器を含む。
【0035】
記録パルス発生器404は記録媒体の種類、NRZI信号、マーク及びスペースの相関関係による記録パルス制御信号、すなわち、再生パワー制御信号、ピークパワー制御信号、バイアス1パワー制御信号、バイアス2パワー制御信号、バイアス3パワー制御信号を生じる。一方、記録パルス発生器404は複数の遅延器及びゲートを備え、生じたパワーレベル制御信号を遅延及び論理組合わせて記録制御信号を生じる。
【0036】
ここで、記録制御信号は演算部306の制御レジスター(図示せず)に記憶された制御パワー値のうち一つを選択するための信号である。
【0037】
記録パルスにおいて、再生パワー、ピークパワー、バイアス1パワー、バイアス2パワー、バイアス3パワーが時間軸上において順次に現れ、その区間は各々再生パワー制御信号、ピークパワー制御信号、バイアス1パワー制御信号、バイアス2パワー制御信号、バイアス3パワー制御信号によって表わされる。
【0038】
従って、パワー制御信号を組合わせることにより各々のパワーが印加または制御される期間を判別できる。記録パルス発生器404はパワー制御信号を組合わせることにより各々のパワーがレーザダイオードに印加されるべき区間を表わす記録制御信号を生じる。
【0039】
遅延器406は記録パルス発生器404で生じた記録制御信号を遅延するために提供される。PD&I/V増幅器302の出力はレーザダイオード310に印加される記録パルスが時間的に遅延された形を有する。ここで、遅延量はレーザダイオード310、PD&I/V増幅器302の動作特性によって変わり、装置が構成されてからはほとんど変わらない。遅延器406はPD&I/V増幅器302による遅延を考慮してADC 304のサンプリング動作を遅延させるために提供される。
【0040】
サンプリング制御器408は遅延器406からの記録制御信号によってADC304のサンプリング動作を制御するサンプリング制御信号及び演算部306に備わったマルチプレクサ及びデマルチプレクサの動作を制御する選択信号を生じる。選択信号は記録パルスを時間軸上において分割した区間のうち一つを指定する信号となり、各々の区間は再生パワー、ピークパワー、バイアス1パワー、バイアス2パワー、バイアス3パワーが印加される期間を表わす。
【0041】
このようなサンプリング制御信号はADC 304のサンプリング動作を制御する信号となり、サンプリングタイミングは各々再生パワー、ピークパワー、バイアス1パワー、バイアス2パワー、バイアス3パワーが印加される期間のうちから選択される。例えば、再生パワーをサンプリングするためのサンプリングタイミングは再生パワーが印加される期間のうち前部、中間部、後部のうちから任意に選択できる。このようなサンプリングタイミングは記録制御信号を遅延及び組合わせることにより決定される。
【0042】
ここで、サンプリング制御器408は記録パルス発生器404からの記録制御信号を1/2/4/8の倍率に分周して使用する。これは、ループタイムを調整するためのものである。
【0043】
APC 410は記録媒体の種類、ランド/グルーブ、選択された制御モードなどによってサンプリング制御器408、記録パルス発生器404の動作を制御し、制御に必要な情報はインタフェース部410を介して提供される。
【0044】
インタフェース部412はクロックCLK、再生/記録制御信号WG、NRZI信号、ランド/グルーブ判別信号L/Gなどを入力し、また、外部マイクロプロセッサーとインタフェースして記録媒体の種類、記録媒体による各種の制御情報を入力される。
【0045】
APC 410は選択された制御モードによってADC 304においてサンプリングされた値を処理して演算部306に提供するようにサンプリング制御器408を制御する。本発明で提案されるAPCモードとしては平均APCモード、ダイレクトAPCモード、ピークAPCモード、ボトムAPCモードがある。
【0046】
平均APCモードは以前のレーザダイオード出力値と現在のレーザダイオード出力値との平均によってAPC制御を行うモードであり、ダイレクトAPCモードは現在のレーザダイオード出力値によって制御を行うモードであり、ピークAPCモード及びボトムAPCモードは現在のレーザダイオード出力値によってAPC制御を行うが、ある区間におけるピーク値またはボトム値によってAPC制御を行うモードである。
【0047】
図3に示された装置において、記録パルス発生器404、遅延器406及びサンプリング制御器408は単一の集積回路に構成できる。また、前処理器402、ADC 304、演算部306、DAC 308、APC 410及びインターフェース部412も単一の集積回路に構成できる。
【0048】
このように、図3に示された装置を単一の集積回路に構成する理由は、レーザダイオード出力制御装置をピークアップ装置(図示せず)に組み付け可能にするためである。一方では、単一の集積回路に構成して構成要素間のインタフェース時に入りうる外乱を防止することにより、安定したレーザ出力制御動作を実現できる。特に、高容量、高速の光記録/再生装置においては構成要素間にやり取りする信号が高周波になって外乱に敏感になり、誤動作を引き起こす恐れがある。従って、このように構成要素を単一の集積回路に構成することにより誤動作を予防できる。
【0049】
図4は、図3に示された前処理器402の構成を示した詳細ブロック図である。図4に示されたように、前処理器402は、再生/記録ゲイン調節器504、ゲイン調節選択器506、低域通過フィルター508、ピークホルダー510、ボトムホルダー512及びモード選択スイッチ514を備える。
【0050】
I/V増幅器302b及び再生/記録ゲイン調節器504はPD&I/V増幅器302から出力される信号を各々与えられた増幅度によって増幅する。I/V増幅器302b及び再生/記録ゲイン調節器504は再生モードまたは記録モードによってモニターPD 302aの出力を増幅する増幅度を調節する。
【0051】
ゲイン調節選択器506はAPC 410から印加されるゲイン選択信号によってI/V増幅器302b及び再生/記録ゲイン調節器504のうち一つを選択するスイッチである。
【0052】
モード選択スイッチ514は、APC 410から印加されるモード選択信号によって低域通過フィルター508、ゲイン調節選択器506、ピークホルダー510及びボトムホルダー512からの信号のうち一つを選択する。
【0053】
モード選択信号がダイレクトAPCモードを表わす場合、モード選択スイッチ514はゲイン調節選択器506からの信号を選択して出力する。
【0054】
モード選択信号がピークAPCモードを表わす場合、モード選択スイッチ514はピークホルダー510からの信号を選択して出力する。ピークホルダーは与えられた区間における最大値を出力する。
【0055】
そして、モード選択信号がボトムAPCモードを表わす場合、モード選択スイッチ514はボトムホルダー512からの信号を選択して出力する。ボトムホルダー512は与えられた区間における最小値を出力する。
【0056】
図4に示された前処理器402は単一の集積回路に構成できる。
【0057】
図5は、図3に示された演算部306の構成を示した詳細ブロック図である。演算部306は、平均化器602と、基準レジスター604と、第1マルチプレクサ606と、減算器608と、除算器610と、加算器612と、第2マルチプレクサ614と、デマルチプレクサ616と、制御レジスターと、第3マルチプレクサ620及び第4マルチプレクサ622とを備える。
【0058】
平均化器602は、サンプリングノイズの除去及び低域通過フィルターリングを行う。平均化器602の動作により外乱に対する高い制御特性が得られる。
【0059】
平均化器602の出力は減算器608及び外部に出力される。平均化器602の出力を外部に出力する理由は、レーザダイオードのテストを行うに当たって外部マイクロプロセッサーにレーザダイオード310の出力値を検出させるためである。
【0060】
基準レジスター604は基準パワー値を記憶するものであって、再生パワー、ランド用ピークパワー、ランド用バイアス1パワー、ランド用バイアス2パワー、ランド用バイアス3パワー、グルーブ用ピークパワー、グルーブ用バイアス1パワー、グルーブ用バイアス2パワー、グルーブ用バイアス3パワーを記憶する9つのレジスターが備わる。ここで、基準レジスター604に含まれるレジスターの数は記録媒体の種類及び制御しようとするパワーレベルの数によって変わりうる。
【0061】
基準レジスター604に必要な基準パワー値を割り当てるためのマルチプレクサ(図示せず)が提供されうる。APC 410はインターフェース部412から基準パワー値を提供され、これをマルチプレクサを介して基準レジスター604に記憶する。一方では、外部マイクロプロセッサーからマルチプレクサを介して直接的に基準レジスター604に基準パワー値を印加することもできる。
【0062】
第1マルチプレクサ606は基準レジスター604のうち一つの基準レジスターを選択するために提供される。
【0063】
減算器608は基準レジスター604からの基準パワー値と平均化器602からの現在パワー値との差分値を演算して出力する。
【0064】
除算器610は減算器608からの差分値を1、1/2、1/4、1/8などに減衰させて出力する。これは、減算器608により得られた基準パワー値と現在パワー値との差分値を減衰させることにより目標値を追従する速度、すなわち補正速度を制御する効果を得させる。
【0065】
加算器612は、現在レーザダイオード310からのパワー値に除算器610からの差分値を加算して出力する。加算器612の出力はそのAPCが補正された値であって、制御レジスター618、第4マルチプレクサ622、DAC 308を介して補正された後にレーザダイオード310に提供される制御パワー値となる。
【0066】
第2マルチプレクサ614は初期設定時に基準レジスター604に記憶された基準パワー値を制御レジスター618に記憶可能にするために提供される。すなわち、初期設定時に、第2マルチプレクサ614は、第1マルチプレクサ606によって選択された基準レジスター604から出力される基準パワー値をデマルチプレクサ616によって選択された制御レジスター618に記憶可能にするために提供される。第2マルチプレクサ614の選択動作はAPC 410によって制御される。
【0067】
デマルチプレクサ616は加算器612によって得られた制御値を記憶する制御レジスターを選択するために提供される。
【0068】
制御レジスター618はレーザダイオード310に提供されるパワー値を記憶し、再生パワー、ランド用ピークパワー、ランド用バイアス1パワー、ランド用バイアス2パワー、ランド用バイアス3パワー、グルーブ用ピークパワー、グルーブ用バイアス1パワー、グルーブ用バイアス2パワー、グルーブ用バイアス3パワーを記憶するための9つのレジスターが備わる。ここで、制御レジスターに含まれるレジスターの数は基準レジスターでのように、記録媒体の種類及び制御しようとするパワーレベルの数によって変わりうる。
【0069】
図5には示されていないが、制御レジスター618に記憶された制御パワー値と外部マイクロプロセッサーとやり取りするためにデータ入出力端子が設けられうる。この場合、マイクロプロセッサーはこのようなデータ出力端子を介して制御レジスター618から現在制御パワー値を検出でき、また、データ入力端子を介して制御レジスター618に任意の制御パワー値を記憶できる。これにより、フォームウェア的にレーザダイオード出力制御装置が制御可能になる。
【0070】
第3マルチプレクサ620は制御対象となるパワー値を選択するために提供される。
【0071】
第4マルチプレクサ622はレーザダイオード310に提供されるパワー値を選択するために提供される。第4マルチプレクサ622の選択動作を制御する記録制御信号は記録パルス発生器404から提供される。
【0072】
図5示された装置において、第1マルチプレクサ606、デマルチプレクサ616及び第3マルチプレクサ620の選択動作は同期されなければならず、その選択動作はサンプリング制御器408からの選択信号によって決定される。例えば、再生パワーを制御するに当たって、基準レジスター604のうち再生パワーを記憶するレジスター及び制御レジスター618のうち再生パワーを記憶するレジスターが同時に選択されなければならない。
【0073】
第1マルチプレクサ606、デマルチプレクサ616及び第3マルチプレクサ620の選択動作を制御する選択信号はサンプリング制御器408から提供される。
【0074】
本発明に係るレーザダイオード出力制御装置の動作を図3ないし図5を参照して詳細に説明する。
【0075】
1)レーザダイオードのテスト動作において、
レーザダイオードの出力特性はレーザダイオードの動作温度によって変わる。従って、レーザダイオードを制御するに当たって、レーザダイオードの出力特性を調べる必要がある。レーザダイオードの出力特性を調べるに当たって、レーザダイオードに所定の制御値を印加した後に各々の制御値に対応するレーザダイオードの出力値を得る。制御値及び出力値を使ってレーザダイオードの出力特性曲線を得ることができる。
【0076】
このようにレーザダイオードを調べるに当たって、外部マイクロプロセッサーがレーザダイオードの出力を知る必要があり、このために、平均化器602の出力を外部に出力可能にする。
【0077】
外部マイクロプロセッサー(図示せず)はADC 304に所定の値を印加した後に平均化器602の出力値を検出することによりレーザダイオード310の現在パワー値が分かる。
【0078】
2)初期設定において、
光ディスク記録制御装置において、レーザダイオード310の出力を制御するための制御値を記憶する制御レジスター618はレーザダイオード310が動作する前にある値に初期化する必要がある。
【0079】
このような初期設定において、APC 410は、第2マルチプレクサ614が第1マルチプレクサ606の出力を入力するように制御する。
【0080】
第1マルチプレクサ606及びデマルチプレクサ616の動作はサンプリング制御器408からの選択信号によって制御される。例えば、選択信号が再生パワーを表わせば、第1マルチプレクサ606によって基準レジスター604のうち再生パワーを記憶した基準レジスターが選択され、デマルチプレクサ616によって制御レジスター618のうち再生パワーを記憶した制御レジスターが選択される。すなわち、選択信号が再生パワー、ランド用ピークパワー、ランド用バイアス1パワー、ランド用バイアス2パワー、ランド用バイアス3パワー、グルーブ用ピークパワー、グルーブ用バイアス1パワー、グルーブ用バイアス2パワー、グルーブ用バイアス3パワーを表わす時ごとに、基準レジスター604から制御レジスター618へと制御値が印加される。
【0081】
3)APCモードの設定
本発明に係るレーザダイオード出力制御装置は各々平均APCモード、ダイレクトAPCモード、ピークAPCモード及びボトムAPCモードで動作できる。これらの動作モードはAPC 410によって選択される。
【0082】
APC 410は、図4に示されたモード選択スイッチ514の選択動作を制御することにより動作モードを設定する。例えば、モード選択スイッチ514に印加される選択信号が平均APCモードを表わせば、モード選択スイッチ514は低域通過フィルター508の出力を選択する。
【0083】
4)各パワーレベルの調整
制御されるパワーの選択は第1マルチプレクサ606及び第3マルチプレクサ620によってなされる。第1マルチプレクサ606及び第3マルチプレクサ620の制御動作はサンプリングAPC 410からの選択信号によって制御される。
【0084】
減算器608は平均化器602の出力、すなわち、レーザダイオードの現在出力値及び第1マルチプレクサ606によって選択された基準レジスターからの基準パワー値を比較してその差分値を演算する。
【0085】
減算器608からの差分値は除算器610によって減衰されて加算器612に提供される。
【0086】
加算器612は除算器610からの差分値に第3マルチプレクサ620からの制御パワー値を加算してデマルチプレクサ616に提供する。デマルチプレクサ616は制御レジスター618のうち加算器612からの値を記憶する制御レジスターを選択する。
【0087】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明に係るレーザダイオード出力制御装置は、高速、高容量の光記録/再生機器に効果的に対応でき、光記録/再生機器の性能の向上に寄与できる。
【0088】
また、本発明に係るレーザダイオード出力制御装置を単一の集積回路に構成してピックアップ装置に搭載することにより、光記録/再生装置の小型化にも寄与できる。
【0089】
本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、本発明の思想内であれば、当業者による変形が可能であるということは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のレーザダイオード出力制御装置の構成を示したブロック図である。
【図2】本発明に係るレーザダイオード出力制御装置の構成を概念的に示したブロック図である。
【図3】本発明に係るレーザダイオード出力制御装置の構成を示した詳細ブロック図である。
【図4】図3に示された前処理器の構成を示した詳細ブロック図である。
【図5】図3に示された演算部の構成を示した詳細ブロック図である。
【符号の説明】
302 PD&電流−電圧(I/V)増幅器
302a モニターPD
302b I/V増幅器
304 アナログ−デジタル変換器(ADC)
306 演算部
308 デジタル−アナログ変換器(DAC)
310 レーザダイオード
312 制御部
402 前処理器
404 記憶パルス発生器
406 遅延器
408 サンプリング制御器
410 自動レーザパワー制御器(APC)
412 インターフェース部
504 再生記録ゲイン調節器
506 ゲイン調節選択器
508 低域通過フィルター
510 ピークホルダー
512 ボトムホルダー
514 モード選択スイッチ
602 平均化器
604 基準レジスター
606 第1マルチプレクサ
608 減算器
610 除算器
612 加算器
614 第2マルチプレクサ
616 デマルチプレクサ
618 制御レジスター
620 第3マルチプレクサ
622 第4マルチプレクサ

Claims (14)

  1. レーザダイオードから出力される光信号の現在パワー値を基準パワー値と比較し、比較の結果によってレーザダイオードの出力を制御するレーザダイオード出力制御装置において、
    前記レーザダイオードから出力される光信号の現在パワー値をサンプリングするサンプリング手段と、
    前記サンプリング手段から出力される光信号の現在パワー値及び基準パワー値に基づきレーザダイオードに印加される制御パワー値を出力する演算部と、
    前記レーザダイオードにより記録しようとする記録データに基づき前記サンプリング手段及び前記演算部の動作を制御する制御信号を生じる制御部とを備え、
    前記演算部は、
    レーザダイオードのパワー値を調整するための基準パワー値を記憶する基準レジスターと、
    前記レーザダイオードに印加されるパワー値を記憶する制御レジスターと、
    前記基準レジスターに記憶された基準パワー値と前記サンプリング手段からの現在パワー値との差を演算する減算器と、
    前記減算器の出力に前記制御レジスターに記憶されたパワー値を加算する加算器と、前記加算器の出力を記憶するための制御レジスターを選択する、マルチプレクサとともに用いられるデマルチプレクサとを備え、
    前記制御部は、NRZI信号に基づきパワー制御信号を生じ、かつパワー制御信号に基づきレーザダイオードに印加されるパワーを表わす記録制御信号を生じる記録パルス発生器と、前記記録パルス発生器で生じた記録制御信号に基づき前記サンプリング手段のサンプリング動作及び演算部の選択動作を制御する選択信号を生じるサンプリング制御器と、前記レーザダイオード出力制御装置の動作モードを制御する自動レーザパワー制御器(APC)とを備えることを特徴とするレーザダイオード出力制御装置。
  2. 前記サンプリング手段は、前記レーザダイオードの出力レベルをモニターリングするモニターフォトダイオードと、前記モニターフォトダイオードの出力を電流−電圧変換する電流−電圧増幅器と、前記電流−電圧増幅器の出力をサンプリングするアナログ−デジタル変換器とを備えることを特徴とする請求項1に記載のレーザダイオード出力制御装置。
  3. 前記電流−電圧増幅器と前記アナログ−デジタル変換器との間に設けられ、前記電流−電圧増幅器から出力される信号の増幅度を調節する前処理器をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載のレーザダイオード出力制御装置。
  4. 前記前処理器は、再生/記録モードによって前記電流−電圧増幅器から出力される信号の増幅度を調節する再生/記録ゲイン調節器と、前記制御部の制御により電流−電圧増幅器または前記再生/記録ゲイン調節器の出力を選択して前記アナログ−デジタル変換器に提供するゲイン選択スイッチとを備えることを特徴とする請求項3に記載のレーザダイオード出力制御装置。
  5. 前記前処理器は、前記ゲイン選択スイッチの出力を低域通過フィルターリングする低域通過フィルターと、前記ゲイン選択スイッチの出力からピーク値をホールドするピークホルダーと、前記ゲイン選択スイッチの出力からボトム値をホールドするボトムホルダーと、前記制御部の制御により前記低域通過フィルター、前記ゲイン選択スイッチ、前記ピークホルダー及び前記ボトムホールダーの出力のうちいずれか一つを選択して前記アナログ−デジタル変換器に提供するモード選択スイッチとをさらに備えることを特徴とする請求項4に記載のレーザダイオード出力制御装置。
  6. 前記サンプリング手段の遅延特性を補償するために、前記記録パルス発生器で生じた記録制御信号を遅延させて前記サンプリング制御器に提供する遅延器をさらに備えることを特徴とする請求項に記載のレーザダイオード出力制御装置。
  7. クロック信号、再生/記録制御信号、NRZI信号、ランド/グルーブ判別信号などを入力されて前記APCに提供するインターフェース部をさらに備えることを特徴とする請求項に記載のレーザダイオード出力制御装置。
  8. 前記減算器と前記加算器との間に設けられ、前記減算器の出力を減衰させて前記加算器に提供する除算器をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のレーザダイオード出力制御装置。
  9. 前記サンプリング手段の出力を平均化させて前記減算器に提供する平均化器をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のレーザダイオード出力制御装置。
  10. 外部マイクロプロセッサーが前記平均化器の出力を検出できるように設けられることを特徴とする請求項に記載のレーザダイオード出力制御装置。
  11. 前記基準レジスターのうち一つの基準レジスターを選択する第1マルチプレクサと、前記制御レジスターのうち一つの制御レジスターを選択し、選択された制御レジスターに記憶されたパワー値を前記加算器に提供する第3マルチプレクサとをさらに備え、前記第1マルチプレクサ、第2マルチプレクサ及び前記デマルチプレクサは前記制御部からの選択信号により同期されることを特徴とする請求項1に記載のレーザダイオード出力制御装置。
  12. 前記制御部からの記録制御信号により前記制御レジスターのうち一つを選択し、選択された制御レジスターに記憶されたパワー値を前記レーザダイオードに提供する第4マルチプレクサと、前記第4マルチプレクサの出力をデジタル−アナログ変換して前記レーザダイオードに提供するデジタル−アナログ変換器とをさらに備えることを特徴とする請求項11に記載のレーザダイオード出力制御装置。
  13. 選択された制御レジスターに記憶された制御パワー値を外部に出力するデータ出力端子をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載のレーザダイオード出力制御装置。
  14. 選択された制御レジスターに記憶される制御パワー値を外部から入力するためのデータ入力端子をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載のレーザダイオード出力制御装置。
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