JP3815058B2 - ターンテーブル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はターンテーブルに関し、試験管の振とう及び排出が行えるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
試料水の汚れ度合を計測したり微量物質を定量したりする場合には、試験管を円周に沿って移動させるターンテーブルが用いられる。
【0003】
従来のターンテーブルを図8に示す。固定台1の軸心位置にはモータ2が配置され、モータ2の出力軸2aには円盤形の回転台3が取り付けられている。回転台3の上面には同一円周上に等間隔に複数の穴4が形成されている。
【0004】
穴4に試験管を立てた状態で、モータ2により回転台3を回転させながら、試料や試薬を試験管の中へ順次に分注して計測する。つまり、ターンテーブルは試験管に試料や試薬を分注しながら移動させる自動運転をするのに用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、試薬等を分注した試験管を振って混合させる振とうを行うには試験管を振とう装置に移動しなければならず、また計測が終了したあとはターンテーブルから試験管を人手によって排出しなければなばない。
【0006】
一方、前記のターンテーブルに移動装置や排出装置を新たに設けると、装置全体が大型化しかつコスト高になる。
【0007】
そこで本発明は、斯る課題を解決したターンテーブルを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
斯かる目的を達成するための請求項1に係るターンテーブルの構成は、固定台の上に、振とうさせるためのガイド手段を介して振とう台を設け、振とう台を駆動するための第一駆動手段を設け、固定台の中央の下には昇降台を昇降自在に設けるとともに昇降台を駆動する第二駆動手段を設け、昇降台の上には、回転体を回転自在に設け、回転体を駆動するための第三駆動手段を設け、前記固定台及び振とう台の中央には回転体を昇降させるための挿通孔を形成し、振とう台の上には回転台を設け、回転台には試験管を立てた状態で保持する筒状のホルダを円周方向に沿って略等間隔に複数設け、前記回転体及び振とう台の上面と、回転台の下面とのうちの一方には凹部を形成して他方には前記凹部に嵌合する凸部を形成し、回転台上のホルダが回転する円周上の任意の点の下方に位置する振とう台には、自重で試験管を落下排出させるための排出孔を形成したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるターンテーブルの実施の形態を説明する。
【0010】
図1に示すように、1枚のベース1及び固定台2と一対の側板3とで架台4が構成されている。固定台2の上には、図2に示すように4組のすべり軸5を介して振とう台6が設けられている。
【0011】
すべり軸5の構造を図5に示す。すべり軸5は、2つの孔5aを有する可動部5bと、孔5aに挿入するための軸5cを有する一対の固定部5dとで構成される。図4に示すように、一方の孔5aに一方の軸5cを挿入し、他方の孔5aに他方の軸5cを挿入した状態で、夫々の固定部5dが皿ビス7を介して回転台6,固定台2に固定されている。そして、振とう台6を駆動するための第一駆動手段としてのモータ8が固定台2に固定して設けられている。一方の固定部5dが回転台6に取り付けられ、一方の孔5aに軸5cが挿入された可動部5bの他方の孔5aにモータ8の出力軸8aが挿入されている。出力軸8aは止めねじ9によって回り止めがされている。
【0012】
固定台2の下には昇降台10が昇降自在に設けられている。大径部11aを有する4本のガイド棒11の上端が固定台2に螺合され、4本のガイド棒11は昇降台10に形成した孔に夫々挿通されている。
【0013】
昇降台10の下面には第三駆動手段としてのモータ12が取り付けられ、モータ12の出力軸12aが昇降台10の上方へ突出している。そして、出力軸12aに回転体13が固着されている。
【0014】
昇降台10の下方に位置するベース1の上面には、昇降台10を駆動する第二駆動手段としてのモータ14が取り付けられ、モータ14の出力軸にはカム15が取り付けられている。カム15はモータ12の下面に当接しており、モータ12が最下位置を占めていることを検出するためのマイクロスイッチ16がベース1に取り付けられる一方、カム15にはドグ17が取り付けられている。
【0015】
昇降台10と共に回転体13を昇降させるために、固定台2には図1,2に示すように回転体13の外径寸法よりも少し大きい内径寸法の挿通孔18が形成され、振とう台6には図2,3に示すように回転体13の外径寸法よりも十分に大きい内径寸法の挿通孔19が形成されている。
【0016】
振とう台6の上には回転台20が設けられている。回転台20の外径寸法は挿通孔19の内径寸法よりも十分に大きく設定されている。図3に示すように回転台20と同一外径寸法の円板21が設けられ、回転台20と円板21とにわたって試験管29を保持するための円筒形のホルダ22が設けられる。このホルダ22は、図2に示すように同一円周に沿って等間隔に配置される。
【0017】
回転体13を上昇させて回転させることにより回転台20を安定して回転させることができるように回転体13の上面には円周方向へ等間隔に4つの凹部23が形成される一方、回転台20の下面には凹部23と対応する位置に凸部24が形成されている。また、振とう台6を振とうさせることにより振とう台6上に載せた回転台20を安定して振とうさせることができるように振とう台6の上面には4つの凹部25が形成される一方、回転台20の下面には凹部25と対応する位置に凸部26が形成されている。
【0018】
ホルダ22に保持されて振とう台6上に載せられた試験管29がホルダ22から下方へ排出されるようにするため、振とう台6及び固定台2には排出孔27,28が形成される。排出孔28は、ホルダ22が設けられる円周上の任意の点の下方に設けられる。一方、振とう台6が振とう(振とう台上のある点が円を描く運動のこと)する際に相互に180°をなす2位置(図2において最も上又は下)のうちの図2において最も下を占める現在位置であるA位置では回転台20が回転しながら試験管への分注が行われ、最も上を占めるB位置では回転台20が回転しながら試験管の排出が行われるような位置に排出孔27が形成されている。
【0019】
なお、凹部23,25と凸部24,26とを設ける部材は相互に逆であってもよい。
【0020】
次に、斯かるターンテーブルの作用を説明する。ホルダ22に試験管を入れ、回転台20を回転させながら試験管に試料等を分注し、その後に一本ずつ試験管を排出するまでを順を追って説明する。
【0021】
まず、12コのホルダ22内に人手又はロボットにより試験管29を挿入する。その際には、昇降台10が上がって回転体13が回転台20を押し上げた状態で行う。そのためには、モータ14を回転させてカム15を回転させる。すると、カム15がモータ12を押し上げるため、回転体13が上昇して凸部24が凹部23に嵌まり込み、回転台20が押し上げられる。このため、図6,7のように回転台20が振とう台6から離れて両者の間に隙間が生じ、試験管29の下面は振とう台6によって支持される。
【0022】
試験管29が挿入されたら、モータ12を回転させる。すると、回転運動が回転体13から回転台20へ伝わり、試験管29が円に沿って回転する。従って、作業者は同一位置で試験管29の内部へ試料を分注し、更に試薬を分注することができる。
【0023】
次に、モータ14を回転させることによりカム15を回転させて昇降台10を降下させる。昇降台10が最下点まで下がると、マイクロスイッチ16がこれを検出し、モータ14の回転が止まる。回転体13が降下すると回転台20は振とう台6上に載り、図1のように凸部26が凹部25に嵌まり込む。回転体13が回転台20から離れているので、モータ8を回転させると、振とう台6と共に回転台20が振とうする。
【0024】
振とうの動作を図4に基づいて説明する。モータ8の出力軸8aが回転すると、出力軸8aに可動部5bが固着されていることから、出力軸8aのまわりを固定部5dが回転する。つまり、振とう台6上の夫々の点が半径Rの円運動を行い、即ち振とう台6が振とうすることになる。この振とうにより、試験管29内の試料と試薬とが混合される。
【0025】
回転台20は、図2の右下に矢印で示すように円運動(振とう)をするが、各点が図2の右下の円運動におけるA位置を占めるときに回転台20を降下させると凸部26と凹部25とが嵌合するようになっている。このときの振とう台6の排出孔27は図2(a)の位置を占める。
【0026】
振とうが終了した後はモータ14を回転させる。最下点から150〜210度だけカム15を回転させると、再び凸部24が凹部23にはいり込み、回転体13が回転台20を押し上げる。このため、回転台20は振とう台6から離れて図6,7の状態になる。このように回転台20を振とう台6から浮かせた状態で振とう台6のみを図2の右下の円運動のA位置からB位置まで180°だけ回転させる。すると、排出孔27がホルダ22の真下に移動し、排出孔28の位置と重なる。従って、モータ12を回転させて回転台20を回転させることにより、試験管29を排出孔27,28より落下させて順次に排出することができる。
【0027】
【発明の効果】
以上の説明からわかるように、請求項1に係るターンテーブルによれば試験管を回転させる機構のほかに振とうさせる機構と排出させる機構とを設けたので、試験管に入れた試料の計測等が省スペースで行える。また、自動測定装置への適用が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるターンテーブルの正面図。
【図2】本発明によるターンテーブルの平面図。
【図3】図1のA−A矢視図。
【図4】本発明によるターンテーブルの要部の構成図。
【図5】本発明によるターンテーブルにおけるすべり軸の分解斜視図。
【図6】本発明によるターンテーブルの作用を示すための正面図。
【図7】本発明によるターンテーブルの作用を示すための断面図。
【図8】従来のターンテーブルに係り、(a)は平面図、(b)は正面図。
【符号の説明】
2…固定台
5…すべり軸
6…振とう台
8,12,14…モータ
10…昇降台
15…カム
18,19…挿通孔
20…回転台
22…ホルダ
23,25…凹部
24,26…凸部
27,28…排出孔

Claims (1)

  1. 固定台の上に、振とうさせるためのガイド手段を介して振とう台を設け、振とう台を駆動するための第一駆動手段を設け、固定台の中央の下には昇降台を昇降自在に設けるとともに昇降台を駆動する第二駆動手段を設け、昇降台の上には回転体を回転自在に設け、回転体を駆動するための第三駆動手段を設け、前記固定台及び振とう台の中央には回転体を昇降させるための挿通孔を形成し、
    振とう台の上には回転台を設け、回転台には試験管を立てた状態で保持する筒状のホルダを円周方向に沿って略等間隔に複数設け、前記回転体及び振とう台の上面と、回転台の下面とのうちの一方には凹部を形成して他方には前記凹部に嵌合する凸部を形成し、
    回転台上のホルダが回転する円周上の任意の点の下方に位置する振とう台には、自重で試験管を落下排出させるための排出孔を形成したことを特徴とするターンテーブル。
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