JP3448576B2 - キュベット搬送装置 - Google Patents

キュベット搬送装置

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JP3448576B2
JP3448576B2 JP2001290633A JP2001290633A JP3448576B2 JP 3448576 B2 JP3448576 B2 JP 3448576B2 JP 2001290633 A JP2001290633 A JP 2001290633A JP 2001290633 A JP2001290633 A JP 2001290633A JP 3448576 B2 JP3448576 B2 JP 3448576B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、例えば血漿や尿などの
成分分析を行う際に、検体や試薬などの被測定液体が収
納され得るキュベットの姿勢を規定しつつ搬送すること
のできるキュベット搬送装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のキュベットやキュベット搬送装置
としては、例えば、実開平3−25157号公報や、実
願平5−76588号出願に添付の明細書や図面に記載
されている。 【0003】従来のキュベット搬送装置について図4お
よび図5に従い説明する。図4は平面図で図5は縦断面
図である。 【0004】これらの図に示すように、キュベット1は
試験管のように円筒状を呈し、上端に鍔部2が形成され
ているだけであった。 【0005】また、キュベット搬送装置は、キュベット
1・・・を首吊り状態で一列に移送するシュート3と、
これらのキュベット1・・・を1個ずつ分離して若干持
ち上げる位置決機4とによって構成されている。 【0006】位置決機4には円筒状の空間5が設けられ
ており、当該空間5の内部に2枚の円板6、7が平行に
備えられている回転体8が回転自在に内挿されている。 【0007】前記円板6、7にはその周囲の共通位置に
3個の円弧状の凹所9・・が等間隔で削設されている。
当該凹所9はその幅がキュベット1の胴部の直径よりも
大で鍔部2の直径よりも小となるように形成されてい
る。 【0008】また、位置決機4には、下部にモータ10
が設けられており、当該モータ10の回転軸11が前記
回転体8の中央下部に固設され、回転体8はモータ10
によって図6中時計方向に回転駆動されるように構成さ
れている。従って、前記モータ10が回転すると、キュ
ベット1は円板6、7と共に、回転体8の中心の周囲の
一部を公転することになる。 【0009】キュベット1の取り出し口には、当該キュ
ベット1を上方に押し出すための、下端から上方に向か
って傾斜している底部ガイド12が設けられると共に、
キュベット1の周側に摺接する側部ガイド13、14
が、下方の円板6を上下から挟む位置に設けられてい
る。 【0010】15は、キュベット1を検出するマイクロ
スイッチで、16はそのアクチュエータである。 【0011】而して、シュート3から1列で連続的に移
送されてきたキュベット1は、分離されて1個ずつ円板
6、7の凹所9に水平方向に挿入され、回転体8が回転
すると、キュベット1は円板6、7と共に、回転体8の
中心の周囲の一部を公転することになる。 【0012】そして、底部ガイド12上に到達し、更に
回転体8が回転すると、キュベット1の外底部が底部ガ
イド12上を摺動して上方に押し出されることになる
が、同時に側部ガイド13、14によって左方(図4参
照)に案内され、円板6、7の凹所9から離脱すること
になる。 【0013】そこで、回転体8から離脱したキュベット
1を、内側が円弧状のチャッキングフィンガにて弾性的
に挟持して所定の場所に移動させるものである。 【0014】 【発明が解決しようとする課題】前述のような従来の技
術においては、キュベット1は自由に回転するので、内
部に液体が収納され、使用状態において鉛直方向の軸線
と交差する方向から測定光線を照射し、前記液体の特性
を測定するには不都合であった。 【0015】即ち、キュベット1内を通過する透過光の
吸光量を的確に測定するためには、その測定光線の被照
射面が平坦である必要があるが、キュベット1に部分的
に平坦面が形成されていても、搬送中に回転したのでは
被照射面が平坦面に合致するとは限らず、そのような場
合には、平坦面を形成する意味がなくなる、という課題
を有していた。 【0016】本発明はかかる従来の技術の課題に鑑みて
なされたもので、搬送中にキュベットの姿勢を制御して
被照射面が平坦面と合致し得るキュベット搬送装置を実
現せんとするものである。 【0017】 【課題を解決するための手段】 【0018】本発明は、内部に液体が収納され、使用状
態において鉛直方向の軸線と交差する方向から測定光線
を照射し、前記液体の特性を測定するための、少なくと
も一部の水平方向断面の外型が矩形を呈しているキュベ
ットの搬送装置であって、前記キュベットを遊嵌状態で
保持し一定の回転中心の周囲に公転させる容器保持手段
と、公転中の前記キュベットの矩形部に摺接して当該キ
ュベットの姿勢を規定する姿勢規定手段が備えられてい
ることを特徴とするものである。 【0019】 【作用】本発明では、キュベットを遊嵌状態で保持し一
定の回転中心の周囲に公転させる容器保持手段と、公転
中の前記キュベットの矩形部に摺接して当該キュベット
の姿勢を規定する姿勢規定手段が備えられているので、
前記キュベットの矩形部に姿勢規定手段が摺接すること
によって、当該キュベットは容器保持手段内にて適当に
回転し、矩形部の平面が姿勢規定手段に当接し馴染んだ
姿勢を維持することになる。 【0020】 【実施例】図1は本発明の実施例を示す。図1はキュベ
ット搬送装置の分解斜視図であり、図2はキュベット搬
送装置の部分断面正面図である。 【0021】これらの図において、従来技術を示す図
4、図5と同一部分には同一の符号を付す。 【0022】図3において、キュベット1は、その上端
近傍の水平方向断面の外型が矩形を呈し、当該上部矩形
部17の鉛直方向下部に円形の鍔体2が形成されてい
る。そして当該鍔体2の直下から所定寸法(1cm程
度)の部分は、水平方向断面の外型が円形を呈してお
り、当該円形部18の鉛直方向下部には、水平方向断面
の外型が前記上部矩形部17と平行な辺を有する下部矩
形部19が形成されている。 【0023】そして、内型は上部矩形部17から円形部
18にかけて円形を呈し、下部矩形部19の内型は各辺
が外型と平行な矩形を呈している。即ち、内側は上部が
円筒形で下部が角筒形となっている。なお、上部矩形部
17の内型は、その外型と同様に矩形を呈していてもよ
い。この場合には、上部矩形部17の肉厚が均一になっ
て樹脂成形時の歪みを抑制することができる。 【0024】図1において、キュベット搬送装置は、従
来装置と同様に、キュベット1・・・を首吊り状態で一
列に移送するシュート3と、これらのキュベット1・・
・を1個ずつ分離して若干持ち上げる位置決機4とによ
って構成されている。 【0025】位置決機4には円筒状の空間5が設けられ
ており、当該空間5の内部に2枚の円板6、7が平行に
備えられている回転体8が回転自在に内挿されている。 【0026】前記円板6、7にはその周囲の共通位置
に、3個の円弧状の凹所9・・、20・・が夫々等間隔
で削設されている。当該凹所9、20は、その幅がキュ
ベット1の円形部18の直径よりも若干大で鍔部2の直
径よりも若干小となるように設定されている。なお、円
弧状の凹所9・・の数は3個以上でも以下でもよい。 【0027】また、位置決機4には、下部にモータ10
が設けられており、当該モータ10の回転軸11が前記
回転体8の中央下部に固設され、回転体8はモータ10
によって図中時計方向に回転駆動されるように構成され
ている。従って、前記モータ10が回転すると、前記シ
ュート4を滑落し供給されてきたキュベット1は円板
6、7の凹所9、20に水平方向から挿入され、当該凹
所9、20に遊嵌された状態で、回転体8と共にその中
心の周囲の一部を公転することになる。 【0028】キュベット1の取り出し口には、当該キュ
ベット1を上方に押し出すための、下端から上方に向か
って傾斜している底部ガイド12が設けられると共に、
キュベット1の周側に摺接する側部ガイド14、21
が、下方の円板6を上下から挟む位置に設けられてい
る。 【0029】ところで、前記側部ガイド14、21のう
ち下方の側部ガイド21の形状が従来装置の側部ガイド
13と異なっている。即ち、図1および図2から明らか
なように、下方の側部ガイド21は幅広となっており、
そのキュベット1との摺接部がキュベット1が通過する
通路の若干内側(キュベット1に近い側)に位置してお
り、当該下方の側部ガイド21の摺接部がキュベット1
の下部矩形部19と摺接するように構成されている。 【0030】なお、下方の側部ガイド21の導入部に
は、図1に示すように、キュベット1を案内するための
テーパ部21aが形成されている。15は、キュベット
1を検出するマイクロスイッチで、16はそのアクチュ
エータである。 【0031】而して、前述のようにシュート3から1列
で連続的に移送されてきたキュベット1は、分離されて
1個ずつ回転体8の円板6、7の凹所9に水平方向に挿
入され、当該回転体8が回転すると、キュベット1は円
板6、7と共に、回転体8の中心の周囲の一部を公転す
ることになる。 【0032】そして、キュベット1が前記側部ガイド1
4、21との摺接位置まで到来すると、図2に示すよう
に、先ず、キュベット1の下部矩形部19が下方の側部
ガイド21のテーパ21aと摺接するが、このときキュ
ベット1は凹所9、20に遊嵌状態で保持されているの
で、当該凹所9、20内にて適当に回転し、下部矩形部
19が側部ガイド21に接触した状態で安定となり、キ
ュベット1の下部矩形部19が、下方の側部ガイド21
の直線部21bに当接し馴染んだ姿勢を維持することに
なる。 【0033】キュベット1が、前記側部ガイド14、2
1との摺接位置まで到来すると同時に、その底部が底部
ガイド12上に到来し、その外底部が底部ガイド12上
を摺動して上方に押し出される。 【0034】即ち、キュベット1は、その下部矩形部1
9の平面が、姿勢規定手段としての側部ガイド21の直
線部21bと平行となる姿勢に規定された状態で案内さ
れ、円板6、7の凹所9、20から離脱することにな
る。 【0035】 【発明の効果】本発明では、キュベットを遊嵌状態で保
持し当該キュベットの姿勢を規定する姿勢規定手段が備
えられているので、前記キュベットの矩形部に姿勢規定
手段が摺接することによって、矩形部の平面が姿勢規定
手段に当接し馴染んだ姿勢を維持することになる。従っ
て、キュベットは常時所定の姿勢を維持した状態とな
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明にかかるキュベット搬送装置の分解斜視
図である。 【図2】本発明にかかるキュベット搬送装置の部分断面
正面図である。 【図3】キュベットの外観斜視図である。 【図4】従来のキュベット搬送装置の平面図である。 【図5】従来のキュベット搬送装置の縦断面図である。 【符号の説明】 1 キュベット 2 鍔部 3 シュート 4 位置決機 5 空間 6 円板 7 円板 8 回転体 9 凹所 10 モータ 11 回転軸 12 底部ガイド 13 側部ガイド 14 側部ガイド 15 マイクロスイッチ 16 アクチュエータ 17 上部矩形部 18 円形部 19 下部矩形部 20 凹所 21 下方の側部ガイド 21a テーパ部 21b 直線部 22 隅部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 内部に液体が収納され、使用状態におい
    て鉛直方向の軸線と交差する方向から測定光線を照射
    し、前記液体の特性を測定するための、少なくとも一部
    の水平方向断面の外型が矩形を呈しているキュベットの
    搬送装置であって、前記キュベットを遊嵌状態で保持し
    一定の回転中心の周囲に公転させる容器保持手段と、公
    転中の前記キュベットの矩形部に摺接して当該キュベッ
    トの姿勢を規定する姿勢規定手段が備えられていること
    を特徴とするキュベット搬送装置。
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JP5923270B2 (ja) * 2011-10-07 2016-05-24 株式会社日立ハイテクノロジーズ 検体処理システム
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