JP3813995B2 - 根巻ボタン付けミシン - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は根巻ボタン付けミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
ボタン付けミシンにおいては、ボタン付けと称する縫製工程と根巻と称する縫製工程によって各種のボタンを被縫製物に縫合している。
【0003】
図3は平ボタンを例にとってこの縫製工程を説明する断面図であり、図3(A)はボタン付け、図3(B)は根巻の工程を示す。また、図4〜図6は各種のボタンを示す図で、図4は2つ穴の平ボタンの平面図、図5(A)はシャンクボタンの側面図、図5(B)は同裏面図、図6(A)はマーブルボタンの側面図、図6(B)は同裏面図である。
【0004】
図3(A)及び(B)において、20は布台、21は平ボタン、22は針棒である。
図3(A)のボタン付け工程の場合は、布台20上に載置された被縫製物23の上に平ボタン21を図示しない支持手段によって支持し、針棒22を平ボタン21の穴30を貫通して上下動させることによってボタン21を被縫製物23へ縫い付ける。
【0005】
図3(B)の根巻工程の場合は、ボタン付け工程で縫われたボタン21と被縫製物23の間の糸24を補強するように該糸24の周囲へ糸を回す。
【0006】
ところで、要求される縫い品質やボタンの種類、ボタンの穴30の大きさ等により、ミシンの縫い速度を変化させる必要があるため、縫い速度設定手段が設けられている。
【0007】
特に図6のマーブルボタンの場合、他の種類のボタンに比べボタンの穴30の長さが長いため、ボタン付け縫いの際に針折れを防ぐために縫い速度を低くする必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが従来の根巻ボタン付けミシンの縫い速度設定装置は単一の速度設定手段により縫い速度を決定していたので、ボタン付けと根巻の縫い速度を別々に設定することができなかった。
【0009】
このため、縫い速度を低く設定した場合、ボタン付けの縫い速度のみならず根巻の縫い速度も同時に低くなるので、全体のサイクルタイムが長くなり、生産性が落ちてしまう。
【0010】
従って本発明の目的は、ボタン付け工程の縫い速度と根巻工程の縫い速度とを独立に設定可能な根巻ボタン付けミシンを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明によれば、ボタンを被縫製物に縫い付けるボ
タン付け工程と縫い付けたボタンと被縫製物との間の縫製糸を補強する根巻工程とを有する根巻ボタン付けミシンにおいて、ミシンモータと、ミシンモータにより駆動されて上下動する針棒と、ミシンモータの回転速度を制御するミシンモータ制御回路と、ボタン付け工程の縫い速度を設定する第1の縫い速度設定手段と、根巻工程の縫い速度を前記ボタン付け工程の縫い速度より高く設定する第2の縫い速度設定手段と、ボタン付け工程の際に前記第1の縫い速度設定手段により設定された速度で前記ミシンモータを回転させ、根巻工程の際に前記第2の縫い速度設定手段により設定された速度で前記ミシンモータを回転させる制御手段とを設けたことを特徴とする根巻ボタン付けミシンが提供される。
【0012】
【作用】
マーブルボタン等のようにボタン付け工程の時に針折れが生ずるおそれのあるボタンの場合にはボタン付け工程の縫い速度設定手段によりボタン付け工程のみ縫い速度を低く設定し、根巻工程の縫い速度は高速にすることができる。
【0013】
【実施例】
以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。
【0014】
図1は本実施例による根巻ボタン付けミシンの構成ブロック図、図2は本実施例により縫い速度を変更する際の手順を簡略的に示すフローチャートである。
【0015】
図1において、1はボタン付け速度設定用ボリューム、2は根巻速度設定用ボリュームであり、これらのボリューム1,2からのアナログ信号はそれぞれA/D変換回路3によりA/D変換された後、入力装置4へ入力される。なお、ボタン付け速度設定用ボリューム1はボタン付け工程の縫い速度を設定する第1の縫い速度設定手段を構成し、根巻速度設定用ボリューム2は根巻工程の縫い速度を設定する第2の縫い速度設定手段を構成する。
【0016】
入力装置4の入力側にはこのほか、ペダルスイッチ9が接続されている。
入力装置4の出力側はCPU5の入力側へ接続されている。
CPU5の入力側にはこのほかROM6、RAM12が接続されており、出力側には出力装置7を介してミシンモータ制御回路8が接続されている。なお、RAM12はCPU5と双方向に入出力可能に接続されている。CPU5,ROM6は、ボタン付け工程の際に第1の縫い速度設定手段により設定された速度でミシンモータを回転させ、根巻工程の際に第2の縫い速度設定手段により設定された速度でミシンモータを回転させる制御手段を構成する。
【0017】
CPU5からミシンモータ13を始動する指令(回転指令)及び速度指令が発せられ、該指令は出力装置7、ミシンモータ制御回路8を経てミシンモータ13へ伝えられる。
【0018】
本実施例はこのように速度設定用ボリューム1と根巻速度設定用ボリューム2が独立に設けられているので、それぞれの速度を別個に設定することができる。
ROM6には縫い速度を制御するためのプログラムが格納されている。
【0019】
以上の構成を有する実施例において、ペダルスイッチ9をオンするとCPU5はROM6内のプログラムに従い、図2のフローチャートに示す動作が行なわれる。
【0020】
ボタン付け速度設定用ボリューム1による設定データがA/D変換回路3、入力装置4を介してCPU5に入力されており、ステップ1においてこのボタン付け速度設定データを読み込む。
【0021】
ステップ2において、ミシンモータ制御回路8に回転指令を与えてミシンモータを起動する。これはペダルスイッチ9からのオン信号を受けたことに対しての処理である。また、これと同時に、ステップ1で読み込んだボタン付け速度設定データを速度指令としてミシンモータ制御回路8に与える。これにより、設定されたボタン付け速度でボタン付け動作が行なわれる。
【0022】
根巻速度設定用ボリューム2による設定データがA/D変換回路3、入力装置4を介してCPU5に入力されており、ステップ3においてこの根巻速度設定データを読み込む。
【0023】
このようにして読み込んだ根巻速度設定データを、ステップ4においてミシンモータ13の速度指令として出力装置7を介してミシンモータ制御回路8に与える。このようにして、設定された根巻速度で根巻動作が行なわれる。
【0024】
以上本発明の根巻ボタン付けミシンを実施例に基づいて説明したが、本発明はこの実施例には限定されず、種々変形可能である。
【0025】
【発明の効果】
本発明の根巻ボタン付けミシンによれば、ボタン付け工程の縫い速度設定手段と、根巻き工程の縫い速度をボタン付け工程の縫い速度よりより高く設定する根巻工程の縫い速度設定手段を設けたので、マーブルボタン等のようにボタン付け工程の時に針折れが生ずるおそれのあるボタンの場合にはボタン付け工程の縫い速度設定手段によりボタン付け工程のみ縫い速度を低く設定し、根巻工程の縫い速度は高速にすることができる。従って、全体のサイクルタイムを短くして生産性を向上させることができる。
【0026】
また、ボタン付け、根巻の各々に最適な縫い速度を設定できるので、仕上りの美しい縫製を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例による根巻ボタン付けミシンの構成ブロック図である。
【図2】 本実施例により縫い速度を変更する際の手順を簡略的に示すフローチャートである。
【図3】 平ボタンの縫製作業を説明する図であり、(A)はボタン付け工程の断面図であり、(B)は根巻工程の作業を示す断面図である。
【図4】 図4〜図6は各種のボタンを示す図で、図4は2つ穴の平ボタンの平面図、
【図5】 シャンクボタンを示し、(A)は側面図、(B)は同裏面図である。
【図6】 マーブルボタンを示し、(A)は側面図、(B)は同裏面図である。
【符号の説明】
1 速度設定用ボリューム(第1の縫い速度設定手段)
2 根巻速度設定用ボリューム(第2の縫い速度設定手段)
3 A/D変換回路
4 入力装置
5 CPU
6 ROM
7 出力装置
8 ミシンモータ制御回路
9 ペダルスイッチ
12 RAM
13 ミシンモータ
20 布台
21 平ボタン
22 針棒
23 被縫製物
24 糸
30 ボタンの穴

Claims (1)

  1. ボタンを被縫製物に縫い付けるボタン付け工程と縫い付けたボタンと被縫製物との間の縫製糸を補強する根巻工程とを有する根巻ボタン付けミシンにおいて、
    ミシンモータと、
    ミシンモータにより駆動されて上下動する針棒と、ミシンモータの回転速度を制御するミシンモータ制御回路と、
    ボタン付け工程の縫い速度を設定する第1の縫い速度設定手段と、
    根巻工程の縫い速度を前記ボタン付け工程の縫い速度より高く設定する第2の縫い速度設定手段と、
    ボタン付け工程の際に前記第1の縫い速度設定手段により設定された速度で前記ミシンモータを回転させ、根巻工程の際に前記第2の縫い速度設定手段により設定された速度で前記ミシンモータを回転させる制御手段とを設けたことを特徴とする根巻ボタン付けミシン。
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