JP3813665B2 - 文書表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、種々の言語が混在する文書を表示する文書表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータネットワークの発達とともに、種々のデータベースにアクセスして、さまざまな情報を取得することが可能となっている。特に、インターネットは、全世界的に張り巡らされたネットワークであり、そこから得られる情報(文書)は、さまざまな国の言語で記述されており、中には、一つの文書中に種々の言語が混在するものも見受けられる。こういった文書を取得して表示する従来の文書表示装置は、取得した文書をそのまま全て表示している。そして、一画面に表示しきれない文書は、一定の速さでスクロールしたりすることにより表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、種々の言語が混在する文書が表示された場合、利用者は理解可能な言語の文書を選択して読み進むことになるが、上記した従来の文書表示装置では、全ての文書が一様に表示されるため、その選択に手間取るといったことがあり、取得した文書の読解(処理)効率が悪いといったことがある。こういった事態は、混在する言語が英語と日本語といった、一見して明らかに異なる言語の場合には、生じることは少ないが、例えば、アルファベットで記述されるような言語同士のように、即座には判別ができないような場合には、特に顕著になる。
【0004】
また、利用者は、画面をスクロールしながら、取得した文書中に、理解可能な言語で書かれた文書を探していくことになるが、最終画面までスクロールした結果、そういった文書がないといったこともあり、結局、時間を無駄にしてしまうといったことがある。一方、あった場合でも、その文書が短く、そこから得られる情報量が少ない為、わざわざスクロールする必要もなかったといったこともある。こういった場合も、取得した文書の読解(処理)効率の低下につながる。
【0005】
さらに、従来の文書表示装置では、種々の言語が混在する文書をスクロールしながら読み進む場合、スクロール速度が一定なので、その速度が、利用者の得意な言語の文書を読むのに適しているときは、不得意な言語の文書をよむことができず、一方、その速度が、不得意な言語の文書を読むのに適しているときは、得意な言語の文書を読むときにまどろっこしいといったことがある。したがって、いずれにしても、取得した文書の読解(処理)効率の低下につながるといったことがある。
【0006】
本発明は、上記した従来の文書表示装置の問題点を解消した、文書の読解(処理)効率の高い文書表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明は、種々の言語が混在する文書を表示する文書表示装置であって、取得された文書を保持する文書保持部と、前記文書保持部に保持された前記文書を当該文書に含まれる区切り情報にしたがって分割する文書分割手段と、前記文書分割手段による分割後の各分割文書に対して、各言語に固有な語が含まれているか否か、または、特定の言語のみに使用される文字又は記号が含まれているか否かを判定することにより、当該各分割文書の言語種別を判定する言語種別判定手段と、前記言語種別判定手段の判定結果に基づき、各分割文書を言語種別毎に異なった表示形態で表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図15を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る文書表示装置100の構成を示すブロック図である。
本図に示すように、文書表示装置100は、文書取得部111、文書分割部112、分割文書保持部113、言語判定部114、言語グループ設定部115、言語別データ量計算部116、表示・非表示判定部117、言語情報作成部118、表示文書読出部119、画面送り制御部120、表示データ生成部121、表示制御部122、表示部123および入力部124を備えている。
【0009】
なお、本実施の形態では、文書取得部111が通信回線を介してインターネットに接続されており、外部データベースとしてのWWW(World Wide Web) サーバから情報(文書)を取得するよう設定されている。
文書取得部111は、取得文書保持部(図示せず)を有し、入力部124から入力されるURL(Uniform Resource Rocator)等で特定されるWeb上のデータ(HTML(Hyper Text Markup Language)文書)を取得し、取得した文書を前記取得文書保持部に保持する。
【0010】
文書分割部112は、取得文書保持部に文書が保持されると、保持された文書を、先頭から順に、セミコロン、コロン、ピリオド、句点または改行記号毎に区切り、区切られた各文書(以下、「分割文書」という)を、区切った順に、分割文書保持部113に格納する。取得される文書は種々の言語で書かれており、また、一つの文書中に種々の言語が混在するものも存在するため、色々な言語で使用されている文区切り記号(セミコロン、コロン、ピリオド、句点)によって、一文を認定し、また、言語によっては、文区切り記号を用いないものもあるので、そういった言語に対応するため、改行記号によって一文を認定するのである。また、区切り情報としてHTMLタグの<P>(パラグラフ区切り記号)、<BR>(改行記号)等をさらに用いることもできる。
【0011】
分割文書保持部113は、図2に示すように、分割文書を格納する分割文書格納領域201と、格納された各分割文書毎に付与されるSL(原文言語)を格納する原文言語格納領域202とからなる。SLとは、文書分割部112によって分割文書保持部113に格納された分割文書が何語かを識別する情報であり、例えば、英語であれば識別子「ENG」が、日本語であれば識別子「JPN」が、SLとして付与される。
【0012】
言語判定部114は、分割文書保持部113に保持された各分割文書毎にその言語を判定し、判定結果を分割文書保持部113の対応する言語格納領域202にSLとして格納する。判定は、判定対象となる分割文書に、各言語に固有な語が含まれているか否かによって行う。この方法に付いては、特開平2ー25973号公報に詳述されているので詳細な説明は省略する。また、判定対象となる分割文書に、特定の言語にのみ使用される文字又は記号が含まれているか否かを判定することにより、分割文書の言語を決定してもよい。この方法については、特開昭61ー139884号公報に詳述されているのでここでの詳細な説明は省略する。
【0013】
言語グループ設定部115は、図3に示すような言語グループ格納表300を備えている。言語グループ格納表300は、第1〜第3の各言語グループに対応させて、言語を格納する言語格納領域301と表示・非表示の設定が行われる表示・非表示設定領域302と表示形態の設定が行われる表示形態設定領域303とからなる。
【0014】
第1〜第3の各言語グループは言語に対する利用者の理解度によって分けられたグループである。第1グループは、利用者にとって容易に理解可能な言語のグループであり、例えば、母国語などが相当する。第2グループは、少し時間をかければ理解可能な言語のグループであり、例えば、利用者が学習した経験のあるような言語が相当する。第3グループは、利用者にとって全く理解不可能な言語のグループである。第1、第2の各言語グループに属する言語は、利用者によって入力部124から入力され、言語グループ設定部115は、入力された言語を言語グループ格納表300の対応する言語格納領域301に格納する。第3グループは、第1、第2のグループに属する言語以外の全ての言語を示す。
【0015】
表示・非表示設定領域302は、対応する各言語グループに属する言語の文書を表示するか否かの設定状態を保持する領域であり、利用者によって入力部124を介して、表示/非表示の切り替え指示がなされ、言語グループ設定部115は切り替え指示にしたがって、表示/非表示の設定状態の変更を行う。
表示形態設定領域303は、対応する各言語グループに属する言語の文書を表示する際の、表示形態の設定状態を保持する領域であり、利用者によって入力部124を介して表示形態の指示がなされ、言語グループ設定部115は指示された表示形態を指示された言語グループに対応する領域に設定する。
【0016】
言語別データ量計算部116は、図4に示すような、表示順グループ別データ量表400とグループ別データ量合計表450とを備える。言語別データ量計算部116は、文書分割保持部113に格納された各分割文書のデータ量を先頭のものから順に計算し、計算したデータ量をその言語が属する言語グループ名と対応付けて、表示順グループ別データ量表400に格納する。なお、同一の言語グループに属する言語の分割文書が連続する場合は、それらのデータ量を合計した上で、その言語グループ名と対応付けて、表示順グループ別データ量表400に格納する。以下、表示順グループ別データ量表400に格納されるデータ量各々を「表示単位データ量」という。次に、言語別データ量計算部116は、表示順グループ別データ量表400に格納されたデータ量を言語グループ別に集計し(以下、集計された各言語グループのデータ量を「グループデータ量」という)、集計結果をグループ別データ量合計表450の対応する格納領域(451〜453のいずれか)に格納する。さらに、言語別データ量計算部116は、全言語グループのグループデータ量を合計して、取得文書全体のデータ量U(以下、「取得文書データ量」という)を算出し、グループ別データ量合計表450の格納領域454に格納する。
【0017】
表示・非表示判定部117は、言語グループ格納表300とグループ別データ量表400とを参照し、第1グループと第2グループの内、表示・非表示設定領域302において「表示」と設定されている言語グループのグループデータ量の合計Gを算出する。次に、取得文書データ量Uに対するGの比率rを算出し、比率rと予め設定されている比率Rとを比較して、比率rが比率Rより大きければ、表示文書読出部119に対し、表示文書の読出指示を行い、比率rが比率R以下であれば、表示文書読出部119に対し、取得文書の非表示決定を通知する。なお、比率Rは、表示対象の文書(取得文書)を表示部123に表示するか否かを決定するための判断基準となる値であり、予め、入力部124を介して利用者により設定される。
【0018】
言語情報作成部118は、言語別データ量計算部116の表示順グループ別データ量表400に格納されている表示単位データ量各々の取得文書データ量Uに対する比率を算出する。そして、算出した比率を基にして、取得文書全体に対する各表示単位データ量の占める割合を表す棒グラフ状の表示順グループ別割合グラフを作成する。また、言語情報作成部118は、言語グループ設定部115の言語グループ格納表300を参照して、各言語グループの文書の表示形態を示すグループ別表示形態案内表を作成する。
【0019】
表示文書読出部119は、一画面分の文書が格納できる表示文書格納部(図示せず)を備える。表示文書格納部は、言語情報SLを格納する言語情報格納領域と分割文書を格納する分割文書格納領域とからなる。表示文書読出部119は、表示・非表示判定部117から読出指示があると、分割文書保持部113に保持されている文書の内、言語グループ設定部115において「表示」設定されている言語グループに属する言語のものだけを言語情報SLと共に先頭から順に読み出し、表示文書格納部に言語情報SLと分割文書とを対応付けて格納する。表示文書読出部119は、分割文書格納領域がいっぱいになったところで一旦読み込みを中止し、以降、画面送り制御部120からの指示にしたがい、表示文書格納部の格納内容の更新をおこなう。表示文書格納部の格納内容の更新については、後述する。
【0020】
画面送り制御部120は、図5に示すように、送り速度格納部501、ページ送り制御部502およびスクロール制御部503を備える。
送り速度格納部501は、図6に示すように、第1〜第3の各言語グループと送り速度とを対応させて格納する。送り速度は、表示画面をスクロールする際のスクロール速さを決定するのに使用され、その値は、利用者によって、入力部124を介して設定される。スクロール速さの決定方法については後述するが、送り速度の値が大きいほど、スクロール速さが速くなる。第1グループに属する言語の文書は、容易に理解できる為、速読が可能である。したがって、通常、第1グループに対しては、比較的大きな値が設定される。第2グループに属する言語の文書は、時間をかければ理解できるものである。したがって、通常、第2グループに対しては、第1グループよりも小さな値が設定される。第3グループに属する言語の文書は、全く理解できないものである。したがって、第3グループの言語の文書が表示されている間は、速く画面をスクロールして、第1、第2グループの言語の文書を表示させる必要があるので、通常、第3グループに対しては、第1グループよりも大きな値が設定される。
【0021】
ページ送り制御部502は、入力部124からページ送り指示があると、表示文書読出部119の表示文書格納部に格納されている文書(後述するように、この文書が、そのとき表示部123に表示されている)の内、第1、第2グループに属する言語で書かれている文書の文字数を各言語グループ毎にカウントし、カウント値を対応する言語グループの送り速度で除し、除した結果を合計することにより、そのとき表示されている画面の表示時間S(秒)を算出する。上記算出方法からわかるように、この表示時間S(秒)は、そのときの画面に表示されている文書を読解するのに要する時間である。ページ送り制御部502は、ページ送り指示があった時点からS秒経過すると(第1、第2グループに属する言語で書かれている文書が全くない場合は、即座に)、表示文書読出部119に対し、表示文書格納部の格納内容の更新指示を行う。更新指示をうけた表示文書読出部119は、次の一画面分の文書を分割文書保持部から読み出す。
【0022】
スクロール制御部503は、入力部124からスクロール指示があると、表示文書読出部119の表示文書格納部の中央に格納されている文書一行(即ち、表示画面中央行に表示される文書)の文字数をカウントし、カウント値を対応する言語グループの送り速度で除し、行送り時間R(秒)を算出する。スクロール制御部503は、スクロール指示があった時点からR秒経過すると、表示文書読出部119に対し、表示文書読出部119に対し、表示文書格納部の格納内容の更新指示を行う。更新指示をうけた表示文書読出部119は、指示のあった方向に、表示文書格納部に格納されている文書を一行シフトさせ、シフトによって生じた空白行に対応する一行分を、分割文書保持部113から読み出して、表示文書格納部の前記空白行に格納する。こうすることにより、第1グループに属する言語(容易に理解可能な言語)の文書が画面中央に表示されているときは、速く、第2グループに属する言語(時間をかければ理解可能な言語)の文書が画面中央に表示されているときは、第1グループのばあいよりも少し遅く、スクロールされる。また、第3グループに属する言語(全く理解不可能な言語)の文書が画面中央に表示されているときは、もともと読むことができないものであるから、一番速くスクロールされることになる。
【0023】
表示データ生成部121は、画面バッファ(図示せず)を備え、表示文書読出部119の表示文書格納部に格納された分割文書や言語情報作成部118が作成した表示順グループ別割合グラフ、グループ別表示形態案内表から表示用データを生成し、画面バッファに格納する。このとき、表示データ生成部121は、言語グループ設定部115の言語グループ格納表300を参照し、各分割文書を設定されている表示形態の表示用データに生成する。
【0024】
表示制御部122は、画面バッファをスキャンし、表示用信号を生成し、表示部123に出力する。
表示部123は、前記表示用信号にしたがって文書等を表示する。図7に示すような文書を取得したときの、表示画面の一例を図8に示す。図7に示すように、本例では、所得した文書は、その言語が、英語(801)、日本語(802)、中国語(803)、英語(804)の順につづく複数の言語が混在する文書である。そして、英語は第1グループに、日本語は第2グループに、中国語は第3グループのそれぞれ属する言語である(図3)。なお、図中の…で示した箇所は、実際には文字(文書)が存在するのであるが、その記載を省略している箇所である。上記のような取得文書が表示されたときの様子を図8を用いて説明する。図8に示すように、表示画面700は、文書を表示する文書表示領域701とグループ別表示形態案内表を表示する案内表示領域702と表示順グループ別割合グラフを表示する割合グラフ表示領域703とからなり、割合グラフ表示領域703は、スクロールバー704に並行して設けられている。
【0025】
文書表示領域701には、表示文書読出部119の表示文書格納部に格納された文書が、言語グループごとにその表示形態を異にして表示される。本例では、第1グループに属する英語の文書701aは下がりのハッチングが施され、第2グループに属する日本語の文書701bは右下がりのハッチングが施されて表示されている。第3グループに属し、非表示の設定がなされている(図3)中国語は、表示されず、その表示領域705に網掛けが施されている。このように、複数の言語からなる文書が、グループ別、即ち、利用者の理解度別に異なった形態で表示されるので、利用者は、自分の理解可能な言語の文書を手間取ることなく速やかに選択しながら読み進むことができる。
【0026】
案内表示領域702には、グループ別表示形態案内表が表示されている。グループ別表示形態案内表は、各グループの表示形態702a〜cが各グループを代表する言語名702d〜fと対応付けたものである。ここで、各グループを代表する言語とは、言語グループ格納表300の各言語グループにおいて、先頭に格納されている言語である。なお、第3グループに関しては、第1、2グループに属する言語以外の言語なので、常に、その他(702f)と表示される。また、対象となる言語グループに属する言語が複数ある場合は、その代表言語に括弧「( )」を付して『本例の「(英語)」』、ただひとつの場合は、そのまま表示される『本例の「日本語」』。
【0027】
割合グラフ表示領域703には、表示順グループ別割合グラフが表示されている。図8に示すように、表示順グループ別割合グラフは、スクロールバー704とほぼ等しい全長aをした棒状のグラフであり、取得文書データ量Uを長さaとしたとき、各表示単位データ量を同様の比率で長さに換算し、表示順に区切って、各区間をグループ別表示形態案内表の表記にしたがってあらわしたものである。たとえば、本例では、取得し、分割文書保持部113に格納されている文書は、先頭から、第1グループ(703b)→第2グループ(703c)→第3グルプ(703d)→第1グループ(703e)の順であり、その文書量のおおよそは、長さb、c、d、eで判断できる。
【0028】
入力部124は、キーボードやマウス等で実現でき、利用者から、上述してきた各種の入力を受け付ける。
以上、実施の形態1の文書表示装置によれば、取得した、種々の言語が混在する文書が、言語による利用者の理解度(グループ)別に、異なった表示形態で表示されるので、利用者は、自分の理解可能な言語で書かれた文書を選択しやすくなり、そのため、取得した文書の読解効率が良くなる。
【0029】
また、取得した文書の全文書量に対する、グループ毎(理解度毎)の文書量の比率が表示されるので、利用者は、全文を確認するのと比較して短時間に、取得した文書の読解の要・不要の判断をすることができ、そのため、取得した文書の処理効率が高くなる。
また、理解できないため表示を望まない言語の文書は、利用者が非表示設定することにより、表示されないので、理解不可能な言語の文書の表示に煩わされることがなくなるので、取得した文書の読解効率が高くなる。
【0030】
また、スクロールの際、画面中央部に表示されている言語が属するグループ(理解度)に対応して、スクロール速度が変化し、ページ送りの際は、画面1頁に表示されている1つ以上の言語が各々属するグループに対応した表示時間を、各々の言語の量によって重み付けしてページ送り間隔が変化するので、取得した文書の読解効率が高くなる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、取得した文書を、利用者が指定した言語に翻訳した上で表示させることができるように工夫されている。
【0031】
図9は、実施の形態2の文書表示装置の構成を示すブロック図である。実施の形態2の文書表示装置は、実施の形態1の文書表示装置の分割文書保持部113に代えて、分割文書保持部1011を備え、さらに、指定翻訳言語格納部1012、言語族辞書格納部1013、翻訳部1014及び表示言語付与部1015を有している。その他の構成は、実施の形態1のものと基本的に同様なので、実施の形態1と同符号を付し、それらの説明については省略し、以下、実施の形態2に固有な構成を中心に説明する。
【0032】
分割文書保持部1011は、図10に示すように、実施の形態1の分割文書保持部113の分割文書格納領域201、原文言語(SL)格納領域202に、訳文言語(OL)格納領域1011と表示文言語(L)格納領域1102とを加えた構成となっている。なお、OL(訳文言語)とは、取得し、分割された文書が翻訳された場合の翻訳後の言語を示す情報であり、L(表示文言語)とは、最終的に表示部に表示される文書の言語を示す情報であり、共に、SL(原文言語)と同じ識別子が用いられる。
【0033】
指定翻訳言語格納部1012は、取得された文書を他の言語に翻訳するために、利用者が、入力部124を介して指定した言語(以下、「指定翻訳言語」という)を格納する。
言語族辞書1013は、図11に示すように、「言語族名」を記憶する言語族名記憶領域1201と、当該言語族名の言語族に属する言語を格納する言語記憶領域1202とを含んでいる。ここで、言語族とは、言語を言語の発生的な過程に着目して分類したものであり、同じ言語族に属する言語間では、単語や文の構造が似通っているという性質をもっている。例えば、「水」という意味の単語について考察してみると、同じロマンス系の言語族に属する英語では、「water」、ドイツ語では、「Wasser」というぐあいに良く似ており、また、同じゲルマン系の言語族に属するフランス語では、「eau」、イタリア語では、「acqua」、スペイン語では、「agua」というぐあいに良く似ている。即ち、ある言語を理解することができれば、その言語が属する言語族の他の言語も理解しやすいということになる。
【0034】
翻訳部1014は、図12に示すように、翻訳ルーチン格納部1301、翻訳ルーチン選択部1302および翻訳言語付与部1303とからなる。
翻訳ルーチン格納部1301は、ある言語の文書を他の言語の文書に変換するプログラム(翻訳ルーチン)を複数格納している。例えば、1301aは、英語の文書を日本語の文書に変換する英日翻訳ルーチン、1301bは日本語の文書を英語の文書に変換する日英翻訳ルーチンである。各翻訳ルーチンは、分割文書格納部1011に格納されている分割文書を翻訳し、翻訳後の文書を翻訳前の文書が格納されていたのと同じ格納領域に上書きする。
【0035】
翻訳ルーチン選択部1302は、分割文書格納部1011に格納されている各分割文書毎に、そのSL(原文言語)と指定翻訳言語格納部1021に格納されている言語とを参照して、翻訳ルーチンを選択し、選択した翻訳ルーチンを起動する。このとき、指定翻訳言語に対応する翻訳ルーチンがない場合、翻訳ルーチン選択部1302は、言語族辞書1013を参照して、指定翻訳言語に代わる言語(以下、「代替言語」という)を選択する。代替言語となるのは、言語族辞書1013において、指定翻訳言語が属する言語族のなかで、指定翻訳言語以外の言語であり、翻訳ルーチン選択部1302は、該当する言語記憶領域1202の先頭の言語から順に代替言語の候補とし、対応する翻訳ルーチンが見つかれば、その翻訳ルーチンを起動して、当該分割文書の翻訳を行わせる。最後まで、代替言語が見つからなかった場合は、その分割文書は、翻訳せずにそのまま(原文のまま)格納しておく。また、翻訳ルーチン選択部1302は、翻訳した場合には、その翻訳言語を、分割文書保持部1011の訳文言語(OL)格納領域1101の対応する格納場所に格納する。このように、指定翻訳言語で翻訳できない場合でも、それに類似した代替言語で翻訳することによって、原文のままでは、全く理解できない文書もある程度理解可能となる。
【0036】
表示言語付与部1015は、翻訳部1014による翻訳作業が終了すると、分割文書保持部1011の分割文書格納領域201に格納されている各文書の言語を、表示文言語(L)格納領域1102の対応する場所に格納する。即ち、訳文言語(OL)格納領域1011に訳文言語が格納されている場合は、その言語を表示文言語(L)として格納し、訳文言語が格納されていない場合は、原文言語(SL)格納領域202に格納されている言語を表示文言語(L)として格納する。
【0037】
上述してきた他、実施の形態2が実施の形態1と異なるのは、言語別データ量計算部116以下の各構成部において、原文言語(SL)格納領域202に格納されている原文言語(SL)に代えて、表示文言語(L)格納領域1102に格納されている表示文言語(L)を参照または使用する点である。
なお、本発明はプログラムによって実現し、これをフロッピーディスク等の記録媒体に記録して移送することにより、独立した他のコンピュータ・システムで容易に実施することができる。図13は、これをフロッピーディスクで実施する場合を示す図である。
【0038】
図13(a)は、記録媒体本体であるフロッピーディスクの物理フォーマットの例を示す図である。同心円状に外周から内周に向かってトラックを作成し、角度方向に16のセクタに分割している。このように割り当てられた領域に従って、プログラムを記録する。
図13(b)は、このフロッピーディスクを収納するケースを説明する図である。左からフロッピーディスクケースの正面図、およびこの断面図、ししてフロッピーディスクをそれぞれ示す。このように、フロッピーディスクをケースに収納することにより、ディスクを埃や外部からの衝撃から守り、安全に移送することができる。
【0039】
図13(c)は、フロッピーディスクにプログラムの記録再生を行うことを説明する図である。図示のようにコンピュータ・システムにフロッピーディスクドライブを接続することにより、ディスクに対してプログラムを記録再生することが可能となる。ディスクはフロッピーディスクドライブに、挿入口を介して組み込み、および取り出しがなされる。記録する場合は、コンピュータシステムからプログラムをフロッピーディスクドライブによってディスクに記録する。再生する場合は、フロッピーディスクドライブがプログラムをディスクから読み出し、コンピュータシステムに転送する。
【0040】
なお、この実施の形態においては、記録媒体としてフロッピーディスクを用いて説明したが、光ディスクを用いても同様に行うことができる。また記録媒体はこれらに限られず、ICカード,ROMカセット等、プログラムを記録できるものであれば、同様に実施することができる。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されないのは勿論である。即ち、以下のような構成にしてもよい。
(1)上記実施の形態では、言語の理解度を3段階(グループ)に分けたが、これに限らず、2段階(グループ)若しくは4段階(グループ)以上に分けてもよい。
(2)上記実施の形態では、各グループ毎の文書量の割合を表示順に示したが(表示順グループ別割合グラフ(図8の703))、これに限らず、各グループ毎に集計して表示してもよい。あるいは、各グループ毎にパーセント表示であらわし、例えば、図14に示すように、案内表示領域702の対応するグループの下部に表示させてもよい。
(3)実施の形態2において、翻訳された文書と翻訳されていない原文のままの文書とが区別できるように表示させてもよい。そのために、表示データ生成部121は、分割文書保持部113の原文言語(SL)格納領域と表示文言語(L)格納領域とを参照し、翻訳された文書(SLとLとが不一致)か原文のままの文書(SLとLとが一致)かを判定し、両者を異なった表示形態で表示させる。また、言語情報作成部118は、上記した表示形態が原文を表しているのか翻訳文を表しているのかを示す原文・翻訳文表示形態案内表を作成する。図15に、上記のようにした場合の表示例を示す。文書表示領域701には、英文1501と同じく英文1502が表示されているが、英文1501には、左下がりのハッチングが施され、原文・翻訳文表示形態案内表1503を参照すると、それが原文のままの文書であることが判る。また、英文1502は、何らかの言語の文書から翻訳された英文であることが判る。現在の機械翻訳技術では、必ずしも、完璧な翻訳がなされるとは限らず、原文とは論理的に異なった意味内容に翻訳される場合ある。種々の言語が混在する文書を翻訳したばあい、表示されるのは、一つの言語の文書であっても、原文と翻訳文とが混在するといった可能性もある。その場合、文書全体を通して論理性が一貫しないといった事態が生じ、翻訳文にあっては、原文に立ちもどって理解する必要性がでてくる。したがって、上記のように原文と翻訳文とを識別できるように表示させることによって、原文にアクセスすべき必要性を喚起しやすくなる。
【0041】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る文書表示装置は、種々の言語が混在する文書を表示する文書表示装置であって、取得された文書を保持する文書保持部と、前記文書保持部に保持された前記文書を当該文書に含まれる区切り情報にしたがって分割する文書分割手段と、前記文書分割手段による分割後の各分割文書に対して、各言語に固有な語が含まれているか否か、または、特定の言語のみに使用される文字又は記号が含まれているか否かを判定することにより、当該各分割文書の言語種別を判定する言語種別判定手段と、前記言語種別判定手段の判定結果に基づき、各分割文書を言語種別毎に異なった表示形態で表示させる表示制御手段とを備える。これにより、種々の言語が混在する文書が、その言語種別毎に異なった表示形態で表示されるので、使用者は、その表示形態を手掛りに、自分の理解可能な言語の文書を選択して読み進むことができるので、表記の仕方が似通った言語の文書が混在していても、効率良く読解することが可能となる。
【0042】
また、本発明に係る文書表示装置は、さらに、言語種別によって分けられた言語グループ毎に、表示の有無および表示形態が設定された言語グループ設定部を備え、前記表示制御手段は、前記言語グループ設定部を参照し、前記言語種別判定手段の判定した言語種別に対応する表示形態で各分割文書を表示し、さらに、各分割文書の表示・非表示を切り替えることとすることもできる。また、前記言語グループは、言語に対する利用者の理解度の観点からグループ分けされていることとすることもできる。これにより、種々の言語が混在する文書が、利用者の理解度によって、例えば、よく理解できる言語種別の文書とそれ以外の言語とで異なった表示形態で表示されるので、その表示形態を手掛りに、自分が理解できる言語種別の文書を選択して読み進むことができるので、表記の仕方が似通った言語の文書が混在していても、効率良く読解することが可能となる。
【0043】
また、本発明に係る文書表示装置は、さらに、前記取得された文書の全文書量に対する、前記言語グループ設定部において表示すべきと設定されている言語種別の分割文書の総文書量の比率を算出する読解対象言語比率算出手段とを備え、前記表示制御手段は、前記読解対象言語比率算出手段による算出結果を表示することととすることもできる。これにより、種々の言語が混在する文書の全文書量に対する、表示すべき言語種別の文書の文書量比率が表示されるので、利用者は、その比率を参考にして(文書の内容は見ないで)、それが読むべき文書か否かを判断することができることとなり、取得された文書の処理効率が高くなる。
【0044】
また、本発明に係る文書表示装置は、さらに、前記読解対象言語比率算出手段の算出した比率が、予め設定されたしきい値以上の場合には、取得した文書を表示させ、そうでない場合は、取得した文書を表示させない表示・非表示決定部を備えることとすることもできる。これにより、取得した文書の全文書量に対する、表示すべき言語種別の文書の文書量比率が、予め設定されたしきい値以上の場合には、取得した文書が表示され、そうでない場合は、取得した文書が表示されないので、取得した文書の処理効率が高くなる。
【0045】
また、本発明に係る文書表示装置は、さらに、言語別に入力された適切なスクロール速度を、各言語と対応付けて格納するスクロール速度格納手段と、表示画面のスクロール指示を受付けるスクロール受付手段とを備え、前記表示制御手段は、スクロール指示があると、前記スクロール速度格納手段を参照して、そのとき表示されている分割文書の言語に対応した速度で表示画面をスクロールさせることとすることもできる。これにより、種々の言語が混在する文書をスクロールすると、言語別に適切なスクロール速度で、そのとき表示されている分割文書がスクロールされるので、文書の読解効率が高くなる。
【0046】
また、本発明に係る文書表示装置は、さらに、言語別に入力された適切な読解速度を、各言語と対応付けて格納する読解速度格納手段と、表示画面のページ送り指示を受付けるページ送り指示受付手段とを備え、前記表示制御手段は、ページ送り指示があると、前記読解速度格納手段を参照して、そのとき表示されている1画面分の文書の読解時間を算出し、算出した読解時間が経過すると次の1画面の表示に切り替えることとすることもできる。これにより、適切な読解速度を基に算出された読解時間分表示された後、次の画面に切り替わることとなる関係上、1画面の表示時間に過不足がなくなるので、文書の読解効率が高くなる。
【0047】
また、本発明に係る文書表示装置は、さらに、指定訳文言語を保持する訳文言語保持手段と、翻訳部を、異なった組み合わせの言語間毎に有する翻訳手段と、前記言語種別判定手段の判定結果を参照して、翻訳手段に、判定結果の言語と指定訳文言語間の翻訳部があるか否かを判断し、あれば該当する翻訳部を起動して翻訳させ、翻訳後の分割文書を表示文とし、なければ、原文のままの分割文書を表示文とする表示文作成手段とを備え、前記表示制御手段は、翻訳手段による翻訳がなされた分割文書については、前記言語種別判定手段の判定結果に代えて、翻訳後の分割文書をその指定訳文言語に対応する表示形態で表示させることとすることもできる。これにより、種々の言語が混在する文書が、指定訳文言語に翻訳可能な文書は翻訳された上で、そうでない文書はそのまま、その言語種別毎に異なった表示形態で表示されるので、使用者は、その表示形態を手掛りに、自分の理解可能な言語の文書を選択して読み進むことができるので、表記の仕方が似通った言語の文書が混在していても、効率良く読解することが可能となる。
【0049】
また、本発明に係る文書表示装置は、その類似度によって、言語を複数のグループに分けて格納した類似度別言語グループ格納手段を備え、前記表示文作成手段は該当する翻訳部がなかった場合、類似度別言語グループから、指定訳文言語の代替言語を選択する代替言語選択部を有することとすることもできる。これにより、指定訳文言語に翻訳できなかったときでも、その指定訳文言語に類似する代替言語に翻訳されるので、原文のまま表示されるよりも読解し易くなる。
【0050】
また、本発明に係る文書表示装置は、原文言語と表示文言語とを対応づけて格納する言語情報格納手段を備え、前記表示制御手段は、言語情報格納手段を参照して、翻訳された表示文と原文のままの表示文とで区別して表示させることとしてもよい。これにより、翻訳された表示文とそうでない表示文とで区別して表示されるので、翻訳に不備があり、そのため、文書全体が理解できず、原文を参照する必要がある場合に、表示文の内、翻訳された箇所が即座にわかるので、原文にアクセスすべき必要性を喚起しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る文書表示装置の構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1の分割文書保持部の格納内容を示す図である。
【図3】言語グループ格納表の格納内容を示す図である。
【図4】(a)は、表示順グループ別データ量表の格納内容を示す図である。
(b)は、グループ別データ量合計表の格納内容を示す図である。
【図5】画面送り制御部の構成を示すブロック図である。
【図6】送り速度格納部の格納内容を示す図である。
【図7】文書取得部が取得した文書の一例を示す図である。
【図8】表示画面の一例を示す図である。
【図9】実施の形態2に係る文書表示装置の構成を示すブロック図である。
【図10】実施の形態2の分割文書保持部の格納内容を示す図である。
【図11】実施の形態2の言語族辞書の内容を示す図である。
【図12】実施の形態2の翻訳部の構成を示すブロック図である。
【図13】実施の形態を実現するプログラムを格納する記録媒体及びその記録媒体にプログラムを記録再生を行うことを説明する図である。
【図14】他の実施の形態における、表示画面の案内表示領域の表示の一例を示す図である。
【図15】他の実施の形態における、表示画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
111 文書取得部
112 文書分割部
113 分割文書保持部
114 言語判定部
115 言語グループ設定部
116 言語別データ量計算部
117 表示・非表示判定部
118 言語情報作成部
119 表示文書読出部
120 画面送り制御部
121 表示データ生成部
122 表示制御部
123 表示部
1011 分割文書保持部
1012 指定翻訳言語格納部
1013 言語族辞書
1014 翻訳部
1015 表示言語付与部

Claims (10)

  1. 種々の言語が混在する文書を表示する文書表示装置であって、
    取得された文書を保持する文書保持部と、
    前記文書保持部に保持された前記文書を当該文書に含まれる区切り情報にしたがって分割する文書分割手段と、
    前記文書分割手段による分割後の各分割文書に対して、各言語に固有な語が含まれているか否か、または、特定の言語のみに使用される文字又は記号が含まれているか否かを判定することにより、当該各分割文書の言語種別を判定する言語種別判定手段と、
    前記言語種別判定手段の判定結果に基づき、各分割文書を言語種別毎に異なった表示形態で表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とする文書表示装置。
  2. 請求項1に記載の文書表示装置であって、さらに、
    言語種別によって分けられた言語グループ毎に、表示の有無および表示形態が設定された言語グループ設定部を備え、
    前記表示制御手段は、前記言語グループ設定部を参照し、前記言語種別判定手段の判定した言語種別に対応する表示形態で各分割文書を表示し、さらに、各分割文書の表示・非表示を切り替えることを特徴とする文書表示装置。
  3. 請求項2に記載の文書表示装置であって、
    前記言語グループは、言語に対する利用者の理解度の観点からグループ分けされていることを特徴とする文書表示装置。
  4. 請求項2または3に記載の文書表示装置であって、さらに、
    前記取得された文書の全文書量に対する、前記言語グループ設定部において表示すべきと設定されている言語種別の分割文書の総文書量の比率を算出する読解対象言語比率算出手段とを備え、
    前記表示制御手段は、前記読解対象言語比率算出手段による算出結果を表示することを特徴とする文書表示装置。
  5. 請求項4に記載の文書表示装置であって、さらに
    前記読解対象言語比率算出手段の算出した比率が、予め設定されたしきい値以上の場合には、取得した文書を表示させ、そうでない場合は、取得した文書を表示させない表示・非表示決定部を備えたことを特徴とする文書表示装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の文書表示装置であって、さらに、
    言語別に入力された適切なスクロール速度を、各言語と対応付けて格納するスクロール速度格納手段と、
    表示画面のスクロール指示を受付けるスクロール受付手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、スクロール指示があると、前記スクロール速度格納手段を参照して、そのとき表示されている分割文書の言語に対応した速度で表示画面をスクロールさせることを特徴とする文書表示装置。
  7. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の文書表示装置であって、さらに、
    言語別に入力された適切な読解速度を、各言語と対応付けて格納する読解速度格納手段と、
    表示画面のページ送り指示を受付けるページ送り指示受付手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、ページ送り指示があると、前記読解速度格納手段を参照して、そのとき表示されている1画面分の文書の読解時間を算出し、算出した読解時間が経過すると次の1画面の表示に切り替えることを特徴とする文書表示装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の文書表示装置であって、さらに
    指定訳文言語を保持する訳文言語保持手段と、
    翻訳部を、異なった組み合わせの言語間毎に有する翻訳手段と、
    前記言語種別判定手段の判定結果を参照して、翻訳手段に、判定結果の言語と指定訳文言語間の翻訳部があるか否かを判断し、あれば該当する翻訳部を起動して翻訳させ、翻訳後の分割文書を表示文とし、なければ、原文のままの分割文書を表示文とする表示文作成手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、翻訳手段による翻訳がなされた分割文書については、前記言語種別判定手段の判定結果に代えて、翻訳後の分割文書をその指定訳文言語に対応する表示形態で表示させることを特徴とする文書表示装置。
  9. その類似度によって、言語を複数のグループに分けて格納した類似度別言語グループ格納手段を備え、
    前記表示文作成手段は該当する翻訳部がなかった場合、類似度別言語グループから、指定訳文言語の代替言語を選択する代替言語選択部を有することを特徴とする請求項8記載の文書表示装置。
  10. 原文言語と表示文言語とを対応づけて格納する言語情報格納手段を備え、
    前記表示制御手段は、言語情報格納手段を参照して、翻訳された表示文と原文のままの表示文とで区別して表示させることを特徴とする請求項8または9記載の文書表示装置。
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