JPH1078965A - 文書表示装置 - Google Patents

文書表示装置

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JPH1078965A
JPH1078965A JP8234049A JP23404996A JPH1078965A JP H1078965 A JPH1078965 A JP H1078965A JP 8234049 A JP8234049 A JP 8234049A JP 23404996 A JP23404996 A JP 23404996A JP H1078965 A JPH1078965 A JP H1078965A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の言語が混在する文書を表示する文書表
示装置であって、文書の読解(処理)効率の高い文書表
示装置を提供すること。 【解決手段】 外部データベースから文書取得部111
が文書を取得し、取得した文書を文書分割部112が所
定の単位で分割して、分割文書保持部113に格納す
る。言語判定部114は、分割された文書毎にその言語
を判定する。言語グループ設定部115は、利用者の理
解度別に言語をグループ化したものを格納しており、表
示データ生成部121は、表示文書読出部119が分割
文書保持部113から読み出した1画面分の文書を、言
語グループ設定部115のグループ毎にその表示形態を
変えて表示用データを生成し、表示用制御部122は、
表示用データから表示用信号を生成し、表示部123
は、表示用信号に従って表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の言語が混在
する文書を表示する文書表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータネットワークの発達
とともに、種々のデータベースにアクセスして、さまざ
まな情報を取得することが可能となっている。特に、イ
ンターネットは、全世界的に張り巡らされたネットワー
クであり、そこから得られる情報(文書)は、さまざま
な国の言語で記述されており、中には、一つの文書中に
種々の言語が混在するものも見受けられる。こういった
文書を取得して表示する従来の文書表示装置は、取得し
た文書をそのまま全て表示している。そして、一画面に
表示しきれない文書は、一定の速さでスクロールしたり
することにより表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、種々の言語
が混在する文書が表示された場合、利用者は理解可能な
言語の文書を選択して読み進むことになるが、上記した
従来の文書表示装置では、全ての文書が一様に表示され
るため、その選択に手間取るといったことがあり、取得
した文書の読解(処理)効率が悪いといったことがあ
る。こういった事態は、混在する言語が英語と日本語と
いった、一見して明らかに異なる言語の場合には、生じ
ることは少ないが、例えば、アルファベットで記述され
るような言語同士のように、即座には判別ができないよ
うな場合には、特に顕著になる。
【0004】また、利用者は、画面をスクロールしなが
ら、取得した文書中に、理解可能な言語で書かれた文書
を探していくことになるが、最終画面までスクロールし
た結果、そういった文書がないといったこともあり、結
局、時間を無駄にしてしまうといったことがある。一
方、あった場合でも、その文書が短く、そこから得られ
る情報量が少ない為、わざわざスクロールする必要もな
かったといったこともある。こういった場合も、取得し
た文書の読解(処理)効率の低下につながる。
【0005】さらに、従来の文書表示装置では、種々の
言語が混在する文書をスクロールしながら読み進む場
合、スクロール速度が一定なので、その速度が、利用者
の得意な言語の文書を読むのに適しているときは、不得
意な言語の文書をよむことができず、一方、その速度
が、不得意な言語の文書を読むのに適しているときは、
得意な言語の文書を読むときにまどろっこしいといった
ことがある。したがって、いずれにしても、取得した文
書の読解(処理)効率の低下につながるといったことが
ある。
【0006】本発明は、上記した従来の文書表示装置の
問題点を解消した、文書の読解(処理)効率の高い文書
表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、種々の言語が混在する文書を表示する文
書表示装置であって、表示対象の文書に対して種別の異
なる言語領域に分けて言語種別を判定する言語種別判定
手段と、言語種別判定手段の判定結果に基づいて、文書
を言語種別毎に異なった表示形態で表示させる表示制御
手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図15を用いて説明する。図1は、本発明
の実施の形態に係る文書表示装置100の構成を示すブ
ロック図である。本図に示すように、文書表示装置10
0は、文書取得部111、文書分割部112、分割文書
保持部113、言語判定部114、言語グループ設定部
115、言語別データ量計算部116、表示・非表示判
定部117、言語情報作成部118、表示文書読出部1
19、画面送り制御部120、表示データ生成部12
1、表示制御部122、表示部123および入力部12
4を備えている。
【0009】なお、本実施の形態では、文書取得部11
1が通信回線を介してインターネットに接続されてお
り、外部データベースとしてのWWW(World Wide We
b) サーバから情報(文書)を取得するよう設定されて
いる。文書取得部111は、取得文書保持部(図示せ
ず)を有し、入力部124から入力されるURL(Unifo
rm Resource Rocator)等で特定されるWeb上のデータ
(HTML(Hyper Text Markup Language)文書)を取得
し、取得した文書を前記取得文書保持部に保持する。
【0010】文書分割部112は、取得文書保持部に文
書が保持されると、保持された文書を、先頭から順に、
セミコロン、コロン、ピリオド、句点または改行記号毎
に区切り、区切られた各文書(以下、「分割文書」とい
う)を、区切った順に、分割文書保持部113に格納す
る。取得される文書は種々の言語で書かれており、ま
た、一つの文書中に種々の言語が混在するものも存在す
るため、色々な言語で使用されている文区切り記号(セ
ミコロン、コロン、ピリオド、句点)によって、一文を
認定し、また、言語によっては、文区切り記号を用いな
いものもあるので、そういった言語に対応するため、改
行記号によって一文を認定するのである。また、区切り
情報としてHTMLタグの<P>(パラグラフ区切り記
号)、<BR>(改行記号)等をさらに用いることもで
きる。
【0011】分割文書保持部113は、図2に示すよう
に、分割文書を格納する分割文書格納領域201と、格
納された各分割文書毎に付与されるSL(原文言語)を
格納する原文言語格納領域202とからなる。SLと
は、文書分割部112によって分割文書保持部113に
格納された分割文書が何語かを識別する情報であり、例
えば、英語であれば識別子「ENG」が、日本語であれ
ば識別子「JPN」が、SLとして付与される。
【0012】言語判定部114は、分割文書保持部11
3に保持された各分割文書毎にその言語を判定し、判定
結果を分割文書保持部113の対応する言語格納領域2
02にSLとして格納する。判定は、判定対象となる分
割文書に、各言語に固有な語が含まれているか否かによ
って行う。この方法に付いては、特開平2ー25937
号公報に詳述されているので詳細な説明は省略する。ま
た、判定対象となる分割文書に、特定の言語にのみ使用
される文字又は記号が含まれているか否かを判定するこ
とにより、分割文書の言語を決定してもよい。この方法
については、特開昭61ー139884号公報に詳述さ
れているのでここでの詳細な説明は省略する。
【0013】言語グループ設定部115は、図3に示す
ような言語グループ格納表300を備えている。言語グ
ループ格納表300は、第1〜第3の各言語グループに
対応させて、言語を格納する言語格納領域301と表示
・非表示の設定が行われる表示・非表示設定領域302
と表示形態の設定が行われる表示形態設定領域303と
からなる。
【0014】第1〜第3の各言語グループは言語に対す
る利用者の理解度によって分けられたグループである。
第1グループは、利用者にとって容易に理解可能な言語
のグループであり、例えば、母国語などが相当する。第
2グループは、少し時間をかければ理解可能な言語のグ
ループであり、例えば、利用者が学習した経験のあるよ
うな言語が相当する。第3グループは、利用者にとって
全く理解不可能な言語のグループである。第1、第2の
各言語グループに属する言語は、利用者によって入力部
124から入力され、言語グループ設定部115は、入
力された言語を言語グループ格納表300の対応する言
語格納領域301に格納する。第3グループは、第1、
第2のグループに属する言語以外の全ての言語を示す。
【0015】表示・非表示設定領域302は、対応する
各言語グループに属する言語の文書を表示するか否かの
設定状態を保持する領域であり、利用者によって入力部
124を介して、表示/非表示の切り替え指示がなさ
れ、言語グループ設定部115は切り替え指示にしたが
って、表示/非表示の設定状態の変更を行う。表示形態
設定領域303は、対応する各言語グループに属する言
語の文書を表示する際の、表示形態の設定状態を保持す
る領域であり、利用者によって入力部124を介して表
示形態の指示がなされ、言語グループ設定部115は指
示された表示形態を指示された言語グループに対応する
領域に設定する。
【0016】言語別データ量計算部116は、図4に示
すような、表示順グループ別データ量表400とグルー
プ別データ量合計表450とを備える。言語別データ量
計算部116は、文書分割保持部113に格納された各
分割文書のデータ量を先頭のものから順に計算し、計算
したデータ量をその言語が属する言語グループ名と対応
付けて、表示順グループ別データ量表400に格納す
る。なお、同一の言語グループに属する言語の分割文書
が連続する場合は、それらのデータ量を合計した上で、
その言語グループ名と対応付けて、表示順グループ別デ
ータ量表400に格納する。以下、表示順グループ別デ
ータ量表400に格納されるデータ量各々を「表示単位
データ量」という。次に、言語別データ量計算部116
は、表示順グループ別データ量表400に格納されたデ
ータ量を言語グループ別に集計し(以下、集計された各
言語グループのデータ量を「グループデータ量」とい
う)、集計結果をグループ別データ量合計表450の対
応する格納領域(451〜453のいずれか)に格納す
る。さらに、言語別データ量計算部116は、全言語グ
ループのグループデータ量を合計して、取得文書全体の
データ量U(以下、「取得文書データ量」という)を算
出し、グループ別データ量合計表450の格納領域45
4に格納する。
【0017】表示・非表示判定部117は、言語グルー
プ格納表300とグループ別データ量表400とを参照
し、第1グループと第2グループの内、表示・非表示設
定領域302において「表示」と設定されている言語グ
ループのグループデータ量の合計Gを算出する。次に、
取得文書データ量Uに対するGの比率rを算出し、比率
rと予め設定されている比率Rとを比較して、比率rが
比率Rより大きければ、表示文書読出部119に対し、
表示文書の読出指示を行い、比率rが比率R以下であれ
ば、表示文書読出部119に対し、取得文書の非表示決
定を通知する。なお、比率Rは、表示対象の文書(取得
文書)を表示部123に表示するか否かを決定するため
の判断基準となる値であり、予め、入力部124を介し
て利用者により設定される。
【0018】言語情報作成部118は、言語別データ量
計算部116の表示順グループ別データ量表400に格
納されている表示単位データ量各々の取得文書データ量
Uに対する比率を算出する。そして、算出した比率を基
にして、取得文書全体に対する各表示単位データ量の占
める割合を表す棒グラフ状の表示順グループ別割合グラ
フを作成する。また、言語情報作成部118は、言語グ
ループ設定部115の言語グループ格納表300を参照
して、各言語グループの文書の表示形態を示すグループ
別表示形態案内表を作成する。
【0019】表示文書読出部119は、一画面分の文書
が格納できる表示文書格納部(図示せず)を備える。表
示文書格納部は、言語情報SLを格納する言語情報格納
領域と分割文書を格納する分割文書格納領域とからな
る。表示文書読出部119は、表示・非表示判定部11
7から読出指示があると、分割文書保持部113に保持
されている文書の内、言語グループ設定部115におい
て「表示」設定されている言語グループに属する言語の
ものだけを言語情報SLと共に先頭から順に読み出し、
表示文書格納部に言語情報SLと分割文書とを対応付け
て格納する。表示文書読出部119は、分割文書格納領
域がいっぱいになったところで一旦読み込みを中止し、
以降、画面送り制御部120からの指示にしたがい、表
示文書格納部の格納内容の更新をおこなう。表示文書格
納部の格納内容の更新については、後述する。
【0020】画面送り制御部120は、図5に示すよう
に、送り速度格納部501、ページ送り制御部502お
よびスクロール制御部503を備える。送り速度格納部
501は、図6に示すように、第1〜第3の各言語グル
ープと送り速度とを対応させて格納する。送り速度は、
表示画面をスクロールする際のスクロール速さを決定す
るのに使用され、その値は、利用者によって、入力部1
24を介して設定される。スクロール速さの決定方法に
ついては後述するが、送り速度の値が大きいほど、スク
ロール速さが速くなる。第1グループに属する言語の文
書は、容易に理解できる為、速読が可能である。したが
って、通常、第1グループに対しては、比較的大きな値
が設定される。第2グループに属する言語の文書は、時
間をかければ理解できるものである。したがって、通
常、第2グループに対しては、第1グループよりも小さ
な値が設定される。第3グループに属する言語の文書
は、全く理解できないものである。したがって、第3グ
ループの言語の文書が表示されている間は、速く画面を
スクロールして、第1、第2グループの言語の文書を表
示させる必要があるので、通常、第3グループに対して
は、第1グループよりも大きな値が設定される。
【0021】ページ送り制御部502は、入力部124
からページ送り指示があると、表示文書読出部119の
表示文書格納部に格納されている文書(後述するよう
に、この文書が、そのとき表示部123に表示されてい
る)の内、第1、第2グループに属する言語で書かれて
いる文書の文字数を各言語グループ毎にカウントし、カ
ウント値を対応する言語グループの送り速度で除し、除
した結果を合計することにより、そのとき表示されてい
る画面の表示時間S(秒)を算出する。上記算出方法か
らわかるように、この表示時間S(秒)は、そのときの
画面に表示されている文書を読解するのに要する時間で
ある。ページ送り制御部502は、ページ送り指示があ
った時点からS秒経過すると(第1、第2グループに属
する言語で書かれている文書が全くない場合は、即座
に)、表示文書読出部119に対し、表示文書格納部の
格納内容の更新指示を行う。更新指示をうけた表示文書
読出部119は、次の一画面分の文書を分割文書保持部
から読み出す。
【0022】スクロール制御部503は、入力部124
からスクロール指示があると、表示文書読出部119の
表示文書格納部の中央に格納されている文書一行(即
ち、表示画面中央行に表示される文書)の文字数をカウ
ントし、カウント値を対応する言語グループの送り速度
で除し、行送り時間R(秒)を算出する。スクロール制
御部503は、スクロール指示があった時点からR秒経
過すると、表示文書読出部119に対し、表示文書読出
部119に対し、表示文書格納部の格納内容の更新指示
を行う。更新指示をうけた表示文書読出部119は、指
示のあった方向に、表示文書格納部に格納されている文
書を一行シフトさせ、シフトによって生じた空白行に対
応する一行分を、分割文書保持部113から読み出し
て、表示文書格納部の前記空白行に格納する。こうする
ことにより、第1グループに属する言語(容易に理解可
能な言語)の文書が画面中央に表示されているときは、
速く、第2グループに属する言語(時間をかければ理解
可能な言語)の文書が画面中央に表示されているとき
は、第1グループのばあいよりも少し遅く、スクロール
される。また、第3グループに属する言語(全く理解不
可能な言語)の文書が画面中央に表示されているとき
は、もともと読むことができないものであるから、一番
速くスクロールされることになる。
【0023】表示データ生成部121は、画面バッファ
(図示せず)を備え、表示文書読出部119の表示文書
格納部に格納された分割文書や言語情報作成部118が
作成した表示順グループ別割合グラフ、グループ別表示
形態案内表から表示用データを生成し、画面バッファに
格納する。このとき、表示データ生成部121は、言語
グループ設定部115の言語グループ格納表300を参
照し、各分割文書を設定されている表示形態の表示用デ
ータに生成する。
【0024】表示制御部122は、画面バッファをスキ
ャンし、表示用信号を生成し、表示部123に出力す
る。表示部123は、前記表示用信号にしたがって文書
等を表示する。図7に示すような文書を取得したとき
の、表示画面の一例を図8に示す。図7に示すように、
本例では、所得した文書は、その言語が、英語(80
1)、日本語(802)、中国語(803)、英語(8
04)の順につづく複数の言語が混在する文書である。
そして、英語は第1グループに、日本語は第2グループ
に、中国語は第3グループのそれぞれ属する言語である
(図3)。なお、図中の…で示した箇所は、実際には文
字(文書)が存在するのであるが、その記載を省略して
いる箇所である。上記のような取得文書が表示されたと
きの様子を図8を用いて説明する。図8に示すように、
表示画面700は、文書を表示する文書表示領域701
とグループ別表示形態案内表を表示する案内表示領域7
02と表示順グループ別割合グラフを表示する割合グラ
フ表示領域703とからなり、割合グラフ表示領域70
3は、スクロールバー704に並行して設けられてい
る。
【0025】文書表示領域701には、表示文書読出部
119の表示文書格納部に格納された文書が、言語グル
ープごとにその表示形態を異にして表示される。本例で
は、第1グループに属する英語の文書701aは下がり
のハッチングが施され、第2グループに属する日本語の
文書701bは右下がりのハッチングが施されて表示さ
れている。第3グループに属し、非表示の設定がなされ
ている(図3)中国語は、表示されず、その表示領域7
05に網掛けが施されている。このように、複数の言語
からなる文書が、グループ別、即ち、利用者の理解度別
に異なった形態で表示されるので、利用者は、自分の理
解可能な言語の文書を手間取ることなく速やかに選択し
ながら読み進むことができる。
【0026】案内表示領域702には、グループ別表示
形態案内表が表示されている。グループ別表示形態案内
表は、各グループの表示形態702a〜cが各グループ
を代表する言語名702d〜fと対応付けたものであ
る。ここで、各グループを代表する言語とは、言語グル
ープ格納表300の各言語グループにおいて、先頭に格
納されている言語である。なお、第3グループに関して
は、第1、2グループに属する言語以外の言語なので、
常に、その他(702f)と表示される。また、対象と
なる言語グループに属する言語が複数ある場合は、その
代表言語に括弧「( )」を付して『本例の「(英
語)」』、ただひとつの場合は、そのまま表示される
『本例の「日本語」』。
【0027】割合グラフ表示領域703には、表示順グ
ループ別割合グラフが表示されている。図8に示すよう
に、表示順グループ別割合グラフは、スクロールバー7
04とほぼ等しい全長aをした棒状のグラフであり、取
得文書データ量Uを長さaとしたとき、各表示単位デー
タ量を同様の比率で長さに換算し、表示順に区切って、
各区間をグループ別表示形態案内表の表記にしたがって
あらわしたものである。たとえば、本例では、取得し、
分割文書保持部113に格納されている文書は、先頭か
ら、第1グループ(703b)→第2グループ(703
c)→第3グルプ(703d)→第1グループ(703
e)の順であり、その文書量のおおよそは、長さb、
c、d、eで判断できる。
【0028】入力部124は、キーボードやマウス等で
実現でき、利用者から、上述してきた各種の入力を受け
付ける。以上、実施の形態1の文書表示装置によれば、
取得した、種々の言語が混在する文書が、言語による利
用者の理解度(グループ)別に、異なった表示形態で表
示されるので、利用者は、自分の理解可能な言語で書か
れた文書を選択しやすくなり、そのため、取得した文書
の読解効率が良くなる。
【0029】また、取得した文書の全文書量に対する、
グループ毎(理解度毎)の文書量の比率が表示されるの
で、利用者は、全文を確認するのと比較して短時間に、
取得した文書の読解の要・不要の判断をすることがで
き、そのため、取得した文書の処理効率が高くなる。ま
た、理解できないため表示を望まない言語の文書は、利
用者が非表示設定することにより、表示されないので、
理解不可能な言語の文書の表示に煩わされることがなく
なるので、取得した文書の読解効率が高くなる。
【0030】また、スクロールの際、画面中央部に表示
されている言語が属するグループ(理解度)に対応し
て、スクロール速度が変化し、ページ送りの際は、画面
1頁に表示されている1つ以上の言語が各々属するグル
ープに対応した表示時間を、各々の言語の量によって重
み付けしてページ送り間隔が変化するので、取得した文
書の読解効率が高くなる。 (実施の形態2)実施の形態2では、取得した文書を、
利用者が指定した言語に翻訳した上で表示させることが
できるように工夫されている。
【0031】図9は、実施の形態2の文書表示装置の構
成を示すブロック図である。実施の形態2の文書表示装
置は、実施の形態1の文書表示装置の分割文書保持部1
13に代えて、分割文書保持部1011を備え、さら
に、指定翻訳言語格納部1012、言語族辞書格納部1
013、翻訳部1014及び表示言語付与部1015を
有している。その他の構成は、実施の形態1のものと基
本的に同様なので、実施の形態1と同符号を付し、それ
らの説明については省略し、以下、実施の形態2に固有
な構成を中心に説明する。
【0032】分割文書保持部1011は、図10に示す
ように、実施の形態1の分割文書保持部113の分割文
書格納領域201、原文言語(SL)格納領域202
に、訳文言語(OL)格納領域1011と表示文言語
(L)格納領域1102とを加えた構成となっている。
なお、OL(訳文言語)とは、取得し、分割された文書
が翻訳された場合の翻訳後の言語を示す情報であり、L
(表示文言語)とは、最終的に表示部に表示される文書
の言語を示す情報であり、共に、SL(原文言語)と同
じ識別子が用いられる。
【0033】指定翻訳言語格納部1012は、取得され
た文書を他の言語に翻訳するために、利用者が、入力部
124を介して指定した言語(以下、「指定翻訳言語」
という)を格納する。言語族辞書1013は、図11に
示すように、「言語族名」を記憶する言語族名記憶領域
1201と、当該言語族名の言語族に属する言語を格納
する言語記憶領域1202とを含んでいる。ここで、言
語族とは、言語を言語の発生的な過程に着目して分類し
たものであり、同じ言語族に属する言語間では、単語や
文の構造が似通っているという性質をもっている。例え
ば、「水」という意味の単語について考察してみると、
同じロマンス系の言語族に属する英語では、「wate
r」、ドイツ語では、「Wasser」というぐあいに
良く似ており、また、同じゲルマン系の言語族に属する
フランス語では、「eau」、イタリア語では、「ac
qua」、スペイン語では、「agua」というぐあい
に良く似ている。即ち、ある言語を理解することができ
れば、その言語が属する言語族の他の言語も理解しやす
いということになる。
【0034】翻訳部1014は、図12に示すように、
翻訳ルーチン格納部1301、翻訳ルーチン選択部13
02および翻訳言語付与部1303とからなる。翻訳ル
ーチン格納部1301は、ある言語の文書を他の言語の
文書に変換するプログラム(翻訳ルーチン)を複数格納
している。例えば、1301aは、英語の文書を日本語
の文書に変換する英日翻訳ルーチン、1301bは日本
語の文書を英語の文書に変換する日英翻訳ルーチンであ
る。各翻訳ルーチンは、分割文書格納部1011に格納
されている分割文書を翻訳し、翻訳後の文書を翻訳前の
文書が格納されていたのと同じ格納領域に上書きする。
【0035】翻訳ルーチン選択部1302は、分割文書
格納部1011に格納されている各分割文書毎に、その
SL(原文言語)と指定翻訳言語格納部1021に格納
されている言語とを参照して、翻訳ルーチンを選択し、
選択した翻訳ルーチンを起動する。このとき、指定翻訳
言語に対応する翻訳ルーチンがない場合、翻訳ルーチン
選択部1302は、言語族辞書1013を参照して、指
定翻訳言語に代わる言語(以下、「代替言語」という)
を選択する。代替言語となるのは、言語族辞書1013
において、指定翻訳言語が属する言語族のなかで、指定
翻訳言語以外の言語であり、翻訳ルーチン選択部130
2は、該当する言語記憶領域1202の先頭の言語から
順に代替言語の候補とし、対応する翻訳ルーチンが見つ
かれば、その翻訳ルーチンを起動して、当該分割文書の
翻訳を行わせる。最後まで、代替言語が見つからなかっ
た場合は、その分割文書は、翻訳せずにそのまま(原文
のまま)格納しておく。また、翻訳ルーチン選択部13
02は、翻訳した場合には、その翻訳言語を、分割文書
保持部1011の訳文言語(OL)格納領域1101の
対応する格納場所に格納する。このように、指定翻訳言
語で翻訳できない場合でも、それに類似した代替言語で
翻訳することによって、原文のままでは、全く理解でき
ない文書もある程度理解可能となる。
【0036】表示言語付与部1015は、翻訳部101
4による翻訳作業が終了すると、分割文書保持部101
1の分割文書格納領域201に格納されている各文書の
言語を、表示文言語(L)格納領域1102の対応する
場所に格納する。即ち、訳文言語(OL)格納領域10
11に訳文言語が格納されている場合は、その言語を表
示文言語(L)として格納し、訳文言語が格納されてい
ない場合は、原文言語(SL)格納領域202に格納さ
れている言語を表示文言語(L)として格納する。
【0037】上述してきた他、実施の形態2が実施の形
態1と異なるのは、言語別データ量計算部116以下の
各構成部において、原文言語(SL)格納領域202に
格納されている原文言語(SL)に代えて、表示文言語
(L)格納領域1102に格納されている表示文言語
(L)を参照または使用する点である。なお、本発明は
プログラムによって実現し、これをフロッピーディスク
等の記録媒体に記録して移送することにより、独立した
他のコンピュータ・システムで容易に実施することがで
きる。図13は、これをフロッピーディスクで実施する
場合を示す図である。
【0038】図13(a)は、記録媒体本体であるフロ
ッピーディスクの物理フォーマットの例を示す図であ
る。同心円状に外周から内周に向かってトラックを作成
し、角度方向に16のセクタに分割している。このよう
に割り当てられた領域に従って、プログラムを記録す
る。図13(b)は、このフロッピーディスクを収納す
るケースを説明する図である。左からフロッピーディス
クケースの正面図、およびこの断面図、ししてフロッピ
ーディスクをそれぞれ示す。このように、フロッピーデ
ィスクをケースに収納することにより、ディスクを埃や
外部からの衝撃から守り、安全に移送することができ
る。
【0039】図13(c)は、フロッピーディスクにプ
ログラムの記録再生を行うことを説明する図である。図
示のようにコンピュータ・システムにフロッピーディス
クドライブを接続することにより、ディスクに対してプ
ログラムを記録再生することが可能となる。ディスクは
フロッピーディスクドライブに、挿入口を介して組み込
み、および取り出しがなされる。記録する場合は、コン
ピュータシステムからプログラムをフロッピーディスク
ドライブによってディスクに記録する。再生する場合
は、フロッピーディスクドライブがプログラムをディス
クから読み出し、コンピュータシステムに転送する。
【0040】なお、この実施の形態においては、記録媒
体としてフロッピーディスクを用いて説明したが、光デ
ィスクを用いても同様に行うことができる。また記録媒
体はこれらに限られず、ICカード,ROMカセット
等、プログラムを記録できるものであれば、同様に実施
することができる。以上、本発明を実施の形態に基づい
て説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されない
のは勿論である。即ち、以下のような構成にしてもよ
い。 (1)上記実施の形態では、言語の理解度を3段階(グ
ループ)に分けたが、これに限らず、2段階(グルー
プ)若しくは4段階(グループ)以上に分けてもよい。 (2)上記実施の形態では、各グループ毎の文書量の割
合を表示順に示したが(表示順グループ別割合グラフ
(図8の703))、これに限らず、各グループ毎に集
計して表示してもよい。あるいは、各グループ毎にパー
セント表示であらわし、例えば、図14に示すように、
案内表示領域702の対応するグループの下部に表示さ
せてもよい。 (3)実施の形態2において、翻訳された文書と翻訳さ
れていない原文のままの文書とが区別できるように表示
させてもよい。そのために、表示データ生成部121
は、分割文書保持部113の原文言語(SL)格納領域
と表示文言語(L)格納領域とを参照し、翻訳された文
書(SLとLとが不一致)か原文のままの文書(SLと
Lとが一致)かを判定し、両者を異なった表示形態で表
示させる。また、言語情報作成部118は、上記した表
示形態が原文を表しているのか翻訳文を表しているのか
を示す原文・翻訳文表示形態案内表を作成する。図15
に、上記のようにした場合の表示例を示す。文書表示領
域701には、英文1501と同じく英文1502が表
示されているが、英文1501には、左下がりのハッチ
ングが施され、原文・翻訳文表示形態案内表1503を
参照すると、それが原文のままの文書であることが判
る。また、英文1502は、何らかの言語の文書から翻
訳された英文であることが判る。現在の機械翻訳技術で
は、必ずしも、完璧な翻訳がなされるとは限らず、原文
とは論理的に異なった意味内容に翻訳される場合ある。
種々の言語が混在する文書を翻訳したばあい、表示され
るのは、一つの言語の文書であっても、原文と翻訳文と
が混在するといった可能性もある。その場合、文書全体
を通して論理性が一貫しないといった事態が生じ、翻訳
文にあっては、原文に立ちもどって理解する必要性がで
てくる。したがって、上記のように原文と翻訳文とを識
別できるように表示させることによって、原文にアクセ
スすべき必要性を喚起しやすくなる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る文書表示装
置は、種々の言語が混在する文書を表示する文書表示装
置であって、表示対象の文書に対して種別の異なる言語
領域に分けて言語種別を判定する言語種別判定手段と、
言語種別判定手段の判定結果に基づいて、文書を言語種
別毎に異なった表示形態で表示させる表示制御手段とを
備える。これにより、種々の言語が混在する文書が、そ
の言語種別毎に異なった表示形態で表示されるので、使
用者は、その表示形態を手掛りに、自分の理解可能な言
語の文書を選択して読み進むことができるので、表記の
仕方が似通った言語の文書が混在していても、効率良く
読解することが可能となる。
【0042】また、本発明に係る文書表示装置は、種々
の言語が混在する文書を表示する文書表示装置であっ
て、使用者が入力した言語種別を格納する言語種別格納
手段と、表示対象の文書に対して種別の異なる言語領域
に分けて言語種別を判定する言語種別判定手段と、言語
種別判定手段の判定結果に基づいて、文書を前記言語種
別格納手段に格納されている言語とそれ以外の言語とで
異なった表示形態で表示させる表示制御手段とを備え
る。これにより、種々の言語が混在する文書が、使用者
が入力した言語種別の文書とそれ以外の言語とで異なっ
た表示形態で表示されるので、その表示形態を手掛り
に、自分が入力した言語種別の文書を選択して読み進む
ことができるので、表記の仕方が似通った言語の文書が
混在していても、効率良く読解することが可能となる。
【0043】また、本発明に係る文書表示装置は、種々
の言語が混在する文書を表示する文書表示装置であっ
て、使用者が入力した言語種別を格納する言語種別格納
手段と、表示対象となる文書の全文書量に対する、前記
言語格種別納手段に格納されている言語の文書量の比率
を算出する読解対象言語比率算出手段と、算出結果を表
示する表示制御手段とを備える。これにより、表示対象
である、種々の言語が混在する文書の全文書量に対す
る、使用者が入力した言語種別の文書の文書量比率が表
示されるので、利用者は、その比率を参考にして(文書
の内容は見ないで)、それが読むべき文書か否かを判断
することができることとなり、表示対象となる文書処理
効率が高くなる。
【0044】また、本発明に係る文書表示装置は、種々
の言語が混在する文書を表示する文書表示装置であっ
て、使用者が入力した言語種別を格納する言語種別格納
手段と、外部から文書を取得する文書取得手段と、取得
した文書の全文書量に対する、前記言語種別格納手段に
格納されている言語の文書量の比率を算出する読解対象
言語比率算出手段と、読解対象言語比率算出手段の算出
した比率が、予め使用者によって設定されたしきい値以
上の場合には、取得した文書を表示させ、そうでない場
合は、取得した文書を表示させない表示・非表示決定部
とを備える。これにより、取得した文書の全文書量に対
する、使用者が入力した言語種別の文書の文書量比率
が、予め使用者によって設定されたしきい値以上の場合
には、取得した文書が表示され、そうでない場合は、取
得した文書が表示されないので、取得した文書の処理効
率が高くなる。
【0045】また、本発明に係る文書表示装置は、種々
の言語が混在する文書を表示する文書表示装置であっ
て、使用者が言語別に入力した適切なスクロール速度
を、各言語と対応付けて格納するスクロール速度格納手
段と、表示画面のスクロール指示を受付けるスクロール
受付手段と、スクロール指示があると、スクロール速度
格納手段を参照して、そのとき表示されている文書の言
語に対応した速度で表示画面をスクロールさせる表示制
御手段とを備える。これにより、種々の言語が混在する
文書をスクロールすると、使用者が言語別に入力した適
切なスクロール速度で、そのとき表示されている文書が
スクロールされるので、文書の読解効率が高くなる。
【0046】また、本発明に係る文書表示装置は、種々
の言語が混在する文書を表示する文書表示装置であっ
て、使用者が言語別に入力した適切な読解速度を、各言
語と対応付けて格納する読解速度格納手段と、表示画面
のページ送り指示を受付けるページ送り指示受付手段
と、ページ送り指示があると、読解速度格納手段を参照
して、そのとき表示されている1画面分の文書の読解時
間を算出し、算出した読解時間が経過すると次の1画面
の表示に切り替える表示制御手段とを備える。これによ
り、適切な読解速度を基に算出された読解時間分表示さ
れた後、次の画面に切り替わることとなる関係上、1画
面の表示時間に過不足がなくなるので、文書の読解効率
が高くなる。
【0047】また、本発明に係る文書表示装置は、種々
の言語が混在する文書を、使用者の指定した言語に翻訳
した上で、表示する文書表示装置であって、使用者が入
力した指定訳文言語を保持する訳文言語保持手段と、翻
訳部を、異なった組み合わせの言語間毎に有する翻訳手
段と、翻訳対象となる文書の言語種別を判定する原文言
語種別判定手段と、原文言語種別判定手段の判定結果を
参照して、翻訳手段に、判定結果の原文言語と指定訳文
言語間の翻訳部があるか否かを判断し、あれば該当する
翻訳部を起動して翻訳させ、翻訳後の文書を表示文と
し、なければ、原文のままを表示文とする表示文作成手
段と、前記表示文作成手段で作成した表示文を言語毎に
異なった表示形態で表示させる表示制御手段とを備え
る。これにより、種々の言語が混在する文書が、使用者
が入力した指定訳文言語に翻訳可能な文書は翻訳された
上で、そうでない文書はそのまま、その言語種別毎に異
なった表示形態で表示されるので、使用者は、その表示
形態を手掛りに、自分の理解可能な言語の文書を選択し
て読み進むことができるので、表記の仕方が似通った言
語の文書が混在していても、効率良く読解することが可
能となる。
【0048】また、本発明に係る文書表示装置は、種々
の言語が混在する文書を、使用者の指定した言語に翻訳
した上で、表示する文書表示装置であって、使用者が入
力した言語種別を格納する言語種別格納手段と、使用者
が入力した指定訳文言語を保持する訳文言語保持手段
と、翻訳部を、異なった組み合わせの言語間毎に有する
翻訳手段と、翻訳対象の文書に対して種別の異なる言語
領域に分けて言語種別を判定する原文言語種別判定手段
と、原文言語種別判定手段の判定結果を参照して、翻訳
手段に、判定結果の原文言語と指定訳文言語間の翻訳部
があるか否かを判断し、あれば該当する翻訳部を起動し
て翻訳させ、翻訳後の文書を表示文とし、なければ、原
文のままを表示文とする表示文作成手段と、前記表示文
作成手段が作成した表示文を、前記言語種別格納手段に
格納されている言語とそれ以外の言語とで異なった表示
形態で表示させる表示制御手段とを備える。これによ
り、種々の言語が混在する文書が、使用者が入力した指
定訳文言語に翻訳可能な文書は翻訳された上で、そうで
ない文書はそのまま、使用者が入力した言語種別の文書
とそれ以外の言語種別の文書とが異なった表示形態で表
示されることになり、その表示形態を手掛りに、自分が
入力した言語種別の文書を選択して読み進むことができ
るので、表記の仕方が似通った言語の文書が混在してい
ても、効率良く読解することが可能となる。
【0049】また、本発明に係る文書表示装置は、その
類似度によって、言語を複数のグループに分けて格納し
た類似度別言語グループ格納手段を備え、前記表示文書
作成手段は、該当する翻訳部がなかった場合、類似度別
言語グループ格納手段を参照し、指定訳文言語が属する
グループから、指定訳文言語の代替言語を選択する代替
言語選択部を有することとすることもできる。これによ
り、指定訳文言語に翻訳できなかったときでも、その指
定訳文言語に類似する代替言語に翻訳されるので、原文
のまま表示されるよりも読解し易くなる。
【0050】また、本発明に係る文書表示装置は、原文
言語と表示文言語とを対応づけて格納する言語情報格納
手段を備え、前記表示制御手段は、言語情報格納手段を
参照して、表示文を翻訳された表示文とそうでない表示
文とで区別して表示させることとすることもできる。こ
れにより、翻訳された表示文とそうでない表示文とで区
別して表示されるので、翻訳に不備があり、そのため、
文書全体が理解できず、原文を参照する必要がある場合
に、表示文の内、翻訳された箇所が即座にわかるので、
原文にアクセスすべき必要性を喚起しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る文書表示装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】実施の形態1の分割文書保持部の格納内容を示
す図である。
【図3】言語グループ格納表の格納内容を示す図であ
る。
【図4】(a)は、表示順グループ別データ量表の格納
内容を示す図である。(b)は、グループ別データ量合
計表の格納内容を示す図である。
【図5】画面送り制御部の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】送り速度格納部の格納内容を示す図である。
【図7】文書取得部が取得した文書の一例を示す図であ
る。
【図8】表示画面の一例を示す図である。
【図9】実施の形態2に係る文書表示装置の構成を示す
ブロック図である。
【図10】実施の形態2の分割文書保持部の格納内容を
示す図である。
【図11】実施の形態2の言語族辞書の内容を示す図で
ある。
【図12】実施の形態2の翻訳部の構成を示すブロック
図である。
【図13】実施の形態を実現するプログラムを格納する
記録媒体及びその記録媒体にプログラムを記録再生を行
うことを説明する図である。
【図14】他の実施の形態における、表示画面の案内表
示領域の表示の一例を示す図である。
【図15】他の実施の形態における、表示画面の一例を
示す図である。
【符号の説明】
111 文書取得部 112 文書分割部 113 分割文書保持部 114 言語判定部 115 言語グループ設定部 116 言語別データ量計算部 117 表示・非表示判定部 118 言語情報作成部 119 表示文書読出部 120 画面送り制御部 121 表示データ生成部 122 表示制御部 123 表示部 1011 分割文書保持部 1012 指定翻訳言語格納部 1013 言語族辞書 1014 翻訳部 1015 表示言語付与部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種々の言語が混在する文書を表示する文
    書表示装置であって、 表示対象の文書に対して種別の異なる言語領域に分けて
    言語種別を判定する言語種別判定手段と、 言語種別判定手段の判定結果に基づいて、文書を言語種
    別毎に異なった表示形態で表示させる表示制御手段とを
    備えることを特徴とする文書表示装置。
  2. 【請求項2】 種々の言語が混在する文書を表示する文
    書表示装置であって、 使用者が入力した言語種別を格納する言語種別格納手段
    と、 表示対象の文書に対して種別の異なる言語領域に分けて
    言語種別を判定する言語種別判定手段と、 言語種別判定手段の判定結果に基づいて、文書を前記言
    語種別格納手段に格納されている言語とそれ以外の言語
    とで異なった表示形態で表示させる表示制御手段とを備
    えることを特徴とする文書表示装置。
  3. 【請求項3】 種々の言語が混在する文書を表示する文
    書表示装置であって、 使用者が入力した言語種別を格納する言語種別格納手段
    と、 表示対象となる文書の全文書量に対する、前記言語種別
    格納手段に格納されている言語の文書量の比率を算出す
    る読解対象言語比率算出手段と、 算出結果を表示する表示制御手段とを備えたことを特徴
    とする文書表示装置。
  4. 【請求項4】 種々の言語が混在する文書を表示する文
    書表示装置であって、 使用者が入力した言語種別を格納する言語種別格納手段
    と、 外部から文書を取得する文書取得手段と、 取得した文書の全文書量に対する、前記言語種別格納手
    段に格納されている言語の文書量の比率を算出する読解
    対象言語比率算出手段と、 読解対象言語比率算出手段の算出した比率が、予め使用
    者によって設定されたしきい値以上の場合には、取得し
    た文書を表示させ、そうでない場合は、取得した文書を
    表示させない表示・非表示決定部とを備えたことを特徴
    とする文書表示装置。
  5. 【請求項5】 種々の言語が混在する文書を表示する文
    書表示装置であって、 使用者が言語別に入力した適切なスクロール速度を、各
    言語と対応付けて格納するスクロール速度格納手段と、 表示画面のスクロール指示を受付けるスクロール受付手
    段と、 スクロール指示があると、スクロール速度格納手段を参
    照して、そのとき表示されている文書の言語に対応した
    速度で表示画面をスクロールさせる表示制御手段とを備
    えたことを特徴とする文書表示装置。
  6. 【請求項6】 種々の言語が混在する文書を表示する文
    書表示装置であって、 使用者が言語別に入力した適切な読解速度を、各言語と
    対応付けて格納する読解速度格納手段と、 表示画面のページ送り指示を受付けるページ送り指示受
    付手段と、 ページ送り指示があると、読解速度格納手段を参照し
    て、そのとき表示されている1画面分の文書の読解時間
    を算出し、算出した読解時間が経過すると次の1画面の
    表示に切り替える表示制御手段とを備えたことを特徴と
    する文書表示装置。
  7. 【請求項7】 種々の言語が混在する文書を、使用者の
    指定した言語に翻訳した上で、表示する文書表示装置で
    あって、 使用者が入力した指定訳文言語を保持する訳文言語保持
    手段と、 翻訳部を、異なった組み合わせの言語間毎に有する翻訳
    手段と、 翻訳対象の文書に対して種別の異なる言語領域に分けて
    言語種別を判定する原文言語種別判定手段と、 原文言語種別判定手段の判定結果を参照して、翻訳手段
    に、判定結果の原文言語と指定訳文言語間の翻訳部があ
    るか否かを判断し、あれば該当する翻訳部を起動して翻
    訳させ、翻訳後の文書を表示文とし、なければ、原文の
    ままを表示文とする表示文作成手段と、 前記表示文作成手段で作成した表示文を言語毎に異なっ
    た表示形態で表示させる表示制御手段とを備えたことを
    特徴とする文書表示装置。
  8. 【請求項8】 種々の言語が混在する文書を、使用者の
    指定した言語に翻訳した上で、表示する文書表示装置で
    あって、 使用者が入力した言語種別を格納する言語種別格納手段
    と、 使用者が入力した指定訳文言語を保持する訳文言語保持
    手段と、 翻訳部を、異なった組み合わせの言語間毎に有する翻訳
    手段と、 翻訳対象の文書に対して種別の異なる言語領域に分けて
    言語種別を判定する原文言語種別判定手段と、 原文言語種別判定手段の判定結果を参照して、翻訳手段
    に、判定結果の原文言語と指定訳文言語間の翻訳部があ
    るか否かを判断し、あれば該当する翻訳部を起動して翻
    訳させ、翻訳後の文書を表示文とし、なければ、原文の
    ままを表示文とする表示文作成手段と、 前記表示文作成手段が作成した表示文を、前記言語種別
    格納手段に格納されている言語とそれ以外の言語とで異
    なった表示形態で表示させる表示制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする文書表示装置。
  9. 【請求項9】 その類似度によって、言語を複数のグル
    ープに分けて格納した類似度別言語グループ格納手段を
    備え、 前記表示文書作成手段は、該当する翻訳部がなかった場
    合、類似度別言語グループ格納手段を参照し、指定訳文
    言語が属するグループから、指定訳文言語の代替言語を
    選択する代替言語選択部を有することを特徴とする請求
    項7または8記載の文書表示装置。
  10. 【請求項10】 原文言語と表示文言語とを対応づけて
    格納する言語情報格納手段を備え、 前記表示制御手段は、言語情報格納手段を参照して、表
    示文を翻訳された表示文とそうでない表示文とで区別し
    て表示させることを特徴とする請求項7、8または9記
    載の文書表示装置。
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