JP3811925B2 - インクカートリッジ - Google Patents

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    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
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    • B41J2/17513Inner structure

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インク室とフォーム室とを有するインクカートリッジに関し、特にフォーム室とインク室とを連通するインク通路の構造を改良したものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インクジェット記録装置の記録ヘッドへインクを供給するインクカートリッジとして、例えば特開平6−238908号公報に記載のように、カートリッジケース内をインク室とフォーム室とに仕切壁で区画し、インク室にインクを収容するとともにフォーム室に収容した多孔質部材にインクを含浸させ、カートリッジケースのインク室側部分に形成されたインク供給孔から記録ヘッドへインクを供給するものが実用に供されている。
【0003】
また、特開平6−255122号公報のインクカートリッジにおいては、カートリッジケースのインク室の底壁部にインク供給孔が形成され、カートリッジケースのフォーム室の上部を大気に連通する大気連通孔が形成され、仕切壁の下端部分にインク室とフォーム室を連通するインク通路が形成されている。インク室のインクがインク供給孔から記録ヘッドへ供給されると、インク室は負圧気味になりつつ、フォーム室の多孔質部材内のインクがインク通路を通ってインク室に補充され、フォーム室には大気連通孔から空気が導入される。なお、フォーム室内の多孔質部材の細かな多孔通路をインクが流れる際には粘性抵抗や毛管現象による抵抗が作用し、インク通路に装着されるフィルターに異物が付着すると抵抗が作用するため、フォーム室にインクがあってもインク室のインクは負圧気味になる。
【0004】
理想的なインクカートリッジでは、フォーム室のインクがインク通路とインク室とを経て優先的に消費され、その後フォーム室からインク室へ空気が供給されつつインク室のインクが消費される。尚、記録ヘッドはキャリッジに搭載されており、キャリッジが高速で往復移動する関係上インク室の上部の空気が泡粒となってインク内に混入し易いが、インクに空気が混入すると記録性能が低下する。
ところで、この種のインクカートリッジにおいて、インクを含浸させた多孔質部材は、フォーム室を形成する壁面に隙間無く密着状に装着することが望ましいが、実際にはフォーム室の壁面同士が直交する複数の稜線部に多孔質部材が密着しない空隙が残っており、その空隙が空気通路になり易い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記特開平6−238908号公報のインクカートリッジでは、インク室とフォーム室間の仕切り壁の下端から所定小高さ位置にインク通路を短筒部にて形成し、この短筒部のフォーム室側に主に多孔質部材から発生する微小異物を除去する為のフィルターを装着してある。しかし、このインク通路のサイズや形状や形成位置について、インク室への空気の流入を防止する為の工夫は何らなされていない。このインク通路の幅が大きい場合にはインクの消費にともないインク室内が負圧になると、多項質部材からインクを吸引するよりも、大気連通孔から導入した空気がフォーム室の稜線部の空隙からインク通路を経て吸引する方が抵抗が小さいため、空気がインク室に流入しやすくなる。その結果、多孔質部材内のインクが供給されにくくなり、インク消費率(インク消費量/インク充填量)が低下し、また、インク室内のインクへの空気の混入によって記録性能が低下する。特に、特開平6−238908号公報のものでは、フィルターが目詰まりしたときや低温時でインクの粘性抵抗が大きいときなど、インク室内の負圧が大きくなることがあり、それが著しい。
【0006】
前記特開平6−255122号公報のインクカートリッジにおいても、前記と同様に、インク通路のサイズや形状や形成位置について、インク室への空気の流入を防止する為の工夫は何らなされていないばかりか、インク通路が仕切り壁の下端部分にフォーム室の幅とほぼ同幅に形成してあるため、前記稜線部の空隙に侵入した空気がインク室へ容易に流入し易く、前記と同様インクカートリッジ内のインクを理想的な形態で消費できなくなりインク消費率が低下するし、また、インク室内のインクへの空気の混入により記録性能が低下する。そして、本発明者等の実験によれば、フォーム室の稜線部からインク通路までの距離が過小になると、稜線部の空隙からインク通路へ空気が流入し易くなることが判明した。一方、インク室をフォーム室に比べて過大に形成する場合には、インクへの空気の混入が生じ易く、記録性能確保の面からは好ましくない。
【0007】
本発明の目的は、インク室とフォーム室とを有するインクカートリッジにおいて、フォーム室のインクを十分消費しないうちにインク室へ空気が流入するのを防止すること、記録ヘッドへインクを安定的に供給できるようにすること、インクの使用効率を高めること等である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1のインクカートリッジは、記録ヘッドへインクを導入する為のインク導入部を有するホルダーに着脱自在に装着されるインクカートリッジにおいて、インクを収容したインク室と、インクを含浸させた多孔質部材を収容したフォーム室と、インク室とフォーム室を連通するインク通路とを有するカートリッジケースと、カートリッジケースのインク室側部分に形成され、インク導入部にインクを供給する為のインク供給孔と、カートリッジケースのフォーム室を大気に連通する大気連通孔とを備え、インク通路は、インク室とフォーム室とを仕切る仕切壁の幅方向中央部分のうちのフォーム室の両側面からフォー ム室の幅の1/4以上且つ2mm以上隔てた位置に、仕切壁の下端に開放状に形成されると共に、フォーム室の幅の1/4以上且つ1/2以下の横幅とフォーム室の幅の1/8以上の高さを有する矩形状に形成されたことを特徴とするものである。
【0009】
インクカートリッジをホルダーに装着した状態で、記録ヘッドでインクが消費されるとインク室のインクがインク供給孔からインク導入部へ導入されて記録ヘッドへ供給されるフォーム室の多孔質部材にインクが含浸されている状態では、インク室のインクがインク供給孔から記録ヘッドへ供給されると、インク室は負圧気味になりつつ、多孔質部材に含浸されているインクがインク通路を通ってインク室に補充され、フォーム室には大気連通孔から空気が導入される。
【0010】
更にインク供給孔から記録ヘッドへインクが供給され、フォーム室の多孔質部材に含浸されているインクが消費されて、多孔質部材のインク液面がインク通路に達すると、次にフォーム室の空気がインク通路を通ってインク室に導入されつつ、インク室のインクが消費されていく。このように、このインクカートリッジにおいては、フォーム室のインクがインク通路とインク室とを経て優先的に消費され、その後フォーム室からインク室へ空気が供給されつつインク室のインクが消費されるように構成されている。
【0011】
インクを含浸させた多孔質部材は、フォーム室を形成する壁面に隙間無く密着状に装着されるが、実際にはフォーム室の壁面同士が直交する複数の稜線部に多孔質部材が密着しない空隙が残っており、その空隙が空気通路になり易い。
このインクカートリッジにおいては、インク通路を、インク室とフォーム室とを仕切る仕切壁の幅方向中央部分のうちのフォーム室の両側面からフォーム室の幅の1/4以上且つ2mm以上隔てた位置に、仕切壁の下端に開放状に形成されると共に、フォーム室の幅の1/4以上且つ1/2以下の横幅とフォーム室の幅の1/8以上の高さを有する矩形状に形成したので、フォーム室の稜線部に空隙があっても、フォーム室のインクを充分に消費しないうちに、インク室の負圧によってその空隙をとおして空気をインク室に導入することが少なくなる。
【0012】
従って、フォーム室のインクを優先的に消費させた後、インク室のインクを消費させる理想的な形態で、インクカートリッジ内に収容したインクを消費することができるため、インク消費率(インク消費量/インク充填量)を高めることが可能になり、また、インク室内のインクへの空気の混入も極力阻止できるため、記録ヘッドへインクを安定的に供給でき、記録ヘッドの記録性能が低下するのを防止することができる。
また、インク通路は、仕切壁の下端に開放状に形成されたので、多孔質部材のインク液面がインク通路に達して、フォーム室の空気がインク通路を通ってインク室に導入される際、フォーム室のインクは十分に消費された状態になっているため、インク消費率を著しく高めることができる。
更に、インク通路は、横長の矩形状に形成されたので、インク通路を通過するインクの流速等の条件を具備して設定されるインク通路の大きさを適正な大きさに確保できるうえ、フォーム室の底面からインク通路の上端部までの距離、即ち、多孔質部材のインク液面がインク通路に達する高さを低くでき、インク消費率を高めることが可能になる。
【0013】
請求項2のインクカートリッジは、請求項1の発明において、フォーム室の幅方向におけるインク通路の幅を2mm〜4mmに形成したものである。即ち、インク消費率(インク消費量/インク充填量)を高めることができる。その他請求項1と同様の作用を奏する。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
請求項のインクカートリッジは、請求項1又は2の発明において、インク室はフォーム室の容積よりも十分小さい容積に形成されたものである。ここで、例えば、多孔質部材に含浸可能なインク量は、フォーム室の容積(多孔質部材の体積)の約75%であるとしても、フォーム室に収容されているインク量が、インク室に収容されているインク量よりも非常に多くなるため、インクカートリッジに収容されている殆どのインクが、フォーム室からインク室へインクを補充可能な状態、即ち、インク室にインクが充満した状態で記録ヘッドへ供給されるため、インク室のインクに空気が混入せずに、記録ヘッドへインクを安定的に供給できるようになる。
【0019】
フォーム室のインクが消費されてた後に、また、仮にフォーム室のインクが消費されないうちに、フォーム室の空気がインク室に導入されても、インク室の容積が非常に小さいため、インクカートリッジを搭載したキャリッジが高速で往復移動しても、インク室のインクの泡立ちが抑制されて、インクに空気が混入しにくくなり、記録ヘッドへのインクの安定的な供給を確保することができる。
【0020】
請求項のインクカートリッジは、請求項1〜の何れか1項の発明において、記録媒体にインクを噴射し印字を行うインクジェット記録装置に適用されるインクカートリッジであることを特徴とするものである。即ち、インクカートリッジをインクジェット記録装置に適用することで、フォーム室のインクを十分消費しないうちにインク室へ空気が流入するのを防止し、記録ヘッドへインクを安定的に供給でき、インクの使用効率を高める等の作用が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
本実施形態は、C(シアン:青緑)、M(マゼンタ:赤紫)、Y(イエロー:黄)、K(ブラック:黒)の4色のインクを、記録ヘッドのインク噴射ノズルから噴射し、記録紙(記録媒体)にカラー画像を記録するインクジェット記録装置において、前記4色のインクを夫々収容した4組のインクカートリッジの各々に、本発明を適用した場合の例である
【0022】
図1、図2に示すように、本実施形態のインクジェット記録装置1は、基本的に、本体カバー2内に設けられた本体フレーム3に、ゴム製のプラテン11を含む用紙搬送機構10と、キャリッジ21を移動駆動するキャリッジ駆動機構20と、記録紙Pにカラー画像を記録する為の記録機構30等を設けた構造であり、キャリッジ21上に一体的に設けられたホルダー31に、4組のインクカートリッジ50〜53が夫々着脱自在に装着されるように構成してある。
【0023】
用紙搬送機構10について説明すると、プラテン11は左右方向向きに配設され、その左右両端部のプラテン軸11aが本体フレーム3の側板3a,3bに回転自在に枢支されている。側板3bには、フィードモータ12が取付けられ、制御ユニット(図示略)により、フィードモータ12が回転駆動されると、ギヤ14〜17を有するギヤ機構13を介して、プラテン11が回動されるようになっている。
【0024】
キャリッジ駆動機構20について説明すると、プラテン11の前側には、左右両端部を側板3a,3cに支持されたガイドロッド22が、プラテン11と平行に配設され、またガイドロッド22の前側には、本体フレーム3の前端上部に形成されたガイドレール3dが、ガイドロッド22(プラテン11)と平行に設けられ、これらガイドロッド22及びガイドレール3dに、キャリッジ21が左右方向移動自在に支持されている。
【0025】
キャリッジ21の移動範囲の左端側には、本体フレーム3に回転自在に枢支された従動プーリー25が設けられ、キャリッジ21の移動範囲の右端側には、ステッピングモータ26及びステッピングモータ26の出力軸に取付けられた駆動プーリー27が設けられている。そして、これら両プーリー25,27には、キャリッジ21に連結された無端状のタイミングベルト28が掛け渡されている。即ち、制御ユニット(図示略)により、キャリッジ駆動モータ26が回転駆動されると、キャリッジ21が左右方向へ移動駆動されるようになっている。
【0026】
記録機構30について説明すると、キャリッジ21上に一体的に設けられたホルダー31は、シアンインク、マゼンタインク、イエローインク、ブラックインクを夫々収容した4組のインクカートリッジ50〜53を、夫々着脱自在に装着可能な略箱型に構成されており、シアン用記録ヘッド35とマゼンタ用記録ヘッド36とイエロー用記録ヘッド37とブラック用記録ヘッド38、及び、シアン用インク導入部40とマゼンタ用インク導入部41とイエロー用インク導入部42とブラック用インク導入部43を有している。
【0027】
前記記録ヘッド35〜38は、ヘッドホルダー31の後端の立壁部31aの背面部において、キャリッジ21の移動方向に並設されている。各記録ヘッド35〜38は、例えば64個の噴射ノズル(図示略)を有し、圧電素子を有する噴射機構(図示略)により噴射ノズルからインクを噴射可能に構成されている。インク導入部40〜43は、対応する記録ヘッド35〜38と接続された状態で立壁部31aに挿通状に固定され、その前端部分が立壁部31aから前方へ突出している。図3の鎖線で示すように、インク導入部40〜43の前端部には、シールアダプタ45が夫々取付けられており、ホルダー31にインクカートリッジ50〜53を装着した際、これらシールアダプタ45とインクカートリッジ50〜53側のアダプタ85が接続するように構成されている。
【0028】
インクカートリッジ50〜53について説明する。但し、インクカートリッジ50〜53は基本的に同じ構造であるため、インクカートリッジ50について説明し、その他のインクカートリッジ51〜53についての説明を省略する。尚、ブラック用のインクカートリッジ53は、他のインクカートリッジ50〜52と比べると、使用頻度が高いためやや幅広に構成されている。
【0029】
図3〜図6に示すように、インクカートリッジ50は、合成樹脂製の上端開放状のケース本体61とケース本体61の上端部を塞ぐ蓋体62からなるカートリッジケース60を有している。ケース本体61には仕切壁63が側壁61aから突出状に一体形成されている。この仕切壁63は、カートリッジケース60内を後方から約1:13もしくはそれ以下に区画するように設けられ、仕切壁63の後側にインク室65が形成され、仕切壁63の前側にフォーム室66が形成され、インク室65及びフォーム室66の幅はd(例えばd=8mm)に形成されている。
【0030】
即ち、前記インク室65とフォーム室66は、仕切壁63で約1:13の容積比に区画されており、インク室65にはインクIが収容され、フォーム室66にはインクIを含浸させた多孔質部材68が収納されている。多孔質部材68としては、例えば、連続的に気泡を有するスポンジ等で構成され、この多孔質部材68に含浸可能なインク量は、多孔質部材68の体積の例えば約75%である。図表7に示すように、例えば、インク室65に収容されるインク量は、インク室65の容積と同様の1.1 ccであり、フォーム室66に収容されるインク量は、フォーム室66の容積 14.5 cc(多孔質室部材68の体積)の約75%である10.7 cc であり、インクカートリッジ50全体のインク収容量は 11.8 ccである。
【0031】
インク室65とフォーム室66とを仕切る仕切壁63の下端部分には、インク室65とフォーム室66とを連通するインク通路67が形成され、このインク通路67により、インク室65とフォーム室66との間でインクIが行き来できるようになっている。
インク通路67は、図3、図6に示すように、幅d/2(例えば、4mm)、高さd/8以上(例えば2.5 mm)の横長の矩形状に形成され、フォーム室66の両側面66aから1/4d隔てて、フォーム室66の幅方向の中央部分の位置に、下端に開放状に設けられている。
【0032】
図3に示すように、カートリッジケース60の前端上部には、前方へ突出しインクカートリッジ50をホルダー31へ着脱する際に保持する為の把持部70が形成されており、この把持部70にフォーム室66を大気に連通する迷路状のエア通路71及び大気連通孔72が形成されている。インクカートリッジ50内にインクIが充満させた状態で、カートリッジケース60の側面部を押す等して、カートリッジケース60内が加圧されても、フォーム室66内のインクIをエア通路71に流入させ、外部へ漏れるのを防止することができる。
【0033】
図3〜図6に示すように、カートリッジケース60のインク室65側部分において、ケース本体61の後端側側壁61bの下端部分には、前記インク導入部40にインクIを供給する為のインク供給孔73が形成され、インク供給孔73の後端部には、ステンレス製のフィルター80が設けられている。このフィルター80は、カートリッジケース60に形成された凹部74に、アダプタ85を嵌合し溶着することにより固定されている。尚、フィルター80の多数の微細孔のメッシュが、多孔質部材68の多数のセル孔よりも細かくなるように構成されているため、インクカートリッジ50をホルダー31から取外した状態では、フィルター80でのインクの表面張力により、インク供給孔73から外部へインクが漏れるのを防止することができる。
【0034】
また、インク供給孔73には、その内側下部を遮蔽する整流部75がケース本体61と一体的に設けられている。インクカートリッジ50の製作時においてインクIを充填する場合、多孔質部材68をインクIを含浸させないでケース本体61に圧縮状に収納した後インク供給孔73からインクIをインク室65に供給するが、その際、整流部材75の後面部に形成された案内傾斜面76により、インクIがインク室65の上方へ案内され、インク室65内に空気を残留させることなく、インク室65にインクIを充填することが可能になる。
【0035】
インクカートリッジ50の作用・効果について説明する。
インクカートリッジ50をホルダー31に装着して、インク供給孔73のアダプタ85がインク導入部40のシールアダプタ45に接続し、記録ヘッド35側から吸引装置(図示せず)によりインクを吸引すると、フィルター80の両側にインクIが充満し、フィルター80のインクIに表面張力が作用しなくなり、インク室65のインクIをインク導入部40をとおして記録ヘッド35へ供給可能な状態になる。
この状態で、記録ヘッド35でインクIが消費されると、インク室65のインクIが、フィルター80で濾過されて、インク供給孔73からインク導入部40へ導入されて記録ヘッド35へ供給される。
【0036】
ここで、フォーム室66の多孔質部材68にインクIが含浸されている状態では、インク室65のインクIがインク供給孔73から記録ヘッド35へ供給されると、インク室65が負圧気味になり、フォーム室の66の多孔質部材68に含浸されているインクIがインク通路67を通ってインク室65に補充されつつ、フォーム室66には大気連通孔72及びエア通路71から空気が導入される。即ち、フォーム室66は大気圧が作用しているため、そのインク液面がインクの消費にともない下降していくが、インク室65は蓋体62によって上端が密閉状であるため、インク室65のインクIは充満した状態が保持される。
【0037】
更にインク供給孔73から記録ヘッド35へインクIが供給されて、フォーム室66の多孔質部材68に含浸されているインクIが消費され、多孔質部材68のインク液面がインク通路67に達すると、次に、フォーム室66の空気がインク通路67を通ってインク室65に導入されつつ、インク室65のインクIが消費されていく。つまり、このインクカートリッジ50においては、フォーム室66のインクIがインク通路67とインク室65とを経て優先的に消費され、その後フォーム室66からインク室65へ空気が供給されつつインク室65のインクIが消費されるように構成されている。
【0038】
インクIを含浸させた多孔質部材68は、フォーム室66を形成する壁面に隙間無く密着状に装着されるが、フォーム室66の壁面同士が直交する複数の稜線部に多孔質部材68が密着しない空隙95が残っており、その空隙95が空気通路になり易い。インクカートリッジに収容されているインクIの理想的な消費の形態においては、フォーム室66のインクが優先的に消費された後にインク室65のインクが消費されるのが最も望ましい。ところが、従来のインクカートリッジでは、前記理想的な消費の形態がなされないために、インク消費率(インク消費量/インク充填量)が非常に低い。
【0039】
これは、フォーム室66の多孔質部材68にインクが含浸されているにも関わらず、フォーム室66の空気がインク室65に流入するため、インク室65のインクが消費されて減少し、多孔質部材68のインクがインク室65に補充されなくなりフォーム室66に残存するのが原因である。そこで、本発明者等は、インク消費率はフォーム室66の前記稜線部(空隙95)からインク通路67までの距離に関係すると推測し、本実施形態のカートリッジケース60を使用し、仕切壁63の下端部分のフォーム室66の幅方向中央に、フォーム室66の幅8mmに対して種々の幅のインク通路67を形成して、インク消費率P(インク消費量/インク充填量×100)を測定した。
【0040】
図表8に示す実験結果のように、幅8mmのインク通路67を形成すると、インク消費率Pは30〜45%と非常に低い値になり、また、幅7mm,5mmのインク通路67を形成しても、インク消費率Pは50〜65,55〜70%と余り高い値にならなかった。そして、幅4mm2.5 mm,2mmのインク通路67を形成したところ、インク使用効率Pは70〜85,75〜85%となり非常に高い値が得られた。なお、残り15〜25%のインクは、多孔質部材68中に細かく分散されて毛管現象により残るインクである。
【0041】
つまり、この実験により、フォーム室66の稜線部からインク通路67までの距離が過小になると、稜線部の空隙95からインク通路67へ空気が流入し易く、インク消費率Pが低くなり、また、インク通路67の幅を4mm以下に、即ち、フォーム室66の両側面66aからフォーム室66の幅の1/4(2mm)以上隔てた位置にインク通路67を形成すると、稜線部の空隙95からインク通路67へ空気が流入しにくくなり、インク消費率Pが高くなることが判明した。本実施形態においては、フォーム室66の幅dに対して、幅d/2のインク通路67が、フォーム室66の両側面66aから1/4d隔てた位置に形成されている。
【0042】
上記のように、このインクカートリッジ50によれば、インク通路67を、インク室65とフォーム室66とを仕切る仕切壁63の幅方向中央部分のうちのフォーム室66の両側面からフォーム室66の幅の1/4以上且つ2mm以上隔てた位置に、仕切壁63の下端に開放状に形成されると共に、フォーム室66の幅の1/4以上且つ1/2以下の横幅とフォーム室66の幅の1/8以上の高さを有する矩形状に形成したので、フォーム室66のインクIを十分消費しないうちに、フォーム室66の空気が稜線部の空隙95からインク通路67へ流入してインク室65へ供給されることを防止することができる。
【0043】
従って、フォーム室66のインクIを優先的に消費させた後、インク室65のインクIを消費させる理想的な形態で、インクカートリッジ50内に収容したインクIを消費することができるため、インク消費率P(インク消費量/インク充填量)を高めることが可能になり、また、インク室65内のインクIへの空気の混入も極力阻止できるため、記録ヘッド35へインクIを安定的に供給でき、記録ヘッド35の記録性能が低下するのを防止することができる。
【0044】
しかも、インク通路67は、仕切壁63の幅方向中央部分の位置に、仕切壁63の下端に開放状に形成されているので、多孔質部材68のインク液面がインク通路67に達して、フォーム室66の空気がインク通路67を通ってインク室65に導入される際においては、フォーム室66のインクIは十分に消費された状態になっているため、インク消費率Pを著しく高めることができる。
【0045】
更に、インク通路67は、横長の矩形状に形成されているため、インク通路67を通過するインクIの流速等の条件を具備して設定される、インク通路67の大きさを適正な大きさに確保できるうえ、フォーム室66の底面66bからインク通路67の上端部までの距離、即ち、多孔質部材68のインク液面がインク通路67に達する高さを低くできるため、インク消費率Pを高めることが可能になる。
【0046】
また、インク室65はフォーム室66に対して十分小さい容積、例えば約1:13もしくはそれ以下の容積比に区画されているため、フォーム室66に収容されているインク量が、インク室65に収容されているインク量よりも非常に多くなる。それ故、インクカートリッジ50に収容されている殆どのインクIが、フォーム室66からインク室65へインクIを補充可能な状態、即ち、インク室65にインクIが充満した状態で記録ヘッド35へ供給されるため、インク室65のインクIに空気が混入せずに、記録ヘッド35へインクIを安定的に供給できるようになる。
【0047】
しかも、フォーム室66のインクIが消費された後に、また、仮にフォーム室66のインクIが消費されないうちに、フォーム室66の空気がインク室65に導入されても、インク室65の容積(1.1 cc)が非常に小さいため、インクカートリッジ50を搭載したキャリッジ21が高速で往復移動しても、インク室65のインクIの泡立ちが抑制されてインクIに空気が混入しにくくなり、記録ヘッド35へのインクIの安定的な供給を確保することができる。
【0048】
このように、前記インクカートリッジ50を記録紙PにインクIを噴射し印字を行うインクジェット記録装置1に適用することで、フォーム室66のインクIを十分消費しないうちにインク室65へ空気が流入するのを防止し、記録ヘッド35へインクIを安定的に供給でき、インクIの使用効率を高めることができる。
【0049】
次に、前記実施形態のインクカートリッジ50を部分的に変更した別実施形態のインクカートリッジについて説明する。但し、前記実施形態と同じものには同一符号を付して説明を省略する。
【0050】
第1別実施形態・・・図9、図10参照
このインクカートリッジ50Aは、仕切壁63Aの下端部から所定高さh(例えば、h=1.5 mm)高い位置に、インク通路67Aを形成したものである。また、このインク通路67Aは、前記実施形態同様に、フォーム室66の幅dに対して、幅d/2,高さd/8の横長の矩形状に形成され、フォーム室66の両側面66aから1/4d隔てた位置に形成されている。
インクカートリッジ50Aによれば、前記実施形態と同様の作用・効果を奏するが、インク通路67Aを、仕切壁63Aの壁面と底面66bが直交する稜線部から遠ざけることができるため、その稜線部と多孔質部材68との空隙96から、空気がインク通路67Aへ流入するのを確実に防止することができる。
【0051】
第2別実施形態・・・図11参照
このインクカートリッジ50Bは、前記第1別実施形態のインクカートリッジ50Aにおいて、仕切壁63Bにインク通路67Bに連通する通路90aを有し且つフォーム室66側へ僅かに突出する筒部90を設けものである。
このインクカートリッジ50Bによれば、前記別実施形態と同様の作用・効果を奏するが、多孔質部材68のインクIは、筒部90の通路90aとインク通路67Bとを通ってインク室65に流入する。筒部90は多孔質部材68に圧着するため、複数の稜線部に多孔質部材68が密着しない空隙95,96から、インク通路67Bに空気が流入するのを確実に防止できる。
【0052】
更に、前記実施形態及び第1、第2別実施形態のインクカートリッジ50,50A,50Bにおいては、次のように変更してもよい。
1〕幅d/2(例えば、2.5mm や2mm )以下のインク通路を、フォーム室66の両側面66aからフォーム室66の幅dの1/4以上隔てて形成してもよい。
2〕2以上のインク通路を、フォーム室66の両側面66aからフォーム室66の幅dの1/4以上隔てて形成してもよい。
【0053】
3〕インク通路の形状に関しては、前記実施形態のように正面視矩形状に限らず、円形や楕円形等種々の形状に構成することも可能である。
4〕前記稜線部が形成されないように、少なくともフォーム室66を形成する複数の側面66aの交差部を湾曲状に形成し、前記交差部に多孔質部材68を密着させるように構成してもよい。この場合、前記空隙が無くなるためため、フォーム室66の多孔質部材68にインクが含浸されている状態で、フォーム室66の空気がインク通路67を経てインク室65に流入するのを確実に防止できる。
5〕インクカートリッジを図3のようにインク供給孔が水平に向く状態で説明したが、インク供給孔が垂直下向きまたは約45度下向きに傾斜した状態で使用することもできる。
【0054】
【発明の効果】
請求項1のインクカートリッジによれば、インク通路を、インク室とフォーム室とを仕切る仕切壁の幅方向中央部分のうちのフォーム室の両側面からフォーム室の幅の1/4以上且つ2mm以上隔てた位置に、仕切壁の下端に開放状に形成されると共に、フォーム室の幅の1/4以上且つ1/2以下の横幅とフォーム室の幅の1/8以上の高さを有する矩形状に形成したので、フォーム室のインクを十分消費しないうちに、フォーム室の空気が稜線部の空隙からインク通路へ流入してインク室へ供給されることを防止できる。
従って、フォーム室のインクを優先的に消費させた後、インク室のインクを消費させる理想的な形態で、インクカートリッジ内に収容したインクを消費することができるため、インク消費率(インク消費量/インク充填量)を高めることが可能になり、また、インク室内のインクへの空気の混入も極力阻止できるため、記録ヘッドへインクを安定的に供給でき、記録ヘッドの記録性能が低下するのを防止することができる。
また、インク通路は、仕切壁の下端に開放状に形成されたものであるので、多孔質部材のインク液面がインク通路に達して、フォーム室の空気がインク通路を通ってインク室に導入される際、フォーム室のインクは十分に消費された状態になっているため、インク消費率を著しく高めることができる。
更に、インク通路は、横長の矩形状に形成されたものであるので、インク通路を通過するインクの流速等の条件を具備して設定されるインク通路の大きさを適正な大きさに確保することができる。
【0055】
請求項2のインクカートリッジによれば、請求項1と同様の効果を奏するが、フォーム室の幅方向におけるインク通路の幅を2mm〜4mmに形成したので、インク消費率(インク消費量/インク充填量)を高めることができる。
【0056】
【0057】
【0058】
【0059】
【0060】
請求項のインクカートリッジによれば、請求項と同様の効果を奏するが、インク室はフォーム室の容積よりも十分に小さい容積に形成されたものであるので、フォーム室に収容されているインク量が、インク室に収容されているインク量よりも非常に多くなり、インクカートリッジに収容されている殆どのインクが、フォーム室からインク室へインクを補充可能な状態、即ち、インク室にインクが充満した状態で記録ヘッドへ供給されるため、インク室のインクに空気が混入せずに、記録ヘッドへインクを安定的に供給できるようになる。
【0061】
フォーム室のインクが消費されてた後に、また、仮にフォーム室のインクが消費されないうちに、フォーム室の空気がインク室に導入されても、インク室の容積が非常に小さいため、インクカートリッジを搭載したキャリッジが高速で往復移動しても、インク室のインクの泡立ちが抑制されて、インクに空気が混入しにくくなり、記録ヘッドへのインクの安定的な供給を確保することができる。
【0062】
請求項のインクカートリッジによれば、前記インクカートリッジをインクジェット記録装置に適用することで、フォーム室のインクを十分消費しないうちにインク室へ空気が流入するのを防止し、記録ヘッドへインクを安定的に供給でき、インクの使用効率を高める等の作用が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置の斜視図である。
【図2】図1のインクジェット記録装置の要部平面図である。
【図3】インクカートリッジの縦断面図である。
【図4】図3のIV−IV矢視図である。
【図5】図3のV −V 線断面図である。
【図6】図3のVI−VI線断面図である。
【図7】インクカートリッジ内の収容可能なインク量を示す図表である。
【図8】インクカートリッジの使用効率を示す図表である。
【図9】第1別実施形態に係るインクカートリッジの縦断面図である。
【図10】図9のX −X 線断面図である。
【図11】第2別実施形態に係るインクカートリッジの縦断面図である。
【符号の説明】
I インク
P 記録紙
1 インクジェット記録装置
31 ホルダー
35〜38 記録ヘッド
40〜43 インク導入部
50〜53,50A,50B インクカートリッジ
60 カートリッジケース
63,63A,63B 仕切壁
65 インク室
66 フォーム室
66a 側面
66b 底面
67,67A,67B インク通路
68 多孔質部材
72 大気連通孔
73 インク供給孔
90 筒部
90a 通路

Claims (4)

  1. 記録ヘッドへインクを導入する為のインク導入部を有するホルダーに着脱自在に装着されるインクカートリッジにおいて、
    インクを収容したインク室と、インクを含浸させた多孔質部材を圧縮状にして収容したフォーム室とインク室とフォーム室を連通するインク通路とを有するカートリッジケースと、
    前記カートリッジケースのインク室側部分に形成され、前記インク導入部にインクを供給する為のインク供給孔と、
    前記カートリッジケースのフォーム室を大気に連通する大気連通孔とを備え、
    前記インク通路は、インク室とフォーム室とを仕切る仕切壁の幅方向中央部分のうちのフォーム室の両側面からフォーム室の幅の1/4以上且つ2mm以上隔てた位置に、仕切壁の下端に開放状に形成されると共に、フォーム室の幅の1/4以上且つ1/2以下の横幅とフォーム室の幅の1/8以上の高さを有する矩形状に形成された、
    ことを特徴とするインクカートリッジ。
  2. 前記フォーム室の幅方向におけるインク通路の幅を2 mm 〜4 mm に形成したことを特徴とする請求項1に記載のインクカートリッジ。
  3. 前記インク室はフォーム室の容積よりも十分に小さい容積に形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のインクカートリッジ。
  4. 記録媒体にインクを噴射し印字を行うインクジェット記録装置に適用されるインクカートリッジであることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載のインクカートリッジ。
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