JPH06238908A - インクカートリッジ及びインクジェット記録装置 - Google Patents

インクカートリッジ及びインクジェット記録装置

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JPH06238908A
JPH06238908A JP3007293A JP3007293A JPH06238908A JP H06238908 A JPH06238908 A JP H06238908A JP 3007293 A JP3007293 A JP 3007293A JP 3007293 A JP3007293 A JP 3007293A JP H06238908 A JPH06238908 A JP H06238908A
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JP
Japan
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ink
cartridge
liquid chamber
print head
jet recording
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Application number
JP3007293A
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English (en)
Inventor
Norihiro Ochi
教博 越智
Kazuya Koyama
和弥 小山
Yoshio Kanayama
義雄 金山
Kozo Yamaguchi
孝三 山口
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクの漏出が起きないインクカートリッジ
及びインクジェット記録装置の提供。 【構成】 インクジェット記録装置に着脱自在に装着可
能なインクカートリッジにおいて、カートリッジ1内
を、インクを含浸させた多孔質部材5を収容する収納室
とインク液を貯蔵する液室7とに区画形成するととも
に、前記両室を区画する壁面に連通孔を形成した。さら
に、前記連通孔に液室内のインクの逆流を防止するフィ
ルタ手段6を設けるとともに、前記液室の壁面にインク
供給口を穿設し、かつ、該供給口を弾性封止材13によ
り封止するとともに、前記液室の内面には撥水処理を施
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録装
置に着脱可能に装着されるインクカートリッジ及び該イ
ンクカートリッジを搭載したインクジェット記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図20に示すような、印字ヘッド4とイ
ンクカートリッジ1とが分離交換可能な方式のインクジ
ェット記録装置においては、一般的には、カートリッジ
1は記録装置本体に固定され、インクはカートリッジ内
の収納袋30に収納され、その供給口は弾性体31で封
止されている。この弾性体に中空針9を挿入してインク
をチューブを介してキャリッジ上の印字ヘッド4に供給
する。
【0003】インクの収納を袋で行わずに多孔質部材を
用い、その毛細管力でインクを保持して収納する方式も
あるが、この場合は、印字ヘッドとカートリッジが一体
に構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、記録装
置本体にカートリッジを固定しカートリッジ内の収納袋
にインクを収納する方式では、カートリッジの交換が可
能であり、コスト的に安価であるが、供給系の構造が複
雑で、かつ、記録装置自体の小型化が困難であった。ま
た、例えば、プリンタを立てた状態の時など、印字ヘッ
ドがインクの収納袋よりも下方に位置するような状態の
場合には、重力のため印字ヘッドよりインクが漏出する
ことがあった。このため記録装置の設置の向きに制限が
あり、ポータブル化は不可能であった。
【0005】一方、多孔質部材にインクを含浸保持させ
る方式では、印字ヘッドよりのインクの漏出は避けられ
るが、この方式を採用する場合には多孔質部材に中空針
を挿入してインクのみを供給するのは困難であるため、
印字ヘッドとカートリッジとを一体に構成する必要があ
る。そのため、印字ヘッドを含めたカートリッジのコス
トは非常に高く、印字ヘッドと一体構成のまま交換する
ことになり、ランニングコストが非常に高価なものとな
っていた。
【0006】また、図11aに示すような、カートリッ
ジの供給口を封止している弾性封止材13に中空針9を
挿入してインクをチューブを介してキャリッジ上の印字
ヘッドに供給する方式では、針の挿入部が弾性封止材1
3によって封止されているので、カートリッジ1を取り
外した時に瞬時にインク導入孔10をふさぐようになっ
てはいるが、カートリッジを取り外した時に若干の空気
22がカートリッジの液室7中に流入するし、カートリ
ッジを取りつける時にも若干の空気22が針についたま
ま液室7中に混入してしまうことが避けられなかった
(図14)。また、プリンタを立てた時(図13a、図
13b)にも、同様に空気の位置が一定せず、空気が吸
い出される恐れがあった。
【0007】オンデマンド型インクジェットプリンタの
欠点の一つに、ノズル圧力室に空気が入ると空気がバッ
ファになり、インクの吐出不良になるということがあ
る。従来のものでは、インク導入孔より吸い出された空
気は、途中ノズルヘッドにあるエアトラップによって一
定量まではノズル圧力室まで流入しないようになってい
るが、一定量を越えると圧力室まで空気が回ってしまう
問題があった。そのためにも、中空針のインク導入孔よ
り空気が吸い出されることは避けなければならない。
【0008】そこで、本発明の目的は、上記印字ヘッド
からの分離・交換が可能、かつ容易に行え、更に、印字
ヘッドから分離した場合、及び印字ヘッドに装着した場
合、また、どのような使用環境あるいは使用状態に置か
れた場合のいずれにも、インクの漏出が起きないインク
カートリッジ及びインクジェット記録装置を提供するこ
とにある。
【0009】また、カートリッジの液室中に流入あるい
は混入した空気を一定位置に溜め、その空気が容易に移
動しないようにして中空針のインク導入孔より空気の吸
い出しが起こらないようにしたインクカートリッジ及び
インクジェット記録装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、インクジェット記録装置に着脱自在に
装着可能なインクカートリッジにおいて、カートリッジ
内を、インクを含浸させた多孔質部材を収容する収納室
とインク液を貯蔵する液室とに区画形成するとともに、
前記両室を区画する壁面に連通孔を形成した。
【0011】さらに、前記連通孔に液室内のインクの逆
流を防止するフィルタ手段を設けるとともに、前記液室
の壁面にインク供給口を穿設し、かつ、該供給口を弾性
封止材により封止するとともに、前記液室の内面には撥
水処理を施した。
【0012】
【作用】上記のように構成されたインクカートリッジを
インクジェット記録装置に搭載することで、印字ヘッド
が印字を開始すると、インク液を貯蔵する液室中のイン
クが中空針を通って印字ヘッドに供給され、液室中のイ
ンクが減少した分量と同量のインクが、収納室に収容さ
れた多孔質部材中の含浸インクから補われる。この際、
両室を区画する壁面に形成した連通孔に設けたフィルタ
手段によって、多孔質部材中のインクに混在している空
気は液室中に侵入することはなく、また、カートリッジ
の設置の向きによらず、液室中のインクが多孔質に吸収
されて使用不能となることなく、また、液室中に流入あ
るいは混入した空気を撥水処理を施した液室の内面にト
ラップすることで、印字ヘッドへのインクの供給が安定
的に行われる。
【0013】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0014】図1は、本発明のインクカートリッジ1を
搭載したインクジェット記録装置の外観図である。印字
ヘッド4を取りつけておりインクカートリッジを搭載す
るキャリッジ2は、プラテン20に沿って往復運動をす
る。
【0015】図2は、印字ヘッド4を取りつけておりイ
ンクカートリッジを搭載するキャリッジ2及びインクカ
ートリッジ1の外観図である。カートリッジに取りつけ
られている接続フック17によって、カートリッジはキ
ャリッジに着脱自在に装着される。
【0016】図3は、本発明のインクカートリッジの断
面図である。
【0017】インクカートリッジ1は、インクを含浸さ
せた多孔質部材5を収容する収納室とインク液を貯蔵す
る液室7とに区画形成され、前記両室を区画する壁面に
設けた連通孔に液室内のインクの逆流を防止するフィル
タ手段6を設け、前記液室の壁面に穿設したインク供給
口を、弾性封止材13により封止してある。多孔質部材
としては、ポリウレタンフォームが用いられる。
【0018】フィルタ手段6は、微細孔部を形成してお
り、その部分に作用するインクの表面張力の働きによっ
て、カートリッジの設置の向きによらず液室7中のイン
クが多孔質部材5に吸収されて使用不能となる事を防ぐ
役割をする。その穴形状、穴径、穴数は、印字ヘッド4
のインク吐出能力及び保持能力によって決定される。微
細孔部は、ステンレスメッシュを取りつけて構成する方
法が一般的であり、この場合の穴形状、穴径は、メッシ
ュを構成する縦、横糸の線径及び織り方によって調整さ
れる。
【0019】次に、インクジェット記録装置における、
本発明のインクカートリッジの印字ヘッドヘの装着の仕
方について、図4〜図7を参照して説明する。
【0020】図4は、印字ヘッド側から見た正面図、図
5は、図4のA方向より見た側面図、図6aは、図4の
B−B線での断面図、図7は、図4のC−C線での断面
図である。また図6bは、図6aにおけるI部分の拡大
図である。
【0021】カートリッジの装着は、キャリッジ台2に
カートリッジ1を乗せ、把持部18を持って印字ヘッド
4側にスライドさせ、キャリッジ台側のカートリッジロ
ック用フック15とカートリッジ側の接続フック17の
両ロック用フックを篏合させる。この時、中空針9は、
カートリッジのインク供給口の弾性封止材13を突き通
して液室7まで挿入される。
【0022】カートリッジの離脱は、カートリッジロッ
ク解除レバー3を押すことによってカートリッジロック
用フック15が下方に下がり、ロックを解除してカート
リッジ解除用スプリング8の復元力により後方へスライ
ドさせて行う。また、離脱時、中空針のインク導入孔1
0のシャッター11は、シャッタースプリング12の復
元力により瞬時にスライドしてインク導入孔10を封止
する。
【0023】次に、カートリッジの液室中に流入あるい
は混入した空気を液室の内面の一定位置にトラップする
ために、液室内面の一部に撥水処理を施したインクカー
トリッジを図8〜図12を参照して説明する。
【0024】カートリッジの液室の形状により、撥水処
理を施す部位も異なってくる。
【0025】撥水処理を施す部位としては、インク導入
孔より10mm以上離れた壁面が最適である。例えば、
図8に示すような形状の液室の場合には、液室内壁の一
部分に撥水処理を施す。また、インク導入孔より壁面ま
での距離が10mm以下の場合は、例えば、図9に示す
ような形状の液室の場合には、液室内壁の全面に撥水処
理を施す。
【0026】撥水処理には、市販のシリコンゴム系の撥
水剤が使用できる。
【0027】(例えば、東芝シリコン TSW 81
1,TSW 8251;東レ、ダウコーニング SE
1980) 次に、撥水処理の作用効果を図11及び図12で説明す
る。
【0028】図11aにおけるII部分の拡大図11b
において、液室7内に流入あるいは混入した空気22
は、液室7の内面に撥水処理が施された部分21に安定
的に捕捉され、図12のようにプリンタを立てるなどし
てカートリッジの設置の向きを変えても、容易に移動し
ない。
【0029】次に、図10に示した記録装置の印字ヘッ
ドとカートリッジの配置にしたがって、インクの供給過
程を説明する。
【0030】印字ヘッド4が印字を開始すると、液室7
中のインクが中空針9を通って印字ヘッド4に供給さ
れ、液室7内のインクが減少した分量と同量のインク
が、多孔質部材5よりフィルタ手段6の微細孔を経て補
われる。また、多孔質部材5中のインクが減少した分
は、相当量の空気が大気より大気連通孔19を経て補わ
れる。この際、多孔質部材5は空気とインクの混在状態
にあるが、液室7への空間補充はインクのみであり、液
室7へ空気が侵入することはない。これは、フィルタ手
段6の微細孔の穴径が小さいことで、インクの表面張力
によって空気の侵入を防いでいるためである。また、カ
ートリッジを印字ヘッド4から取り外す際には、中空針
9によって弾性封止材にあいた穴は、その部分が弾性体
13であるため自然にふさがり、カートリッジ全体にお
いて、内部と大気が連絡しているのは大気連通孔19の
みとなる。
【0031】よって、カートリッジからインクが漏出し
にくい構造となっている。
【0032】また、液室7のインクが多孔質部材5に吸
い取られ、中空針9の周囲を空気が覆うようになると、
そのカートリッジは使用できなくなるが、これもフィル
タ手段の微細孔の働きで防ぐことができる。これは、液
室7からインクが出ていくためには、逆に液室7に空気
が入ってくる必要があり、前述のとおりフィルタ手段の
微細孔が、この空気の侵入を防いでいるため、インクは
多孔質部材に吸い取られることはない。
【0033】
【参考例】インクカートリッジの印字ヘッドヘの装着に
おける、中空針のインク導入用針穴のシャッタ機構を図
15〜図19を参照して説明する。
【0034】参考例1 図15において、中空針9のインク導入孔10にカート
リッジ1の着脱に伴いスライドしてインク導入孔10の
開閉を行うシャッター11を取り付ける。インク導入孔
10は中空針9の先端付近の側部に開いており、先端部
は密閉されている。シャッター自体は弾性体でできてお
り、シャッター用スプリング12にて導入孔をふさぐ位
置に付勢されている。シャッターは、導入孔を完全に密
閉するものである。カートリッジ1のインク供給口先端
部は、ヒートシール35にてシールされている。
【0035】図16において、カートリッジ装着時は、
カートリッジ1を印字ヘッド4側にスライドさせると、
カートリッジ1のインク供給口先端部にてシャッター1
1の先端部が押されスライドする。中空針の先端は、前
記ヒートシール35を突き破りカートリッジ1内に挿入
される。また、装着後は弾性体でできているシャッター
11の先端部が弾性変形して、カートリッジ接続部と密
着してインクの漏れ、蒸発を防止する。
【0036】カートリッジを取り外す時は、カートリッ
ジ1を印字ヘッド4と反対側にスライドさせて行い、シ
ャッター11はシャッター用スプリング12により元の
位置に戻されて、中空針のインク導入孔は、シャッター
自体が弾性体でできているので瞬時にふさがれ、再び完
全に密閉する。
【0037】該インク供給口先端部の近傍には、インク
供給口からのインクの垂れを吸収するためのインク吸収
体32が取り付けてある。
【0038】参考例2 図17〜図19は、インクを含浸させた多孔質部材を収
容する収納室とインク液を貯蔵する液室とに区画形成さ
れている型の、本発明で使用するカートリッジ1に対
し、注射針型の中空針9を使用したインクジェット記録
装置における、印字ヘッドとインクカートリッジの接続
部と、中空針のインク導入孔のシャッター機構を示して
いる。
【0039】このシャッターも弾性体でできており、カ
ートリッジの装着、取り外しの際のシャッター機構は、
基本的に参考例1で説明したものと同じである。
【0040】
【発明の効果】本発明は、上記構成を有しているので、
下記の効果を奏する。
【0041】1. 印字ヘッドを分離しての交換が可能
で、かつ、カートリッジの構造も比較的簡素であるため
に、ランニングコストは非常に低くなる。
【0042】2. 着脱に関しても複雑な機構を必要と
しないため、記録装置本体のコストも低く押さえること
ができる。
【0043】3. 印字ヘッドと共にカートリッジ台上
に搭載することが可能なため、記録装置の小形化が可能
であり、また、記録装置本体をあらゆる方向に設置して
の使用が可能であるため、ポータブル記録装置としての
使用が可能である。
【0044】4. カートリッジの液室中に流入あるい
は混入した空気を一定位置に溜め、その空気が容易に移
動しないようにしてインク導入孔より空気の吸い出しが
起こらなくなり、ノズル圧力室に空気が入って空気がバ
ッファになり、インクの吐出不良になるという恐れがな
くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクカートリッジを搭載したインク
ジェット記録装置の外観図である。
【図2】インクカートリッジを搭載するキャリッジ及び
インクカートリッジの外観図である。
【図3】本発明のインクカートリッジの断面図である。
【図4】印字ヘッド側から見た正面図である。
【図5】印字ヘッドとインクカートリッジの配置を示
し、図4のA方向より見た側面図である。
【図6a】印字ヘッドとインクカートリッジの配置を示
し、図4のB−B線での断面図である。
【図6b】図6aにおけるI部分の拡大図である。
【図7】印字ヘッドとインクカートリッジの配置を示
し、図4のC−C線での断面図である。
【図8】撥水処理を施した本発明のインクカートリッジ
の断面図である。
【図9】撥水処理を施した本発明の別のインクカートリ
ッジの断面図である。
【図10】本発明の印字ヘッドとインクカートリッジの
配置を示す別の図である。
【図11a】本発明の撥水処理の効果を示す図である。
【図11b】図11aにおけるII部分の拡大図であ
る。
【図12】本発明の撥水処理の効果を示す別の図であ
る。
【図13a】撥水処理を施さない従来のインクカートリ
ッジの断面図である。
【図13b】図13aにおけるIII部分の拡大図であ
る。
【図14】撥水処理を施さない従来のインクカートリッ
ジの別の図である。
【図15】印字ヘッドとインクカートリッジの接続部を
示す図である。
【図16】印字ヘッドとインクカートリッジの接続を示
す図である。
【図17】印字ヘッドとインクカートリッジの接続部を
示す別の図である。
【図18】注射針型中空針のインク導入孔のシャッター
機構を示す図である。
【図19】印字ヘッドとインクカートリッジの接続を示
す別の図である。
【図20】印字ヘッドとインクカートリッジとが分離交
換可能な方式の従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 インクカートリッジ 2 キャリッジ 3 カートリッジロック解除レバー 4 印字ヘッド 5 多孔質部材 6 フィルタ手段 7 液室 8 カートリッジ解除用スプリング 9 中空針 10 インク導入孔 11 シャッタ 12 シャッタ用スプリング 13 弾性封止材 14 インク溜り 15 カートリッジロック用フック 16 エアトラップ部 17 接続フック 18 カートリッジ把持部 19 大気連通孔 20 プラテン 21 撥水処理部分 22 空気 30 インク収納袋 31 弾性体 32 インク吸収体 33 インク溜り 34 SUSメッシュ 35 ヒートシール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 孝三 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット記録装置に着脱自在に装
    着可能なインクカートリッジにおいて、カートリッジ内
    を、インクを含浸させた多孔質部材を収容する収納室と
    インク液を貯蔵する液室とに区画形成するとともに、前
    記両室を区画する壁面に連通孔を形成したことを特徴と
    するインクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記連通孔に液室内のインクの逆流を防
    止するフィルタ手段を設けるとともに、前記液室の壁面
    にインク供給口を穿設し、かつ該供給口を弾性封止材に
    より封止したことを特徴とする請求項1記載のインクカ
    ートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記インク供給口の近傍にインク吸収体
    を設けたことを特徴とする請求項2記載のインクカート
    リッジ。
  4. 【請求項4】 前記液室の内面に撥水処理を施したこと
    を特徴とする請求項1記載のインクカートリッジ。
  5. 【請求項5】 インクジェット記録装置に着脱自在に装
    着可能なインクカートリッジにおいて、カートリッジ内
    を、インクを含浸させた多孔質部材を収容する収納室と
    インク液を貯蔵する液室とに区画形成するとともに、前
    記両室を区画する壁面に連通孔を形成したことを特徴と
    するインクカートリッジを搭載したインクジェット記録
    装置。
JP3007293A 1993-02-19 1993-02-19 インクカートリッジ及びインクジェット記録装置 Pending JPH06238908A (ja)

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