JP2003080730A - インクカートリッジおよびこれを用いたインクジェット式記録装置 - Google Patents

インクカートリッジおよびこれを用いたインクジェット式記録装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク使用時にカートリッジ内のインクを十
分に混合させ、均一な印字濃度・品質を得ることができ
るインクカートリッジおよびこれを用いたインクジェッ
ト式記録装置を提供すること。 【解決手段】 記録ヘッドに着脱可能に接続され濃度勾
配が生じるインクを内封する複数の第1インク収容室1
1(第3インク収容室17を含む)およびこれらインク
収容室を連通させるインク流路18を、第1インク収容
室11内において下方領域に形成される高濃度インク層
aのインクと上方領域に形成される低濃度インク層bの
インクとが、記録ヘッドに対するインクの供給に伴い流
動して合流するようなインク流路によって形成した構成
とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録ヘッドにイン
クを供給するためのインクカートリッジおよびこれを用
いたインクジェット式記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット式記録装置は、一般にキ
ャリッジ上に搭載されて記録用紙の幅方向に移動する記
録ヘッドと、この記録ヘッドの移動方向と直交する方向
に記録用紙を相対的に移動させる紙送り手段とを備えて
いる。
【0003】このようなインクジェット式記録装置にお
いて、記録用紙に対する印刷は、印刷データに基づいて
記録ヘッドからインク滴を吐出させることにより行われ
る。
【0004】そして、キャリッジ上に例えばブラック,
イエロー,シアンおよびマゼンタの各インクを吐出可能
な記録ヘッドを搭載し、ブラックインクによるテキスト
印刷ばかりでなく、各インクの吐出割合を変えることに
より、フルカラー印刷を可能としている。
【0005】このため、記録ヘッドに各インクを供給す
るインクカートリッジが装置本体内に配設されている。
【0006】通常のインクジェット式記録装置にあって
は、前記ブラック,イエロー,シアンおよびマゼンタの
インクが貯留された各インクカートリッジがキャリッジ
上に載置され、キャリッジと共に移動する。
【0007】一方、例えばオフィス向けまたは業務用に
提供されるこの種の記録装置においては、比較的大量の
印刷に対応させるために、前記した各インクが貯留され
た大容量のインクカートリッジがキャリッジ上には配置
されず、装置本体側に配置されている。
【0008】また、装置本体側(カートリッジホルダ)
にインクカートリッジとしてのメインタンクを配置する
とともに、記録ヘッドが搭載されたキャリッジ上にサブ
タンクを配置する形式の記録装置も提供されている。そ
して、各メインタンクから各サブタンクに対してインク
供給チューブを介してそれぞれインクを補給し、さらに
各サブタンクからそれぞれ記録ヘッドに対してインクを
供給するように構成されている。
【0009】このような記録装置においては、スループ
ットを向上させるために、印刷を実行しながら、各メイ
ンタンクから各サブタンクに対して逐次インクを補給
し、各サブタンクからそれぞれ記録ヘッドに対してイン
クを安定して供給するような機能が求められる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、昨今におい
ては、高精度な印刷品質の要求が高まり、印刷用のイン
クとして例えば顔料を含むインク(顔料インク)が用い
られる趨勢となっている。
【0011】このようなインクにおいては、染料を含む
インク(染料インク)と比べて色材の粒子径が大きいこ
とから、カートリッジ(インク収容室)内の底部に顔料
が沈降し、カートリッジ内のインクに濃度分布が生じ易
い。
【0012】このため、使用時にカートリッジ内のイン
クが十分に混合されず、均一な印字濃度・品質を得るこ
とができないという技術的な課題があった。
【0013】本発明は、このような技術的な課題を解決
するためになされたもので、使用時にカートリッジ内の
インクを十分に混合させることができ、もって均一な印
字濃度・品質を得ることができるインクカートリッジお
よびこれを用いたインクジェット式記録装置を提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ためになされた本発明に係るインクカートリッジは、イ
ンクを収容した複数のインク収容室と、これらインク収
容室を連通させるインク流路とを有するインクカートリ
ッジであって、前記インク流路を、前記インク収容室の
下方領域のインクと上方領域のインクとが、インクの供
給に伴い流動して合流するよう形成したことを特徴とす
る。
【0015】このように構成されているため、インク収
容室内に顔料インク等の濃度勾配が生じる可能性のある
インクを収容した場合、インク収容室内に高濃度インク
層と低濃度インク層が発生する可能性があるが、このよ
うな場合でもインク流路内で両層のインクが流動して合
流し、高濃度インク層のインクと低濃度インク層のイン
クとが混合して記録装置用ヘッドに供給されるため、均
一な印字濃度・品質を得ることができる。
【0016】また、前記インク収容室が、複数の上方イ
ンク収容室と、該上方インク収容室と連通する下方イン
ク収容室とからなり、前記インク流路が前記複数の上方
インク収容室間を連通するインク流路であることを特徴
とする。
【0017】この構成によれば、複数に区画されたイン
ク収容室を有するインクカートリッジにおいて濃度勾配
が生じた場合でも有効に解消することができる。
【0018】また、前記インク収容室が、上方インク収
容室と、該上方インク収容室と連通する下方インク収容
室とを備え、前記インク流路が前記上方インク収容室と
下方インク収容室間を接続する連通流路の下方インク収
容室側の連通口近傍に形成されていることを特徴とす
る。
【0019】この構成によれば、上方インク収容室に略
均一な濃度のインクを下方インク収容室から供給でき、
上下のインク収容室間での濃度勾配を低減することがで
きる。
【0020】また、前記インク流路が下方領域と連通す
る第一連通口と、上方領域と連通する第二連通口とから
構成されていることを特徴とする。
【0021】この構成によれば、高濃度インク層のイン
クが第一連通口からインク流路に流動し、低濃度インク
層のインクが第二連通口からインク流路に流動し、高低
両濃度インク層のインクがインク流路で合流して濃度勾
配を低減することができる。
【0022】また、前記第一連通口が、前記インク収容
室における重力方向の最下方位置に配置されていること
を特徴とする。
【0023】このように構成されているため、インク収
容室における重力方向の最下方位置にあるインクが第一
連通口からインク流路に流動する。また、第一連通口を
通過するインクの流量aと第二連通口を通過するインク
の流量bとの流量比a:bがa:b=1:1〜a:b=
1:3の範囲であることが望ましい。
【0024】この構成によれば、第一連通口の流通抵抗
(流路抵抗)が第二連通口の流通抵抗に比べて大きくな
り過ぎ(流通抵抗比が不十分となり)、第一連通口を通
過するインクの流量が少なくなる。
【0025】また、前記複数の上方インク収容室を区画
する隔壁を備え、該隔壁に第一連通口及び第二連通口が
形成されていることを特徴とする。
【0026】このように構成されているため、上方イン
ク収容室において、インクの供給時に高濃度インク層の
インクが第一連通口からインク流路に流動し、低濃度イ
ンク層のインクが第二連通口からインク流路に流動し、
高低両濃度インク層のインクがインク流路で合流して濃
度勾配を低減する。
【0027】また、前記上方インク収容室内に、インク
供給状態においてインクを収容室上方部から収容室下方
部に向かって流動させるためのインク誘導路が設けられ
ていることを特徴とする。
【0028】このように構成されているため、上方イン
ク収容室内において、記録装置用ヘッドに対するインク
の供給時にインクがインク誘導路を通過すると、収容室
下方部から収容室上方部に向かって混合しながら流動す
る。
【0029】また、前記インク収容室が、上方インク収
容室と、該上方インク収容室と連通する下方インク収容
室とからなり、前記上方インク収容室は差圧弁収容室を
介してインク供給口と連通し、下方インク収容室は大気
と連通可能に構成されている。
【0030】これにより、記録ヘッドと接続するインク
供給口に所定の流量でかつ濃度勾配の少ないインクを安
定的に供給することができる。
【0031】また、前記差圧弁収容室の上流側にフィル
タを配置してもよい。
【0032】これにより、インク中の異物や気泡等をト
ラップして、記録ヘッドのノズル目詰まり等を生じさせ
ることのない信頼性の高いインクを供給することができ
る。
【0033】また、前記インク流路が、前記差圧弁収容
室またはフィルタよりも上流側に複数箇所形成されてい
てもよい。
【0034】これにより、より濃度勾配を低減したイン
クを記録ヘッドに供給することができる。
【0035】また、複数のインク収容室を区画する隔壁
を有し、該隔壁には下方領域と連通する第一連通口と上
方領域と連通する第二連通口を備え、前記第二連通口の
開口面積は、第一連通口の開口面積よりも大きくするこ
とが好ましい。これにより、効果的に上方領域のインク
と下方領域のインクの連通口から流を生じさせることが
できる。
【0036】一方、本発明に係るインクジェット式記録
装置は、印刷領域と非印刷領域との間を往復可能なヘッ
ド装着用のキャリッジを備えたインクジェット式記録装
置において、前記したインクカートリッジを用いたこと
を特徴とする。
【0037】このように構成されているため、記録装置
用ヘッドに対するインクの供給時にインク収容室内にお
ける下方領域の高濃度インク層のインクと上方領域の低
濃度インク層のインクとがインク流路内で流動して合流
する。
【0038】したがって、高濃度インク層のインクと低
濃度インク層のインクとが混合して記録装置用ヘッドに
供給されるため、均一な印字濃度・品質を実現するイン
クジェット式記録装置を得ることができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用されたインク
カートリッジおよびこれを用いたインクジェット式記録
装置につき、図に示す実施の形態に基づいて説明する。
【0040】先ず、インクジェット式記録装置につき、
図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態に係
るインクジェット式記録装置の全体構成の概略を示す斜
視図である。
【0041】図1において、符号101で示すキャリッ
ジは、キャリッジモータ102によって駆動されるタイ
ミングベルト103を介し、ガイド部材104に案内さ
れてプラテン105の軸線方向に往復移動し得るように
構成されている。
【0042】なお、前記ガイド部材104は、互いに対
向する左右二つのフレーム131,132に支架されて
いる。両フレーム131,132は背面板133および
底板134によって連結されている。
【0043】前記キャリッジ101の下面部には、イン
クジェット式の記録ヘッド112が記録用紙106に対
向するように装着されている。前記キャリッジ101の
上面部には、前記記録ヘッド112にインクを供給する
ブラックインクカートリッジ107およびカラーインク
カートリッジ108が着脱可能に保持されている。
【0044】また、前記キャリッジ101の移動領域に
おける非印字領域(ホームポジション)には、キャップ
部材109aを有するキャッピング手段109が配置さ
れている。そして、前記記録ヘッド112が直上に移動
した時に上昇し、記録ヘッド112のノズル形成面を封
止し得るように構成されている。このキャッピング手段
109の下方には、前記キャップ部材109aの内部空
間に負圧を与えるためのポンプユニットとしてのチュー
ブポンプ110が配置されている。
【0045】前記キャッピング手段109は、インクジ
ェット式記録装置の休止期間中における記録ヘッド11
2のノズル開口の乾燥を防止する蓋体としての機能を備
えている。また、印刷とは関係のない駆動信号を記録ヘ
ッド112に印加してインク滴を空吐出させるフラッシ
ング動作時のインク受けとして機能、およびチューブポ
ンプ110からの負圧を記録ヘッド112に作用させて
インクを吸引するクリーニング手段としての機能も兼ね
備えている。
【0046】前記キャッピング手段109における印字
領域側部の近傍には、ゴムなどの弾性板を備えたワイピ
ング手段111が水平方向に進退可能となるように配置
されている。そして、キャリッジ101がキャッピング
手段109側において往復移動する際に、記録ヘッド1
12の移動経路上にワイピング手段111が進出し得る
ように構成されている。
【0047】次に、このように構成されたインクジェッ
ト式記録装置に用いられるインクカートリッジにつき、
図2〜図10を用いて説明する。図2(a)および
(b)は、本発明の第一実施形態に係るインクカートリ
ッジの外観を示す斜視図である。
【0048】図3および図4は、同じく本発明の第一実
施形態に係るインクカートリッジの内部構造を斜め上方
と斜め下方から見た斜視図、図5および図6は、本発明
の第一実施形態に係るインクカートリッジの内部構造を
示す正面図と背面図である。図7および図8は、本発明
の第一実施形態に係るインクカートリッジの負圧発生手
段収容室とバルブ収容室を拡大して示す断面図、図9は
本発明の第一実施形態に係るインクカートリッジのカー
トリッジホルダに対する接続状態を示す正面図である。
図10(a)および(b)は、本発明の第一実施形態に
係るインクカートリッジのインク流路を説明するため
に、その内部構造を模式化して示す断面図である。
【0049】図2(a)および(b)に示すインクカー
トリッジ1(図1において、ブラックインクカートリッ
ジ107,カラーインクカートリッジ108)は、一方
側に開口する扁平な平面ほぼ矩形状の容器本体2と、こ
の容器本体2の開口部を封止する蓋体3とを有してい
る。
【0050】前記容器本体2の下部には記録ヘッド11
2のインク供給針72(共に図9に図示)に接続可能な
インク供給口4が、上方側部にはカートリッジホルダに
着脱可能な係止部材5,6が一体に設けられている。そ
して、一方の係止部材5の下方には記憶手段7が配設さ
れ、他方の係止部材6の下方にはバルブ収容室8が配設
されている。
【0051】なお、前記インク供給口4内には、インク
供給針の挿抜によって開閉する弁体(図示せず)が収容
されている。
【0052】前記バルブ収容室8は、図8に示すよう
に、カートリッジ挿入側(下側)に開口する内部空間を
有し、前記インクカートリッジ1に適合する記録装置側
の識別片73(図9に図示)およびバルブ作動杆70を
進退させ得るように形成されている。そして、上部は前
記バルブ作動杆70の進退によって回動する操作アーム
66が収容されており、下部には記録装置に対する適否
を判断するための識別用凸部68が設けられている。そ
して、インク供給針72をインク供給口4に連通させる
以前(後述する大気開放弁が開弁する以前)において、
カートリッジホルダ71(図9に図示)のバルブ作用杆
70(識別片)による判定を可能にする位置に配置され
ている。
【0053】また、バルブ収容室8の室壁8aには、図
8に示すように、大気開放弁601の開閉動作によって
開閉する貫通孔60が設けられている。この貫通孔60
の一方開口部側には前記操作アーム66が配置されてお
り、他方開口部側には前記大気開放弁601が配置され
ている。前記操作アーム66は、押圧部材61を押圧す
る操作部66bを有し、前記バルブ作動杆70の進路に
斜め上方に突出して配置され、かつ回動支点66aを介
して前記容器本体2に固定されている。
【0054】前記押圧部材61は、前記貫通孔60を閉
塞するように前記室壁8aに取り付けられており、全体
がゴム等の弾性部材によって形成されている。そして、
この押圧部材61と前記貫通孔60の開口周縁との間に
形成された内部空間は、第1インク収容室11に連通す
る貫通孔67(共に図5に図示)に開口されている。
【0055】前記大気開放弁601は、図8に示すよう
に、前記貫通孔60の開口周縁に常時付勢する弁体65
を有している。この弁体65は、突起64によって移動
規制された弾性部材62を有し、その下端部が前記容器
本体2に突起63を介して固定されている。
【0056】次に、前記容器本体2の内部空間(インク
カートリッジの内部)について説明する。本インクカー
トリッジの内部は、主として「インク流路系」および
「空気流路系」から構成されているため、「インク流路
系」と「空気流路系」に分けて説明する。また、本発明
の要部は、高濃度インク層のインクと低濃度インク層の
インクとが流動して合流するような複雑構造をもつイン
ク流路(インクカートリッジ内でインクが流動する通
路)にあるため、「インク流路系」については特に詳細
に説明する。なお、「インク流路系」の説明は、〔イン
クの流動動作〕,〔インク流路の構成〕の順序で行う。
【0057】「インク流路系」 〔インクの流動動作〕記録ヘッド112(図1,図9に
図示)に対するインクの供給が開始されると、図10
(a)に示すように、第1インク収容室11における高
濃度インク層aのインクが連通口19aから連通口18
a(図5に図示)を経由して連通流路(第1インク収容
室11と第2インク収容室16とを結ぶ流路)18内に
流動する。一方、第1インク収容室11内における低濃
度インク層bのインクが連通流路18内に連通口19b
から連通口18aを経由して流動する。そして、連通流
路18内に流動した高低両濃度インク層a,bのインク
が合流し、さらに連通流路18内を上昇し第2インク収
容室16に向かって流動する。
【0058】この場合、連通口19a,18aが同一の
高さ位置に配置されているため、第1インク収容室11
内のインクが残ることなく連通流路18によって第2イ
ンク収容室16へ導かれる。
【0059】なお、図10〜図13(図11および図1
2はそれぞれ第二実施形態と第三実施形態を示し、また
図13は第四実施形態を示す。)においては、連通口1
8aの図示が省略されている。
【0060】次に、第1インク収容室11内から連通流
路18を経由して第2インク収容室16内に流動したイ
ンクが、図10(a)に矢印で示すように、第2インク
収容室16内における高濃度インク層aのインクと合流
し、さらに垂直壁15の連通口15aを通過して第3イ
ンク収容室17内に流動し、仕切壁26の連通口26a
を通過する。そして、仕切壁26の連通口26aを通過
したインクが、同図に矢印で示すように仕切壁27の連
通口27aを通過し、さらにインク流路28を上昇して
連通口24aからフィルタ室34内に流動する。
【0061】この後、インクが仕切壁25の貫通孔25
aを通過して図10(b)に示すように差圧弁収容室3
3内に流動し、差圧弁(図7に示す膜弁52)の開弁に
よって貫通孔52cを通過し凹部35を経由してインク
供給口4に至る。
【0062】〔インク流路の構成〕前記インクカートリ
ッジ1には、前記容器本体2に前記蓋体3を接合し、さ
らに容器本体背面には遮気性フィルムを接合することに
より内部空間が形成されている。この内部空間は、図3
〜図5に示すように、前記記録ヘッド112に対するイ
ンク供給口側が若干下方となるように延在する仕切壁1
0によって上下に分割形成されている。この内部空間の
下部領域は、前記記録ヘッド112の接続状態において
大気中に開放する第1インク収容室11とされている。
一方、その上部領域は、前記仕切壁10を底面部とする
枠部14によって区画されている。前記枠部14の内部
空間は、連通口15aを有する垂直壁15によって左右
に分割形成されている。この分割形成された内部空間の
一方側領域は第2インク収容室16と、また他方側領域
は第3インク収容室17とされている。
【0063】前記第2インク収容室16には、前記第1
インク収容室11に連通する連通流路18が接続されて
いる。この連通流路18は、上下方向位置に連通口18
a,18bを有し、前記容器本体2の背面に開口して上
下方向に延在する凹部18c(図6に図示)およびこの
凹部18cの開口を閉塞して封止する遮気性フィルムに
よって形成されている。また、この連通流路18の上流
側には、前記第1インク収容室11内に連通する上下二
つの連通口19a,19bを有する仕切壁19が設けら
れている。前記連通口(第一連通口)19aは、前記第
1インク収容室11内の下方領域に形成される高濃度イ
ンク層a(図10(a)に図示)内に開口する位置に配
置されている。そして、前記連通口(第二連通口)19
bは、前記第1インク収容室11内の上方領域に形成さ
れる低濃度インク層b内に開口する位置に配置されてい
る。これにより、前記各連通口19a,19bを通過し
た前記第1インク収容室11からのインクが前記連通口
18a,18bのうち下方の連通口18a内に流動する
ようなインク流路(隔室)が形成されている。
【0064】一方、前記第3インク収容室17側には、
横長の仕切壁22および環状の仕切壁24によって、差
圧弁52(膜弁)を収容する差圧弁収容室33(図6に
図示)とフィルタ55(図7に図示)を収容するフィル
タ室34(図5に図示)が形成されている。前記仕切壁
25には、前記フィルタ55を通過したインク(顔料イ
ンク)を前記フィルタ室34から前記差圧弁収容室33
に導く貫通孔25aが設けられている。
【0065】前記仕切壁24の下部には前記仕切壁10
との間に連通口26aを有する仕切壁26が、またその
片側側方には前記枠部14との間に連通口27aを有す
る仕切壁27が設けられている。そして、前記仕切壁2
7と前記枠部14との間には、前記連通口27aに連通
し、かつ上下方向に延在する連通路28が設けられてい
る。この連通路28の上方部には、前記フィルタ室34
に前記連通口24aおよび領域31を介して連通する貫
通孔29が連設されている。
【0066】前記貫通孔29は、前記仕切壁27に連続
する仕切壁(環状壁)30によって形成されている。
【0067】前記領域31は、前記仕切壁24,30お
よび仕切壁30a(図6に図示)によって形成されてい
る。この領域31は、前記容器本体2の一方端部(前記
貫通孔29に連通する部分)が深く、他方端部(前記フ
ィルタ室34に連通する部分)が浅く形成されている。
【0068】前記差圧弁収容室33には、図7に示すよ
うに、圧縮コイルスプリングからなるばね50および貫
通孔52cを有するエラストマー等の弾性変形可能な差
圧弁としての膜弁52が収容されている。この膜弁52
は、その外周縁が環状の厚肉部52aを介して容器本体
2に固定されている。前記ばね50は、一方端部が前記
膜弁52のばね受け部52bに、他方端部が前記蓋体5
3のばね受け部53aに支持されている。
【0069】なお、図中符号54は、前記膜弁52の厚
肉部52aに一体に成形された枠部を示す。また、符号
56および57は、前記容器本体2の正面部側と背面部
側に配置された遮気性フィルムを示す。
【0070】前記フィルタ室34には、図7に示すよう
に、インクを通過させ、かつ塵埃等を捕捉するフィルタ
55が配置されている。このフィルタ室34および前記
差圧弁収容室33の開口部は、流体(インク・空気)遮
断フィルムによって封止されている。これにより、イン
ク供給口4内の圧力が低下すると、膜弁52がばね50
の付勢力に抗して弁座部25bから離れるため、フィル
タ55を通過したインクは貫通孔52cを通過し、凹部
35によって形成された流路を経てインク供給口4に流
れ込むように構成されている。また、インク供給口4内
のインク圧力が所定の値に上昇すると、膜弁52がばね
50の付勢力によって弁座部25bに着座し、インクの
流通を遮断するように構成されている。このような動作
を繰り返すことにより、一定の負圧を維持しながらイン
クがインク供給口4に供給される。
【0071】「空気流路系」前記容器本体2の背面部に
は、図6に示すように、流路抵抗を高くする蛇行溝3
6,大気中に開口する幅広な凹溝37および前記第2イ
ンク収容室16に隔壁602を介して隣接する平面ほぼ
矩形状の凹部38(空間部)が設けられている。前記凹
部38内には枠部39およびリブ40が設けられ、これ
ら通気性フィルムを張設して大気通気室が形成されてい
る。また、前記凹部38の底面部(壁部)には貫通孔4
1が設けられ、前記第2インク収容室16の仕切壁42
(図5に図示)によって区画された細長い領域43に連
通されている。この領域43は、貫通孔44を有し、仕
切壁603によって区画された連通溝45およびこの連
通溝45に開口する貫通孔46を介して大気開放室50
1(図8に図示)に連通されている。
【0072】以上の構成により、図9に示すようにカー
トリッジホルダ71にインクカートリッジ1が装着され
ると、カートリッジホルダ71のバルブ作動杆70が図
8に示すインクカートリッジ1の操作アーム66に当接
して凸部66b(押圧部材61)を弁体側に移動させ
る。これにより、弁体65が貫通孔60の開口周縁から
離間し、図5に示す第1インク収容室11が貫通孔6
7,貫通孔60,貫通孔46,溝45,貫通孔44,領
域43および貫通孔41等を介して図6に示す凹部38
(大気中)に開放する。また、インク供給口4内の弁体
(図示せず)がインク供給針72の挿入によって開弁す
る。
【0073】そして、インク供給口4内の弁体が開弁
し、記録ヘッド112によってインク(顔料インク)が
消費されると、インク供給口4の圧力が規定値以下に低
下するため、図7に示す差圧弁収容室33内の膜弁52
が開弁し(インク供給口4の圧力が規定値以上に上昇す
ると、膜弁52が閉弁する)、上方インク収容室である
差圧弁収容室33内のインクがインク供給口4を介して
記録ヘッド112に流れ込む。
【0074】さらに、記録ヘッド112でのインクの消
費が進行すると、下方インク収容室である第1インク収
容室11のインクが図5に示す連通流路18を介して第
2インク収容室16に流れ込む。
【0075】この場合、第1インク収容室11の下方領
域に位置する高濃度インク層a(図10(a)に図示)
のインクが連通流路18(図6に図示)内に連通口19
a(図5に図示)から流動し、また第1インク収容室1
1の上方領域に位置する低濃度インク層b(図10
(a)に図示)のインクが連通流路18内に連通口19
bから流動するため、高低両濃度インク層a,bのイン
クが連通流路18内で合流する。
【0076】一方、インク消費に伴い、大気と連通した
貫通孔67(図5に図示)から空気が流入し、第1イン
ク収容室11のインク液面が下がる。さらに、インクが
消費され、インク液面が連通口19aに達すると、第2
インク収容室16内に第1インク収容室11(インク供
給時に貫通孔67を介して大気中に開放)からのインク
が連通流路18を経由して空気と共に流れ込む。そし
て、気泡が浮力によって上昇するため、インクだけが垂
直壁15下部の連通口15aを経て第3インク収容室1
7に流れ込み、この第3インク収容室17から仕切壁2
6の連通口26aを通過して連通路28を上昇し、連通
路28から領域31および連通口24aを介してフィル
タ室34の上部に流れ込む。
【0077】この後、フィルタ室34内のインクが図7
に示すフィルタ55を通過して貫通孔25aから差圧弁
収容室33に流れ込み、さらに弁座部25bから離間す
る膜弁52の貫通孔52cを通過してから、図6に示す
凹部35内を下降してインク供給口4に流れ込む。
【0078】このようにして、インクカートリッジから
記録ヘッドにインクを供給することができる。
【0079】したがって、本実施形態においては、高濃
度インク層aのインクと低濃度インク層bのインクとが
混合して記録ヘッド112に供給されるため、インク濃
度のばらつき発生を抑制して均一な印字濃度・品質を得
ることができる。
【0080】なお、異種のインクカートリッジ1がカー
トリッジホルダ71に装着される場合には、インク供給
口4がインク供給針72に到達する以前に、識別用凸部
68(図8に示す)がカートリッジホルダ71の識別片
73(図9に図示)に当接し、バルブ作用杆70の進入
が阻止される。したがって、異種インクカートリッジの
装着による不具合の発生を防止することができる。ま
た、この状態では、バルブ作動杆70が操作アーム66
にも到達しないため、弁体65が閉弁状態を維持して、
放置による第1インク収容室11内のインク溶媒の蒸発
が防止される。
【0081】一方、インクカートリッジ1がカートリッ
ジホルダ71の装着位置から引き抜かれた場合には、操
作アーム66が作動杆70による支持を失って弾性復帰
し、これに伴い弁体65が弾性復帰して貫通孔60を閉
塞するため、凹部38と第1インク収容室11との連通
が遮断される。
【0082】なお、本実施形態におけるインク流路とし
ては、第1インク収容室11の高低両濃度インク層a,
b内のインクがインク供給時に流動して連通流路18内
で合流するようなインク流路である場合について説明し
たが、本発明はこれに限定されず、図11(第二実施形
態)および図12(第三実施形態)に示すようなインク
流路としてもよい。この場合、高濃度インク層のインク
と低濃度インク層のインクとを複数回にわたって混合さ
せ、混合回数の増加に応じてインクの混合率を高めるこ
とができる。
【0083】「第二実施形態」図11に示すように、前
記第3インク収容室17(第2インク収容室16)内に
おいて、高濃度インク層a内に開口する前記連通口15
aおよび低濃度インク層b内に開口する連通口15b
(開口面積は連通口15aの三倍程度)が前記垂直壁1
5に設けられている。このうち連通口15aは、前記第
2インク収容室16における重力方向の最下方位置に配
置されている。
【0084】これにより、記録ヘッド112に対するイ
ンクの供給時に第1インク収容室11から第2インク収
容室16に流動したインクが、同図に矢印で示すよう
に、第2インク収容室16内における高濃度インク層a
のインクと合流して連通口15aを通過し、さらに低濃
度インク層bのインクと合流して連通口15bを通過す
る。そして、これら各連通口15a,15bを通過した
インクが第3インク収容室17の下方領域(高濃度イン
ク層a)で合流し、仕切壁26の連通口26aに向かっ
て流動する。
【0085】なお、本実施形態においては、連通口15
aを通過するインクの流量aと連通口15bを通過する
インクの流量bとの流量比a:bをa:b=1:3(連
通口15bの開口面積を連通口15aの開口面積の三倍
程度)に設定する場合について説明したが、本発明はこ
れに限定されず、a:b=1:1〜a:b=1:3の範
囲に設定されていればよい。この場合、流量比a:bを
a:b=1:1〜a:b=1:3の範囲外に設定する
と、連通口15aの流通抵抗が連通口15bの流通抵抗
に比べて大きくなり過ぎ(流通抵抗比が不十分とな
り)、連通口15aを通過するインクの流量が少なくな
る。
【0086】「第三実施形態」図12に示すように、前
記第3インク収容室17内において、高濃度インク層a
内に開口する連通口51aおよび低濃度インク層b内に
開口する連通口51bを有する仕切壁51が前記両仕切
壁24,27間に配設されている。
【0087】これにより、第3インク収容室17の下方
領域(高濃度インク層a)にある仕切壁26の連通口2
6aを通過したインクが、同図に矢印で示すように、仕
切壁26の左方における高濃度インク層aのインクと合
流して連通口51aを通過し、さらに仕切壁24の左方
における低濃度インク層bのインクと合流して連通口5
1bを通過する。そして、これら各連通口51a,51
bを通過したインクが両仕切壁27,51間の下方領域
(高濃度インク層a)で合流し、仕切壁27の連通口2
7aに向かって流動する。
【0088】このように、各実施形態(第一〜第三実施
形態)においては、インクを混合させるために、仕切壁
(隔壁)に連通口を設けることにより行う場合について
説明したが、本発明はこれに限定されず、図13(第四
実施形態)に示すようなインク誘導路61をフィルタ室
34内に設けることにより行うものでもよい。
【0089】同図に示すように、前記インク誘導路61
は、前記仕切壁24の内周面に沿って延在し、かつ前記
領域31(図5に図示)および前記フィルタ室34内に
開口するように形成されている。そして、フィルタ室3
4内において、インク供給時に領域31(連通口24
a)からのインクを上方部から下方部に向かって流動さ
せるように構成されている。
【0090】これにより、領域31を通過したインク
が、同図に矢印で示すように、記録ヘッド112に対す
るインクの供給時にインク誘導路61に沿ってフィルタ
室下方部に誘導され、このフィルタ室下方部から貫通孔
25a(フィルタ室上方部に設けられた貫通孔)に向か
って混合しながら流動する。
【0091】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係るインクカートリッジおよびこれを用いたインクジェ
ット式記録装置によると、インク使用時にカートリッジ
内のインクを十分に混合させることができるため、均一
な印字濃度・品質を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るインクジェット式記録
装置の基本構成の概略を示す斜視図である。
【図2】(a)および(b)は、本発明の第一実施形態
に係るインクカートリッジの外観を示す斜視図である。
【図3】本発明の第一実施形態に係るインクカートリッ
ジの内部構造を斜め上方から見た斜視図である。
【図4】本発明の第一実施形態に係るインクカートリッ
ジの内部構造を斜め下方から見た斜視図である。
【図5】本発明の第一実施形態に係るインクカートリッ
ジの内部構造を示す正面図である。
【図6】本発明の第一実施形態に係るインクカートリッ
ジの内部構造を示す背面図である。
【図7】本発明の第一実施形態に係るインクカートリッ
ジの負圧発生手段収容室を拡大して示す断面図である。
【図8】本発明の第一実施形態に係るインクカートリッ
ジのバルブ収容室を拡大して示す断面図である。
【図9】本発明の第一実施形態に係るインクカートリッ
ジのカートリッジホルダに対する接続状態を示す正面図
である。
【図10】(a)および(b)は、本発明の第一実施形
態に係るインクカートリッジのインク流路を説明するた
めに、その内部構造を模式化して示す断面図である。
【図11】本発明の第二実施形態に係るインクカートリ
ッジの内部構造を模式化して示す断面図である。
【図12】本発明の第三実施形態に係るインクカートリ
ッジの内部構造を模式化して示す断面図である。
【図13】本発明の第四実施形態に係るインクカートリ
ッジの内部構造を模式化して示す断面図である。
【符号の説明】
1 インクカートリッ
ジ 2 容器本体 3 蓋体 4 インク供給口 8 バルブ収容室 11 インク収容室 15 垂直壁 15a 連通口 16 バッファ室 17 負圧発生手段収容
室 18 連通流路 18a,18b 連通口 18c 凹部 19 仕切壁 19a,19b 連通口 25a 貫通孔 25b 弁座部 26 仕切壁 26a 連通口 28 連通路 29 貫通孔 31 領域 33 差圧弁収容室 34 フィルタ室 35,38 凹部 52 膜弁 51 貫通孔 55 フィルタ 56,57 遮気性フィルム 101 キャリッジ 102 キャリッジモータ 103 タイミングベルト 104 ガイド部材 105 プラテン 106 記録用紙 112 記録ヘッド a 高濃度インク層 b 低濃度インク層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 真理 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA26 EC43 FA10 KB11 KB27 KB31 KC01 KC13 KC15 KC16

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを収容した複数のインク収容室
    と、これらインク収容室を連通させるインク流路とを有
    するインクカートリッジであって、 前記インク流路を、前記インク収容室の下方領域のイン
    クと上方領域のインクとが、インクの供給に伴い流動し
    て合流するよう形成したことを特徴とするインクカート
    リッジ。
  2. 【請求項2】 前記インク収容室が、複数の上方インク
    収容室と、該上方インク収容室と連通する下方インク収
    容室とからなり、前記インク流路が前記複数の上方イン
    ク収容室間を連通するインク流路であることを特徴とす
    る請求項1記載のインクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記インク収容室が、上方インク収容室
    と、該上方インク収容室と連通する下方インク収容室と
    を備え、前記インク流路が前記上方インク収容室と下方
    インク収容室間を接続する連通流路の下方インク収容室
    側の連通口近傍に形成されていることを特徴とする請求
    項1記載のインクカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記インク流路が下方領域と連通する第
    一連通口と、上方領域と連通する第二連通口とから構成
    されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    1項に記載のインクカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記第一連通口が、前記インク収容室に
    おける重力方向の最下方位置に配置されていることを特
    徴とする請求項4記載のインクカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記第一連通口を通過するインクの流量
    aと前記第二連通口を通過するインクの流量bとの流量
    比a:bがa:b=1:1〜a:b=1:3の範囲であ
    ることを特徴とする請求項4記載のインクカートリッ
    ジ。
  7. 【請求項7】 前記複数の上方インク収容室を区画する
    隔壁を備え、該隔壁に第一連通口及び第二連通口が形成
    されていることを特徴とする請求項2記載のインクカー
    トリッジ。
  8. 【請求項8】 前記上方インク収容室内に、インク供給
    状態においてインクを収容室上方部から収容室下方部に
    向かって流動させるためのインク誘導路が設けられてい
    ることを特徴とする請求項2または3記載のインクカー
    トリッジ。
  9. 【請求項9】 前記インク収容室が、上方インク収容室
    と、該上方インク収容室と連通する下方インク収容室と
    からなり、前記上方インク収容室は差圧弁収容室を介し
    てインク供給口と連通し、下方インク収容室は大気と連
    通可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載
    のインクカートリッジ。
  10. 【請求項10】 前記差圧弁収容室の上流側にフィルタ
    を配置したことを特徴とする請求項9記載のインクカー
    トリッジ。
  11. 【請求項11】 前記インク流路が、前記差圧弁収容室
    またはフィルタよりも上流側に複数箇所形成されている
    請求項9または10記載のインクカートリッジ。
  12. 【請求項12】 複数のインク収容室を区画する隔壁を
    有し、該隔壁には下方領域と連通する第一連通口と上方
    領域と連通する第二連通口を備え、前記第二連通口の開
    口面積は、第一連通口の開口面積よりも大きいことを特
    徴とする請求項1記載のインクカートリッジ。
  13. 【請求項13】 印刷領域と非印刷領域との間を往復可
    能なヘッド装着用のキャリッジを備えたインクジェット
    式記録装置において、 請求項1乃至請求項12のいずれかに記載されたインク
    カートリッジを用いたことを特徴とするインクジェット
    式記録装置。
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