JP3811812B2 - 塗工装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウエブへ間欠塗工が可能な塗工装置、及び、継ぎ目のあるウエブに継ぎ目回避動作が可能な塗工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
フィルム、布帛、紙、金属箔、金属製の網等の長尺状のウエブWに塗工液を間欠塗工する装置としては、従来より図8のような吐出型塗工装置100が提案されている。
【0003】
図8に示すように、ウエブWがバックアップロール102上を搬送され、このウエブWにダイ104から塗工液を吐出する。この場合に、未塗工区間と塗工区間とを交互に形成する間欠塗工を行うために、塗工液を圧送する圧送ポンプ106とダイ104との間に断続バルブ108を設け、未塗工区間を形成する場合においては、この断続バルブ108を閉じて、塗工液の圧送を止め、未塗工区間を形成する。
【0004】
そして、再び塗工区間を形成する場合には断続バルブ108を開けて塗工液を圧送ポンプ106から圧送するものである。
【0005】
また、前記のような長尺状のウエブは、連続塗工を行うために継ぎ目を有している。この継ぎ目の部分については、他の部分よりもウエブの厚さが厚くなるため、上記の塗工装置100においては、ダイ104を水平方向に移動させる移動装置110によって、ウエブの継ぎ目が近づいてくると、ダイ104をバックアップロール102から遠ざける方向に移動させて、ウエブの継ぎ目が通過できるように間隙を広くしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成の塗工装置100の間欠塗工において、断続バルブ108を閉じて塗工区間を終了する場合に、ダイ104の吐出口には塗工液がまだ存在しており、この断続バルブ108を閉じた状態では塗工液の塗工が中断されず、塗工区間の終端部分が図9に示すように、切れが不明確でかすれるという問題点がある。
【0007】
また、ウエブの継ぎ目の部分を通過させる場合には、上記のようにダイ104を退避させているが、この場合にダイ104とバックアップロール102との間隙の拡大と共に、断続バルブ108を閉じて、継ぎ目部分に未塗工部分を形成するようにしている(以下、この動作を、継ぎ目回避動作という)。
【0008】
ところが、このような断続バルブ108を閉じて継ぎ目回避動作する場合には、塗工区間から未塗工区間を形成するまでの時間がかかり、逆に未塗工区間から塗工区間を形成するまでの時間がかかるという問題点がある。そのため、ウエブの継ぎ目付近のみ未塗工区間を形成すれば良いのにもかかわらず、この継ぎ目部分よりも多くの未塗工区間が形成され、ウエブに無駄が生じるという問題点がある。
【0009】
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、間欠塗工をする場合において塗工区間の終了端部の塗工液が明確に切れ、かすれることがない塗工装置、及び、迅速に継ぎ目回避動作を行うことができる塗工装置を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、塗工液を圧送手段からダイに圧送し、走行するウエブへこのダイから塗工液を吐出する塗工装置において、前記圧送手段と前記ダイとの間に断続バルブを設け、前記断続バルブと前記ダイとの間にある供給配管の途中に一定量の塗工液を抽出する塗工液抽出手段を設け、前記断続バルブを開閉することによりウエブに塗工区間と未塗工区間を交互に形成する間欠塗工を行い、また、この間欠塗工における塗工区間を終了する場合に、前記断続バルブを閉じて塗工液の供給を停止する供給停止工程と、前記塗工液抽出手段によって一定量の塗工液を抽出する抽出工程を行う制御手段を設け、さらに、前記ダイの内部に塗工液の液溜め部を設け、前記液溜め部の内圧を測定する測定手段を設け、前記制御手段は、塗工区間が終了して未塗工区間に移行するときに前記測定手段が測定した内圧が一定になるように、前記塗工液抽出手段が抽出する塗工液の量を制御することを特徴とする塗工装置である。
【0011】
請求項の発明は、継ぎ目のある長尺状のウエブをバックアップロールの下方に走行させ、前記バックアップロールの下方にドクターエッジを有するノズルヘッドを配し、塗工液の圧送手段によって前記ノズルヘッドから塗工液を圧力をかけて噴射して、前記ドクターエッジによりウエブへ塗工液を塗工する塗工装置において、前記ノズルヘッドを前記バックアップロールに対して移動させる移動手段を設け、前記圧送手段と前記ノズルヘッドとの間に断続バルブを設け、前記断続バルブと前記ノズルヘッドとの間にある供給配管の途中に一定量の塗工液を抽出する塗工液抽出手段を設け、ウエブの継ぎ目回避動作を開始する場合に、前記塗工液抽出手段によって一定量の塗工液を抽出する抽出工程と、前記断続バルブを閉じて塗工液の供給を停止する供給停止工程と、前記移動手段によって前記バックアップロールから前記ノズルヘッドを離す回避工程とを行う制御手段を設け、前記ノズルヘッドは、ヘッド本体の上部に形成されたドクターエッジと、前記ヘッド本体の前面 に被せられた蓋体と、前記蓋体と前記ヘッド本体との間に形成された第1液溜め部と、、前記第1液溜め部から前記ヘッド本体と蓋体との上端部にかけて形成された塗工液の流出路と、前記流出路の上方で、かつ、前記ドクターエッジ、前記バックアップロールの下面及び隔壁によって囲まれた第2液溜め部と、前記第2液溜め部の内圧を測定する測定手段とを有し、前記制御手段は、塗工区間が終了して未塗工区間に移行するときに前記測定手段が測定した内圧が一定になるように、前記塗工液抽出手段が抽出する塗工液の量を制御することを特徴とする塗工装置である。
【0012】
請求項10の発明は、塗工液を圧送手段からダイに圧送し、走行する継ぎ目のある長尺状のウエブへこのダイから塗工液を吐出する塗工装置において、前記ダイを前記バックアップロールに対して移動させる移動手段を設け、前記圧送手段と前記ダイとの間に断続バルブを設け、前記断続バルブと前記ダイとの間にある供給配管の途中に一定量の塗工液を抽出する塗工液抽出手段を設け、ウエブの継ぎ目回避動作を開始する場合に、前記塗工液抽出手段によって一定量の塗工液を抽出する抽出工程と、前記断続バルブを閉じて塗工液の供給を停止する供給停止工程と、前記移動手段によって前記バックアップロールから前記ダイを離す回避工程とを行う制御手段を設け、さらに、前記ダイの内部に塗工液の液溜め部を設け、前記液溜め部の内圧を測定する測定手段を設け、前記制御手段は、塗工区間が終了して未塗工区間に移行するときに前記測定手段が測定した内圧が一定になるように、前記塗工液抽出手段が抽出する塗工液の量を制御する ことを特徴とする塗工装置である。
【0013】
本発明の請求項の塗工装置において間欠塗工を行う場合には、制御手段が、塗工区間を終了するときに、断続バルブを閉じて塗工液の圧送を停止すると共に、塗工液抽出手段によって一定量の塗工液を抽出する。これによって、塗工区間の終了端部における塗工液が明確に切れ、かすれることがない。
【0014】
本発明の請求項9または10の塗工装置において継ぎ目回避動作を行う場合には、制御手段が、移動手段によってダイまたはノズルヘッドを移動させてウエブとの間の間隙を拡大させ、断続バルブを閉じて塗工液の圧送を停止すると共に、塗工液抽出手段によって一定量の塗工液を抽出する。これによって、継ぎ目部分における未塗工区間を最小にできる。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1の実施例)
本発明の第1の実施例の塗工装置10について図1に基づいて説明する。
【0016】
図1は、塗工装置10の構成図である。以下、この図面に基づいて塗工装置10を説明する。
【0017】
ウエブWは、バックアップロール12によって搬送されている。
【0018】
このバックアップロール12の左側には塗工液を吐出するためのダイ14が設けられている。このダイ14内部には塗工液を溜めるための液溜部16が設けられ、この液溜部16からダイ14の先端にある吐出口18に塗工液が送られる。また、ダイ14には、このダイ14を水平方向に移動させることができる移動装置19が設けられている。この移動装置19はエアシリンダ、または、モータなどによって構成されている。
【0019】
ダイ14には、圧送ポンプ20から塗工液が圧送される。圧送ポンプ20とダイ14との間には塗工液の圧送を停止させるための断続バルブ22が設けられている。また、断続バルブ22とダイ14との間には分岐配管24が設けられいる。
【0020】
圧送ポンプ20と断続バルブ22との間にはリリーフバルブ32が設けられている。このリリーフバルブ32の圧送ポンプ20側には液圧計34が設けられ、また、リリーフバルブ32からの塗工液は排出タンク36に排出される。
【0021】
分岐配管24の出口側には、塗工液を一定量抽出するための抽出装置38が設けられている。この抽出装置38は、分岐配管24の出口側に設けられた第1逆止弁40と、この第1逆止弁40の出口側に設けられたシリンダ室42と、シリンダ室42に設けられた第2逆止弁44とを有し、シリンダ室42内部には、ピストン45が設けられている。このピストン45は、エアシリンダ46によって駆動する。なお、ピストン45の駆動はモータで行ってもよい。
【0022】
また、第2逆止弁44の出口側には、塗工液を溜めるための排出タンク48が設けられている。
【0023】
ダイ14の液溜め部16内部には、液溜め部16の内圧を測定するための圧力センサ15が設けられている。
【0024】
この塗工装置10によって図2に示すような塗工区間と未塗工区間とを交互に形成するためにマイクロコンピューターよりなる制御部30が設けられている。この制御部30には、ウエブWを搬送する搬送速度Vが入力され、この搬送速度Vに合わせて断続バルブ22を開閉する。
【0025】
制御部30には、圧力センサ15から液溜め部16の圧力を示す信号が入力され、また、エアシリンダ46の駆動の制御を行う。
【0026】
また、制御装置30は、移動装置19を駆動させて、ダイ14をバックアップロール12から離したり、また、近づけたりする制御も行っている。
【0027】
(1)間欠塗工の場合
上記構成の塗工装置10によって図2に示すような間欠塗工を行う場合について説明する。
【0028】
ウエブWが一定の搬送速度Vによって搬送され、その搬送速度Vに基づいて制御部30が断続バルブ22を開閉して、塗工区間と未塗工区間とを形成する。すなわち、断続バルブ22を開けると塗工区間が形成され、閉じると未塗工区間が形成される。
【0029】
第1の工程において、断続バルブ22を閉じる間際、すなわち、この塗工区間が終了する終了端間際において、制御部30が、抽出装置38のエアシリンダ46によってピストン45を後退させる。すると、シリンダ室42の内圧が減少し、第1逆止弁40が開放される。これによって、分岐配管24からシリンダ室42に塗工液が流入する。この分岐配管24に流れる塗工液の量は、ピストン45の後退する量によって、決定される。
【0030】
その後、ピストン45を前進させると、シリンダ室42の内圧が上昇して、第1逆止弁40が閉じ、第2逆止弁44が開放されて、シリンダ室42内部の塗工液が排出タンク48に排出される。
【0031】
そして、この抽出装置38が抽出する塗工液の量は、圧力センサ15の信号に基づいて決定されている。
【0032】
詳しくは、断続バルブ22を開放して塗工区間を形成して、この塗工区間が終了して未塗工区間に移行するとき(断続バルブ22を閉じた状態のとき)の液溜め部16の内圧を圧力センサ15によって測定している。この測定した内圧が常に一定になるように、抽出装置38によって抽出する塗工液の量を決定している。すなわち、測定した内圧が一定値より高ければ抽出装置38によって抽出する塗工液の量が多くし、また、内圧が低ければ抽出する量を少なくして、この内圧が一定の範囲内に収まるように、フィードバッグ制御している。
【0033】
第2の工程において、制御部30は、第1工程の50〜200m秒後に断続バルブ22を閉じて、塗工液の供給を停止させ、未塗工区間を走行しているウエブWへ形成する。
【0034】
第3の工程において、未塗工区間から塗工区間に移動する場合には、断続バルブ22を開放し、ダイ14に再び塗工液を圧送する。この場合に、ポンプ20からダイ14の吐出口18まで塗工液が存在し、直ちにその塗工を開始することができる。
【0035】
このように、塗工区間終了間際に、一定量の塗工液を分岐配管24の側に抽出するため、図2に示すように、終了端間際においてその形状が断崖状の部分となる。また、塗工を開始する場合においても、一定量の塗工液のみを抽出したため、再び断崖状の形状となり、従来のように盛上がり部分が発生したり、かすれたりすることがない。
【0036】
なお、上記工程では、まず、抽出装置38で塗工液を抽出してから、断続バルブ22を閉じたが、塗工液の種類(例えば、粘度)によっては、断続バルブ22を閉じてから、50〜200m秒後に抽出装置38で塗工液を抽出してもよい。また、抽出装置38で塗工液を抽出する工程と断続バルブ22を閉じる工程を同時に行ってもよい。
【0037】
(2)継ぎ目回避動作の場合
上記構成の塗工装置10によって継ぎ目回避動作を行う場合について説明する。
【0038】
ウエブWは、フィルム、布帛、紙、金属製の網等の長尺状であり、連続して塗工を行うために継ぎ目が存在している。
【0039】
ウエブWが一定の搬送速度Vによって搬送され、この搬送速度Vに基づいて制御部30がウエブWの継ぎ目を検出する。そして、この制御部30がウエブWの継ぎ目がダイ14の吐出口18に近づいた場合には、次のような制御を行う。なお、継ぎ目の検出方法については、上記のようにウエブWの搬送速度Vから演算するだけでなく、継ぎ目検出センサを別途設けて、この検出信号に基づいて継ぎ目を検出してもよい。
【0040】
第1工程において、抽出装置38のエアシリンダ46によってピストン45を後退させる。すると、シリンダ室42の内圧が減少し第1逆止弁40が開放される。これによって分岐配管24からシリンダ室42に塗工液が流入する。この分岐配管24に流れる塗工液の量は、ピストン45の後退する量によって決定される。
【0041】
第2工程において、ピストン45を前進させると、シリンダ室42の内圧が上昇して、第1逆止弁40が閉じ、第2逆止弁44が開放されて、シリンダ室42内部の塗工液が排出タンク48に排出される。この抽出装置38が抽出する塗工液の量は、予めテスト走行などによって決定しておく。
【0042】
第3工程において、第2工程の50〜200m秒後に制御部30は、断続バルブ22を閉じ、塗工液の供給を遮断する。
【0043】
第4工程において、移動装置19によってダイ14をバックアップロール12から離す方向に移動させ、ウエブWの継ぎ目が通過できるだけの間隙を形成する。
【0044】
第5工程において、継ぎ目部分が通過すると、制御部30が移動装置19によってダイ14をバックアップロール12に対して近づけ、通常の塗工間隙の位置まで移動させると共に、断続バルブ22を開けて塗工区間を再び形成する。
【0045】
このように、移動装置19によってダイ14をバックアップロール12から離し、断続バルブ22を閉じて未塗工区間を形成するだけでなく、抽出装置38によって所定量の塗工液を抽出することによって塗工区間の終了端間際においてその形状が断崖状の部分となる。また、塗工を開始する場合においても、一定量の塗工液のみを抽出したため、再び断崖状の形状となり、継ぎ目部分が近づく直前まで塗工を行うことができ、かつ、継ぎ目部分が終了すると直ちに塗工区間を形成することができる。したがって、継ぎ目による未塗工区間を最小にすることができる。
【0046】
なお、上記工程では、まず、抽出装置38で塗工液を抽出してから、断続バルブ22を閉じたが、塗工液の種類(例えば、粘度)によっては、断続バルブ22を閉じてから、50〜200m秒後に抽出装置38で塗工液を抽出してもよい。また、抽出装置38で塗工液を抽出する工程と断続バルブ22を閉じる工程を同時に行ってもよい。
【0047】
(3)抽出装置38の具体的構造
上記で説明した抽出装置38の具体的構造の一例を、図3の縦断面図に基づいて説明する。
【0048】
抽出装置38の本体52は、円筒状をなし、内部にシリンダ室42を有している。そして、このシリンダ室42の下部には、ピストン45が上下動自在に設けられている。
【0049】
本体52の上部には、分岐配管24に接続された入口部66が設けられ、側部には排出タンク48に通じる出口部68が設けられている。そして、入口部66に第1逆止弁40が設けられ、出口部68に第2逆止弁44が設けられている。
【0050】
第1逆止弁40は、本体52の上端部近傍に設けられた弁座54の中央の貫通孔に沿って、弁56が移動自在に設けられ、弁56はスプリング状のバネ58によって、常に貫通孔を閉塞する方向に付勢されている。シリンダ室42の圧力が、分岐配管24の圧力より下降した場合に、弁56が開放する。
【0051】
第2逆止弁44も同様に弁座60、弁62、バネ64を有している。但し、リンダ室42の圧力が出口側の圧力より上昇した場合に、弁62が開放する。
【0052】
ピストン45の下端部には、エアシリンダ46が設けられている。
【0053】
この抽出装置38の動作状態について説明する。
【0054】
ピストン45が下方に移動すると(図3の2点斜線の状態)、シリンダ室42の内圧が減少し、弁56が開放し、第1逆止弁40から塗工液が流入する。この流入量は、ピストン45の移動量と同じである。
【0055】
そして、ピストン45が、下方まで後退した後再びエアシリンダ46によって上昇すると(図3の実線の状態)、シリンダ室42の内圧が上昇し、第1逆止弁40が閉塞される。一方、第2逆止弁44は、シリンダ室42の内圧が上昇するため、その圧力によって弁62が開放し、流入した塗工液が出口部68から排出タンク48に向かって流出される。そして、第2逆止弁44が閉塞される。
【0056】
以上によって、ピストン45をエアシリンダ46によって上下動させるだけで、第1逆止弁40から一定量の塗工液が流入し、第2逆止弁44からその一定量の塗工液が排出される。
【0057】
(4)変更例
上記実施例では、バックアップロール12の左側には塗工液を吐出するためのダイ14が設けられているが、これに限らず、右側、下側、上側に配してもよい。
【0058】
なお、下記に説明する第3の実施例でも同様である。
【0059】
(第2の実施例)
本発明の第2の実施例の塗工装置50について、図4に基づいて説明する。
【0060】
本実施例と第1の実施例の塗工装置10との異なる点は、第1の実施例ではバックアップロール12に搬送されるウエブWに片面の間欠塗工を行っていたが、本実施例の塗工装置50では、搬送されるウエブWの両面に間欠塗工を行うために、搬送路の両側に一対のダイ14,14を設けた点である。
【0061】
一対のダイ14,14において間欠塗工と継ぎ目回避動作を行うために、第1の実施例と同様に、一対の抽出装置38,38を設けている。この抽出装置38,38は制御部30によって制御されている。
【0062】
間欠塗工を行う場合には、第1の実施例と同様に、断続バルブ22,22を閉じ、一対の抽出装置38,38を用いて、ウエブWの両面に塗工区間と未塗工区間とを形成する。
【0063】
また、継ぎ目回避動作を行う場合には、第1の実施例と同様に、一対のダイ14,14を一対の移動装置19,19によって移動させる前に、断続バルブ22,22を閉じ、抽出装置38,38によって一定量の塗工液を抽出すれば、第1の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0064】
(第3の実施例)
本発明の第3の実施例の塗工装置70について、図5に基づいて説明する。
【0065】
本実施例の塗工装置70と第1の実施例の塗工装置10との相違点は、抽出装置38の構造にある。
【0066】
すなわち、本実施例では、抽出装置38としてポンプ72を用い、塗工区間が終了する間際に、このポンプ72によって一定量の塗工液を分岐配管24から抽出し、排出タンク74に排出するものである。このポンプ72の作動タイミングは、制御部30によって行われ、第1の実施例と同様に圧力センサ15によって測定した液溜め部16の内圧が常に一定になるようにフィードバック制御され、ポンプ72によって抽出される塗工液の量が制御されている。
【0067】
本実施例であっても、第1の実施例と同様に、一定量の塗工液を塗工区間が終了する間際に抽出するため、塗工区間の開始部分及び終了部分に塗工液の盛り上がりやかすれがなく、断崖状に形成することができる。
【0068】
したがって、本実施例であっても、第1の実施例と同様に、ポンプ72を用いた抽出装置38によって間欠塗工を行うことができる。
【0069】
また、本実施例であっても、第1の実施例と同様に、継ぎ目回避動作を行うことができる。
【0070】
すなわち、移動装置19によってダイ14をバックアップロール12から離す前に、断続バルブ22を閉じ、ポンプ72を回転させて一定量の塗工液を分岐配管24から抽出する。
【0071】
なお、第2の実施例のように両面塗工装置においても、ポンプ72を用いた抽出装置38によって間欠塗工及び継ぎ目回避動作を行うことができる。
【0072】
(第4の実施例)
第4の実施例の塗工装置80について、図6に基づいて説明する。
【0073】
本実施例と第1の実施例の異なる点は、第1の実施例ではダイ14を用いて塗工を行っていたが、本実施例ではドクターエッジ81を有するノズルヘッド82によって塗工を行うものである。
【0074】
このノズルヘッド82は、図6に示すように、バックアップロール12の下方に配され、このノズルヘッド82のヘッド本体84はバックアップロール12と略同じ幅を有し、ヘッド本体84の上部に前記したドクターエッジ81が設けられている。
【0075】
このドクターエッジ81は縦断面円弧型に形成されたコンマ型ドクターエッジであり、バックアップロール12とドクターエッジ81との間隙をウエブWが走行する。なお、ドクターエッジ81の形状は、これに限らず、縦断面が円弧型に代えて円弧に近い多角形状であってもよい。
【0076】
ヘッド本体84の前面には蓋体85が被せられ、この蓋体85とヘッド本体84との間に第1液溜め部86が形成されている。この第1液溜め部86から、ヘッド本体84と蓋体85との上端部にかけて、塗工液の流出路87が形成されている。そして、この流出路87の上方は、ドクターエッジ81、バックアップロール12の下面及び隔壁88によって囲まれた第2液溜め部89が形成されている。なお、第2液溜め部89の左右両側は、不図示の両側壁によって閉塞されている。
【0077】
また、ヘッド本体84の下部には、ノズルヘッド82の上下方向の高さを調整するエアシリンダよりなる移動装置90が設けられている。
【0078】
さらに、隔壁88には、第2液溜め部89の内圧を測定するための圧力センサ91が設けられている。
【0079】
上記構成の塗工装置80の作動状態を説明する。
【0080】
ウエブWへの塗工液の厚みは、バックアップロール12とドクターエッジ81の間隙と第2液溜め部89の内圧によって決定される。ウエブWは塗工液が満たされた第2液溜め部89を通過してドクターエッジ81の位置まで至り、ドクターエッジ81の刃先による線圧によって塗工液が塗工される。
【0081】
そして、ウエブWの継ぎ目がこのノズルヘッド82の位置に近づいた場合について説明する。
【0082】
第1の工程において、抽出装置38のエアシリンダ46によってピストン45を後退させる。すると、シリンダ42の内圧が減少し、第1逆止弁40が開放される。これによって分岐配管24からシリンダ室42に塗工液が流入する。その後、ピストン45を前進させると、シリンダ室42の内圧が上昇して、第1逆止弁40が閉じ、第2逆止弁44が開放されて、シリンダ室42の内部の塗工液が排出タンク48に排出される。
【0083】
第2の工程において、第1工程の50〜200m秒後に断続バルブ22を閉じて、塗工液の圧送を停止する。
【0084】
第3の工程において、制御部30が移動装置90を制御してノズルヘッド82を下方に移動させ、ウエブWの継ぎ目が通過できるように、ドクターエッジ81とバックアップロール12との間隙を拡大させる。
【0085】
第4の工程において、ウエブWの継ぎ目がドクターエッジ81を通過すると、再び移動装置90によってノズルヘッド82を上方に移動させ、断続バルブ22を開放して塗工液を再び圧送する。この場合に圧力センサ91によって第2液溜め部89の内圧を、塗工時の通常の内圧に復帰させる。
【0086】
このように継ぎ目回避動作を行うことにより、ウエブWの継ぎ目がノズルヘッド82の直前にくるまで塗工を行うことができ、かつ、ウエブWの継ぎ目がドクターエッジ81を通過した直後に塗工を開始することができるので、継ぎ目部分における未塗工区間を最少にすることができる。
【0087】
なお、上記工程では、まず、抽出装置38で塗工液を抽出してから、断続バルブ22を閉じたが、塗工液の種類(例えば、粘度)によっては、断続バルブ22を閉じてから、50〜200m秒後に抽出装置38で塗工液を抽出してもよい。また、抽出装置38で塗工液を抽出する工程と断続バルブ22を閉じる工程を同時に行ってもよい。
【0088】
(第5の実施例)
第5の実施例の塗工装置92について、図7に基づいて説明する。
【0089】
図7は、第5の実施例の塗工装置92であって、第4の実施例の塗工装置80と異なる点は、抽出装置38の構造にある。
【0090】
すなわち、本実施例の抽出装置38は第2の実施例で説明したポンプ72を用いている。
【0091】
この抽出装置38を用いても、第4の実施例と同様に継ぎ目部分における未塗工区間を最少にすることができる。
【0092】
【発明の効果】
本発明の請求項の塗工装置であると、ウエブWに対して間欠塗工を行う場合に、塗工区間の開始部分及び終了部分に塗工液のかすれがなく断崖状に形成される。
【0093】
本発明の請求項9または10の塗工装置であると、ウエブの継ぎ目に対して継ぎ目回避動作を行う場合に、継ぎ目部分の未塗工区間を最少にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の塗工装置を示す構成図である。
【図2】 本実施例の塗工装置で塗工した場合の塗工区間の終了部分の拡大図である。
【図3】 定量抽出装置の縦断面図である。
【図4】 第2の実施例の両面塗工型塗工装置の構成図である。
【図5】 第3の実施例の構成図である。
【図6】 第4の実施例の構成図である。
【図7】 第5の実施例の構成図である。
【図8】 従来の塗工装置の構成図である。
【図9】 従来の塗工装置によって塗工した塗工区間の終了部分の拡大図である。
【符号の説明】
10 塗工装置
12 バックアップロール
14 ダイ
20 圧送ポンプ
22 断続バルブ
24 分岐配管
30 制御部
38 抽出装置
40 第1逆止弁
42 シリンダ室
44 第2逆止弁
45 ピストン
46 エアシリンダ
48 排出タンク
80 塗工装置
81 ドクターエッジ
82 ノズルヘッド
84 ヘッド本体
85 蓋体
86 第1液溜め部
87 流出路
88 隔壁
89 第2液溜め部
90 移動装置
91 圧力センサ
92 塗工装置

Claims (17)

  1. 塗工液を圧送手段からダイに圧送し、走行するウエブへこのダイから塗工液を吐出する塗工装置において、
    前記圧送手段と前記ダイとの間に断続バルブを設け、
    前記断続バルブと前記ダイとの間にある供給配管の途中に一定量の塗工液を抽出する塗工液抽出手段を設け、
    前記断続バルブを開閉することによりウエブに塗工区間と未塗工区間を交互に形成する間欠塗工を行い、
    また、この間欠塗工における塗工区間を終了する場合に、前記断続バルブを閉じて塗工液の供給を停止する供給停止工程と、前記塗工液抽出手段によって一定量の塗工液を抽出する抽出工程を行う制御手段を設け
    さらに、前記ダイの内部に塗工液の液溜め部を設け、
    前記液溜め部の内圧を測定する測定手段を設け、
    前記制御手段は、
    塗工区間が終了して未塗工区間に移行するときに前記測定手段が測定した内圧が一定になるように、前記塗工液抽出手段が抽出する塗工液の量を制御する
    ことを特徴とする塗工装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記供給停止工程、前記抽出工程の順番で間欠塗工を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の塗工装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記抽出工程、前記供給停止工程の順番で間欠塗工を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の塗工装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記抽出工程と前記供給停止工程とを同時に行う
    ことを特徴とする請求項1記載の塗工装置。
  5. 前記塗工液抽出手段は、
    前記供給配管から分岐した分岐配管と、
    前記分岐配管の出口に設けた逆止弁と、
    前記逆止弁の出口側に設けたシリンダ室と、
    前記シリンダ室内部を移動するピストンとを有し、
    塗工液を一定量を抽出する場合は、前記ピストンを移動させて前記逆止弁を開放しつつ、前記ピストンの移動した量だけ塗工液を吸引する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の塗工装置。
  6. 前記塗工液抽出手段は、
    前記供給配管から分岐した分岐配管と、
    前記分岐配管に配され、前記供給管から一定量の塗工液を抽出するポンプとを有した
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の塗工装置。
  7. バックアップロールに前記ダイを1個配し、
    ウエブが前記バックアップロールによって搬送され、この搬送されているウエブへ前記1個のダイから塗工液を吐出して、片面の間欠塗工を行う
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の塗工装置。
  8. ウエブの搬送路の両側に前記ダイをそれぞれ配し、
    この搬送されているウエブへ前記一対のダイから塗工液を吐出して、両面の間欠塗工を行う
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の塗工装置。
  9. 継ぎ目のある長尺状のウエブをバックアップロールの下方に走行させ、前記バックアップロールの下方にドクターエッジを有するノズルヘッドを配し、塗工液の圧送手段によって前記ノズルヘッドから塗工液を圧力をかけて噴射して、前記ドクターエッジによりウエブへ塗工液を塗工する塗工装置において、
    前記ノズルヘッドを前記バックアップロールに対して移動させる移動手段を設け、
    前記圧送手段と前記ノズルヘッドとの間に断続バルブを設け、
    前記断続バルブと前記ノズルヘッドとの間にある供給配管の途中に一定量の塗工液を抽出する塗工液抽出手段を設け、
    ウエブの継ぎ目回避動作を開始する場合に、前記塗工液抽出手段によって一定量の塗工液を抽出する抽出工程と、前記断続バルブを閉じて塗工液の供給を停止する供給停止工程と、前記移動手段によって前記バックアップロールから前記ノズルヘッドを離す回避工程とを行う制御手段を設け
    前記ノズルヘッドは、ヘッド本体の上部に形成されたドクターエッジと、前記ヘッド本体の前面に被せられた蓋体と、前記蓋体と前記ヘッド本体との間に形成された第1液溜め部と、、前記第1液溜め部から前記ヘッド本体と蓋体との上端部にかけて形成された塗工液の流出路と、前記流出路の上方で、かつ、前記ドクターエッジ、前記バックアップロールの下面及び隔壁によって囲まれた第2液溜め部と、前記第2液溜め部の内圧を測定する測定手段とを有し、
    前記制御手段は、
    塗工区間が終了して未塗工区間に移行するときに前記測定手段が測定した内圧が一定になるように、前記塗工液抽出手段が抽出する塗工液の量を制御する
    ことを特徴とする塗工装置。
  10. 塗工液を圧送手段からダイに圧送し、走行する継ぎ目のある長尺状のウエブへこのダイから塗工液を吐出する塗工装置において、
    前記ダイを前記バックアップロールに対して移動させる移動手段を設け、
    前記圧送手段と前記ダイとの間に断続バルブを設け、
    前記断続バルブと前記ダイとの間にある供給配管の途中に一定量の塗工液を抽出する塗工液抽出手段を設け、
    ウエブの継ぎ目回避動作を開始する場合に、前記塗工液抽出手段によって一定量の塗工液を抽出する抽出工程と、前記断続バルブを閉じて塗工液の供給を停止する供給停止工程と、前記移動手段によって前記バックアップロールから前記ダイを離す回避工程とを行う制御手段を設け、
    さらに、前記ダイの内部に塗工液の液溜め部を設け、
    前記液溜め部の内圧を測定する測定手段を設け、
    前記制御手段は、
    塗工区間が終了して未塗工区間に移行するときに前記測定手段が測定した内圧が一定になるように、前記塗工液抽出手段が抽出する塗工液の量を制御する
    ことを特徴とする塗工装置。
  11. 前記制御手段は、
    前記供給停止工程、前記抽出工程、前記回避工程の順番で継ぎ目回避動作を行う
    ことを特徴とする請求項9または10記載の塗工装置。
  12. 前記制御手段は、
    前記抽出工程、前記供給停止工程、前記回避工程の順番で継ぎ目回避動作を行う
    ことを特徴とする請求項9または10記載の塗工装置。
  13. 前記制御手段は、
    前記抽出工程と前記供給停止工程とを同時に行い、その後、前記回避工程の順番で継ぎ目回避動作を行う
    ことを特徴とする請求項9または10記載の塗工装置。
  14. 前記塗工液抽出手段は、
    前記供給配管から分岐した分岐配管と、
    前記分岐配管の出口に設けた逆止弁と、
    前記逆止弁の出口側に設けたシリンダ室と、
    前記シリンダ室内部を移動するピストンとを有し、
    塗工液を一定量を抽出する場合は、前記ピストンを移動させて前記逆止弁を開放しつつ、前記ピストンの移動した量だけ塗工液を吸引する
    ことを特徴とする請求項9から13のいずれか一項に記載の塗工装置。
  15. 前記塗工液抽出手段は、
    前記供給配管から分岐した分岐配管と、
    前記分岐配管に配され、前記供給管から一定量の塗工液を抽出するポンプとを有した
    ことを特徴とする請求項9から14のいずれか一項に記載の塗工装置。
  16. バックアップロールに前記ダイを1個配し、
    ウエブが前記バックアップロールによって搬送されている
    ことを特徴とする請求項10から13のいずれか一項に記載の塗工装置。
  17. ウエブの搬送路の両側に前記ダイをそれぞれ配した
    ことを特徴とする請求項10から15のいずれか一項に記載の塗工装置。
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