JP6762773B2 - 間欠塗工装置及びその方法 - Google Patents
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Description
間欠塗工装置10は、間欠バルブ1、ウエブWを搬送させるバックアップロール12、ウエブWに塗工液を間欠塗工するダイ14、塗工液のタンク16、塗工液を定量供給する定量ポンプ18、制御部20とを有する。
間欠バルブ1の構成について図2に基づいて説明する。間欠バルブ1のバルブ本体2は、L字型をなし、その内部に通過空間3が形成されている。この通過空間3の一端部には塗工液の入口4が開口し、定量ポンプ18からホースなどの管が接続されている。通過空間3のL字型の屈曲した通過空間3の他端部には出口5が開口し、ダイ14の液溜め部26へ向かうホースなどの管が接続されている。
次に、図1〜図3を用いて、制御部20が、間欠塗工装置10を用いてウエブWに間欠塗工する方法について説明する。なお、図3において、ピストン36が上限に達した場合には、容量可変室34の容量が最小となり、下限に到達したときは容量可変室34の容量が最大となる。
本実施形態によれば、未塗工区間W2を形成する間は、容量可変室34の容量を増加させて定量ポンプ18から供給される塗工液を容量可変室34に溜める。そのため、従来のようにタンク16に戻す動作が不要となり、塗工液のロスがなくなる。
上記実施形態では、間欠バルブ1内の塗工液を排出する構成はないが、定量ポンプ18を停止しているときは、塗工状態に影響を与えないため、間欠バルブ1の通過空間3と容量可変室34の塗工液を排出するための排出口を設けてもよい。
Claims (4)
- 間欠バルブと、
塗工液を貯留するタンクと、
前記タンクに貯留された前記塗工液を前記間欠バルブの入口に供給する定量ポンプと、
前記間欠バルブの出口から供給された前記塗工液を走行する長尺状のウエブに間欠塗工するダイと、
制御部と、
を有する間欠塗工装置において、
前記間欠バルブは、
L字型のバルブ本体と、
前記バルブ本体内のL字型の通過空間と、
前記バルブ本体の前記通過空間の一端部に設けられた塗工液の入口と、
前記バルブ本体の前記通過空間の他端部に設けられた前記塗工液の出口と、
前記出口を開閉する開閉手段と、
前記バルブ本体の前記通過空間と直交するように連続的に設けられ、かつ、前記バルブ本体と一体に設けられた容量可変室と、
前記容量可変室内の前記塗工液の容量を変化させる容量可変手段と、
を有し、
前記開閉手段は、前記出口内に設けられた開閉弁であって、
前記開閉弁は、
前記出口内に設けられた弁座と、
前記弁座に対し摺動する弁体と、
前記弁体を直線状に移動させる直動式の開閉アクチュエータと、
を有し、
前記容量可変手段は、
前記容量可変室の前記容量を変化させるピストンと、
前記ピストンを直線状に移動させる直動式の可変アクチュエータと、
を有し、
前記ダイによって前記ウエブに塗工厚みd、塗工幅fで塗工区間を塗工する場合に、
前記制御部は、
前記定量ポンプによって前記間欠バルブの前記入口に毎時ΔV0の量の前記塗工液を供給し、
前記ウエブに前記未塗工区間を形成するために、前記間欠バルブの前記出口を閉状態の時刻t1からt2の間は、前記可変手段の前記ピストンを移動させ前記容量可変室の容量を増加させて、V1=ΔV0(t2−t1)の量の前記塗工液を前記容量可変室に溜め、
前記ウエブに前記塗工区間を形成するために、前記間欠バルブの前記出口が開状態の時刻t2からt3の間は、前記閉状態の間に前記容量可変室に溜まった量V1の前記塗工液を、前記容量可変手段の前記ピストンの先端を前記通過空間と交わる位置まで移動させ、前記容量可変室の容量を減少させて毎時ΔV1の量で全て排出し、前記入口から流入する流入量ΔV0の前記塗工液と共に前記出口から毎時(ΔV0+ΔV1)の量を前記ダイに供給し、
前記制御部は、d*f=(ΔV0+ΔV1)となるようにΔV0とΔV1を決定する、
間欠塗工装置。 - 前記制御部は、
前記ウエブに前記未塗工区間を形成するために、前記間欠バルブの前記出口を閉状態の時刻t1からt2の間は、前記可変手段を用いて前記容量可変室の容量を正比例で増加させて、V1=ΔV0(t2−t1)の量を前記塗工液を前記容量可変室に溜め、
前記ウエブに前記塗工区間を形成するために、前記間欠バルブの前記出口が開状態の時刻t2からt3の間は、前記閉状態の間に前記容量可変室に溜まった量V1の前記塗工液を、前記容量可変手段を用いて前記容量可変室の容量を正比例で減少させて毎時ΔV1の量で全て排出する、
請求項1に記載の間欠塗工装置。 - 前記制御部は、前記定量ポンプが停止しているときに、前記塗工液を前記間欠バルブから排出する排出手段を有する、
請求項1に記載の間欠塗工装置。 - 間欠バルブと、
塗工液を貯留するタンクと、
前記タンクに貯留された前記塗工液を前記間欠バルブの入口に供給する定量ポンプと、
前記間欠バルブの出口から供給された前記塗工液を走行する長尺状のウエブに間欠塗工するダイと、
を有する間欠塗工装置における間欠塗工方法において、
前記間欠バルブは、
L字型のバルブ本体と、
前記バルブ本体内のL字型の通過空間と、
前記バルブ本体の前記通過空間の一端部に設けられた塗工液の入口と、
前記バルブ本体の前記通過空間の他端部に設けられた前記塗工液の出口と、
前記出口を開閉する開閉手段と、
前記バルブ本体の前記通過空間と直交するように連続的に設けられ、かつ、前記バルブ本体と一体に設けられた容量可変室と、
前記容量可変室内の前記塗工液の容量を変化させる容量可変手段と、
を有し、
前記開閉手段は、前記出口内に設けられた開閉弁であって、
前記開閉弁は、
前記出口内に設けられた弁座と、
前記弁座に対し摺動する弁体と、
前記弁体を直線状に移動させる直動式の開閉アクチュエータと、
を有し、
前記容量可変手段は、
前記容量可変室の前記容量を変化させるピストンと、
前記ピストンを直線状に移動させる直動式の可変アクチュエータと、
を有し、
前記ダイによって前記ウエブに塗工厚みd、塗工幅fで塗工区間を塗工する場合に、
前記定量ポンプは、前記間欠バルブの前記入口に毎時ΔV0の量の前記塗工液を供給し、
前記定量ポンプによって前記間欠バルブの前記入口に毎時ΔV0の量の前記塗工液を供給し、
前記ウエブに前記未塗工区間を形成するために、前記間欠バルブの前記出口を閉状態の時刻t1からt2の間は、前記可変手段の前記ピストンを移動させ前記容量可変室の容量を増加させて、V1=ΔV0(t2−t1)の量の前記塗工液を前記容量可変室に溜め、
前記ウエブに前記塗工区間を形成するために、前記間欠バルブの前記出口が開状態の時刻t2からt3の間は、前記閉状態の間に前記容量可変室に溜まった量V1の前記塗工液を、前記容量可変手段の前記ピストンの先端を前記通過空間と交わる位置まで移動させ、前記容量可変室の容量を減少させて毎時ΔV1の量で全て排出し、前記入口から流入する流入量ΔV0の前記塗工液と共に前記出口から毎時(ΔV0+ΔV1)の量を前記ダイに供給し、
d*f=(ΔV0+ΔV1)となるようにΔV0とΔV1を決定する、
間欠塗工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016118647A JP6762773B2 (ja) | 2016-06-15 | 2016-06-15 | 間欠塗工装置及びその方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016118647A JP6762773B2 (ja) | 2016-06-15 | 2016-06-15 | 間欠塗工装置及びその方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017223280A JP2017223280A (ja) | 2017-12-21 |
JP6762773B2 true JP6762773B2 (ja) | 2020-09-30 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016118647A Active JP6762773B2 (ja) | 2016-06-15 | 2016-06-15 | 間欠塗工装置及びその方法 |
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JP5606828B2 (ja) * | 2010-08-26 | 2014-10-15 | 株式会社ヒラノテクシード | 塗工装置 |
-
2016
- 2016-06-15 JP JP2016118647A patent/JP6762773B2/ja active Active
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