JP6762773B2 - 間欠塗工装置及びその方法 - Google Patents

間欠塗工装置及びその方法 Download PDF

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本発明は、欠塗工装置及びその方法に関するものである。
従来より、フィルム、布帛、紙、金属箔、金属メッシュなどの長尺状のウエブに塗工液を間欠塗工する間欠塗工装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この従来の間欠塗工装置は、バックアップロール上を搬送するウエブにダイによって未塗工区間と塗工区間とを交互に形成するために、塗工液を供給する定量ポンプとダイとの間にバルブを設け、未塗工区間を形成するときは、このバルブを閉じてダイへの塗工液の供給を停止し、一方、塗工区間を形成するときは、このバルブを開けてダイに塗工液を供給する。
特開2012−47245号公報
上記のような間欠塗工装置において、定量ポンプを動作させたまま未塗工区間を形成するためには、ダイへのバルブを閉じたときに、余った塗工液をタンクに戻す必要がある。そのため、塗工液にロスが生じ、また間欠塗工の安定化の妨げになるという問題点があった。
そこで本発明は上記問題点に鑑み、定量ポンプを動作した状態で未塗工区間を形成するときに塗工液をタンクに戻さない欠塗工装置及びその方法を提供することを目的とする。
本発明は、間欠バルブと、塗工液を貯留するタンクと、前記タンクに貯留された前記塗工液を前記間欠バルブの入口に供給する定量ポンプと、前記間欠バルブの出口から供給された前記塗工液を走行する長尺状のウエブに間欠塗工するダイと、制御部と、を有する間欠塗工装置において、前記間欠バルブは、L字型のバルブ本体と、前記バルブ本体内のL字型の通過空間と、前記バルブ本体の前記通過空間の一端部に設けられた塗工液の入口と、前記バルブ本体の前記通過空間の他端部に設けられた前記塗工液の出口と、前記出口を開閉する開閉手段と、前記バルブ本体の前記通過空間と直交するように連続的に設けられ、かつ、前記バルブ本体と一体に設けられた容量可変室と、前記容量可変室内の前記塗工液の容量を変化させる容量可変手段と、を有し、前記開閉手段は、前記出口内に設けられた開閉弁であって、前記開閉弁は、前記出口内に設けられた弁座と、前記弁座に対し摺動する弁体と、前記弁体を直線状に移動させる直動式の開閉アクチュエータと、を有し、前記容量可変手段は、前記容量可変室の前記容量を変化させるピストンと、前記ピストンを直線状に移動させる直動式の可変アクチュエータと、を有し、前記ダイによって前記ウエブに塗工厚みd、塗工幅fで塗工区間を塗工する場合に、前記制御部は、前記定量ポンプによって前記間欠バルブの前記入口に毎時ΔV0の量の前記塗工液を供給し、前記ウエブに前記未塗工区間を形成するために、前記間欠バルブの前記出口を閉状態の時刻t1からt2の間は、前記可変手段の前記ピストンを移動させ前記容量可変室の容量を増加させて、V1=ΔV0(t2−t1)の量の前記塗工液を前記容量可変室に溜め、前記ウエブに前記塗工区間を形成するために、前記間欠バルブの前記出口が開状態の時刻t2からt3の間は、前記閉状態の間に前記容量可変室に溜まった量V1の前記塗工液を、前記容量可変手段の前記ピストンの先端を前記通過空間と交わる位置まで移動させ、前記容量可変室の容量を減少させて毎時ΔV1の量で全て排出し、前記入口から流入する流入量ΔV0の前記塗工液と共に前記出口から毎時(ΔV0+ΔV1)の量を前記ダイに供給し、前記制御部は、d*f=(ΔV0+ΔV1)となるようにΔV0とΔV1を決定する、間欠塗工装置である。
また本発明は、間欠バルブと、塗工液を貯留するタンクと、前記タンクに貯留された前記塗工液を前記間欠バルブの入口に供給する定量ポンプと、前記間欠バルブの出口から供給された前記塗工液を走行する長尺状のウエブに間欠塗工するダイと、を有する間欠塗工装置における間欠塗工方法において、前記間欠バルブは、L字型のバルブ本体と、前記バルブ本体内のL字型の通過空間と、前記バルブ本体の前記通過空間の一端部に設けられた塗工液の入口と、前記バルブ本体の前記通過空間の他端部に設けられた前記塗工液の出口と、前記出口を開閉する開閉手段と、前記バルブ本体の前記通過空間と直交するように連続的に設けられ、かつ、前記バルブ本体と一体に設けられた容量可変室と、前記容量可変室内の前記塗工液の容量を変化させる容量可変手段と、を有し、前記開閉手段は、前記出口内に設けられた開閉弁であって、前記開閉弁は、前記出口内に設けられた弁座と、前記弁座に対し摺動する弁体と、前記弁体を直線状に移動させる直動式の開閉アクチュエータと、を有し、前記容量可変手段は、前記容量可変室の前記容量を変化させるピストンと、前記ピストンを直線状に移動させる直動式の可変アクチュエータと、を有し、前記ダイによって前記ウエブに塗工厚みd、塗工幅fで塗工区間を塗工する場合に、前記定量ポンプは、前記間欠バルブの前記入口に毎時ΔV0の量の前記塗工液を供給し、前記ウエブに前記未塗工区間を形成するために、前記間欠バルブの前記出口を閉状態の時刻t1からt2の間は、前記可変手段の前記ピストンを移動させ前記容量可変室の容量を増加させて、V1=ΔV0(t2−t1)の量の前記塗工液を前記容量可変室に溜め、前記ウエブに前記塗工区間を形成するために、前記間欠バルブの前記出口が開状態の時刻t2からt3の間は、前記閉状態の間に前記容量可変室に溜まった量V1の前記塗工液を、前記容量可変手段の前記ピストンの先端を前記通過空間と交わる位置まで移動させ、前記容量可変室の容量を減少させて毎時ΔV1の量で全て排出し、前記入口から流入する流入量ΔV0の前記塗工液と共に前記出口から毎時(ΔV0+ΔV1)の量を前記ダイに供給し、d*f=(ΔV0+ΔV1)となるようにΔV0とΔV1を決定する、間欠塗工方法である。
本発明によれば、開閉手段によって出口を閉状態にして未塗工区間を形成する間は、容量可変手段によって、間欠バルブの入口から流入する塗工液を、容量可変室に溜める。
本発明の一実施形態を示す間欠塗工装置の説明図である。 間欠バルブの説明図である。 間欠塗工装置の間欠塗工方法を示すタイムチャートである。
以下、本発明の一実施形態の間欠バルブ1を用いた間欠塗工装置10について図1〜図3に基づいて説明する。
本実施形態の間欠塗工装置10は、フィルム、布帛、紙、金属箔、金属メッシュなどの長尺状のウエブWに塗工液を間欠塗工するものであり、ウエブWの搬送方向に沿って塗工区間W1と未塗工区間W2とを交互に形成する。
(1)間欠塗工装置10の構成
間欠塗工装置10は、間欠バルブ1、ウエブWを搬送させるバックアップロール12、ウエブWに塗工液を間欠塗工するダイ14、塗工液のタンク16、塗工液を定量供給する定量ポンプ18、制御部20とを有する。
ダイ14は、バックアップロール12の側方に配され、上本体22と下本体24とより構成され、先端部に向かうほど先細りとなっている。この下本体24の上面には、液溜め部26が設けられ、上本体22と下本体24との間で、かつ、液溜め部26の先端部の方向に沿ってスリット28が設けられ、このスリット28の先端が塗工液の吐出口30を構成している。
定量ポンプ18は、所定の回転数で単位時間当たり一定の量ΔV0の塗工液をタンク16から間欠バルブ1に供給する。この定量ポンプ18の回転、停止及び回転数の制御は、制御部20によって行われている。
間欠バルブ1は、定量ポンプ18から供給された塗工液をダイ14の液溜め部26に制御部20の制御によって間欠的に供給する。間欠バルブ1の構成については、下記で説明する。
(2)間欠バルブ1
間欠バルブ1の構成について図2に基づいて説明する。間欠バルブ1のバルブ本体2は、L字型をなし、その内部に通過空間3が形成されている。この通過空間3の一端部には塗工液の入口4が開口し、定量ポンプ18からホースなどの管が接続されている。通過空間3のL字型の屈曲した通過空間3の他端部には出口5が開口し、ダイ14の液溜め部26へ向かうホースなどの管が接続されている。
通過空間3の出口5の付近には、開閉弁6が設けられている。この開閉弁6は、出口5の内周部に設けられた弁座7と、この弁座7の開口部を閉塞する弁体8とを有し、弁体8にはシャフト9が設けられている。シャフト9は、直動式の開閉アクチュエータ32によって直線状に移動する。この開閉アクチュエータ32としては、例えばボイスコイルモータ、リニアモータ、エアシリンダーなどで構成する。
通過空間3の入口4の付近において、通過空間3と連続して円筒型の容量可変室34が設けられている。この容量可変室34内には、ピストン36が設けられ、このピストン36にはシャフト38が接続されている。シャフト38は、直動式の可変アクチュエータ40によって直線状に移動する。この可変アクチュエータ40としては、ボイスコイルモータ、リニアモータ、エアシリンダーで構成する。ピストン36が可変アクチュエータ40によって直線状に移動することにより、容量可変室34の容量が変化する。
制御部20は、開閉アクチュエータ32と可変アクチュエータ40とを制御する。
(3)間欠塗工装置10の制御方法
次に、図1〜図3を用いて、制御部20が、間欠塗工装置10を用いてウエブWに間欠塗工する方法について説明する。なお、図3において、ピストン36が上限に達した場合には、容量可変室34の容量が最小となり、下限に到達したときは容量可変室34の容量が最大となる。
制御部20は、ウエブWの搬送速度vに合わせてバックアップロール12を回転させる。
制御部20は、定量ポンプ18によって間欠バルブ1に単位時間当たり(毎時)ΔV0ずつ塗工液を間欠バルブ1の入口4に常に供給する。
制御部20は、図3の時刻t1〜t2のウエブWに未塗工区間W2を形成する間は、ダイ14に塗工液を送る必要がないため、時刻t1で可変アクチュエータ40を用いて開閉弁6が出口5を閉じる。しかし、前記したように定量ポンプ18から毎時ΔV0の塗工液が、入口4から通過空間3に流入するため、流入する塗工液の量に合わせて制御部20は、可変アクチュエータ40を用いてピストン36を上限から下げていき、容量可変室34の容量を毎時ΔV0ずつ時刻tに正比例して増加させる。これにより、入口4から流入した塗工液は、容量可変室34に溜まっていく。ピストン36が時刻t2で下限の位置に来ると、容量可変室34には、入口4から流入した全ての量V1の塗工液が溜まる。すなわち、ΔV0(t2−t1)=V1となる。
次に、制御部20は、時刻t2〜t3の塗工区間W1をウエブWに形成する間、可変アクチュエータ32を用いて開閉弁6の弁体8を移動させ、弁座7を開状態として、時効t2で出口5を開ける。同時に、制御部20は、可変アクチュエータ40を用いてピストン36を下限から上げていき容量可変室34に溜まった塗工液を毎時ΔV1ずつ時刻tに正比例して全て排出し、入口4から流入した塗工液と共に出口5から毎時(ΔV0+ΔV1)ずつ排出する。これによって、時刻t2〜t3でダイ14に供給される塗工液の量は、V0+V2=(ΔV0+ΔV1)(t3−t2)となる。この毎時供給される量は、ウエブWの塗工区間の厚みによって決定される。例えば、塗工区間W1の厚みをd、塗工区間W1の幅をfとすると、(ΔV0+ΔV1)=d×fとなる。
以下、制御部20は、同様の制御を繰り返して、ダイ14によって塗工区間W1と未塗工区間W2とウエブWに形成する。
(4)効果
本実施形態によれば、未塗工区間W2を形成する間は、容量可変室34の容量を増加させて定量ポンプ18から供給される塗工液を容量可変室34に溜める。そのため、従来のようにタンク16に戻す動作が不要となり、塗工液のロスがなくなる。
また、ウエブWに塗工区間W1を形成する間は、入口4から流入する塗工液に加えて容量可変室34に溜まった塗工液を同時に排出するため、常に安定して塗工区間W1を形成できる。
また、容量可変室34の容量を増加及び減少させるピストン36は、時刻tに正比例して移動するため、定量ポンプ18は、毎時一定量の塗工液を供給できる。
(5)変更例
上記実施形態では、間欠バルブ1内の塗工液を排出する構成はないが、定量ポンプ18を停止しているときは、塗工状態に影響を与えないため、間欠バルブ1の通過空間3と容量可変室34の塗工液を排出するための排出口を設けてもよい。
また、上記実施形態では、ダイ14によって間欠塗工を行ったが、この他の塗工手段で間欠塗工を行ってもよく、その場合でもその塗工手段に上記実施形態の間欠バルブ1を適用すればよい。
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1・・・間欠バルブ、2・・・バルブ本体、3・・・通過空間、4・・・入口、5・・・出口、6・・・開閉弁、7・・・弁座、8・・・弁体、9・・・シャフト、10・・・間欠塗工装置、12・・・バックアップロール、14・・・ダイ、16・・・タンク、18・・・定量ポンプ、20・・・制御部、32・・・開閉アクチュエータ、34・・・容量可変室、36・・・ピストン、38・・・シャフト、40・・・可変アクチュエータ

Claims (4)

  1. 間欠バルブと、
    塗工液を貯留するタンクと、
    前記タンクに貯留された前記塗工液を前記間欠バルブの入口に供給する定量ポンプと、
    前記間欠バルブの出口から供給された前記塗工液を走行する長尺状のウエブに間欠塗工するダイと、
    制御部と、
    を有する間欠塗工装置において、
    前記間欠バルブは、
    L字型のバルブ本体と、
    前記バルブ本体内のL字型の通過空間と、
    前記バルブ本体の前記通過空間の一端部に設けられた塗工液の入口と、
    前記バルブ本体の前記通過空間の他端部に設けられた前記塗工液の出口と、
    前記出口を開閉する開閉手段と、
    前記バルブ本体の前記通過空間と直交するように連続的に設けられ、かつ、前記バルブ本体と一体に設けられた容量可変室と、
    前記容量可変室内の前記塗工液の容量を変化させる容量可変手段と、
    を有し、
    前記開閉手段は、前記出口内に設けられた開閉弁であって、
    前記開閉弁は、
    前記出口内に設けられた弁座と、
    前記弁座に対し摺動する弁体と、
    前記弁体を直線状に移動させる直動式の開閉アクチュエータと、
    を有し、
    前記容量可変手段は、
    前記容量可変室の前記容量を変化させるピストンと、
    前記ピストンを直線状に移動させる直動式の可変アクチュエータと、
    を有し、
    前記ダイによって前記ウエブに塗工厚みd、塗工幅fで塗工区間を塗工する場合に、
    前記制御部は、
    前記定量ポンプによって前記間欠バルブの前記入口に毎時ΔV0の量の前記塗工液を供給し、
    前記ウエブに前記未塗工区間を形成するために、前記間欠バルブの前記出口を閉状態の時刻t1からt2の間は、前記可変手段の前記ピストンを移動させ前記容量可変室の容量を増加させて、V1=ΔV0(t2−t1)の量の前記塗工液を前記容量可変室に溜め、
    前記ウエブに前記塗工区間を形成するために、前記間欠バルブの前記出口が開状態の時刻t2からt3の間は、前記閉状態の間に前記容量可変室に溜まった量V1の前記塗工液を、前記容量可変手段の前記ピストンの先端を前記通過空間と交わる位置まで移動させ、前記容量可変室の容量を減少させて毎時ΔV1の量で全て排出し、前記入口から流入する流入量ΔV0の前記塗工液と共に前記出口から毎時(ΔV0+ΔV1)の量を前記ダイに供給し、
    前記制御部は、d*f=(ΔV0+ΔV1)となるようにΔV0とΔV1を決定する、
    間欠塗工装置。
  2. 前記制御部は、
    前記ウエブに前記未塗工区間を形成するために、前記間欠バルブの前記出口を閉状態の時刻t1からt2の間は、前記可変手段を用いて前記容量可変室の容量を正比例で増加させて、V1=ΔV0(t2−t1)の量を前記塗工液を前記容量可変室に溜め、
    前記ウエブに前記塗工区間を形成するために、前記間欠バルブの前記出口が開状態の時刻t2からt3の間は、前記閉状態の間に前記容量可変室に溜まった量V1の前記塗工液を、前記容量可変手段を用いて前記容量可変室の容量を正比例で減少させて毎時ΔV1の量で全て排出する、
    請求項1に記載の間欠塗工装置。
  3. 前記制御部は、前記定量ポンプが停止しているときに、前記塗工液を前記間欠バルブから排出する排出手段を有する、
    請求項1に記載の間欠塗工装置。
  4. 間欠バルブと、
    塗工液を貯留するタンクと、
    前記タンクに貯留された前記塗工液を前記間欠バルブの入口に供給する定量ポンプと、
    前記間欠バルブの出口から供給された前記塗工液を走行する長尺状のウエブに間欠塗工するダイと、
    を有する間欠塗工装置における間欠塗工方法において、
    前記間欠バルブは、
    L字型のバルブ本体と、
    前記バルブ本体内のL字型の通過空間と、
    前記バルブ本体の前記通過空間の一端部に設けられた塗工液の入口と、
    前記バルブ本体の前記通過空間の他端部に設けられた前記塗工液の出口と、
    前記出口を開閉する開閉手段と、
    前記バルブ本体の前記通過空間と直交するように連続的に設けられ、かつ、前記バルブ本体と一体に設けられた容量可変室と、
    前記容量可変室内の前記塗工液の容量を変化させる容量可変手段と、
    を有し、
    前記開閉手段は、前記出口内に設けられた開閉弁であって、
    前記開閉弁は、
    前記出口内に設けられた弁座と、
    前記弁座に対し摺動する弁体と、
    前記弁体を直線状に移動させる直動式の開閉アクチュエータと、
    を有し、
    前記容量可変手段は、
    前記容量可変室の前記容量を変化させるピストンと、
    前記ピストンを直線状に移動させる直動式の可変アクチュエータと、
    を有し、
    前記ダイによって前記ウエブに塗工厚みd、塗工幅fで塗工区間を塗工する場合に、
    前記定量ポンプは、前記間欠バルブの前記入口に毎時ΔV0の量の前記塗工液を供給し、
    前記定量ポンプによって前記間欠バルブの前記入口に毎時ΔV0の量の前記塗工液を供給し、
    前記ウエブに前記未塗工区間を形成するために、前記間欠バルブの前記出口を閉状態の時刻t1からt2の間は、前記可変手段の前記ピストンを移動させ前記容量可変室の容量を増加させて、V1=ΔV0(t2−t1)の量の前記塗工液を前記容量可変室に溜め、
    前記ウエブに前記塗工区間を形成するために、前記間欠バルブの前記出口が開状態の時刻t2からt3の間は、前記閉状態の間に前記容量可変室に溜まった量V1の前記塗工液を、前記容量可変手段の前記ピストンの先端を前記通過空間と交わる位置まで移動させ、前記容量可変室の容量を減少させて毎時ΔV1の量で全て排出し、前記入口から流入する流入量ΔV0の前記塗工液と共に前記出口から毎時(ΔV0+ΔV1)の量を前記ダイに供給し、
    d*f=(ΔV0+ΔV1)となるようにΔV0とΔV1を決定する、
    間欠塗工方法。
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