JP3809696B2 - 内燃機関の排気ガス再循環装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【技術分野】
本発明は,自動車等に用いられる内燃機関の排気ガス再循環装置に関する。
【0002】
【従来技術】
自動車等に用いられる内燃機関においては,排気ガス中のNOx低減を目的として排気ガス再循環装置(以下,適宜EGR装置という)が配設されている。
従来のEGR装置9は,一般的に,図7に示すごとく,エンジン本体4の排気マニホールド41と吸気マニホールド42とを,EGRバルブ91を介在させたEGRパイプ92により連結することにより構成されている。
【0003】
また,図8に示すごとく,EGRバルブ91のダイヤフラム室911は,バキュームレギュレーティングバルブ92を介してバキュームポンプ93に連結されている。また,バキュームレギュレーティングバルブ92は,さらに制御装置としてのエミッションコントロールコンピュータ(ECC)5に接続されている。
【0004】
ECC5は,エンジン回転数,アクセル開度,エンジン冷却水温度等のデータに応じてバキュームレギュレーティングバルブ92を操作することにより,EGRバルブ91のダイヤフラム室911に作用する負圧の大きさを調整するよう構成されている。
【0005】
そして,従来のEGR装置9は,上記構成に基づいて,運転状況に応じてECC5の指令によりEGRバルブ91の開度を調節し,再循環排気ガス(EGRガス)量の最適化を図っている。
このEGRガスは,運転状況に応じた最適な供給量があり,多すぎても少なすぎても何らかの不具合が発生する。また,再循環を中止した方が良い場合もある。
【0006】
【解決しようとする課題】
しかしながら,上記従来のEGR装置9においては,次の問題がある。
即ち,EGRバルブ91によるEGRガス量の調整は,EGRバルブ91におけるバルブ912(図8)のリフト量により行う。この機構によれば,バルブを閉じた状態から開いたときの開口面積の変化が大きく,細かい流量制御を行うことが困難である。
【0007】
また,通常,内燃機関においては複数のシリンダ40(図7)を備えており,吸気マニホールド41を通って新しい空気が各シリンダ40に吸気されている。そして,EGRガスは,EGR装置9によって吸気マニホールド42に導かれ,新しい空気と共に各シリンダ40に供給される。しかしながら,この供給方法によれば,新しい空気の流れ方などによって,各シリンダ40に導かれるEGRガス量にどうしてもばらつきが発生してしまう。このばらつきは,排気ガス中のNOx,パティキュレートの悪化の原因ともなる。
【0008】
これに対し,実開平7−42422号公報においては,EGRパイプに接続した管路を吸気マニホールド内においてシリンダの配列方向に沿って設けたタイプのEGR装置が示されている。この装置においては,上記管路において複数のEGRガス噴出口を設けることにより,シリンダごとのEGRガス量の相対的なばらつきの低減を図っている。
【0009】
しかしながら,この装置においては,全体のEGRガス量の調整はEGRバルブを用いて行っている。そのため,全体のEGRガス流量の微調整が上記のごとく困難であり,いくらシリンダごとの相対的なばらつきが解消しても,各シリンダに供給されるEGRガス量の絶対的な量を最適な量に調整することは困難である。
【0010】
本発明は,かかる従来の問題に鑑みてなされたもので,EGRガス量の微調整が容易で,かつ,各シリンダごとのEGRガス量のばらつきが少ない排気ガス再循環装置を提供しようとするものである。
【0011】
【課題の解決手段】
請求項1の発明は,内燃機関の排気通路に接続されたEGRパイプと,吸気マニホールド内においてシリンダの配列方向に沿って配設された二重管とを有し,該二重管は,上記EGRパイプに接続された内管と,該内管に摺動可能に装着してなる外管とよりなり,
上記内管は,その先端を閉止してなると共に各シリンダに対応する位置にそれぞれ内孔を設けてなり,また上記外管は,上記内孔に対応する位置にそれぞれ外孔を設けてなり,
また上記外管は,該外管を上記内管に対して相対移動させるための外管移動手段に連結されており,
排ガス再循環を行わない場合には,上記外孔が上記内孔と重ならない位置まで上記外管を移動させて該内孔を閉塞し,
一方,排ガス再循環を行う場合には,上記外孔が上記内孔と重なる位置まで上記外管を移動させて,上記シリンダに対応する位置にそれぞれ排ガス噴出口を形成するよう構成してあることを特徴とする内燃機関の排気ガス再循環装置にある。
【0012】
本発明において最も注目すべきことは,上記吸気マニホールド内にはEGRパイプに連結された上記二重管を配設してなり,該二重管によって,シリンダに対応した排ガス噴出口を適宜形成できるよう構成したことである。
【0013】
上記二重管は,上記のごとく,内管に外管を摺動可能に被せてなり,内燃機関のシリンダの配列方向に沿って配設してある。より具体的にはシリンダの各吸気ポートに通ずる各通路に二重管の側壁が対面するように二重管を配設してある。そして,二重管における各シリンダに対応する位置,即ち,上記各吸気ポートに通ずる各通路に対面する側壁には,内管には内孔を,外管には外孔をそれぞれ設けてある。
【0014】
上記内孔と外孔とは,互いに重なり合って上記排ガス噴出口を形成できるように設ける。なお,この内孔と外孔とは必ずしも同じ形状,同じ大きさである必要はなく,異なる形状,異なる大きさにしてもよい。また,後述するごとく,複数の内孔同士または外孔同士の間においても形状,大きさを変えることもできる。むしろ,積極的に大きさ等を変更することにより,吸気特性等に応じてシリンダごとのEGRガスの供給量の相対的なばらつきを低減することもできる。
【0015】
また,上記外管移動手段は,少なくとも,上記外孔と内孔とが重なった状態を形成する位置と,これらがずれた状態を形成する位置との間の距離だけ外管を移動させる手段であることが必要である。具体的形態としては,後述するごとく,外管を内管に対して回動させて相対移動させる手段,あるいは外管を内管に対して長手方向にスライドさせる手段等,種々の手段をとることができる。
【0016】
次に,本発明の作用につき説明する。
本発明の排気ガス再循環装置においては,EGRガスを供給しようとするときには,上記外管移動手段によって外管を移動させ,その外孔を内管の内孔に重ねる。これにより,外孔と内孔の重なった開口部分においては,内管の内部のEGRガス通路と吸気マニホールド内部とが連通した状態となる。つまり,この開口部分が排ガス噴出口を形成する。
【0017】
また,この排ガス噴出口は,上記のごとく各シリンダに対応して設けられた内孔及び外孔により形成されるため,自ずと各シリンダに対応して形成される。そのため,各排ガス噴出口から噴出されるEGRガスは,その排ガス噴出口が対応しているシリンダに直接的に供給される。それ故,吸気マニホールド内の吸入空気の流れなどに左右されることなく最適量のEGRガスを各シリンダに供給することができる。
【0018】
また,本発明の排気ガス再循環装置においては,上記二重管を用いて,内管の内孔と外管の外孔との重ね合わせにより上記排ガス噴出口を形成する。そのため,排ガス噴出口の開口面積は,内孔と外孔の重なった面積によって容易に調整することができる。
【0019】
即ち,内管に対する外管の相対的な移動距離によって,比較的緩やかに排ガス噴出口の開口面積を変更することができる。
それ故,従来のEGRバルブの場合のように,バルブをリフトした瞬間に急激にEGRガス流量が増加するということがなく,EGRガスの細かい流量調整を行うことができる。
【0020】
また,EGRガスの再循環を中止する場合には,上記外管を移動させて内管の内孔を閉塞することにより上記排ガス噴出口の開口面積を0とする。これにより容易にEGRガスのシリンダへの供給をストップさせることができる。
このように,本発明によれば,EGRガス量の微調整が容易で,かつ,各シリンダごとのEGRガス量のばらつきが少ない排気ガス再循環装置を提供することができる。
【0021】
次に,請求項2の発明のように,上記外管移動手段は制御装置に連結されており,該制御装置の指令に基づいて上記外管移動手段が上記外管を移動させるよう構成してあることが好ましい。これにより,運転状況に応じたEGRガス流量の微調整を精度良く行うことができる。
【0022】
また,請求項3の発明のように,上記外管移動手段は,上記外管をその軸を中心として回動させる手段であることが好ましい。この場合には,外管移動手段を簡単な構造にすることができる。なお,上記回動させる手段としては,例えばステッピングモータを適用することができる。
【0023】
また,請求項4の発明のように,上記外管移動手段は,上記外管をその長手方向にスライドさせる手段とすることもできる。この場合には,内管と外管の断面形状が円状でない場合であって,上記回動させる手段が利用できない場合に有効である。具体的には,ステッピングモータとラックアンドピニオン機構を組み合わせたもの等の種々の機構を利用した移動手段を適用することができる。
【0024】
また,請求項5の発明のように,上記各排ガス噴出口は,上記EGRパイプ側から上記二重管の先端に向かって順次開口面積を大きくしてあることが好ましい。これにより,各シリンダに対するEGRガスの供給量のばらつきを大きく低減させることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
実施形態例1
本発明の実施形態例にかかる排気ガス再循環装置につき,図1〜図3を用いて説明する。
本例の排気ガス再循環装置1は,図1に示すごとく,排気マニホールド41に接続されたEGRパイプ2と,吸気マニホールド42内においてシリンダ40の配列方向に沿って配設された二重管3とを有する。
【0026】
二重管3は,EGRパイプ2に接続された内管31と,内管31に摺動可能に装着してなる外管32とよりなる。
内管31は,その先端311を閉止してなると共に各シリンダ40に対応する位置の側壁にそれぞれ内孔310を設けてなる。また外管32は,内孔310に対応する位置の側壁にそれぞれ外孔320を設けてなる。
また外管32は,これを内管31に対して相対移動させるための外管移動手段6に連結されている。
【0027】
本例における上記内孔310及び外孔320は,図1〜図3に示すごとく,いずれも四角い孔であって,二重管3の長手方向に4箇所設けてある。そして,図1,図2に示すごとく,内孔310は各シリンダ40の吸気通路に対面するよう固定して設けてある。
【0028】
そして,図2,図3に示すごとく,固定された内管31に対して外管32を回動させることにより,外孔320と内孔310との位置関係を変化させ,これにより排ガス噴出口30の開口面積を変化させるよう構成してある。また,EGRガスを供給する必要がない場合,即ち排ガス噴出口30の開口面積を0とする場合には,図2(b)に示すごとく,外孔320を内孔310とが重ならない位置まで外管32を回動させるよう構成されている。
つまり,上記二重管3は,ロータリーバルブを構成している。
また,外管移動手段としては,シャフト65を介してステッピングモータ6が外管32に連結されている。
【0029】
ステッピングモータ6は,図1に示すごとく,ECC(エミッションコントロールコンピュータ)5に接続されている。そして,ECC5は,アクセル開度データ51,大気圧データ52,冷却水温データ53を受け,これらのデータから運転状況に合わせたEGRガス流量を決定し,これに応じてステッピングモータ6に指令を発するよう構成されている。そして,ステッピングモータ6はこのECC5の指令に基づいて随時,最適量だけ回動するよう構成されている。
【0030】
次に,本例の作用につき説明する。
本例の排気ガス再循環装置1は,従来例のようなEGRバルブを有しておらず,その代わりに上記構造の二重管3を有している。そのため,EGRガスを再循環させる必要がない場合には,図2(b)に示すごとく,外管31の外孔310を内孔320とずらして内孔320を閉塞する。
【0031】
そして,EGRガスを供給しようとするときには,ECC5の指令に基づいてステッピングモータ6を回動させて,内孔310と外孔320とを重ねる。これにより,図1に示すごとく,各シリンダ40に対応する位置に置いてそれぞれ排ガス噴出口30が形成される。
そのため,各排ガス噴出口30から噴出されるEGRガスは直接的に各シリンダに供給される。それ故,本例の排気ガス再循環装置1により供給されるEGRガス8は,各シリンダごとに相対的にばらつきの少ない状態で噴出される。
【0032】
また,運転状況に応じてEGRガス流量の絶対量を変更するに当たっては,ECC5の指令によって随時ステッピングモータ6を所定量回動させる。これにより,内孔310と外孔320との重なり部分の面積が変化し,排ガス噴出口30の開口面積が変化する。
【0033】
この排ガス噴出口30の開口面積の変化は,外管32の回動角度に比例して緩やかに変化する。そのため,排ガス噴出口30の開口面積の変更は,ステッピングモータ6の操作によってきめ細かく行うことができる。それ故,EGRガス流量の絶対量の制御は非常に精度良く行うことができる。
したがって,本例によれば,EGRガス量の微調整が容易で,かつ,各シリンダごとのEGRガス量のばらつきが少ない排気ガス再循環装置1を得ることができる。
【0034】
実施形態例2
本例は,図4に示すごとく,実施形態例1における内孔310及び外孔320の形状を円形状に変更したものである。その他は,実施形態例1と同様である。この場合には,排ガス噴出口30の開口開始時における開口面積の変化を急峻にすることができる。従って,EGRガス流量の微調整のきめ細かさは実施形態例1に比べて低下するが,EGRガスの供給と停止のレスポンスを向上させることができる。
その他,実施形態例1と同様の効果が得られる。
【0035】
実施形態例3
本例は,図5に示すごとく,実施形態例1における内孔310及び外孔320の形状をいわゆるホームベース形の5角形に変更したものである。その他は,実施形態例1と同様である。
この場合には,排ガス噴出口30の開口開始時の開口面積の変化を,実施形態例1よりもさらに緩やかにすることができる。それ故,さらにEGRガス流量の微調整のきめ細かく行うことができる。
その他,実施形態例1と同様の効果が得られる。
【0036】
実施形態例4
本例は,図6に示すごとく,実施形態例1における内孔310及び外孔320の開口幅を,EGRパイプ2側から二重管3の先端に向かって順次大きくしたものである。即ち,各排ガス噴出口30は,EGRパイプ2側から二重管3の先端に向かって順次開口面積を大きくしてある。
【0037】
この排ガス噴出口30の開口面積の差は,本例の内燃機関における吸気特性等に合わせて,噴出されるEGRガス量に相対的なばらつきがでないように実験的に求め,設定したものである。その他は実施形態例1と同様である。
この場合には,さらにシリンダごとのEGRガス供給量の相対的ばらつきを低減することができる。その他は実施形態例1と同様の効果が得られる。
【0038】
【発明の効果】
上述のごとく,本発明によれば,EGRガス量の微調整が容易で,かつ,各シリンダごとのEGRガス量のばらつきが少ない排気ガス再循環装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1の排気ガス再循環装置の構成を示す説明図。
【図2】実施形態例1における,(a)排ガス噴出口を形成した状態,(b)排ガス噴出口を閉じた状態,を二重管の断面から見た説明図。
【図3】実施形態例1における,排ガス噴出口を形成した状態を二重管の正面から見た説明図。
【図4】実施形態例2における,内孔及び外孔の形状を示す説明図。
【図5】実施形態例3における,内孔及び外孔の形状を示す説明図。
【図6】実施形態例4における,内孔及び外孔の形状,配列状態を示す説明図。
【図7】従来例の排気ガス再循環装置の構成を示す説明図。
【図8】従来例における,EGRバルブの連結関係を示す説明図。
【符号の説明】
1...排気ガス再循環装置,
2...EGRパイプ,
3...二重管,
30...排ガス噴出口,
31...内管,
310...内孔,
32...外管,
320...外孔,
40...シリンダ,
41...排気マニホールド,
42...吸気マニホールド,
5...ECC,
6...外管移動手段(ステッピングモータ),
8...EGRガス,

Claims (5)

  1. 内燃機関の排気通路に接続されたEGRパイプと,吸気マニホールド内においてシリンダの配列方向に沿って配設された二重管とを有し,
    該二重管は,上記EGRパイプに接続された内管と,該内管に摺動可能に装着してなる外管とよりなり,
    上記内管は,その先端を閉止してなると共に各シリンダに対応する位置にそれぞれ内孔を設けてなり,また上記外管は,上記内孔に対応する位置にそれぞれ外孔を設けてなり,
    また上記外管は,該外管を上記内管に対して相対移動させるための外管移動手段に連結されており,
    排ガス再循環を行わない場合には,上記外孔が上記内孔と重ならない位置まで上記外管を移動させて該内孔を閉塞し,
    一方,排ガス再循環を行う場合には,上記外孔が上記内孔と重なる位置まで上記外管を移動させて,上記シリンダに対応する位置にそれぞれ排ガス噴出口を形成するよう構成してあることを特徴とする内燃機関の排気ガス再循環装置。
  2. 請求項1において,上記外管移動手段は制御装置に連結されており,該制御装置の指令に基づいて上記外管移動手段が上記外管を移動させるよう構成してあることを特徴とする内燃機関の排気ガス再循環装置。
  3. 請求項1又は2において,上記外管移動手段は,上記外管をその軸を中心として回動させる手段であることを特徴とする内燃機関の排気ガス再循環装置。
  4. 請求項1又は2において,上記外管移動手段は,上記外管をその長手方向にスライドさせる手段であることを特徴とする内燃機関の排気ガス再循環装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において,上記各排ガス噴出口は,上記EGRパイプ側から上記二重管の先端に向かって順次開口面積を大きくしてあることを特徴とする内燃機関の排気ガス再循環装置。
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