JP3808704B2 - 調理面を作るためのプレハブセット - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は調理用レンジの生産のために意図された、ガラス−セラミックの板又は載せ台を具備する、プレハブ式組立体に関する。
【0002】
このような調理用レンジは特に、輻射加熱板又はハロゲン加熱板のような加熱要素と加熱板の電力を変える調整手段とを含んでいる。
【0003】
これら種々の要素は通常“箱”と称される金属構造物の中に置かれこの構造物を包囲する金属フレームが取付けられたガラス−セラミック板で覆われている。
【0004】
これら調理用レンジの取付けはガラス−セラミック板を金属構造物の上に置くことにより完了する。前もって、ガラス−セラミック板とフレームとはその用途に適合しているシリコーン接着剤を用いる接着によって一緒に接合される。これはシリコーン接着剤が異なる相補型式の機能を満足させるからである。
【0005】
第1に、これはガラス−セラミック板がフレーム上の規定された位置に保持されるようにし、こうして製造された調理用レンジが容易に輸送され、調理用レンジを構成する全ての要素が箱に取付けられ後に一緒に締結される。
【0006】
シリコーン接着剤のもう1つの機能は金属フレームとガラス−セラミック板との間をシールすることである。
【0007】
ガラス−セラミック板と金属フレームとによって形成された半組立体は一方において、良くシールされそれにより水、例えばガラス−セラミック板の目に見える表面を清掃するのに用いられる水が内部に流入せず短絡回路を生じる危険がないようにしなければならない。他方において、衛生上の見地から、このような板は食物の用意のために用いられるので、細菌の増殖するのを防止するため、清掃するのが困難又は不可能な場所を汚染する危険をなくす必要がある。
【0008】
シリコーン接着剤によって実現されるもう1つの機能は機械的衝撃を弱めることである。これはしたがって金属フレームとガラス−セラミック板との間に直接接触をなくし、また金属フレームと実質的にゼロの膨張係数を有するガラス−セラミックの載せ台との膨張を補償することができる。シリコーン接着剤の他の有利な特性は良好な温度抵抗を有していることである。シリコーン接着剤はガラス−セラミック板の周縁部分にのみ用いられまたそのため加熱領域から一定距離にあるけれども、この温度抵抗は高くなければならない。
【0009】
したがって、ガラス−セラミック板の周縁はそれにもかかわらず1つ又は複数の加熱板が作動している時温度上昇が生じる。さらに、長い柄のついた深鍋のような加熱された容器がガラス−セラミック板の縁の上に置かれそのため金属フレームが高温にさらされる。
【0010】
シリコーン接着剤の最後の機能は審美上の点であるが、これは接着剤の少なくとも一部がレンジを介して堆積されるため、この接着剤を平滑にしこれに魅力的な外観を与えることが、少なくとも一部が目に入るため重要となる。
【0011】
他方において、ガラス−セラミック板を金属フレームに上記の型の接着剤を用いて接着することからなる取付け作用はいくつかの欠点を有している。
【0012】
第1の場合は、必要とされる接着剤の量が比較的大きいため、この製品の価格が比較的高くなる。他の欠点は材料の量に伴って硬化時間が増しそのため製造費が増すことである。
【0013】
最後に、他の欠点は実際の取付けの間に生じる。これはガラス−セラミック板が通常は組立てに責任を負わされる調理用レンジ製造者にあるように配送されるからである。先験的に、このような工場組立ては作業者が必要な工具を有している限りでは克服できない問題を生じない。一方において、このような組立ては、電気式の修理が行われた後にガラス−セラミック板を金属フレームに再び取付けなければならない工員又は損傷されたガラス−セラミック板を取替えなければならない工員にとって非常に困難なことである。これは工員にとってガラス−セラミック板をしっかりと固定することが困難であることが明らかであるためであるが、その理由は工員がシリコーン接着剤をガラス−セラミック板の周縁の周りの内面上に縁に沿って置き、目に見える部分の接着剤を平滑にしガラス−セラミック板を良好に中心に置くようにするとともに、この板を上記の操作中と上記のように比較的長い接着剤の硬化する間押しつけていなければならないからである。
【0014】
このようなガラス−セラミック板を取外すこともまた容易ではない。工員はシリコーン接着剤を下側から、すなわちガラス−セラミック板の下面側から切断しまたこの接着剤を上側から、すなわちこの板の縁に沿って切断しなければならない。全周にわたって行われなければならないこれら2つの操作は、この2つの切断線が2つの要素すなわちガラス−セラミック板と金属フレームを分離するには合致しなければならないため簡単ではない。さらに、またより詳細にはガラス−セラミック板の内面側で切断する時、この板の最も壊れやすい面である板の下面にかき傷をつける危険を招くことなく切断することは容易ではない。
【0015】
このかき傷をつける危険は応力破砕の危険をもたらしまたそのためガラス−セラミック板の破損を生じることになる。ガラス−セラミック板を後に再度取付ける目的でこの板を取外すことはしたがって板を損傷しないで達成するのは不可能又は殆んど不可能と思われる。
【0016】
さらにまた、この板をフレームに再度堅く固定するためには、前の取付けからのシリコーン接着剤の痕跡をできるだけ離れて取外すことが必要であるが、これがまたかき傷を生じる危険をもたらし、前と同じ結果となる。
【0017】
これらの欠点をなくすため、フランス特許第2,744,201号によれば、下側周縁部分の周りに過剰成形された熱硬化性の輪郭を有するガラス−セラミック板を提供し、この輪郭が適当な締結手段によりガラス−セラミック板を金属フレームにその間に直接の接触がないようにして締結することが提案されている。
【0018】
特にヨーロッパ特許第0,449,347号には、2連ショット射出成形技術によりガラス−セラミック板の周縁の周りにプラスチックのフレームを直接過剰成形し、このプラスチックフレームが次に金属の基体に締結され、種々の加熱要素を支持することが提案されている。
【0019】
この方法は必ずしも十分に満足できるものではない。プラスチックフレームが作業面の上方部分に直接接触するため、この2つの部分の間の接触面が、特にシール上の見地から厳しく区画形成されない。このため、汚損の危険が無視できないものとなる。
【0020】
本発明者はしたがって上記の型のプレハブ式組立体を提供する作業に直面した、すなわち、ガラス−セラミックの台とフレームとを具備し、フレームが調理用レンジに取付けられると調理用レンジが意図された作業面に対する非常に厳密に区画形成された接触面を有することのできるプレハブ式組立体を提供するよう努力した。
【0021】
このため、本発明の主題は、ガラス−セラミックの板又は台と、ガラス−セラミック板の周縁の周りに延出する部分と前記板にほぼ垂直の平面上に延出する他の部分とからなるフレームとを具備する調理用レンジの製造のためのプレハブ式組立体において、フレームの前記2つの部分の少なくとも一方がエラストマーで形成された過剰成形体を含むことを特徴とする調理用レンジのためのプレハブ組立体である。
【0022】
このように本発明によって提案されたプレハブ式組立体は上記の問題を解決する。
【0023】
その理由は、フレームの外側周縁部分の過剰成形が特にシール上の見地から作業面の上方部分に対して非常に良好に区画形成された接触面を設けるのを保証することができるからである。これはエラストマーの弾性特性によりその輪郭が作業面の形状にできるだけ近づくように追随し、この作用が加工面が厳密に垂直となっていない時及び/又はその表面仕上げが均一でない時に効果的であることによる。
【0024】
本発明のフレームは好ましくはプラスチックで作られる。有利にはこれは成形される。さらに好ましくは少なくとも180℃の温度に抵抗する重合体樹脂で作られる。
【0025】
ガラス−セラミックの台とフレームとの間の連結に関し、フレームを直接台の上にこれらを一緒に接合する代わりにシリコーン型のエラストマーからなるシールによって過剰成形することが選択される。
【0026】
このような選択は特にフレームに固有の製造技術の幾何学形状にしたがって行われる。
【0027】
加熱要素、ガスバーナーのような他の加熱手段及び/又は時計のようなガラス−セラミック板のための他の機能要素のための制御装置を一体化するため、フレームは有利にはエラストマーのノブが貫通して過剰成形される流出孔を有している。
【0028】
本発明の非常に有利な特徴によれば、過剰成形体は輪郭(突出片)である。
【0029】
この同じ特徴によれば、フレームの2つの上記した部分は有利にはエラストマーの輪郭を含んでいる。
【0030】
非常に有利には、ガラス−セラミック板にほぼ垂直の平面上に延出するフレームの部分のエラストマーの輪郭は好ましくは溝を有するタブ(垂れ片)からなっている。過剰成形された輪郭の“タブ”はこの実施態様によれば作業面の切断が所望の公差で行われなかったとしても調理用レンジを作業面上で完全に動かないようにすることができる。このようにして、フレームの垂直壁と作業面との間に、嵌めるのが困難な割込み片の存在によってはこの場合補償することのできない大きな間隙が生じるのをなくすことができる。
【0031】
本発明のこの実施態様によって得られる他の利点は組立てられた調理用レンジを作業面に取付ける時作業面を損傷しないのを保証することである。
【0032】
ガラス−セラミック板の周縁の周りに延出するフレームの部分のエラストマーの輪郭は好ましくはリップ(唇状片)を有し、それによりさらなる汚損の危険をなくすことができる。
【0033】
その弾性のため、このリップは前記可撓性の保持要素とともにフレームを作業面に押しつける作用をする。
【0034】
本発明による過剰成形のエラストマーは有利にはシリコーンである。
【0035】
本発明はまた上記のように形成されたプレハブ式組立体を組込んだ調理用レンジに関し、そのフレームは輻射もしくはハロゲン要素のような加熱要素及び/又は少なくとも1つの大気圧ガスバーナー及び/又は少なくとも1つの誘導加熱手段を支持する基板に堅く固定される。
【0036】
最後に、本発明は本発明のプレハブ式組立体を製造する方法に関する。この方法によれば、次の段階が行われる。
(a)成形されたフレームが、フレームの2つの部分の少なくとも一方の表面にエラストマーを噴射することができるような形状のパンチ(打抜き型)に導入される、
(b)ガラス−セラミックの台が成形されたフレームより僅かに上方にあるようにして前記パンチの中に置かれる、
(c)こうして形成された組立体が少なくとも一部が前記パンチと相補的な形状の型により閉鎖される、
(d)エラストマーがパンチと前記相補形状の型との間の間隙によって形成された流路に射出される、
(e)エラストマーが加硫される。
(f)こうして形成された組立体が排出される。
【0037】
本発明より得られる利点は多い。第1にエラストマーが射出されついで硬化される(加硫される)ので、従来技術による場合のようにこれを手により平滑にする必要がなく、その表面仕上げは装飾上の外観を損なうことがなくなる。同様にエラストマーをすでに形成されたフレーム上に射出することにより、種々の形状及び/又は色のフレームを用いることができる。このような多様性は調理用レンジの審美感に寄与する。
【0038】
多様にされた形状はまた、通常はガラス−セラミック板に極めて慎重に穴あけすることが要求される加熱要素を制御する膜のような前記板と通常は一体化される備品のフレーム部分と、一体化することができるようにする。
【0039】
製造上のコストの理由から、本発明の方法にしたがって用いられるフレームは好ましくはプラスチックで作られる。
【0040】
用いられるエラストマーは有利にはシリコーンである。
極めて有利な特徴の方法によれば、高周波加硫が上記段階(e)で行われる。
【0041】
高周波で本発明のエラストマーを加硫することはまた製造に要する時間を大きく節減することができるようにする。さらに、この方法において、用いられる工具類はエラストマーにとって普通に用いられる工具である。したがって工具、特に成形型と本発明のプレハブ式組立体を形成する種々の部品との間の可撓性の接触は材料、特に台を構成するガラスセラミックを劣化させる危険をなくする。
したがって、工業的な生産において廃品となる危険が減少される。
【0042】
さらなる詳細と有利な特徴は添付の図1から2eを参照する、本発明の詳細な実施例を読解することにより以下に明らかにされる。
【0043】
図1は本発明によって作られ台所の作業面2に一体化された調理用レンジ1を示す断面図である。
【0044】
この調理用レンジ1はガラス−セラミックの板又は台3と、矩形断面の金属の基体5にねじ(図示しない)により締結された本発明のプレハブ式(前もって作り上げた)組立体4とで本質的に構成されている。
【0045】
加熱要素(図示しない)が公知のようにこの基体5に締結されている。
【0046】
本発明のプレハブ式組立体と金属基体との組合せはしたがって少なくとも囲い込み機能の見地から、従来技術で用いられる金属フレームの代わりをする。特にガラス繊維が充填された以下に記載されるプラスチックと同様なプラスチックで作られたフレーム6が本発明のプレハブ式組立体のための支持体を構成する。
【0047】
このフレーム6は本質的には3つの部分、すなわち垂直な側壁61,62と、ガラス−セラミックの台3を取巻きこれと直接接触する外側周縁部分63と、ほぼガラス−セラミックの台3の主平面上に延出する平面部分64とからなっている。
【0048】
この平面部分64はその作用が以下に説明される開口を有している。
【0049】
フレーム6の全周縁の周りにシリコーンの輪郭7が延びている。これは作業面の上側部分に直接接触する部分のためのリップ(唇状片)71の形状をしている。このリップ71はフレーム6と作業面の上側部分との間の非常に明確に区画形成された接触面を保証する、すなわち特に液体とすぐ近くにある食品とに対するシールを保証する機能を有している。
【0050】
さらにまた、リップ71のわん曲した形状はこれに審美的な外観を与える。
【0051】
シリコーンの輪郭7はその垂直部分にタブ(垂れ片)72,73を有し、このタブ72,73は一方においてフレーム6の垂直の側壁61,62の全体の高さと接触し、他方において作業面の全体の高さと接触している。シリコーンの弾性特性は、これらタブ72,73が調理用レンジを作業面に挿入した時変形されそのためこれら2つの要素が間に間隙を生じないで完全に動かなくなるのを保証することができるようにする。
【0052】
調理用レンジの取外しはまたフレーム6及び/又は作業面2を損傷する危険を生じることなく非常に容易である。
【0053】
フレームの平面部分64に関し、これは2つの円形開口65と1つの矩形の開口66とを有している。
【0054】
2つの円形開口65を通ってシリコーンの制御ノブ67がスナップ嵌めされ又は好ましくはフレーム上に過剰成形され、この制御ノブ67は押し込まれると加熱部材(図示しない)を作動することができるようにする。
【0055】
矩形の開口66の下側にデジタル型の表示器が置かれこの表示器は加熱部材のうちの少なくとも1つの加熱サイクルの時間及び/又はプログラムされた持続時間を表示できるようにする。これはまた台が作動された場合にどの加熱部材が作動しているか、その加熱部材の温度などを表示することができる。
【0056】
最後に、この平面部分の下側の上記開口の反対側に、シリコーンを用いて、伝導性の抵抗路がエッチングされた基板68が内部に封じ込められ、種々の部材への電気供給がこれら伝導性抵抗路を介して行われる。
【0057】
図2aと2eは本発明の第2のプレハブ式組立体を製造する方法の種々の連続段階を示している。
【0058】
この第2の実施態様によれば、プレハブ式組立体4とガラス−セラミック台3とはシリコーンシール8を介して一緒に接合される。
【0059】
図2aは成形されたフレーム6をパンチ(打抜き器)9の中に置く最初の段階に関する。この成形されたフレーム6は図1のフレームと同様の形状と化学的性質とを有している。
【0060】
図2bは、フレーム6より僅かに上方にあるようにパンチ9の中に置かれ間隙10を残すようにしたガラス−セラミック板3を示す。
【0061】
これら2つの上記した部分がパンチ9の中に置かれると、型11がパンチ9に当接されそして一定の部分が板3とフレーム6とに当接し、それにより図2cに示されるように閉じた射出流路12が形成されるようになる。
【0062】
シリコーンが次にこれら流路12の中に適当な装置によって射出される。
【0063】
流路12がシリコーン材料で完全に充たされると(図2dに示されるように)、射出は停止されそしてこの同じ材料が次に、化学変化されるシリコーンの質量に依存して0.5から2分の時間の間続く高周波技術を用いて加硫される。
【0064】
型11は次にパンチ9から解放されプレハブ式組立体が図2eに示されるように排出される。
【0065】
このような方法は簡単かつ迅速に行われるという利点がある。これはまた新しい型式の成形されたフレームの新しい系列のものである限り余分の生産コストを要しないで容易に製造でき、新しい型及び/又はパンチ工具類を生産するのが容易となるという点で有利である。
【0066】
多くの変更が本発明の範囲を逸脱することなく行われることは言うまでもない。したがって、成形されたフレームにとっていかなる新しい材料も高温度、典型的には250℃より高い温度に耐える限り適合できる。
【0067】
したがって、例えば本発明のフレームのプラスチックは、ポリブチル、テレフタレート(PBT)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアクリレート(PAR)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリアミドイミド(PAI)、液晶ポリマー(LCP)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリエーテルエーテルスルホン(PEES)、ポリエポキシド(EP)、及びあるいは、ポリスルホン(PSF)、フルオロポリマー樹脂(FEP、例えばPTEFE,PFA,ETFE、等のような)、ポリチオエーテルスルホン(PTES)、熱可塑性ポリイミド(TPI)、架橋ポリイミド(CLPI)、ポリエーテルケトン(PEK)、ポリエーテルニトリル(PEN)、ポリシクロヘキシレンテレフタレート(PCT)、及びポリフタルアミド(PPA)から選択することができる。
【0068】
材料コストの理由から、フレームは有利にはポリエステル樹脂(UP)から選択される。
【0069】
同様に、本発明により射出成形することのできるいかなる他の均等の輪郭は弾性と温度に対する抵抗性のようなシリコーンに関する類似の特性が満たされる限り、本発明の範囲に入るものである。
【0070】
DuPont de NemoursによってVITON及びKALREZの名称のもとにそれぞれ販売されているエラストマーはしたがって完全に適合している。
【0071】
同様に、3M及びGreen Twinによってそれぞれ商標名FLUOREL及びCHEMRAZのもとに販売されているエラストマーは完全に適合している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1のプレハブ式組立体を組込み作業面に置かれた調理用レンジを示す図である。
【図2a】 本発明の第2のプレハブ式組立体を製造する工程の種々の段階を示す図である。
【図2b】 本発明の第2のプレハブ式組立体を製造する工程の種々の段階を示す図である。
【図2c】 本発明の第2のプレハブ式組立体を製造する工程の種々の段階を示す図である。
【図2d】 本発明の第2のプレハブ式組立体を製造する工程の種々の段階を示す図である。
【図2e】 本発明の第2のプレハブ式組立体を製造する工程の種々の段階を示す図である。

Claims (17)

  1. ガラス−セラミックの板又は台(3)と、ガラス−セラミックの板の周りに延出する部分(63)とガラス−セラミックの板にほぼ垂直の平面上で延出する他の部分(61,62)とからなるフレーム(6)とを具備する、作業面上に取り付ける調理用レンジを製造するためのプレハブ式組立体であって、前記フレームの2つの部分(61,62)の少なくとも一方がエラストマーで作られた過剰成形体(7,8)を含み、かつ前記過剰成形体が作業面に対して前記フレームを不動にすることのできる少なくとも一つのタブ(72,73)を有することを特徴とする調理用レンジ製造用プレハブ式組立体。
  2. フレームがプラスチックで作られていることを特徴とする請求項1に記載の組立体。
  3. フレームが成形されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の組立体。
  4. フレームが少なくとも180℃の温度に抵抗する重合体樹脂で作られていることを特徴とする請求項2又は3に記載の組立体。
  5. プラスチックのフレームがガラス−セラミックの台の上に直接過剰成形されていることを特徴とする請求項1から4のうちの1項に記載の組立体。
  6. フレームとガラス−セラミックの台とがシリコーン型のエラストマーで作られたシール(8)により一緒に接合されていることを特徴とする請求項1から4のうちの1項に記載の組立体。
  7. フレームが、エラストマーのノブ(67,68)が通過して過剰成形される排出孔を有していることを特徴とする請求項1から6のうちの1項に記載の組立体。
  8. 過剰成形体が輪郭(72,73)であることを特徴とする請求項1から7のうちの1項に記載の組立体。
  9. フレームの2つの部分の各々がエラストマーの輪郭を含んでいることを特徴とする請求項8に記載の組立体。
  10. 前記板にほぼ垂直な平面上で延出するフレームの部分のエラストマーの輪郭が溝を有するタブ(72,73)からなっていることを特徴とする請求項8又は9に記載の組立体。
  11. 前記板の周縁の周りに延出するフレームの部分のエラストマーの輪郭がリップ(71)を有していることを特徴とする請求項8又は9に記載の組立体。
  12. 過剰成形のエラストマーがシリコーンであることを特徴とする請求項1から11のうちの1項に記載の組立体。
  13. 請求項1から12のうちの1項に記載のプレハブ式組立体を組込んだ調理用レンジであって、フレームが輻射もしくはハロゲン要素及び/又は少なくとも1つの大気圧ガスバーナー及び/又は少なくとも1つの誘導加熱手段のような、加熱要素を支持する基板に締結されている調理用レンジ。
  14. ガラス−セラミックの板(3)と、ガラス−セラミックの板の周りに延出する部分と該板にほぼ垂直の平面上で延出する他の部分(61,62)とからなるフレーム(6)とを具備する調理用レンジを生産するためのプレハブ式組立体(4)を製造する方法であって、
    (a)成形されたフレーム(6)が、エラストマーをフレームの前記2つの部分の少なくとも一方の表面で射出することができる形状のパンチ(9)の中に導入される段階と、
    (b)ガラス−セラミックの台が、成形されたフレームより僅かに上方にあるようにして前記パンチの中に置かれる段階と、
    (c)こうして形成された組立体が少なくとも一部が前記パンチと相補的な形状の型(11)により閉鎖される段階と、
    (d)エラストマーがパンチと型との間の間隙によって形成された流路(12)の中に射出される段階と、
    (e)エラストマーが加硫される段階と、
    (f)こうして形成された組立体が排出される段階
    とからなるプレハブ式組立体を製造する方法。
  15. フレームがプラスチックで作られることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. エラストマーがシリコーンであることを特徴とする請求項14又は15に記載の方法。
  17. 高周波加硫が前記段階(e)で行われることを特徴とする請求項15又は16に記載の方法。
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