JP3808009B2 - 車両のハイブリッドシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両の動力源にエンジンと回転電機(モータ)を備える車両のハイブリッドシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両のハイブリッドシステムとして、エンジンの出力軸と変速機の入力軸を断続するクラッチと、電動機と発電機を兼ねるモータと、モータの入出力軸と変速機の入力軸を連結する歯車伝達機構と、モータにインバータを介して接続される蓄電要素と、を備えたものがある(特願2000-315757号、参照)。この先願例においては、モータの単独発進を基本とする設計思想が見られる。これは、モータの最大トルクが低回転時に大きく、回転が上がるに連れて低下する特性を持つからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、このような従来技術を踏まえつつ、モータの単独発進を基本とするハイブリット車両において、車両状態(蓄電量)や車両の負荷条件(積載量や路面勾配)が厳しい場合においても、車両の遅滞なく円滑な自動発進を確保しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、エンジンの出力軸と変速機の入力軸を断続するクラッチと、電動機と発電機を兼ねるモータと、モータの入出力軸と変速機の入力軸を連結する歯車伝達機構と、モータにインバータを介して接続される蓄電要素と、を備える車両のハイブリッドシステムにおいて、車両が停止かつエンジンがアイドル制御かつクラッチが切断かつ変速機がギヤ入れの発進待機状態からモータトルクをアクセル操作量に応じて制御する手段と、この発進制御中にモータ状態およびインバータ状態を含む車両状態の検出信号に基づいてエンジンアシストが必要かどうかを判定する手段と、この判定結果が必要ありのときは、クラッチの接続と共にエンジントルクをモータ回転数とアクセル操作量とから算出されるアシスト値に制御する一方、クラッチの接続後にモータトルクをエンジントルクのアシスト値とモータ回転数とから算出される補正値に基づいて制御する手段と、を備えることを特徴とする。
【0005】
第2の発明は、エンジンの出力軸と変速機の入力軸を断続するクラッチと、電動機と発電機を兼ねるモータと、モータの入出力軸と変速機の入力軸を連結する歯車伝達機構と、モータにインバータを介して接続される蓄電要素と、を備える車両のハイブリッドシステムにおいて、運転者の人為操作に基づくシフト要求を発生する手段と、車両が停止かつエンジンがアイドル制御のときにシフト要求が発生すると、その要求に対応する発進段へのギヤシフトを遂行すべくクラッチの切断および変速機のギヤ入れを制御する手段と、モータ状態およびインバータ状態を含む車両状態の検出信号に基づいてモータのみの発進に支障がないかどうかを判定する手段と、この判定結果が支障ありのときは、車両が停止かつエンジンがアイドル制御かつクラッチが切断かつ変速機がギヤ入れの発進待機状態からクラッチの接続と共にエンジントルクをアクセル操作量に応じて制御する手段と、同じく判定結果が支障なしのときは、車両が停止かつエンジンがアイドル制御かつクラッチが切断かつ変速機がギヤ入れの発進待機状態からモータトルクをアクセル操作量に応じて制御する手段と、モータトルクの発進制御中にモータ状態およびインバータ状態を含む車両状態の検出信号に基づいてエンジンアシストが必要かどうかを判定する手段と、この判定結果が必要ありのときは、クラッチの接続と共にエンジントルクをモータ回転数とアクセル操作量とから算出されるアシスト値に制御する一方、クラッチの接続後にモータトルクをエンジントルクのアシスト値とモータ回転数とから算出される補正値に基づいて制御する手段と、を備えることを特徴とする。
【0006】
第3の発明は、第2の発明に係る車両のハイブリッドシステムにおいて、モータ状態およびインバータ状態の検出信号に基づいてモータのみの発進に支障がないかどうかを判定する手段は、蓄電要素の電圧が規定レベル以下かどうか、モータ温度が規定レベル以下かどうか、インバータ温度が規定レベル以下かどうか、について、1つでも yes のときは支障ありを判定することを特徴とする。
【0007】
第4の発明は、第1の発明または第2の発明に係る車両のハイブリッドシステムにおいて、モータのみの発進制御中にモータ状態およびインバータ状態を含む車両状態の検出信号に基づいてエンジンアシストが必要かどうかを判定する手段は、インバータ電圧が正常かどうか、インバータ電流が正常かどうか、モータ回転が正常かどうか、運転者の要求トルクがモータ最大トルク以下かどうか、について、1つでも no のときは必要ありを判定することを特徴とする。
【0008】
第5の発明は、第1の発明または第2の発明に係る車両のハイブリッドシステムにおいて、モータ回転数がエンジンアイドル回転数未満のときは、モータ回転数をエンジンアイドル相当回転数に置換することを特徴とする。
【0010】
【発明の効果】
第1の発明においては、モータトルクの発進制御中にモータ状態およびインバータ状態を含む車両状態の検出信号に基づいて、エンジンアシストが必要かどうか、が判定される。必要ありの場合、クラッチの接続と共にエンジントルクがモータ回転数とアクセル操作量とから算出のアシスト値に制御され、クラッチの接続後にモータトルクがエンジントルクのアシスト値とモータ回転数とから算出の補正量に基づいて制御されるのである。このため、モータトルクの不足分がエンジントルクにより補償され、車両の積載量が大の坂道発進においても、遅滞なく円滑な発進が確保される。
【0011】
第2の発明においては、発進待機状態のときにモータ状態およびインバータ状態を含む車両状態の検出信号に基づいて、モータのみの発進に支障がないかどうか、が判定される。また、モータトルクの発進制御中にモータ状態およびインバータ状態を含む車両状態の検出信号に基づいて、エンジンアシストが必要かどうか、が判定される。つまり、発進制御前に車両状態の確認が行われ、モータトルクのみの発進制御中に車両の負荷状況が判断され、これらの結果に適正な対処が行われるので、モータ3の単独発進を基本とする、ハイブリッド車両の信頼性を大いに高められることになる。
【0012】
第3の発明においては、モータのみの発進に支障がないかどうか、について、蓄電要素の電圧のみでなく、モータ温度およびインバータ温度からも適確に判定されるのである。
【0013】
第4の発明においては、エンジンアシストが必要かどうか、については、インバータ電流,インバータ電圧,モータの回転状態、から逸早く適確に判定され、インバータの保護も有効に図れるのである。
【0014】
第5の発明においては、モータが過大な負荷により停止または逆転するような場合においても、エンジンアイドル相当回転数を擬似的にモータ回転数とすることにより、エンジントルクのアシスト値が算出されるのである。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1において、1はエンジン、2は歯車式の変速機であり、これらの間に摩擦クラッチ3が介装される。エンジン1は、ディーゼルエンジン(または高圧天然ガスを燃料とするCNGエンジン)が採用される。4はモータ(電動機と発電機を兼ねる回転電機)であり、その入出力軸4aは動力伝達機構5(ギヤボックス)を介して変速機2の入力軸2aに連結される。
【0017】
変速機2には、そのギヤシフトを制御するコントロールユニット6が備えられる。コントロールユニット6は、ハイブリッド制御ユニット10(ハイブリッドECU)に接続され、変速指示手段7(シフタ)の発生要求(シフトアップ信号,シフトダウン信号など)およびハイブリッドECU10の命令に基づいて変速機のギヤシフトを制御する。
【0018】
クラッチ3には、これを断続するクラッチアクチュエータ8が備えられる。クラッチアクチュエータ8は、運転者のペダル操作またはハイブリッドECU10の要求に応じてエンジン1から変速機2およびギヤボックス5への動力の伝達を断続する。エンジン1の燃料噴射量を制御するのがエンジン制御ユニット15(エンジンECU)であり、エンジン1の回転速度(エンジン回転数)を検出するエンジン回転センサ16が備えられる。エンジンECU15は、エンジン回転センサ16の検出信号およびハイブリッドECU10の要求に応じてエンジン1の燃料噴射量を制御する。
【0019】
車輪に制動力を発生させるブレーキアクチュエータ21は、ブレーキ制御ユニット20(ブレーキECU)により、通常の走行状態においては、ハイブリッドECU10からの情報(モータ4の回生制動力)およびブレーキペダル22の踏み量(要求制動トルク)に基づいて、前輪(従動輪)の配分制動トルクを発生させるほか、後輪(駆動輪)の回生制動トルクで賄い切れない配分制動トルクの不足分を補うように制御される。23はブレーキペダル22の踏み量を検出するブレーキセンサである。
【0020】
モータ4は、高効率および小形軽量化の面から、永久磁石型同期電動機(IPM同期モータ)が使用され、蓄電要素9にインバータ11を介して接続される。蓄電要素9には、ブレーキエネルギを短時間で無駄なく高効率に回生するため、車両の電池許容質量に対して必要な出力密度を確保しやすい、電気二重層キャパシタが使用される。
【0021】
インバータ11は、ハイブリッドECU10の要求に応じてモータ4を電動モードまたは発電モードに制御する。電動モードにおいては、蓄電要素9の充電電力(直流電力)を交流電力に変換してモータ4を駆動する一方、発電モードにおいては、モータ4の発電電力(交流電力)を直流電力に変換して蓄電要素9を充電する。
【0022】
ギヤボックス5は、モータ4の入出力軸4aに連結されるドライブギヤ5aと、変速機2の入力軸2aに連結されるドリブンギヤ5bと、これらに噛み合うアイドラギヤ5cと、から構成される。モータ4の入出力軸4aの回転は、ギヤボックス5により減速され、変速機2の入力軸2aへ伝達される一方、変速機2の入力軸2aの回転は、ギヤボックス5により増速され、モータ4の入出力軸4aへ伝達される。
【0023】
ハイブリッドECU10は、アクセルペダル12の踏み量からアクセル開度(アクセル操作量)を検出するアクセル開度センサ13と、クラッチ3の断続状態を検出するクラッチ位置センサ14と、変速機2のギヤポジションを検出するシフト位置センサ17と、変速機2の出力側の回転速度を検出する車速センサ18と、モータ4の入出力軸4aの回転速度を検出するモータ4の回転センサ19と、モータ状態およびインバータ状態として、モータの巻線温度,インバータのIGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)温度,インバータ電流,インバータ電圧(蓄電要素の電圧)、を検出する手段(図示せず)と、が備えられる。
【0024】
これらの検出信号および蓄電要素9のSOC(State Of Chage)を含む各種情報(エンジンECU15,ブレーキECU20,変速機2のコントロールユニット6,インバータ11、等から得られる)に基づいて、ハイブリッドECU10は、クラッチアクチュエータ8,モータ4のインバータ11、を制御する一方、エンジンECU15およびブレーキECU20への要求、変速機2のコントロールユニット6への命令、後述のEHS-ECU(坂道発進制御ユニット)への疑似信号、を送信する。
【0025】
図2は、蓄電要素9のSOCをパラメータにモータ4の出力とエンジン1の出力との分担比を設定する制御マップであり、ハイブリッドECU10に格納される。ハイブリッドECU10は、制御マップから蓄電要素9のSOC情報に応じた出力分担比を求め、この分担比と要求走行トルクに基づいて、モータトルクおよびエンジントルクを制御する。つまり、モータ4が分担出力を発生するようにインバータ11へのトルク指令を制御する一方、エンジンECU15への要求(エンジン1の分担出力に応じた燃料供給量)を送信するのである。
【0026】
モータ4の出力分担比=1(エンジン1の出力分担比=0)の場合、クラッチ3を切断した状態において、要求走行トルクがモータ4から得られるようにインバータ11へのトルク指令を制御する。モータ4の出力分担比<1(エンジン1の出力分担比>0)の場合、クラッチ3を接続した状態において、蓄電要素9のSOCの低下に連れてモータ4の分担出力が小さくなり、それに応じてエンジン1の分担出力が大きくなるようにエンジンECUへの要求およびインバータ11へのトルク指令を制御する。エンジン1の出力分担比が=1(モータの出力分担比=0)の場合、要求走行トルクがエンジン1から得られるようにエンジンECU15へ要求を制御する。
【0027】
ハイブリッドECU10は、ブレーキECU20との協調制御により、蓄電要素9への充電が可能な限り、クラッチ3を切断した状態において、後輪の配分制動トルク(要求制動トルク×制動トルク配分比)に相当する回生制動トルクがモータ4から得られるようにインバータ11へのトルク指令を制御する一方、ブレーキアクチュエータ21により、前輪の配分制動トルクを発生させるほか、後輪の配分制動トルクをモータ4の回生制動トルクで賄い切れない場合、その不足分の制動トルクを後輪に発生させるよう、ブレーキECU20へ要求を送信する。また、蓄電要素9のSOC情報から、発電の必要を判定すると、クラッチ3の接続状態において、エンジン1の出力に余裕がある場合、モータ4の発電により、蓄電要素9を充電するようにインバータ11を制御する。
【0028】
EHS-ECU(図3のn)は、EHSスイッチ(図示せず)がONの場合、停車時にブレーキペダルを離しても、ブレーキを作動状態に保持する一方、発進時はそのブレーキの解除タイミングを制御するのである。エンジンの出力による発進時は、クラッチの接続が制御されるので、クラッチ位置センサの検出信号(クラッチストローク)に基づいて、ブレーキの解除タイミングが判定される。
【0029】
モータトルクのみによる、車両の発進時においては、クラッチ3が切断状態に維持されるため、EHS-ECUへクラッチストロークの疑似信号がハイブリッドECU10から出力される。疑似信号は、アクセルのON信号(アクセル開度センサ13の検出信号から得られる),変速機のギヤシフト信号(シフト位置センサ17の検出信号から得られる),車速信号(車速センサ18の検出信号),インバータ11へのトルク指令値、に基づいて車両が停止かつ変速機がギヤ入れ状態かつアクセルがON(ペダル踏み状態)のときにインバータ11へのトルク指令値が立ち上がると、その時点から所定時間をかけてクラッチ3が緩接続となるストローク特性に制御されるのである。
【0030】
図3は、車両の発進に係る制御系の機能的なブロック構成を表すものであり、発進要求検出手段a、要求走行トルク演算手段b、車両状態(モータ状態,インバータ状態、など)検出手段c、進行(回転)方向判定手段d、エンジンアシスト判定手段e、モータトルク演算手段f、エンジントルク演算手段g、クラッチ制御信号出力手段h、等が備えられる。
【0031】
発進要求検出手段aは、アクセル開度センサ13の検出信号,シフト位置センサ17の検出信号,クラッチ位置センサ14の検出信号,等に基づいて、車両が停止かつエンジンがアイドル制御のときにシフタ7のシフトアップ信号またはシフトダウン信号の発生により発進要求を判定すると、クラッチ3の切断を制御する一方、シフタ7の発生信号に応じた発進段(シフトアップ信号のときは高速段、シフトダウン信号のときは低速段)へのギヤシフト制御を変速機2のコントロールユニット6へ命令する。
【0032】
要求トルク演算手段bは、発進要求の判定信号(発進要求フラグ=1)を受けると、モータ回転センサ19の検出信号(モータ回転数)とアクセル開度センサ13の検出信号を読み取り、運転者の要求走行トルクを求める。モータ4の回転数がエンジン1のアイドル回転数未満のときは、モータ回転数にアイドル相当回転数が置き換えられる。要求走行トルクは、ハイブリッドECU10に設定のエンジントルク特性3次元マップから、モータ回転数およびアクセル開度をパラメータに検索される。
【0033】
車両状態検出手段cは、モータ温度(巻線温度),インバータ温度(IGBT温度),インバータ電流,インバータ電圧(蓄電要素9の電圧),を他の車両状態情報と共にエンジンアシスト判定手段eへ出力する。また、モータ回転センサ19の検出信号を読み取り、進行方向判定手段dへ出力する。進行方向判定手段dは、モータ4の回転状態(停止や逆転など)を判定するものであり、その判定信号をモータ回転数と共にエンジンアシスト判定手段eへ出力する。
【0034】
エンジンアシスト判定手段eは、車両が停止かつエンジン1がアイドル制御かつクラッチ3が切断かつ変速機2がギヤ入れの発進待機状態において、車両状態の検出信号および各種情報に基づいて、モータ4のみの発進に支障がないかどうかを判定する。この判定が支障ありのときは、クラッチ3の接続(緩速度の接続動作)と共にエンジントルクを要求走行トルクに制御するべく、エンジントルク演算手段gおよびクラッチ制御手段hへ指令を出力する一方、同じく判定が支障なしのときは、モータトルクを要求走行トルクに制御するべく、モータトルク演算手段fへ指令を出力するのである。
【0035】
モータのみの発進制御中においては、車両状態の検出信号および各種情報に基づいて、エンジンアシストが必要がどうかを判定する。この判定が必要ありのときは、クラッチ3の接続(緩速度の接続動作)と共にエンジントルクをアシスト値に制御すべく、エンジントルク演算手段gおよびクラッチ制御手段hへ指令を出力する一方、クラッチ3の接続後にモータトルクを補正値に基づいて制御するべく、モータトルク演算手段fへ指令を出力する。
【0036】
モータトルク演算手段fは、エンジンアシスト判定手段eの指令に応じてモータ4のトルク指令値を算出するものであり、その算出値はインバータ11へトルク出力手段iを介して送信される。エンジントルク演算手段gは、エンジンアシスト判定手段eの指令に応じてエンジン1のトルク値を算出するものであり、その算出値はエンジンECU15へトルク出力手段jを介して送信される。
【0037】
クラッチ制御信号出力手段hは、エンジンアシスト判定手段eの指令に応じてクラッチアクチュエータ21を制御する。EHS解除タイミング決定手段kは、クラッチ位置センサ14の検出信号またはモータトルク演算手段fのトルク指令値に基づいて、ブレーキの解除タイミングを決定するものであり、その決定信号はEHS-ECUnへ解除指令出力手段mを介して伝達される。
【0038】
図4は、ハイブリッドECU10で行われる、車両の発進に係る制御内容を説明するフローチャートであり、S1においては、車両が停止かつエンジン1がアイドル制御かつクラッチ3が接続かつ変速機2がギヤ抜きのときにシフタ7がシフトアップ信号またはシフトアップ信号を発生すると発進要求フラグ=1にセットする。S2においては、発進要求フラグ=1かどうかを判定し、その判定がyesのときにクラッチ3の切断を制御する。クラッチ3の切断が完了すると、シフタ7の発生信号に応じた発進段を目標段に変速機2のギヤセットを制御する。
【0039】
S3においては、モータ状態やインバータ状態の検出信号および各種情報を読み取る。S4およびS5においては、モータ状態やインバータ状態の検出信号および各種情報に基づいて、モータ4のみの発進に支障がないかどうかを判定する。車両が停止かつエンジン1がアイドル制御かつクラッチ3が切断かつ変速機2がギヤ入れの発進待機状態において、S5の判定がyesのときは、S6へ進む一方、S5の判定がnoのときは、S13へ進む。
【0040】
S6においては、アクセル開度およびモータ回転数を読み取る。モータ回転数がエンジンアイドル回転数未満のときは、アイドル相当回転数をモータ回転数に置き換える。S7においては、エンジントルク特性3次元マップから、アクセル開度およびモータ回転数をパラメータに検索することにより、運転者の要求走行トルクを求める。S8およびS9においては、要求走行トルクをエンジン1のトルク指令値に変換してエンジンECU15へ送信する。S10においては、エンジン回転数を読み取る。S11においては、クラッチ接続ショックの発生を抑えるべく、エンジン回転数に合わせるようクラッチストロークを制御する。S12においては、EHSが働いてブレーキが作動状態の場合、クラッチストロークに基づいて、クラッチ3が接続ポイントに達すると、ブレーキの解除をEHS-ECUnへ指令するのである。
【0041】
S13においては、アクセル開度およびモータ回転数を読み取る。モータ回転数がエンジンアイドル回転数未満のときは、アイドル相当回転数をモータ回転数に置き換える。S14においては、エンジントルク特性3次元マップから、アクセル開度およびモータ回転数をパラメータに検索することにより、運転者の要求走行トルクを求める。S15およびS16においては、要求走行トルクをモータ4のトルク指令値に変換してインバータ11へ出力する。S17においては、EHSが働いてブレーキが作動状態の場合、モータトルク値をクラッチストロークの疑似信号としてEHS-ECUnへ送信する。
【0042】
S18においては、モータ4へのトルク指令後にモータ状態やインバータ状態の検出信号および各種情報を読み取る。S19およびS20においては、モータ状態やインバータ状態の検出信号および各種情報に基づいて、エンジンアシストが必要かどうかを判定する。S20の判定がyesのときは、S21へ進む一方、S20の判定がnoのときは、RETURNへ抜けるのである。
【0043】
S21においては、エンジントルクのアシスト値およびモータトルクの補正値を算出する。S22においては、エンジントルクのアシスト値をエンジンECU15へのトルク指令値に変換して送信する。S23においては、クラッチ接続ショックの発生を抑えるべく、エンジン回転数に合わせるようクラッチストロークを制御する。S24においては、クラッチの接続後にモータトルクの補正値に基づいてインバータ11へのトルク指令値を制御する。その後は、S12と同じく、RETURNへ抜ける。
【0044】
図5は、図4におけるS3およびS4の処理内容をさらに細かく説明するフローチャートであり、S31およびS32においては、蓄電要素9の電圧(キャパシタ電圧)を読み取り、キャパシタ電圧が規定レベル以下かどうかを判定する。S33およびS34においては、モータ温度を読み取り、モータ温度が規定レベル以上かどうかを判定する。S35およびS36においては、インバータ温度を読み取り、インバータ温度が規定レベル以上かどうかを判定する。
【0045】
S37およびS38においては、インバータ故障情報を読み取り、インバータ11に故障ありかどうかを判定する。S39およびS40においては、蓄電要素9(キャパシタ)異常情報を読み取り、蓄電要素9に異常ありかどうかを判定する。S40においては、シフト位置(ギヤポジション)を読み取り、発進段が低速段かどうかを判定する。発進段が低速段の場合、車両の負荷条件が大きいと推定されるのである。
【0046】
S32の判定,S34の判定,S36の判定,S38の判定,S40の判定,S41の判定、が1つでもyesのときは、モータ発進停止(モータ4のみの発進に支障あり)に至る一方、S32の判定,S34の判定,S36の判定,S38の判定,S40の判定,S41の判定、がすべてnoのときは、モータ発進許可(モータ4のみの発進に支障なし)に至るのである。
【0047】
図6は、図4におけるS18およびS19の処理内容をさらに細かく説明するフローチャートであり、S51およびS52においては、インバータ11へのトルク指令値を読み取り、そのトルク指令値の出力がOKかどうかを判定する。S52の判定がyesのときは、S53へ進む一方、S52の判定がnoのときは、RETURNへ抜ける。
【0048】
S53およびS54においては、インバータ電圧を読み取り、インバータ電圧が正常かどうかを判定する。S55およびS56においては、インバータ電流を読み取り、インバータ電流が正常かどうかを判定する。S57およびS58においては、モータ回転数を読み取り、モータ4が前進回転かどうかを判定する。
【0049】
S59においては、変速機2のギヤポジションを読み取り、ギヤポジションが低速発進段かどうかを判定する。S60およびS61においては、アクセル開度およびモータ回転数を読み取り、モータトルク特性マップ(ハイブリッドECU10に設定)からモータ出力可能トルク値を求める。S62〜S64においては、運転者の要求走行トルク(図4のS14で算出)を読み取り、モータ出力可能トルクと要求走行トルクを比較し、要求走行トルク<モータ出力可能トルク、かどうかを判定する。
【0050】
S54の判定がyesかつS56の判定がyesかつS58の判定がyesかつS59の判定がnoかつS64の判定yesのときは、エンジンアシストが必要なしに至る一方、それ以外のときはエンジンアシストが必要ありに至るのである。
【0051】
図7は、図4におけるS21〜S24の処理内容をさらに細かく説明するフローチャートであり、S71においては、アクセル開度を読み取る。S72においては、エンジン回転数を読み取る。S73においては、エンジン回転数とアクセル開度とからアシスト値としてエンジントルクの算出する。S74においては、エンジントルクの算出値をエンジン1のトルク指令値に変換してエンジンECU15へ送信する。S75においては、クラッチ接続ショックの発生を抑えるべく、エンジン回転数に合わせるようクラッチストロークを制御する。
【0052】
S76においては、モータ回転数を読み取る。S77においては、ハイブリッドECU10に設定の補正マップから、モータ回転数およびエンジン回転数をパラメータに求める補正値に基づいて、インバータ11へのトルク指令を制御する。モータ回転数は、クラッチの接続に伴って変化するので、エンジントルクのアシスト値との関係から、この変化に応じた補正をインバータ11へのトルク指令に掛けることになる。
【0053】
このような構成により、発進制御前において、モータ状態およびインバータ状態の検出信号および車両状態情報に基づいて、モータ4のみの発進に支障がないかどうか、が判定される。支障なしの場合、クラッチ3の切断が保持され、モータトルクによる発進制御が行われる。支障ありの場合、クラッチ3が接続され、エンジントルクによる発進制御が行われるのである。いずれにしても、車両の発進は、クラッチ3の断続を含め、すべて自動的に制御されることになり、走行状態へ遅滞なく円滑に移行可能となる。モータトルクによる発進制御か、エンジントルクによる発進制御か、についても、モータ温度およびインバータ温度などから適確に判定されるのである。
【0054】
モータトルクの発進制御中においては、モータ状態およびインバータ状態を含む車両状態の検出信号に基づいて、エンジンアシストが必要かどうか、が判定される。必要ありの場合、クラッチ3の接続と共にエンジントルクがモータ回転数とアクセル操作量とから算出のアシスト値に制御され、クラッチ3の接続後にモータトルクが補正量に基づいて制御されるのである。このため、モータトルクの不足分がエンジントルクにより補償され、車両の積載量が大きい坂道発進においても、遅滞なく円滑な発進が確保される。エンジンアシストが必要かどうか、については、インバータ温度やモータ温度でなく、インバータ電流およびインバータ電圧などから、モータ4の負荷状態が逸早く適確に判定され、インバータ11の保護も有効に図れる。モータ4への過大な負荷により、インバータ11が発熱すると、インバータ内部のIGBTに破損が生じやすくなるのである。
【0055】
発進制御前に車両状態の確認が行われ、モータトルクのみの発進制御中に車両の負荷状況が判断され、これらの結果に適正な対処が行われるので、モータ3の単独発進を基本とする、ハイブリッド車両の信頼性を大いに高められることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を表すシステム概要図である。
【図2】同じく制御内容を説明する特性図である。
【図3】同じくハイブリッドECUの一部機能を説明するブロック構成図である。
【図4】同じく発進に係る制御内容を説明するフローチャートである。
【図5】同じく発進に係る制御内容を説明するフローチャートである。
【図6】同じく発進に係る制御内容を説明するフローチャートである。
【図7】同じく発進に係る制御内容を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン
2 変速機
2a 変速機の入力軸
3 クラッチ
4 モータ
4a モータの入出力軸
5 ギヤボックス
6 変速機のコントロールユニット
7 シフタ(変速指示手段)
8 クラッチアクチュエータ
9 蓄電要素(電気二重層キャパシタ)
10 ハイブリッドECU
11 インバータ
13 アクセル開度センサ
14 クラッチ位置センサ
15 エンジンECU
16 エンジン回転センサ
17 シフト位置センサ
18 車速センサ
19 モータ回転センサ
20 ブレーキECU
21 ブレーキアクチュエータ
Claims (5)
- エンジンの出力軸と変速機の入力軸を断続するクラッチと、電動機と発電機を兼ねるモータと、モータの入出力軸と変速機の入力軸を連結する歯車伝達機構と、モータにインバータを介して接続される蓄電要素と、を備える車両のハイブリッドシステムにおいて、車両が停止かつエンジンがアイドル制御かつクラッチが切断かつ変速機がギヤ入れの発進待機状態からモータトルクをアクセル操作量に応じて制御する手段と、この発進制御中にモータ状態およびインバータ状態を含む車両状態の検出信号に基づいてエンジンアシストが必要かどうかを判定する手段と、この判定結果が必要ありのときは、クラッチの接続と共にエンジントルクをモータ回転数とアクセル操作量とから算出されるアシスト値に制御する一方、クラッチの接続後にモータトルクをエンジントルクのアシスト値とモータ回転数とから算出される補正値に基づいて制御する手段と、を備えることを特徴とする車両のハイブリッドシステム。
- エンジンの出力軸と変速機の入力軸を断続するクラッチと、電動機と発電機を兼ねるモータと、モータの入出力軸と変速機の入力軸を連結する歯車伝達機構と、モータにインバータを介して接続される蓄電要素と、を備える車両のハイブリッドシステムにおいて、運転者の人為操作に基づくシフト要求を発生する手段と、車両が停止かつエンジンがアイドル制御のときにシフト要求が発生すると、その要求に対応する発進段へのギヤシフトを遂行すべくクラッチの切断および変速機のギヤ入れを制御する手段と、モータ状態およびインバータ状態を含む車両状態の検出信号に基づいてモータのみの発進に支障がないかどうかを判定する手段と、この判定結果が支障ありのときは、車両が停止かつエンジンがアイドル制御かつクラッチが切断かつ変速機がギヤ入れの発進待機状態からクラッチの接続と共にエンジントルクをアクセル操作量に応じて制御する手段と、同じく判定結果が支障なしのときは、車両が停止かつエンジンがアイドル制御かつクラッチが切断かつ変速機がギヤ入れの発進待機状態からモータトルクをアクセル操作量に応じて制御する手段と、モータトルクの発進制御中にモータ状態およびインバータ状態を含む車両状態の検出信号に基づいてエンジンアシストが必要かどうかを判定する手段と、この判定結果が必要ありのときは、クラッチの接続と共にエンジントルクをモータ回転数とアクセル操作量とから算出されるアシスト値に制御する一方、クラッチの接続後にモータトルクをエンジントルクのアシスト値とモータ回転数とから算出される補正値に基づいて制御する手段と、を備えることを特徴とする車両のハイブリッドシステム。
- モータ状態およびインバータ状態の検出信号に基づいてモータのみの発進に支障がないかどうかを判定する手段は、蓄電要素の電圧が規定レベル以下かどうか、モータ温度が規定レベル以下かどうか、インバータ温度が規定レベル以下かどうか、について、1つでも yes のときは支障ありを判定することを特徴とする請求項2の記載に係る車両のハイブリッドシステム。
- モータのみの発進制御中にモータ状態およびインバータ状態を含む車両状態の検出信号に基づいてエンジンアシストが必要かどうかを判定する手段は、インバータ電圧が正常かどうか、インバータ電流が正常かどうか、モータ回転が正常かどうか、運転者の要求トルクがモータ最大トルク以下かどうか、について、1つでも no のときは必要ありを判定することを特徴とする請求項1または請求項2の記載に係る車両のハイブリッドシステム。
- モータ回転数がエンジンアイドル回転数未満のときは、モータ回転数をエンジンアイドル相当回転数に置換することを特徴とする請求項1または請求項2の記載に係る車両のハイブリッドシステム。
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